JP2001296018A - 非吹込みガスの巻込みを変えることができる、環境内へのガス吹込み方法およびシステム - Google Patents
非吹込みガスの巻込みを変えることができる、環境内へのガス吹込み方法およびシステムInfo
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Abstract
って、吹込みガスをより遠くまで送って燃料ジェットを
広範囲に広げるとともに、より高い導入ガス濃度を有す
るシステムを提供する。 【解決手段】 環境内たとえば炉内へガスを吹き込むた
めのシステムであって、内部導管がガス供給源と連絡し
て第1の質量流量のガスを送るためのものであり、外部
導管がガス供給源と連絡して第2の質量流量のガスを送
るためのものであるシステムが開示される。第1の質量
流量は第2の質量流量よりも大きく、好ましくは少なく
とも2倍である。内部導管の末端は、好ましくは所定の
距離だけ外部導管の末端から後退している。
Description
における吹込み(lancing)デザイン、より詳細には燃
焼環境へ吹き込まれるガスの燃焼促進特性の改善に関す
る。
するために用いられるプロセスである。典型的に吹込み
は、ガスを一次火炎(primary flame)または燃料のフ
ローに導入して、火炎の安定性を維持し、燃料点火プロ
セスを促進することを伴う。これは特に、低品質燃料を
用いることが多く火炎近傍にダストが多量に存在するロ
ータリーキルンのような用途の場合に当てはまる。これ
らの用途では通常、吹込みガスとして酸素を用いる。
は最大であることが、理想的である。最大限に暴露する
ためには、吹込みガスを燃料環境に深く侵入させて、燃
料ジェットを広範囲に広げなければならない。そのた
め、従来は高速度のランスが用いられているが、これは
周囲の媒体を多量に巻込むことが多いという不都合な点
を有する。多くの燃焼用途において、煙道ガス、窒素、
微粒子、およびダストが巻込まれると、吹込みガスの濃
度が低下する可能性がある。その結果、均一な火炎温度
プロファイルおよび理想的な燃焼状態を保つことが難し
くなる。
び高い運転コストを必要とする場合がある。加えて、ラ
ンス出口が高速度であると早期点火の可能性が増えるた
めに、高速度ランスでは微粒子およびNOxの放出が大
きくなって安全上のリスクが増す可能性がある。
より遠くまで送って燃料ジェットを広範囲に広げるとと
もに、より高い導入ガス濃度を有する吹込みプロセスが
必要とされる。さらに、高速度も高い供給圧力も必要と
せず、環境上のリスクも安全上のリスクも伴わない費用
効率の高い吹込みプロセスが必要とされる。
へ吹き込むための方法およびシステムであって、吹込み
ガス内に巻込まれる非吹込みガスの量を、吹込みガスお
よび非吹込みガスの質量流量比および速度比に依存して
変えることができる方法およびシステムを提供する。詳
細には、ガス供給源と連絡して第1の質量流量のガスを
送るための内部導管と、ガス供給源と連絡して第2の質
量流量のガスを送るための外部導管とを備え、第1の質
量流量は第2の質量流量よりも大きいシステムが提供さ
れる。
流量のガスを内部導管を通して導入し、第2の質量流量
のガスを外部導管を通して導入し、第1の質量流量は第
2の質量流量よりも大きい方法が提供される。
導管の末端は、外部導管の末端から所定の距離だけ後退
している。
限り、ゲージ圧を示すものであることに注意されたい。
徴は、本発明の現時点において好ましい実施形態につい
ての以下の詳細な説明を添付図面とともに読むことによ
って、明らかになる。
ス吹込みシステム10である。この好ましいシステム1
0は、内部導管20と外部導管30とを備える。内部導
管20と外部導管30とは、互いに同心で、同じまたは
異なるガス供給源と連絡している。内部導管20は末端
40を有し、外部導管30は末端50を有する。また内
部導管20は内径d1を有し、外部導管30は内径d2を
有する。直径d1は好ましくは約1cmないし約16c
mであり、最も好ましくは約2cmないし約10cmで
ある。直径d2は好ましくは約2cmないし約31cm
であり、最も好ましくは約5cmないし約21cmであ
る。
に後退している。この距離Yは好ましくは、直径d2の
約0.5ないし約6倍、または約1cmないし約186
cmであり、最も好ましくは直径d2の約1ないし約4
倍、または約5cmないし約84cmである。
u1で送るためのものである。外部導管30は、第2ガ
スG2を第2速度u2で送るためのものである。第1速度
u1は第2速度u2よりも大きい。そのため、第1ガスG
1がダスト、微粒子、および望ましくないガスを環境か
ら巻込む程度が低くなる一方でこのガスが火炎近傍によ
り深く侵入することを保証するシールドされた遷移ゾー
ンが形成される。同様に、上述のシールドされた遷移ゾ
ーンを形成するために、第1ガスG1の質量流量(ある
時間の間に輸送される質量)は第2ガスG2の質量流量
よりも大きい。好ましくは、上述した巻込みが最小限に
なるように、第1ガスG1の質量流量は第2ガスG2の質
量流量の少なくとも2倍ないし3倍である。第1ガスG
1と第2ガスG2とが、それぞれ内部導管20と外部導管
30とを出た後に相互作用することによって、好ましく
はその目標(燃料ジェットまたは火炎の何れか一方)と
より激しく相互作用する幅広い吹込みジェットが得られ
る。
0.1トン/日(「t/d」)ないし約200t/dで
あり、最も好ましくは約1t/dないし約100t/d
である。第2ガスG2の質量流量は、好ましくは約0t
/dないし約100t/dであり、最も好ましくは約0
t/dないし約50t/dである。
500Paないし約700,000Paであり、最も好
ましくは約650Paないし約450,000Paであ
る。第2ガスG2の供給圧力は、好ましくは約70Pa
ないし約150,000Paであり、最も好ましくは約
150Paないし約75,000Paである。
組成であっても良いし異なっていても良い。ロータリー
キルンの用途においては、第1ガスG1は好ましくは酸
素富化空気であり、またはより好ましくは圧力スウィン
グ吸着(PSA)プロセス、体積スウィング吸着(VS
A)プロセス、もしくは温度スウィング吸着(TSA)
プロセスによって得られる酸素である。これらは全て当
該技術分野において周知である。第1ガスG1はキルン
内部に深く吹き込まれる。第2ガスG2は好ましくは低
圧酸素であり、より好ましくはPSA、VSA、または
TSAプロセスによって得られる低圧酸素である。この
デザインによって、キルン内の燃焼反応を維持するのに
必要な吹込み酸素量が減り、酸素供給に必要な圧力が減
る。第2ガスG2のその他の可能性としては、より好ま
しいものからそれほど好ましくないものまで様々である
が、空気、窒素、アルゴン、二酸化炭素、煙道ガス、お
よび蒸気が挙げられる。酸素富化空気または酸素を、低
温(cryogenic)空気分離ユニット(ASU)(当該技
術分野において周知である)等からの液体酸素を気化さ
せることによって供給しても良いことが、当業者によっ
て理解されるであろう。PSAプロセス、VSAプロセ
ス、またはTSAプロセスからの実質的に純粋(約90
%)な酸素を用いることが好ましい。
またはアルゴンである場合、第1ガスG1と第2ガスG2
とを同じガス源によって供給しても良いし、異なるガス
源で供給しても良い。例えば、低温ASUによって、酸
素と、窒素またはアルゴンの何れか一方を供給しても良
い。その代わりに、液体酸素を気化させて酸素を供給す
るとともに、液体窒素を気化させて窒素を供給するかま
たはアルゴンを気化させてアルゴンを供給しても良い。
他の実施形態においては、PSAプロセス、VSAプロ
セス、またはTSAプロセスによって酸素を供給すると
ともに、低温ASUによって窒素を供給しても良い。し
かし、低温ASUは典型的にPSAプロセス、VSAプ
ロセス、またはTSAプロセスよりも高い圧力でガスを
供給するため、低温ASUによって酸素を供給するとと
もに、PSAプロセス、VSAプロセス、またはTSA
プロセスによって窒素を供給することが好ましくあり得
る。
野において周知であり、G.N.Abramovichによって彼の「T
heory of Turbulent Jets」(1963)の中で説明されてい
る。乱流ジェットの基本的な特性を図2および図3に示
す。図2は、ジェットノズル100のすぐ下流のコアゾ
ーン110を示している。コアゾーン110では、吹込
みガスの質量、速度、および濃度がまだ変化していな
い。コアゾーンは、ジェットノズル100の直径d0の
約4倍の長さまで続く。コアゾーン110の下流には遷
移ゾーン120があり、ここでは吹込みガスの質量、速
度、および濃度が、フローの方向と垂直な方向に移って
いる。この遷移ゾーン120は、ジェットノズル100
の直径d0の約8倍の長さまで続く。遷移ゾーン120
の下流には相似(similarity)ゾーン130があり、こ
こではメインフローの方向に垂直な全ての断面における
速度プロファイルが、濃度分布および温度分布と同様
に、同一の関数によって記述される。
は、X/d0が15に等しいときに、吹込みガスの質量
Mが約5倍増加することを示している。Xは吹込みガス
の侵入距離である。標準的なランスの軸方向におけるこ
の質量Mの増加は、周囲のガス(この場合は空気、また
は空気と燃焼生成物との組み合わせ)から不純物が巻込
まれることに起因する。また同じ距離において、吹込み
ガスの速度Uが約60%だけ低下し、吹込みガスの濃度
Cが約70%だけ低下している。M0、U0、C 0は、そ
れぞれ吹込みガスの初期質量、初期速度、初期濃度であ
る。このように、周知の標準的な吹込みプロセスを工業
用途においてより効果的にするためには、侵入距離Xを
増加させるとともに、吹込みガス内への不純物の巻込み
を最小限に抑えなくてはならない。
点をさらに示すために、以下の例を計算流体力学(CF
D)シミュレーション(当該技術分野において周知であ
る)によってシミュレートした。所定量の酸素を、従来
のランスおよび本発明に係るシステムの両方を用いて、
燃焼環境内に導入する。吹込みガスと環境との間の相互
作用を評価するために、酸素は窒素からなる媒体中に吹
き込む。シミュレーションは、FLUENT UNSソフトウェア
を用いて行う。このソフトウェアは当該技術分野におい
て一般的に用いられており、Fluent社から販売される。
は、外部導管(内径が0.092m)内に同心で配置さ
れた内部導管(内径が0.056mで外径が0.060
m)を備えるものである。3つのケースについて評価し
た。
おいて、内部導管を通して酸素のみを277メーター/
秒(「m/s」)の速度で吹き込む。このケースは、図
4ないし図9において「100/0」で表す。
の速度で、また外部導管を通して50m/sの速度で吹
き込む。内部導管によって酸素質量流量の75%が運ば
れ、外部導管によって酸素質量流量の残りの25%が運
ばれる。このケースは、図4ないし図8、図10におい
て「75/25」で表す。
の速度で、また外部導管を通して89m/sの速度で吹
き込む。内部導管によって酸素質量流量の50%が運ば
れ、外部導管によって酸素質量流量の残りの50%が運
ばれる。このケースは、図4ないし図8、図11におい
て「50/50」で表す。
他よりも大きいのであれば、100/0のケースにおけ
る酸素の侵入距離が最も長いことが予想されるであろ
う。しかし以下の結果によれば、本発明を用いた場合、
75/25および50/50のケースにおける酸素の侵
入距離が、100/0のケースにおけるそれを上回る場
合がある。
における酸素質量比の変化を、媒体内部の種々の軸方向
位置における径方向について示す。図4は、ランス出口
から0.3mの侵入距離における酸素質量比の径方向変
化を示す。本発明の50/50のケースにおいて酸素ジ
ェットの幅が最も広いとともに、100/0(比較例)
のケースにおいて酸素ジェットの幅が最も狭く、望まし
くない巻込みが生じることになる。このことは、従来の
単一ジェットの吹込み方法では、清浄で比較的純粋なジ
ェットを必要とする用途においては不十分であることを
示している。本発明の75/25のケースは、他の2つ
のケースの間に位置し、単一ジェットのランスよりも改
善されていることを示す。実際75/25のケースは、
0.0mの径方向位置において、100/0のケースの
酸素濃度よりも26%だけ高い酸素濃度を示している。
また50/50のケースは、0.0mの径方向位置にお
いて、100/0のケースの酸素濃度よりも34%だけ
高い酸素濃度を有する。加えて、ジェット幅は、この2
つのジェットのケースに対して著しく広い。
らかである。図5は、ランス出口から0.5mの侵入距
離における径方向の酸素分布を示す。この場合、75/
25のケースは、0.0mの径方向位置において、10
0/0のケースの酸素濃度よりも28%だけ高い酸素濃
度を示す。同時に、50/50のケースは、0.0mの
径方向位置において、100/0のケースの酸素濃度よ
りも41%だけ高い酸素濃度を有する。今回も、ジェッ
ト幅は、この2つのジェットのケースに対して著しく広
い。
離における径方向の酸素分布を示す。75/25のケー
スは、0.0mの径方向位置において、100/0のケ
ースの酸素濃度よりも26%だけ高い酸素濃度を示す。
50/50のケースは、0.0mの径方向位置におい
て、100/0のケースの酸素濃度よりも53%だけ高
い酸素濃度を示す。そして今回も、ジェット幅は、この
2つのジェットのケースに対して著しく広い。
離における径方向の酸素分布を示す。径方向位置が0.
0mにおいては、75/25のケースと50/50のケ
ースは酸素濃度が100/0のケースよりも高いが、径
方向位置が約0.18m以降においては3つのケース全
ての酸素濃度は殆ど同じである。
離における径方向の酸素分布を示す。この結果は、75
/25のケースの優位性を明らかに示している。径方向
位置が0.0mにおける75/25のケースの酸素濃度
は、100/0のケースと比べると20%高く、50/
50のケースと比べると25%高い。また75/25の
ケースは、径方向への広い領域において常に他よりも高
い酸素濃度を示す。このように75/25のケースは、
ランス出口から3.0mの侵入距離において、100/
0のケースおよび50/50のケースの両方よりも明ら
かに好ましい。
次元の酸素質量比分布を示す。この分布は、侵入距離が
1mにおいて「ネック部」を有する。図10は、75/
25のケースについての2次元の酸素質量比分布を示
す。75/25のケースは、100/0のケースで観察
されるネック部がない。また75/25のケースは、1
00/0のケースよりもジェットが長い。この長いジェ
ットは、より小さい入口速度を用いることによって得ら
れている。入口速度が小さいことで、入口圧力も低くな
る。この態様を下表1に示す。
酸素質量比分布を示す。50/50のケースは、100
/0のケースよりも連続的に成長しており、ジェット内
の酸素濃度がより高い。酸素濃度が高いためにジェット
内への巻込みが減少し、媒体への影響を大きくできる。
50/50のケースは、100/0のケースで観察され
るネック部がないが、ジェット長さは他の2つのケース
よりも短い。この結果は、内部導管の入口速度が非常に
小さいためにジェットの侵入が多少減少することに起因
し得るものである。すなわち、75/25のケースの入
口速度は小さいために長いジェットが生成されたが、5
0/50のケースの入口速度は小さすぎて長いジェット
を保てない。75/25のケースによって実現される長
いジェットは、100/0のケースおよび50/50の
ケースによって実現される短いジェットよりも好まし
い。
平均圧力を示す。この結果は、100/0のケースが、
入口速度が大きいために最も高い供給圧力を必要とする
ことを示す。75/25のケースが必要とする圧力は、
100/0のケースよりも約50%低い。50/50の
ケースが必要とする圧力は、100/0のケースよりも
約60%低い。このように、本発明と同様の同心導管の
構成を用いる75/25および50/50のケースにお
いては、低い供給圧力が可能であるため、著しいコスト
削減が図られるであろう。また、75/25のケースに
よってもたらされる低い供給圧力および長いジェットの
組み合わせは、100/0のケースおよび50/50の
ケースによる結果よりも好ましい。このように、内部導
管を通る質量流量が外部導管よりも大きい同心導管のラ
ンスは、明らかに好ましい実施形態である。
の吹込みデザインよりも明らかに有利であることを示し
ている。この改善は、吹込みガスの侵入距離の増加、吹
込みガスの幅の増加、および吹込みガスが必要とする圧
力の低下によって明白である。ジェット侵入距離、幅、
入口圧力、吹込みガスの選択、温度、および濃度レベル
などの多くの変数について、最適化を行うことが可能で
ある。吹込みガスを節約できるという重要なことが、特
に燃焼用途において予想される。
限定を意味しないとみなされることを意図しており、全
ての均等物を含む請求の範囲によって本発明の範囲が規
定されることを意図していることを理解されたい。
ムを示す概略断面図。
標準的なランスのランスチップを出た後に典型的に通る
コアゾーン、遷移ゾーン、相似ゾーンを示す概略図。
スのランスチップからの規格化された距離の関数として
の吹込みガスの質量分布、軸方向速度分布、および濃度
分布のプロット。
プから0.3mの侵入距離における、径方向位置の関数
としての酸素質量比のプロット。
プから0.5mの侵入距離における、径方向位置の関数
としての酸素質量比のプロット。
プから1.0mの侵入距離における、径方向位置の関数
としての酸素質量比のプロット。
プから2.0mの侵入距離における、径方向位置の関数
としての酸素質量比のプロット。
プから3.0mの侵入距離における、径方向位置の関数
としての酸素質量比のプロット。
ョンにおける酸素質量比分布のプロット。
5のケースのシミュレーションにおける酸素質量比分布
のプロット。
0のケースのシミュレーションにおける酸素質量比分布
のプロット。
Claims (48)
- 【請求項1】 環境内へガスを吹込むためのシステムで
あって、 ガス供給源と連絡して第1の質量流量のガスを送るため
の内部導管と、 ガス供給源と連絡して第2の質量流量のガスを送るため
の外部導管とを備え、 第1の質量流量は第2の質量流量よりも大きいことを特
徴とするシステム。 - 【請求項2】 第1の質量流量は、第2の質量流量の少
なくとも2倍であることを特徴とする請求項1記載のシ
ステム。 - 【請求項3】 第1の質量流量は、第2の質量流量の少
なくとも3倍であることを特徴とする請求項1記載のシ
ステム。 - 【請求項4】 第1の質量流量は少なくとも10トン/
日であり、第2の質量流量は少なくとも5トン/日であ
ることを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項5】 第1の質量流量は少なくとも50トン/
日であり、第2の質量流量は少なくとも25トン/日で
あることを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項6】 第1の質量流量は少なくとも100トン
/日であり、第2の質量流量は少なくとも50トン/日
であることを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項7】 第1の質量流量は少なくとも150トン
/日であり、第2の質量流量は少なくとも75トン/日
であることを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項8】 内部導管の末端は、外部導管の末端より
も所定の距離だけ後退していることを特徴とする請求項
1記載のシステム。 - 【請求項9】 内部導管の末端の内径は約1ないし約1
6cmであり、外部導管の末端の内径は約2ないし約3
1cmであることを特徴とする請求項8記載のシステ
ム。 - 【請求項10】 内部導管の末端の内径は約2ないし約
10cmであり、外部導管の末端の内径は約5ないし約
21cmであることを特徴とする請求項8記載のシステ
ム。 - 【請求項11】 後退距離は、外部導管の末端の内径の
約0.5ないし約6倍であることを特徴とする請求項8
記載のシステム。 - 【請求項12】 後退距離は、外部導管の末端の内径の
約1ないし約4倍であることを特徴とする請求項8記載
のシステム。 - 【請求項13】 後退距離は、約1ないし約186cm
であることを特徴とする請求項8記載のシステム。 - 【請求項14】 後退距離は、約5ないし約84cmで
あることを特徴とする請求項8記載のシステム。 - 【請求項15】 内部導管を通して送られるガスは約5
00Paないし約700,000Paの圧力で供給さ
れ、外部導管を通して送られるガスは約70Paないし
約150,000Paの圧力で供給されることを特徴と
する請求項1記載のシステム。 - 【請求項16】 内部導管を通して送られるガスは約6
50Paないし約450,000Paの圧力で供給さ
れ、外部導管を通して送られるガスは約150Paない
し約75,000Paの圧力で供給されることを特徴と
する請求項1記載のシステム。 - 【請求項17】 内部導管を通して送られるガスは酸素
であり、外部導管を通して送られるガスは酸素であるこ
とを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項18】 内部導管を通して送られるガスは酸素
であり、外部導管を通して送られるガスは空気であるこ
とを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項19】 内部導管を通して送られるガスは酸素
であり、外部導管を通して送られるガスは窒素であるこ
とを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項20】 内部導管を通して送られるガスは酸素
であり、外部導管を通して送られるガスは二酸化炭素で
あることを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項21】 内部導管を通して送られるガスは酸素
であり、外部導管を通して送られるガスは煙道ガスであ
ることを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項22】 内部導管を通して送られるガスは酸素
であり、外部導管を通して送られるガスはアルゴンであ
ることを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項23】 内部導管を通して送られるガスは酸素
であり、外部導管を通して送られるガスは蒸気であるこ
とを特徴とする請求項1記載のシステム。 - 【請求項24】 内部導管を通して送られるガスに対す
るガス供給源と、外部導管を通して送られるガスに対す
るガス供給源とが同じであることを特徴とする請求項1
記載のシステム。 - 【請求項25】 内部導管を通して送られるガスに対す
るガス供給源と、外部導管を通して送られるガスに対す
るガス供給源とが異なることを特徴とする請求項1記載
のシステム。 - 【請求項26】 環境内へガスを吹き込むための方法で
あって、 第1の質量流量のガスを内部導管を通して送る工程と、 第2の質量流量のガスを外部導管を通して送る工程とを
含み、 内部導管と外部導管とは同心であり、第1の質量流量は
第2の質量流量よりも大きいことを特徴とする方法。 - 【請求項27】 第1の質量流量は、第2の質量流量の
少なくとも2倍であることを特徴とする請求項26記載
の方法。 - 【請求項28】 第1の質量流量は、第2の質量流量の
少なくとも3倍であることを特徴とする請求項26記載
の方法。 - 【請求項29】 第1の質量流量は少なくとも10トン
/日であり、第2の質量流量は少なくとも5トン/日で
あることを特徴とする請求項26記載の方法。 - 【請求項30】 第1の質量流量は少なくとも50トン
/日であり、第2の質量流量は少なくとも25トン/日
であることを特徴とする請求項26記載の方法。 - 【請求項31】 第1の質量流量は少なくとも100ト
ン/日であり、第2の質量流量は少なくとも50トン/
日であることを特徴とする請求項26記載の方法。 - 【請求項32】 第1の質量流量は少なくとも150ト
ン/日であり、第2の質量流量は少なくとも75トン/
日であることを特徴とする請求項26記載の方法。 - 【請求項33】 内部導管の末端は、外部導管の末端よ
りも所定の距離だけ後退していることを特徴とする請求
項26記載の方法。 - 【請求項34】 内部導管の末端の内径は約1ないし約
16cmであり、外部導管の末端の内径は約2ないし約
31cmであることを特徴とする請求項33記載の方
法。 - 【請求項35】 内部導管の末端の内径は約2ないし約
10cmであり、外部導管の末端の内径は約5ないし約
21cmであることを特徴とする請求項33記載の方
法。 - 【請求項36】 後退距離は、外部導管の末端の内径の
約0.5ないし約6倍であることを特徴とする請求項3
3記載の方法。 - 【請求項37】 後退距離は、外部導管の末端の内径の
約1ないし約4倍であることを特徴とする請求項33記
載の方法。 - 【請求項38】 後退距離は、約1ないし約186cm
であることを特徴とする請求項33記載の方法。 - 【請求項39】 後退距離は、約5ないし約84cmで
あることを特徴とする請求項33記載の方法。 - 【請求項40】 内部導管を通して送るガスは約500
Paないし約700,000Paの圧力で供給され、外
部導管を通して送るガスは約70Paないし約150,
000Paの圧力で供給されることを特徴とする請求項
26記載の方法。 - 【請求項41】 内部導管を通して送るガスは約650
Paないし約450,000Paの圧力で供給され、外
部導管を通して送るガスは約150Paないし約75,
000Paの圧力で供給されることを特徴とする請求項
26記載の方法。 - 【請求項42】 内部導管を通して送るガスは酸素であ
り、外部導管を通して送るガスは酸素であることを特徴
とする請求項26記載の方法。 - 【請求項43】 内部導管を通して送るガスは酸素であ
り、外部導管を通して送るガスは空気であることを特徴
とする請求項26記載の方法。 - 【請求項44】 内部導管を通して送るガスは酸素であ
り、外部導管を通して送るガスは窒素であることを特徴
とする請求項26記載の方法。 - 【請求項45】 内部導管を通して送るガスは酸素であ
り、外部導管を通して送るガスは二酸化炭素であること
を特徴とする請求項26記載の方法。 - 【請求項46】 内部導管を通して送るガスは酸素であ
り、外部導管を通して送るガスは煙道ガスであることを
特徴とする請求項26記載の方法。 - 【請求項47】 内部導管を通して送るガスは酸素であ
り、外部導管を通して送るガスはアルゴンであることを
特徴とする請求項26記載の方法。 - 【請求項48】 内部導管を通して送るガスは酸素であ
り、外部導管を通して送るガスは蒸気であることを特徴
とする請求項26記載の方法。
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