JP2001294136A - 情報伝達装置 - Google Patents

情報伝達装置

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JP2001294136A
JP2001294136A JP2000112617A JP2000112617A JP2001294136A JP 2001294136 A JP2001294136 A JP 2001294136A JP 2000112617 A JP2000112617 A JP 2000112617A JP 2000112617 A JP2000112617 A JP 2000112617A JP 2001294136 A JP2001294136 A JP 2001294136A
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Japan
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vehicle
information
information transmission
external device
transmission device
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JP2000112617A
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Hiroki Hamaguchi
弘樹 濱口
Masuo Sugiura
万寿夫 杉浦
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般に外部装置から車両へ向けて情報を伝達
し、受けた情報に応じて車両側が何らかの動作をするこ
とを可能にする情報伝達装置を提供することを目的とし
ており、特に車両の状態を自宅のサーバのような外部装
置へ転送し管理して必要なメンテナンスを分析し、常に
良好な状態での車両の運行を確保するようなアプリケー
ションに適用できる情報伝達装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 車両1には、状態検出手段としての各種
センサ3が取付けられている。各センサ3は、制御装置
7の入力ポートへ接続されている。また、制御装置7に
はインターフェース回路7を介して情報伝達手段として
の車間距離測定装置9が接続されている。車両1のユー
ザの自宅である家屋11には、外部装置としてのホーム
サーバ13が設置されており、同サーバ13には、送受
信装置15と、CRTディスプレイ17と、キーボード
19とが、それぞれ接続されている。ホームサーバ13
からコマンドを送信すると、車両1の各センサ3の診断
結果が返送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部装置から車両
へ向けて情報を伝達し、受けた情報に応じて車両側が所
定の動作をすることを可能にするような情報伝達装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の各所に各種センサを取付け
ておき、車両の状態を自己診断して、運転席のコンソー
ルパネル等に故障発生の有無を表示するような自己診断
装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
自己診断装置では、車両が正常に運行できているうちは
ドライバーは診断情報にあまり注意を払わないものであ
り、現実に車両の運行に支障をきたす段階になってはじ
めて車両の異常に気付くことが多く、故障発生の予防的
観点からはさほど効果的なものではなかった。
【0004】そこで、本出願人は、車両に車両の状態を
検出するためのセンサ類を取付けると共に、センサで検
出した情報情報を外部装置へ転送するための伝送手段を
設け、自宅のサーバのような外部装置へ車両の自己診断
情報を転送して管理して、車両の状態に応じてユーザに
メンテナンスを指示したり又はカーディーラーへ自動的
にメンテナンス要求を通知したりする遠隔自己診断装置
を別途提案している。
【0005】このような、一般的に車両と外部装置との
間で情報のやりとりを行なう装置にあっては、情報伝達
を行うために具体的にどのような手段を車両に搭載する
かが実施上きわめて重要である。外部装置と情報をやり
とりする通信機器であるという観点からは、常時受信待
機状態にあることが必要不可欠となるが、車両とくにレ
シプロエンジンなど内燃機関を搭載した自動車は外部か
らの電力供給を受けることもなく、場合によっては1〜
2週間以上もエンジンを始動せずに放置されることがあ
り、この間バッテリーのみを電力源にして動作しなけれ
ばならない。一方において、前記遠隔自己診断装置にお
いて求められる送受信とは、数百mの距離というよりは
むしろ、車両とガレージの壁面に取付けたアンテナとの
間の数m若しくは数十cmの距離での通信で足りるとい
った事情がある。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、一般には外部装置から車両へ向けて情報を伝達し、
受けた情報に応じて車両側が何らかの動作をすることを
可能にする情報伝達装置を提供することを目的としてお
り、特に車両の状態を自宅のサーバのような外部装置へ
転送し管理して必要なメンテナンスを分析し、常に良好
な状態での車両の運行を確保するようなアプリケーショ
ンに好適な情報伝達装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る本発明の情報伝達装置は、少なくと
も外部装置から車両へ向けての情報の伝達が可能なよう
に構成された、前記車両と前記外部装置との間で単方向
に又は双方向に情報を伝達する情報伝達装置であって、
前記外部装置から前記車両へ向けて送信されたキーレス
エントリ制御情報以外の情報を受信するために、前記車
両に装備されたキーレスエントリ装置の受信手段を用い
ることを特徴としている。
【0008】請求項1に記載の装置では、車両に装備さ
れたキーレスエントリ装置はドアロックのリモコン式解
除という目的性質上、駐車中のようにエンジンキーが抜
かれドライバーが降車していても常に電力が供給された
受信待機状態で起動していることに着目し、かかる装置
をキーレスエントリ制御情報以外の情報の受信目的に兼
用して、もって他の情報についても常時受信待機状態に
保つようにしている。一般に外部装置から車両へ向けて
情報を伝達し、受けた情報に応じて車両側が動作するこ
とを可能にすれば、様々な応用分野への用途が開けるも
のの、ユーザによっては週末以外には車両を使用しない
こともあり、常時バッテリーを消費し続ける車両側の受
信手段にあっては特段の節電の要請がある。
【0009】請求項1に記載の装置によれば、既存のキ
ーレスエントリ装置の常時通電の特徴を有効活用して、
かかる装置をキーレスエントリ制御情報以外の情報の受
信目的にも兼用するので、他の情報の受信を常時待機状
態に維持しつつも消費電力を増加させることがない。
【0010】請求項2に記載の装置は、請求項1に記載
の情報伝達装置において、前記外部装置から前記車両へ
向けて送信されるキーレスエントリ制御情報以外の情報
は、前記車両から前記外部装置へ向けて情報を送信する
ために前記車両に備えられている情報伝達手段を起動さ
せる起動要求情報であることを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の装置では、車両から外部
装置へ情報を送信する情報伝達手段を備えることとし、
キーレスエントリ装置を活用した受信とあわせて、双方
向の情報伝達が可能なように構成している。そして、か
かる送信機能を受けもつ情報伝達手段は通常は供給電力
が断たれた状態にあり、外部装置からの起動要求情報が
あったときに初めて起動するようにしている。なお、こ
こにいう情報伝達手段は少なくとも送信機能を有するこ
とが求められるが、受信機能を併有することを妨げる趣
旨ではなく、無線送受信機器や自動車電話装置であって
もよい。
【0012】請求項2に記載の装置によれば、受信待機
中の節電という効果を奏しつつも、必要時に双方向通信
を行なうことができる。
【0013】請求項2に記載の装置において、情報伝達
手段として例えば自動車電話装置のような双方向通信の
可能な手段を利用した場合には、自動車電話装置が起動
して外部装置との通信が確立した後に、情報の送受信と
もに自動車電話装置で行なうように構成することもでき
る。
【0014】しかし、請求項3に記載の装置は、請求項
1又は2に記載の情報伝達装置において、前記外部装置
から前記車両へ向けて送信されたすべての情報は、前記
キーレスエントリ装置の受信手段を用いて前記車両側に
おいて受信されることを特徴としている。
【0015】請求項3に記載の装置によれば、情報の受
信はキーレスエントリ装置の受信手段を用いて行なうの
で、双方向通信が必要とされる場合であっても車両には
送信手段を追加するだけでよく、コストの低廉化に寄与
する。また、双方向通信が必要でない応用例にあっては
何等の追加機器をも設ける必要がない。
【0016】請求項4に記載の装置は、請求項1乃至3
のいずれか1項記載の情報伝達装置において、前記車両
から前記外部装置へ向けて情報を送信するための情報伝
達手段として、当該外部装置への情報送信の目的にのみ
専ら使用される手段を備えることなく、前記車両に装備
されている手段であって、光、音波、又は電波のいずれ
かを発する機能を有する他の機能手段を用いることを特
徴としている。
【0017】請求項4に記載の装置では、双方向通信が
必要とされる場合において、車両から外部機器への送信
のために既存の他の機能手段を用いるようにしている。
他の機能手段としては、光(赤外線・レーザー光線を含
む)、音波(超音波を含む)、又は電波(通信のための
電波の他、距測用のレーダー等をも含む)のいずれかを
発する手段であれば原理的に利用可能であって、将来の
普及が期待される高速道路のゲートの自動料金収受用の
電波通信機器や、道路に埋設した設備と通信してハンド
ル操作を自動化するための通信機器等など、様々な態様
を採る他の機能手段を転用することが可能である。
【0018】請求項4に記載の装置によれば、特段の送
信手段を追加せずとも、既存の機能手段を用いて双方向
通信が可能になる。
【0019】請求項5に記載の装置は、請求項4に記載
の情報伝達装置において、前記他の機能手段は前記車両
に装備されている車間距離測定装置であることを特徴と
している。
【0020】請求項5に記載の装置では、超音波やレー
ザー光線、ミリ波帯電波等を放射して車間距離を測定す
る車間距離測定装置を転用して外部装置への送信機能を
受けもたせる。具体的には超音波等を所定のパルス列と
して放射することで車両から情報を送信することができ
る。
【0021】請求項5に記載の装置によれば、車間距離
測定装置から放出される超音波等はその目的上、狭い範
囲に直進的に放射されるため、任意の方向への遠距離送
信はできないものの、かえって外部装置側の受信手段を
ガレージ内の所定位置に配置するなどの工夫により他の
ノイズからの干渉を受けずに良好な送信手段となり得
る。
【0022】請求項6に記載の装置は、請求項1乃至5
のいずれか1項記載の情報伝達装置において、前記車両
から前記外部装置へ向けて送信される情報は、前記車両
に取付けられた状態検出手段によって検出された前記車
両の状態を示す状態情報であることを特徴としている。
【0023】請求項6に記載の装置では、車両の状態情
報、例えば、バッテリー電圧、タイヤ空気圧、車室内温
度、排気温度、燃料残量、オイルの量及び/又は清浄
度、総走行距離等を外部装置へ送信する。
【0024】請求項6に記載の装置によれば、車両の状
態を外部装置によって把握し管理することができる。
【0025】請求項7に記載の装置は、請求項1乃至6
のいずれか1項記載の情報伝達装置において、前記外部
装置は、当該車両を所有又は使用するユーザの自宅に設
置されているコンピュータ装置であることを特徴として
いる。
【0026】請求項7に記載した装置によれば、車両の
状態を家の中に居ながら把握できるので、電気自動車に
あっては充電の進行状態を確認したり、車両側のエアコ
ンをリモート装置によって起動した後、車室内の室温が
快適になったかどうかを確認したりすることもできる。
【0027】請求項8に記載の装置は、請求項1乃至6
のいずれか1項記載の情報伝達装置において、前記外部
装置は、当該車両を所有、使用又は管理する会社又は事
業所に設置されているコンピュータ装置であることを特
徴としている。
【0028】請求項8に記載した装置によれば、タクシ
ー、バス、レンタカー、運送トラック、その他多数の営
業車を所有等する会社又は事業所において、すべての車
両の管理を1台のコンピュータ装置で行なうことが可能
になる。特に、タクシー会社等の場合には、単に車両の
状態を良好に管理するだけでなく、運行営業状況の管理
にも応用することが可能である。
【0029】請求項9に記載の装置は、請求項1乃至6
のいずれか1項記載の情報伝達装置において、前記外部
装置は、当該車両についてメンテナンスを委託されたカ
ーディーラー又は車両整備会社の職員が携帯する携帯端
末装置であることを特徴としている。
【0030】請求項9に記載の装置では、カーディーラ
ー等の営業担当職員がメンテナンス契約を結んでいるユ
ーザの家を巡回訪問し、携帯端末装置にて車両の状態情
報等を取出して、必要があればユーザに整備を奬める一
方、整備担当職員を派遣するような営業の態様を想定し
ている。この場合、ユーザ自身は外部装置としてのコン
ピュータを自宅に所有する必要はない。
【0031】請求項9に記載の装置によれば、ユーザは
カーディーラー等による定期的な車両の診断を受けるこ
とができ、常に良好な状態で車両を運行することが可能
になる一方、カーディーラー等にあっては各ユーザの車
両に応じた必要な整備内容を提供できることとなる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る情報伝達装置の実施形態を説明する。図1は情報
伝達装置の全体構成を示す模式図である。図示の通りこ
の実施形態では、ユーザの自宅家屋に外部装置としての
ホームサーバを備えている。
【0033】車両1には、状態検出手段としての各種セ
ンサ3が取付けられている。本実施形態では、バッテリ
ーに電圧センサが、タイヤに空気圧センサが、車室内に
室温センサがそれぞれ設けられている。各種センサ3に
は、各センサからの状態検出値を解析することで自己診
断情報を得るダイアグ装置5が接続されている。ダイア
グ装置5は、MPUを内蔵した制御装置7の入力ポート
に接続されており、ダイアグ装置5で得られた自己診断
情報が制御装置7宛に送られる。なお、本発明ではダイ
アグ装置5は必須の構成要素ではなく、これを省略する
こともできる。この場合、各種センサ3で得られた生デ
ータたる状態検出値がそのまま制御装置7宛に送られ
る。また、制御装置7には同制御装置7から送信する情
報をビット列に変換する等の変調処理を施す変調回路8
が接続され、これを介して情報伝達手段としてのミリ波
レーダー式車間距離測定装置9が接続されている。ま
た、車両1には不図示のキーレスエントリ装置が備えら
れており、制御装置7に接続されている。
【0034】一方、車両1のユーザの自宅である家屋1
1には、外部装置としてのホームサーバ13が設置され
ており、同サーバ13には、キーレスエントリ装置へ電
波を送信する機能と、ミリ波を受信しこれを復調する機
能とを有する送受信装置15と、表示手段としてのCR
Tディスプレイ17と、操作手段としてのキーボード1
9とが、それぞれ接続されている。
【0035】次に、図2及び図3のフローチャートを参
照しつつ、上記構成からなる本実施形態の情報伝達装置
の動作を説明する。図2はホームサーバ13側の動作を
示しており、図3は車両1側の動作を示している。
【0036】図2に示すように、ホームサーバ13の車
両管理アプリケーションが起動すると(ステップS1
0)、送受信装置15を介して車両1のキーレスエント
リ装置へ起動要求情報を送信する(ステップS11)。
コマンド送信後、ホームサーバ13は内部のタイマを例
えば1分間に設定し(ステップS12)、車両1の車間
距離測定装置9から所定のピット列パルス状のミリ波が
送信されてくるのを受信待機する(ステップS13)。
車両1から遅滞なく状態情報が送信されて来たら(ステ
ップS15)、その内容をハードディスク等の記憶装置
に格納すると共に(ステップS16)、CRT17にも
その内容を表示して(ステップS17)、情報収集のプ
ロセスを完了する(ステップS18)。
【0037】なお、通信状態が悪いため、ホームサーバ
13から車両1側を呼出しても、所定の設定時間(本実
施形態では1分間)内に応答が得られない場合は、タイ
マがタイムアップして(ステップS14)、情報収集プ
ロセスはエラー終了する(ステップS18)。
【0038】一方、車両1側では、図3に示すように、
ユーザがエンジンキーを抜いて車両1から降車すると、
キーレスエントリ装置が備える受信機能を利用して、ホ
ームサーバ13からのコマンド受信待機状態に移行する
(ステップS21)。そして、前述のステップS11に
てホームサーバ13からコマンドが送信されてくると、
制御装置7及び変調回路8を含む車両側装置が起動し
(ステップS23)、各種センサ3からの状態情報を取
込み(ステップS24)、その診断結果を一旦制御装置
7のメモリに格納してから(ステップS25)、車間距
離測定装置9のモードを車間距離測定モードからビット
列情報送信モードへと切替えて(ステップS26)、送
信波形を生成して(ステップS27)、ミリ波帯の電波
によって診断結果のデータを送信して(ステップS2
8)、車両1側の動作を終了する(ステップS29)。
【0039】なお、ステップS22において、キーレス
エントリ装置の受信装置がドアロック/ドアアンロック
等の通常のキーレスエントリ制御情報を受取った場合に
は、ステップS30へと進み、キーレスエントリ装置の
本来の動作を行なって(ステップS31)、その動作を
終了する(ステップS32)。
【0040】なお、上述した実施の形態は、本発明の理
解を容易にするために例示的に記載したものであって、
本発明の技術的範囲を限定するために記載したものでは
ない。すなわち、本発明は、その技術的範囲に属する全
ての実施の形態を含むことは当然として、そのいかなる
均等物をも含む趣旨である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報伝達装
置によれば、特に車両の状態を自宅のサーバのような外
部装置へ転送し管理して必要なメンテナンスを分析し、
常に良好な状態での車両の運行を確保するようなアプリ
ケーションに適用するのに優れた情報伝達装置を提供す
ることができる。
【0042】特に、請求項1に記載の装置によれば、既
存のキーレスエントリ装置の常時通電の特徴を有効活用
して、かかる装置をキーレスエントリ制御情報以外の情
報の受信目的にも兼用するので、他の情報の受信を常時
待機状態に維持しつつも消費電力を増加させることがな
い。
【0043】請求項2に記載の装置によれば、受信待機
中の節電という効果を奏しつつも、必要時に双方向通信
を行なうことができる。
【0044】請求項3に記載の装置によれば、情報の受
信はキーレスエントリ装置の受信手段を用いて行なうの
で、双方向通信が必要とされる場合であっても車両には
送信手段を追加するだけでよく、コストの低廉化に寄与
する。また、双方向通信が必要でない応用例にあっては
何等の追加機器をも設ける必要がない。
【0045】請求項4に記載の装置によれば、特段の送
信手段を追加せずとも、既存の機能手段を用いて双方向
通信が可能になる。
【0046】請求項5に記載の装置によれば、車間距離
測定装置から放出される超音波等はその目的上、狭い範
囲に直進的に放射されるため、任意の方向への遠距離送
信はできないものの、かえって外部装置側の受信手段を
ガレージ内の所定位置に配置するなどの工夫により他の
ノイズからの干渉を受けずに良好な送信手段となり得
る。
【0047】請求項6に記載の装置によれば、車両の状
態を外部装置によって把握し管理することができる。
【0048】請求項7に記載した装置によれば、車両の
状態を家の中に居ながら把握できるので、電気自動車に
あっては充電の進行状態を確認したり、車両のエアコン
をリモート装置によって起動した後、車室内の室温が快
適になったかどうかを確認したりすることもできる。
【0049】請求項8に記載した装置によれば、タクシ
ー,バス,レンタカー,運送会社,その他多数の営業車
を使用する会社又は事業所において、すべての車両の管
理を1台のコンピュータ装置で行なうことが可能にな
る。特に、タクシー会社等の場合には、単に車両の状態
を良好に管理するだけでなく、運行営業状況の管理にも
応用することが可能である。
【0050】請求項9に記載の装置によれば、ユーザは
カーディーラー等による定期的な車両の診断を受けるこ
とができ、常に良好な状態で車両を運行することが可能
になる一方、カーディーラー等にあっては各ユーザの車
両に応じた必要な整備内容を提供できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による情報伝達装置の全体構
成を示す模式図である。
【図2】図1の実施形態における外部装置の動作を示す
フローチャートである。
【図3】図1の実施形態における車両側の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 車両 3 各種センサ(状態検出手段) 5 ダイアグ装置 7 制御装置 8 変調回路 9 車間距離測定装置(情報伝達手段) 11 家屋 13 ホームサーバ(外部装置) 15 送受信装置 17 CRT(表示手段) 19 キーボード(操作手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D026 BA01 BA21 BA28 5K048 AA06 AA16 BA42 DB01 DB02 DB05 DC07 EB10 EB12 FB05 FC01 FC03 GB01 GB03 HA01 HA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも外部装置から車両へ向けての
    情報の伝達が可能なように構成された、前記車両と前記
    外部装置との間で単方向に又は双方向に情報を伝達する
    情報伝達装置であって、 前記外部装置から前記車両へ向けて送信されたキーレス
    エントリ制御情報以外の情報を受信するために、前記車
    両に装備されたキーレスエントリ装置の受信手段を用い
    ることを特徴とする情報伝達装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報伝達装置におい
    て、 前記外部装置から前記車両へ向けて送信されるキーレス
    エントリ制御情報以外の情報は、前記車両から前記外部
    装置へ向けて情報を送信するために前記車両に備えられ
    ている情報伝達手段を起動させる起動要求情報であるこ
    とを特徴とする情報伝達装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報伝達装置に
    おいて、 前記外部装置から前記車両へ向けて送信されたすべての
    情報は、前記キーレスエントリ装置の受信手段を用いて
    前記車両側において受信されることを特徴とする情報伝
    達装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の情
    報伝達装置において、 前記車両から前記外部装置へ向けて情報を送信するため
    の情報伝達手段として、当該外部装置への情報送信の目
    的にのみ専ら使用される手段を備えることなく、前記車
    両に装備されている手段であって、光、音波、又は電波
    のいずれかを発する機能を有する他の機能手段を用いる
    ことを特徴とする情報伝達装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報伝達装置におい
    て、 前記他の機能手段は前記車両に装備されている車間距離
    測定装置であることを特徴とする情報伝達装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の情
    報伝達装置において、 前記車両から前記外部装置へ向けて送信される情報は、
    前記車両に取付けられた状態検出手段によって検出され
    た前記車両の状態を示す状態情報であることを特徴とす
    る情報伝達装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項記載の情
    報伝達装置において、 前記外部装置は、当該車両を所有又は使用するユーザの
    自宅に設置されているコンピュータ装置であることを特
    徴とする情報伝達装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか1項記載の情
    報伝達装置において、 前記外部装置は、当該車両を所有、使用又は管理する会
    社又は事業所に設置されているコンピュータ装置である
    ことを特徴とする情報伝達装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれか1項記載の情
    報伝達装置において、 前記外部装置は、当該車両についてメンテナンスを委託
    されたカーディーラー又は車両整備会社の職員が携帯す
    る携帯端末装置であることを特徴とする情報伝達装置。
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