JP2001293441A - 洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法 - Google Patents

洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法

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JP2001293441A JP2000109899A JP2000109899A JP2001293441A JP 2001293441 A JP2001293441 A JP 2001293441A JP 2000109899 A JP2000109899 A JP 2000109899A JP 2000109899 A JP2000109899 A JP 2000109899A JP 2001293441 A JP2001293441 A JP 2001293441A
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cleaning device
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Kazunori Imamura
一憲 今村
Hideki Kita
英樹 北
Hiroya Ohara
大彌 大原
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Duskin Co Ltd
Key Trading Co Ltd
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Duskin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単位時間あたりの水の噴出量を多くすることに
より、リンスに要する時間、延いては洗浄時間を短くす
ることができる洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法を
提供する。 【解決手段】スプレーガン1と、このスプレーガン1に
第1のホース5を介して接続されているエアーコンプレ
ッサー2と、上記スプレーガン1に第2のホース6を介
して接続されている洗剤入り容器3と、上記スプレーガ
ン1に第3のホース7を介して接続されている水入り容
器4と、その洗剤または水のいずれか一方を上記スプレ
ーガン1に導くためのミキシングアッセンブリー8とを
備えている洗浄装置であって、スプレーガン1とエアー
コンプレッサー2とを接続している第1のホース5から
調節弁12を介して分岐管11が延設されて水入り容器
4に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコン室内機等
を洗浄する際に用いる洗浄装置およびそれを用いた洗浄
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エアコンの壁掛け室内機に内
蔵された熱交換器を洗浄する際には、図9に示すような
洗浄装置が用いられている。すなわち、この洗浄装置
は、後端部に上下2つの導入口が設けられたスプレーガ
ン1を備えるものであり、このスプレーガン1の下方の
導入口には、第1のホース(管体)5を介してエアーコ
ンプレッサー2が接続されており、上記スプレーガン1
の上方の導入口には、ミキシングアッセンブリー8およ
び第2のホース6を介して洗剤入り容器3が接続されて
いるとともに、上記ミキシングアッセンブリー8および
第3のホース7を介して水入り容器94が接続されてい
る。上記ミキシングアッセンブリー8は、洗剤または水
のいずれかの流体をスプレーガン1に導くための選択手
段であり、各流体の流路が合流したものとなっている。
そして、各流路には、各流体の流通と遮断とを切り換え
るためのコック9,10が設けられている。
【0003】そして、上記洗浄装置を用いた洗浄は、つ
ぎのような方法で行なわれる。すなわち、まず、洗剤や
水等の飛散防止のための洗浄用カバー24(図4参照)
を準備してエアコン室内機Aに取り付ける。ついで、ミ
キシングアッセンブリー8の各コック9,10を閉じ
(遮断状態にし)たのち、エアーコンプレッサー2を作
動させる。つぎに、スプレーガン1の先端の噴出口1b
を洗浄対象となるエアコン室内機Aの熱交換器Hに向
け、ミキシングアッセンブリー8の洗剤の流路側のコッ
ク9を開き(流通状態にし)、スプレーガン1の引金1
aを引く。これにより、スプレーガン1の噴出口1bか
ら洗剤を噴出させることができる。そして、その洗剤を
熱交換器Hに満遍なく吹き付ける。この吹き付けを終え
ると、スプレーガン1の引金1aを戻し、洗剤の流路側
のコック9を閉じる。つぎに、水の流路側のコック10
を開き、スプレーガン1の引金1aを引く。これによ
り、スプレーガン1の噴出口1bから水を噴出させるこ
とができる。そして、その水を熱交換器Hに満遍なく吹
き付け、洗剤を洗い流す(リンスする)。このリンス
後、スプレーガン1の引金1aを戻し、水の流路側のコ
ック10を閉じる。つぎに、スプレーガン1の引金1a
を引く。これにより、スプレーガン1の噴出口1bから
エアー(空気)を噴出させることができる。そして、そ
のエアーを熱交換器Hに満遍なく吹き付け、熱交換器H
を乾燥させる。このようにして、上記洗浄装置を用いた
洗浄が行なわれる。この洗浄を終えると、エアーコンプ
レッサー2の作動を停止させ、上記洗浄用カバー24を
エアコン室内機Aから取り外す。そして、エアーコンプ
レッサー2のコック(図示せず)を開き、エアーコンプ
レッサー2内の圧力を大気圧まで下げたのち、第1のホ
ース5をエアーコンプレッサー2から取り外す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法では、スプレ
ーガン1内のエアーの流れによる負圧により水を吸い上
げているため、リンスの際の単位時間あたりの水の噴出
量が少なく、リンスに多くの時間を要していた。その結
果、洗浄時間が長くなっていた。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、単位時間あたりの水の噴出量を多くすることに
より、リンスに要する時間、延いては洗浄時間を短くす
ることができる洗浄装置およびそれを用いた洗浄方法の
提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の洗浄装置は、スプレーガンと、このスプレ
ーガンに第1の管体を介して接続されているエアーコン
プレッサーと、上記スプレーガンに第2の管体を介して
接続されている洗剤入り容器と、上記スプレーガンに第
3の管体を介して接続されている水入り容器と、その洗
剤または水のいずれか一方を上記スプレーガンから噴出
させるために選択する選択手段とを備えている洗浄装置
であって、スプレーガンとエアーコンプレッサーとを接
続している第1の管体から分岐管が延設されて水入り容
器に接続されている洗浄装置を第1の要旨とし、上記洗
浄装置を用い、洗浄対象物に洗剤を吹き付ける工程と、
上記洗浄対象物に水を吹き付ける工程と、上記洗浄対象
物に空気を吹き付ける工程とを備えている洗浄装置を用
いた洗浄方法を第2の要旨とする。
【0007】すなわち、本発明の洗浄装置は、スプレー
ガンとエアーコンプレッサーとを接続している第1の管
体から分岐管が延設されて水入り容器に接続されている
ため、スプレーガンから水を噴出させる際には、単位時
間あたりの水の噴出量を多くすることができる。したが
って、リンスに要する時間、延いては洗浄時間を短くす
ることができる。
【0008】また、本発明の洗浄装置において、分岐管
の空気圧を調節しうる調節弁が設けられている場合に
は、水入り容器にかける圧力を適宜調節することができ
るため、単位時間あたりの水の噴出量を調節することが
でき、好ましい水の噴出量で洗浄することができる。
【0009】また、本発明の洗浄装置において、選択手
段がスプレーガンと一体になっている場合には、スプレ
ーガンの周辺が簡素化するため、洗浄作業がしやすくな
る。
【0010】そして、本発明の洗浄装置を用いた洗浄方
法は、上記洗浄装置を用いるため、スプレーガンから水
を噴出させる際には、単位時間あたりの水の噴出量を多
くすることができる。したがって、リンスに要する時
間、延いては洗浄時間を短くすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0012】図1は、本発明の洗浄装置の一実施の形態
を示している。この実施の形態では、洗浄装置は、図9
に示す洗浄装置において、スプレーガン1とエアーコン
プレッサー2とを接続している第1のホース5から分岐
管11が延設されて水入り容器4に接続されているもの
であり、それに伴って、分岐管11が分岐している部分
に分岐管11の空気圧を調節しうる調節弁12が設けら
れ、水入り容器4が容量の大きいものに代えられてい
る。それ以外の主な部分は、図9に示す従来技術と同様
であり、同様の部分には同じ符号を付している。
【0013】より詳しく説明すると、上記調節弁12
は、図2に示すように、上記第1のホース5の中間部分
に挿入される挿入管13と、この挿入管13から分岐さ
れそれ自体に流れる空気の圧力を調節する調節部14
と、この調節部14を流れた空気を上記分岐管11に導
く導出管15とを備えている。さらに、上記調節部14
には、それ自体に流れる空気の圧力を調節するための圧
力調節つまみ16と、その圧力を表示する圧力計17と
を備えている。また、上記導出管15には、導出管15
内(すなわち、水入り容器4内)の大気への開放と大気
からの遮断とを切り換えるためのコック18が設けられ
ている。
【0014】また、上記水入り容器4は、図1に示すよ
うに、頂部中央に分岐管11との接続部19が設けら
れ、肩部に上記第3のホース7との接続部20が設けら
れている。また、水入り容器4の頂部は、分岐管11と
の接続部19から洩れた水が周囲に流れないように、受
け皿状になっている。さらに、上記水入り容器4の肩部
には、水入り容器4内の圧力が上がり過ぎないように、
所定の圧力を超えると大気解放される安全弁(図示せ
ず)が設けられている。
【0015】さらに、上記調節弁12および水入り容器
4は、ステンレス製フレーム材21aとステンレス製板
材21bとからなるケース21に固定されている。
【0016】また、上記スプレーガン1は、図9に示す
洗浄装置のスプレーガン1と同様であり、図3に示すよ
うに、その後端の上下各導入口から通じる上下2つの流
路22,23がそれぞれ設けられている。そして、下側
の流路22は、スプレーガン1の引金1aによりエアー
の流量が調節できるようになっている。また、上記上下
2つの流路22,23は、引金1aによる流量調節部分
よりも先端側で合流し、スプレーガン1の先端の噴出口
1bに通じている。
【0017】そして、上記洗浄装置を用いた洗浄は、つ
ぎのような方法で行なわれる。すなわち、まず、図4に
示すように、洗剤や水等の飛散防止のための洗浄用カバ
ー24を準備してエアコン室内機Aに取り付ける。つい
で、図2に示す調節弁12の圧力調節つまみ16を反時
計回りに止まるまで回し、最初は水入り容器4に圧力が
かからないようにする。つぎに、調節弁12のコック1
8を閉じる(大気から遮断した状態にする)とともに、
ミキシングアッセンブリー8の各コック9,10を閉じ
た(遮断状態にした)のち、エアーコンプレッサー2を
作動させる。つぎに、上記調節弁12の圧力調節つまみ
16をゆっくりと時計回りに回し、圧力計17が0.2
MPaを示すように調節する。つぎに、スプレーガン1
の先端の噴出口1bを洗浄対象となるエアコン室内機A
の熱交換器Hに向け、ミキシングアッセンブリー8の洗
剤の流路側のコック9を開き、スプレーガン1の引金1
aを引く。これにより、スプレーガン1の噴出口1bか
ら洗剤を噴出させる。そののちは、図9に示す洗浄装置
を用いた洗浄方法と同様にして洗浄対象となるエアコン
室内機Aの熱交換器Hを洗浄する。この洗浄を終える
と、エアーコンプレッサー2の作動を停止させ、上記洗
浄用カバー24をエアコン室内機Aから取り外す。そし
て、図2に示す調節弁12の圧力調節つまみ16を反時
計回りに止まるまで回したのち、調節弁12のコック1
8を開き(大気へ開放した状態にし)、水入り容器4内
の圧力を大気圧まで下げる。つぎに、エアーコンプレッ
サー2のコック(図示せず)を開き、エアーコンプレッ
サー2内の圧力を大気圧まで下げる。そののち、調節弁
12の圧力計17およびエアーコンプレッサー2の圧力
計(図示せず)が0(大気圧)を示していることを確認
してから、第1のホース5を調節弁12の挿入管13お
よびエアーコンプレッサー2から取り外す。
【0018】このように、上記実施の形態によれば、ス
プレーガン1から水を噴出させる際には、エアーコンプ
レッサー2により水入り容器4内の圧力が高められてい
るため、単位時間あたりの水の噴出量を多くすることが
できる。したがって、リンスに要する時間、延いては洗
浄時間を短くすることができる。その結果、洗浄作業者
の負担を軽減することができる。
【0019】また、分岐管11の空気圧を調節しうる調
節弁12が設けられているため、水入り容器4内にかけ
る圧力を適宜調節することができる。このようにするこ
とにより、単位時間あたりの水の噴出量を調節すること
ができ、好ましい水の噴出量で洗浄することができる。
【0020】図5は、上記実施の形態におけるスプレー
ガン1およびミキシングアッセンブリー8の変形例を示
している。このスプレーガン(変形例)31では、洗剤
または水の流通と遮断とを切り換えるための切り換え弁
32が上側の流路33に設けられている。この切り換え
弁32は、ボルト状のものであり、その頭部がスプレー
ガン31から突出し、先端部がスプレーガン31の上側
の流路33内に突出している。また、上記頭部には、切
り換え弁32の回動を容易にするために、手指を係合さ
せるための突出部34が正面視V字状に設けられてい
る。また、上記先端部は、円錐状になっており、切り換
え弁32の回転による進退により、洗剤または水の流通
と遮断とを切り換えられるようになっている。
【0021】また、上記ミキシングアッセンブリー(変
形例)38は、図6に示すように、図1に示す洗剤の流
路側のコック9に代えて逆流防止のボール弁39を用い
ている。それ以外の部分は、図1に示すミキシングアッ
センブリー8と同様である。
【0022】そして、上記スプレーガン31およびミキ
シングアッセンブリー38を用いる場合には、その洗浄
装置を用いた洗浄は、つぎのような方法で行なわれる。
すなわち、まず、図2に示す調節弁12のコック18を
閉じるまでは上記実施の形態と同様にする。ついで、ミ
キシングアッセンブリー38の水の流路側のコック10
を閉じた(スプレーガン31の切り換え弁32の開閉は
問わない)のち、エアーコンプレッサー2を作動させ、
上記調節弁12の圧力調節つまみ16をゆっくりと時計
回りに回し、圧力計17が0.2MPaを示すように調
節する。つぎに、スプレーガン31の先端の噴出口31
bを洗浄対象となるエアコン室内機Aの熱交換器Hに向
け、スプレーガン31の切り換え弁32を開けた状態に
し、スプレーガン31の引金31aを引く。これによ
り、スプレーガン31の噴出口31bから洗剤を噴出さ
せることができる。そして、その洗剤を熱交換器Hに満
遍なく吹き付ける。この吹き付けを終えると、スプレー
ガン31の引金31aを戻す。つぎに、水の流路側のコ
ック10を開くとともに、スプレーガン31の引金31
aを引く。このとき、水には圧力がかかっているため、
その圧力によりボール弁39が閉じ、洗剤の流路が遮断
される。これにより、スプレーガン31の噴出口31b
から水を噴出させることができる。そして、その水を熱
交換器Hに満遍なく吹き付け、洗剤を洗い流す(リンス
する)。このリンス後、スプレーガン31の引金31a
を戻し、水の流路側のコック10およびスプレーガン3
1の切り換え弁32を閉じる。つぎに、スプレーガン3
1の引金31aを引き、スプレーガン31の噴出口31
bからエアー(空気)が噴出させ、熱交換器Hを乾燥さ
せる。つぎに、エアーコンプレッサー2の作動を停止さ
せる。そののちは、上記実施の形態と同様である。
【0023】このような図5に示すスプレーガン31お
よびミキシングアッセンブリー38を用いても、上記実
施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0024】図7は、上記実施の形態におけるスプレー
ガン1の他の変形例を示している。このスプレーガン
(変形例)41は、その柄の下端にエアーコンプレッサ
ー1からの第1のホース5が接続されるようになってお
り、引金41aの前方部分の下端に図6に示すミキシン
グアッセンブリー38が接続されるようになっている。
また、スプレーガン41内のエアーの流路も洗剤または
水の流路も、スプレーガンの引金41aにより各流体の
流量が調節できるようになっている。すなわち、引金4
1aの最初の所定のストロークでエアーの流量が調節で
き、さらなる所定のストロークで洗剤または水の流量が
調節できるようになっている。
【0025】そして、上記スプレーガン41およびミキ
シングアッセンブリー38を用いる場合には、その洗浄
装置を用いた洗浄は、つぎのような方法で行なわれる。
すなわち、まず、エアーコンプレッサー2を作動させ、
上記調節弁12の圧力調節つまみ16により圧力計17
が0.2MPaを示すように調節するまでは、図5に示
すスプレーガン31およびミキシングアッセンブリー3
8を用いる場合と同様にする。ついで、スプレーガン4
1の先端の噴出口41bを洗浄対象となるエアコン室内
機Aの熱交換器Hに向け、スプレーガン41の引金41
aを大きく引く。これにより、エアーと洗剤とが流通す
るようになり、スプレーガン41の噴出口41bから洗
剤を噴出させることができる。そして、その洗剤を熱交
換器Hに満遍なく吹き付ける。この吹き付けを終える
と、スプレーガン41の引金41aを戻す。つぎに、水
の流路側のコック10を開くとともに、スプレーガン4
1の引金41aを大きく引く。このとき、水には圧力が
かかっているため、その圧力によりボール弁39が閉
じ、洗剤の流路が遮断される。これにより、スプレーガ
ン41の噴出口41bから水を噴出させることができ
る。そして、その水を熱交換器Hに満遍なく吹き付け、
洗剤を洗い流す(リンスする)。このリンス後、スプレ
ーガン41の引金41aを戻し、水の流路側のコック1
0を閉じる。つぎに、スプレーガン41の引金41aを
小さく引き、スプレーガン41の噴出口41bからエア
ー(空気)のみを噴出させ、熱交換器Hを乾燥させる。
つぎに、エアーコンプレッサー2の作動を停止させる。
そののちは、上記実施の形態と同様である。
【0026】このような図7に示すスプレーガン41お
よびミキシングアッセンブリー38を用いても、上記実
施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0027】図8は、上記実施の形態におけるスプレー
ガン1のさらに他の変形例を示している。このスプレー
ガン(変形例)51は、図7におけるミキシングアッセ
ンブリー38がスプレーガン41と一体になっているも
のである。そして、上記スプレーガン51を用いる場合
には、図7におけるスプレーガン41およびミキシング
アッセンブリー38を用いる場合と同様の方法で洗浄す
ることができる。
【0028】このような図8に示すスプレーガン51を
用いても、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏す
る。さらに、上記スプレーガン51は、図7におけるミ
キシングアッセンブリー38がスプレーガン41と一体
になっているため、スプレーガン51の周辺が簡素化し
て洗浄作業がしやすくなる。その結果、洗浄作業者の負
担をより軽減することができる。
【0029】なお、上記実施の形態では、水入り容器4
に0.2MPaの圧力をかけたが、これに限定されるも
のではなく、圧力調節つまみ16により適宜調節しても
よい。
【0030】また、上記実施の形態では、分岐管11の
空気圧を調節しうる調節弁12が設けられ、水入り容器
4にかける圧力を適宜調節できるようにしたが、水入り
容器4にかける圧力の調節が不要である場合には、調節
弁12を設けなくてもよい。
【0031】さらに、上記実施の形態において、種々の
スプレーガン1,31,41,51およびミキシングア
ッセンブリー8,38について説明したが、洗剤,水,
エアーを別々にスプレーガン1,31,41,51の噴
出口1b,31b,41b,51bから噴出させること
ができれば、それらに限定されるものではなく、他でも
よい。
【0032】また、上記実施の形態では、エアコン室内
機Aの熱交換器Hを洗浄する場合について説明したが、
洗浄対象となるものはそれに限定されるものではなく、
パチンコ台等でもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明の洗浄装置によれ
ば、スプレーガンとエアーコンプレッサーとを接続して
いる第1の管体から分岐管が延設されて水入り容器に接
続されているため、スプレーガンから水を噴出させる際
には、単位時間あたりの水の噴出量を多くすることがで
きる。したがって、リンスに要する時間、延いては洗浄
時間を短くすることができる。
【0034】また、本発明の洗浄装置において、分岐管
の空気圧を調節しうる調節弁が設けられている場合に
は、水入り容器にかける圧力を適宜調節することができ
るため、単位時間あたりの水の噴出量を調節することが
でき、好ましい水の噴出量で洗浄することができる。
【0035】また、本発明の洗浄装置において、選択手
段がスプレーガンと一体になっている場合には、スプレ
ーガンの周辺が簡素化するため、洗浄作業がしやすくな
る。
【0036】そして、本発明の洗浄装置を用いた洗浄方
法によれば、上記洗浄装置を用いるため、スプレーガン
から水を噴出させる際には、単位時間あたりの水の噴出
量を多くすることができる。したがって、リンスに要す
る時間、延いては洗浄時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄装置の一実施の形態を示す説明図
である。
【図2】上記洗浄装置に用いる調節弁を示す説明図であ
る。
【図3】上記洗浄装置に用いるスプレーガンを示す説明
図である。
【図4】上記洗浄装置を用いて洗浄している状況を示す
説明図である。
【図5】上記スプレーガンの変形例および上記洗浄装置
に用いるミキシングアッセンブリーの変形例を示す説明
図である。
【図6】上記ミキシングアッセンブリーを上から見た説
明図である。
【図7】上記スプレーガンの他の変形例を示す説明図で
ある。
【図8】上記スプレーガンのさらに他の変形例を示す説
明図である。
【図9】従来の洗浄装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 スプレーガン 2 エアーコンプレッサー 3 洗剤入り容器 4 水入り容器 5 第1のホース 6 第2のホース 7 第3のホース 8 ミキシングアッセンブリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大原 大彌 大阪府大阪市淀川区木川西1−2−5− 502 Fターム(参考) 3B201 AA47 AB52 BB90 BB92 BB94 CC01 CC12 CD33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレーガンと、このスプレーガンに第
    1の管体を介して接続されているエアーコンプレッサー
    と、上記スプレーガンに第2の管体を介して接続されて
    いる洗剤入り容器と、上記スプレーガンに第3の管体を
    介して接続されている水入り容器と、その洗剤または水
    のいずれか一方を上記スプレーガンから噴出させるため
    に選択する選択手段とを備えている洗浄装置であって、
    スプレーガンとエアーコンプレッサーとを接続している
    第1の管体から分岐管が延設されて水入り容器に接続さ
    れていることを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 分岐管の空気圧を調節しうる調節弁が設
    けられている請求項1記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 選択手段がスプレーガンと一体になって
    いる請求項1または2記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗
    浄装置を用いることを特徴とする洗浄装置を用いた洗浄
    方法。
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