JP2001292833A - 化粧品推奨方法およびそれに用いるシート - Google Patents

化粧品推奨方法およびそれに用いるシート

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JP2001292833A JP2000113870A JP2000113870A JP2001292833A JP 2001292833 A JP2001292833 A JP 2001292833A JP 2000113870 A JP2000113870 A JP 2000113870A JP 2000113870 A JP2000113870 A JP 2000113870A JP 2001292833 A JP2001292833 A JP 2001292833A
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Kazunori Shimagami
和則 島上
Yosuke Maezawa
洋介 前沢
Mikako Kudo
美佳子 工藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】話術に優れた熟練販売員でなくても違和感なく
スムーズに、組み合わせると効果の高い複数化粧品の推
奨を行うことのできる化粧品推奨方法と、それに用いる
化粧品推奨シートを提供する。 【解決手段】顧客の肌の状態に応じて選択可能な、3種
類の化粧品シリーズにかかるスキンケア化粧品群を、各
スキンケア化粧品群ごとに、洗顔化粧品と保湿化粧品の
2つのカテゴリーに分類し、上記洗顔化粧品に属する化
粧品群をさらに「クレンジング」と「ソープ」の2タイ
プに分類するとともに、上記保湿化粧品に属する化粧品
群をさらに「化粧水」と「エマルジョン」の2タイプに
分類してまとめた分類一覧表31が表示されており、上
記分類一覧表31とは別の個所に、上記「クレンジン
グ」、「ソープ」、「化粧水」、「エマルジョン」の4
つのタイプに分類された各化粧品群の中からそれぞれ1
個ずつ選択された化粧品の現物を、一列に並べて載置す
ることができるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品販売店の店
員等が顧客に対して行う化粧品推奨方法およびそれに用
いる化粧品推奨シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、化粧品販売では、専門の販売
員が、店頭あるいは訪問販売先で、顧客の肌の状態や要
望を聞いたり、実際に顧客の肌に試供品を塗布したりし
ながら、その顧客に合った化粧品を選んで推奨し販売す
ることが行われている。そして、販売員が推奨する化粧
品は、通常、顧客が購入を希望する種類の化粧品に限ら
れており、販売員から進んで、顧客が希望しない他の種
類の化粧品まで推奨することは、押しつけがましい印象
を与えることから、行わないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
化粧品の種類はどんどん豊富になり、それぞれの機能や
役割が非常に細分化されてきている。そして、種類の異
なる複数の化粧品を組み合わせることによって、より高
い美容効果が得られることがわかっているものも多くあ
る。このため、顧客が購入を希望する化粧品が単一種類
の化粧品(例えば化粧水)であっても、その化粧品だけ
でなく、その化粧品と組み合わせて使用すると効果の高
い、他のいくつかの化粧品(例えばソープや美容液)を
併せて使用することを推奨する方が、顧客にとって的確
なアドバイスとなることが多い。
【0004】ただし、このような組み合わせ化粧品の推
奨は、話の流れを損なうことなくごく自然に行う必要が
あり、それができなければ、先に述べたように、押しつ
けがましい印象を与え、顧客の購買意欲を急激に減退さ
せるおそれがある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、話術に優れた熟練販売員でなくても違和感なく
スムーズに、組み合わせると効果の高い複数化粧品の推
奨を行うことのできる化粧品推奨方法と、それに用いる
化粧品推奨シートの提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、顧客の肌の状態に応じて選択可能な、少
なくとも2群のスキンケア化粧品群を、各スキンケア化
粧品群ごとに、洗顔化粧品と保湿化粧品の少なくとも2
つのカテゴリーに分類し、上記洗顔化粧品に属する化粧
品群をさらに「クレンジング」と「ソープ」の2タイプ
に分類するとともに、上記保湿化粧品に属する化粧品群
をさらに「化粧水」と「エマルジョン」の2タイプに分
類して一覧表にまとめておき、化粧品推奨対象である顧
客に最適なスキンケア化粧品群を特定したのち、そのス
キンケア化粧品群において、上記「クレンジング」に属
する化粧品群から1品、上記「ソープ」に属する化粧品
群から1品、上記「化粧水」に属する化粧品群から1
品、上記「エマルジョン」に属する化粧品群から1品、
の計4品を選択し、少なくともこの4品の併用を推奨す
るようにした化粧品推奨方法を第1の要旨とする。
【0007】また、本発明は、顧客の肌の状態に応じて
選択可能な、少なくとも2群のスキンケア化粧品群を、
各スキンケア化粧品群ごとに、洗顔化粧品と保湿化粧品
の少なくとも2つのカテゴリーに分類し、上記洗顔化粧
品に属する化粧品群をさらに「クレンジング」と「ソー
プ」の2タイプに分類するとともに、上記保湿化粧品に
属する化粧品群をさらに「化粧水」と「エマルジョン」
の2タイプに分類してまとめた一覧表が表示されてお
り、上記一覧表とは別の個所に、上記「クレンジン
グ」、「ソープ」、「化粧水」、「エマルジョン」の少
なくとも4つのタイプに分類された各化粧品群の中から
それぞれ1個ずつ選択された化粧品の現物を、一列に並
べて載置しうる載置欄が設けられている化粧品推奨シー
トを第2の要旨とする。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0009】図1は、本発明の化粧品推奨方法を実施す
るために用いることのできる化粧品推奨シートの一例を
示している。
【0010】この化粧品推奨シート1は、縦長の略長方
形状をした厚紙を2つ折りした構成になっており、上側
の表紙部分2を、鎖線で示すように、略垂直に立てるこ
とができるようになっている。
【0011】上記表紙部分2は、図2に示すように構成
されており、上部に、「毎日のW洗顔・W保湿で、バラ
ンスのとれた美しい肌をめざしましょう!」という見出
し3が表示されている。そして、その下の左側には、大
きな「W」の文字と、これに重なる「W(ダブル)洗
顔」の小さな文字とが組み合わせられた象徴記号4が表
示されており、その下、「W洗顔とは…メイク落としの
クレンジングと汚れ落としのソープで“肌を清潔にす
る”ことです。」の説明文5が表示されている。
【0012】また、上記見出し3の下の右側には、大き
な「W」の文字と、これに重なる「W(ダブル)保湿」
の小さな文字とが組み合わせられた象徴記号6が表示さ
れており、その下に、「W保湿とは…うるおいを与える
化粧水とうるおいを逃さないエマルジョンで“肌のうる
おいを保つ”ことです。」の説明文7が表示されてい
る。
【0013】そして、その下の左側には、「4つのお手
入れから“あなただけのキレイ”が始まります。」の文
8と、上記「4つのお手入れ」について説明する上下左
右4つの説明欄9〜12が表示されている。この左上の
説明欄9には、「肌を守る−紫外線や乾燥から肌を守る
こと。」という文とその内容に合致したイラストが表示
され、「ファンデーション 化粧下地」と記入された吹
き出し13が添えられている。また、左下の説明欄10
には、「肌の働きを整える−肌のさまざまな働きをサポ
ートすること。」という文とその内容に合致したイラス
トが表示され、「スペシャルケアアイテム」と記入され
た吹き出し14が添えられている。さらに、右上の説明
欄11には、「肌を清潔にする−メイク料を落とし、汚
れ(皮脂・古い角質・ホコリ)を取ること。」という文
とその内容に合致したイラストが表示され、「ベーシッ
クケアアイテム W洗顔」と記入された吹き出し15が
添えられている。そして、右下の説明欄12には、「肌
のうるおいを保つ−肌表面と内部を保湿して、角質層の
バリア機能をサポートすること。」という文とその内容
に合致したイラストが表示され、「ベーシックケアアイ
テム W保湿」と記入された吹き出し16が添えられて
いる。
【0014】なお、上記4つの説明欄9〜12の中央
に、「バランスのとれた美しい肌」と記入された楕円枠
17が設けられている。
【0015】また、これらの説明欄9〜12の右側に
は、横長の長方形枠18が設けられており、「DFB理
論とは…」という見出し19が付けられている。この
「DFB理論」とは、この化粧品推奨の根拠となる理論
で、Dynamic(ダイナミック=動的な) Fun
ctions(ファンクション=機能) Balanc
e(バランス=平衡)の略で、「美しい肌は、多くの皮
フ生理機能が常にバランスよく働くことにより保たれ
る」という意味である。上記長方形枠18内には、この
ような説明が表示されている。
【0016】したがって、この表紙部分2の表示によれ
ば、バランスのとれた美しい肌になるには、W洗顔・W
保湿が重要であることが、説得力をもって、顧客に訴求
できるようになっている。
【0017】また、上記表紙部分2を閉じた状態のまま
裏返してあらわれる、裏表紙部分20は、図3に示すよ
うな構成になっている。すなわち、その上部には、「W
洗顔・W保湿のあとは、スペシャルケアアイテムを。」
の見出し21が表示されており、その下に、「肌の働き
を整える・肌を守るお手入れをプラスして、“もっとキ
レイ”を手に入れましょう。」の説明文22が表示され
ている。そして、その下に、洗顔・保湿以外の付加機能
を備えた各種スキンケア化粧品が、化粧品のシリーズ別
に紹介されている。
【0018】なお、上記裏表紙部分20の端縁部20a
は、表紙部分2の端縁部2aよりも手前に、約5〜15
mm程度(この例では10mm)はみ出すよう設定され
ている。これは、両者の端縁部20a,2aがこのよう
にずれている方が、表紙部分2を開閉しやすいからであ
る。
【0019】つぎに、上記表紙部分2を開いてあらわれ
る見開き面は、図4に示すような構成になっている。す
なわち、その上半分(前記表紙部分2の裏側に相当する
部分)には、スキンケア化粧品群の分類一覧表31が表
示されており、その下には、各化粧品の使用方法をタイ
プ別に説明する表32が表示されている。
【0020】上記分類一覧表31において、まず、肌の
状態に応じて選択可能なスキンケア化粧品群が、そのシ
リーズ別に、上下3段に分かれて表示されている。ちな
みに、一番上の段33には、「レヴュー フレイヤ」と
いうブランド名が付けられたシリーズの化粧品群が表示
されており、この段33の左上隅に、「レヴュー フレ
イヤ」の見出し33aが表示されている。そして、その
右側には、「心地よい感触と香りで、疲れがちな肌をい
きいきとした元気な肌に整える植物成分配合のスキンケ
アシリーズ。」という、このシリーズの特徴を示す説明
文34が表示されている。なお、各化粧品の表示は、そ
の実物のカラー写真と、品名と、値段とで構成されてい
る。
【0021】また、中段35には、「ルシオル」という
ブランド名が付けられたシリーズの化粧品群が、上段3
3の場合と同様、実物のカラー写真と、品名と、値段と
で表示されている。そして、この段35の左上隅に、
「ルシオル」の見出し35aが表示されており、その右
側に、「にごり感が気になる肌に。明るく輝く素肌に導
く、大人の肌のための新シリーズ」という、このシリー
ズの特徴を示す説明文36が表示されている。
【0022】さらに、下段37には、「フェアクレア」
というブランド名が付けられたシリーズの化粧品群が、
他の段33,35と同様、実物のカラー写真と、品名
と、値段とで表示されている。そして、この段37の左
上隅に、「フェアクレア」の見出し37aが表示されて
おり、その右側に、「日やけによるシミ・ソバカスを防
いで、肌本来の白さを保つ薬用スキンケアシリーズ。全
品無香料・無色素。」という、このシリーズの特徴を示
す説明文38が表示されている。
【0023】そして、上記分類一覧表31の上部に、2
つの細長い楕円枠40,41が左右に並べて表示されて
いる。上記楕円枠40,41の上半分には、それぞれ
「W洗顔」と「W保湿」の文字が記入されており、楕円
枠40の下半分には、左側に「クレンジング」の文字、
右側に「ソープ」の文字がそれぞれ記入されている。ま
た、楕円枠41の下半分には、左側に「化粧水」の文
字、右側に「エマルジョン」の文字がそれぞれ記入され
ている。この表示によって、各段33,35,37に並
ぶ各化粧品群が、左右方向に分類されている。
【0024】すなわち、各段33,35,37に並べて
表示されている化粧品群のうち、左側に位置するもの
は、ダブル洗顔に用いられるもので、特にそのなかでも
左側に位置するものがクレンジングタイプ、右側に位置
するものがソープタイプであることがわかる。また、右
側に位置するものは、ダブル保湿に用いられるもので、
特にそのなかでも左側に位置するものが化粧水タイプ、
右側に位置するものがエマルジョンタイプであることが
わかる。
【0025】そして、上記分類一覧表31の下の、使用
方法を示す表32には、「<使用量と使い方>」という
見出し42が付されており、上下4段で構成された各段
43〜46において、上から順に、クレンジングタイプ
の化粧品の使用量と使い方、ソープタイプの化粧品の使
用量と使い方、化粧水タイプの化粧品の使用量と使い
方、エマルジョンタイプの化粧品の使用量と使い方が、
それぞれわかりやすく説明されている。
【0026】また、上記使用方法の表32の下には、や
や余白があり、端縁部20aに形成された4つの円弧状
突出に応じて、4つの楕円枠50〜53が設けられてい
る。そして、左端の楕円枠50内には、「メイク落とし
のクレンジング」と記入されており、その隣の楕円枠5
1内には、「汚れ落としのソープ」と記入されている。
また、その隣の楕円枠52内には、「うるおいを与える
化粧水」と記入されており、右端の楕円枠53内には、
「うるおいを逃さないエマルジョン」と記入されてい
る。なお、各楕円枠50〜53の大きさは、短軸が27
mm、長軸が57mmに設定されており、それぞれの上
に1個ずつ、化粧品の現物を載せるのにちょうどよい大
きさになっている。
【0027】このように構成された化粧品推奨シート1
を用い、化粧品販売員は、顧客に対し、例えばつぎのよ
うにして化粧品の推奨を行うことができる。すなわち、
まず、この化粧品推奨シート1を、図1に示すように、
閉じた状態にして、その表紙部分2を顧客に提示して、
毎日のW洗顔・W保湿が美肌をつくるのに重要であるこ
とを説明する。そして、これを顧客に充分に理解させた
上で、上記化粧品推奨シート1の表紙部分2を鎖線で示
すように開いて、顧客に、分類一覧表31を示しなが
ら、「上記W洗顔・W保湿に用いるのに好適な化粧品
を、あなたに最適な商品シリーズのなかから選択しまし
ょう。」というような趣旨のことを述べて、顧客の肌の
状態に最適な化粧品シリーズを選択する。すでに特定の
シリーズのものを使用している顧客であれば、そのシリ
ーズのものを選択すればよいし、まだ、どのシリーズに
するかが決まっていない顧客に対しては、問診したり測
定機器を用いて肌の状態を診断したりしたのち、適する
シリーズを選択する。
【0028】そして、その顧客にとって、例えば「ルシ
オル」シリーズが適していると判断された場合には、上
記分類一覧表31の中段35のルシオルシリーズとして
表示された化粧品群のなかから、W洗顔用のクレンジン
グタイプのものを1品、ソープタイプのものを1品、W
保湿用の化粧水タイプのものを1品、エマルジョンタイ
プのものを1品、と順次選んで、実際の現物を、シート
手前側に設けられた4つの楕円枠50〜53上に並べて
載置する。そして、この4つの化粧品を組み合わせるこ
とにより、前述のような優れた効果が得られることを述
べて、これらの併用を推奨する。また、表32を利用し
て、それぞれの使用量と使い方を説明する。
【0029】なお、顧客の反応によっては、さらに、化
粧品推奨シート1を裏返して、図3に示すように、裏表
紙部分20を顧客に提示して、上記4つの洗顔・保湿化
粧品だけでなく、肌あれ,ニキビ予防のビタミン美容液
や、美白水等、特殊な機能を付加した「スペシャルケア
アイテム」を併用することを推奨する。
【0030】このような推奨方法によれば、顧客が要望
する化粧品だけでなく、これと組み合わせて用いること
により優れた効果を発揮する複数化粧品を、顧客の肌に
適したシリーズ化粧品群の中から、短時間で効率よくピ
ックアップして推奨することができるため、自然な流れ
で推奨を行うことができ、押しつけがましい印象を与え
ることがない。そして、この推奨には、予め見やすくま
とめられた分類一覧表31を利用するため、基本さえ押
さえておけば、話術に優れた熟練販売員に限らず、だれ
でも簡単に行うことができ、教育的な手間を要しないと
いう利点を有する。
【0031】なお、上記の例では、化粧品推奨シート1
として、2つ折り構造のものを用いたが、必ずしもこの
ような構造のものを用いる必要はなく、一枚のシート体
であっても差し支えない。
【0032】また、上記の例では、分類一覧表31にお
いて、商品シリーズとして、3つのシリーズを上下3段
33,35,37に示し、各シリーズに属する化粧品群
を、左右方向に、W洗顔のクレンジングタイプとソープ
タイプ、W保湿の化粧水タイプとエマルジョンタイプの
計4タイプに分類して示したが、シリーズ数は上記に限
らず、その時点で市場に出回っている化粧品シリーズの
種類に応じて、適宜設定することができる。そして、各
化粧品群の分類項目は、上記4つのタイプを含んでおれ
ば差し支えなく、これをさらに細かく分類したり、上記
スペシャルケアタイプを付加したりすることができる。
【0033】さらに、上記の例において、化粧品推奨シ
ート1の表紙部分2に表示された「DFB理論」(図2
参照)をより充分に説明するために、例えば表面が図5
に示すように構成され、裏面が図6に示すように構成さ
れた、第2の推奨シート60を、上記化粧品推奨シート
1とともに用いることができる。この第2の推奨シート
60の表面60aには、図5に示すように、その上部
に、「“美しい肌づくり”をめざすあなたのために…」
という見出し61が表示されており、その下に、前記化
粧品推奨シート1の表紙部分2に表示された内容と同様
のものが表示されている。同一部分に同一番号を付し
て、その説明を省略する。
【0034】一方、第2の推奨シート60の裏面には、
図6に示すように、その上部に、「“もっとキレイ”を
実現する、4つのお手入れポイント。」という見出し6
2が表示されており、その下に、皮膚の断面模式図63
を利用して、表面に示した4つのお手入れポイントと同
様の、4つのお手入れポイントが、より視覚的に説明さ
れている。すなわち、皮膚表面の上に設けられた化粧品
塗布層64に、「肌を守る 紫外線や乾燥から肌を守
る。」という文65が記入されており、紫外線等が反射
している様子が矢印で模式的に示されている。また、そ
の下の、皮膚表面部分66に、「肌を清潔にする メ
イク料を落とし、汚れ(皮脂・古い角質・ホコリ)を取
る。」という文67が記入されている。
【0035】そして、その下の皮膚内部には、「水分保
持機能」と「脂質分泌機能」と「代謝機能」の3つを頂
点とする逆三角形68が表示されており、その上辺近傍
に、「肌のうるおいを保つ 肌表面と内部を保湿し
て、角質層のバリア機能をサポートする。」という文6
9が記入されている。また、上記逆三角形68の下端部
(「代謝機能」を頂点とする部分)の近傍に、「肌の
働きを整える 肌のさまざまな働きをサポートする。」
という文70が記入されている。
【0036】上記第2の推奨シート60と、前記化粧品
推奨シート1とを組み合わせて用いた場合には、W洗顔
・W保湿の概念を、より充分に理解させることができる
ため、顧客がより一層、深い次元で納得した上で、4つ
の化粧品を組み合わせて使用することができる。
【0037】なお、本発明の化粧品推奨に際し、上記化
粧品推奨シート1や第2の推奨シート60等の印刷物
は、必ずしも用いなければならないものではなく、TV
モニターや、CRT,液晶モニター等の画像装置,コン
ピュータ等を利用して、予め販売員が、分類一覧表31
の内容を理解しておけば、口頭によるやりとりのみで化
粧品の推奨を行うこともできる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の化粧品推奨方法
によれば、顧客が要望する化粧品だけでなく、これと組
み合わせて用いることにより優れた効果を発揮する複数
化粧品を、顧客の肌に適したシリーズ化粧品群の中か
ら、短時間で効率よくピックアップして推奨することが
できるため、自然な流れで推奨を行うことができ、押し
つけがましい印象を与えることがない。そして、この推
奨は、話術に優れた熟練販売員に限らず、だれでも簡単
に行うことができ、教育的な手間を要しないという利点
を有する。
【0039】そして、本発明の化粧品推奨シートによれ
ば、上記化粧品推奨方法を、効率よく画一的に行うこと
ができ、各化粧品販売員の負担を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧品推奨シートの一実施例を示す説
明図である。
【図2】上記実施例の一態様の説明図である。
【図3】上記実施例を裏返した態様の説明図である。
【図4】上記実施例を開いた態様の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例に用いる推奨シート表面の
説明図である。
【図6】上記推奨シート裏面の説明図である。
【符号の説明】
1 化粧品推奨シート 31 分類一覧表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の肌の状態に応じて選択可能な、少
    なくとも2群のスキンケア化粧品群を、各スキンケア化
    粧品群ごとに、洗顔化粧品と保湿化粧品の少なくとも2
    つのカテゴリーに分類し、上記洗顔化粧品に属する化粧
    品群をさらに「クレンジング」と「ソープ」の2タイプ
    に分類するとともに、上記保湿化粧品に属する化粧品群
    をさらに「化粧水」と「エマルジョン」の2タイプに分
    類して一覧表にまとめておき、化粧品推奨対象である顧
    客に最適なスキンケア化粧品群を特定したのち、そのス
    キンケア化粧品群において、上記「クレンジング」に属
    する化粧品群から1品、上記「ソープ」に属する化粧品
    群から1品、上記「化粧水」に属する化粧品群から1
    品、上記「エマルジョン」に属する化粧品群から1品、
    の計4品を選択し、少なくともこの4品の併用を推奨す
    るようにしたことを特徴とする化粧品推奨方法。
  2. 【請求項2】 顧客の肌の状態に応じて選択可能な、少
    なくとも2群のスキンケア化粧品群を、各スキンケア化
    粧品群ごとに、洗顔化粧品と保湿化粧品の少なくとも2
    つのカテゴリーに分類し、上記洗顔化粧品に属する化粧
    品群をさらに「クレンジング」と「ソープ」の2タイプ
    に分類するとともに、上記保湿化粧品に属する化粧品群
    をさらに「化粧水」と「エマルジョン」の2タイプに分
    類してまとめた一覧表が表示されており、上記一覧表と
    は別の個所に、上記「クレンジング」、「ソープ」、
    「化粧水」、「エマルジョン」の少なくとも4つのタイ
    プに分類された各化粧品群の中からそれぞれ1個ずつ選
    択された化粧品の現物を、一列に並べて載置しうる載置
    欄が設けられていることを特徴とする化粧品推奨シー
    ト。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011186640A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Shiseido Co Ltd 化粧品販売管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011186640A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Shiseido Co Ltd 化粧品販売管理システム

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