JP2001289438A - バーナー点火用電源装置 - Google Patents

バーナー点火用電源装置

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JP2001289438A
JP2001289438A JP2000099479A JP2000099479A JP2001289438A JP 2001289438 A JP2001289438 A JP 2001289438A JP 2000099479 A JP2000099479 A JP 2000099479A JP 2000099479 A JP2000099479 A JP 2000099479A JP 2001289438 A JP2001289438 A JP 2001289438A
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JP
Japan
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power supply
transformer
supply device
terminals
body case
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JP2000099479A
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Masahiro Kakiuchi
正博 垣内
Toshiki Iida
敏規 飯田
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出力端子数を多く取ることができしかも容易に
増やすことが可能なバーナー点火用電源装置を提供す
る。 【解決手段】バーナー点火用電源装置は、昇圧トランス
が複数の二次側コイルを備え、各二次側コイルの両端を
二次側端子として構成し、二次側コイルの二次側端子の
総数に相応した数の出力端子取付け部を本体ケース外に
露出させて設け、二次側コイルの二次側端子の総数に相
応した数の出力端子を形成できるように構成したことを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば野外用バー
ベキューコンロのような燃焼器具に使用するバーナー点
火用電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のバーナー点火用電源装置と
しては 本体ケース内に、昇圧トランスと、給電回路及
び昇圧トランスの一次側に接続された点火制御回路装置
とを本体ケース内に分離して設け、昇圧トランスの二次
側端子を高圧出力回路基板を介して、本体ケース外に露
出させて設けた出力端子に接続した形式のものが知られ
ている(実用新案登録第2547442号公報、実用新
案登録第2552112号公報、特開平10−3321
48号公報参照)。給電回路は普通、燃焼器具側の適当
な部位に装着される電池を電源としてコードを介して、
点火制御回路装置に設けた入力給電端子に接続されてい
る。ところで、燃焼器具としては、屋内に設置された固
定型のガス器具や石油器具などだけでなく、近年その簡
便さから野外バーベキュー等に用いられる可搬式器具の
普及により屋外で使用されるものも増えてきている。従
って、この種のバーナー点火用電源装置は屋内外問わず
に使用されるようになってきている。また、燃焼器具自
体も種々の形式のもが使用されており、例えば一口コン
ロから多口(例えば三口、四口、五口、六口のような)
コンロ等が実用に供されている。そのため、従来では、
バーナー点火用電源装置は適用する器具の口数に合わせ
て設計されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のバ
ーナー点火用電源装置は、取り付けられる燃焼器具の口
数に合わせて構成されているため、種種の口数用の装置
を用意する必要があり、このことは装置の製造上コスト
高となる。一方、燃焼器具自体においてこの種のバーナ
ー点火用電源装置を取り付けるのに使用できるスペース
は限られており、むやみにバーナー点火用電源装置の大
きさを変えることができず、また、取り付けやスペース
の簡易化や共通化の観点からむしろ一定の大きさに構成
することが望ましい。
【0004】そこで本発明は、出力端子数を多く取るこ
とができしかも容易に増やすことが可能なバーナー点火
用電源装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、本体ケース内に、昇圧トランス
と、昇圧トランスの一次側に接続された点火制御回路基
板とを分離して収納し、昇圧トランスの二次側端子に接
続された出力端子及び点火制御回路基板に接続した電源
入力端子を本体ケース外に露出させて設けたバーナー点
火用電源装置において、昇圧トランスが複数の二次側コ
イルを備え、各二次側コイルの両端を二次側端子として
構成し、二次側コイルの二次側端子の総数に相応した数
の出力端子取付け部を本体ケース外に露出させて設け、
二次側コイルの二次側端子の総数に相応した数の出力端
子を形成できるように構成したことを特徴としている。
好ましい実施の形態においては、二次側コイルの数は三
つであり、それら二次側コイルの二次側端子の総数は六
つである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1には、本発明の実
施の形態によるバーナー点火用電源装置の本体ケース1
を示し、この本体ケース1は、ABS樹脂のような適当
な樹脂材料から成り、底側が開放しており、仕切り壁2
によって昇圧トランス収容空間3と点火制御回路装置収
容空間4とに仕切られている。昇圧トランス収容空間3
における仕切り壁2と反対側の内壁には段部5が形成さ
れ、この段部5は五つの仕切り6で六つに仕切られ、こ
うして仕切られた段部の各部分には垂直にのびる孔7が
本体ケース1の内壁に平行に列を成すように形成されて
いる。各孔7にはピン状の高圧出力端子8が固定装着さ
れ、各高圧出力端子8の基部は段部5平面より突出し、
また各高圧出力端子8の先端部は本体ケース1の外側に
露出するようにされている。
【0007】本体ケース1は、点火制御回路装置収容空
間4における仕切り壁2と反対側のケース壁に沿って段
部9を備え、この段部9には後で説明する点火制御回路
装置に立植した電源入力端子を通す二つのスリット状長
孔10が形成されている。段部9の外側面9aには、各
スリット状長孔10を囲んでフランジ11が形成され、
このフランジ11は、電源入力端子を支持すると共に点
火制御回路装置収容空間4内への水の浸入をし難くして
いる。なお、必要により、段部9の外側面9aは外縁端
に向かって僅かに傾斜するように構成することもでき、
こうすることにより、段部9の外側面9a上に水が溜ま
るのを有効に防止することができる。また段部9の内側
面9bは点火制御回路装置を受ける受面を構成してい
る。また、本体ケース1は、段部9の外側面9aの縁部
から本体ケース1の外表面に沿って二つの水抜き通路1
2を画定する壁部材13を備え、この壁部材13は、二
つのスリット状長孔10に嵌合される電源入力端子14
を囲むように形成されている。
【0008】次に図4を参照して、本発明のバーナー点
火用電源装置の要部を成す点火制御回路装置の回路構成
の一例について説明する。図示回路において、20は給
電回路電源を構成しているDC3ボルトの電池、21は
電解コンデンサ、22は抵抗、23は整流ダイオード、
24はトランジスタ、25は発振トランス、26はダイ
オード、27はサイダック、28はコンデンサ、29は
昇圧トランスである。電池20の正極は、発振トランス
25の一次側の中間点に接続されると共に、電解コンデ
ンサ21を介して発振トランス25の二次次側に接続さ
れる。電池20の負極は、整流ダイオード23及び抵抗
22を介して発振トランス25の一次側の一端に接続さ
れ、発振トランス25の一次側の他端はトランジスタ2
4のコレクタ・エミッタ回路を介して電池20の負極に
接続される。トランジスタ24のベースは、整流ダイオ
ード23と抵抗22との接続点に接続される。このよう
にして発振回路が形成される。この発振回路は図示して
ないスイッチ(燃焼器具の点火スイッチ)をオン状態に
することにより発振トランス25の二次側に交流出力を
発生する。 このようにして発生した交流出力は、ダイ
オード26と、サイダック27と、コンデンサ28を含
むスイッチング回路を介して、昇圧トランス29の一次
側に加えられ、これにより、昇圧トランス29の一次側
の電流はスイッチング回路で決まる周期で断続する。そ
の結果、昇圧トランス29の二次側の三つの巻線のそれ
ぞれの端子間AとB、CとD、EとFに所定の出力電圧
が発生される。
【0009】このように構成した発振回路及びスイッチ
ング回路の回路素子はプリント基板(図示していない)
上に装着され、またプリント基板には立植した電源入力
端子14が立植されている。こうして得られた点火制御
回路装置は、プリント基板の一部が本体ケース1におけ
る段部9の内側面9bに当接するまで本体ケース1にお
ける点火制御回路基板収容空間4内に押し込み挿置され
る。これにより電源入力端子14は二つのスリット状長
孔10を介して本体ケース1の外側へ突出し、外部電源
に接続され得る。
【0010】昇圧トランス29は図5に示すように、巻
心に巻回した一次巻線巻31を中空円筒ボビン32内に
挿置し、この中空円筒ボビン32の三分割された部分に
三つの二次巻線33、34、35をそれぞれ巻回し、二
次巻線33の一端を端子Aに、他端を端子Bに接続し、
二次巻線34の一端を端子Cに、他端を端子Dに接続
し、二次巻線35の一端を端子Eに、他端を端子Fに接
続している。こうして構成された昇圧トランス29は端
子A〜Fを下向きにして本体ケース1の昇圧トランス収
容空間3内に挿置される。そしてその上に高圧回路基板
40が昇圧トランス29の各端子A〜F及び昇圧トラン
ス収容空間3における段部5の各仕切り6に嵌合して装
着される。
【0011】高圧回路基板40の一実施の形態を図6に
示し、図示されたように、長方形の基板のほぼ中央に長
手方向に沿って四つの嵌合孔41a、41b、41c、
41dが設けられ、これらの嵌合孔41a〜41dは、
図5に示す昇圧トランス29の端子A〜Dに対応して位
置決めされている。また長方形の基板の長い側部の一方
には側縁部に開放した二つの嵌合孔すなわち凹部42
a、42bが、図5に示す昇圧トランス29の端子E、
Fに対応する位置に設けられている。さらに長方形の基
板の他方の長い側部には側縁部に開放した六つの嵌合孔
すなわち凹部43a、43b、43c、43d、43
e、43f、が、昇圧トランス収容空間3における段部
5に装着される各高圧出力端子8に対応する位置に設け
られている。そして高圧回路基板40の表面(組立てた
際に昇圧トランスの反対側となる面)には図示したよう
に凹部43aと嵌合孔41aの間、凹部43bと嵌合凹
部42aの間、凹部43cと嵌合孔41bの間、凹部4
3dと嵌合孔41cの間、凹部43eと嵌合凹部42b
の間、及び凹部43fと嵌合孔41dの間にそれぞれ高
圧導電路44a、44b、44c、44d、44e、4
4fが形成されている。更に凹部43a〜43fの設け
られた基板の側縁部からそれぞれ隣接した高圧導電路間
に沿って凹部42a、42bの設けられた側部近くまで
短絡防止用スリツト45が設けられている。各短絡防止
用スリツト45は沿面距離をできるだけ長くするため凹
凸状縁部をもつて形成されている。
【0012】こうして構成されたバーナー点火用電源装
置は、燃焼器具に取り付けられ、燃焼器具の点火つまみ
又は点火ボタンに連動して着火操作を行うのに使用され
る。
【0013】このように構成した図示実施の形態では、
五口用に構成されており、昇圧トランス29の端子Eの
接続される高圧回路基板40上の高圧導電路44eに対
応した本体ケース1の段部5の部分おける孔7にはピン
状の高圧出力端子が設けられてないが、本装置この孔7
にピン状の高圧出力端子を設けて接続することにより六
口用に容易に変更することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
バーナー点火用電源装置においては、昇圧トランスが複
数の二次側コイルを備え、各二次側コイルの両端を二次
側端子として構成し、二次側コイルの二次側端子の総数
に相応した数の出力端子取付け部を本体ケース外に露出
させて設け、二次側コイルの二次側端子の総数に相応し
た数の出力端子を形成できるように構成したことによ
り、バーナー点火用電源装置を別個に設計する必要なし
に実質的に同一の装置構成で取り付けようとする燃焼器
具の口数に合わせて容易に適合させることができ、口数
の違う燃焼器具に共通して使用できるようになり、その
結果、バーナー点火用電源装置の製造コストを低く抑え
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバーナー点火用電源装置の一つの
実施の形態の要部を示す概略底面図。
【図2】図1装置の概略平面図。
【図3】図1の線A−Aに沿った概略断面図。
【図4】図1に示すバーナー点火用電源装置における点
火制御回路装置の回路構成の一例を示す回路線図。
【図5】(A)及び(B)は図1に示すバーナー点火用電
源装置における昇圧トランスを示す概略正面図及び側面
図。
【図6】図5に示す昇圧トランスの二次側の高圧回路基
板の一例を示す概略回平面図。
【符号の説明】
1:本体ケース 5:段部 6:仕切り 7:孔 8:高圧出力端子 33、34、35:二次巻線 A〜F:端子 40:高圧回路基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース内に、昇圧トランスと、昇圧ト
    ランスの一次側に接続された点火制御回路基板とを分離
    して収納し、昇圧トランスの二次側端子に接続された出
    力端子及び点火制御回路基板に接続した電源入力端子を
    本体ケース外に露出させて設けたバーナー点火用電源装
    置において、 昇圧トランスが複数の二次側コイルを備え、各二次側コ
    イルの両端を二次側端子として構成し、二次側コイルの
    二次側端子の総数に相応した数の出力端子取付け部を本
    体ケース外に露出させて設け、二次側コイルの二次側端
    子の総数に相応した数の出力端子を形成できるように構
    成したことを特徴とするバーナー点火用電源装置。
  2. 【請求項2】二次側コイルの数が三つであり、それら二
    次側コイルの二次側端子の総数が六つであることを特徴
    とする請求項1に記載のバーナー点火用電源装置。
JP2000099479A 2000-03-31 2000-03-31 バーナー点火用電源装置 Pending JP2001289438A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2140202B1 (en) 2007-03-26 2015-11-18 ITW Industrial Components S.r.l. con Unico Socio Compact gas lighting device for an electric household appliance, in particular a cooking range

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2140202B1 (en) 2007-03-26 2015-11-18 ITW Industrial Components S.r.l. con Unico Socio Compact gas lighting device for an electric household appliance, in particular a cooking range

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