JP2001289028A - 排ガス浄化用触媒コンバーター及びディーゼルパティキュレートフィルターシステム,並びにこれらの製造方法 - Google Patents

排ガス浄化用触媒コンバーター及びディーゼルパティキュレートフィルターシステム,並びにこれらの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディーゼルパティキュレートフィルター(以
下,「DPフィルター」という。)または触媒保持体の
金属シェル内への装着作業がしやすく,排ガス量が少な
い,DPフィルターシステム及び排ガス浄化用触媒コン
バーター,並びにこれらの製造方法を提供する。 【解決手段】 DPフィルター3と金属シェル2との間
に保持シール材1を配置したDPフィルターシステムの
製造方法であって,DPフィルター3を,保持シール材
1により被覆して被覆体4を形成する工程と,被覆体4
を,パイプ状の金属シェル2の中に挿入する工程とを有
する。金属シェル2内壁には螺旋溝21が形成されてお
り,被覆体4の金属シェル挿入時には,被覆体4を,金
属シェル2の螺旋溝21の螺旋進行方向に回転させなが
ら,金属シェル2の中にねじ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,ディーゼルパティキュレートフ
ィルターシステム及び排ガス浄化用触媒コンバーター,
並びにこれらの製造方法に関し,特に保持シール材を金
属シェル内に組み付ける方法に関する。
【0002】
【従来技術】ディーゼルエンジン自動車に設けられてい
るディーゼルパティキュレートフィルター(以下,「D
Pフィルター」ともいう。)システムは,ディーゼルパ
ティキュレートを捕獲するためのセラミック製のDPフ
ィルターと,これを収容する金属シェルとからなる。D
Pフィルターと金属シェルとの間には,DPフィルター
を保持するための保持シール材が介設している。保持シ
ール材は,無機質繊維マットからなる。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記保持シー
ル材は,クッション性を有し,嵩高である。そのため,
DPフィルターを保持シール材とともに金属シェル内に
装着する際の,保持シール材の装着作業に支障が生じる
おそれがある。そこで,保持シール材にバインダーを含
浸させて無機質繊維マットの厚みを薄くすることが考え
られる。しかし,この場合には,バインダーが焼失して
排ガス量が増加するおそれがあり,排ガス規制値を満足
することができない。また,排ガス浄化用触媒コンバー
ターも,触媒保持体を保持シール材を介して金属シェル
内に装着した構成を有し,上記DPフィルターシステム
と同様の問題がある。
【0004】本発明は,DPフィルターまたは触媒保持
体の金属シェル内への装着作業がしやすく,排ガス量が
少ない,ディーゼルパティキュレートフィルターシステ
ム及び排ガス浄化用触媒コンバーター,並びにこれらの
製造方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,ディーゼルパテ
ィキュレートフィルターと,該ディーゼルパティキュレ
ートフィルターの外方を覆う金属シェルと,上記ディー
ゼルパティキュレートフィルターと上記金属シェルとの
間に配置される保持シール材とから構成されるディーゼ
ルパティキュレートフィルターシステムの製造方法であ
って,ディーゼルパティキュレートフィルターを,保持
シール材により被覆して被覆体を形成する工程と,上記
被覆体を,パイプ状の金属シェルの中に挿入する工程と
を有し,上記金属シェル内壁には螺旋溝が形成されてお
り,上記被覆体の金属シェル挿入時には,上記被覆体
を,上記金属シェルの螺旋溝の螺旋進行方向に回転させ
ながら,上記金属シェルの中にねじ込むことを特徴とす
るディーゼルパティキュレートフィルターシステムの製
造方法である。
【0006】本発明においては,DPフィルターを保持
シール材により被覆し,これを金属シェルにねじ込んで
圧入している。金属シェルには,螺旋溝が形成されてい
るため,DPフィルターは保持シール材とともに,螺旋
溝に沿って金属シェルの中に導かれる。そのため,DP
フィルター及び保持シール材のねじ込みに要する力が軽
減される。したがって,本発明によれば,少ない力でD
Pフィルター及び保持シール材を金属シェル内に装着す
ることができる。また,本発明においては,保持シール
材にバインダーを含浸させて,薄厚化する必要もない。
また,排ガス中に保持シール材から排出される有機成分
は皆無とすることができ,環境保全の点からも優れてい
る。
【0007】請求項2の発明のように,上記保持シール
材は,バインダーが含浸されていない無機質繊維マット
であることが好ましい。これにより,保持シール材の金
属シェル保持力が増大する。また,バインダを含まない
ため,保持シール材から有機成分が排ガスとして排出さ
れることはない。
【0008】無機質繊維マットとしては,アルミナ及び
シリカを含有することが好ましい。これにより,無機質
繊維マットの耐熱性が向上する。特に,無機質繊維マッ
トは,70〜100重量%のアルミナを含有しているこ
とが好ましい。これにより,高温時の弾性力が高くな
り,DPフィルターを保持する力が高まる。また,90
0〜950℃の高温下でも,これらの性質を十分に発揮
でき,近年の内燃機関の高温化傾向に十分に対応するこ
とができる。
【0009】無機質繊維マットには,ニードルパンチン
グ処理が施されていることが好ましい。これにより,繊
維同士が絡み合い,弾性力が高くなり,DPフィルター
を保持する力が向上する。
【0010】請求項3の発明のように,上記金属シェル
内に挿入する前の保持シール材の嵩密度は0.05〜
0.2g/cmであることが好ましい。0.05g/
cm未満では,保持シール材によりDPフィルターを
被覆することが困難となる場合があり,0.2g/cm
を超える場合には,繊維が折れ反発力が低下し,DP
フィルターを保持する力が低下するおそれがある。
【0011】請求項4の発明のように,上記金属シェル
内に挿入した後の上記保持シール材の充填密度は,0.
20〜0.60g/cmであることが好ましい。0.
20g/cm未満では,保持シール材によるディーゼ
ルパティキュレートフィルターの保持力が低下するおそ
れがある。一方,0.60g/cmを超える場合に
は,繊維が折れ反発力が低下し,DPフィルターを保持
する力が低下するおそれがある。
【0012】金属シェル内へ挿入する前の保持シール材
の厚みに対する,挿入後のその厚みの比は,1/5〜1
/2であることが好ましい。これにより,DPフィルタ
ーを保持するに適切な力を確保できる。
【0013】請求項5の発明は,ディーゼルパティキュ
レートフィルターと,該ディーゼルパティキュレートフ
ィルターの外方を覆う金属シェルと,上記ディーゼルパ
ティキュレートフィルターと上記金属シェルとの間に配
置される保持シール材とよりなり,上記金属シェルの内
壁には,螺旋溝が形成されていることを特徴とするディ
ーゼルパティキュレートフィルタ−システムである。
【0014】本発明においては,金属シェル内壁に,螺
旋溝が形成されているため,DPフィルターを金属シェ
ル内に安定して保持することができる。
【0015】請求項6の発明のように,上記金属シェル
の内壁における上記螺旋溝は,上記ディーゼルパティキ
ュレートフィルターの挿入方向に沿って形成されている
ことが好ましい。これにより,DPフィルターを一層安
定して保持することができる。
【0016】請求項7の発明は,触媒保持体と,該触媒
保持体の外方を覆う金属シェルと,上記触媒保持体と上
記金属シェルとの間に配置される保持シール材とから構
成される排ガス浄化用触媒コンバーターの製造方法であ
って,触媒保持体を,保持シール材により被覆して被覆
体を形成する工程と,上記被覆体を,パイプ状の金属シ
ェルの中に挿入する工程とを有し,上記金属シェル内壁
には螺旋溝が形成されており,上記被覆体の金属シェル
挿入時には,上記被覆体を,上記金属シェルの螺旋溝の
螺旋進行方向に回転させながら,上記金属シェルの中に
ねじ込むことを特徴とする排ガス浄化用触媒コンバータ
ーの製造方法である。
【0017】本発明は,上記ディーゼルパティキュレー
トフィルタ−システムの製造方法におけるDPフィルタ
ーの代わりに触媒保持体を用いて,排ガス浄化用触媒コ
ンバーターを製造したものである。本発明においては,
触媒保持体を保持シール材により被覆し,これを螺旋溝
を有する金属シェルにねじ込んで圧入している。そのた
め,触媒保持体は保持シール材とともに,螺旋溝に沿っ
て金属シェルの中に導かれる。したがって,本発明によ
れば,少ない力で触媒保持体及び保持シール材を金属シ
ェル内に装着することができる。また,本発明において
は,保持シール材にバインダーを含浸させて,薄厚化す
る必要もなく,環境保全の点からも優れている。
【0018】請求項8の発明のように,上記保持シール
材は,バインダーが含浸されていない無機質繊維マット
であることが好ましい。これにより,保持シール材の金
属シェル保持力が増大する。また,バインダを含まない
ため,保持シール材から有機成分が排ガスとして排出さ
れることはない。
【0019】請求項9の発明のように,上記金属シェル
内に挿入する前の保持シール材の嵩密度は0.05〜
0.2g/cmであることが好ましい。0.05g/
cm未満では,保持シール材により触媒保持体を被覆
することが困難となる場合があり,0.2g/cm
超える場合には,繊維が折れ反発力が低下し,触媒保持
体を保持する力が低下するおそれがある。
【0020】請求項10の発明のように,上記金属シェ
ル内に挿入した後の上記保持シール材の充填密度は,
0.20〜0.60g/cmであることが好ましい。
0.20g/cm未満では,保持シール材による触媒
保持体を保持する力が低下するおそれがある。一方,
0.60g/cmを超える場合には,繊維が折れ反発
力が低下し,触媒保持体を保持する力が低下するおそれ
がある。
【0021】請求項11の発明は,触媒保持体と,該触
媒保持体の外方を覆う金属シェルと,上記触媒保持体と
上記金属シェルとの間に配置される保持シール材とより
なり,上記金属シェルの内壁には,螺旋溝が形成されて
いることを特徴とする排ガス浄化用触媒コンバーターで
ある。
【0022】本排ガス浄化用触媒コンバーターにおいて
は,金属シェル内壁に,触媒保持体の挿入方向に沿った
螺旋溝が形成されているため,触媒保持体を金属シェル
内に安定して保持することができる。
【0023】請求項12の発明のように,上記金属シェ
ルの内壁における上記螺旋溝は,上記触媒保持体の挿入
方向に沿って形成されていることが好ましい。これによ
り,DPフィルターを一層安定して保持することができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態に係るDPフィルターシステムの製造
方法について,図1〜図5を用いて説明する。本例のD
Pフィルターシステム5は,図1に示すごとく,ディー
ゼルパティキュレートを捕獲するためのDPフィルター
3と,DPフィルター3の側面を被覆する金属シェル2
と,DPフィルター3と金属シェル2との間に配置され
た保持シール材1とよりなる。
【0025】金属シェル2は直径141mm,内径13
8mmの円筒体(パイプ)であり,その内壁には幅1m
m,深さ0.3mmの螺旋溝21が形成されている。螺
旋溝21の1回転当たりの,螺旋軸方向の進行量は10
mmである。また,金属シェル2の表面には,図2に示
すごとく,内壁に形成した螺旋溝21に対応する螺旋状
の凸部22が形成されている。
【0026】保持シール材1は,70重量%のアルミナ
繊維と,30重量%のシリカ繊維とからなる。金属シェ
ル2内における保持シール材1の充填密度は0.3g/
cm であり,厚みは4mmである。
【0027】DPフィルター3は,セラミックの一種で
あるコーディエライト製である。DPフィルター3は,
図3に示すごとく,ハニカム構造を有する円柱体であ
り,その直径は130mmである。DPフィルター3
は,排気系の上流側かまたは下流側の一方が開口し,他
方が閉塞された多数のセルの集合体からなるハニカム構
造体である。DPフィルター3は,上流側開口セル31
から下流側開口セル32へと,多孔性のセル壁を通じて
排気ガスを通過させる。この際に,排気ガスに含まれて
いるディーゼルパティキュレートがセル壁により捕獲さ
れ,排気ガスは浄化される。なお,捕獲されたディーゼ
ルパティキュレートは,図示しない着火装置により焼失
される。DPフィルターシステム5は,ディーゼルエン
ジン9の排気管91の途中に設けられている。
【0028】次に,本例のDPフィルターシステムの製
造方法について説明する。まず,70重量%のアルミナ
繊維と30重量%のシリカ繊維とを混合し,ウェッブを
形成する。ウェッブにニードルパンチング処理を施す。
これにより,ウェッブ内の繊維同士が絡み合い,無機質
繊維マットからなる保持シール材1が形成される。この
ときの保持シール材1の厚みは12mmであり,充填密
度は0.1g/cmである。
【0029】次に,図4(a)に示すごとく,保持シー
ル材1に切断加工をして,長尺体とするとともに,その
両端に,DPフィルター3の外周を巻回したときに互い
に係合し合う凹部11と凸部12とを形成する。次に,
図4(b)に示すごとく,DPフィルター3の側面に保
持シール材1を巻回し,凹部11と凸部12とを突き合
わせて,被覆体4を得る。また,図4(c)に示すごと
く,パイプ状の金属シェル2の内壁に螺旋溝21する。
【0030】次に,図5に示すごとく,被覆体4を金属
シェル2の螺旋溝21の螺旋進行方向に回転させなが
ら,金属シェル2の中にねじ込む。以上により,図1,
図2に示すごとく,DPフィルター3が保持シール材1
を介して金属シェル2に装着される。その後,図3に示
すごとく,金属シェル2の両端開口部にしぼり加工を施
して,排気系91に接続するためのフランジ部29を形
成する。以上により,本例のDPフィルターシステム5
が得られる。
【0031】本発明においては,図5に示すごとく,D
Pフィルター3を保持シール材1により被覆し,これを
金属シェル2にねじ込んで圧入している。金属シェル2
には,螺旋溝21が形成されているため,DPフィルタ
ー3は保持シール材1とともに,その螺旋溝21に沿っ
て金属シェル2の中に導かれる。そのため,DPフィル
ター3及び保持シール材1のねじ込みに要する力が軽減
される。したがって,本例によれば,少ない力でDPフ
ィルター3及び保持シール材1を金属シェル2内に装着
することができる。また,保持シール材にバインダーを
含浸させて,薄厚化する必要もない。
【0032】実施形態例2 本例の排ガス浄化用触媒コンバーターの製造方法におい
ては,実施形態例1のDPフィルターに代えて触媒保持
体を用いている。触媒保持体は,セラミックス製でハニ
カム構造を有し,排気ガスを浄化する白金などの触媒が
担持されている。その他は,実施形態例1と同様の製造
工程を行う。
【0033】排ガス浄化用触媒コンバーターは,ガソリ
ンエンジンの排気管の途中に配置される。排気ガスを触
媒保持体の中に通過させると,触媒保持体の中の触媒作
用により,HCなどの排気ガス成分が浄化される。本例
においても,触媒保持体の金属シェル内への挿入が容易
で,また保持シール材は適正な面圧によって触媒保持体
を保持する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば,DPフィルターまたは
触媒保持体の金属シェル内への装着作業がしやすく,排
ガス量が少ない,ディーゼルパティキュレートフィルタ
ーシステム及び排ガス浄化用触媒コンバーター,並びに
これらの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1のDPフィルターシステムの内部
構造を示すための一部切欠斜視図。
【図2】実施形態例1のDPフィルターシステムの斜視
図。
【図3】実施形態例1における,DPフィルターシステ
ムの断面説明図。
【図4】実施形態例1における,DPフィルターの製造
方法を示す説明図(a)〜(c)。
【図5】図4に続く,DPフィルターの製造方法を示す
説明図。
【符号の説明】
1...保持シール材, 2...金属シェル, 21...螺旋溝, 22...凸部, 3...DPフィルター, 4...被覆体, 5...DPフィルターシステム,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/28 311 B01D 53/36 103C Fターム(参考) 3G090 AA02 BA01 3G091 AA17 AB01 GA06 GB01X GB01Z GB10X GB10Z GB16Z GB17X HA27 HA28 HA29 HA31 4D019 AA01 BA05 BB06 BC07 CA01 CA03 CB08 4D048 AA14 AB01 BA10X BA30Y BA41X BB02 CA07 CC04 CC06 CC38 4D058 JA32 JB06 KA02 KA03 KC54 KC63 MA44 SA06 TA06 UA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルパティキュレートフィルター
    と,該ディーゼルパティキュレートフィルターの外方を
    覆う金属シェルと,上記ディーゼルパティキュレートフ
    ィルターと上記金属シェルとの間に配置される保持シー
    ル材とから構成されるディーゼルパティキュレートフィ
    ルターシステムの製造方法であって,ディーゼルパティ
    キュレートフィルターを,保持シール材により被覆して
    被覆体を形成する工程と,上記被覆体を,パイプ状の金
    属シェルの中に挿入する工程とを有し,上記金属シェル
    内壁には螺旋溝が形成されており,上記被覆体の金属シ
    ェル挿入時には,上記被覆体を,上記金属シェルの螺旋
    溝の螺旋進行方向に回転させながら,上記金属シェルの
    中にねじ込むことを特徴とするディーゼルパティキュレ
    ートフィルターシステムの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記保持シール材
    は,バインダーが含浸されていない無機質繊維マットで
    あることを特徴とするディーゼルパティキュレートフィ
    ルターシステムの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において,上記金属シ
    ェル内に挿入する前の保持シール材の嵩密度は0.05
    〜0.2g/cmであることを特徴とするディーゼル
    パティキュレートフィルターシステムの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記金属シェル内に挿入した後の上記保持シール材の充
    填密度は,0.20〜0.60g/cmであることを
    特徴とするディーゼルパティキュレートフィルターシス
    テムの製造方法。
  5. 【請求項5】 ディーゼルパティキュレートフィルター
    と,該ディーゼルパティキュレートフィルターの外方を
    覆う金属シェルと,上記ディーゼルパティキュレートフ
    ィルターと上記金属シェルとの間に配置される保持シー
    ル材とよりなり,上記金属シェルの内壁には,螺旋溝が
    形成されていることを特徴とするディーゼルパティキュ
    レートフィルタ−システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記金属シェルの内
    壁における上記螺旋溝は,上記ディーゼルパティキュレ
    ートフィルターの挿入方向に沿って形成されていること
    を特徴とするディーゼルパティキュレートフィルタ−シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 触媒保持体と,該触媒保持体の外方を覆
    う金属シェルと,上記触媒保持体と上記金属シェルとの
    間に配置される保持シール材とから構成される排ガス浄
    化用触媒コンバーターの製造方法であって,触媒保持体
    を,保持シール材により被覆して被覆体を形成する工程
    と,上記被覆体を,パイプ状の金属シェルの中に挿入す
    る工程とを有し,上記金属シェル内壁には螺旋溝が形成
    されており,上記被覆体の金属シェル挿入時には,上記
    被覆体を,上記金属シェルの螺旋溝の螺旋進行方向に回
    転させながら,上記金属シェルの中にねじ込むことを特
    徴とする排ガス浄化用触媒コンバーターの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において,上記保持シール材
    は,バインダーが含浸されていない無機質繊維マットで
    あることを特徴とする排ガス浄化用触媒コンバーターの
    製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において,上記金属シ
    ェル内に挿入する前の保持シール材の嵩密度は0.05
    〜0.2g/cmであることを特徴とする排ガス浄化
    用触媒コンバーターの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか1項におい
    て,上記金属シェル内に挿入した後の上記保持シール材
    の充填密度は,0.20〜0.60g/cmであるこ
    とを特徴とする排ガス浄化用触媒コンバーターの製造方
    法。
  11. 【請求項11】 触媒保持体と,該触媒保持体の外方を
    覆う金属シェルと,上記触媒保持体と上記金属シェルと
    の間に配置される保持シール材とよりなり,上記金属シ
    ェルの内壁には,螺旋溝が形成されていることを特徴と
    する排ガス浄化用触媒コンバーター。
  12. 【請求項12】 請求項11において,上記上記金属シ
    ェルの内壁における上記螺旋溝は,上記触媒保持体の挿
    入方向に沿って形成されていることを特徴とする排ガス
    浄化用触媒コンバーター。
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