JP2001288729A - タイヤを利用した防舷材及びその防舷材の連結支持装置 - Google Patents

タイヤを利用した防舷材及びその防舷材の連結支持装置

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JP2001288729A
JP2001288729A JP2000108049A JP2000108049A JP2001288729A JP 2001288729 A JP2001288729 A JP 2001288729A JP 2000108049 A JP2000108049 A JP 2000108049A JP 2000108049 A JP2000108049 A JP 2000108049A JP 2001288729 A JP2001288729 A JP 2001288729A
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Kazuo Matsushita
和夫 松下
Masato Kaneko
理人 金子
Itsuki Matsubara
▲溢▼喜 松原
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用条件に適合したエネルギー吸収を持つ防
舷材とすることが出来、タイヤ防舷材を岸壁等に吊設し
たり、タイヤ本体同士を平面的または立体的に連結出来
るタイヤを利用した防舷材及びその連結支持装置を提供
する。 【解決手段】各タイヤ本体2の環状の空気室2aには、
古タイヤを粉砕または破砕したゴム状弾性体から成るチ
ップ材とウレタン樹脂等の可撓性バインダー(接着材)
とを混合させたエネルギー吸収材料7が充填硬化させて
ある。エネルギー吸収材料7のチップ材と可撓性バイン
ダーとの混合物の空隙率は、10%〜60%の範囲とな
るように設定するのが好ましい。連結金具4としては、
タイヤ本体2の踏面部2xに、空気室2aに貫通する貫
通穴8を形成し、該貫通穴8に空気室2a側から断面略
T字状の連結金具4のU字状のフック部5を突出させて
タイヤ防舷材1を吊設または連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤを利用し
た防舷材及びその防舷材の連結支持装置にかかわり、更
に詳しくは資源の再利用を図るために、古タイヤを防舷
材に利用すると共に、そのタイヤを利用した防舷材が最
適なエネルギー吸収を得られるように構成し、更にタイ
ヤ防舷材を岸壁に吊設し、またタイヤ本体を平面的、立
体的に連結支持出来るようにしたタイヤを利用した防舷
材及びその防舷材の連結支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、簡易で安価な防舷材として、また
資源の再利用を図る目的から、複数本の古タイヤを連結
して防舷材に利用することが提案されている(実開平7
−31596号公報のマイクロフィルム)。
【0003】ところで、上記古タイヤを利用した防舷材
は、衝撃エネルギーの吸収力を大きくするため、タイヤ
本体の空気室やリム装着部分に柔軟性を有するゴムを充
填し、更にタイヤ本体に十字状の貫通した縦穴を穿設し
た構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の古
タイヤを利用したタイヤ防舷材は、空気室やリム装着部
分にゴム材料を単に充填した構造となっているため、必
ずしも使用条件に適合したエネルギー吸収を持つ防舷材
とすることが出来ず、またタイヤ本体同士を平面的及び
立体的に連結させたり岸壁等に吊設するには、貫通穴を
設けたり、金具を取付けるのに多くの手間と時間がかか
り、コストアップとなる問題があった。
【0005】この発明の目的は、タイヤ本体の空気室
に、ゴム状弾性体から成るチップ材と可撓性バインダー
とを混合させたエネルギー吸収材料を所定の空隙率で充
填硬化させて使用することにより、使用条件に適合した
エネルギー吸収を持つ防舷材とすることが出来るタイヤ
を利用した防舷材を提供することにある。
【0006】また、この発明の他の目的は、タイヤ防舷
材を岸壁等に吊設したり、タイヤ本体同士を平面的また
は立体的に連結することを可能としたタイヤを利用した
防舷材の連結支持装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、この発明のタイヤを利用した防舷材は、タ
イヤ本体の空気室に、ゴム状弾性体から成るチップ材と
可撓性バインダーとを混合させたエネルギー吸収材料を
充填硬化させたことを要旨とするものである。
【0008】前記チップ材と可撓性バインダーとの混合
物の空隙率を、10%〜60%の範囲となるように設定
することが好ましい。
【0009】また、この発明のタイヤを利用した防舷材
の連結支持装置は、少なくとも、タイヤ踏面部の周方向
内壁面に当接する支持部と、この支持部に立設するフッ
ク部とから成る連結金具を備えたことを要旨とするもの
である。
【0010】前記連結金具の支持部は、タイヤ踏面部の
内壁面の周方向曲率と略同じ曲率を有し、前記フック部
が略T字状に支持部から立設させて構成するものであ
る。
【0011】また、前記タイヤ本体の踏面部には、空気
室に貫通する貫通穴を形成し、該貫通穴に空気室側から
断面略T字状の連結金具のフック部を突出させ、そのフ
ック部に紐状の吊設材を連結して防舷材を岸壁等に吊設
するものである。
【0012】また前記隣接する複数のタイヤの前記貫通
穴から突出した前記フック部を、接続部材を介して隣接
するタイヤ相互を連結するようにしたり、またはタイヤ
本体のサイドウォールに空気室に貫通する貫通穴をそれ
ぞれ形成し、この各貫通穴に締結部材を介してタイヤを
幅方向に重ねて締結することも可能である。
【0013】更に、前記タイヤ本体の空気室に、ゴム状
弾性体から成るチップ材と可撓性バインダーとを混合さ
せたエネルギー吸収材料を充填硬化させ、前記エネルギ
ー吸収材料の空隙率を、10%〜60%の範囲となるよ
うに設定して構成して成る防舷材に、連結金具、または
タイヤ相互を連結する接続部材あるいは締結部材を設け
ることも可能である。
【0014】この発明は、上記のように構成され、タイ
ヤ本体の空気室に、ゴム状弾性体から成るチップ材と可
撓性バインダーとを混合させたエネルギー吸収材料を1
0〜60%の空隙率の範囲内で充填硬化させ、またこの
エネルギー吸収材料の空隙率を使用目的にあった比率に
設定することで、目的に合った最適なエネルギー吸収機
能を備えた防舷材を任意に設計することが出来るもので
ある。
【0015】また、タイヤ防舷材を岸壁や船舶等から吊
設して使用したり、タイヤ本体同士を平面的または立体
的に連結する場合に、タイヤ防舷材の当接面に邪魔にな
ったり、エネルギーの吸収量を低減させることなく、吊
設または連結することが出来るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。
【0017】図1は、この発明の第1実施形態を示す古
タイヤを利用した防舷材の取付け状態を示す側面図、図
2は図1のA−A矢視断面図を示し、この第1実施形態
のタイヤ防舷材1は、タイヤ本体2を2本ずつ重ねてボ
ルト・ナット等の締結金具3により結合し、この結合し
た3本のタイヤ本体2を、連結金具4により三角形状に
連結すると共に、上方に位置する二本のタイヤ本体2か
ら突出した連結金具4のフック部5にチェーン6を介し
て岸壁Gに固定金具6aを介して吊り下げてある。
【0018】前記各タイヤ本体2の環状の空気室2aに
は、古タイヤを粉砕または破砕したゴム状弾性体から成
るチップ材とウレタン樹脂等の可撓性バインダー(接着
材)とを混合させたエネルギー吸収材料7が充填硬化さ
せてある。
【0019】前記エネルギー吸収材料7のチップ材と可
撓性バインダーとの混合物のより効果的な空隙率の範囲
は、10%〜60%の範囲である。空隙率が、60%を
超えると柔らかくなるが、吸収エネルギーが小さくな
り、エネルギー吸収材としてはコストのわりに効果が少
ない。また、10%未満では、吸収エネルギーは大きく
なるが、クッション効果が殆どなくなり、船腹への衝撃
力が大きくなって、好ましくない場合が多い。
【0020】即ち、単にタイヤのみを用いた従来の簡易
防舷材では、船舶の接舷エネルギーの吸収量が小さくて
ごく小型の船舶にしか用いることができなかった。一
方、タイヤの中に弾性の乏しいものを充填してしまう
と、接舷エネルギーを吸収する前に大きな衝撃エネルギ
ーが船腹にかかってしまい船腹の損傷を招くことにな
る。
【0021】そこで、この発明にかかるエネルギー吸収
材料7は、タイヤ防舷材に適度の弾性力を付加させたも
のであり、接岸する船舶の種類や大小により適する吸収
エネルギーを設定し、それに適する弾性を有するエネル
ギー吸収材7を充填することが好ましい。そして、その
適する弾性は、エネルギー吸収材7の空隙率の調整によ
り得ることが出来る。
【0022】即ち、小型船舶には、空隙率の高いエネル
ギー吸収材7を用い、大型船舶には空隙率の低いエネル
ギー吸収材7を用いるのが望ましい。このように、エネ
ルギー吸収材7の空隙率は、その選定範囲は広く、いず
れの空隙率でもそれ相応の効果を有するものである。
【0023】次に、タイヤ防舷材1を岸壁Gから吊り下
げたり、タイヤ本体2の相互を連結する手段としては、
上述したように連結金具4を使用する。
【0024】この発明では、連結金具4としては、図3
〜図6に示すように、タイヤ本体2の踏面部2xに、空
気室2aに貫通する貫通穴8を形成し、該貫通穴8に空
気室2a側から断面略T字状の連結金具4のU字状に形
成したフック部5を突出させてタイヤ防舷材1を吊設ま
たは連結する。
【0025】また前記連結金具4は、図5に示すよう
に、タイヤ踏面部2xの周方向内壁面と略同じ曲率を有
する支持部10と、この支持部10の長手方向中央外壁
面に溶接等により立設して固定されたフック部5とで一
体的に構成してある。
【0026】なお、連結金具4は、金属材料の他、硬質
の樹脂材料で一体的に形成することも可能である。
【0027】またタイヤ防舷材1を岸壁Gから吊り下げ
る場合には、図2に示すように、タイヤ踏面部2xから
突出したフック部2aにチェーン6を介して岸壁Gから
固定金具6aを介して吊設し、またタイヤ踏面部2x同
士を連結する場合には、タイヤ踏面部2xから突出した
フック部2aにシャックル9等の接続部材を介してタイ
ヤ踏面部同士を連結するものである。
【0028】また、タイヤ本体2を幅方向に重ねた状態
で連結する場合には、図7に示すように、タイヤ本体2
のサイドウォール部2yに、空気室2aに貫通する貫通
穴12を形成し、この貫通穴12にボルト・ナット、角
ワッシャ等から成る締結部材13を介して相互に連結す
るものである。
【0029】なお、上述した連結金具4を使用して、タ
イヤ防舷材1を岸壁Gから吊り下げたり、タイヤ本体2
同士を連結する場合には、上記第1実施形態に示すよう
に、タイヤ本体2の空気室2aに、ゴム状弾性体から成
るチップ材と可撓性バインダーとを混合させたエネルギ
ー吸収材料7を充填硬化させたタイヤ本体2を使用する
他、従来の古タイヤをそのまま利用したタイヤ防舷材に
も適用できるものである。
【0030】次に図8及び図9は、この発明の第2実施
形態を示す古タイヤを利用した防舷材の取付け状態を示
す側面図と、図8のE−E矢視断面図を示し、この実施
形態は、タイヤ本体2を2本ずつ重ねてボルト・ナット
等の締結金具3により結合し、この結合した4本のタイ
ヤ本体2を、複数本のチェーン14a,14bにより四
角形状に連結すると共に、縦チェーン14aにより岸壁
Gに設けた固定金具11から吊り下げるように構成した
ものである。
【0031】各タイヤ本体2の環状の空気室2aには、
上記第1実施形態と同様に、古タイヤを粉砕または破砕
したゴム状弾性体から成るチップ材とウレタン樹脂等の
可撓性バインダー(接着材)とを混合させたエネルギー
吸収材料7が所定の空隙率により充填硬化させてある。
【0032】また、前記タイヤ本体2と縦・横のチェー
ン14a,14bとの連結は、図9に示すように、タイ
ヤ本体2の踏面部2xに、空気室2aに貫通する縦向き
の貫通穴8aをそれぞれ形成し、この貫通穴8aに所定
の長さのゴムホース15を挿通する。そして四角形状に
配設したタイヤ本体2に、縦方向のチェーン14aを貫
通穴8a内のゴムホース15に挿通させ、また二本の縦
チェーン14aに連結金具16を介して横向きのチェー
ン14bで連結し梯子状にして構成するものである。
【0033】なお、その他の構成及び作用は上記第1実
施形態と同様なので同一符号を付して説明は省略する。
【0034】図10は、この発明にかかる空気室2aに
エネルギー吸収材料7を充填硬化させたタイヤ本体2を
利用した防舷材の圧縮性能曲線を示すグラフ説明図、図
11は空気室の内部チューブを取り除いた古タイヤを利
用した従来の防舷材の圧縮性能曲線を示すグラフ説明図
である。
【0035】図10に示すこの発明の防舷材の圧縮性能
曲線は、圧縮量が多くなるに従ってタイヤ防舷材1の反
力曲線や吸収エネルギー曲線が除々に大きく変化するこ
とが判る。これに対して、図11の従来の古タイヤを利
用した防舷材の圧縮性能曲線は、圧縮量がある一定以上
になると、反力曲線や吸収エネルギー曲線が急激に大き
くなり、防舷材として必要なエネルギーを吸収できない
と言う問題がある。
【0036】従って、この発明のように空隙率を任意に
設定できるエネルギー吸収材料7をタイヤ本体2の空気
室2aに充填させた防舷材が有効であることが判る。
【0037】以上のように、この発明ではタイヤ本体2
の空気室2aに、ゴム状弾性体から成るチップ材と可撓
性バインダーとを混合させたエネルギー吸収材料7を所
定の空隙率で充填硬化させ、このエネルギー吸収材料7
の空隙率を使用目的にあった比率に設定することで、目
的に合った最適なエネルギー吸収を備えた防舷材を任意
に設計することが出来るものである。
【0038】また、タイヤ防舷材1を岸壁Gや船舶等か
ら吊設して使用したり、タイヤ本体2同士を平面的また
は立体的に連結する場合に、タイヤ防舷材1の当接面に
邪魔になったり、エネルギーの吸収量を低減させること
なく、吊設または連結することが出来るものである。
【0039】
【発明の効果】この発明は、上記のようにタイヤ本体の
空気室に、ゴム状弾性体から成るチップ材と可撓性バイ
ンダーとを混合させたエネルギー吸収材料を所定の空隙
率で充填硬化させて構成したため、以下のような優れた
効果を奏するものである。 (a).使用条件に適合したエネルギー吸収量を持つタイヤ
防舷材を容易に製造することが出来る。 (b).エネルギー吸収材料の空隙率を変化させることによ
り、使用条件に適合したエネルギー吸収量や反力を容易
に調整することが出来る。 (c). 古タイヤを有効利用出来るので、資源の再利用化
を図ることが出来、また従来のタイヤ防舷材に比較して
安価に製造することが出来る。
【0040】また、この発明は、タイヤ本体に、少なく
とも、タイヤ踏面部の周方向内壁面に当接する支持部
と、この支持部に立設するフック部とから成る連結金具
を備えているので、以下のような優れた効果を奏するも
のである。 (d) .タイヤ防舷材を岸壁等に吊設したり、タイヤ本体
同士を平面的または立体的に連結することを可能とした
ので、より高いエネルギー吸収量のタイヤ防舷材を得る
ことが出来る。 (e).船側との接触面積が広くなるので、船側に及ぼす面
圧を低くすることが出来る。 (f).タイヤ防舷材が許容できる圧縮量が増えるので、低
反力で高いエネルギーを吸収することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す古タイヤを利用
した防舷材の取付け状態を示す側面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1のB部の拡大断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】連結金具の拡大正面図である。
【図6】図1のC部の拡大側面図である。
【図7】タイヤ本体同士を重ねで連結した状態を示す図
2のD部の一部断面図である。
【図8】この発明の第2実施形態を示す古タイヤを利用
した防舷材の取付け状態を示す側面図である。
【図9】図8のE−E矢視断面図である。
【図10】この発明にかかるタイヤ防舷材の圧縮性能曲
線を表したグラフ説明図である。
【図11】従来のタイヤ防舷材の圧縮性能曲線を表した
グラフ説明図である。
【符号の説明】
1 タイヤ防舷材 2 タイヤ本体 2a 空気室 2x 踏面部 2y サイドウォール部 4 締結金具 5 フック部 6 チェーン 6a 固定金具 7 エネルギー吸
収材料 8,8a 貫通穴 9 シャックル 10 支持部 11 固定金具 12 貫通穴 13 締結金具 14a,14b チェーン 15 ゴムホース 16 連結金具 G 岸壁
フロントページの続き (72)発明者 金子 理人 神奈川県平塚市追分2番1号 横浜ゴム株 式会社平塚製造所内 (72)発明者 松原 ▲溢▼喜 大阪府大阪市西区京町堀一丁目17番16号 横浜ゴムエムビーダブリュー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ本体の空気室に、ゴム状弾性体か
    ら成るチップ材と可撓性バインダーとを混合させたエネ
    ルギー吸収材料を充填硬化させて成るタイヤを利用した
    防舷材。
  2. 【請求項2】 前記チップ材と可撓性バインダーとの混
    合物の空隙率を、10%〜60%の範囲となるように設
    定した請求項1に記載のタイヤを利用した防舷材。
  3. 【請求項3】 少なくとも、タイヤ踏面部の周方向内壁
    面に当接する支持部と、この支持部に立設するフック部
    とから成る連結金具を備えたタイヤを利用した防舷材の
    連結支持装置。
  4. 【請求項4】 前記連結金具の支持部が、タイヤ踏面部
    の内壁面の周方向曲率と略同じ曲率を有し、前記フック
    部が略T字状に支持部から立設している請求項3に記載
    のタイヤを利用した防舷材の連結支持装置。
  5. 【請求項5】 タイヤ本体の踏面部に空気室に貫通する
    貫通穴を形成し、該貫通穴に空気室側から断面略T字状
    の連結金具のフック部を突出させ、そのフック部に紐状
    の吊設材を連結して防舷材を岸壁等に吊設するようにし
    た請求項3または4に記載のタイヤを利用した防舷材の
    連結支持装置。
  6. 【請求項6】 隣接する複数のタイヤの前記貫通穴から
    突出した前記フック部を、接続部材を介して隣接するタ
    イヤ相互を連結するようにした請求項3または4に記載
    のタイヤを利用した防舷材の連結支持装置。
  7. 【請求項7】 タイヤ本体のサイドウォールに空気室に
    貫通する貫通穴をそれぞれ形成し、この各貫通穴に締結
    部材を介してタイヤを幅方向に重ねて締結するようにし
    たタイヤを利用した防舷材の連結支持装置。
  8. 【請求項8】 タイヤ本体の空気室に、ゴム状弾性体か
    ら成るチップ材と可撓性バインダーとを混合させたエネ
    ルギー吸収材料を充填硬化させ、前記エネルギー吸収材
    料の空隙率を、10%〜60%の範囲となるように設定
    して構成して成る防舷材に、連結金具、またはタイヤ相
    互を連結する接続部材あるいは締結部材を設けた請求項
    3,4,5,6または7にに記載の記載のタイヤを利用
    した防舷材の連結支持装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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