JP2001287224A - プラスチック製品のリサイクル方法 - Google Patents

プラスチック製品のリサイクル方法

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JP2001287224A
JP2001287224A JP2000107616A JP2000107616A JP2001287224A JP 2001287224 A JP2001287224 A JP 2001287224A JP 2000107616 A JP2000107616 A JP 2000107616A JP 2000107616 A JP2000107616 A JP 2000107616A JP 2001287224 A JP2001287224 A JP 2001287224A
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heating
solvent
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Koji Muraoka
貢治 村岡
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Shuhou Co Ltd
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Shuhou Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、プラスチック製品のリサイクル化にお
いて、プラスチック製品に印刷された印刷体の除去は、
多くの時間と労力を費やしていた。安価且つ有効なリサ
イクル方法が要求されている。 【解決手段】 プラスチック製品の印刷を昇華性染料系
インキにより印刷し、リサイクル時には、溶剤浸積、お
よび/または、加熱または紫外線を照射することにより
印刷体を除去するプラスチック製品のリサイクル方法。
加熱はプラスチック製品の成形温度Tの−20℃〜−5
0℃、加熱時間5〜120min、紫外線照射は波長2
00〜300Å、照射時間5〜120minである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック製品
のリサイクル方法に関し、更に詳しくは、プラスチック
製品のリサイクルを容易にするための印刷方法および印
刷されたものを除去する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、プラスチック製品は、形状の多様
性、使い勝手の良さ、量産コストの安さなどの理由によ
り、市場に氾濫している。特に、量の多さからすると日
常の生鮮食料品に使用される各種のトレイや包装品や、
後処理に難のあるパソコン等のプラスチックケースな
ど、その廃却後の処理について大きな社会的問題を提供
している。
【0003】一般的には、処理の主流は廃棄プラスチッ
ク製品を破砕してチップ化し、その後の処理として、該
チップを単に燃やしてしまうばかりでなく、原油として
再生するとか、原料粒子化して再度プラスチック製品と
して再生するとか、建材や舗装材の一部としてそのまま
転用するとかなど、色々な形での再利用方法が行われて
いる。この再利用するケースは、地球上の物質のリサイ
クル システムを回すものとして、最も好ましい処理方
法であり、今後益々研究拡大されて行くと考えられる。
【0004】従来、プラスチック製品への印刷方式は、
該プラスチック製品の材料および形状により異なるもの
であり、従って、各印刷方式に対応して使用されるイン
キの種類も色々であった。例えば、ポリエステル材では
特にエチルセルロースと芳香族溶剤をビヒクルとしたソ
ルベントインキ、また、ポリエチレン材では熱硬化型の
油性インキなどが使用されるなどである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記再
利用システムについては、現在その処理が経済的に必ず
しも好ましい状態にあるとは言えない。一般に、プラス
チック製品に印刷がされている場合が多く、この場合、
その印刷インキが再利用のためには不純物として悪作用
するケースが多く、このチップの汚れに対して、これを
取り除くことが必要となる。特に、前記チップから原油
などの石油製品にリサイクルさせる場合や、原料粒子化
して再度プラスチック製品として再生する場合などで
は、この印刷インキの除去は必須の条件となる。
【0006】従来、プラスチックへの印刷には、熱硬化
性インキ、UV硬化性インキ、二液性硬化インキなどが
使用されている。これらの印刷インキは、これを除去し
ようとすると、あるものは溶剤で溶かし洗い流すとか、
大きなものでは機械的に除去するなど、その除去に対す
る労力と費用は、リサイクル方式そのものの是非を問わ
れる程のウエイトを有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するた
め、本発明は、プラスチック製品の印刷を昇華性染料系
インキにより印刷し、リサイクル時には溶剤による浸
積、および/または、加熱または紫外線照射の適宜の組
み合わせにより、前記印刷された文字や絵柄など(以
下、印刷体という)を取り除く、乃至、取り除き易く変
質させることにより解決を図るものであり、また、前記
プラスチック製品がポリエチレン系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ABS樹脂、PET樹
脂、発泡スチロールの群より選ばれた材料により構成さ
れた製品であり、前記昇華性染料系インキが、昇華性染
料とビヒクルとして揮発性溶剤を含むソルベントインキ
であることを特徴とするプラスチック製品のリサイクル
方法により解決するものである。
【0008】また、前記加熱が、加熱温度(T−(20
〜50))℃、(但し、Tは前記プラスチック製品の成
形温度℃)、加熱時間5〜120minであること、更
に、前記紫外線照射が波長200〜400Åの極紫外線
を使用し、照射時間が5〜120minであることを特
徴とするプラスチック製品のリサイクル方法により解決
せんとするものである。
【0009】また、前記除去処理が、前工程が溶剤によ
る浸積、後工程が加熱の組み合わせよりなり、該前工程
において溶剤が芳香族溶剤であり、浸積時間が1〜30
min、後工程において加熱温度80〜150℃、加熱
時間5〜120minであることを特徴とするリサイク
ル方法により、更に、前記除去処理が、前工程が溶剤に
よる浸積、後工程が紫外線照射の組み合わせよりなり、
該前工程において溶剤が芳香族溶剤であり、浸積時間が
1〜30min、後工程において、波長200〜400
Å、照射時間が5〜120minであることを特徴とす
るリサイクル方法により解決するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】一般的に、リサイクルの対象とな
るプラスチック製品としては、パソコンやテレビなどの
ケーシング類(以下、C類という)、軽量構造材、例え
ばビール箱、コンテナ類など(以下、L類という)、ペ
ットボトルなどのボトル類(以下、B類という)、食品
用トレーなどの発泡材(以下、H類という)などがあ
る。
【0011】その材料としては、C類は、ポリスチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂、メタクリル樹脂など、L類
は、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹
脂など、B類ではPET樹脂など、H類としてはスチロ
ール共重合体樹脂など、多様にまたがり、また各類およ
び製品形状によって印刷方法および使用印刷インキが異
なっている。
【0012】しかしながら、リサイクルのための処理の
方法としては、比較的に製品ごとにまとめて、例えばB
類はB類としてまとめて処理するケースが多い。又、チ
ップに分断する以前、および以後に、内容物や付着物の
除去のために、主として水洗などによる洗浄、乾燥をす
るケースが殆どである。
【0013】従って、印刷体の取り除き処理方法とし
て、印刷体それ自体を消失させることが最も好ましい
が、この洗浄過程において、印刷体が洗い流される状態
に変質されていることでも良い。勿論、その変質された
印刷体が2次災害をもたらすようなものであってはなら
ないことは云うまでもない。
【0014】普通、プラスチック製品用の印刷インキ
は、プラスチックの性状から、浸透乾燥性インキはH類
以外は使用されておらず、熱硬化性インキ、UV硬化性
インキ、二液性硬化インキなどが使用されている。これ
らのインキは、印刷の容易さ、印刷体の接着性、強度の
点ですぐれているが、一方それを取り除くとなると、容
易なことではない。
【0015】本願発明は、その第1ステップとして、プ
ラスチック製品への印刷に使用する印刷インキを共通的
に、従来化学繊維(布)の印刷染料として使用されてい
る昇華性染料系インキを、あえてプラスチック剛体の印
刷に使用することを特徴としている。また、第2ステッ
プとして、これらの印刷体を取り除く方法として、溶剤
による浸積、加熱、紫外線照射の適正条件による組み合
わせにより、これを行うところに特徴がある。
【0016】一般的に、染料系インキは紫外線に当たる
と、色褪せを起こしやすく、これはまた、一方では紫外
線による分解除去を容易にするものでもある。前記のご
とく、現在使用されている熱硬化性インキ,UV硬化性
インキ、二液性硬化インキなどは、凸版、凹版オフセッ
ト印刷などにおける印刷の容易さ、印刷体の接着性や強
度の点ですぐれてはいるが、それを取り除くのは可成り
面倒なことである。
【0017】従って、熱硬化性インキ、UV硬化性イン
キ、二液性硬化インキなどの従来使用の印刷インキに替
えて、従来、ポリエステルなどの化学繊維(布)の印刷
染料として使用されている染料系インキしかも昇華性染
料系インキを用いて、各種材料のプラスチック剛体(製
品)に、印刷することを提案するものである。現在各種
材料のプラスチック剛体(製品)に昇華性染料系インキ
を用いて印刷するケースは極めて稀である。
【0018】基本的に前記従来使用の熱硬化性インキ,
UV硬化性インキ、二液性硬化インキなどの印刷インキ
による印刷体、即ち、印刷された文字や絵柄などが、プ
ラスチックの表面の上に乗せられた形(盛り上がった
形)で印刷固着されているのに対し、昇華性染料系イン
キは、染料がプラスチック表面からその内部に浸透した
形(いわゆる、染色された形)で印刷固定されている。
従って、溶剤の揮発後の表面に残ったカスを拭い去る
と、印刷後のプラスチック表面は、印刷体が染められた
平坦な面を呈ししている。
【0019】昇華性染料系インキによる印刷は、オフセ
ット印刷、凸版印刷、スクリーン印刷などにより、基本
的に転写方式により行う。プラスチック材料の変形温度
を十分考慮した適宜の加圧、加熱をすることが必要であ
る。
【0020】前述のごとく、本発明の目的は、プラスチ
ック製品の廃品をチップ化した時の不純物として印刷体
が残存しないようにすることにある。このためには、変
質処理は印刷体自体が消失することが最も好ましいが、
少なくともチップ化前または後における洗浄過程で洗い
流される状態になることが必要である。
【0021】次ぎに、出願人の実験によると、印刷体を
取り除く変質処理の方法として、紫外線照射による除去
方法が極めて有効であって、少なくとも、洗浄工程にお
ける洗い流しが容易となることがわかった。しかも、実
験によると紫外線照射の条件としては、紫外線の中でも
波長約200〜400Åの範囲の極紫外線が好ましく、
照射時間は5〜120minで十分効果があることがわ
かった。波長が長い領域では印刷体の分解、変質までの
時間が増し、また200Å以下の紫外線は取り扱い上好
ましくない。照射時間は印刷体の厚さ、色彩により適正
の時間が存在し、これは実験的に決められる。
【0022】また、加熱による、印刷体の除去処理は、
印刷体を少なくとも水洗工程における洗い流しが容易な
性状に変質させることでよい。出願人の実験によると、
プラスチック製品の成形温度Tに対し約20〜50℃低
温で、加熱時間5〜120minで加熱することにより
安定した変質が可能であることがわかった。しかも真空
雰囲気において加熱することにより、より効率的な変質
が可能であることがわかった。この場合、真空度は10
-2mmHg程度で十分である。
【0023】
【実施例】昇華性染料系インキとして、アントラキノン
系染料(Disperse Blue Extraな
ど)とビヒクルとして揮発性溶剤を含むソルベントイン
キを用い、この印刷インキにより18枚のポリエチレン
板(100mm×100mm×3mm角板)の各片面
に、線巾2mm、間隔10mmの升目模様(インキ厚さ
約0.05mm)を直接印刷し、80℃×60secに
て加熱処理した。(試料番号P1〜P 1
9)
【0024】全試料とも印刷状態は良好であり、印刷精
度、色調とも満足できるものであった。これを、各条件
にて変質処理を行い、ジェット水流(圧力1.3kgf
/cm2 、流量30 l/min )にて1min水洗し
た後、表面の印刷体の状態を観察した。
【0025】試料P1〜P6に対し、紫外線波長20
0、300、400Å、照射時間10min(t2)、
120min(t1)をパラメータとして組み合わせ実
験した。実験結果を図1に示す。印刷体の状態の観察評
価方法は、目視にて、◎:殆ど消失しているもの(除去
グレード4)、○:痕跡程度が残っているもの(除去グ
レード3)、△:まばらに残っているもの(除去グレー
ド2)、×:殆ど残っているもの(除去グレード1)、
として評価した。
【0026】波長が400Åでは、照射時間が短いと印
刷体は十分変質消失しきれない。波長200、300Å
の照射では照射時間が10minでも十分効果が認めら
れる。従って波長の上限は300Å程度と考えられる。
【0027】試料P7〜P15に対し、大気中で加熱温
度120℃、加熱時間5、15、30、60、120m
inで処理し、また、真空雰囲気(V1:真空度V=1
-2mmHg)にて、加熱温度120℃、加熱時間5、
15、30、60minにより処理した。印刷体の状態
の観察評価方法は、前記と同様に目視にて行い、◎:殆
ど消失しているもの(除去グレード4)、○:痕跡程度
が残っているもの(除去グレード3)、△:まばらに残
っているもの(除去グレード2)、×:殆ど残っている
もの(除去グレード1)、として評価した。結果を図2
に示す。
【0028】この実験結果より、大気中で加熱温度12
0℃であれば処理時間が15min以上の処理のものは
変質消去が良好であり、また、V=10-2mmHgの真
空条件では、5minでも十分に除去効果が認められ
た。また、120min以上では、変質効果がサチュレ
ートしており、それ以上の加熱は経済的にも望ましくな
い。また加熱温度は150℃が限度と思われる。それ以
上の温度ではプラスチック自体の変質が生じて好ましく
ない。
【0029】更に、試料P16〜P19に対し、前工程
として芳香族溶剤に浸積時間5、30min、後工程と
して、加熱(大気中、加熱温度120℃、加熱時間15
min)を付け加えた場合、および同様前工程に紫外線
照射(波長300Å、照射時間30min)を付け加え
た場合の除去処理を行った。 評価方法は上述と同じで
ある。結果を図3に示す。
【0030】この実験によれば、加熱処理のみ、および
紫外線照射処理のみの除去状態に比べて、前工程として
溶剤浸積処理を行ったものは、いずれも除去効果が向上
している。紫外線照射のみではグレード3程度であった
ものが、前工程を併用した場合は、浸積時間5min、
30minの前処理によりいずれもグレード4に向上し
ている。従って浸積時間は15minでも十分であるこ
とがわかった。また、後処理が加熱処理の場合は、前工
程として浸積時間5minを併用したものは、加熱処理
のみではグレード1〜2程度であったものが、グレード
3と若干向上したが十分でなく、より永い前処理時間を
必要とすることがわかった。浸積時間が30minであ
れば十分グレード4となる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、1)プラスチック製品の印刷
を昇華性染料系インキにより印刷し、リサイクル時には
加熱または紫外線照射により該印刷されたものを取り除
く、乃至、取り除き易く変質することによりプラスチッ
ク製品のリサイクル化をより容易にすることができる。
【0032】また、2)ポリエチレン、ポリカーボネー
ト、ポリスチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、PE
T樹脂、発泡スチロールの群より選ばれた1つの材料に
より構成されたプラスチック製品に対し、前記昇華性染
料系インキが、ビヒクルとして芳香族溶剤を含むソルベ
ントインキを使用することにより、印刷体の除去処理を
効率良く行うことができる。
【0033】更に、3)加熱が、加熱温度(T−(20
〜50))℃、(但し、Tは前記プラスチック製品の成
形温度℃)、加熱時間5〜120minで加熱する(1
-2mmHgの真空条件ならより好ましい)ことによ
り、また、4)波長200〜300Åの紫外線を使用
し、照射時間が5〜120min照射することにより印
刷体の除去処理を容易に行うことができる。
【0034】また、5)溶剤浸積の前処理に加熱または
紫外線照射の後処理を併用することにより、より効果的
な印刷体の除去をおこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例の実験結果を示す線図であ
る。
【図2】 本発明の他の実施例の実験結果を示す線図で
ある。
【図3】 本発明の更に他の実施例の実験結果を示す線
図である。
【符号の説明】
1 照射時間t=120min、t2 照射時間t=1
0min、V1 真空度V=10-2mmHg、V2 大
気圧V=760mmHg。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 67:00 B29K 67:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製品の印刷を昇華性染料系
    インキにより印刷し、リサイクル時には、溶剤による浸
    積、および/または、加熱または紫外線照射の組み合わ
    せにより、前記の印刷されたものを取り除く、乃至取り
    除き易く変質させる除去処理をすることを特徴とするプ
    ラスチック製品のリサイクル方法。
  2. 【請求項2】 前記プラスチック製品がポリエチレン系
    樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、A
    BS樹脂、PET樹脂、発泡スチロールの群より選ばれ
    た1つの材料により構成された製品であり、前記昇華性
    染料系インキが、昇華性染料とビヒクルとして揮発性溶
    剤を含むソルベントインキであることを特徴とする請求
    項1に記載のプラスチック製品のリサイクル方法。
  3. 【請求項3】 前記除去処理における加熱が、加熱温度
    (T−(20〜50))℃、(但し、Tは前記プラスチ
    ック製品の成形温度℃)、加熱時間5〜120minで
    あることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に
    記載のプラスチック製品のリサイクル方法。
  4. 【請求項4】 前記紫外線照射が、波長200〜400
    Åの極紫外線を使用し、照射時間が5〜120minで
    あることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に
    記載のプラスチック製品のリサイクル方法。
  5. 【請求項5】 前記除去処理が、前工程が溶剤による浸
    積、後工程が加熱の組み合わせよりなり、該前工程にお
    ける溶剤が芳香族溶剤であり、浸積時間が5〜30mi
    n、また、後工程における加熱が加熱温度80〜150
    ℃、加熱時間5〜120minであることを特徴とする
    請求項1乃至2のいずれか1項に記載のプラスチック製
    品のリサイクル方法。
  6. 【請求項6】 前記除去処理が、前工程が溶剤による浸
    積、後工程が紫外線照射の組み合わせよりなり、該前工
    程において溶剤が芳香族溶剤であり、浸積時間が1〜3
    0min、後工程において、波長200〜400Å、照
    射時間が5〜60minであることを特徴とする請求項
    1乃至2のいずれか1項に記載のプラスチック製品のリ
    サイクル方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104254403A (zh) * 2012-03-26 2014-12-31 阿利坎特大学 用于移除印刷在塑料膜上的油墨的方法
WO2021260875A1 (ja) * 2020-06-25 2021-12-30 株式会社アクト 有機廃棄物の資源化処理装置、及びその資源化処理方法

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