JP2001287205A - 樋状の竹を平板に加工する方法 - Google Patents
樋状の竹を平板に加工する方法Info
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- JP2001287205A JP2001287205A JP2000155478A JP2000155478A JP2001287205A JP 2001287205 A JP2001287205 A JP 2001287205A JP 2000155478 A JP2000155478 A JP 2000155478A JP 2000155478 A JP2000155478 A JP 2000155478A JP 2001287205 A JP2001287205 A JP 2001287205A
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- JP
- Japan
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- bamboo
- flat plate
- groove
- gutter
- trough
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然の厚い肉厚のままの樋状の竹を、平板状
に加工する方法 【解決手段】 樋状の竹の内面或は外面、又は両面に竹
の略繊維方向の溝を設けた後、加熱、加圧して加工す
る。
に加工する方法 【解決手段】 樋状の竹の内面或は外面、又は両面に竹
の略繊維方向の溝を設けた後、加熱、加圧して加工す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肉厚の樋状の竹を
割れない様に、たやすく平板に加工する方法に関するも
のである。
割れない様に、たやすく平板に加工する方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に自然のままの肉厚の樋状の竹を継
ぎ接ぎしないで割れない様に板状に加圧して押しのばす
ことは殆んどできないこととの認識がある。
ぎ接ぎしないで割れない様に板状に加圧して押しのばす
ことは殆んどできないこととの認識がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】竹は極く薄く削って加
熱すればかなりの曲げのばし角度にも耐えられるが、削
らない自然のままの、或は自然に近い厚い肉厚のままで
樋状の竹を平板状に押しのばすことができないものか。
熱すればかなりの曲げのばし角度にも耐えられるが、削
らない自然のままの、或は自然に近い厚い肉厚のままで
樋状の竹を平板状に押しのばすことができないものか。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、自然の
ままの厚い肉厚の樋状の竹の内面或は外面、又は両面に
竹の繊維方向、略繊維方向の溝を連続的、或は間欠的に
設けることにより、厚さの薄い部分を部分的に設け、こ
の部分でもって曲げのばしによって生じるひずみを吸収
する様にした。
ままの厚い肉厚の樋状の竹の内面或は外面、又は両面に
竹の繊維方向、略繊維方向の溝を連続的、或は間欠的に
設けることにより、厚さの薄い部分を部分的に設け、こ
の部分でもって曲げのばしによって生じるひずみを吸収
する様にした。
【0005】
【発明の実施の形態】竹の曲げのばしの加工に於て、竹
を加熱することは欠かすことのできない工程である。本
発明に於ても上記の如く、竹の面に連続的に、或は間欠
的に溝を設けた樋状の竹は、曲げのばし加工の前には、
全体をまんべんなく十分に加熱し、竹の繊維や肉質を軟
かくした後、竹の内外両面からゆっくり加圧しながら押
しのばしていく。
を加熱することは欠かすことのできない工程である。本
発明に於ても上記の如く、竹の面に連続的に、或は間欠
的に溝を設けた樋状の竹は、曲げのばし加工の前には、
全体をまんべんなく十分に加熱し、竹の繊維や肉質を軟
かくした後、竹の内外両面からゆっくり加圧しながら押
しのばしていく。
【0006】
【実施例】図1は、樋状の竹1の外面に溝3を一定間隔
で連続的に設けたものである。溝を設けた部分は肉厚が
薄いため、図2の平板状にさせるために竹の内外両面か
ら加圧する力は、比較的小さな力でも竹全面の溝に広く
分散させることができる。また、溝に加圧された力は、
最も肉厚の薄い溝の底の部分に集中し、溝は大きく形を
変え、図2の溝4の如くに巾がせまくなる。この溝が図
1の溝3から、図2の溝4への大きな変形こそが、本発
明の主要な点で、図1に示す肉厚の樋状の竹が、図2に
示す平板状の竹に変形する間に生ずる大きなひずみも難
なく吸収してしまう。完成した平板状の竹の面にはひび
割れひとつ生じない。
で連続的に設けたものである。溝を設けた部分は肉厚が
薄いため、図2の平板状にさせるために竹の内外両面か
ら加圧する力は、比較的小さな力でも竹全面の溝に広く
分散させることができる。また、溝に加圧された力は、
最も肉厚の薄い溝の底の部分に集中し、溝は大きく形を
変え、図2の溝4の如くに巾がせまくなる。この溝が図
1の溝3から、図2の溝4への大きな変形こそが、本発
明の主要な点で、図1に示す肉厚の樋状の竹が、図2に
示す平板状の竹に変形する間に生ずる大きなひずみも難
なく吸収してしまう。完成した平板状の竹の面にはひび
割れひとつ生じない。
【0007】
【発明の効果】1、今までなかった巾広で接目がなく、
肉厚が厚い平板状の竹の素材が、たやすく得られる。 2、肉厚の厚い竹の平板は、肌ざわりが涼しく夏の履物
の床材として快適であるなど、俄素材としての用途が期
待される。
肉厚が厚い平板状の竹の素材が、たやすく得られる。 2、肉厚の厚い竹の平板は、肌ざわりが涼しく夏の履物
の床材として快適であるなど、俄素材としての用途が期
待される。
【0008】
【図1】立てた樋状の竹の上面図である。
【図2】立てた板状の竹の上面図である。
図中1は樋状の竹、2は平板状の竹、3は溝、4は変形
した溝を示す。
した溝を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 樋状の竹の内面或は外面、又は両面に、
竹の略繊維方向の溝を連続的に、或は間欠的に設け、こ
れを加熱し加圧して平板に加工する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000155478A JP2001287205A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 樋状の竹を平板に加工する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000155478A JP2001287205A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 樋状の竹を平板に加工する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001287205A true JP2001287205A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=18660415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000155478A Pending JP2001287205A (ja) | 2000-04-05 | 2000-04-05 | 樋状の竹を平板に加工する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001287205A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102632532A (zh) * | 2012-04-20 | 2012-08-15 | 湖南省林业科学院 | 一种竹块热整形方法及装置 |
CN103128831A (zh) * | 2011-11-30 | 2013-06-05 | 钱安国 | 一种留青工艺用竹片的制作方法 |
CN104044191A (zh) * | 2014-06-21 | 2014-09-17 | 浙江腾龙竹业集团有限公司 | 一种竹单板的加工方法 |
-
2000
- 2000-04-05 JP JP2000155478A patent/JP2001287205A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103128831A (zh) * | 2011-11-30 | 2013-06-05 | 钱安国 | 一种留青工艺用竹片的制作方法 |
CN102632532A (zh) * | 2012-04-20 | 2012-08-15 | 湖南省林业科学院 | 一种竹块热整形方法及装置 |
CN104044191A (zh) * | 2014-06-21 | 2014-09-17 | 浙江腾龙竹业集团有限公司 | 一种竹单板的加工方法 |
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