JP2001286654A - 遊技機検査装置 - Google Patents

遊技機検査装置

Info

Publication number
JP2001286654A
JP2001286654A JP2000108763A JP2000108763A JP2001286654A JP 2001286654 A JP2001286654 A JP 2001286654A JP 2000108763 A JP2000108763 A JP 2000108763A JP 2000108763 A JP2000108763 A JP 2000108763A JP 2001286654 A JP2001286654 A JP 2001286654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game machine
power supply
ball game
inspection
supply terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000108763A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2000108763A priority Critical patent/JP2001286654A/ja
Publication of JP2001286654A publication Critical patent/JP2001286654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾球遊技機Pの検査時に自動的に弾球遊技機
Pの外部から弾球遊技機Pへの電源供給を行うようにす
るとともに、電源プラグP10と外部ソケット22との
接続が容易で確実に接続を行うことができ、装置を小型
化するとともに、給電不良を防止することが可能な弾球
遊技機検査装置を提供する。 【解決手段】 搬送ラインの検査位置において、弾球遊
技機Pに配設されている電源プラグP10に外部ソケッ
ト22を自動的に着脱することができる外部給電システ
ム20を設ける。電源供給端子としての外部ソケット2
2を支持する支持部材30は、前記外部ソケット22を
1軸心廻りに回動させることにより前記外部ソケット2
2の接続位置Aと前記離脱位置Bとを切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の検査装置
に関するものであり、特に、パチンコ機、アレンジボー
ル機、雀球遊技機、回胴式遊技機等の遊技機へ外部から
電源を供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機、例えば、弾球遊技機の検
査においては、一般的に工場の製造ラインで製造された
全ての弾球遊技機に関して、発射レバーの動作確認、遊
技球の動作確認、制御部の動作確認等の検査が行われて
いる。
【0003】また、前記発射レバーの動作確認、遊技球
の動作確認、制御部の動作確認の際に用いる電源の供給
は、検査ラインで検査を行う前に、弾球遊技機の背面に
設けられた電源プラグを電源プラグ固定具に固定し、そ
の状態で該電源プラグに外部ソケットを自動的に接続す
ることで、検査行程の自動化を図る技術が、本出願人に
より特開平10−234937号公報において開示され
ている。
【0004】該公報においては、前記電源プラグの電源
プラグ固定具への固定に際しては、電源プラグを、弾球
遊技機に設けられた電源プラグ固定具に挿入し、さら
に、電源プラグを弾球遊技機の後面より弾球遊技機の前
面に向け電源プラグ固定具を押し広げるようにして弾性
変形させながら電源プラグ固定具へ固定している。
【0005】また、外部ソケットは、各検査位置に検査
を行う弾球遊技機が搬送された際に、弾球遊技機の背面
より弾球遊技機の前面方向に向けスライド移動されて、
電源プラグに接続される。また、検査終了後は、弾球遊
技機の背面方向に向けスライド移動されて電源プラグか
ら抜き取られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術においては、弾球遊技機の搬送時に、外部ソケットと
弾球遊技機との干渉を防止するために、上記外部ソケッ
トのスライド時のストロークを大きく設定する必要があ
り、装置が大型化するとともに、ストロークを大きくす
る分だけ外部ソケットの振れが大きくなるため電源プラ
グと接続する位置ズレが大きくなって、給電不良が生じ
やすい構成であった。
【0007】特に、外部ソケットは、電源プラグに対し
てスライド移動によって電源プラグに脱着させているた
め、接続時において、特に搬送方向に高い位置決め精度
が必要であった。そのため、弾球遊技機の停止時に高度
な制御が必要となっていた。
【0008】そこで、本発明は、弾球遊技機を始めとす
る遊技機の検査時に自動的に遊技機の外部から遊技機へ
の電源供給を行うようにするとともに、装置の小型化を
図ることができ、また、電源プラグと外部ソケットとの
接続が容易で確実に接続を行うことができ、給電不良を
防止することが可能な遊技機の検査装置を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、遊技
機(P)を送る搬送ライン(10)と該搬送ライン上の
所定の検査位置(12)において、前記遊技機(P)に
配設されている電源入力端子(P10)に、電源供給端
子(22)を自動的に着脱させる電源供給端子自動接続
離脱手段(20)と、を有することを特徴とする。
【0010】前記第1の構成の遊技機検査装置において
は、遊技機(P)を送る搬送ライン(10)と、検査位
置(12)において、前記遊技機(P)に配設されてい
る電源入力端子(P10)に、電源供給端子(22)を
自動的に着脱させる電源供給端子自動接続離脱手段(2
0)と、を有しているため、遊技機の外部から遊技機へ
の電源供給を自動的に行うことが可能となる。
【0011】また、第2には、第1の構成において、前
記電源供給端子自動接続離脱手段(20)が、前記電源
入力端子(P10)に前記電源供給端子(22)を接続
可能な接続位置(A)と、遊技機(P)との干渉経路
(K)中から前記電源供給端子(22)が離脱する離脱
位置(B)とに切替え移動自在に前記電源供給端子(2
2)を支持する支持部材(30)を有することを特徴と
する。
【0012】前記第2の構成の遊技機検査装置において
は、前記電源供給端子自動接続離脱手段(20)が、前
記電源入力端子(P10)に前記電源供給端子(22)
を接続可能な接続位置(A)と、遊技機(P)との干渉
経路(K)中から前記電源供給端子(22)が離脱する
離脱位置(B)とに切替え移動自在に前記電源供給端子
(22)を支持する支持部材(30)を有しているた
め、遊技機検査装置(1)における搬送ライン(10)
において、前記電源供給端子自動接続離脱手段(20)
と搬送中の遊技機(P)との干渉を防止できるため、遊
技機(P)の搬送を妨げることなく給電することが可能
になる。
【0013】また、第3には、第1又は2の構成におい
て、前記支持部材(30)が、前記電源供給端子(2
2)を1軸心廻りに回動させることによって、前記電源
供給端子(22)の前記接続位置(A)と前記離脱位置
(B)とを切替えるものであることを特徴とする。
【0014】前記第3の構成の遊技機検査装置において
は、前記支持部材(30)が、前記電源供給端子(2
2)を1軸心廻りに回動させることによって、前記電源
供給端子(22)の前記接続位置(A)と前記離脱位置
(B)とを切替えるものであるため、接続時において、
搬送方向に高い位置決め精度が要求されず、遊技機の停
止時の高度な制御が不要であるとともに、上記前記電源
供給端子(22)がスライド式である場合に比較して、
装置の小型化が可能で、さらに位置ズレを抑えることが
でき給電不良を防止することが可能になる。
【0015】また、第4には、第1又は2又は3の構成
において、前記支持部材(30)が、前記接続位置
(A)と前記離脱位置(B)とを切替え移動させる駆動
手段(32)を有することを特徴とする。
【0016】前記第4の構成の遊技機検査装置において
は、前記支持部材(30)が、前記接続位置(A)と前
記離脱位置(B)とを切替え移動させる駆動手段(3
2)を有しているため、遊技機検査装置(1)における
搬送ライン(10)において、搬送中の遊技機の搬送を
妨げることなく搬送することが可能になるとともに、遊
技機(P)の電源入力端子(P10)と、電源供給端子
自動接続離脱手段(20)とをスムーズに接続すること
ができる。
【0017】また、第5には、上記第1から第4までの
いずれかの構成において、上記電源供給端子(22)
は、電源入力端子(P10)の端子(P10a)との相
対的な位置ずれを吸収して電気的に接続するための弾性
変形可能な端子(22a)を有していることを特徴とす
る。これにより、電源供給端子(22)の端子(22
a)と電源入力端子(P10)の端子(P10a)とを
確実に接続して給電することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての一実
施例を図面を利用して説明する。本発明の遊技機検査装
置としての弾球遊技機検査装置1は、図1及び図2に示
すように、弾球遊技機Pを搬送する搬送システム(搬送
ライン)10と、外部給電システム(電源供給端子自動
接続離脱手段)20とを有している。また、前記搬送シ
ステム10は、複数の検査用コンベアユニットR1と、
複数の搬送コンベアユニットR2とを有しており、各コ
ンベアユニットが連接されて弾球遊技機Pを連続的に搬
送可能な搬送ラインが形成されている。
【0019】前記検査用コンベアユニットR1は、検査
作業を行う検査台としての機能と弾球遊技機Pの搬送機
能を兼ね合わせており、検査項目、或いは検査作業者の
人数などに応じて複数配設されている。そして、検査を
行う弾球遊技機Pが弾球遊技機検査位置12にさしかか
ったことを感知する近接センサR10と、弾球遊技機P
を搬送方向へ搬送するローラーコンベアーR20を有し
ており、近接センサR10が弾球遊技機検査位置12に
さしかかったことを感知すると前記ローラーコンベアー
R20を停止させる。
【0020】また、前記検査用コンベアユニットR1
は、スラストベアリングにより回転自在に形成された検
査用回転台R30と、弾球遊技機Pの検査終了後に前記
弾球遊技機Pを搬送方向へ搬送するためのスイッチであ
る送りスイッチR40を有している。
【0021】前記搬送コンベアユニットR2は、複数の
ローラーコンベアーR50を有しており、弾球遊技機P
を搬送方向へ搬送する機能を有している。また、コンベ
アユニットR2は、弾球遊技機Pを製造する製造ライン
と検査用コンベアユニットR1との間、検査用コンベア
ユニットR1と次の検査用コンベアユニットR1との
間、或いは、前記弾球遊技機の検査項目が全て終了し、
下流側の梱包工程に搬送する際の検査用コンベアユニッ
トR1と梱包ラインとの間などに、適宜配設される。
【0022】また、前記外部給電システム20は、図1
〜3に示すように、前記検査用コンベアユニットR1よ
りアーム15を介して弾球遊技機の背面側となる部位に
配設されており、給電ヘッド21、外部ソケット(電源
供給端子)22、給電ハーネス23、スラストベアリン
グ30、空気圧モータ32、エア配管34を有してい
る。前記給電ヘッド21には、外部ソケット22及び給
電ハーネス23の一端が固着されており、該外部ソケッ
ト22と給電ハーネス23は電気的に接続されている。
そのため、給電ハーネス23から外部ソケット22に電
圧が印加されている。また、外部ソケット22は、図3
に示すように、曲げ戻し形状を呈した一対の端子22a
と、該端子22aの間に配設された樹脂ガイド22bに
より、弾球遊技機Pの電源プラグP10を、両側から狭
持可能になされている。
【0023】また、前記給電ヘッド21は、スラストベ
アリング30を介して空気圧モータ32に回転自在に支
持されており、空気圧モータ32の回転軸を中心に1軸
心廻りに回動駆動可能になされている。また、前記空気
圧モータ32へはエア配管34によってエアの供給が行
われる。そして、図4に示すように、前記給電ヘッド2
1は、前記搬送システム10において弾球遊技機Pの搬
送が行われている場合には、弾球遊技機Pと干渉する干
渉経路Kから離脱しており搬送の妨げにならない位置で
ある離脱位置Bに位置している。また、電源供給時に
は、前記給電ヘッド21は、弾球遊技機Pの電源プラグ
P10と外部ソケット22が接続可能な接続位置Aま
で、前記空気圧モータ32によって回動される。
【0024】また、前記弾球遊技機Pに電力を取り込む
電源プラグP10は、前記外部ソケット22との接続を
可能とすべく、図5及び図6に示すように、電源プラグ
固定具P20によって前記弾球遊技機Pへの一時的な固
定が可能になされている。具体的には、前記電源プラグ
固定具P20は、樹脂部材によって電源プラグP10の
サイズに応じた形状の側面視略C字形状の開口部P22
が形成されており、弾球遊技機Pの外枠P1の外縁部に
水平方向に向けて固着されている。そして、上記電源プ
ラグP10を上記電源プラグ固定具P20の開口部P2
2に押し込むことによって係合させ、上記電源プラグP
10を前記弾球遊技機Pへ一時的に固定する。この電源
プラグP10には、一対の端子P10aが設けられてい
る。
【0025】なお、前記弾球遊技機検査装置1の構成に
おいて、弾球遊技機を搬送する搬送手段として、ローラ
ーコンベアーを用いているがベルトコンベアーやコンベ
アチェーンであっても良い。また、前記給電ヘッド21
を駆動するアクチュエータとして、本実施例では空気圧
モータによる構成としているが、電動モーター、油圧モ
ーターなどであっても良い。
【0026】次に、前記弾球遊技機検査装置1の動作を
図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、各
弾球遊技機Pは、あらかじめ、上述したように、上記電
源プラグP10は上記電源プラグ固定具P20によって
前記弾球遊技機Pへ一時的に固定されている。まず、弾
球遊技機Pの搬送(S10)が行われる。具体的には、
製造ラインにおいて製造された弾球遊技機Pが図示略の
製造ラインより、搬送システム10のローラーコンベア
ーR50上まで送られると、前記ローラコンベアーR5
0が起動されて前記弾球遊技機Pを停止させることな
く、連続的に下流側への搬送が続けられる。
【0027】ここで、搬送システム10の搬送について
説明すると、検査用コンベアユニットR1のローラーコ
ンベアーR20及び、搬送用コンベアユニットR2のロ
ーラーコンベアーR50が順次回転することによって、
弾球遊技機Pを下流側搬送方向へ搬送するようになって
いる。そして、上記近接センサR10が、検査用コンベ
アユニットR1に進入した弾球遊技機Pを感知(S1
1)すると、弾球遊技機Pの搬送が停止(S12)され
る。つまり、近接センサR10が、検査用コンベアユニ
ットR1に進入した搬送されている弾球遊技機Pの近接
を感知した場合に、前記ローラーコンベアーR20の回
転を即時停止させ弾球遊技機Pの搬送を止め、弾球遊技
機Pを弾球遊技機検査位置12に停止される。この弾球
遊技機検査位置12は、検査用コンベアユニットR1上
の所定の位置であり、近接センサR10により弾球遊技
機Pが感知された場合に、弾球遊技機Pは、検査用コン
ベアユニットR1上の決まった位置に停止される。
【0028】そして、弾球遊技機Pが弾球遊技機検査位
置12に停止した状態で、前記外部ソケット22と上記
電源プラグP10との接続が行われ(S13)、その
後、前記外部給電システム20によって弾球遊技機Pへ
の電力の給電が行われる(S14)。すなわち、ステッ
プS13においては、前記給電ヘッド21は、離脱位置
Bから弾球遊技機Pの電源プラグP10と外部ソケット
22が接続可能な接続位置Aまで、前記空気圧モータ3
2によって回動される。この場合に、外部ソケット22
の端子22aが曲げ戻し形状であるため、略スプリング
状に弾性変形することから、前記外部ソケット22の前
後方向の位置ズレ或いは角度ズレにも容易に追従するこ
とができる。
【0029】そして、前記外部ソケット22と上記電源
プラグP10とが完全に接続すると、ステップS14に
おいて、給電ハーネス23から外部ソケット22を介し
て上記電源プラグP10に電圧が印加され、上記弾球遊
技機Pの検査が可能になる。そして、その給電ハーネス
23から供給される電力を用いて弾球遊技機Pを起動し
て、弾球遊技機Pの検査(S15)が行われる。
【0030】ここで、弾球遊技機の検査について説明す
ると、弾球遊技機の検査は弾球遊技機の検査者により、
工場の製造ラインで製造された全ての弾球遊技機に対し
て行われ、発射レバー装置の動作確認、遊技球の循環確
認、制御部の動作確認等の検査が行われる。また、弾球
遊技機の検査は、弾球遊技機の前面だけではなく側面部
及び背面部の配線や機構についても検査が行われる。
【0031】すなわち、前記検査用コンベアユニットR
1は、検査作業を行う検査台としての機能と弾球遊技機
Pの搬送機能を兼ね合わせており、前記検査用回転台R
30を回転させることで弾球遊技機Pを360°回転さ
せて、側面部及び背面部においても検査が行われる。
【0032】なお、前記外部給電システム20は、アー
ム15を介して前記検査用コンベアユニットR1に接続
されているため、前記弾球遊技機の検査における側面部
及び背面部の検査の際、前記検査用コンベアユニットR
1及びコンベアユニットR1上の弾球遊技機Pとともに
回転する。そのため、上記弾球遊技機Pがどの様な角度
に回動しても、弾球遊技機Pに電源の供給を行うことが
可能である。
【0033】そして、前記弾球遊技機検査位置12で、
前記検査位置において行う所定の検査が全て終了する
と、検査者によって送りスイッチがON(S16)され
る。つまり、具体的には、検査者が、前記弾球遊技機の
検査(S15)において、発射レバー装置の動作確認、
遊技球の循環確認、制御部の動作確認等の内、予め前記
検査位置で予定されている検査項目を全て終了後、弾球
遊技機P及びその周囲の状況を判断し、搬送が可能であ
れば送りスイッチR40をONとして搬送の指令を行
う。
【0034】そして、前記送りスイッチがON(S1
6)されると、前記外部給電システム20からの給電が
停止され(S17)、その後、前記外部ソケット22と
上記電源プラグP10との接続の解除が行われる(S1
8)。すなわち、このステップS18においては、前記
給電ヘッド21は、弾球遊技機Pの電源プラグP10と
外部ソケット22が接続している接続位置Aから、弾弾
球遊技機Pと干渉する干渉経路Kから離脱しており搬送
の妨げにならない位置である離脱位置Bまで、前記空気
圧モータ32によって回動される。
【0035】そして、前記外部ソケット22が、弾球遊
技機Pと干渉しない干渉経路Kから離脱した離脱位置B
となった時点で、弾球遊技機Pの搬送(S19)が行わ
れる。具体的には、前記ローラーコンベアーR20が起
動され、弾球遊技機Pが現在の弾球遊技機検査位置12
より、さらに下流側へ搬送される。
【0036】次に、全ての検査項目が終了しているかが
判断される(S20)。具体的には、前記弾球遊技機の
検査(S15)において行われた発射レバー装置の動作
確認、遊技球の循環確認、制御部の動作確認等の検査が
全て終了しているかどうかを判断する。そして、前記検
査項目が全て終了していれば、弾球遊技機Pは梱包工程
へ送られる。一方、前記検査項目が全て終了しておら
ず、さらに弾球遊技機Pの検査工程がある場合には、次
の弾球遊技機検査位置12に搬送され、上述したS11
からS20の行程が繰り返される。
【0037】以上述べたように、本実施例による弾球遊
技機検査装置1によれば、前記外部給電システム20
が、電源プラグP10に外部ソケット22を接続可能な
接続位置Aと、弾球遊技機Pとの干渉経路K中から外部
ソケット22が離脱する離脱位置Bとに切替え移動自在
に外部ソケット22を支持するスラストベアリング30
を有しているため、弾球遊技機検査装置1における搬送
ライン10において、外部給電システム20と搬送中の
弾球遊技機Pとの干渉を防止できるため、弾球遊技機P
の搬送を妨げることなく給電することが可能になる。
【0038】特に、前記外部ソケット22は、スラスト
ベアリング30によって1軸心廻りに回動させるため、
上記外部ソケット22がスライド式である場合に比較し
て、大きなストロークを必要としないため、装置の小型
化が可能となる。また、接続時において、搬送方向に高
い位置決め精度が要求されず、弾球遊技機Pの停止時の
高度な制御が不要であるとともに、さらに、位置ズレを
抑えることができるので、接続不良による給電不良を防
止することが可能になる。
【0039】また、前記スラストベアリング30が、前
記接続位置Aと前記離脱位置Bとを切替え移動させるた
め、搬送中の弾球遊技機Pの搬送を妨げることなく搬送
することが可能になるとともに、弾球遊技機Pの電源プ
ラグP10と、外部給電システム20とをスムーズに接
続することができる。
【0040】なお、本実施例では、検査対象の遊技機と
して弾球遊技機、つまり、パチンコ機を例に取って説明
したが、遊技機としてはこれに限られるものではなく、
アレンジボール機、雀球遊技機、回胴式遊技機等の他の
遊技機への適用が可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明に基づく遊技機検査装置によれ
ば、遊技機(P)を送る搬送ライン(10)と、検査位
置(12)において、前記遊技機(P)に配設されてい
る電源入力端子(P10)に、電源供給端子(22)を
自動的に着脱させる電源供給端子自動接続離脱手段(2
0)と、を有しているため、遊技機の外部から弾球遊技
機への電源供給を自動的に行うことが可能となる。
【0042】特に、支持部材(30)が前記電源供給端
子(22)を1軸心廻りに回動させることにより前記電
源供給端子(22)の前記接続位置(A)と前記離脱位
置(B)とを切り替える構成とすることにより、上記前
記電源供給端子(22)がスライド式である場合に比較
して、装置の小型化が可能となり、さらに位置ズレによ
る給電不良を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく弾球遊技機検査装置の
システム構成を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例に基づく弾球遊技機検査装置の
システム構成を示す側面図である。
【図3】外部給電システムの構成を示す斜視図である。
【図4】外部給電システムの使用状態を示す平面図であ
る。
【図5】電源プラグ固定具に電源プラグを固定した状態
を示す要部拡大図である。
【図6】電源プラグと外部ソケットを接続した状態を示
す説明図である。
【図7】本発明の実施例に基づく弾球遊技機検査装置の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 弾球遊技機検査装置 10 搬送システム 12 弾球遊技機検査位置 20 外部給電システム 22 外部ソケット 22a 端子 30 スラストベアリング 32 空気圧モータ A 接続位置 B 離脱位置 K 干渉経路 P 弾球遊技機 P10 電源プラグ P10a 端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機(P)を送る搬送ライン(10)
    と、 該搬送ライン上の所定の検査位置(12)において、前
    記遊技機(P)に配設されている電源入力端子(P1
    0)に、電源供給端子(22)を自動的に接続及び/又
    は離脱させる電源供給端子自動接続離脱手段(20)
    と、を有することを特徴とする遊技機検査装置。
  2. 【請求項2】 前記電源供給端子自動接続離脱手段(2
    0)が、前記電源入力端子(P10)に前記電源供給端
    子(22)を接続可能な接続位置(A)と、遊技機
    (P)との干渉経路(K)中から前記電源供給端子(2
    2)が離脱する離脱位置(B)とに切替え移動自在に前
    記電源供給端子(22)を支持する支持部材(30)を
    有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機検査装
    置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材(30)が、前記電源供給
    端子(22)を1軸心廻りに回動させることによって、
    前記電源供給端子(22)の前記接続位置(A)と前記
    離脱位置(B)とを切替えるものであることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の遊技機検査装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材(30)が、前記接続位置
    (A)と前記離脱位置(B)とを切替え移動させる駆動
    手段(32)を有することを特徴とする請求項1又は2
    又は3に記載の遊技機検査装置。
  5. 【請求項5】 上記電源供給端子(22)は、電源入力
    端子(P10)の端子(P10a)との相対的な位置ず
    れを吸収して電気的に接続するための弾性変形可能な端
    子(22a)を有していることを特徴とする請求項1又
    は2又は3又は4に記載の遊技機検査装置。
JP2000108763A 2000-04-10 2000-04-10 遊技機検査装置 Pending JP2001286654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000108763A JP2001286654A (ja) 2000-04-10 2000-04-10 遊技機検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000108763A JP2001286654A (ja) 2000-04-10 2000-04-10 遊技機検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001286654A true JP2001286654A (ja) 2001-10-16

Family

ID=18621548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000108763A Pending JP2001286654A (ja) 2000-04-10 2000-04-10 遊技機検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001286654A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009261808A (ja) * 2008-04-29 2009-11-12 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09103574A (ja) * 1996-10-16 1997-04-22 Newgin Kk パチンコ遊技機の球貸し操作装置
JPH09155010A (ja) * 1995-12-05 1997-06-17 Heiwa Corp 遊技電飾の電線接続装置
JPH1071235A (ja) * 1997-08-22 1998-03-17 Fuji Shoji Kk 弾球遊技機用遊技盤の検査装置
JPH10234937A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Fuji Shoji Kk 遊技機
JPH10234935A (ja) * 1997-02-21 1998-09-08 Mashiro Denshi:Kk 遊技機のランプ取付装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09155010A (ja) * 1995-12-05 1997-06-17 Heiwa Corp 遊技電飾の電線接続装置
JPH09103574A (ja) * 1996-10-16 1997-04-22 Newgin Kk パチンコ遊技機の球貸し操作装置
JPH10234935A (ja) * 1997-02-21 1998-09-08 Mashiro Denshi:Kk 遊技機のランプ取付装置
JPH10234937A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Fuji Shoji Kk 遊技機
JPH1071235A (ja) * 1997-08-22 1998-03-17 Fuji Shoji Kk 弾球遊技機用遊技盤の検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009261808A (ja) * 2008-04-29 2009-11-12 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4382019B2 (ja) コンロッドのブッシュの供給圧入装置
JP2006281355A (ja) 精密部品の組み立てシステムおよびそのための精密部品の組み立て装置
WO2021142976A1 (zh) 一种上下料装置和检测设备
JP6535096B2 (ja) 実装ヘッド、及び表面実装機
EP2821178A1 (en) Robotic system
WO2015083211A1 (ja) 電子部品搬送装置
WO2017187802A1 (ja) 処理システム
JPH11212621A (ja) ロボットの制御方法及びその装置
WO2018168065A1 (ja) ワーク保持装置、検査装置およびワーク位置補正方法
WO2022190374A1 (ja) 物品受け渡しシステムおよび方法
KR20210075168A (ko) 물품 이송탑재 설비
JP2001286654A (ja) 遊技機検査装置
JP5310665B2 (ja) 部品実装システム及び部品実装システムにおける基板搬送方法
CN108214456B (zh) 搬运系统、搬运装置和模块
US11419251B2 (en) Component mounting device
JP2772914B2 (ja) 弾球遊技機用遊技盤
JP2003037389A (ja) 電気部品フィーダ
KR20140123207A (ko) 자재 생산 설비 내에서의 자재 회전을 위한 컨베이어 장치
JP2012134348A (ja) 電子部品実装装置
JP2002331444A (ja) 製造装置
JP7134893B2 (ja) 基板処理システム及び基板処理方法
JP2005286219A (ja) 部品搭載装置、及びそのプログラム
JP2893008B2 (ja) 弾球遊技機用遊技盤の検査装置
CN114454156B (zh) 工业用机器人的控制装置
KR100532375B1 (ko) 하드 디스크 드라이브 검사 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100330