JP2001286094A - クランク軸直結型回転電機を有する車両駆動装置 - Google Patents
クランク軸直結型回転電機を有する車両駆動装置Info
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】装置の体格、重量の増大を抑止可能なクランク
軸直結型回転電機を有する車両駆動装置を提供するこ
と。 【解決手段】後端にフライホイ−ル2が固定されたクラ
ンク軸1と、クランク軸1の後方へ軸方向同軸に配設さ
れる減速装置の入力軸10と、両軸1、10を結合する
機械式クラッチ100と、両軸1、10及び機械式クラ
ッチ100を囲覆するハウジング16とを備える。更
に、機械式クラッチ100の径大なフライホイ−ル接合
部である輪板部の後方の径小な筒部の径外側においてハ
ウジング16の内周面に回転電機200を設け、回転電
機200のロ−タ6をクラッチカバ−5を通じてフライ
ホイ−ル2に固定する。これにより、クランク軸直結型
回転電機を有する車両駆動装置をコンパクト化すること
ができる。
軸直結型回転電機を有する車両駆動装置を提供するこ
と。 【解決手段】後端にフライホイ−ル2が固定されたクラ
ンク軸1と、クランク軸1の後方へ軸方向同軸に配設さ
れる減速装置の入力軸10と、両軸1、10を結合する
機械式クラッチ100と、両軸1、10及び機械式クラ
ッチ100を囲覆するハウジング16とを備える。更
に、機械式クラッチ100の径大なフライホイ−ル接合
部である輪板部の後方の径小な筒部の径外側においてハ
ウジング16の内周面に回転電機200を設け、回転電
機200のロ−タ6をクラッチカバ−5を通じてフライ
ホイ−ル2に固定する。これにより、クランク軸直結型
回転電機を有する車両駆動装置をコンパクト化すること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランク軸直結型
回転電機を有する車両駆動装置に関する。
回転電機を有する車両駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の始動や発電のためにク
ランク軸に直結された回転電機が提案されている。その
他、この回転電機は、回生制動やトルクアシストにも利
用されることができる。このクランク軸直結型回転電機
は、回転電機とクランク軸との間でトルク伝達機構を必
要とせずかつ伝達ロスがない利点が有る。
ランク軸に直結された回転電機が提案されている。その
他、この回転電機は、回生制動やトルクアシストにも利
用されることができる。このクランク軸直結型回転電機
は、回転電機とクランク軸との間でトルク伝達機構を必
要とせずかつ伝達ロスがない利点が有る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したクラ
ンク軸直結型回転電機は、内燃機関のクランク軸の前部
又は後部に取り付ける必要が有るが、前部には補機類駆
動用のプーリが存在することを含めエンジンル−ム内の
設置スペ−ス確保が容易でなく、後部に設ける場合にも
クランク軸と機械式クラッチとの間の軸方向距離が増大
してパワ−トレインの軸長増大、回転軸やハウジングの
剛性増大の必要性などから、装置全体が大型大重量とな
ってしまう不具合があり、実用化が困難であった。
ンク軸直結型回転電機は、内燃機関のクランク軸の前部
又は後部に取り付ける必要が有るが、前部には補機類駆
動用のプーリが存在することを含めエンジンル−ム内の
設置スペ−ス確保が容易でなく、後部に設ける場合にも
クランク軸と機械式クラッチとの間の軸方向距離が増大
してパワ−トレインの軸長増大、回転軸やハウジングの
剛性増大の必要性などから、装置全体が大型大重量とな
ってしまう不具合があり、実用化が困難であった。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みなされたもの
であり、装置の体格、重量の増大を抑止可能なクランク
軸直結型回転電機を有する車両駆動装置を提供すること
を、その目的としている。
であり、装置の体格、重量の増大を抑止可能なクランク
軸直結型回転電機を有する車両駆動装置を提供すること
を、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載のクランク軸直結型回転電機を有する車両駆動
装置は、後端にフライホイ−ルが固定されたクランク軸
と、前記クランク軸の後方へ軸方向同軸に配設される減
速装置の入力軸と、前記両軸を結合する機械式クラッチ
と、前記両軸及び機械式クラッチを囲覆するハウジング
と、前記ハウジングに固定されて前記クランク軸を前記
機械式クラッチを介することなく駆動可能な回転電機と
を備え、前記機械式クラッチは、前記クランクシャフト
の後端面に固定された輪板状の固定部と、前記入力軸の
前端部に軸方向相対変位自在、相対回転不能に嵌着され
る可動部とを備え、前記可動部は、前記固定部に接離可
能に対面する径大な輪板部と、前記輪板部よりもリア側
に位置して軸方向に移動する径小な筒部と、前記輪板部
と筒部との間に介設されて前記筒部の軸方向変位を前記
輪板部に伝達する伝達部とを備えるクランク軸直結型回
転電機を有する車両駆動装置において、前記回転電機
は、前記伝達部の後方で前記筒部の径外側に位置して前
記ハウジングの内周面に固定された固定子と、前記固定
子の内周面に対面するとともに前記クランク軸とトルク
授受する回転子とを有することを特徴としている。
項1記載のクランク軸直結型回転電機を有する車両駆動
装置は、後端にフライホイ−ルが固定されたクランク軸
と、前記クランク軸の後方へ軸方向同軸に配設される減
速装置の入力軸と、前記両軸を結合する機械式クラッチ
と、前記両軸及び機械式クラッチを囲覆するハウジング
と、前記ハウジングに固定されて前記クランク軸を前記
機械式クラッチを介することなく駆動可能な回転電機と
を備え、前記機械式クラッチは、前記クランクシャフト
の後端面に固定された輪板状の固定部と、前記入力軸の
前端部に軸方向相対変位自在、相対回転不能に嵌着され
る可動部とを備え、前記可動部は、前記固定部に接離可
能に対面する径大な輪板部と、前記輪板部よりもリア側
に位置して軸方向に移動する径小な筒部と、前記輪板部
と筒部との間に介設されて前記筒部の軸方向変位を前記
輪板部に伝達する伝達部とを備えるクランク軸直結型回
転電機を有する車両駆動装置において、前記回転電機
は、前記伝達部の後方で前記筒部の径外側に位置して前
記ハウジングの内周面に固定された固定子と、前記固定
子の内周面に対面するとともに前記クランク軸とトルク
授受する回転子とを有することを特徴としている。
【0006】すなわち、本発明は、クランク軸と減速装
置の入力軸との間に介設される従来の機械式クラッチ
が、径大な摩擦結合用の輪板部の後方に径小な筒部を有
し、このため、この筒部の径外側にアイドルスペ−スを
有することに着目してなされたものであり、このアイド
ルスペ−スに回転電機を収容することにより、従来のパ
ワ−トレインと見かけ上、同一で、従来とほとんど同形
部品を採用して車両駆動装置を構成したものである。
置の入力軸との間に介設される従来の機械式クラッチ
が、径大な摩擦結合用の輪板部の後方に径小な筒部を有
し、このため、この筒部の径外側にアイドルスペ−スを
有することに着目してなされたものであり、このアイド
ルスペ−スに回転電機を収容することにより、従来のパ
ワ−トレインと見かけ上、同一で、従来とほとんど同形
部品を採用して車両駆動装置を構成したものである。
【0007】これにより、本発明のクランク軸直結型回
転電機を有する車両駆動装置は、製造コストを低減し、
体格重量の増大を抑止したクランク軸直結型回転電機を
有する車両駆動装置を実現することができる。
転電機を有する車両駆動装置は、製造コストを低減し、
体格重量の増大を抑止したクランク軸直結型回転電機を
有する車両駆動装置を実現することができる。
【0008】請求項2記載の構成によれば請求項1記載
のクランク軸直結型回転電機を有する車両駆動装置にお
いて、前記可動部は、前記固定部に接離可能に対面する
径大な輪板部と、前記輪板部よりもリア側に位置する径
小な筒部と、前記入力軸の径方向に延在して前記筒部を
軸方向に付勢するレバ−部と、前記輪板部と前記筒部と
の間に介設されて前記筒部の軸方向変位を前記輪板部に
伝達する伝達部とを備え、前記固定子は、前記伝達部と
前記レバー部との間に配置されることを特徴としてい
る。
のクランク軸直結型回転電機を有する車両駆動装置にお
いて、前記可動部は、前記固定部に接離可能に対面する
径大な輪板部と、前記輪板部よりもリア側に位置する径
小な筒部と、前記入力軸の径方向に延在して前記筒部を
軸方向に付勢するレバ−部と、前記輪板部と前記筒部と
の間に介設されて前記筒部の軸方向変位を前記輪板部に
伝達する伝達部とを備え、前記固定子は、前記伝達部と
前記レバー部との間に配置されることを特徴としてい
る。
【0009】すなわち、本発明は、クランク軸と減速装
置の入力軸との間に介設される従来の機械式クラッチ
が、径大な摩擦結合用の輪板部と接離制御用のレバ−部
との間に位置する径小な筒部の径外側にアイドルスペ−
スを有することに着目してなされたものであり、このア
イドルスペ−スに回転電機を収容することにより、従来
のパワ−トレインと見かけ上、同一で、従来とほとんど
同形部品を採用して車両駆動装置を構成したものであ
る。
置の入力軸との間に介設される従来の機械式クラッチ
が、径大な摩擦結合用の輪板部と接離制御用のレバ−部
との間に位置する径小な筒部の径外側にアイドルスペ−
スを有することに着目してなされたものであり、このア
イドルスペ−スに回転電機を収容することにより、従来
のパワ−トレインと見かけ上、同一で、従来とほとんど
同形部品を採用して車両駆動装置を構成したものであ
る。
【0010】これにより、本発明のクランク軸直結型回
転電機を有する車両駆動装置は、製造コストを低減し、
体格重量の増大を抑止したクランク軸直結型回転電機を
有する車両駆動装置を実現することができる。
転電機を有する車両駆動装置は、製造コストを低減し、
体格重量の増大を抑止したクランク軸直結型回転電機を
有する車両駆動装置を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の車両用回転電機の好適な
実施形態を図面を参照して以下に説明する。
実施形態を図面を参照して以下に説明する。
【0012】
【実施例1】本発明の車両用回転電機を内燃機関駆動車
に適用した実施例を以下に説明する。
に適用した実施例を以下に説明する。
【0013】(全体構造)図1は、この内燃機関駆動車
のパワートレインの車両用回転電機近傍を示す軸方向模
式断面図を示す。
のパワートレインの車両用回転電機近傍を示す軸方向模
式断面図を示す。
【0014】1はエンジン(内燃機関)のクランクシャ
フト、100は機械式クラッチであり、2はフライホイ
−ル(機械式クラッチ100の固定部)である。
フト、100は機械式クラッチであり、2はフライホイ
−ル(機械式クラッチ100の固定部)である。
【0015】3はフリクションプレ−ト、4はクラッチ
板、5はクラッチカバ−、11はクラッチスプリング、
12は支持チュ−ブ、13はレリ−ズベアリング、14
はレリ−ズ、16はクラッチハウジングであり、これら
は、可動部を構成している。フリクションプレ−ト3は
輪板部を構成し、クラッチスプリング11は伝達部を構
成し、レリ−ズベアリング13、レリ−ズ14は筒部を
構成し、各部材は可動部を構成している。
板、5はクラッチカバ−、11はクラッチスプリング、
12は支持チュ−ブ、13はレリ−ズベアリング、14
はレリ−ズ、16はクラッチハウジングであり、これら
は、可動部を構成している。フリクションプレ−ト3は
輪板部を構成し、クラッチスプリング11は伝達部を構
成し、レリ−ズベアリング13、レリ−ズ14は筒部を
構成し、各部材は可動部を構成している。
【0016】6はロ−タ、9はステ−タで、回転電機2
00を構成している。10は図示しない減速装置の入力
軸である。 (機械式クラッチ100の説明)フライホイ−ル2はク
ランク軸1の後端に嵌着され、ボルト8で締結されてい
る。
00を構成している。10は図示しない減速装置の入力
軸である。 (機械式クラッチ100の説明)フライホイ−ル2はク
ランク軸1の後端に嵌着され、ボルト8で締結されてい
る。
【0017】フリクションプレ−ト3は、フライホイ−
ル2の後端面に接離可能に入力軸10の前端部に軸方向
相対変位自在、相対回転不能に嵌着されている。
ル2の後端面に接離可能に入力軸10の前端部に軸方向
相対変位自在、相対回転不能に嵌着されている。
【0018】クラッチスプリング11の内周面はレリ−
ズ14の前端部に係合し、クラッチスプリング11の外
周部はフリクションプレ−ト3に係止され、軸方向に弾
性変形可能となっている。
ズ14の前端部に係合し、クラッチスプリング11の外
周部はフリクションプレ−ト3に係止され、軸方向に弾
性変形可能となっている。
【0019】支持チュ−ブ12は、フリクションプレ−
ト3の後方にて入力軸10に嵌着され、レリ−ズ14
は、フリクションプレ−ト3の後方にて支持チュ−ブ1
2に軸方向相対変位自在に嵌着されている。
ト3の後方にて入力軸10に嵌着され、レリ−ズ14
は、フリクションプレ−ト3の後方にて支持チュ−ブ1
2に軸方向相対変位自在に嵌着されている。
【0020】レリ−ズベアリング13は、レリ−ズ14
の外周面後部に嵌着され、レリ−ズベアリング13の外
輪は、レリ−ズシリンダ20の軸方向可動体と当接し、
この軸方向可動体はレリ−ズシリンダ20内に導入され
る図示しないオイルによりレリ−ズベアリング13及び
レリ−ズ14を軸方向へ付勢する。
の外周面後部に嵌着され、レリ−ズベアリング13の外
輪は、レリ−ズシリンダ20の軸方向可動体と当接し、
この軸方向可動体はレリ−ズシリンダ20内に導入され
る図示しないオイルによりレリ−ズベアリング13及び
レリ−ズ14を軸方向へ付勢する。
【0021】クラッチカバ−5は、フライホイ−ル2の
外周部に締結されるとともに、フィリクションプレ−ト
3及びクラッチ板4の外周側にてそれらを囲んでいる。
外周部に締結されるとともに、フィリクションプレ−ト
3及びクラッチ板4の外周側にてそれらを囲んでいる。
【0022】これらの部品により構成される機械式クラ
ッチは、クラッチハウジング(ハウジング)16内に収
容されている。
ッチは、クラッチハウジング(ハウジング)16内に収
容されている。
【0023】レリ−ズシリンダ20内に圧油を導入して
レリ−ズシリンダ20の上記軸方向可動体を通じてレリ
−ズベアリング13及びレリ−ズ14を軸方向左方へ付
勢すると、クラッチ板4がクラッチスプリング11、フ
リクションプレート3を介してフライホイール2へ向け
て付勢されてフライホイール2に圧接され、この機械式
クラッチが接続される。
レリ−ズシリンダ20の上記軸方向可動体を通じてレリ
−ズベアリング13及びレリ−ズ14を軸方向左方へ付
勢すると、クラッチ板4がクラッチスプリング11、フ
リクションプレート3を介してフライホイール2へ向け
て付勢されてフライホイール2に圧接され、この機械式
クラッチが接続される。
【0024】レリ−ズシリンダ20内の圧油を抜くと、
クラッチスプリング11がレリ−ズベアリング13及び
レリ−ズ14を軸方向右方へ摺動させ、クラッチスプリ
ング11によるフリクションプレ−ト3を前方へ付勢す
る力が減退して、クラッチが切れる。これらの構造、動
作は従来通りである。 (回転電機の構成)クラッチハウジング(ハウジング)
16の内周面には、機械式クラッチ100のレリ−ズ1
4(筒部)の径外側に位置してステ−タ9が固定されて
いる。ステ−タ9は、固定子巻線91と固定子鉄心92
とからなる。
クラッチスプリング11がレリ−ズベアリング13及び
レリ−ズ14を軸方向右方へ摺動させ、クラッチスプリ
ング11によるフリクションプレ−ト3を前方へ付勢す
る力が減退して、クラッチが切れる。これらの構造、動
作は従来通りである。 (回転電機の構成)クラッチハウジング(ハウジング)
16の内周面には、機械式クラッチ100のレリ−ズ1
4(筒部)の径外側に位置してステ−タ9が固定されて
いる。ステ−タ9は、固定子巻線91と固定子鉄心92
とからなる。
【0025】固定子鉄心92の内周面に所定の微小ギャ
ップを挟んでロ−タ6が配設されている。ロ−タ6は、
永久磁石61が埋設される回転子コア62からなる。
ップを挟んでロ−タ6が配設されている。ロ−タ6は、
永久磁石61が埋設される回転子コア62からなる。
【0026】回転子コア62の前端面は、クラッチカバ
−5に固定、支持されており、固定子巻線91に通電す
ることにより、回転子6、クラッチカバ−5、フライホ
イ−ル2を通じてクランク軸1が駆動される。また、逆
に、クランク軸1が回転子6を駆動し、固定子巻線91
が発電を行う。
−5に固定、支持されており、固定子巻線91に通電す
ることにより、回転子6、クラッチカバ−5、フライホ
イ−ル2を通じてクランク軸1が駆動される。また、逆
に、クランク軸1が回転子6を駆動し、固定子巻線91
が発電を行う。
【0027】
【実施例2】本発明の車両用回転電機を内燃機関駆動車
に適用した実施例を図2を参照して以下に説明する。
に適用した実施例を図2を参照して以下に説明する。
【0028】この実施例は、機械式クラッチ100にお
けるレリーズシリンダ20の代わりに、レリ−ズレバ−
15及び油圧シリンダ17を設けた点が実施例1の構造
と異なっている。
けるレリーズシリンダ20の代わりに、レリ−ズレバ−
15及び油圧シリンダ17を設けた点が実施例1の構造
と異なっている。
【0029】すなわち。レリ−ズベアリング13は、レ
リ−ズシリンダ20ではなく、図2において径方向下方
へ延設されるレリ−ズレバ−15の作用端に当接し、レ
リ−ズレバ−15の付勢端は油圧シリンダ17のロッド
18により付勢可能となっている。
リ−ズシリンダ20ではなく、図2において径方向下方
へ延設されるレリ−ズレバ−15の作用端に当接し、レ
リ−ズレバ−15の付勢端は油圧シリンダ17のロッド
18により付勢可能となっている。
【0030】すなわち、油圧シリンダ17内に導入され
る油圧状態を制御して油圧シリンダ17のロッド18を
軸方向に進退させると、実施例1同様にクラッチスプリ
ング11により付勢されてフリクションプレ−ト3がフ
ライホイル2に接離される。
る油圧状態を制御して油圧シリンダ17のロッド18を
軸方向に進退させると、実施例1同様にクラッチスプリ
ング11により付勢されてフリクションプレ−ト3がフ
ライホイル2に接離される。
【図1】実施例1のクランク軸直結型回転電機を有する
車両駆動装置の軸方向断面図である。
車両駆動装置の軸方向断面図である。
【図2】実施例2のクランク軸直結型回転電機を有する
車両駆動装置の軸方向断面図である。
車両駆動装置の軸方向断面図である。
【符号の説明】 1 クランク軸 2 フライホイ−ル 3 フリクションプレ−ト 4 クラッチ板(機械式クラッチの固定部) 5 クラッチカバ−(機械式クラッチの伝達部) 6 ロ−タ 9 ステ−タ 10 減速装置の入力軸 11 クラッチスプリング(機械式クラッチの輪板部) 13 レリ−ズベアリング(機械式クラッチの筒部) 14 レリ−ズ(機械式クラッチの筒部) 15 レリ−ズレバ−(機械式クラッチのレバ−部) 16 クラッチハウジング(ハウジング) 20 レリ−ズシリンダ 100 機械式クラッチ 200 回転電機
Claims (2)
- 【請求項1】後端にフライホイ−ルが固定されたクラン
ク軸と、前記クランク軸の後方へ軸方向同軸に配設され
る減速装置の入力軸と、前記両軸を結合する機械式クラ
ッチと、前記両軸及び機械式クラッチを囲覆するハウジ
ングと、前記ハウジングに固定されて前記クランク軸を
前記機械式クラッチを介することなく駆動可能な回転電
機とを備え、 前記機械式クラッチは、前記クランクシャフトの後端面
に固定された輪板状の固定部と、前記入力軸の前端部に
軸方向相対変位自在、相対回転不能に嵌着される可動部
とを備え、 前記可動部は、前記固定部に接離可能に対面する径大な
輪板部と、前記輪板部よりもリア側に位置して軸方向に
移動する径小な筒部と、前記輪板部と筒部との間に介設
されて前記筒部の軸方向変位を前記輪板部に伝達する伝
達部とを備えるクランク軸直結型回転電機を有する車両
駆動装置において、 前記回転電機は、 前記伝達部の後方で前記筒部の径外側に位置して前記ハ
ウジングの内周面に固定された固定子と、 前記固定子の内周面に対面するとともに前記クランク軸
とトルク授受する回転子と、 を有することを特徴とするクランク軸直結型回転電機を
有する車両駆動装置。 - 【請求項2】請求項1記載のクランク軸直結型回転電機
を有する車両駆動装置において、 前記可動部は、前記固定部に接離可能に対面する径大な
輪板部と、前記輪板部よりもリア側に位置する径小な筒
部と、前記入力軸の径方向に延在して前記筒部を軸方向
に付勢するレバ−部と、前記輪板部と前記筒部との間に
介設されて前記筒部の軸方向変位を前記輪板部に伝達す
る伝達部とを備え、 前記固定子は、前記伝達部と前記レバー部との間に配置
されることを特徴とするクランク軸直結型回転電機を有
する車両駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000099667A JP2001286094A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | クランク軸直結型回転電機を有する車両駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000099667A JP2001286094A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | クランク軸直結型回転電機を有する車両駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=18613990
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006137288A1 (ja) * | 2005-06-24 | 2006-12-28 | Exedy Corporation | トルク伝達装置 |
CN109611311A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-04-12 | 瑞立集团瑞安汽车零部件有限公司 | 一种车用无油活塞式两级空压机 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000099667A patent/JP2001286094A/ja active Pending
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WO2006137288A1 (ja) * | 2005-06-24 | 2006-12-28 | Exedy Corporation | トルク伝達装置 |
CN109611311A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-04-12 | 瑞立集团瑞安汽车零部件有限公司 | 一种车用无油活塞式两级空压机 |
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