JP2001285520A - アドレス情報の管理方法、データ通信装置、データ通信方法、アドレス帳サーバ - Google Patents

アドレス情報の管理方法、データ通信装置、データ通信方法、アドレス帳サーバ

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JP2001285520A
JP2001285520A JP2000100673A JP2000100673A JP2001285520A JP 2001285520 A JP2001285520 A JP 2001285520A JP 2000100673 A JP2000100673 A JP 2000100673A JP 2000100673 A JP2000100673 A JP 2000100673A JP 2001285520 A JP2001285520 A JP 2001285520A
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Kazuhiro Takemoto
和広 竹本
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信先データ通信装置を特定する電話番号な
どのアドレス情報が変更されると、記憶されたアドレス
情報に対して必要な変更を行い、幾度もFax送信を試
みることが不要なアドレス情報の管理方法、データ通信
装置、データ通信方法、アドレス帳サーバを提供する。 【解決手段】 送信先データ通信装置のアドレス情報を
含むデータベースを管理する管理手段に対して該アドレ
ス情報の送信を要求する要求工程、前記管理手段が送信
した前記アドレス情報を受信する受信工程、受信した前
記アドレス情報に基づいて送信元データ通信装置に記憶
されたアドレス情報を更新する更新工程を含むことを特
徴とするアドレス情報の管理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アドレス情報の管
理方法、データ通信装置、データ通信方法、アドレス帳
サーバ、詳しくは前記データ通信装置としてファクシミ
リ装置を用いたアドレス情報の管理方法、データ通信装
置、データ通信方法、アドレス帳サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、送信先の電話番号
であるアドレス情報を入力した後に送信用のボタンを押
すことにより、データを送信(Fax送信)する。この
ようなファクシミリ装置において、簡単な操作でFax
送信できるように改善が図られている。例えば、ワンタ
ッチダイヤルと称する機能は、操作部の送信用のボタン
に隣接して、送信先の名称など属性が表示されたボタン
群を有し、ユーザがこの属性を確認して、ボタン群の中
から送信しようとする送信先の属性が表示されたボタン
を押すことにより、ワンタッチでFax送信できる。こ
の他に、予め登録された短縮番号を押した後、送信用の
ボタンを押してFax送信する短縮ダイヤルという機能
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、送信先の転
居や通信事業者との契約変更等の事情により、送信先フ
ァクシミリ装置(被呼側)のアドレス情報が変更となっ
たことを送信元(発呼側)では察知できない。従って、
送信先のアドレス情報が変更されたことを知らずに送信
先の電話番号であるアドレス情報を入力した後に送信用
ボタンを押して、Fax送信を試みると、被呼側ファク
シミリ装置との回線が確立せずに無効呼が連続したり、
全く異なる送信先のファクシミリ装置と接続したりして
しまい、結局、正しい送信先のファクシミリ装置へのF
ax送信が不可能となる。
【0004】同様に、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤ
ルで登録されている送信先のアドレス情報が変更された
ことを知らずにFax送信を試みることがある。この場
合も、正しい送信先のファクシミリ装置へのFax送信
が不可能となる。
【0005】記憶されたアドレス情報の変更がなされな
ければ、幾度Fax送信を試みてもFax送信が不可能
となるとの問題があった。
【0006】そこで本発明は、送信先データ通信装置を
特定する電話番号などのアドレス情報が変更されると、
記憶されたアドレス情報に対して必要な変更を行い、幾
度もFax送信を試みることが不要なアドレス情報の管
理方法、データ通信装置、データ通信方法、アドレス帳
サーバを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は請求項1
に記載のアドレス帳の管理方法によって解決できる。す
なわち請求項1に記載のアドレス帳の管理方法は、送信
先データ通信装置のアドレス情報を含むデータベースを
管理する管理手段に対して該アドレス情報の送信を要求
する要求工程、前記管理手段が送信した前記アドレス情
報を受信する受信工程、受信した前記アドレス情報に基
づいて送信元データ通信装置に記憶されたアドレス情報
を更新する更新工程を含むことを特徴とする。
【0008】このアドレス情報の管理方法によれば、送
信元データ通信装置に記憶されたアドレス情報が、管理
手段の管理するデータベースに含まれるアドレス情報に
よって随意に更新できる。従って、送信先データ通信装
置のアドレス情報の変更があっても送信元データ通信装
置は更新されたアドレス情報に基づいてFax送信が可
能となるから、幾度もFax送信を試みることが不要と
なった。
【0009】本発明の課題は請求項9に記載のデータ通
信装置によって解決できる。すなわち請求項9に記載の
データ通信装置は、送信先データ通信装置のアドレス情
報を含むデータベースを記憶する記憶手段と、前記デー
タベースを管理する管理手段とを含むアドレス帳サーバ
部、前記サーバ部に対して前記アドレス情報の送信を要
求する要求手段、前記管理手段が送信した前記アドレス
情報を受信する受信手段、受信した前記アドレス情報に
基づいて送信元データ通信装置に記憶されたアドレス帳
データを更新する更新手段を備えることを特徴とする。
【0010】このデータ通信装置によれば、アドレス帳
サーバ部を備えるので、送信先データ通信装置のアドレ
ス情報の変更があっても、アドレス帳サーバ部で送信元
データ通信装置は更新されたアドレス情報に基づいてF
ax送信が可能となるから、幾度もFax送信を試みる
ことが不要となった。また、他の送信元データ通信装置
に対してもアドレス情報を提供できるので、請求項9に
記載のデータ通信装置と接続した送信元データ通信装置
でも、幾度もFax送信を試みることを不要とした。
【0011】本発明の課題は請求項16に記載のアドレ
ス帳サーバによって解決できる。すなわち請求項16に
記載のアドレス帳サーバは、送信先データ通信装置のア
ドレス情報を配列したデータベースを記憶する記憶手段
と、前記データベースを管理する管理手段と、送信元デ
ータ通信装置が要求する前記アドレス情報の送信要求を
受信する受信手段、前記送信要求に応じて前記送信元デ
ータ通信装置へ前記アドレス情報を送信する送信手段を
備えることを特徴とする。
【0012】このアドレス帳サーバは、更新されたアド
レス情報を接続した送信元データ通信装置へ送信するの
で、請求項16に記載のアドレス帳サーバに接続した送
信元データ通信装置で、幾度もFax送信を試みること
を不要とした。
【0013】本発明の課題は請求項21に記載のアドレ
ス帳の管理方法によって解決できる。すなわち請求項2
1に記載のアドレス帳の管理方法は、送信先データ通信
装置に対応するアドレス情報を含むデータベースを更新
する更新工程、前記更新に伴い前記アドレス情報を送信
元データ通信装置に配信する配信工程、前記配信された
アドレス情報に基づいて、送信元データ通信装置に記憶
されたアドレス情報を無効として前記配信されたアドレ
ス情報を有効とする変更工程を含むことを特徴とする。
【0014】このアドレス情報の管理方法によれば、更
新されたアドレス情報を送信元データ通信装置に対して
配信し、送信元データ通信装置では配信されたアドレス
情報に基づいて記憶したアドレス情報を更新するから、
更新されたアドレス情報に基づいてFax送信が可能と
なるから、幾度もFax送信を試みることが不要となっ
た。
【0015】本発明の課題は請求項29に記載のアドレ
ス帳サーバによって解決できる。すなわち請求項29に
記載のアドレス帳サーバは、送信先データ通信装置のア
ドレス情報を含むデータベースを記憶する記憶手段と、
前記送信先データ通信装置に対応するアドレス情報を含
むデータベースを更新する更新手段と、アドレス情報を
送信元データ通信装置に配信する配信手段と、前記更新
に伴い前記配信手段にアドレス情報の配信を行わさせる
配信制御手段とを備える事を特徴とする。
【0016】このアドレス帳サーバによれば、更新され
たアドレス情報を送信元データ通信装置に対して配信す
る。そして請求項29に記載のアドレス帳サーバに接続
した送信元データ通信装置では配信されたアドレス情報
に基づいて記憶したアドレス情報を更新するから、当該
送信元データ通信装置により更新されたアドレス情報に
基づいてFax送信が可能とさせ、幾度もFax送信を
試みることを不要とさせることができた。
【0017】本発明の課題は請求項36に記載のデータ
通信方法によって解決できる。すなわち請求項36に記
載のデータ通信方法は、送信元データ通信装置から送信
先データ通信装置へ発呼する発呼工程、送信先データ通
信装置の着呼を確認する確認行程、送信元データ通信装
置のアドレス情報の変更を通知するアドレス変更通知を
送信する送信工程を含むことを特徴とする。
【0018】このデータ通信方法によれば、送信元デー
タ通信装置のアドレス情報の変更を通知するので、送信
先データ通信装置はアドレス情報を更新することが可能
となり、送信先データ通信装置は更新されたアドレス情
報に基づいてFax送信が可能となり、幾度もFax送
信を試みることを不要とさせることができた。
【0019】本発明の課題は請求項46に記載のデータ
通信装置によって解決できる。すなわち請求項46に記
載のデータ通信装置は、送信先データ通信装置のアドレ
ス情報を含むデータベースを記憶する記憶手段と、送信
先データ通信装置へ発呼する発呼する発呼手段、送信元
データ通信装置のアドレス情報の変更を通知するアドレ
ス変更通知を送信する変更通知手段を備えることを特徴
とする。
【0020】このデータ通信装置によれば、送信元デー
タ通信装置のアドレス情報の変更を通知するので、送信
先データ通信装置はアドレス情報を更新することが可能
となり、送信先データ通信装置は更新されたアドレス情
報に基づいてFax送信が可能となり、幾度もFax送
信を試みることを不要とさせることができた。
【0021】本発明の課題は請求項50に記載のデータ
通信装置によって解決できる。すなわち請求項50に記
載のデータ通信装置は、送信先データ通信装置のアドレ
ス情報を含むデータベースを記憶する記憶手段と、送信
元データ通信装置の発呼に応答する着呼手段、送信元デ
ータ通信装置に係るアドレス情報の変更を通知するアド
レス変更通知を受信する受信手段、とを備えることを特
徴とする。
【0022】このデータ通信装置によれば、送信元デー
タ通信装置のアドレス情報の変更の通知を受信してアド
レス情報を更新することが可能となった。従って、送信
先データ通信装置は更新されたアドレス情報に基づいて
Fax送信が可能となり、幾度もFax送信を試みるこ
とを不要となった。
【0023】本発明の課題は請求項56に記載のアドレ
ス帳サーバによって解決できる。すなわち請求項56に
記載のアドレス帳サーバによれば、送信先データ通信装
置のアドレス情報を記憶する記憶手段、送信元データ通
信装置からアドレス情報を受信する受信手段、前記送信
元データ通信装置から受信したアドレス情報に応じて、
前記記憶手段に記憶された送信先データ通信装置のアド
レス情報を無効とし、前記受信したアドレス情報を有効
とする変更手段、送信元データ通信装置の要求に応じて
有効としたアドレス情報を発信する発信手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0024】このアドレス帳サーバによれば、送信元デ
ータ通信装置が送信先データ通信装置に係る更新された
アドレス情報を入手した際に、送信元データ通信装置か
らアドレス情報を受信して記憶されたアドレス情報を変
更する。従って、請求項56に記載のアドレス帳サーバ
に接続した送信元データ通信装置では配信されたアドレ
ス情報に基づいて記憶したアドレス情報を更新するか
ら、当該送信元データ通信装置により更新されたアドレ
ス情報に基づいてFax送信が可能とさせ、幾度もFa
x送信を試みることを不要とさせることができた。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の概念を理解しやすくするために簡略化して示し
た、データ通信装置の一例である送信元(発呼側)のフ
ァクシミリ(以下、送信元Fax装置という)100を
含めた構成図である。送信元Fax装置100は、送信
先Fax装置200と電話回線網4で接続され、互いに
Fax通信を行うことが可能に設けられている。なお、
図1においては一つのFax装置200しか記載してい
ないが、実際には電話回線網4を経由して任意のFax
装置と接続可能である。
【0026】なお、図示しないが、送信元Fax装置1
00をLAN(Local Area Networ
k)等のネットワーク5を介して、他の装置(例えば、
コンピュータなど)と接続しても良い。
【0027】送信元Fax装置100は他の送信元Fa
x装置102、103等複数の送信元Fax装置とLA
N(Local Area Network)等のネッ
トワーク5を介して接続されていて、ID情報ならびに
アドレス情報などのデータの送受信が可能としてある。
ネットワーク5にはそれ以外のノード(例えば、コンピ
ュータなど)を接続して互いに通信しても良い。
【0028】送信元Fax装置100は、主制御部1
1、入力部12、表示部13、読取部14、記録部1
5、通信制御部、16アドレス帳サーバ制御部21、ア
ドレス情報メモリ部23、データベース管理モジュール
24、データベースサーチモジュール25、及び、アク
セスログメモリ部26を有し、これら各部が内部バスで
互いに接続されている。
【0029】主制御部11は、中央演算処理装置(CP
U)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)などから構成され、ROMに記録さ
れたプログラムに基づいて、送信元Fax装置100の
各部及び全体を制御する。主制御部11は本発明の変更
手段の一例であり、アドレス情報メモリ部23に記憶さ
れたアドレス情報について後述する如く、記憶された送
信先データ通信装置のアドレス情報を無効とし、取得し
た前記変更後アドレス情報を有効とする。また、主制御
部11は本発明のID照合手段の一例でもある。
【0030】入力部12は、各種操作を行うための操作
キーの他に、送信先の属性を表す文字情報又は送信先の
アドレス情報を入力する入力手段であるキーボードを備
えている。入力手段は、音声入力を可能とするマイクロ
フォンや手書き文字入力を可能とする光学文字認識装置
(OCR)を併せ持つ構成としても良い。
【0031】表示部13は、各種メッセージなどを表示
する表示手段であり、例えば、液晶パネルなどで構成さ
れており、各種メッセージの表示に加えて、メッセージ
を音声化する読み上げ機能を有するものであっても良
い。各種メッセージとしては、現在日時、現在時刻、F
ax送信中に表示される送信先Fax装置200のアド
レス情報(電話番号)やID情報、さらにFax送信の
準備中には、入力部12からの入力結果や登録されたI
D情報のリスト等が表示される。これら入力部12と表
示部13とは、例えばタッチパネル等により一体に構成
していても良い。
【0032】読取部14は原稿を光学的に走査して光電
変換した原稿情報を読み取る読取手段である。
【0033】記録部15はFax受信した画像情報など
を記録用紙に記録する記録手段であり、例えば、レーザ
プリンタ、インクジェットプリンタ、サーマルプリンタ
などである。
【0034】通信制御部16は本発明の受信手段の一例
であり、また本発明の管理情報送信手段の一例を兼ねて
いて、復号化されている画像情報を符号化する機能、符
号化されている画像情報を復号化する機能、電話回線網
4に接続され、電話回線網4に対して呼の接続、切断、
送信データの変調及び受信データの復調を行うととも
に、送信先のFax装置(例えば、200)との情報の
やりとりを行う機能を備えている。
【0035】LANインターフェース部19は、送信元
Fax装置100をネットワーク5に接続し、該ネット
ワーク5に接続された他のノードとの通信を行う双方向
通信手段であり、LANの一例であるネットワーク5に
接続するLAN接続手段である。ネットワーク5に接続
された送信元Fax装置102、103はLANインタ
ーフェース部19を介して後述する如く送信元Fax装
置100の備えるサーバ部とアドレス情報やID情報を
双方向に通信するが可能である。
【0036】アドレス帳サーバ部150は送信元Fax
装置100の構成の一部であり、内部バスにより前述の
各部材と接続されている。アドレス帳サーバ部150
は、アドレス帳サーバ制御部21、アドレス情報メモリ
部23、データベース管理モジュール24、データベー
スサーチモジュール25、アクセスログメモリ部26を
備えるものである。一般にサーバはネットワークに接続
された各クライアント(本実施の形態の送信元Fax装
置100もクライアントの一例である)からの処理要求
を常時待機し、処理要求があれば、処理要求に応じた結
果をクライアントに送信し、又は内部処理する機能を実
現する情報処理装置や当該情報処理装置で実行するソフ
トウェアを指す。本実施の形態では、アドレス帳サーバ
部150は、送信元Fax装置100に内蔵されてい
て、アドレス情報の検索機能とともに、データベース管
理機能を実現する。
【0037】アドレス帳サーバ制御部21は、中央演算
処理装置(CPU)を備え、主制御部11の備える磁気
ディスク装置、ランダムアクセスメモリ(RAM)など
を利用して、磁気ディスク装置に記録されたプログラム
に基づいて、アドレス帳サーバ部150の各部を制御す
る。なお、磁気ディスク装置の代わりに読み出し専用メ
モリ(ROM)を用いても良い。また、アドレス帳サー
バ制御部21で実行するプログラムを主制御部11の備
えるCPUで実行する構成とすれば、アドレス帳サーバ
制御部21の備えるCPUを省略することができる。
【0038】アドレス情報メモリ部23は本発明の記憶
手段の一例であり、任意の送信先Fax装置のアドレス
情報と、該アドレス情報に対応する属性とを記憶する。
アドレス情報メモリ部23に記憶される送信先の属性と
は、例えば、会社名、部課名、個人名、役職名、さらに
はそれらの略称などであり、本発明ではID情報ともい
う。アドレス情報メモリ部23は、本発明の記憶手段の
一例であるととに、本発明のID情報記憶手段の一例で
もある。
【0039】アドレス情報メモリ部23としてはEPP
ROM等の書き換え可能な不揮発性半導体メモリや、ハ
ードディスクのような磁気記録媒体などを用いることが
できるし、不揮発性半導体メモリや磁気記録媒体に揮発
性半導体メモリを併用して、通常は該揮発性半導体メモ
リに展開しておき必要に応じて不揮発性メモリを書き換
える構成としても良い。
【0040】アドレス情報メモリ部23には、送信先F
ax装置のアドレス情報を記憶するアドレス情報データ
ベース23Aと、ID情報を記憶するID情報データベ
ース23Bと、各レコードタイムスタンプ情報を記憶す
る管理情報データベース23Cとが記憶される。
【0041】表1にはアドレス情報メモリ部23に記憶
されたアドレス情報データベース23A、ID情報デー
タベース23B、管理情報データベース23Cの内容を
わかりやすく示してあり、アドレス情報メモリ部23に
記憶されたレコードから先頭の4件のレコードを抜粋し
て例示してある。なお、1行が1件のレコードに対応し
ている。
【0042】
【表1】
【0043】表1で各行は一件毎のレコードに対応して
おり、一件毎のレコードには通しナンバーがユニークな
キーとしてエントリされて、アドレス情報、さらに前述
のID情報や短縮番号、タイムスタンプ等がエントリさ
れる。本実施の形態では、ID情報として会社名、部署
名、個人名をエントリする例を示してある。各エントリ
について説明すると、ユーザID情報の一例である会社
名、部署名、個人名等は、送信先Fax装置毎に決まる
項目であり、これらID情報は社名変更、組織変更、担
当者変更などの事情で、アドレス情報メモリ部23に記
憶された事項が実際と合致しなくなることがある。短縮
には、短縮機能を用いる際にキーボードから入力すべき
短縮番号がエントリされる。タイムスタンプには、レコ
ードが更新された年月日と時刻とが記述される。本実施
の形態では、各レコードのエントリが一つでも変更され
ると、変更が行われた年月日と時刻とが記述される。
【0044】また、いくつかのエントリが入力されない
レコードもあり得る。例えばNo4のレコードは、会社
名と部署名とに対応するエントリが無いので、からのエ
ントリをφの記号を用いて示してある。
【0045】表1の各レコードにおけるアドレス情報の
列がアドレス情報データベース23Aに、ユーザID情
報の一例である会社名、部署名、個人名の列がID情報
データベース23Bに、タイムスタンプの列が管理情報
データベース23Cに該当する。
【0046】データベース管理モジュール24は本発明
の管理手段の一例であり、アドレス情報データベース2
3A、ID情報データベース23B、管理情報データベ
ース23Cの各エントリへの書き込みや読み出しの管理
を行うモジュールであって、本発明の変更手段の一例で
ある。データベース管理モジュール24は、ネットワー
ク5に接続された各Fax装置(送信元Fax装置10
2、103など)の要求、又は送信元Fax装置100
自体の要求に応じて、アドレス情報データベース23
A、ID情報データベース23B、管理情報データベー
ス23Cの各エントリを記述して、変更を実行する。
【0047】データベースサーチモジュール25は本発
明の抽出手段の一例であり、前記各Fax装置の要求に
応じて、アドレス情報データベース23A、ID情報デ
ータベース23B、管理情報データベース23Cを検索
し、各Fax装置の要求に合致するレコードを抽出す
る。
【0048】本実施の形態では、データベース管理モジ
ュール24とデータベースサーチモジュール25とをア
ドレス帳サーバ制御部21で実行するソフトウェアとし
て構成とした。
【0049】ユーザは入力部12を操作して、アドレス
情報データベース23A、ID情報データベース23B
のエントリを手入力したりすることが可能である。
【0050】アクセスログメモリ部26は、各送信元F
ax装置100、102、103によりアドレス情報の
送信要求があった時刻を記憶しており、さらに詳しくは
各送信元Fax装置100、102、103毎に直近の
前記時刻を記憶している。また、手入力によってアドレ
ス情報が更新された場合の直近の時刻を記憶している。
【0051】また、本実施の形態の送信先Fax装置の
電話番号は、本発明の送信先データ通信装置のアドレス
情報の一例である。
【0052】なお、本発明においては、送信先Fax装
置のID情報とアドレス情報をまとめて、送信先情報と
呼ぶ。
【0053】このような構成を備える送信元Fax装置
100は、次のようにしてFax送信が可能である。
【0054】送信元Fax装置100はワンタッチダイ
ヤル機能や短縮ダイヤル機能を用いてFax送信を行う
ことが可能である。ワンタッチダイヤル機能を用いるに
は、表示部13にリスト表示されたID情報から所望の
一件を入力部12のボタンを用いて選択する。表示部1
3へのリスト表示は、主制御部11がアドレス情報メモ
リ部23に記憶された送信先情報を表示させているもの
である。ユーザが入力部12のボタンを操作して所望の
ID情報を選択すると、主制御部11はアドレス情報メ
モリ部23を検索して、記憶された当該ID情報に対応
するアドレス情報(電話番号)を取得し、取得された一
件のアドレス情報を通信制御部16に与える。一方で、
主制御部11の制御により、読取部14の原稿情報も通
信制御部16に与えられ、送信先Fax装置200に対
してのFax送信が実行される。
【0055】また、短縮ダイヤル機能を用いるには、予
め登録された短縮番号を入力部12から入力した後に短
縮送信用のボタンを押すことにより、Fax送信でき
る。
【0056】短縮ダイヤル機能を用いる場合は、主制御
部11がアドレス情報メモリ部23に記憶されたアドレ
ス情報を検索対象にして、入力部12のキーボードから
入力された短縮番号に対応するアドレス情報を検索し
て、検索結果として得られた一件のアドレス情報を通信
制御部16に与える。一方で、主制御部11の制御によ
り、読取部14の原稿情報も通信制御部16に与えら
れ、送信先Fax装置200に対してのFax送信が実
行される。
【0057】このような構成により、読取部14で読み
取られた原稿情報を、電話回線網4を介して送信先のF
ax装置(例えば200)に、データの送信(Fax送
信)を行うことができる。なお、本実施の形態では、送
信元Fax装置100の読取部14で読み取られた原稿
情報をFax送信するように構成したが、送信元Fax
装置100にネットワークインターフェースを備えせし
めてネットワークに接続し、当該ネットワークに接続さ
れた他の装置(例えば、コンピュータなど)で作成した
文書等のデータをFax送信するようにしても良い。
【0058】ここで、アドレス情報の更新の手順につい
て、図2のフローチャート図に基づいて説明する。
【0059】まず、送信元データ通信装置(送信元Fa
x装置100)がアドレス帳サーバ部150に対してア
ドレス情報の送信を要求し(S11)、続けて管理情報
データベース23Cより管理情報を送信する(S1
2)。ステップ11(S11)の送信要求は送信元Fa
x装置100の内部バスを介して実行される。
【0060】アドレス帳サーバ部150では、受信した
管理情報と、アクセスログメモリ部26に記憶された前
記時刻に基づいて、データベースサーチモジュール25
が管理情報データベース23Cをサーチし、送信元Fa
x装置100が前回行った送信要求以後に更新されたレ
コードを抽出する(S13)。ステップ13で抽出され
たレコードに加えられた更新は送信元Fax装置100
の関知するところでないから、アドレス帳サーバ部15
0は送信元Fax装置100へ当該抽出したレコードを
送信する(S14)。
【0061】送信元Fax装置100は抽出されたレコ
ードを受信すると(S15)、受信したレコードに記述
されたアドレス情報に基づいて、アドレス情報を更新す
る(S16)。
【0062】ステップ11(S11)のアドレス情報の
送信要求は、定期的に実行しても良いし、送信先Fax
装置への発呼を試みる度に実行しても良い。ここで定期
的にとは一定間隔(例えば1時間おき、30分おきな
ど)であっても良いし、スケジュール設定(例えば午前
9時と午後2時の2回など)したものであっても良い。
さらに、発呼又は着呼が一定時間にわたって実行されな
い場合に実行するようにしても良い。もちろん、送信元
Fax装置100が送信要求ボタンを備えて、ユーザが
手動で実行開始を指示する構成としても良い。
【0063】ステップ11(S11)の送信要求の他
に、ステップ12(S12)の管理情報の送信、ステッ
プ14(S14)の抽出したレコードの送信が送信元F
ax装置100の内部バスを介して実行される。
【0064】なお、アドレス帳の更新手順を送信元Fa
x装置102、103が実行する場合は、送信元Fax
装置100の内部バスではなく、ネットワーク5を介し
てステップ11(S11)の送信要求の他に、ステップ
12(S12)の管理情報の送信、ステップ14(S1
4)の抽出したレコードの送信を実行する。
【0065】(第2の実施の形態)図3は、本発明の概
念を理解しやすくするために簡略化して示した、データ
通信装置の一例である送信元のファクシミリ(以下、送
信元Fax装置という)装置300と、アドレス帳サー
バの一例であるアドレス帳サーバ400とを含めた構成
図である。送信元Fax装置300は、送信先Fax装
置200と電話回線網4で接続され、互いにFax通信
を行うことが可能に設けられている。なお、図3におい
ては一つのFax装置200しか記載していないが、実
際には電話回線網4を経由して任意のFax装置と接続
可能である。
【0066】送信元Fax装置300とアドレス帳サー
バ400とはLAN(LocalArea Netwo
rk)等のネットワーク5を介して接続されていて、I
D情報ならびにアドレス情報などのデータの送受信が可
能としてある。ネットワーク5には他のFax装置(送
信元Fax装置102、送信元Fax装置103)やそ
れ以外のノード(例えば、コンピュータなど)を接続し
て互いに通信しても良い。
【0067】送信元Fax装置300は、図1で説明し
た送信元Fax装置100からアドレス帳サーバ部15
0の一部を取り除いたものであって、主制御部31は主
制御部11、入力部32は入力部12、表示部33は表
示部13、読取部34は読取部14、記録部35は記録
部15、通信制御部36は通信制御部16、アドレス情
報メモリ部38はアドレス情報メモリ部23と同様の構
成であるから、重複する説明は省略する。
【0068】LANインターフェース部39は、送信元
Fax装置300をネットワーク5に接続し、該ネット
ワーク5に接続された他のノードとの通信を行う双方向
通信手段であり、LANの一例であるネットワーク5に
接続するLAN接続手段である。送信元Fax装置30
0はLANインターフェース部39を介して後述するア
ドレス帳サーバ400とアドレス情報やID情報を双方
向に通信するが可能であり、また、主制御部31は、L
ANインターフェース部39を介して送信元Fax装置
300に対して種々の要求を発し、応答を受信する。
【0069】アドレス帳サーバ400は、図1で説明し
た送信元Fax装置100が備えるアドレス帳サーバ部
150と略同様の構成を備えるものである。
【0070】入力部42は入力部12、アドレス情報メ
モリ部43はアドレス情報メモリ部23、データベース
管理モジュール44はデータベース管理モジュール2
4、データベースサーチモジュール45はデータベース
サーチモジュール25、アクセスログメモリ部46はア
クセスログメモリ部26と同様の構成であるから、重複
する説明は省略する。
【0071】主制御部41は、中央演算処理装置(CP
U)、磁気ディスク装置、ランダムアクセスメモリ(R
AM)などから構成され、磁気ディスク装置に記録され
たプログラムに基づいて、アドレス帳サーバ400の各
部及び全体を制御する。なお、磁気ディスク装置の代わ
りに読み出し専用メモリ(ROM)を用いても良い。
【0072】LANインターフェース部49は、アドレ
ス帳サーバ400をネットワーク5に接続し、該ネット
ワーク5に接続された他のノードとの通信を行う双方向
通信手段であり、LANの一例であるネットワーク5に
接続するLAN接続手段である。アドレス帳サーバ40
0はLANインターフェース部49を介して送信元Fa
x装置300との間でアドレス情報、ID情報、管理情
報を双方向に通信するが可能であり、また、主制御部4
1は、送信元Fax装置300からの要求を受信して応
答、又は内部処理する。
【0073】このような構成を備える送信元Fax装置
100は、次のようにしてFax送信が可能である。
【0074】送信元Fax装置300はワンタッチダイ
ヤル機能や短縮ダイヤル機能を用いてFax送信を行う
ことが可能である。ワンタッチダイヤル機能を用いるに
は、表示部33にリスト表示されたID情報から所望の
一件を入力部32のボタンを用いて選択する。表示部3
3へのリスト表示は、主制御部31がアドレス情報メモ
リ部43に記憶された送信先情報を表示させているもの
である。ユーザが入力部32のボタンを操作して所望の
ID情報を選択すると、主制御部31はアドレス帳サー
バ400に要求してアドレス情報メモリ部43を検索さ
せて、記憶された当該ID情報に対応するアドレス情報
(電話番号)をネットワーク5を介して取得し、取得さ
れた一件のアドレス情報を通信制御部36に与える。一
方で、主制御部31の制御により、読取部34の原稿情
報も通信制御部36に与えられ、送信先Fax装置20
0に対してのFax送信が実行される。
【0075】また、短縮ダイヤル機能を用いるには、予
め登録された短縮番号を入力部32から入力した後に同
様にアドレス情報をアドレス帳サーバ400から取得し
て短縮送信用のボタンを押すことにより、Fax送信で
きる。
【0076】図3の送信元Fax装置300とアドレス
帳サーバ400によるアドレス情報の更新の手順につい
ては、図2のフローチャート図で説明した手順と同様で
ある。
【0077】まず、送信元データ通信装置(送信元Fa
x装置100)がアドレス帳サーバ400に対してアド
レス情報の送信を要求し(S11)、続けて管理情報デ
ータベース43Cより管理情報を送信する(S12)。
【0078】アドレス帳サーバ400では、受信した管
理情報と、アクセスログメモリ部46に記憶された前記
時刻に基づいて、データベースサーチモジュール45が
管理情報データベース43Cをサーチし、送信元Fax
装置300が前回行った送信要求以後に更新されたレコ
ードを抽出する(S13)。ステップ13で抽出された
レコードに加えられた更新は送信元Fax装置300の
関知するところでないから、アドレス帳サーバ400は
送信元Fax装置300へ当該抽出したレコードを送信
する(S14)。
【0079】送信元Fax装置300は抽出されたレコ
ードを受信すると(S15)、受信したレコードに記述
されたアドレス情報に基づいて、アドレス情報を更新す
る(S16)。
【0080】ステップ11(S11)のアドレス情報の
送信要求は、定期的に実行しても良いし、送信先Fax
装置への発呼を試みる度に実行しても良い。ここで定期
的にとは一定間隔(例えば1時間おき、30分おきな
ど)であっても良いし、スケジュール設定(例えば午前
9時と午後2時の2回など)したものであっても良い。
さらに、発呼又は着呼が一定時間にわたって実行されな
い場合に実行するようにしても良い。もちろん、送信元
Fax装置300が送信要求ボタンを備えて、ユーザが
手動で実行開始を指示する構成としても良い。
【0081】なお、ステップ11(S11)の送信要求
の他に、ステップ12(S12)の管理情報の送信、ス
テップ14(S14)の抽出したレコードの送信は、ネ
ットワーク5を介して実行する。
【0082】(第3の実施の形態)図4は、本発明の概
念を理解しやすくするために簡略化して示した、データ
通信装置の一例である送信元のファクシミリ(以下、送
信元Fax装置という)装置500と、アドレス帳サー
バの一例であるアドレス帳サーバ600とを含めた構成
図である。送信元Fax装置500は、送信先Fax装
置200と電話回線網4で接続され、互いにFax通信
を行うことが可能に設けられている。なお、図4におい
ては一つのFax装置200しか記載していないが、実
際には電話回線網4を経由して任意のFax装置と接続
可能である。
【0083】送信元Fax装置500とアドレス帳サー
バ600とはLAN(LocalArea Netwo
rk)等のネットワーク5を介して接続されていて、I
D情報ならびにアドレス情報などのデータの送受信が可
能としてある。ネットワーク5には他のFax装置(送
信元Fax装置102、送信元Fax装置103)やそ
れ以外のノード(例えば、コンピュータなど)を接続し
て互いに通信しても良い。
【0084】送信元Fax装置500は、図3で説明し
た送信元Fax装置300に加えて、アドレス情報解析
部57とアドレス情報メモリ部58を備えるものであっ
て、主制御部51は主制御部31、入力部52は入力部
32、表示部53は表示部33、読取部54は読取部3
4、記録部55は記録部35、通信制御部56は通信制
御部36、LANインターフェース部59はLANイン
ターフェース部39と同様の構成であるから、重複する
説明は省略する。
【0085】アドレス情報解析部57は、アドレス変更
通知を解析して送信先Fax装置200の新たな電話番
号を示す数値データ(一般的には10桁の数値)へと変
換する。アドレス変更通知は、送信先Fax装置200
側の事情によりアドレス情報が変更されたために送信元
Fax装置500と送信先Fax装置200とが接続で
きないときに、送信先Fax装置200に変わって通信
事業者が送信元Fax装置500に戻す通知であり、電
話番号を音声で読み上げた情報(音声信号)であっても
良いし、コード化された情報であっても良い。音声信号
を用いる場合には、人の声を録音した自然音声でも、音
声合成装置で合成した合成音声のいずれでもアドレス変
更通知として使用できる。
【0086】アドレス変更通知を解析して得られた数値
データは、送信先Fax装置200のアドレス情報であ
り、当該アドレス情報に基づいて発呼すれば間違いなく
送信元Fax装置500と送信先Fax装置200との
間でFax送信が可能となる。
【0087】アドレス情報メモリ部58は、任意の送信
先Fax装置のアドレス情報と、該アドレス情報に対応
する属性と、管理情報とを記憶する。アドレス情報メモ
リ部58に記憶される送信先の属性とは、例えば、会社
名、部課名、個人名、役職名、さらにはそれらの略称な
どであり、本発明ではID情報ともいう。アドレス情報
メモリ部58は、本発明の記憶手段の一例であるとと
に、本発明のID情報記憶手段の一例でもある。また、
管理情報とは、例えば、アドレス情報やID情報が更新
された日時と時刻を特定するタイムスタンプである。
【0088】アドレス情報メモリ部58としてはEPP
ROM等の書き換え可能な不揮発性半導体メモリや、ハ
ードディスクのような磁気記録媒体などを用いることが
できるし、不揮発性半導体メモリや磁気記録媒体に揮発
性半導体メモリを併用して、通常は該揮発性半導体メモ
リに展開しておき必要に応じて不揮発性メモリを書き換
える構成としても良い。
【0089】アドレス情報メモリ部58には、送信先F
ax装置のアドレス情報を記憶するアドレス情報データ
ベース23Aと、ID情報を記憶するID情報データベ
ース23Bと、各レコードのタイムスタンプ情報を記憶
する管理情報データベース23Cとが表1で説明したの
と同様に記憶される。
【0090】送信元Fax装置500は、送信先Fax
装置200とのネゴシエーション中又はネゴシエーショ
ン後に送信先Fax装置200からアドレス変更通知を
受信すると、受信したアドレス変更通知をアドレス情報
解析部57で解析して、変更後のアドレス情報を得る。
次に、得られた変更後アドレス情報に基づいてアドレス
情報メモリ部58に記憶されたアドレス情報データベー
ス63Aにエントリされているアドレス情報を、変更後
アドレス情報で記述(上書き)する。
【0091】アドレス帳サーバ600は、図3で説明し
たアドレス帳サーバ400と同様の構成を備えるもので
あり、主制御部61は主制御部41、入力部62は入力
部42、アドレス情報メモリ部63はアドレス情報メモ
リ部43、データベース管理モジュール64はデータベ
ース管理モジュール44、データベースサーチモジュー
ル65はデータベースサーチモジュール45、アクセス
ログメモリ部66はアクセスログメモリ部46、LAN
インターフェース部69はLANインターフェース部4
9と同様の構成であるから、重複する説明は省略する。
【0092】また、アドレス情報メモリ部63には、送
信元Fax装置500のアドレス情報メモリ部58と同
一内容のアドレス情報データベース63A、ID情報デ
ータベース63B、管理情報データベース63Cとが記
憶される。アドレス情報メモリ部63の記憶内容が、本
実施の形態では同一内容としたが、互換性を持たせるコ
ンバータを備えれば、同一内容で無くとも良い。
【0093】このような構成を備える送信元Fax装置
100は、次のようにしてFax送信が可能である。
【0094】送信元Fax装置500はワンタッチダイ
ヤル機能や短縮ダイヤル機能を用いてFax送信を行う
ことが可能である。ワンタッチダイヤル機能を用いるに
は、表示部53にリスト表示されたID情報から所望の
一件を入力部52のボタンを用いて選択する。表示部5
3へのリスト表示は、主制御部51がアドレス情報メモ
リ部58に記憶された送信先情報を表示させているもの
である。ユーザが入力部52のボタンを操作して所望の
ID情報を選択すると、主制御部51はアドレス情報メ
モリ部58を検索させて、記憶された当該ID情報に対
応するアドレス情報(電話番号)を取得し、取得された
一件のアドレス情報を通信制御部56に与える。一方
で、主制御部51の制御により、読取部54の原稿情報
も通信制御部56に与えられ、送信先Fax装置200
に対してのFax送信が実行される。
【0095】また、短縮ダイヤル機能を用いるには、予
め登録された短縮番号を入力部52から入力した後に同
様にアドレス情報をアドレス帳メモリ部58から取得し
て短縮送信用のボタンを押すことにより、Fax送信で
きる。
【0096】次に、図4の送信元Fax装置500とア
ドレス帳サーバ600によるアドレス情報の更新の手順
について図5のフローチャート図を用いて説明する。
【0097】まず、送信元データ通信装置(送信元Fa
x装置500)がアドレス帳サーバ600に対して管理
情報(タイムスタンプ)を送信し(S21)、これを受
信したアドレス帳サーバ600は、データベースサーチ
モジュール65により管理情報データベース23C管理
情報をサーチし、送信元Fax装置500で更新済み且
つアドレス帳サーバ600では未更新のレコードを抽出
する(S22)。
【0098】抽出が終わるとアドレス帳サーバ600
は、送信元Fax装置500に対して抽出されたレコー
ドに該当するアドレス情報の送信を要求し(S23)、
送信元Fax装置500は、ステップ23(S23)の
要求に応じて、要求されたアドレス情報をアドレス帳サ
ーバ600に対して送信する(S24)。
【0099】アドレス帳サーバ600はアドレス情報を
受信すると、データベース管理モジュール64により、
ステップ23(S23)で抽出したレコードのアドレス
情報を更新する(S25)。ステップ25(S25)
で、アドレス帳サーバ600では、データベース管理モ
ジュール64が検出されたレコードにエントリされてい
るアドレス情報を、変更後アドレス情報で記述(上書
き)して更新を行う。
【0100】本実施の形態では1レコードにエントリ可
能なアドレス情報は一件として、変更後アドレスにより
変更前のアドレスを上書きし、これにより、変更前のア
ドレス情報を無効化し、変更後のアドレス情報を有効化
しているが、例えば、1レコードに複数のアドレス情報
をエントリ可能とし、各アドレス情報に対応する有効フ
ラグ、無効フラグを設けて、複数のアドレス情報うちで
一件だけを有効とし、他のエントリを無効とするように
しても良い。
【0101】ステップ21(S21)のアドレス情報の
送信要求は、定期的に実行しても良いし、送信先Fax
装置からアドレス変更通知を受信する度に実行しても良
い。ここで定期的にとは一定間隔(例えば1時間おき、
30分おきなど)であっても良いし、スケジュール設定
(例えば午前9時と午後2時の2回など)したものであ
っても良い。さらに、発呼又は着呼が一定時間にわたっ
て実行されない場合に実行するようにしても良い。もち
ろん、送信元Fax装置100が送信要求ボタンを備え
て、ユーザが手動で実行開始を指示する構成としても良
い。
【0102】(第4の実施の形態)図6は、本発明の概
念を理解しやすくするために簡略化して示した、データ
通信装置の一例である送信元のファクシミリ(以下、送
信元Fax装置という)装置700と、アドレス帳サー
バの一例であるアドレス帳サーバ800とを含めた構成
図である。送信元Fax装置700は、送信先Fax装
置200と電話回線網4で接続され、互いにFax通信
を行うことが可能に設けられている。なお、図4におい
ては一つのFax装置200しか記載していないが、実
際には電話回線網4を経由して任意のFax装置と接続
可能である。
【0103】送信元Fax装置700とアドレス帳サー
バ800とはLAN(LocalArea Netwo
rk)等のネットワーク5を介して接続されていて、I
D情報ならびにアドレス情報などのデータの送受信が可
能としてある。ネットワーク5には他のFax装置(送
信元Fax装置102、送信元Fax装置103)やそ
れ以外のノード(例えば、コンピュータなど)を接続し
て互いに通信しても良い。
【0104】送信元Fax装置700は、図3で説明し
た送信元Fax装置300に加えて、アドレス情報メモ
リ部78を備えるものであって、主制御部71は主制御
部31、入力部72は入力部32、表示部73は表示部
33、読取部74は読取部34、記録部75は記録部3
5、通信制御部76は通信制御部36、LANインター
フェース部79はLANインターフェース部39と同様
の構成であるから、重複する説明は省略する。
【0105】アドレス情報メモリ部78は、任意の送信
先Fax装置のアドレス情報と、該アドレス情報に対応
する属性と、管理情報とを記憶する。アドレス情報メモ
リ部23に記憶される送信先の属性とは、例えば、会社
名、部課名、個人名、役職名、さらにはそれらの略称な
どであり、本発明ではID情報ともいう。アドレス情報
メモリ部78は、本発明の記憶手段の一例であるとと
に、本発明のID情報記憶手段の一例でもある。また、
管理情報とは、例えば、アドレス情報やID情報が更新
された日時と時刻を特定するタイムスタンプである。
【0106】アドレス情報メモリ部78としてはEPP
ROM等の書き換え可能な不揮発性半導体メモリや、ハ
ードディスクのような磁気記録媒体などを用いることが
できるし、不揮発性半導体メモリや磁気記録媒体に揮発
性半導体メモリを併用して、通常は該揮発性半導体メモ
リに展開しておき必要に応じて不揮発性メモリを書き換
える構成としても良い。
【0107】アドレス情報メモリ部78には、送信先F
ax装置のアドレス情報を記憶するアドレス情報データ
ベース23Aと、ID情報を記憶するID情報データベ
ース23Bと、各レコードのタイムスタンプ情報を記憶
する管理情報データベース23Cとが表1で説明したも
のと同様に記憶される。
【0108】送信元Fax装置700は、アドレス帳サ
ーバ800から配信されたアドレス情報に基づいて、ア
ドレス情報メモリ部78に記憶されたアドレス情報デー
タベースにエントリされているアドレス情報を記述(上
書き)する。
【0109】アドレス帳サーバ800は、図3で説明し
たアドレス帳サーバ400からアクセスログメモリ部を
除いたものと同様の構成を備えるものであり、主制御部
81は主制御部41、アドレス情報メモリ部83はアド
レス情報メモリ部43、データベース管理モジュール8
4はデータベース管理モジュール44、データベースサ
ーチモジュール85はデータベースサーチモジュール4
5、LANインターフェース部89はLANインターフ
ェース部49と同様の構成であるから、重複する説明は
省略する。
【0110】入力部82は、各種操作を行うための操作
キーの他に、送信先の属性を表す文字情報又は送信先の
アドレス情報を入力する本発明の入力手段の一例である
キーボードを備えている。ユーザが入力部82を操作し
て、送信先のアドレス情報などを入力すると、データベ
ース管理モジュール84が後述するようにアドレス情報
メモリ部83に記憶されたアドレス情報のエントリを書
き換えることができる。入力手段は、音声入力を可能と
するマイクロフォンや手書き文字入力を可能とする光学
文字認識装置(OCR)を併せ持つ構成としても良い。
また、ネットワーク5に接続されたコンピュータからデ
ータベース管理モジュール84にエントリの書き換えを
要求し、これを書き換える構成としても良い。
【0111】アドレス情報メモリ部83には、送信元F
ax装置700のアドレス情報メモリ部78と同一内容
のアドレス情報データベース83A、ID情報データベ
ース83B、管理情報データベース83Cとが記憶さ
れ、アドレス情報メモリ部83の記憶する情報に基づい
て、任意のタイミングで同期がとられる。またアドレス
情報メモリ部83の記憶内容が、本実施の形態では同一
内容としたが、互換性を持たせるコンバータを備えれ
ば、同一内容で無くとも良い。
【0112】ここで、同期をとるとは、アドレス情報メ
モリ部78に記憶された情報をアドレス情報メモリ部8
3に記憶された情報とを整合させて、いずれのアドレス
情報に基づいても同じ送信先Fax装置へ発呼可能にす
ることである。
【0113】主制御部81は本発明の配信制御手段の一
例であり、またLANインターフェース部89は本発明
の配信手段の一例である。そして、主制御部81はアド
レス情報が更新されると、配信すべきアドレス情報を抽
出して、LANインターフェース部89により各送信元
Fax装置へと配信する。
【0114】このような構成を備える送信元Fax装置
100は、次のようにしてFax送信が可能である。
【0115】送信元Fax装置700はワンタッチダイ
ヤル機能や短縮ダイヤル機能を用いてFax送信を行う
ことが可能である。ワンタッチダイヤル機能を用いるに
は、表示部73にリスト表示されたID情報から所望の
一件を入力部72のボタンを用いて選択する。表示部7
3へのリスト表示は、主制御部71がアドレス情報メモ
リ部78に記憶された送信先情報を表示させているもの
である。ユーザが入力部72のボタンを操作して所望の
ID情報を選択すると、主制御部71はアドレス情報メ
モリ部78を検索させて、記憶された当該ID情報に対
応するアドレス情報(電話番号)を取得し、取得された
一件のアドレス情報を通信制御部76に与える。一方
で、主制御部71の制御により、読取部74の原稿情報
も通信制御部76に与えられ、送信先Fax装置200
に対してのFax送信が実行される。
【0116】また、短縮ダイヤル機能を用いるには、予
め登録された短縮番号を入力部72から入力した後に同
様にアドレス情報をアドレス帳メモリ部78から取得し
て短縮送信用のボタンを押すことにより、Fax送信で
きる。
【0117】次に、図6の送信元Fax装置700とア
ドレス帳サーバ800によるアドレス情報の配信の手順
について図7のフローチャート図を用いて説明する。
【0118】まず、データベース管理モジュール84が
アドレス情報メモリ部83に記憶されるアドレス情報デ
ータベース83Aに対して特定レコードへの記述を実行
する(S31)。この記述は新規レコードの追加(新規
電話番号の登録)でも良いし、既存レコードの更新でも
良い。また、本実施の形態では1レコードにエントリ可
能なアドレス情報は一件として、既存レコードの更新の
場合には変更後アドレスにより変更前のアドレスを上書
きし、これにより、変更前のアドレス情報を無効化し、
変更後のアドレス情報を有効化しているが、例えば、1
レコードに複数のアドレス情報をエントリ可能とし、各
アドレス情報に対応する有効フラグ、無効フラグを設け
て、複数のアドレス情報うちで一件だけを有効とし、他
のエントリを無効とするようにしても良い。
【0119】ステップ31(S31)でレコードの記述
の終了により、直ちにアドレス情報データベース83A
は更新されて(S32)、新たなアドレス情報が有効と
なる。また、アドレス情報の更新タイミング(日時、時
刻)が管理情報の一例であるタイムスタンプとしてアド
レス情報メモリ部83の管理情報データベース83Cに
記憶される。
【0120】次に、管理情報データベース83Cのタイ
ムスタンプに基づいて、データベースサーチモジュール
85が前回の配信タイミング(後述)以降のタイムスタ
ンプを有するアドレス情報を、アドレス情報データベー
ス83Aから抽出する(S33)。
【0121】次に、抽出されたアドレス情報を送信元F
ax装置700に配信する(S34)。図6にはネット
ワーク5に3台の送信元Fax装置(700、102、
103)を接続した例を説明したが、ステップ34(S
34)の配信により、ステップ32の実行以後のタイム
スタンプを有するアドレス情報は、前記3台のFax装
置に送信される。ここで配信は、個々のノードに送信す
るものでも良いし、ネットワーク5に接続された全ての
ノードに一括して送信するものでも良い。
【0122】送信元Fax装置700は配信されたアド
レス情報に基づいて、アドレス情報メモリ部78に記憶
されたアドレス情報データベース83Aの変更を実行す
る。なお、他の送信元Fax装置(102、103)も
同様にアドレス情報の更新を実行する(S35)。
【0123】次に、ステップ31(S31)以下の手順
を開始する条件について説明する。例えば、ユーザが入
力部72を操作してアドレス情報の新規作成や更新を実
行した時、ネットワーク5に接続された送信元Fax装
置(700、102、103)のいずれかからアドレス
情報の変更かあった旨の通知か、変更後のアドレス情報
の送信がなされた場合に図7のフローチャートで説明し
た手順を開始する。また、ステップ31(S31)のレ
コードの記述の開始は定期的に実行したり、入力部72
に配信開始ボタンを設けてユーザがこれを操作すると、
開始する構成としても良い。
【0124】ここで定期的にとは一定間隔(例えば1時
間おき、30分おきなど)であっても良いし、スケジュ
ール設定(例えば午前9時と午後2時の2回など)した
ものであっても良い。さらにこれらのいくつかを組み合
わせて用いても良い。
【0125】(第5の実施の形態)図8は、本発明の概
念を理解しやすくするために簡略化して示した、データ
通信装置の一例である送信元のファクシミリ(以下、送
信元Fax装置という)装置900と、送信先ファクシ
ミリ装置(以下、送信先Fax装置という)1000と
を含めた構成図である。送信元Fax装置900は、送
信先Fax装置1000と電話回線網4で接続され、互
いにFax通信を行うことが可能に設けられている。な
お、図8においては一つのFax装置200しか記載し
ていないが、実際には電話回線網4を経由して任意のF
ax装置と接続可能である。
【0126】送信元Fax装置900は、図1で説明し
た送信元Fax装置100からLANインターフェース
部19、アドレス帳サーバ制御部21、アクセスログメ
モリ部26を取り除いたものと略同様であって、主制御
部91は主制御部11、入力部92は入力部12、表示
部93は表示部13、読取部94は読取部14、記録部
95は記録部15、通信制御部96は通信制御部16、
アドレス情報メモリ部97はアドレス情報メモリ部2
3、データベース管理モジュール98はデータベース管
理モジュール24、データベースサーチモジュール99
はデータベースサーチモジュール25と同様の構成であ
るから、重複する説明は省略する。
【0127】また、アドレス情報メモリ部97には、送
信先Fax装置のアドレス情報を記憶するアドレス情報
データベース97Aと、ID情報を記憶するID情報デ
ータベース97Bと、各レコードのタイムスタンプ情報
を記憶する管理情報データベース97Cとが表1で説明
したものと同様に記憶される。
【0128】送信先Fax装置1000は、送信元Fa
x装置900と同様のハードウェア構成を備えていて、
主制御部1001は主制御部91、入力部1002は入
力部92、表示部1003は表示部93、読取部100
4は読取部94、記録部1005は記録部95、通信制
御部1006は通信制御部96、アドレス情報メモリ部
1007はアドレス情報メモリ部97、データベース管
理モジュール1008はデータベース管理モジュール9
8、データベースサーチモジュール1009はデータベ
ースサーチモジュール99と同様の構成であるから、重
複する説明は省略する。
【0129】また、アドレス情報メモリ部1007に
は、送信先Fax装置のアドレス情報を記憶するアドレ
ス情報データベース1007Aと、ID情報を記憶する
ID情報データベース1007Bと、各レコードのタイ
ムスタンプ情報を記憶する管理情報データベース100
7Cとが表1で説明したものと同様に記憶される。
【0130】確認ボタン1002Aは本発明の確認手段
の一例であり、後述するようにアドレス情報データベー
ス1007Aへの新規レコードの追加をユーザが承認す
る場合に操作する操作ボタンであり、入力部1002の
一部に設けられている。なお、確認ボタン1002Aを
設けずに、自動的に新規レコードを追加する構成として
も良い。
【0131】送信元Fax装置900と送信先Fax装
置1000とは以下の実施の形態の説明中で便宜的に起
呼側と被呼側を説明するために区別してあるものであ
り、主制御部91では起呼側プログラムを実行し、主制
御部1001では被呼側プログラムを実行してFax送
信を行う。そしてFax送信が完了すれば起呼側プログ
ラム及び被呼側プログラムは終了し、新たなFax送信
では送信先Fax装置1000が起呼側、送信元Fax
装置900が被呼側となっても差し支えない。
【0132】このような構成を備える送信元Fax装置
900は、次のようにしてFax送信が可能である。
【0133】送信元Fax装置900はワンタッチダイ
ヤル機能や短縮ダイヤル機能を用いてFax送信を行う
ことが可能である。ワンタッチダイヤル機能を用いるに
は、表示部73にリスト表示されたID情報から所望の
一件を入力部92のボタンを用いて選択する。表示部9
3へのリスト表示は、主制御部91がアドレス情報メモ
リ部97に記憶された送信先情報を表示させているもの
である。ユーザが入力部92のボタンを操作して所望の
ID情報を選択すると、主制御部91はデータベースサ
ーチモジュール99にアドレス情報メモリ部97を検索
させて、記憶された当該ID情報に対応するアドレス情
報(電話番号)を取得し、取得された一件のアドレス情
報を本発明の発呼手段の一例である通信制御部96に与
える。一方で、主制御部91の制御により、読取部94
の原稿情報も通信制御部96に与えられ、送信先Fax
装置1000の備える本発明の着呼手段の一例である通
信制御部1006着呼して、Fax送信が実行される。
【0134】また、短縮ダイヤル機能を用いるには、予
め登録された短縮番号を入力部92から入力した後に同
様にアドレス情報をアドレス帳メモリ部97から取得し
て短縮送信用のボタンを押すことにより、Fax送信で
きる。
【0135】次に、図8の送信元Fax装置900から
送信先Fax装置1000へのアドレス変更通知の送信
の手順について図9のフローチャート図を用いて説明す
る。
【0136】まず、データベース管理モジュール98が
アドレス情報メモリ部97に記憶されるアドレス情報デ
ータベース97Aに対して特定レコードへの記述を実行
してアドレス情報を変更する(S41)。この変更は新
規レコードの追加(新規電話番号の登録)でも良いし、
既存レコードの更新でも良い。また、本実施の形態では
1レコードにエントリ可能なアドレス情報は一件とし
て、既存レコードの更新の場合には変更後アドレスによ
り変更前のアドレスを上書きし、これにより、変更前の
アドレス情報を無効化し、変更後のアドレス情報を有効
化しているが、例えば、1レコードに複数のアドレス情
報をエントリ可能とし、各アドレス情報に対応する有効
フラグ、無効フラグを設けて、複数のアドレス情報うち
で一件だけを有効とし、他のエントリを無効とするよう
にしても良い。
【0137】ステップ41(S41)でレコードの記述
が実行されたことは主制御部91で検知されると(S4
2)、新たなアドレス情報に基づいて送信先Fax装置
1000に対して発呼する(S43)。ステップ43
(S43)の発呼に引き続き実抗される送信元Fax装
置900と送信先Fax装置1000とのネゴシエーシ
ョンの詳細は省略するが、主制御部91が通信制御部9
6を介して送信先Fax装置1000の着呼を確認する
(S44)。
【0138】ステップ44(S44)で送信先Fax装
置1000に対して、アドレス変更通知の受信可否を確
認し(S45)、アドレス変更通知を送信する(S4
6)。
【0139】次に、図9の送信元Fax装置900から
送信されたアドレス変更通知に応じて送信先Fax装置
1000で実行する手順について図10のフローチャー
ト図を用いて説明する。
【0140】図9のステップ43(S43)の発呼に応
じて、送信先Fax装置1000で着呼する(S5
1)。続いて図9のステップ45(S45)の可否確認
に応じて、アドレス変更通知の受信可能と応答する(S
52)。続いて図9のステップ46(S46)で送信さ
れるアドレス変更通知を受信して(S53)、当該アド
レス変更通知に係るアドレス情報をキーとして、データ
ベースサーチモジュール1009によりアドレス情報デ
ータベース1007Aを検索して、当該アドレス情報を
含むエントリの有無を確認(判断)する(S54)。ス
テップ54(S54)の確認(判断)は、本発明の判断
手段の一例である主制御部1001で実行される。
【0141】ステップ54(S54)で該当するエント
リが有れば、データベース管理モジュール1008によ
り当該エントリのアドレス情報を上書きして更新し(S
55)、一方、該当するエントリが無ければ、データベ
ース管理モジュール1008により新規にレコードを作
成して、当該アドレス情報をエントリして、アドレス情
報を追加する(S56)。
【0142】斯様な手順を実行することで、アドレス情
報が変更された場合に、送信先Fax装置に対してアド
レス変更通知の受信可否を確認してから該アドレス変更
通知を送信するから、送信先Fax装置に対して変更さ
れたアドレス情報を確実に通知することができる。
【0143】また、アドレス変更通知によりアドレス情
報の変更や追加が必要と判断されると、必要な変更や追
加を行ってアドレス情報を更新ことができる。
【0144】
【発明の効果】請求項1に記載のアドレス情報の管理方
法によれば、送信元データ通信装置に記憶されたアドレ
ス情報が、管理手段の管理するデータベースに含まれる
アドレス情報によって随意に更新できる。従って、送信
先データ通信装置のアドレス情報の変更があっても送信
元データ通信装置は更新されたアドレス情報に基づいて
Fax送信が可能となるから、幾度もFax送信を試み
ることが不要となった。
【0145】請求項9に記載のデータ通信装置によれ
ば、アドレス帳サーバ部を備えるので、送信先データ通
信装置のアドレス情報の変更があっても、アドレス帳サ
ーバ部で送信元データ通信装置は更新されたアドレス情
報に基づいてFax送信が可能となるから、幾度もFa
x送信を試みることが不要となった。また、他の送信元
データ通信装置に対してもアドレス情報を提供できるの
で、請求項9に記載のデータ通信装置と接続した送信元
データ通信装置でも、幾度もFax送信を試みることを
不要とした。
【0146】請求項16に記載のアドレス帳サーバによ
れば、更新されたアドレス情報を接続した送信元データ
通信装置へ送信するので、請求項16に記載のアドレス
帳サーバに接続した送信元データ通信装置で、幾度もF
ax送信を試みることを不要とした。
【0147】請求項21に記載のアドレス情報の管理方
法によれば、更新されたアドレス情報を送信元データ通
信装置に対して配信し、送信元データ通信装置では配信
されたアドレス情報に基づいて記憶したアドレス情報を
更新するから、更新されたアドレス情報に基づいてFa
x送信が可能となるから、幾度もFax送信を試みるこ
とが不要となった。
【0148】請求項29に記載のアドレス帳サーバによ
れば、更新されたアドレス情報を送信元データ通信装置
に対して配信する。そして請求項29に記載のアドレス
帳サーバに接続した送信元データ通信装置では配信され
たアドレス情報に基づいて記憶したアドレス情報を更新
するから、当該送信元データ通信装置により更新された
アドレス情報に基づいてFax送信が可能とさせ、幾度
もFax送信を試みることを不要とさせることができ
た。
【0149】請求項36に記載のデータ通信方法によれ
ば、送信元データ通信装置のアドレス情報の変更を通知
するので、送信先データ通信装置はアドレス情報を更新
することが可能となり、送信先データ通信装置は更新さ
れたアドレス情報に基づいてFax送信が可能となり、
幾度もFax送信を試みることを不要とさせることがで
きた。
【0150】請求項46に記載のデータ通信装置によれ
ば、送信元データ通信装置のアドレス情報の変更を通知
するので、送信先データ通信装置はアドレス情報を更新
することが可能となり、送信先データ通信装置は更新さ
れたアドレス情報に基づいてFax送信が可能となり、
幾度もFax送信を試みることを不要とさせることがで
きた。
【0151】請求項50に記載のデータ通信装置によれ
ば、送信元データ通信装置のアドレス情報の変更の通知
を受信してアドレス情報を更新することが可能となっ
た。従って、送信先データ通信装置は更新されたアドレ
ス情報に基づいてFax送信が可能となり、幾度もFa
x送信を試みることを不要となった。
【0152】請求項56に記載のアドレス帳サーバによ
れば、送信元データ通信装置が送信先データ通信装置に
係る更新されたアドレス情報を入手した際に、送信元デ
ータ通信装置からアドレス情報を受信して記憶されたア
ドレス情報を変更する。従って、請求項56に記載のア
ドレス帳サーバに接続した送信元データ通信装置では配
信されたアドレス情報に基づいて記憶したアドレス情報
を更新するから、当該送信元データ通信装置により更新
されたアドレス情報に基づいてFax送信が可能とさ
せ、幾度もFax送信を試みることを不要とさせること
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】送信元ファクシミリ装置を含めた構成図であ
る。
【図2】アドレス情報の更新の手順について説明するフ
ローチャートである。
【図3】送信元ファクシミリ装置と、アドレス帳サーバ
とを含めた構成図である。
【図4】送信元ファクシミリ装置と、アドレス帳サーバ
とを含めた構成図である。
【図5】アドレス情報の更新の手順について説明するフ
ローチャート図である。
【図6】送信元ファクシミリ装置と、アドレス帳サーバ
とを含めた構成図である。
【図7】アドレス情報の配信の手順について説明するフ
ローチャート図である。
【図8】送信元ファクシミリ装置と、送信先ファクシミ
リ装置とを含めた構成図である。
【図9】アドレス変更通知の送信の手順について説明す
るフローチャート図である。
【図10】アドレス変更通知に応じて送信先Fax装置
で実行する手順について説明するフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
4 電話回線網 5 ネットワーク 11、31、41、51、61、71、81、91、1
001 主制御部 12、32、42、52、62、72、82、92、1
002 入力部 13、33、53、73、93、1003 表示部 16、36、56、76、96、1006 通信制御部 57 アドレス情報解析部 23、38、43、58、63、78、83、97、1
007 アドレス情報メモリ部 19、39、49、59、69、79、89 LANイ
ンターフェース部 24、44、64、84、98、1008 データベー
ス管理モジュール 25、45、65、85、99、1009 データベー
スサーチモジュール 23A、83A、63A、97A、1007A アドレ
ス情報データベース 23B、63B、83B、97B、1007B ID情
報データベース 23C、63C、83C、97C、1007C 管理情
報データベース 26 アクセスログメモリ部 100、102、103、300、500、700、9
00、1000 送信元Fax装置 150 アドレス帳サーバ部 200 送信先Fax装置 400、600、800 アドレス帳サーバ

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先データ通信装置のアドレス情報を
    含むデータベースを管理する管理手段に対して該アドレ
    ス情報の送信を要求する要求工程、前記管理手段が送信
    した前記アドレス情報を受信する受信工程、受信した前
    記アドレス情報に基づいて送信元データ通信装置に記憶
    されたアドレス情報を更新する更新工程を含むことを特
    徴とするアドレス情報の管理方法。
  2. 【請求項2】 前記データベースは、電話帳サーバの備
    える記憶手段に予め記憶されていることを特徴とする請
    求項1に記載のアドレス情報の管理方法。
  3. 【請求項3】 送信元データ通信装置に記憶されたアド
    レス情報の管理情報を前記管理手段に送信する管理情報
    送信工程を含み、前記受信工程は、送信された前記管理
    情報に基づき前記管理手段が前記データベースより抽出
    したアドレス情報の受信を行うことを特徴とする請求項
    1又は2に記載のアドレス情報の管理方法。
  4. 【請求項4】 前記データベースは、前記管理情報と前
    記アドレス情報とを記述したレコードを含むことを特徴
    とする請求項3に記載のアドレス情報の管理方法。
  5. 【請求項5】 前記更新工程は受信した前記レコードを
    有効として、前記送信元データ通信装置に予め記憶され
    たレコードを無効とすることを特徴とする請求項4に記
    載のアドレス情報の管理方法。
  6. 【請求項6】 前記管理情報はアドレス情報の更新タイ
    ミングに対応するタイムスタンプであり、前記抽出によ
    り、前記データベースのレコードを対象にして前記タイ
    ムスタンプ以降に更新されたレコードを抽出することを
    特徴とする請求項5に記載のアドレス情報の管理方法。
  7. 【請求項7】 前記レコードは少なくとも、前記タイム
    スタンプ、前記アドレス情報としての電話番号、前記ア
    ドレス情報を説明するユーザデータ情報とを含むことを
    特徴とする請求項6に記載のアドレス情報の管理方法。
  8. 【請求項8】 前記送信元データ通信装置に記憶された
    アドレス帳データが初期化されると前記管理手段に対し
    て全レコードの送信を要求することを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6又は7に記載のアドレス情報の
    管理方法。
  9. 【請求項9】 送信先データ通信装置のアドレス情報を
    含むデータベースを記憶する記憶手段と、前記データベ
    ースを管理する管理手段とを含むアドレス帳サーバ部、
    前記サーバ部に対して前記アドレス情報の送信を要求す
    る要求手段、前記管理手段が送信した前記アドレス情報
    を受信する受信手段、受信した前記アドレス情報に基づ
    いて送信元データ通信装置に記憶されたアドレス帳デー
    タを更新する更新手段を備えることを特徴とするデータ
    通信装置。
  10. 【請求項10】 送信元データ通信装置に記憶されたア
    ドレス情報の管理情報を前記管理手段に送信する管理情
    報送信手段を備え、前記受信手段は、送信された前記管
    理情報に基づき前記管理手段が前記データベースより抽
    出したアドレス情報の受信を行うことを特徴とする請求
    項9に記載のデータ通信装置。
  11. 【請求項11】 前記データベースは、前記管理情報と
    前記アドレス情報とを記述したレコードを含むことを特
    徴とする請求項10に記載のデータ通信装置。
  12. 【請求項12】 前記更新手段は受信した前記レコード
    を有効として、前記送信元データ通信装置に予め記憶さ
    れたレコードを無効とすることを特徴とする請求項11
    に記載のデータ通信装置。
  13. 【請求項13】 前記管理情報はアドレス情報の更新タ
    イミングに対応するタイムスタンプであり、前記抽出に
    より、前記データベースのレコードを対象にして前記タ
    イムスタンプ以降に更新されたレコードを抽出すること
    を特徴とする請求項12に記載のデータ通信装置。
  14. 【請求項14】 前記レコードは少なくとも、前記タイ
    ムスタンプ、前記アドレス情報としての電話番号、前記
    アドレス情報を説明するユーザ情報とを含むことを特徴
    とする請求項13に記載のデータ通信装置。
  15. 【請求項15】 前記送信元データ通信装置に記憶され
    たアドレス帳データが初期化されると前記アドレス帳サ
    ーバに対して全レコードの送信を要求することを特徴と
    する請求項9、10、11、12、13又は14に記載
    のデータ通信装置。
  16. 【請求項16】 送信先データ通信装置のアドレス情報
    を配列したデータベースを記憶する記憶手段と、前記デ
    ータベースを管理する管理手段と、送信元データ通信装
    置が要求する前記アドレス情報の送信要求を受信する受
    信手段、前記送信要求に応じて前記送信元データ通信装
    置へ前記アドレス情報を送信する送信手段を備えること
    を特徴とするアドレス帳サーバ。
  17. 【請求項17】 前記受信手段が送信元データ通信装置
    に記憶されたアドレス情報の管理情報を受信すると前記
    管理情報に基づいて前記送信元データ通信装置に必要な
    アドレス情報を抽出する抽出手段を備え、前記送信手段
    は、前記管理手段が前記データベースより抽出したアド
    レス情報の送信を行うことを特徴とする請求項16に記
    載のアドレス帳サーバ。
  18. 【請求項18】 前記データベースは、前記管理情報と
    前記アドレス情報とを記述したレコードを含むことを特
    徴とする請求項17に記載のアドレス帳サーバ。
  19. 【請求項19】 前記管理情報はアドレス情報の更新タ
    イミングに対応するタイムスタンプであり、前記抽出に
    より、前記データベースのレコードを対象にして前記タ
    イムスタンプ以降に更新されたレコードを抽出すること
    を特徴とする請求項18に記載のアドレス帳サーバ。
  20. 【請求項20】 前記レコードは少なくとも、前記タイ
    ムスタンプ、前記アドレス情報としての電話番号、前記
    アドレス情報を説明するユーザ情報とを含むことを特徴
    とする請求項19に記載のアドレス帳サーバ。
  21. 【請求項21】 送信先データ通信装置に対応するアド
    レス情報を含むデータベースを更新する更新工程、前記
    更新に伴い前記アドレス情報を送信元データ通信装置に
    配信する配信工程、前記配信されたアドレス情報に基づ
    いて、送信元データ通信装置に記憶されたアドレス情報
    を無効として前記配信されたアドレス情報を有効とする
    変更工程を含むことを特徴とするアドレス情報の管理方
    法。
  22. 【請求項22】 前記データベースは、アドレス帳サー
    バの備える記憶手段に予め記憶されていることを特徴と
    する請求項21に記載のアドレス情報の管理方法。
  23. 【請求項23】 前記データベースは、前記更新が為さ
    れた更新タイミングに対応するタイムスタンプと前記ア
    ドレス情報とを記述したレコードを含むことを特徴とす
    る請求項21又は22に記載のアドレス情報の管理方
    法。
  24. 【請求項24】 前記タイムスタンプを前記アドレス情
    報と共に前記レコードに記述する記述工程を含むことを
    特徴とする請求項23に記載のアドレス情報の管理方
    法。
  25. 【請求項25】 前記配信を行った配信タイミングを含
    む管理情報を前記送信元データ通信装置から送信する管
    理情報送信工程と、前記管理情報に基づいて前記配信タ
    イミング以降のタイムスタンプを有するアドレス情報を
    前記レコードから抽出する抽出行程とを含み、前記配信
    工程では抽出された前記レコードに対応する前記アドレ
    ス情報を配信することを特徴とする請求項24に記載の
    アドレス情報の管理方法。
  26. 【請求項26】 前記レコードは少なくとも、前記タイ
    ムスタンプ、前記アドレス情報としての電話番号、前記
    アドレス情報を説明するユーザ情報とを含むことを特徴
    とする請求項23、24又は25に記載のアドレス情報
    の管理方法。
  27. 【請求項27】 入力装置の操作に基づいて、前記更新
    がなされることを特徴とする請求項21、22、23、
    24、25又は26に記載のアドレス情報の管理方法。
  28. 【請求項28】 前記送信元データ通信装置から送信さ
    れたアドレス情報に基づいて、前記更新がなされること
    を特徴とする請求項21、22、23、24、25又は
    26に記載のアドレス情報の管理方法。
  29. 【請求項29】 送信先データ通信装置のアドレス情報
    を含むデータベースを記憶する記憶手段と、前記送信先
    データ通信装置に対応するアドレス情報を含むデータベ
    ースを更新する更新手段と、アドレス情報を送信元デー
    タ通信装置に配信する配信手段と、前記更新に伴い前記
    配信手段にアドレス情報の配信を行わさせる配信制御手
    段とを備えることを特徴とするアドレス帳サーバ。
  30. 【請求項30】 前記データベースは、前記更新が為さ
    れたタイミングに対応するタイムスタンプと前記アドレ
    ス情報とを記述したレコードを含む事を特徴とする請求
    項29に記載のアドレス帳サーバ。
  31. 【請求項31】 前記タイムスタンプを前記アドレス情
    報と共に前記レコードに記述する記述手段を備えること
    を特徴とする請求項30に記載のアドレス帳サーバ。
  32. 【請求項32】 前記送信元データ通信装置から前記配
    信を行った配信タイミングを含む管理情報を受信する管
    理情報受信手段と、前記管理情報に基づいて前記配信タ
    イミング以降のタイムスタンプを有するアドレス情報を
    抽出する抽出手段とを備えることを特徴とする請求項3
    1に記載のアドレス帳サーバ。
  33. 【請求項33】 前記レコードは少なくとも、前記タイ
    ムスタンプ、前記アドレス情報としての電話番号、前記
    アドレス情報を説明するユーザ情報とを含むことを特徴
    とする請求項30、31又は32に記載のアドレス帳サ
    ーバ。
  34. 【請求項34】 入力手段の操作に基づいてに前記更新
    がなされることを特徴とする請求項29、30、31、
    32又は33に記載のアドレス帳サーバ。
  35. 【請求項35】 前記送信元データ通信装置から送信さ
    れるアドレス情報に基づいて、前記更新がなされること
    を特徴とする請求項29、30、31、32又は33に
    記載のアドレス帳サーバ。
  36. 【請求項36】 送信元データ通信装置から送信先デー
    タ通信装置へ発呼する発呼工程、送信先データ通信装置
    の着呼を確認する確認行程、送信元データ通信装置のア
    ドレス情報の変更を通知するアドレス変更通知を送信す
    る送信工程を含むことを特徴とするデータ通信方法。
  37. 【請求項37】 記憶手段に記憶された前記送信元デー
    タ通信装置のアドレス情報を変更する変更工程を含み、
    前記変更がなされると前記送信工程を実行することを特
    徴とする請求項36に記載のデータ通信方法。
  38. 【請求項38】 前記変更工程の実行を検知する変更検
    知工程を含み、前記変更検知工程で前記変更を検知する
    と前記送信工程を実行することを特徴とする請求項37
    に記載のデータ通信方法。
  39. 【請求項39】 前記送信先データ通信装置に対してア
    ドレス変更通知の受信の可否を確認する確認工程を含む
    ことを特徴とする請求項36、37又は38に記載のデ
    ータ通信方法。
  40. 【請求項40】 送信元データ通信装置の発呼に応答す
    る着呼工程、送信元データ通信装置に係るアドレス情報
    の変更を通知するアドレス変更通知を受信する受信工程
    を含むことを特徴とするデータ通信方法。
  41. 【請求項41】 前記アドレス変更通知に係るアドレス
    情報が記憶手段に記憶された前記送信元データ通信装置
    のアドレス情報を含むデータベースにエントリされてい
    るかどうかを判断する判断工程を含むことを特徴とする
    請求項40に記載のデータ通信方法。
  42. 【請求項42】 前記判断工程で前記エントリがなされ
    ていると判断されると、前記記憶された送信先データ通
    信装置のアドレス情報を無効とし、受信した前記アドレ
    ス変更通知に基づく変更後アドレス情報を有効とするア
    ドレス更新工程を含むことを特徴とする請求項41に記
    載のデータ通信方法。
  43. 【請求項43】 前記判断工程で前記エントリがなされ
    ていないと判断されると、前記アドレス変更通知に基づ
    く変更後アドレス情報をエントリするアドレス追加工程
    を含むことを特徴とする請求項41又は42に記載のデ
    ータ通信方法。
  44. 【請求項44】 前記アドレス追加工程の実行可否をユ
    ーザに対して確認する確認工程を含むことを特徴とする
    請求項43に記載のデータ通信方法。
  45. 【請求項45】 前記判断工程で前記エントリがなされ
    ていないと判断されると、自動的に前記アドレス追加工
    程を実行することを特徴とする請求項43に記載のデー
    タ通信方法。
  46. 【請求項46】 送信先データ通信装置のアドレス情報
    を含むデータベースを記憶する記憶手段と、送信先デー
    タ通信装置へ発呼する発呼する発呼手段、送信元データ
    通信装置のアドレス情報の変更を通知するアドレス変更
    通知を送信する変更通知手段を備えることを特徴とする
    データ通信装置。
  47. 【請求項47】 前記記憶手段に記憶された前記送信元
    データ通信装置のアドレス情報を変更する変更手段と、
    前記変更がなされると前記変更通知手段による前記送信
    を実行する送信制御手段とを備えることを特徴とする請
    求項46に記載のデータ通信装置。
  48. 【請求項48】 前記変更の実行を検知する変更検知手
    段を備え、前記送信制御手段は前記変更検知手段で前記
    変更を検知すると前記送信工程を実行することを特徴と
    する請求項47に記載のデータ通信装置。
  49. 【請求項49】 前記送信先データ通信装置に対してア
    ドレス変更通知の受信の可否を確認する確認手段を備え
    ることを特徴とする請求項46、47又は48に記載の
    データ通信装置。
  50. 【請求項50】 送信先データ通信装置のアドレス情報
    を含むデータベースを記憶する記憶手段と、送信元デー
    タ通信装置の発呼に応答する着呼手段、送信元データ通
    信装置に係るアドレス情報の変更を通知するアドレス変
    更通知を受信する受信手段、とを備えることを特徴とす
    るデータ通信装置。
  51. 【請求項51】 前記データベースに前記送信元データ
    通信装置のアドレス情報がエントリされているかどうか
    を判断する判断手段を備えることを特徴とする請求項5
    0に記載のデータ通信装置。
  52. 【請求項52】 前記判断手段で前記エントリがなされ
    ていると判断されると、前記記憶された送信先データ通
    信装置のアドレス情報を無効とし、受信した前記アドレ
    ス変更通知に基づく変更後アドレス情報を有効とする変
    更手段、とを備えることを特徴とする請求項51に記載
    のデータ通信装置。
  53. 【請求項53】 前記判断手段で前記エントリがなされ
    ていないと判断されると、前記アドレス変更通知に基づ
    く変更後アドレス情報を前記データベースにエントリす
    るデータベース管理手段を備えることを特徴とする請求
    項51又は52に記載のデータ通信装置。
  54. 【請求項54】 前記データベース管理手段による前記
    エントリの実行可否をユーザに対して確認する確認手段
    を備えることを特徴とする請求項53に記載のデータ通
    信装置。
  55. 【請求項55】 前記判断手段で前記エントリがなされ
    ていないと判断されると、自動的に前記エントリを実行
    することを特徴とする請求項54に記載のデータ通信装
    置。
  56. 【請求項56】 送信先データ通信装置のアドレス情報
    を記憶する記憶手段、送信元データ通信装置からアドレ
    ス情報を受信する受信手段、前記送信元データ通信装置
    から受信したアドレス情報に応じて、前記記憶手段に記
    憶された送信先データ通信装置のアドレス情報を無効と
    し、前記受信したアドレス情報を有効とする変更手段、
    送信元データ通信装置の要求に応じて有効としたアドレ
    ス情報を発信する発信手段を備えることを特徴とするア
    ドレス帳サーバ。
  57. 【請求項57】 送信先データ通信装置のアドレス情報
    と対応付けられたID情報を記憶するID情報記憶手
    段、送信元データ通信装置の送信したID情報に応じて
    対応するアドレス情報を該送信元データ通信装置へ発信
    するID情報発信手段を備えることを特徴とする請求項
    56に記載のアドレス帳サーバ。
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