JP2001285151A - 電力・電灯線通信システムおよび電力・電灯線通信システムを利用した機器顧客サービスの方法 - Google Patents

電力・電灯線通信システムおよび電力・電灯線通信システムを利用した機器顧客サービスの方法

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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】電灯線通信システムを通して電力供給家から電
力需要家に機器顧客サービスを提供する。 【解決手段】供給家2と需要家1間は、電力線4で電力
を供給する一方、サービスに関わる情報は、近傍の地域
まで光ケーブル5により伝送し、中継装置6、電力線4
を介して電力線ゲートウェイ装置8に伝送する。需要家
1内では、電灯線7を介し、第1の端末9と電力線ゲー
トウェイ装置8は第1の通信方式で通信し、第2の端末
10と電力線ゲートウェイ装置8は第2の通信方式で通
信する。同様に電灯線7を介してパーソナルコンピュー
タ11が接続され、各種サービスが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力・電灯線通
信システムおよび、これを利用した電力供給家から電力
需要家への機器顧客サービスの方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のサービスシステムの構成図
である。図において、1は需要家、2は供給家、3は供
給家のクライアントシステム、30は公衆電話回線、3
1はホームコントローラ、35は専用線、34は専用線
35に接続される機器、11はパーソナルコンピュー
タ、32、33はそれぞれ公衆回線に接続する電話線モ
デム、36はホームコントローラに設けられた操作表示
器である。
【0003】従来は、このような公衆電話回線を用いた
機器の監視システムが一般的であり、公衆電話回線30
を介し、供給家2のクライアントシステム3とホームコ
ントローラ31およびパーソナルコンピュータ11が、
それぞれモデム32、33を介して直接接続される方法
が知られている。ホームコントローラ31は、専用線3
5を介して機器34の運転情報などを収集し、専用のユ
ーザインタフェースである操作表示器36を有してい
る。ホームコントローラ31で収集した機器34の運転
情報などの需要家の機器の情報は、モデム32を使用し
てクライアントシステム3へ伝送されるものである。
【0004】クライアントシステム3では、収集した需
要家の機器の情報を利用して、例えば、機器の運転情報
や、故障情報を利用して機器のメンテナンスサービスを
実施する。操作表示器36は、ホームコントローラが管
理する需要家内の機器の運転情報などの閲覧や、専用線
35を介したリモート操作、供給家2のクライアントシ
ステム3から提供される簡単な文字情報の表示をするな
どに使用される。
【0005】一方、パーソナルコンピュータ11は、モ
デム33を介して公衆電話回線30に接続され、通常は
プロバイダなどを介してインターネットに接続されてい
る。需要家1は、例えば、供給家2のクライアントシス
テム3が提供するインターネットのホームページにアク
セスし、供給家2はホームページを介して需要家1に電
気の使用に関するアドバイスや、省エネルギーの方法の
提案などの情報を提供することが可能となる形態であっ
た。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】従来のシステムは、上記のように構成され
ているので、機器の操作、監視などの監視システムを構
成する際に、専用線35を需要家1内に配線しなければ
ならず、また、これらを需要家1が契約する公衆回線と
は、別にあらたな電話回線を敷設し、クライアントシス
テム3と接続しなければならないため、システム構成が
高コストになってしまう。したがって、一般には、ビル
などの規模の大きな需要家の高額な設備機器が対象で、
一般家庭レベルではあまり普及していないという問題点
があった。
【0007】また、需要家1がホームコントローラ31
の操作表示を行う場合にも、操作表示器36をホームコ
ントローラ31と接続しなければならず、操作表示器3
6の設置場所に制限があるなどの問題点があった。さら
に、供給家2から提供される情報の表示はテキストなど
閲覧しにくい簡単な情報の表示しかできず、一方、全て
の需要家に、パーソナルコンピュータ11などの汎用的
に、かつ理解容易に利用可能な表示装置も必ずしも設置
されているわけではないため、いかなる需要家もが簡
単、便利に利用可能ではないという問題点があった。さ
らに、需要家1の機器34の制御監視システムや操作表
示器36とは別の回線で供給家2と接続することになる
ため、需要家1が自ら供給家2のサービスにアクセスす
る必要があるなど、供給家2からの柔軟なサービスの提
供が困難であるという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、新たな配線コストや、通信回線の
契約なく、システムを構成することが可能で、どのよう
な家庭でも対象とし、低コストで導入可能なサービスシ
ステムを得ることを目的とし、さらに導入されるサービ
スにあわせて柔軟に利用可能なシステムを構成する電力
・電灯線通信システムおよび機器顧客サービスの方法を
得るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力・電
灯線通信システムにおいては、電力線を介して電力の供
給を行う供給家と、前記供給家から電力の供給を受ける
需要家と、前記供給家から前記各需要家へ電力を供給す
る電力線と、前記需要家内の各部屋に電力を供給する電
灯線と、前記電力線または電灯線のいずれかに接続さ
れ、伝送速度が高く、容量の大きなデータを交換可能な
高速のデータ通信を行う第1のデータ通信方式を使用し
て情報交換をする第1の端末と、前記電力線または電灯
線のいずれかに接続され、伝送速度が低く、容量の小さ
なデータを交換可能な低速のデータ通信を行う第2のデ
ータ通信方式を使用して情報交換をする第2の端末と、
前記第1の端末、前記第2の端末の両通信を同一電力線
および電灯線を使用し、電力と、情報を同一の電力線、
電灯線で伝送する電力・電灯線通信システムであって、
前記需要家外からくる第1のデータ通信方式における第
1の信号のうち、前記需要家内の前記第1の端末への情
報は前記需要家内にそのまま第1の信号として流し、前
記需要家外からくる第1の信号のうち、前記需要家内の
前記第2の端末に関する情報はこれを受信し、第2のデ
ータ通信方式に変換して第2の信号として送信し、前記
需要家内の端末間がやり取りする第1のデータ通信方式
の信号、あるいは第2のデータ通信方式の信号は、前記
需要家内の端末間で行い、前記需要家内の端末に関わる
情報で、前記需要家外の端末へ情報を送信する場合は、
これが前記第2の端末からの情報の場合は、これを受信
し、第1のデータ通信方式に変換して送信し、これが前
記第1の端末からの情報の場合は、そのまま流す電力線
ゲートウェイ手段と、前記需要家内の端末の扱う情報を
収集し、前記需要家外に開示するサーバ手段とを備えた
ものである。
【0010】また、前記電力線ゲートウェイ手段、前記
サーバ手段の少なくともどちらか一方を有するブレーカ
を、前記電灯線、電力線の接続部分に設けたものであ
る。
【0011】さらに、前記電力線ゲートウェイ手段、前
記サーバ手段の少なくともどちらか一方を有する電力量
計を前記電灯線、電力線の接続部分に設けたものであ
る。
【0012】この発明に係る電力・電灯線通信システム
を利用した機器顧客サービスの方法においては、電力線
を介して電力の供給を行う供給家と、前記供給家から電
力線を介して供給された電力を電灯線を介して内部の各
端末に供給を受ける需要家と、電力線と電灯線との接続
部に設けられ、各端末に関する各種情報を電灯線、およ
び電力線を伝送路として前記需要家外とやり取りをする
と共に、前記需要家内の端末の扱う情報を収集し、前記
需要家外に開示するサーバ手段を有する電力線ゲートウ
ェイ装置と、この電力線ゲートウェイ装置と電力線を伝
送路として各種情報をやり取りする需要家外のクライア
ントシステムとを備え、前記電力線ゲートウェイ装置の
サーバシステム機能は、前記需要家内の端末に関する製
造事業者、製造番号、機種、製品コードなどを含む製造
情報を第2のデータ通信方式で取得し、これを前記需要
家外のクライアントシステムに対し第1のデータ通信方
式で送信し、前記クライアントシステムは、前記需要家
内の端末の製造情報を第1のデータ通信方式で取得し、
この製造情報に対応した当該端末のメーカホームページ
のアドレス情報や、当該端末のリコール情報、メンテナ
ンスのアドバイス、寿命に関する情報、異常動作時の対
処法、端末の保証サービスへの登録情報などを含むサー
ビス情報を電力線を介して前記需要家の前記電力線ゲー
トウェイ装置、または前記需要家内のパーソナルコンピ
ュータなどの表示手段に第1のデータ通信手段を使用し
て送信し、前記ゲートウェイ装置においては、送信され
たサービス情報を第1のデータ通信手段を使用して受信
し、これを自己に具備する表示手段、または第2のデー
タ通信方式を使用して需要家内の前記製造情報に関連し
た端末、あるいは他の表示手段に送信し、前記パーソナ
ルコンピュータなどの表示手段または、前記需要家内の
表示手段は、前記サービス情報を表示するものである。
【0013】また、前記需要家から前記供給家へ送信す
る前記需要家内の機器の製造情報を前記需要家に開示
し、前記需要家が内容を確認し、開示の可否を各々のデ
ータに対して設定、確認可能とする需要家確認手段を備
えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す電力・電灯線通信システムの全体構
成図である。図1において、1は需要家、2は供給家、
3は供給家2内のクライアントシステム、4は電力線、
5は光ケーブル、6は中継装置、7は電灯線、8は電力
線ゲートウェイ装置、9は第1の端末、10は第2の端
末、11はパーソナルコンピュータである。需要家1
は、供給家2から電力の供給、および、サービスの供給
を受ける。本実施形態では、電力の供給者と、サービス
の供給者が同一の事業者である事例で説明する。
【0015】供給家2と需要家1間は、電力を送電する
電力線4で電力を供給する。一方、サービスに関わる情
報は、供給家2から需要家1への情報を一定の規模の地
域まで光ケーブル5を利用して伝送し、一定規模の地域
に設置した中継装置6に接続、さらに、電力線4を介し
て需要家1の電力線ゲートウェイ装置8に接続され、伝
送されるものとする。需要家1内では、電灯線7を介
し、第1の端末9と電力線ゲートウェイ装置8は第1の
通信方式で通信し、第2の端末10と電力線ゲートウェ
イ装置8は第2の通信方式で通信する。同様に電灯線7
を介してパーソナルコンピュータ11が接続されてい
る。
【0016】また、電力線ゲートウェイ装置8は、中継
装置6との間では、第1の通信手段で通信を行う。こ
の、第1、第2の両通信は同一の電力線4、および電灯
線7を使用し、相互に共存できるもので、第1の通信方
式とは、伝送速度が高く、容量の大きなデータを交換可
能な高速のデータ通信方式であり、一般に映像、画像、
や音声、文書データなど情報量の大きいデータを取り扱
う。一方、第2の通信方式は伝送速度が低く、容量の小
さなデータを交換可能な低速のデータ通信を行う通信方
式で、一般に機器の制御データなど、情報量の小さいデ
ータを取り扱う。
【0017】図2はこの発明の実施の形態1における需
要家内のシステムの構成を示すブロック図であり、電力
線ゲートウェイ装置8、第1の端末9、第2の端末10
の構成と、接続方法を示す。図2において、図1と同じ
ものは、同じ番号を付ける。電力線ゲートウェイ装置8
は、電力線4、または、電灯線7を介し、第1の通信方
式で通信を行う第1の通信手段12aと、電灯線7を介
し、第2の通信方式で通信を行う第2の通信手段13a
を具備し、さらに、第1、第2の通信方式間の情報をそ
れぞれの方式に変換する電力線ゲートウェイ手段14、
さらに、需要家1内の端末の情報を収集し、供給家2の
クライアントシステム3に開示したり、供給家2のクラ
イアントシステム3からの情報を需要家1内に中継する
サーバ手段15で構成されている。
【0018】一方、第1の端末9は、電力線ゲートウェ
イ装置8と同じ構成の第1の通信手段12bを具備し、
これを介して交換する情報を処理する制御・表示手段1
6を具備する。さらに第2の端末10は、電力線ゲート
ウェイ装置8と同じ構成の第2の通信手段13bを具備
し、これを介して交換する情報を処理する制御・表示手
段17を具備する。ここで、説明を割愛したが、第1の
通信方式を利用して情報交換を行う図1のパーソナルコ
ンピュータ11は、いうまでもなく、第1の通信手段1
2を具備している。
【0019】次に、動作について説明する。図1におい
て、第1の端末9は、前記第1の通信方式を使用して、
需要家1内の他の第1の通信方式を使用する端末、例え
ばパーソナルコンピュータ11と通信し、情報交換をお
こなうと共に、電力線ゲートウェイ装置8と情報交換を
行う。第2の端末10は、需要家内の他の第2の通信方
式を使用する端末と通信し、情報交換をおこなうと共
に、電力線ゲートウェイ装置8と情報交換を行う。電力
線ゲートウェイ装置8は、図2での構成にて説明したと
おり、第1、第2の両方式の通信方式を使用し、通信可
能である。
【0020】需要家1外のシステムである供給家2のク
ライアントシステム3から、需要家1の最寄の中継装置
6に光ケーブル5を介して情報が伝送される。供給家2
のクライアントシステムから中継装置6までの情報の伝
送経路には、本実施形態では光ケーブルを用いたが、他
の方法でもよい。中継装置6からは、電力線4を介し、
第1の通信方式で電力線ゲートウェイ装置8に情報が送
られる。中継装置6からの電力線4には、一般に複数の
需要家1が接続され、各需要家1に電力が供給されると
共に、複数の電力線ゲートウェイ装置8が接続されてい
る。
【0021】電力線ゲートウェイ装置8は、需要家1内
の第2の端末10に対し、同端末に接続される機器の運
転情報を収集、あるいは操作し、すなわち、同端末を管
理している。個々の第2の端末10との通信は、個々の
端末の運転情報を取り扱うため、低速で容量の小さな第
2の通信方式を使用することが適切であり、電力線ゲー
トウェイ装置8、第2の端末10がそれぞれ具備する第
2の通信手段13を使用して行われる。
【0022】さらに、電力線ゲートウェイ装置8は、第
2の端末10の情報を図2におけるサーバ手段15によ
り供給家2のクライアントシステムに公開する。このと
きの供給家2のクライアントシステムとの通信は、需要
家1内の複数の第2の端末10の情報を取り扱うこと
と、複数の需要家1の情報を扱うことから、高速、大容
量な第1の通信方式を用いる必要があり、第1の通信手
段12aを用いる。
【0023】電力線ゲートウェイ装置8は、供給家2の
クライアントシステムから第1の通信方式を用いて行わ
れる需要家1内の第2の端末10の情報をアクセスする
通信については、これを第1の通信手段12aを用いて
受信し、電力線ゲートウェイ手段14を用いて第2の通
信方式の情報に変換し、サーバ手段15にて処理され
る。サーバ手段15は、本通信の内容が第2の端末10
の運転情報に関するもので、サーバ手段15内に蓄積、
保持している情報の場合はサーバ手段15にて応答の通
信を作成し、第1の通信手段12aを使用し、電力線4
を介して応答する。
【0024】一方、本通信の内容が第2の端末10の運
転情報に関するもので、サーバ手段15内に蓄積、保持
するだけでなく、第2の端末10に伝送する必要がある
操作情報などの場合は、サーバ手段15にて第2の通信
手段13aを使用し、電灯線7を介して、第2の端末1
0に伝送する。第2の端末10は、これを第2の通信手
段13bを使用して受信し、制御・表示手段17にて端
末の制御等の処理をする。また、第2の通信端末10は
必要に応じ制御結果を第2の通信手段13bを使用して
電灯線7を介し電力線ゲートウェイ装置8に送信し、電
力線ゲートウェイ装置8はこれを第2の通信手段13a
を使用して受信し、サーバ手段15で処理し、電力線ゲ
ートウェイ手段14で第1の通信方式の情報に変換して
第1の通信手段12aを使用し、電力線4を介して供給
家2クライアントシステムへ送信する。
【0025】また、第1の通信方式は高速、大容量な通
信が可能なため、需要家1内の第1の端末9は、これを
インターネット接続に利用する。したがって、このとき
電力線ゲートウェイ装置8は電力線4、電灯線7を利用
したインターネット通信のひとつの端末であり、第1の
端末9のこれらの通信には関与しない。
【0026】以上のように構成されているので、供給家
から需要家へ供給する電力線を使用し、かつ、宅内は電
灯線を使用するので、新たな配線コストなく、システム
を構成することができる。従来、外部との接続には電話
線を利用するケースが多いが、近年は、有線の固定電話
を敷設しない家庭もあり、どのような家庭でも電力線を
利用することにより対象とすることができ、低コストに
導入可能となる。
【0027】また、第1、第2の通信方式が、同じ電灯
線上で共存できることから、これら低速と高速の通信を
同様の技術の拡張で構成可能な方式を採用することによ
り、安価な電力線ゲートウェイ装置が構成可能となる。
また、第1、第2の通信方式を導入することで、機能、
性能が低レベルな機器を対象としたサービスと、機能、
性能が高レベルな通信を必要とするサービスとを、柔軟
に構成できる効果があり、今後導入されるサービスにあ
わせてそれぞれの通信方式にて接続されている端末を利
用していくことができる。
【0028】実施の形態2.上記実施の形態1では、電
力線ゲートウェイ装置8を単独で構成するものを示した
が、実施の形態2では、この電力線ゲートウェイ装置を
供給家2と、需要家1の間に存在するブレーカに具備し
た場合を示す。
【0029】図3はこの発明の実施の形態2を示す電力
・電灯線システムの電力線ゲートウェイ装置のブロック
図である。図3において、上記実施形態と同一または相
当部分には同一符号を付け、説明を省略する。18はブ
レーカ、19は遮断手段である。このように、ブレーカ
18と一体に構成することで、需要家の分電盤に組み込
むことが可能となり、容易に設置できるようになる。ま
た、災害時や、退去時に供給家2から需要家1の電力の
供給を遮断するなどの機能を容易に付加することができ
る。
【0030】実施の形態3.上記実施の形態1では、電
力線ゲートウェイ装置8を単独で構成するものを示した
が、実施形態3では、この電力線ゲートウェイ装置を供
給家2と、需要家1の間に存在する電力量計に具備した
場合を示す。
【0031】図4はこの発明の実施の形態3を示す電力
・電灯線通信システムの電力線ゲートウェイ装置のブロ
ック図である。図4において、上記実施形態と同一また
は相当部分には同一符号を付け、説明を省略する。20
は電力量計、21は電力計側手段である。このように、
電力量計20と一体に構成することで、供給家2が設置
することが可能となり、供給家2にて容易にメンテナン
スなどができるようになる。また、電力量計20の計量
値を供給家2が遠隔から取得したり、時間帯別に計量値
をサーバ手段15が保持するなど、遠隔検針、課金の機
能を容易に付加することができる。
【0032】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4を示す電力・電灯線通信システムを利用した機器顧
客サービスの方法を実施するシステムの全体構成図であ
る。図5において、上記実施形態と同一または相当部分
には同一符号を付け、説明を省略する。3は供給家2内
のクライアントシステム、4は電力線、5は光ケーブ
ル、6は中継装置、7は電灯線、8は電力線ゲートウェ
イ装置、9は第1の端末、10は第2の端末、11はパ
ーソナルコンピュータである。需要家1は、供給家2か
ら電力の供給、および、サービスの供給を受ける。本実
施形態では、電力の供給者と、サービスの供給者が同一
の事業者である事例で説明する。
【0033】供給家2と需要家1間は、電力を送電する
電力線4で電力を供給する。一方、サービスに関わる情
報は、供給家2から需要家1への情報を一定の規模の地
域まで光ケーブル5を利用して伝送し、一定規模の地域
に設置した中継装置6に接続、さらに、電力線4を介し
て需要家1の電力線ゲートウェイ装置8に接続され、伝
送されるものとする。中継装置6は、光通信手段5で供
給家2内のクライアントシステム3と通信し、第1の通
信手段12cを使用して需要家1の電力線ゲートウェイ
装置8、あるいは、需要家1内の第1の通信方式で通信
する端末と通信する。中継処理部22は、これら、光の
通信方式と、電力線の第1の通信方式とを変換し中継す
る機能を持つ。
【0034】需要家1内では、電灯線7を介し、第1の
端末9と電力線ゲートウェイ装置8は第1の通信方式で
通信し、第2の端末10と電力線ゲートウェイ装置8は
第2の通信方式で通信する。同様に電灯線7を介してパ
ーソナルコンピュータ11が接続されている。また、電
力線ゲートウェイ装置8は、中継装置6との間では、第
1の通信手段で通信を行う。この、第1、第2の両通信
は同一の電力線4、および電灯線7を使用し、相互に共
存できるもので、第1の通信方式とは、伝送速度が高
く、容量の大きなデータを交換可能な高速のデータ通信
方式であり、一般に映像、画像、や音声、文書データな
ど情報量の大きいデータを取り扱う。一方、第2の通信
方式は伝送速度が低く、容量の小さなデータを交換可能
な低速のデータ通信を行う通信方式で、一般に機器の制
御データなど、情報量の小さいデータを取り扱う。
【0035】また、電力線ゲートウェイ装置8は、電力
線4、または、電灯線7を介し、第1の通信方式で通信
を行う第1の通信手段12aと、電灯線7を介し、第2
の通信方式で通信を行う第2の通信手段13aを具備
し、さらに、第1、第2の通信方式間の情報をそれぞれ
の方式に変換する電力線ゲートウェイ手段14、さら
に、需要家内の端末の情報を収集し、供給家2のクライ
アントシステム3に開示したり、供給家2のクライアン
トシステム3からの情報を需要家1内に中継するサーバ
手段15で構成されている。
【0036】一方、第1の端末9は、電力線ゲートウェ
イ装置8と同じ構成の第1の通信手段12bを具備し、
これを介して交換する情報を処理する制御・表示手段1
6を具備する。さらに第2の端末10は、電力線ゲート
ウェイ装置8と同じ構成の第2の通信手段13bを具備
し、これを介して交換する情報を処理する制御・表示手
段17を具備する。ここで、説明を割愛したが、第1の
通信方式を利用して情報交換を行うパーソナルコンピュ
ータ11は、いうまでもなく、第1の通信手段12を具
備している。
【0037】図6はこの発明の実施の形態4を示す電力
・電灯線通信システムを利用した機器顧客サービスシス
テムの内部での情報の流れ図であり、図5の構成のう
ち、基本的な構成要素のみを示し、各要素間での交換す
る情報の流れを示している。図6において、上記実施形
態と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省
略する。
【0038】次に、図6を用いて動作について説明す
る。一般に、第2の端末10に該当する低速、低容量な
通信を行う端末として、エアコンや、照明などの家電製
品が想定される。このような第2の端末10の製造情報
の取得を要求する通信を電力線ゲートウェイ装置8のサ
ーバ手段15は、電力線ゲートウェイ手段14を介し
(101)、第2の通信手段13aに転送する(10
2)。ここで、電力線ゲートウェイ手段14は、第2の
通信方式に対応した送信データを転送する。
【0039】第2の通信手段13aは、この製造情報取
得要求を電灯線7を介して第2の端末10に送信する
(103)。第2の端末10はこれを第2の通信手段1
3bを使用して受信し、制御表示手段17に転送(10
4)、処理することで製造情報の取得要求であることを
解釈する。上記において、製造情報とは、製造番号、製
造事業者、機種、製品コードなどの製造情報にかかわる
情報である。第2の端末10はこの製造情報取得要求に
対応し、応答情報を第2の通信手段13bに転送し(1
05)、電灯線7を介して電力線ゲートウェイ装置8に
応答する(106)。電力線ゲートウェイ装置8は、こ
の応答を第2の通信手段13aで受信し、電力線ゲート
ウェイ手段14を介して、サーバ手段15に第2の端末
10の製造情報を収集、蓄積する(107、108)。
【0040】クライアントシステム3は、電力線4を介
して各需要家1に設置されている機器の製造情報を収集
するため、製造情報取得要求を第1の通信方式で各需要
家1に送信する(109)。各需要家は、これを第1の
通信手段12aで受信し、電力線ゲートウェイ手段14
を介してサーバ手段15に転送する(110、11
1)。
【0041】サーバ手段15は、クライアントシステム
3からの製造情報取得要求に対応し、先に蓄積した需要
家1内の機器の製造情報を電力線ゲートウェイ手段15
に転送し(112)、これを第1の通信方式の情報に変
換し、さらにこれを第1の通信手段12aを使用してク
ライアントシステム3に送信する(113、114)。
【0042】クライアントシステム3は、取得した製造
情報に基づき、対応したサービス情報を需要家1に送信
する。ここで、サービス情報とは、この製造情報に対応
した当該端末のメーカホームページのアドレス情報や、
当該端末のリコール情報、メンテナンスのアドバイス、
寿命に関する情報、異常動作時の対処法、端末の保証サ
ービスへの登録情報などである。
【0043】サービス情報は、需要家1の電力線ゲート
ウェイ装置8に送信され(115)、電力線ゲートウェ
イ装置8は、これを第1の通信手段12aで受信する。
サービス情報が、需要家が閲覧する情報の場合には、例
えば、電灯線7を介してパーソナルコンピュータ11に
これを転送し(116)、パーソナルコンピュータ11
にてユーザが閲覧する。閲覧によるユーザからのサービ
スに対する応答のアクション情報は、電灯線7を介しク
ライアントシステム3に送信される(119、12
0)。また、第1の端末9にて利用する場合には、これ
を第1の端末9に送信し(116)、第1の端末9はこ
れを第1の通信手段12bを使用して受信し、制御・表
示手段16に転送する(117)。制御・表示手段16
にてユーザに対し表示、あるいは制御情報として使用さ
れ、そこからの応答は、第1の通信手段12bを介して
クライアントシステム3に返送される(118、11
9、120)。
【0044】以上のように構成されているので、供給家
から需要家へ供給する電力線を使用し、かつ、宅内は電
灯線を使用するので、新たな配線コストがなく、機器顧
客サービスシステムを構成することができる。従来、外
部との接続には電話線を利用するケースが多いが、近年
は、有線の固定電話を敷設しない家庭もあり、電力線を
利用することによりどのような家庭でも対象とすること
ができ、低コストに導入可能となる。
【0045】また、システムの第1、第2の通信方式
が、同じ電灯線上で共存できることから、これら低速と
高速の通信を同様の技術の拡張で構成可能な方式を採用
することにより、安価な電力線ゲートウェイ装置が構成
可能となる。また、第1、第2の通信方式を導入するこ
とで、機能、性能が低レベルな通信を必要とするサービ
スと、機能、性能が高レベルな通信を必要とするサービ
スとを、柔軟に組み合わせて構成できる効果があり、導
入する機器顧客サービスにあわせてそれぞれの通信方式
にて接続されている端末を利用していくことができる。
【0046】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5を示す電力・電灯線通信システムの電力線ゲートウ
ェイ装置の内部構成を示すブロック図であり、機器顧客
サービスの方法を実施する電力、電灯線通信システムの
電力線ゲートウェイ装置におけるサーバ手段の構成と、
当該構成における本発明の特徴的な動作を説明するため
の情報の流れを示す。図7において、上記実施形態と同
一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略す
る。8は電力線ゲートウェイ装置、12aは第1の通信
手段、14はゲートウェイ手段、15はサーバ手段、2
4は需要家確認手段である。
【0047】次に動作について説明する上記実施形態1
〜4では、需要家1内の端末の製造情報などを需要家1
の外のシステムである供給家2などに送信する際に、外
部に公開する情報に対する制限は特に問わなかった。し
かしながら、需要家によっては、セキュリティやプライ
バシーの問題から、外部に公開を望まない情報も存在す
る。そこで、本実施形態では、サーバ手段15に、需要
家確認手段24を設けることにより、この問題を解決す
る。
【0048】外部に公開する情報について、これをパー
ソナルコンピュータ11の画面を使用して確認する方法
について述べる。需要家確認手段24は、外部に公開す
る情報を電力線ゲートウェイ手段14、第1の通信手段
12aを介してパーソナルコンピュータに開示する(2
01〜203)。パーソナルコンピュータ11は、図示
はしないが第1の通信手段を使用してこれを受信し、画
面上に表示する。需要家1は、パーソナルコンピュータ
11に開示された情報を閲覧し、外部に非公開にする情
報を指定する。
【0049】需要家1が指定した情報は、第1の通信方
式によって電力線ゲートウェイ装置8に回答され(20
4)、電力線ゲートウェイ装置8は、第1の通信手段1
2aを使用してこれを受信する。受信した非公開情報の
指定情報はサーバ手段に伝達され(205、206)、
需要家確認手段はこれに基づき外部に開示する情報に制
限を加える。
【0050】以上のように構成されているので、需要家
が外部に公開を望まない情報に関してはこれを指定する
ことにより非公開にすることが可能となり、需要家の安
全や、プライバシーを保護することが可能となる効果が
ある。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、新たな配線コストや、通信回線の契約な
く、需要家の機器を利用したサービスシステムを構成す
ることが可能で、電話回線を持たないなど、どのような
家庭でも対象とし、低コストで導入可能なサービスシス
テムを得ることができるとともに、導入されるサービス
にあわせて柔軟にシステムを利用可能な構成を得ること
が可能となる。さらに、需要家が公開を望まない需要家
内の情報については、これを開示しない制限を施すこと
が可能であり、需要家の安全や、プライバシーを保護す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す電力・電灯線
通信システムの全体構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す電力・電灯線
通信システムの需要家内のシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す電力・電灯線
システムの電力線ゲートウェイ装置のブロック図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す電力・電灯線
通信システムの電力線ゲートウェイ装置のブロック図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す電力・電灯線
通信システムを利用した機器顧客サービスの方法を実施
するシステムの全体構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4を示す電力・電灯線
通信システムを利用した機器顧客サービスシステムの内
部での情報の流れ図である。
【図7】 この発明の実施の形態5を示す電力・電灯線
通信システムの電力線ゲートウェイ装置の内部構成を示
すブロック図である。
【図8】 従来のサービスシステムの構成図である。
【符号の説明】
1 需要家、 2 供給家、 3 クライアントシステ
ム、 4 電力線、7 電灯線、 8 電力線ゲートウ
ェイ装置、 9 第1の端末、 10 第2の端末、
11 パーソナルコンピュータ、 12 第1の通信手
段、 13第2の通信手段、 14 電力線ゲートウェ
イ手段、 15 サーバ手段、 16制御・表示手段、
17 制御・表示手段、 24 需要家確認手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小宮 紀之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中田 成憲 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 落合 淑子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G064 AA09 AC08 AC13 DA06 DA07 5K033 CB01 CB08 DA05 DB12 DB14 DB16 DB18 5K046 AA03 BA03 BB03 BB05 PP04 PP06 5K048 AA01 BA01 BA35 CA02 DA02 DA05 DB07 DC06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力線を介して電力の供給を行う供給家
    と、 前記供給家から電力の供給を受ける需要家と、 前記供給家から前記各需要家へ電力を供給する電力線
    と、 前記需要家内の各部屋に電力を供給する電灯線と、 前記電力線または電灯線のいずれかに接続され、伝送速
    度が高く、容量の大きなデータを交換可能な高速のデー
    タ通信を行う第1のデータ通信方式を使用して情報交換
    をする第1の端末と、 前記電力線または電灯線のいずれかに接続され、伝送速
    度が低く、容量の小さなデータを交換可能な低速のデー
    タ通信を行う第2のデータ通信方式を使用して情報交換
    をする第2の端末と、 前記第1の端末、前記第2の端末の両通信を同一電力線
    および電灯線を使用し、電力と、情報を同一の電力線、
    電灯線で伝送する電力・電灯線通信システムであって、 前記需要家外からくる第1のデータ通信方式における第
    1の信号のうち、前記需要家内の前記第1の端末への情
    報は前記需要家内にそのまま第1の信号として流し、前
    記需要家外からくる第1の信号のうち、前記需要家内の
    前記第2の端末に関する情報はこれを受信し、第2のデ
    ータ通信方式に変換して第2の信号として送信し、前記
    需要家内の端末間がやり取りする第1のデータ通信方式
    の信号、あるいは第2のデータ通信方式の信号は、前記
    需要家内の端末間で行い、前記需要家内の端末に関わる
    情報で、前記需要家外の端末へ情報を送信する場合は、
    これが前記第2の端末からの情報の場合は、これを受信
    し、第1のデータ通信方式に変換して送信し、これが前
    記第1の端末からの情報の場合は、そのまま流す電力線
    ゲートウェイ手段と、 前記需要家内の端末の扱う情報を収集し、前記需要家外
    に開示するサーバ手段とを備えたことを特徴とする電力
    ・電灯線通信システム
  2. 【請求項2】前記電力線ゲートウェイ手段、前記サーバ
    手段の少なくともどちらか一方を有するブレーカを、前
    記電灯線、電力線の接続部分に設けたことを特徴とする
    請求項1記載の電力・電灯線通信システム。
  3. 【請求項3】前記電力線ゲートウェイ手段、前記サーバ
    手段の少なくともどちらか一方を有する電力量計を前記
    電灯線、電力線の接続部分に設けたことを特徴とする請
    求項1記載の電力・電灯線通信システム。
  4. 【請求項4】電力線を介して電力の供給を行う供給家
    と、 前記供給家から電力線を介して供給された電力を電灯線
    を介して内部の各端末に供給を受ける需要家と、 電力線と電灯線との接続部に設けられ、各端末に関する
    各種情報を電灯線、および電力線を伝送路として前記需
    要家外とやり取りをすると共に、前記需要家内の端末の
    扱う情報を収集し、前記需要家外に開示するサーバ手段
    を有する電力線ゲートウェイ装置と、 この電力線ゲートウェイ装置と電力線を伝送路として各
    種情報をやり取りする需要家外のクライアントシステム
    とを備え、 前記電力線ゲートウェイ装置のサーバシステム機能は、
    前記需要家内の端末に関する製造事業者、製造番号、機
    種、製品コードなどを含む製造情報を第2のデータ通信
    方式で取得し、これを前記需要家外のクライアントシス
    テムに対し第1のデータ通信方式で送信し、 前記クライアントシステムは、前記需要家内の端末の製
    造情報を第1のデータ通信方式で取得し、この製造情報
    に対応した当該端末のメーカホームページのアドレス情
    報や、当該端末のリコール情報、メンテナンスのアドバ
    イス、寿命に関する情報、異常動作時の対処法、端末の
    保証サービスへの登録情報などを含むサービス情報を電
    力線を介して前記需要家の前記電力線ゲートウェイ装
    置、または前記需要家内のパーソナルコンピュータなど
    の表示手段に第1のデータ通信手段を使用して送信し、 前記ゲートウェイ装置においては、送信されたサービス
    情報を第1のデータ通信手段を使用して受信し、これを
    自己に具備する表示手段、または第2のデータ通信方式
    を使用して需要家内の前記製造情報に関連した端末、あ
    るいは他の表示手段に送信し、 前記パーソナルコンピュータなどの表示手段または、前
    記需要家内の表示手段は、前記サービス情報を表示する
    ことを特徴とする電力・電灯線通信システムを利用した
    機器顧客サービスの方法。
  5. 【請求項5】前記需要家から前記供給家へ送信する前記
    需要家内の機器の製造情報を前記需要家に開示し、前記
    需要家が内容を確認し、開示の可否を各々のデータに対
    して設定、確認可能とする需要家確認手段を備えたこと
    を特徴とする請求項4記載の電力・電灯線通信システム
    を利用した機器顧客サービスの方法。
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