JP2001283999A - ケーブルコネクタ及びそのインピーダンス調整方法 - Google Patents

ケーブルコネクタ及びそのインピーダンス調整方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子、誘電体及び外導体を共通部品としなが
らインピーダンスを簡単に調整することができる。 【解決手段】 端子21の外周に誘電体22が装着さ
れ、この誘電体22が外導体シェル23に嵌め込まれて
構成されるコネクタにおいて、必要に応じて、導電性を
有するU字形のアダプタ24を、誘電体22の外周に取
付ける(端子21と外導体シェル23の断面比を変え
る)ことによってインピーダンスを調整するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシールド線または同
軸線の接続に用いられるケーブルコネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】配線基板に使用される基板用コネクタを
例にとって従来の技術を説明する。
【0003】図8〜図10に示すように、基板用コネク
タ(ここでは断面四角形の角形コネクタを示す)Aは、
配線基板1に接続される内導体端子(雄端子)2の外周
に誘電体3を装着するとともに、この誘電体3を外導体
シェル4に嵌め込んで構成され、雄端子2がワイヤ側コ
ネクタBの内導体端子(雌端子)5に、外導体シェル4
が同じく外導体端子6にそれぞれ差し込まれて接続され
る。
【0004】図9,10中、7はワイヤ側コネクタBの
雌端子5と外導体端子6との間に設けられた誘電体、8
はケーブルCの内導体、9は中間絶縁体、10は外導
体、11は外被、図10中の12は両コネクタA,Bの
接続部分を覆うコネクタハウジングである。
【0005】この種のコネクタにおいては、使用される
伝送路の周波数が比較的低い場合は問題ないが数GHz
以上の高周波帯域で使用される場合、コネクタ自身のイ
ンピーダンスが伝送路のそれに整合していないと、図1
1に示すように信号の反射等によってVSWR(電圧定
在波比)が高くなり、伝送ロスが生じる。このため、コ
ネクタのインピーダンスを調整して伝送路とのインピー
ダンス整合をとる必要がある。
【0006】ここで、コネクタAのインピーダンスは、
同じ誘電体を使う場合、図12(イ)(ロ)に示す内導
体端子2と外導体シェル4の断面比X=D/d(dは端
子2の断面での外寸、Dは外導体シェル4の断面での内
寸)によって決まり、この断面比Xが小さいほどインピ
ーダンスが小さくなる。(なお、正確には、コネクタ全
体のインピーダンスは、端子2及び外導体シェル4の各
部分の断面寸法比によって決まるインピーダンスのトー
タルによって求められる。)
【0007】従って、たとえば伝送路に合わせてインピ
ーダンスを小さくしたい場合、 D=一定としてdを大きくする d=一定としてDを小さくする のいずれかの方法をとることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記の方法
を実施する手段として、図13に示すように端子2を箱
構造にして断面を大きくし、の方法を実施する手段と
して、図14に示すように誘電体3の断面を小さくする
一方、外導体シェル4を、誘電体3に合う小径部4aを
備えた段付きの筒状に形成することが考えられる。
【0009】しかし、いずれの手段によっても、端子2
または外導体シェル4の構造が複雑となり、とくに図1
4の手段によると安価な板材での製作が困難となる等の
問題があり、得策でない。
【0010】このため、従来は、使用される周波数領域
でのインピーダンス整合を考慮してコネクタAを設計し
ているが、それより高い周波数に対応するコネクタが必
要となった場合は新規のものを設計し直す必要があっ
た。
【0011】そこで本発明は、端子、誘電体及び外導体
を共通部品としながらインピーダンスを簡単に調整する
ことができるケーブルコネクタ及びそのインピーダンス
調整方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明(ケーブ
ルコネクタのインピーダンス調整方法)は、端子の外周
に誘電体が装着され、この誘電体が外導体内に嵌め込ま
れるケーブルコネクタのインピーダンスを調整する方法
であって、導電性を有するアダプタを上記外導体に対し
て電気的に接続された状態で誘電体と外導体との間に取
付けることにより、上記端子と外導体の断面比を変えて
インピーダンスを調整するものである。
【0013】請求項2の発明(ケーブルコネクタ)は、
端子の外周に誘電体が装着され、この誘電体が外導体内
に嵌め込まれるケーブルコネクタにおいて、上記端子と
外導体の断面比を変えてコネクタのインピーダンスを調
整するための導電性を有するアダプタを、上記外導体に
対して電気的に接続された状態で上記誘電体と外導体と
の間に取付け得るように構成したものである。
【0014】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、誘電体の外周に、外導体との間にアダプタを収容し
うる隙間を形成するスペーサとしての凸部を設けたもの
である。
【0015】請求項4の発明は、請求項2または3の構
成において、U字形のアダプタを誘電体に外周側から嵌
め込んで装着し得るように構成したものである。
【0016】請求項5の発明は、請求項4の構成におい
て、アダプタの外周に、外導体に弾性的に接触してアダ
プタと外導体とを電気的に接続する弾性接触部を設けた
ものである。
【0017】請求項6の発明は、請求項2または3の構
成において、導電性金属箔の外周に熱収縮性のチューブ
を取付けてアダプタを構成し、このアダプタを誘電体の
外周に嵌め込んだ状態で上記チューブを熱収縮させるこ
とによってアダプタを誘電体の外周に取付けるように構
成し、かつ、このアダプタの金属箔と外導体とを電気的
に接続する電気接続手段を具備するものである。
【0018】請求項7の発明は、請求項6の構成におい
て、電気接続手段として、バネ性を備えたクリップをア
ダプタの金属箔と外導体とに跨って装着するように構成
したものである。
【0019】請求項8の発明は、請求項6の構成におい
て、電気接続手段として、アダプタに、金属箔をアダプ
タ外周側に一部露出させて導電部を形成する一方、外導
体に、アダプタ挿入状態で上記導電部に接触する接触片
を設けたものである。
【0020】上記のように、必要に応じてアダプタを誘
電体と外導体との間に取付けることによってインピーダ
ンスを調整することができる。このため、周波数帯域に
応じてインピーダンスを簡単に調整することができる。
【0021】しかも、アダプタ式で、端子、誘電体及び
外導体の構造を、得ようとするインピーダンスに応じて
変更する必要がなく、これらが共通部品ですむ。
【0022】これらの点は、とくにインピーダンス調整
の必要性が高い雄側コネクタ(たとえば従来技術の項で
例示した基板用コネクタ)において有用となる。
【0023】また、請求項3の構成によると、アダプタ
を装着しない状態でも凸部によって誘電体を外導体内に
適正な状態で嵌め込むことができるとともに、このとき
別のスペーサ部品を挿入する面倒がない。
【0024】しかも、誘電体の構造の改変は、凸部を追
加するだけの最小限ですむため、これらの製作も簡単で
すむ。
【0025】また、請求項4,5の構成によると、U字
形のアダプタを誘電体に外周側から嵌め込むため、アダ
プタをワンタッチで簡単に取付けることができる。
【0026】一方、請求項6〜8の熱収縮チューブを用
いる構成によると、アダプタを誘電体の外周に実質的に
一体部品として強固に装着することができる。
【0027】この場合、電気接続手段としてクリップを
用いる請求項7の構成によると、アダプタ側に電気接続
のための余分な加工が不要となる。
【0028】これに対し、請求項8の構成によると、ア
ダプタと外導体を接触片と導電部によって自動的に接続
できるため、接続のための別部品も別操作も不要とな
る。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図7に
よって説明する。
【0030】以下の実施形態では従来技術の説明に合わ
せて基板用角形コネクタを適用対象として例にとってい
る。
【0031】第1実施形態(図1〜図4参照) 21は内導体端子(雄端子)、22はこの端子21が差
し込まれる誘電体、23はこの誘電体22が嵌め込まれ
る外導体シェルで、コネクタDは基本的にはこれらによ
って構成され、伝送路に合わせてインピーダンスを小さ
くしたいときにアダプタ24が付加される。
【0032】アダプタ24は、導電材料(金属板または
導電性樹脂)によって図示のようにU字形の板状に形成
され、誘電体22の外周に、外周側(上側)から嵌め込
まれて装着される。
【0033】誘電体22は、図3(イ)に示すようにア
ダプタ装着状態で外導体シェル23に嵌め込まれたとき
に、アダプタ外周面が外導体シェル23の内周面にほぼ
密着するようにその断面形状及びサイズが設定されてい
る。
【0034】いいかえれば、図3(ロ)に示すようにア
ダプタ24が装着されていないときには、誘電体22の
外周面と外導体シェル23の内周面との間にアダプタ2
4を収容し得る隙間(空気層)αが形成されるように、
誘電体22の断面形状とサイズが設定されている。
【0035】また、誘電体22の長さ方向の一端部に全
周に亘って角鍔状に突出する凸部22a、他端部の四隅
角部に外周側に部分的に突出する凸部22bがそれぞれ
一体に設けられ、図3(ロ)に示すアダプタ非装着状態
でこれら凸部22a,22bが外導体シェル23の内面
に当接してスペーサ機能を果たすことにより、誘電体2
2がシェル23内に隙間αを置いて保持されるように構
成されている。
【0036】さらに、アダプタ24の相対向する両側壁
に、バネ性を備えた弾性接触部24aが外向きに湾曲状
に突出して設けられ、この弾性接触部24aが外導体シ
ェル23の内面に弾性的に接触することにより、アダプ
タ24と外導体シェル23とが電気的に接続される。
【0037】また、誘電体22の二側面に外向きに突出
する突起22cが設けられ、図3(イ)に示すようにア
ダプタ24を誘電体22に装着した状態で弾性接触部2
4aがこの突起22cに係合する。これにより、アダプ
タ24が誘電体22に各方向に抜け止めされる。
【0038】この抜け止め手段は他の側面に設けてもよ
いし、他の抜け止め構造に変更してもよい。また、図示
しないが、通常、外導体シェル23に対して誘電体22
を抜け止めする手段(たとえば誘電体22の外周面に突
起、外導体シェル23にこれに係止する突片)が設けら
れる。
【0039】なお、アダプタ24と外導体シェル23が
相対向する周面で十分、電気的に接続される場合には弾
性接触部24aは必ずしも設けなくてもよい。
【0040】このコネクタDによると、図3(イ)に示
すように必要に応じてアダプタ24を誘電体22の外周
(誘電体22と外導体シェル23との間の隙間α)に取
付けることによってインピーダンスを調整することがで
きる。
【0041】すなわち、アダプタ24を取付けた状態で
は、図12で説明した外導体シェル4(23)と誘電体
3(22)の断面比(X=D/d)が実質的に小さくな
ってインピーダンスが小さくなり、アダプタ非装着状態
では断面比が大きくなってインピーダンスが大きくな
る。
【0042】従って、このコネクタDを比較的低周波数
帯域で使用する場合(とくにインピーダンス調整の必要
がない場合)は図3(ロ)のアダプタ24無しの状態と
し、高周波数帯域で使用するために伝送路に合わせてイ
ンピーダンスを小さくする必要がある場合はアダプタ2
4を取付ければよい。
【0043】このアダプタ式の構成をとることにより、
端子21、誘電体22、外導体シェル23の各部品を、
異なる周波数帯域を通じて共通のものとして扱うことが
できる。
【0044】しかも、構造の改変は、主に誘電体22に
スペーサとしての凸部22a,22bを追加するだけの
最小限ですむため、これらの製作も簡単ですむ。
【0045】第2、第3実施形態(図4〜図7参照) 以下の実施形態では第1実施形態との相違点のみを説明
する。
【0046】第2、第3両実施形態では、導電性の金属
箔25の外周に熱収縮チューブ26を取付けてアダプタ
27となし、このアダプタ27を誘電体22の外周には
め込んだ状態で加熱し、チューブ26を熱収縮させてア
ダプタ27全体を誘電体22に一体化させる構成をとっ
ている。
【0047】ここで、金属箔25と外導体シェル23を
電気的に接続する電気接続手段として、図4〜図6に示
す第2実施形態ではバネ性を有する導電性のクリップ2
8を金属箔25の内面と外導体シェル23の外面とに跨
って取付けるようにしている。
【0048】なお、クリップ28と外導体シェル23の
電気接続状態を安定させるために、外導体シェル23に
クリップ23の先端部が嵌まり込む係合穴29を設けて
いる。
【0049】一方、図7に示す第3実施形態では、アダ
プタ27のチューブ26を一部切り欠いて金属箔25を
露出させることにより導電部25aを形成し、外導体シ
ェル23に設けた弾性接触片30をこの導電部25aに
弾性的に接触させることによって金属箔25と外導体シ
ェル23を電気的に接続する構成をとっている。
【0050】なお、弾性接触片30は、図示のように外
導体シェル23の側壁一部を板バネ状に切り起こして形
成してもよいし、シェル側壁内面に板バネ材を取付けて
形成してもよい。また、接触片30は、導電部25aに
自動的にかつ確実に接触すればよく、この機能を果たし
得るものであれば必ずしも弾性を持たせる必要はない。
【0051】この第2及び第3両実施形態によると、ア
ダプタ27を誘電体外周に実質的に一体部品として強固
に装着することができる。
【0052】他の実施形態 (1)第1実施形態の変形形態として、アダプタ24を
誘電体22に対し上からではなく横または下から嵌め込
むようにしてもよい。
【0053】あるいは、アダプタ24をU字形でなく筒
状に形成し、誘電体22に長さ方向から嵌め込むように
してもよい。この場合、誘電体22のスペーサとしての
両側凸部22a,22bの少なくとも一方は省略する必
要があるため、アダプタ非装着時にこれに代わるスペー
サ部材を付加する必要がある。
【0054】(2)アダプタとして、上記した嵌め込み
式限らず、複数の板状ピースを誘電体外周に装着する構
成をとってもよい。
【0055】(3)本発明は、上記実施形態で挙げた断
面四角形の角形コネクタに限らず、断面円形の丸形コネ
クタにも適用することができる。
【0056】(4)本発明は、とくにインピーダンス調
整の必要性の高い雄側コネクタ(基板用コネクタ)に好
適であるが、図9,10中に示す雌側コネクタ(ワイヤ
用コネクタ)Cについても適用可能である。
【0057】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、必要
に応じてアダプタを誘電体と外導体との間に取付けるこ
とによってインピーダンスを調整するようにしたから、
周波数帯域に応じてインピーダンスを簡単に調整するこ
とができる。
【0058】しかも、アダプタ式で、端子、誘電体及び
外導体の構造を、得ようとするインピーダンスに応じて
変更する必要がなく、これらが共通部品ですむ。
【0059】また、請求項3の発明によると、アダプタ
を装着しない状態でも凸部によって誘電体を外導体内に
適正な状態で嵌め込むことができるとともに、このとき
別のスペーサ部品を挿入する面倒がない。
【0060】しかも、誘電体の構造の改変は、凸部を追
加するだけの最小限ですむため、これらの製作も簡単で
すむ。
【0061】また、請求項4,5の発明によると、U字
形のアダプタを誘電体に外周側から嵌め込むため、アダ
プタをワンタッチで簡単に取付けることができる。
【0062】一方、請求項6〜8の発明によると、金属
箔の外周に熱収縮チューブを取付けてアダプタを構成し
たから、アダプタを誘電体の外周に実質的に一体部品と
して強固に装着することができる。
【0063】この場合、電気接続手段としてクリップを
用いる請求項7の発明によると、アダプタ側に電気接続
のための余分な加工が不要となる。
【0064】これに対し、請求項8の発明によると、ア
ダプタと外導体を接触片と導電部によって自動的に接続
できるため、接続のための別部品も別操作も不要とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるコネクタの分解
斜視図である。
【図2】同コネクタの組立状態の断面図である。
【図3】(イ)は同コネクタにおいてアダプタを装着し
た状態、(ロ)はアダプタを装着しない状態の図2のI
II−III線に沿う拡大断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態にかかるコネクタの端
子、誘電体、アダプタの分解斜視図である。
【図5】図4の状態からアダプタを誘電体に装着した状
態の斜視図である。
【図6】同コネクタの組立状態の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態にかかるコネクタの図5
相当図である。
【図8】従来の基板用コネクタの分解斜視図である。
【図9】同コネクタの組立状態をワイヤ用コネクタとと
もに示す断面図である。
【図10】両コネクタを結合した状態の断面図である。
【図11】コネクタにおける周波数と電圧定在波比(V
SWR)の関係を示す図である。
【図12】コネクタにおける断面比とインピーダンスの
関係を説明するための図で、(イ)は断面比が小さい場
合、(ロ)は大きい場合をそれぞれ示す断面図である。
【図13】断面比を変えてインピーダンスを調整する手
段として端子を箱形構造にした場合の分解斜視図であ
る。
【図14】他の手段として外導体シェルを段付きの筒状
にした場合の分解斜視図である。
【符号の説明】
21 端子 22 誘電体 22a,22b スペーサとしての凸部 23 外導体シェル(外導体) 24 アダプタ 24a 弾性接触部 25 金属箔 26 熱収縮チューブ 27 アダプタ 28 電気接続手段としてのクリップ 25a 電気接続手段としての導電部 30 同弾性接触片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 伸昭 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E021 FA02 FA14 FA16 FB11 FC23 LA09 LA15 LA19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子の外周に誘電体が装着され、この誘
    電体が外導体内に嵌め込まれるケーブルコネクタのイン
    ピーダンスを調整する方法であって、導電性を有するア
    ダプタを上記外導体に対して電気的に接続された状態で
    誘電体と外導体との間に取付けることにより、上記端子
    と外導体の断面比を変えてインピーダンスを調整するこ
    とを特徴とするケーブルコネクタのインピーダンス調整
    方法。
  2. 【請求項2】 端子の外周に誘電体が装着され、この誘
    電体が外導体内に嵌め込まれるケーブルコネクタにおい
    て、上記端子と外導体の断面比を変えてコネクタのイン
    ピーダンスを調整するための導電性を有するアダプタ
    を、上記外導体に対して電気的に接続された状態で上記
    誘電体と外導体との間に取付け得るように構成したこと
    を特徴とするケーブルコネクタ。
  3. 【請求項3】 誘電体の外周に、外導体との間にアダプ
    タを収容しうる隙間を形成するスペーサとしての凸部を
    設けたことを特徴とする請求項2記載のケーブルコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 U字形のアダプタを誘電体に外周側から
    嵌め込んで装着し得るように構成したことを特徴とする
    請求項2または3記載のケーブルコネクタ。
  5. 【請求項5】 アダプタの外周に、外導体に弾性的に接
    触してアダプタと外導体とを電気的に接続する弾性接触
    部を設けたことを特徴とする請求項4記載のケーブルコ
    ネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項2または3記載のケーブルコネク
    タにおいて、導電性金属箔の外周に熱収縮性のチューブ
    を取付けてアダプタを構成し、このアダプタを誘電体の
    外周に嵌め込んだ状態で上記チューブを熱収縮させるこ
    とによってアダプタを誘電体の外周に取付けるように構
    成し、かつ、このアダプタの金属箔と外導体とを電気的
    に接続する電気接続手段を具備することを特徴とするケ
    ーブルコネクタ。
  7. 【請求項7】 電気接続手段として、バネ性を備えたク
    リップをアダプタの金属箔と外導体とに跨って装着する
    ように構成したことを特徴とする請求項6記載のケーブ
    ルコネクタ。
  8. 【請求項8】 電気接続手段として、アダプタに、金属
    箔をアダプタ外周側に一部露出させて導電部を形成する
    一方、外導体に、アダプタ挿入状態で上記導電部に接触
    する接触片を設けたことを特徴とする請求項6記載のケ
    ーブルコネクタ。
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