JP2001283521A - 記録再生装置及びその処理方法 - Google Patents

記録再生装置及びその処理方法

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JP2001283521A
JP2001283521A JP2000096623A JP2000096623A JP2001283521A JP 2001283521 A JP2001283521 A JP 2001283521A JP 2000096623 A JP2000096623 A JP 2000096623A JP 2000096623 A JP2000096623 A JP 2000096623A JP 2001283521 A JP2001283521 A JP 2001283521A
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JP2000096623A
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Jiyunsaku Ueda
順筰 上田
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録音する内容に応じて、記録媒体や暗号化の
方法を選択する。 【解決手段】 デジタル信号及びアナログ信号を入力す
る2種類の入力経路52,54と,入力経路52,54
にそれぞれ対応する2種類のスロット12,58などが
設けられている。即ち、入力時における異なる種類の情
報データを、2枚のメモリーカード56,14のいずれ
かに選択的に記録させることができる。また、記録再生
装置10は、メモリーカード56、14を選択的に記
録,再生を可能とし、暗号形式の異なる複数の処理部な
どが設けられた暗号化回路18及び暗号解読回路26を
備える。即ち、暗号化回路18及び暗号解読回路26に
より、記録内容例えば音楽または会議の音声信号を暗号
化して録音する場合において、上記記録内容と,そのセ
キュリティ・レベルとを対応させることができ、入力さ
れる信号の種類に応じて暗号化を選択し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報信号を入力し
て記録媒体に記録しまたは記録媒体に記録された情報信
号を再生する記録再生装置及びその処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号を記録媒体に録音する方
法として、デジタル入力された音声信号データ、または
アナログ入力された音声信号がADコンバータによりデ
ジタルデータに変換された音声信号データを、MP3
(MPEG−1(Moving Picture Experts Group−
1)Audio LayerIII)等のデータ圧縮規格を用い
て、圧縮して記録することが可能となった。即ち、情報
データをMP3等のデータ圧縮規格によって圧縮できる
ので、小容量のメモリーカードでも、長時間の録音が可
能となっている。
【0003】図5には、従来の携帯タイプの記録再生装
置50が図示されている。なお、図6は、図5に示す記
録再生装置50のブロック図である。図5に示すよう
に、記録再生装置50には、その上面51Aにアナログ
入力用のマイク52及びデジタル信号入力用の入力ジャ
ック54が配置されている。また、記録再生装置50に
は、その側面51Bにメモリーカード56を挿入するス
ロット58が形成されている。
【0004】さらに、記録再生装置50には、その前面
パネル51Cに表示部60及び操作部62が配置されて
いる。操作部62には、電源キー62A,録音キー62
B,再生キー62C,エンターキー62D,及び「0」
乃至「9」の数字キーなど設けられている。なお、記録
再生装置50には、図6に示すスピーカ64が配置され
ている。
【0005】図6に示すように、マイクロコンピュータ
(以下、「マイコン」という)66には、表示部60,
操作部62,MP3エンコーダ68,MP3デコーダ7
0,メモリーカードインタフェース72が接続されてい
る。メモリーカード56が図5に示すスロット58に挿
入されると、メモリーカード56の図示しない接続端子
がメモリーカードインタフェース72に接続される。
【0006】MP3デコーダ70とスピーカ64との間
には、デジタル−アナログ変換器(図面では、「D/
A」で表わす)74及びパワーアンプ76が接続されて
いる。マイク52とMP3エンコーダ68との間には、
アナログ−デジタル変換器(図面では、「A/D」で表
わす)76が接続されている。マイク52から入力され
た音声信号は、アナログ−デジタル変換器76によって
音声信号データに変換される。この音声信号データは、
MP3エンコーダ68へ供給される。
【0007】入力ジャック54は、MP3エンコーダ6
8に接続されている。コンパクト・ディスク(以下、
「CD」という)プレーヤー78の図示しない出力端子
が入力ジャック54へ接続された状態で、CDプレーヤ
ー78からデジタル信号が出力されると、デジタル信号
はMP3エンコーダ68へ供給される。即ち、MP3エ
ンコーダ68への入力経路(情報ソースの入力経路)
は、入力当初からデジタル入力である入力ジャック54
の経路と,入力当初はアナログ入力であるマイク52及
びアナログ−デジタル変換器76の経路との2経路とな
っている。
【0008】そして、CDプレーヤー78から音楽を録
音するときは、デジタル入力から入力された音声信号デ
ータが、MP3エンコーダ68によりデータ圧縮され
る。データ圧縮された音声信号データは、メモリーカー
ドインタフェース72を介してメモリーカード56に記
録される。
【0009】また、マイク52で会議の会話などを録音
するときは、マイク52から入力された音声信号は、A
Dコンバータ76により音声信号データに変換される。
変換された音声信号データは、MP3エンコーダ68に
よりデータ圧縮される。データ圧縮された音声信号デー
タは、メモリーカードインタフェース72を介してメモ
リーカード56に記録される。
【0010】一方、記録された音声信号データを再生す
るときは、メモリーカードインタフェース72を介して
メモリーカード56に記録された音声信号データを読み
取る。読み取られた音声信号データは、MP3デコーダ
70によって復号され、デジタル−アナログ変換器74
によって音声信号に変換される。変換された音声信号
は、パワーアンプ76で増幅され、スピーカ64から出
力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、重要な会議
の会話などを録音する場合、その会議内容は秘密にすべ
きとの要請が強い。しかし、MP3等のデータ圧縮規格
を用いてデータを圧縮したときでも、記録された音声信
号データは、同一のデコーダを搭載した記録再生装置に
よって容易に再生できる。
【0012】即ち、図5に示すような記録再生装置50
においても、上述したようにして記録されたメモリーカ
ード56の記録データは、同一のメモリーカードインタ
フェース72を備え、かつ同一のMP3デコーダ70を
搭載した機器によって容易に再生できる。
【0013】そのため、重要な会議の会議内容が容易に
再生できると、セキュリティ上で問題が生ずる場合があ
る。最近では、このようなセキュリティ上の問題を解決
するために、データを暗号化する技術を用い、不特定の
者が容易に録音内容を再生できないように保護する方法
が一般的に考えられている。
【0014】例えば、録音する際に、予め操作部等のキ
ー(数字キーなど)を用いて、暗号化の鍵となる情報を
設定する。そして、キーデータを用いることにより、例
えばMP3規格で圧縮された音声信号データを暗号化
し、図5及び図6に示すメモリーカード56に記録する
方法などが用いられる。
【0015】このように暗号化して記録された音声信号
データは、同一のMP3規格で圧縮された音声信号デー
タを再生し得る機器でも、容易に再生することができな
い。即ち、暗号化して記録された音声信号データは、そ
の再生する際に、録音するときに設定した暗号化のキー
データとなる情報を設定して、初めて再生できる。
【0016】上記のような音声信号データを暗号化して
録音する場合、会議や音楽などを録音しても、一律に同
一内容の暗号化処理を行っていた。即ち、記録内容と,
そのセキュリティ・レベルとを対応させることなく、一
律に同一内容の暗号化処理を行うので、再生するときそ
の取扱いが不便である。
【0017】そこで、本発明は、上記事情を考慮し、録
音する内容に応じて、記録媒体や暗号化の方法を選択し
得る記録再生装置及びその処理方法を提供するものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
記録再生装置には、異なる種類の情報信号を入力する複
数の入力手段と、前記入力手段によって入力される情報
信号を処理して複数の記録媒体のいずれかに選択的に記
録させる処理手段と、を有する。本発明の請求項1に係
る記録再生装置において、処理手段は、入力手段によっ
て入力される異なる種類の情報信号を処理して複数の記
録媒体のいずれかに選択的に記録する。
【0019】即ち、本発明の請求項1に係る記録再生装
置によれば、情報信号の異なる種類の数に対応する複数
の入力経路と,複数の入力経路にそれぞれ対応する複数
の記録媒体により、入力時における異なる種類の情報信
号を、複数の記録媒体のいずれかに選択的に記録させる
ことができる。
【0020】本発明の請求項2に係る記録再生装置に
は、前記処理手段は、前記入力手段に入力される情報信
号に対応する複数の暗号化処理で、前記情報信号に対応
するように暗号化処理する暗号化処理手段と、前記情報
信号が前記入力手段に入力されたことを検出する検出手
段と、前記検出手段によって検出された情報信号の入力
に対応する暗号化処理で、前記入力手段から入力された
情報信号に対応して暗号化処理されるように前記暗号化
処理手段を制御する制御手段と、を備える。
【0021】本発明の請求項2に係る記録再生装置にお
いて、制御手段は、検出手段によって検出された情報信
号の入力に対応する暗号化処理で、入力手段から入力さ
れた情報信号に対応して暗号化処理されるように暗号化
処理手段を制御する。
【0022】即ち、本発明の請求項2に係る記録再生装
置によれば、複数の入力ソースに対して複数の記録媒体
のいずれかに選択的に記録させることができるので、記
録内容例えば音楽または会議の音声信号を暗号化して録
音する場合において、上記記録内容と,そのセキュリテ
ィ・レベルとを対応させることができ、入力されるデー
タの種類に応じて暗号化を選択し得る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づいて、
本発明の一実施形態である記録再生装置について説明す
る。本実施形態の記録再生装置は、図5に示す携帯タイ
プの記録再生装置に適用した例である。なお、図1及び
2において、図5及び図6に対応する部分には同一符号
を付してその詳細説明は省略する。
【0024】図1に示すように、本実施形態の記録再生
装置10の側面51Bには、スロット12がスロット5
8の下側に形成されている。スロット12には、第1の
メモリーカード56と形態を異にする細長い第2のメモ
リーカード14が挿入される。
【0025】図2に示すように、メモリーカード14及
び56の図示しない接続端子がそれぞれ接続されるメモ
リーカードインタフェース16は、処理手段,制御手
段,検出手段または付加手段の一部を構成するマイコン
66に接続されている。即ち、記録再生装置10の外部
からのメモリーカードインタフェース16への入力経路
は、情報ソースの入力に対応するように、第1のメモリ
ーカード56の経路と,第2のメモリーカード14の経
路との2経路となっている。
【0026】MP3エンコーダ68とメモリーカードイ
ンタフェース16との間には、暗号化処理手段である暗
号化回路18が接続されている。暗号化回路18は、第
1の暗号化処理部20と,第2の暗号化処理部22と,
MP3エンコーダ68からの圧縮された音声信号データ
を暗号化する暗号化処理部20または22を選択するス
イッチ24を備える。そして、暗号化回路18はマイコ
ン66に接続されており、マイコン66からの制御信号
に基づき、スイッチ24が切換えられる。
【0027】第2の暗号化処理部22の暗号化方法は、
第1の暗号化処理部20の暗号化方法と異なっている。
また、第2の暗号化処理部22の暗号化方式は、第1の
暗号化処理部20の暗号形式よりも、複雑となってい
る。即ち、本実施形態では、セキュリティ・レベルに対
応するように、暗号化方式にもレベル差を設けている。
【0028】MP3デコーダ70とメモリーカードイン
タフェース16との間には、暗号解読手段である暗号解
読回路26が接続されている。この暗号解読回路26
は、第1の暗号解読部28と,第2の暗号解読部30
と,メモリーカードインタフェース16からのデータ信
号を暗号解読部28または30を選択するスイッチ32
を備える。そして、暗号解読回路26はマイコン66に
接続されており、マイコン66からの制御信号に基づ
き、スイッチ32が切換えられる。
【0029】マイコン66は、予めスイッチ24を、音
声信号の入力に対応するように切換えると共に、音声信
号データの記録先も選択する。即ち、音声信号の入力時
の種類がデジタル入力である場合には、第1の暗号化処
理部20を選択すると共に、情報データを第1のメモリ
ーカード56に記録するように予め設定されている。一
方、音声信号の入力時の種類がアナログ入力である場合
には、第2の暗号化処理部22を選択すると共に、情報
データを第2のメモリーカード14に記録するように予
め設定されている。
【0030】また、マイコン66は、予めスイッチ26
を、メモリーカード14または56から読み出される音
声信号データの暗号化の種類(即ち、暗号化処理部20
または22で暗号化した種類)に対応するように切換え
る。即ち、上述したように、第1のメモリーカード56
には第1の暗号化処理部20で第1の暗号処理が施さ
れ、第2のメモリーカード14には第2の暗号化処理部
22で第2の暗号処理が施されるので、マイコン66は
再生対象となっているメモリーカード14または56を
判断することにより、スイッチ26を切換える。
【0031】具体的には、マイコン66は、再生対象が
第1のメモリーカード56のとき第1の暗号解読部28
を選択し、再生対象が第2のメモリーカード14のとき
第2の暗号解読部30を選択する。なお、その他の構成
は、図5及び図6に示す例と同様である。
【0032】引続き、音声信号データをメモリーカード
14または56へ記録する場合の処理を、図3に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。なお、このフローチ
ャートは、メモリーカード14または56がスロット1
2または58に挿入され、かつ図1に示す録音キー62
Bが操作されたことを前提とする。
【0033】ステップ100では、音声信号入力がデジ
タル入力か否かが判断される。即ち、図2に示すCDプ
レーヤー78からの音声信号データが入力された場合に
は、入力された音声信号データがMP3エンコーダ68
によりデータ圧縮される。
【0034】ステップ102では、パスワードが入力さ
れ確定しているか否かが判断される。パスワードは、図
1に示す操作部62の数字キーで暗号化の鍵となるパス
ワードを入力してからエンターキー62Dを押すことに
よって確定される。パスワードの入力が確定している場
合には、ステップ104で、マイコン66より制御信号
が暗号化回路18へ出力され、スイッチ24が第1の暗
号化処理部20へ切換えられる。そして,MP3エンコ
ーダ68でデータ圧縮された音声信号データは、第1の
暗号化処理部20で暗号化される。
【0035】ステップ106では、第1の暗号化処理部
20で暗号化された音声信号データをメモリーカードイ
ンタフェース16を介してメモリーカード56に記録す
る。本実施形態では、音声信号は入力時に種類がデジタ
ル入力であるので、ステップ104及びステップ106
で、第1の暗号処理を選択し、かつ第1のメモリーカー
ド56に音声信号データを記録する。
【0036】ステップ100において、アナログ入力で
あると判断された場合即ち図1及び図2に示すマイク5
2で重要な会議の会議内容を録音する場合には、入力さ
れた音声信号は図2に示すADコンバータ76により音
声信号データに変換される。デジタル音声信号データ
は、MP3エンコーダ68によりデータ圧縮される。
【0037】ステップ108では、パスワードが入力さ
れ確定しているか否かが判断される。パスワードの入力
が確定している場合には、ステップ110で、マイコン
66より制御信号が暗号化回路18へ出力され、スイッ
チ24が第2の暗号化処理部22へ切換えられる。そし
て,MP3エンコーダ68でデータ圧縮された音声信号
データは、第2の暗号化処理部22で暗号化される。
【0038】ステップ112では、第2の暗号化処理部
22で暗号化された音声信号データをメモリーカードイ
ンタフェース16を介してメモリーカード14に記録す
る。本実施形態では、音声信号は入力時に種類がアナロ
グ入力であるので、ステップ110及びステップ112
で、第2の暗号処理を選択し、かつ第2のメモリーカー
ド14に音声信号データを記録する。
【0039】次に、メモリーカード14または56に記
録されている音声信号データを再生する場合の処理を、
図4に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、
このフローチャートは、メモリーカード14または56
がスロット12または58に挿入され、かつ図1に示す
再生キー62Cが操作されたことを前提とする。
【0040】ステップ120では、再生対象が第1のメ
モリーカード56か否かが判断される。再生対象が第1
のメモリーカード56の場合には、ステップ122で、
暗号化の鍵となるパスワードが入力され確定しているか
否かが判断される。パスワードの入力及び確定は、ステ
ップ102における暗号化の際の入力方法と同一であ
る。
【0041】パスワードの入力が確定している場合に
は、メモリーカード56に記録された音声信号データ
を、メモリーカードインタフェース16を介して読み取
る。即ち、読み取った音声信号データには、暗号化の鍵
として入力されたパスワードが記録されているので、こ
のパスワードを読み出す。そして、ステップ124にお
いて、暗号化の鍵として記録されているパスワードと、
暗号を解読するために入力されたパスワードが一致する
か否かが判断される。
【0042】暗号化の鍵として記録されたパスワードと
暗号を解読するために入力されたパスワードが一致する
場合には、ステップ126で、マイコン66より制御信
号が暗号解読回路26へ出力され、スイッチ32が第1
の暗号解読部28へ切換えられる。第1の暗号解読部2
8は、暗号を解読するために入力されたパスワードを用
いて、暗号を解読する。即ち、本実施形態において、メ
モリーカード56に記録されたデジタルデータは第1の
暗号化処理が施されているので、ステップ126で、第
1の暗号解読処理を選択する。
【0043】そして、ステップ128において、第1の
暗号解読部28で暗号が解読された音声信号データは、
MP3デコーダ70によって復号され、デジタル−アナ
ログ変換器74によってアナログ信号に変換される。変
換されたアナログ信号は、パワーアンプ76で増幅さ
れ、スピーカ64から出力される。
【0044】暗号化の鍵として記録されたパスワードと
暗号を解読するために入力されたパスワードが一致しな
い場合には、ステップ130で、図1及び図2に示す表
示部60に、「パスワードと一致しない」旨を表示させ
る。即ち、パスワードが一致しない場合には、再生処理
を行わない。
【0045】再生対象が第2のメモリーカード14の場
合には、ステップ132で、暗号化の鍵となるパスワー
ドが入力され確定しているか否かが判断される。パスワ
ードの入力が確定した場合には、メモリーカード14に
記録された音声信号データを、メモリーカードインタフ
ェース16を介して読み取る。そして、ステップ134
において、暗号化の鍵として記録されているパスワード
と暗号を解読するために入力されたパスワードが一致す
るか否かが判断される。
【0046】暗号化の鍵として記録されたパスワードと
暗号を解読するために入力されたパスワードが一致する
場合には、ステップ136で、マイコン66より制御信
号が暗号解読回路26へ出力され、スイッチ32が第2
の暗号解読部30へ切換えられる。第2の暗号解読部3
0は、暗号を解読するために入力されたパスワードを用
いて、暗号を解読する。即ち、本実施形態において、メ
モリーカード14に記録されたデジタルデータは第2の
暗号化処理が施されているので、ステップ136で、第
2の暗号解読処理を選択する。
【0047】そして、ステップ138において、第2の
暗号解読部30で暗号が解読された音声信号データは、
MP3デコーダ70によって復号され、デジタル−アナ
ログ変換器74によってアナログ信号に変換される。変
換されたアナログ信号は、パワーアンプ76で増幅さ
れ、スピーカ64から出力される。
【0048】暗号化の鍵として記録されたパスワードと
暗号を解読するために入力されたパスワードが一致しな
い場合には、ステップ140で、図1及び図2に示す表
示部60に、「パスワードと一致しない」旨を表示させ
る。即ち、パスワードが一致しない場合には、再生処理
を行わない。なお、ステップ122及び132では、パ
スワード入力が確定するのを待つ。
【0049】本実施形態においては、音声信号を記録媒
体であるメモリーカード14または56に録音する際
に、デジタル入力された音声信号データ、またはアナロ
グ入力された音声信号がADコンバータ76によりデジ
タルデータに変換された音声信号データを、メモリーカ
ード56または14のいずれかに選択的に記録させるこ
とができる。
【0050】本実施形態によれば、異なる種類の音声信
号即ちデジタル信号及びアナログ信号を入力する2個の
入力経路と,入力経路にそれぞれ対応する2個のスロッ
ト12及び58が設けられているので、入力時における
異なる種類の情報データを、記録媒体である2個のメモ
リーカード56及び14のいずれかに選択的に記録させ
ることができる。
【0051】また、本実施形態によれば、上述したよう
に、複数の入力ソースに対して複数の記録媒体のいずれ
かに選択的に記録させることができるので、記録内容例
えば音楽または会議の音声データを暗号化して録音する
場合において、上記記録内容と,そのセキュリティ・レ
ベルとを対応させることができ、入力されるデータの種
類に応じて暗号化を選択し得る。
【0052】上記実施形態では、録音する全ての情報デ
ータを、暗号化処理するように構成しているが、本発明
では、暗号化回路18及び暗号解読回路26に、暗号化
処理及び暗号解読処理を行わないスルー回路を設けるよ
うにしても良い。このスルー回路を選択することによ
り、暗号化処理が不要な音楽などの音声データに対して
暗号化処理が行われず、その取扱いが便利になる。
【0053】即ち、この場合には、入力されるデータ内
容に応じて暗号化の有無までをも選択できるので、選択
の範囲が広がり、記録再生装置10の使い勝手が良くな
る。また、同様に、本発明では、情報の圧縮処理を行わ
ないスルー回路を設けるようにしても良い。
【0054】上記実施形態では予め音声信号の入力時の
種類に対応させて情報データの記録先,及び暗号化の処
理内容(第1の暗号化処理部20での処理,または第2
の暗号化処理部22での処理)が指定されていたが、本
発明ではユーザが任意に選択できるようにしても良い。
【0055】本発明では、デジタル入力とアナログ入力
の切り換えスイッチを設け、このスイッチの切り換えに
よって暗号化処理手段を切り換えるようにしても良い。
また、メモリーカードのスロットに対する挿入に連動し
て、暗号化処理手段を切り換えるようにしても良い。さ
らに、入力経路などの数は、任意に変更できる。
【0056】なお、上記実施形態では情報の圧縮形態と
してMP3を用いた例であるが、本発明では他の情報圧
縮形態を用いても良い。 また、上記実施形態では記
録媒体をメモリーカード14または56とした例である
が、本発明の記録媒体は情報信号を記録できるものであ
れば、どのような形態のものであっても適用できる。
【0057】さらに、上記実施形態では入力ジャック5
4に接続されるデジタル入力用機器としてCDプレーヤ
ー78とした例であるが、入力ジャック54に接続され
るデジタル入力用機器はデジタル信号を入力するもので
あれば、どのような機器であっても良い。また、上記実
施形態では記録再生装置を携帯用の記録再生装置10と
した例であるが、本発明の記録再生装置はCD−R/R
Wを用いた記録再生装置などとして良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る記録再生装置によれば、情報信号の異なる種類の
数に対応する複数の入力経路と,複数の入力経路にそれ
ぞれ対応する複数の記録媒体により、入力時における異
なる種類の情報信号を、複数の記録媒体のいずれかに選
択的に記録させることができる。
【0059】また、本発明の請求項2に係る記録再生装
置によれば、複数の入力ソースに対して複数の記録媒体
のいずれかに選択的に記録させることができるので、記
録内容例えば音楽または会議の音声データを暗号化して
録音する場合において、上記記録内容と,そのセキュリ
ティ・レベルとを対応させることができ、入力されるデ
ータの種類に応じて暗号化を選択し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る記録再生装置及びそ
の記録媒体の斜視図である。
【図2】図2に示す記録再生装置のブロック図である。
【図3】図1に示す記録再生装置における音声信号デー
タをメモリーカードへ記録する処理に関するフローチャ
ートである。
【図4】図1に示す記録再生装置におけるメモリーカー
ドに記録されている音声信号データを再生する処理に関
するフローチャートである。
【図5】従来例に係る記録再生装置及びその記録媒体の
斜視図である。
【図6】図5に示す記録再生装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 記録再生装置 12 スロット 14 メモリーカード(第1の記録媒体) 16 メモリーカードインタフェース(処理手段) 18 暗号化回路(暗号化処理手段) 20 第1の暗号化処理部(暗号化処理手段) 22 第2の暗号化処理部(暗号化処理手段) 24 スイッチ(制御手段) 26 暗号解読回路(パスワード読取手段) 28 第1の暗号解読部(パスワード読取手段) 30 第2の暗号解読部(パスワード読取手段) 32 スイッチ 52 マイク(入力手段) 54 入力ジャック(入力手段) 56 メモリーカード(第2の記録媒体) 58 スロット 62 操作部(パスワード入力手段) 66 マイコン(処理手段,制御手段,検出手段または
付加手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 19/00 G10L 9/00 N 9/18 M J Fターム(参考) 5B017 AA03 BA07 CA14 CA16 5B058 CA13 CA27 KA02 KA04 KA08 KA31 YA16 5D044 AB06 BC10 CC08 GK08 GK11 GK17 JJ01 5D045 DA20 DB10 9A001 BB03 EE03 EE04 JJ19 KK62 LL03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる種類の情報信号を入力する複数の
    入力手段と、 前記入力手段によって入力される情報信号を処理して複
    数の記録媒体のいずれかに選択的に記録させる処理手段
    と、 を有する記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、 前記複数の入力手段に入力される情報信号に対応する複
    数の暗号化処理で、前記情報信号に対応するように暗号
    化処理する暗号化処理手段と、 前記情報信号が前記入力手段に入力されたことを検出す
    る検出手段と、 前記検出手段によって検出された情報信号の入力に対応
    する暗号化処理で、前記入力手段から入力された情報信
    号に対応して暗号化処理されるように前記暗号化処理手
    段を制御する制御手段と、 を備える請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記暗号化処理手段の異なる種類の暗号
    化処理に対応する各々異なる種類の暗号化処理で、前記
    情報信号に対応する暗号処理データを解読する暗号解読
    手段を備える請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記暗号化処理手段で情報信号に対して
    暗号化処理を行う場合に、前記暗号化の鍵となるパスワ
    ード情報を入力するパスワード入力手段と、 前記入力手段で入力されたパスワードを、前記暗号化処
    理データに付加する付加手段と、 を備える請求項2または3に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記暗号処理データに付加されているパ
    スワードを読み取るパスワード読取手段を備え、 前記パスワード読取手段で読み取られたパスワードが前
    記パスワード入力手段で入力されたパスワードと一致す
    る場合に、情報信号を出力可能に処理することを特徴と
    する請求項4に記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 異なる種類の情報信号を複数の経路から
    入力し、 かつ入力される情報信号を処理して複数の記録媒体に選
    択的に記録することを特徴とする記録再生装置の処理方
    法。
  7. 【請求項7】 複数の入力される情報信号に対応する複
    数の暗号化処理で、前記情報信号に対応するように暗号
    化し、 前記複数の情報信号に対応する暗号化処理で、入力され
    た情報信号に対応して暗号化処理されるように制御する
    記録再生装置の処理方法。
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