JPH08273296A - データ再生システム、ディスク記録媒体およびデータ再生方法 - Google Patents
データ再生システム、ディスク記録媒体およびデータ再生方法Info
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- JPH08273296A JPH08273296A JP7332358A JP33235895A JPH08273296A JP H08273296 A JPH08273296 A JP H08273296A JP 7332358 A JP7332358 A JP 7332358A JP 33235895 A JP33235895 A JP 33235895A JP H08273296 A JPH08273296 A JP H08273296A
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Abstract
ユーザーの所望する箇所からの再生(ランダムアクセ
ス)や逆再生、さらにはスキップサーチを可能にする。 【解決手段】 暗号化された文字、画像、動画または音
声などのマルチメディアデータを再生するシステムにつ
いて、データのある程度のまとまり毎にIDを付与して
このIDとCD−ROMのセクタとの対応付けを行うよ
うにし、前記IDを外部から指示することにより暗号化
されたデータに対して直接セクタを指定したアクセスが
できるようにした。
Description
圧縮符号化したデータを管理センタがCD−ROMある
いは通信データの形式で配信し、これを受け取ったユー
ザーが再生するための装置に適用する技術である。
してこれをCD−ROM等の大容量記録媒体に格納して
配布する手順としては、以下のように処理が行われる。
では、原動画をまずMPEG等の規格で圧縮符号化部で
圧縮符号化した後、これを暗号化回路で暗号化し、CD
−ROMに格納する。
CD−ROMドライブ装置でこのCD−ROMからデー
タの読取りを行った後にこれをDES(Data Encrypti
onStandard)で構成された復号部で復号する。この復号
部は、たとえば「FIP'S PUB 46DATA ENCRYPTION STANDA
RD NIST」の規格のものを用いることができる。
等の伸長部で伸長されて原動画に復号される。
形式で提供されたデータの場合、CD−ROMドライブ
装置でのCD−ROMへのアクセスは実際にはセクタ単
位に行われる。しかしデータが圧縮符号化されて格納さ
れている場合、ビットの並びが変化しているためいずれ
のセクタにどのようなデータが記録されているかを外部
から認識することは容易ではなかった。
には本来的にセクタの概念が存在しない。この通信デー
タを光磁気ディスク等に一旦蓄積した後に、これを再生
することが考えられるがこの場合にも光磁気ディスクの
どのセクタにどのようなデータが記録されているかを外
部から認識することは難しかった。
不明なために暗号化されたデータが格納された媒体から
のデータの再生では、ユーザーが望む任意のデータ位置
からの再生(ランダムサーチ)や、高速早送り(スキッ
プサーチ)、あるいは逆再生等のデータの特殊再生が困
難だった。
れたものであり、ユーザーIDを設定してこのユーザー
IDとセクタとを関連付けて管理するようにしたことに
より、圧縮符号化(暗号化)されたデータについてユー
ザーの所望する箇所からの再生(ランダムアクセス)や
逆再生、さらにはスキップサーチを可能にした。
成を示したものとしては、特開平6−12785号、特
開平1−21760号、特開平1−21761、特開平
5−307592号、特開平5−313826号公報等
がある。
ブロック毎(セクタ毎)に付与されたID情報を外部か
ら獲得するID獲得手段を設け、ID情報とブロック番
号との対応関係を示す対応テーブルを参照して前記ID
情報に対応するブロック番号を検出するID・ブロック
番号対応手段を設け、読出制御手段によって前記ID・
ブロック番号対応手段により得られたブロック番号に基
づいて前記データの読み出しを指示するとともに出力制
御手段で前記読み出しデータの出力を制御するようにし
た。
アクセスは実際にはブロック単位(セクタ単位)で行わ
れるが、これらのブロック(セクタ)のまとまり毎にI
Dを付与してIDとブロック(セクタ)とを対応付ける
ことにより圧縮符号化されたデータに対して任意の位置
からの再生や逆再生等が可能となる。
圧縮符号化されたデータを復号化するための鍵情報を外
部より与えるとともに、再生を許諾されたID情報を登
録するための許諾情報管理手段を設けても良い。
t Disk Read-Only Memory)等の可換型記録媒体に記録
してこの媒体中にセクタ番号とブロック(たとえばフレ
ーム)毎に付与されたID情報との対応関係を記録して
おき、媒体の駆動装置からこれらの対応関係を読み出し
て、この対応関係のデータによってシステムに設けたI
D・ブロック番号対応手段を初期化してもよい。
OM、光磁気ディスクまたは磁気ディスクを例に説明し
ているが、これに限られず通信路を経由して得られるデ
ータであってもよい。またデータの種類も動画像、静止
画、音声、プログラム等いかなるデータ形式であっても
よい。
としては、たとえば赤外線送信部を設けた外部リモコン
と、赤外線受信装置との組み合わせによるハードウエア
を用いることができる。このシステムの具体的な使用例
としては、たとえば映画毎または特定のシーン毎にID
が付与されており、ユーザーはそのID番号をリモコン
を通じて指定することができる。
Standard)などの復号回路で構成されている。本発明で
は、CD−ROMなどの記録媒体上に圧縮符号化されて
記録された動画像データに対して、ユーザーは外部から
IDを指定してやるだけで任意の画像を再生することが
できる。指示手段を通じてIDが入力されると、ID・
ブロック番号対応手段はこのIDを記録媒体上のセクタ
番号に変換する。このセクタ番号に基づいて出力制御手
段はCD−ROM上の所定のデータ箇所にアクセスして
データの読み出しを行う。そしてこのデータは復号化手
段において復号されてビデオ信号等に変換されてCRT
等に表示される。
圧縮符号化データについて、ある程度のまとまり毎にI
Dを付与して管理してやることにより、このIDを基準
にして再生開始、スキップサーチを実現できる。
いが、一定数のまとまりのあるセクタに対して付与され
ることが好ましい。また、一つのIDが付与されるセク
タ数はかならずしも同数である必要はなく、映画等のシ
ーン毎のように複数のセクタのまとまり毎に単一のID
が付与されてもよい。
た場合には、ヘッダに対する一定長のペイロード毎にI
Dを付与してもよい。この場合にはIDはデータの一定
長毎に記録されることになるのでIDの検出を同期信号
とすることができる。
基づいて説明する。図1は本発明によるデータ再生シス
テムの処理を概念的に示しており、図2は本システムを
符号化および復号化の処理に分けて示している。
(符号化部)では、原動画1をまずMPEG等の規格に
したがって圧縮符号化部2で圧縮符号化した後、これを
暗号回路3で暗号化し、CD−ROM4に格納する。
CD−ROMドライブ装置5でCD−ROM4からのデ
ータ読み取りを行った後にこれをDES(Data Encrypt
ionStandard)等の復号部6で復号する。この復号部6
は「FIP'S PUB 46DATA ENCRYPTION STANDARD NIST」の
規格のものが採用されている。
等の伸長部7で伸長されて原動画8に復元される。この
ような一連の処理を通じて、本発明では図1に示すよう
に指示手段(101)を設け、IDとこれに対応するデ
ータ番号とが登録されたID・データ番号対応手段(1
02)を設け、このID・データ番号対応手段(10
2)で得られたデータ番号に基づいてデータ読込手段
(104)によってデータの読み込みを行い、復号手段
(105)において復号化するものである。
号化装置の回路構成を示すブロック図である。同図にお
いて、前処理部14は、原データをデジタル化する機能
を有している。次段の圧縮符号化部2は、デジタル化さ
れた動画像データをMPEGの規格に基づいて圧縮する
機能を有している。
で圧縮された動画像データ(圧縮符号化データ)を蓄積
する。また暗号回路3は、圧縮符号化データを暗号化デ
ータに変換する機能を有している。なお、暗号回路3が
実行する暗号化処理としては、動画像データの画像デー
タのみを暗号化する方法、画像データと音声データの両
者を暗号化する方法とがあるがいずれでもよい。
ブロック単位(フレーム単位)で行う。PID格納部1
9には、一定の動画像データのまとまり毎に付与される
PID(ペイロードID)が格納されており、このPI
D格納部19から読み出されたPID情報は、制御回路
17によってヘッダ情報の一部として第2バッファ16
に転送される。
動画像データを蓄積し、暗号化画像データ蓄積回路20
は暗号化したフレーム動画像データを暗号化画像データ
として組み立てる機能、すなわちヘッダとフレーム長情
報と暗号化圧縮画像データとを1単位のフレームデータ
として組み立てる機能を有している。
のフロー図に基づいて説明する。制御回路17はまず初
期化処理(ステップ401)を実行する。この初期化処
理については、図5のフローに示すように、まず第1バ
ッファ15と第2バッファ16の内容をクリアする(ス
テップ501)。次に、暗号回路3をクリアしこの暗号
回路3に暗号鍵を設定してデータを暗号化するための暗
号モードのロジックを決定する(504)。
4のフローに戻り圧縮符号化部2を起動する(40
2)。画像データはこの圧縮符号化部2によって圧縮符
号化されて第1バッファ15に順次蓄積されていく(4
03)。
りPID情報を読み出してフレーム毎のヘッダ情報を生
成してこれを第2バッファ16に転送しておく(40
6)。次に前記第1バッファ15から読み出された画像
データは暗号回路3で順次暗号化され(408)、1フ
レーム分の処理が完了すると順次第2バッファ16に暗
号化データとして書き込まれる(409)。
了すると(410)、第2バッファ16はその1フレー
ム分の暗号化データを暗号化画像データ蓄積回路20に
出力する。
ータが第1バッファ15から読み出されて前述の処理が
繰り返される。前述の暗号処理において、暗号回路3は
高速かつ安全(鍵情報なくして解読不可能)なアルゴリ
ズムを用いる。たとえば米国標準暗号であるDES(Da
ta Encryption Standard)やFEAL(Fast Encryptio
n Algorithm)、IDEA(International Data Encryp
tion Algorithm)などを用いるとよい。ただし、本発明
ではフレーム長がビット単位で変化する可能性があるた
め、ブロック単位で処理する暗号方式を採用する場合に
は、暗号すべきデータがブロック長に満たないときには
その部分の暗号化は行わない等の工夫をする必要があ
る。
処理としては、決まったビットパターンを1ブロック長
となるまで挿入してもよい。また、CBCモードとKビ
ットCFBモード(Kビットは余った暗号ビットを意味
している)とを併用してもよい。この方式を採用する場
合、CFBモードの初期ベクトルはCBCモードの最終
値とする。さらに、64ビットOFBモード、1ビット
OFBモードまたは1ビットCFBモードのいずれかで
処理する方法もある。
となる暗号化のための初期ベクトルとしてフレームヘッ
ダに含まれる時間情報やシーケンス番号を用いる方法も
ある。
路20によって組み立てが完了したフレームフォーマッ
トを示したものが図6である。当該フレームフォーマッ
トの1ブロックの構成は、ヘッダ13aとPID13b
と暗号フラグ13dとで構成されるIDフィールドと、
暗号化圧縮画像データ13cが格納されたデータフィー
ルドとからなる。このヘッダ13aには画像の伸長制御
信号(同期信号)が記録されており、PID13bには
データフィールドに記録された暗号化圧縮画像データの
PID(ペイロードID)が記録されている。暗号フラ
グ13dにはデータフィールドに記録されたデータが暗
号化されたものか否かを示すフラグが記録されている。
このようなフォーマットのデータがCD−ROMに格納
した状態で、または通信回線を経由してユーザに提供さ
れる。
示す説明図である。再生装置本体131にはCD−RO
M122を装着可能なCDドライブ装置132と後述の
復号モジュールを構成するSDカード135を装着可能
なSDカードスロット133が設けられており、内部に
はプログラムおよびデータを蓄積可能なハードディスク
装置134が設けられている。
線信号受信部(OCR)が設けられており同図に図示し
ていない赤外線リモコンからデータ再生のためのIDを
受信可能となっている。
から複写するためのMOドライブ136を設けてもよ
い。このMOドライブ136には光磁気ディスク137
やパーシャルROMディスク(一部が書き換え可能なR
OM媒体)を装着できるようになっている。
る。インターフェース131にはハードディスクドライ
ブ装置(HDD)、光磁気ディスクドライブ装置(MO
D)、CD−ROMドライブ装置(CD−RD)および
モデム(MDM)が接続されており、磁気記録媒体、光
磁気記録媒体、光記録媒体または通信データとして暗号
化された圧縮符号化データを入力できるようになってい
る。
D−ROM122を用いる場合のドライブ装置111を
示したものが図14である。ドライブ装置111はCD
−ROM122に記録されたデータを読み取る光学式ピ
ックアップ142を有しており、この光学式ピックアッ
プ142で読み取られたデータは復調回路141で復調
されてインターフェース131に対して暗号化データと
して出力される。
122は、動画像データが圧縮符号化(暗号化)された
状態で記録されており、その一部にインデックス部分と
して画像データのPID(たとえば映画のシーン毎に付
与されたID)とこれに対応するセクタ番号とが記録さ
れている。すなわち、動画像データはすべて暗号化され
ているため、通常の再生方法では全てのデータを復号化
して再生してみなければどのセクタにどの部分のデータ
が格納されているのか分からない。そこで、本実施例で
は図15に示すように、CD−ROM122の一部にデ
ータを識別するIDとセクタ番号とを対応付ける対応記
録部151を設けている。この対応記録部151は当該
CD−ROMがドライブ装置111に装着された初期状
態でスキャンニングされてその内容が後述のセクタ番号
PID対応ポインタテーブル117に複写されるように
なっている。
じてCD−ROM122から読み出された圧縮符号化デ
ータ(暗号化データ)を解読すなわち復号化する機能を
有している。
る。 DES112は同図に示すように、DES実行部
215を有しており、入力データ(IN)を鍵情報21
6で得られるアルゴリズムに基づいて復号して出力デー
タ(OUT)として出力する機能を有している。
を有しており、このモード識別部218は複数のDES
モードの中からそのデータ形式によって最適なモードを
選択してDES実行部215に与える機能を有してい
る。
ジック回路を説明する。図9(a)は、ECB基本モー
ドであり、DES実行部215において、64ビットの
鍵情報216により64ビット入力データ列を64ビッ
トの出力データ列として暗号化(または復号化)するモ
ードである。
DES実行部215において64ビットの入力データ列
を64ビットの鍵情報216で暗号化(または復号化)
した後、再度これをDES実行部215に帰還入力させ
る。このようにデータを全て入力し終えるまでフィード
バックを行い最終結果を出力する方式であり、ファイル
等のデータ処理に適している。
り、エラーの生じ易い通信データや、一つのエラーが他
に与える影響の大きい音声データ等の処理に適してい
る。図9(d)は、CFBモードであり、自己同期形の
データ処理に適している。
ル220に格納されたこれらのモードのうちデータ形式
等を解析して最適なものを読み出してDES実行部21
5に出力する。DES実行部215ではこのようにして
選択されたモードに基づいて暗号化・復号化処理を行
う。
エア構成を示すブロック図である。同図において、入力
側には入力用バッファとして8ビット構成のレジスタが
8個接続されて64ビットのシフトレジスタ(入力レジ
スタ221:REG1)が配置されており、次段には複
数のセレクタselが配置されている。当該セレクタs
elは、後述のDES処理メイン回路225からの出力
か、前記シフトレジスタ221からの出力かを選択的に
入力できるようになっている。
レジスタ223(REG2)が配置されてさらにその次
段にはDES処理メイン回路225が配置されている。
このDES処理メイン回路225がDES実行部215
として機能する。すなわち、DES処理メイン回路22
5には、図9で説明した各種のDESモードがROMと
して登録されており、制御装置113からの指示により
最適なDESモードのロジックを選択して復号処理を行
うようになっている。
前記セレクタselと出力用バッファとしての出力レジ
スタ224(REG3)に分岐されている。そして出力
レジスタ224(REG3)の出力が暗号化または復号
化されたデータとして用いられる。
1である。同図において、入力レジスタ221の出力
は、次サイクルの最初のクロックでレジスタ223から
の出力としてDESの処理がなされる。そして次のクロ
ックで出力レジスタ224より出力される。この出力レ
ジスタ224からの出力時間に入力側では入力レジスタ
221より次サイクルの暗号化データの読み込みが行わ
れている。
としての入力レジスタ221と、出力用バッファとして
の出力レジスタ224とを設けたことにより、暗号化デ
ータの入力と復号化データの出力とをそれぞれ独立して
連続的に行うことができるようになった。そのため、従
来のDESのようにサイクリックに入力と出力とを行う
場合に較べて高速な復号化・暗号化処理が可能である。
じめ所定の方法で使用料を支払った動画像データ等のP
IDとその使用料の残高が記録されている。この課金テ
ーブル114とDES112とはたとえばICカード等
にモジュール化して(SDカード135)内蔵されてお
り、ユーザーはこのSDカード135に直接アクセスす
ることはできないようになっている。ユーザーがSDカ
ード135内の課金テーブル114のデータ内容を書き
換えたいときにはSDカード135を販売店などに持参
して所定の料金の支払う。その後、この販売店に設置さ
れた書換装置(図示せず)で支払い料金に応じた残高値
の更新、または許可PIDの追加登録ができるようにな
っている。
得手段として機能し、具体的にはキーボード(KB)、
モデム(MDM)、マウス(MS)および赤外線受信装
置(OCR)等が接続されている。このうち赤外線受信
装置(OCR)を通じて外部リモコン(図示せず)より
IDを受信することができる。
要求PIDを受け取ると、セクタ番号PID対応ポイン
タテーブル117が参照されて当該PIDに対応したセ
クタ番号が検出される。
ーブル117のテーブル構成を示している。ドライブ装
置111にCD−ROM122が装着されその対応記録
部151が読み取られるとその読み取りデータがこのテ
ーブル117に複写されて内容が更新されるようになっ
ている。
イロードIDに対応したセクタ番号が登録されるように
なっている。外部からの再生要求PIDに基づいてセク
タ番号PID対応ポインタテーブル117がアクセスさ
れてセクタ番号が検索されると、制御装置113はドラ
イブ装置111に対して当該セクタの読み出しを指示す
る。
まずIDフィールド解析部115でIDフィールドが解
析される。IDフィールド解析部115は、DES11
2から読み出した復号データの中からIDフィールドを
抽出してその中からPIDを抽出する。
部115で抽出されたPIDと、課金テーブル114か
ら読み出されたPIDとを比較する機能を有している。
すなわち、課金テーブル114において当該ユーザーに
許可されているPIDとIDフィールド解析部115か
ら抽出されたPIDとが一致するか否かが判定され、一
致する場合にのみ比較器116はON信号をパケットス
イッチ118に対して出力するようになっている。
121に対して出力するデータを切り換える機能を有し
ており、本実施例ではデータを出力しない状態、DES
によって復号化されたデータを出力する状態および画像
メモリ119に蓄積されたスチール画像を出力する状態
のそれぞれに切換可能となっている。
変換器(D/A変換器)で構成されており、CD−RO
M122から読み出したデジタルデータをNTSC信号
等のアナログ信号に変換するためのものであり、ディス
プレイ装置(DSP)、スピーカー(SP)またはイン
ターフェース回路(I/F)を介してプリンタ(PR)
等と接続されている。
11にCD−ROM122が装着されるとブート状態と
なり、制御装置113の指示によりCD−ROM122
の対応記録部151が読み出されてその内容がセクタ番
号PID対応ポインタテーブル117に複写される。
て、CD−ROM122から読み出された圧縮符号化
(暗号化)された状態のデータブロックは、DES11
2で順次復号化される。
の読み出しデータを解析してPID13bを抽出し、こ
のPIDを比較器116に通知する。これと並行して課
金テーブル114からは再生が許可されているデータの
PIDが比較器116に通知される。
IDが課金テーブル114で許可されているPIDと一
致した場合にのみパケットスイッチ118を開く。これ
によってデータフィールドから読み出されてDES11
2で復号化されたデータがディスプレイ装置(DSP)
を通じて出力される。
であった場合には、当該データは再生を許可されていな
いデータであるので、パケットスイッチ118はオフ状
態となり、画像メモリ119に格納された静止画デー
タ、たとえば注意を促す画像データがディスプレイ装置
(DSP)を通じて出力される。
て外部インターフェース回路120よりPIDをインク
リメントするコマ送り等の指示がなされたときにはセク
タ番号をたとえば10セクタずつ加算してドライブ装置
111への読み取りが指示される。これによってコマ送
りによる高速な早送り動画像を実現できる。
からの動画像の再生もPIDを基準にして可能である。
本実施例によれば、データをPIDで管理することと
し、データが圧縮符号化(暗号化)して記録されたCD
−ROM122上にこのPIDとセクタ番号との対応関
係を記録したインデックス部を設け、再生装置側にこの
インデックス部をそのまま複写可能なテーブルを設けア
クセス時にはこのテーブルを参照してPIDからセクタ
番号を検索可能にした。これによりデータが全て圧縮符
号化されている場合にもPIDを識別基準としたランダ
ムサーチや特殊再生を可能にした。
てこのユーザーIDとセクタとを関連付けて管理するよ
うにしたことにより、圧縮符号化(暗号化)されたデー
タについてユーザーの所望する箇所からの再生(ランダ
ムアクセス)や逆再生、さらにはスキップサーチが可能
となった。
の処理を示す説明図
ク図
フロー図
示すブロック図
図
るための図
るための構成を示すブロック図
ンスを説明する図
ーブルの内容を示す説明図
置を示す図
置状態を示す図
Claims (10)
- 【請求項1】 ブロック毎にブロック番号が付与された
状態の入力データを再生するために出力するデータ再生
システムであって、 少なくとも1つ以上のブロックで構成されるデータ列に
付与されたID情報を外部より獲得するID獲得手段
と、 前記ID情報とブロック番号との対応関係が登録され、
前記ID獲得手段から指定されたID情報に対応するブ
ロック番号を検出するID・ブロック番号対応手段と、 前記ID・ブロック番号対応手段により得られたブロッ
ク番号に基づいて前記データの読み出しを指示する読出
制御手段と、 前記読出制御手段により指示された読み出しデータの出
力を制御する出力制御手段とからなるデータ再生システ
ム。 - 【請求項2】 前記に加えて、暗号化または圧縮符号化
された入力データを復号化する復号化手段と、 前記復号化手段に対して暗号化または圧縮符号化された
データを復号化するための個有の鍵情報とを有している
請求項1のデータ再生システム。 - 【請求項3】 前記に加えて、前記鍵情報によって再生
を許諾されたデータのフレームのID情報が登録される
許諾情報管理手段を有する請求項1記載のデータ再生シ
ステム。 - 【請求項4】 前記に加えて、前記許諾情報管理手段に
登録されたID情報と前記読み出しデータのID情報と
を比較する比較手段を有し、 前記出力制御手段は、比較手段からの一致情報に基づい
て読み出しデータの出力を行う請求項3記載のデータ再
生システム。 - 【請求項5】 前記に加えて、鍵格納手段を有してお
り、前記復号化手段は前記鍵情報を前記鍵格納手段から
獲得する請求項2記載のデータ再生システム。 - 【請求項6】 前記に加えて、前記許諾情報管理手段に
は、課金情報が登録され、前記読み出しデータを出力す
る際に課金処理を行う課金処理手段を有している請求項
3記載のデータ再生システム。 - 【請求項7】 前記に加えて、前記データへのアクセス
はセクタ毎に付与されたセクタ番号でなされ、少なくと
も一つ以上のセクタで構成されるフレーム毎にID情報
が付与されており、これらのセクタ番号とID情報との
対応関係を示す対応関係情報が記録された可換型記録媒
体と、 この可換型記録媒体より前記セクタ番号とID情報との
対応関係を示す対応関係情報を読み出す駆動装置と、 駆動装置から読み出された対応関係情報を前記ID・ブ
ロック番号対応手段に登録する初期化手段とを有してい
る請求項1記載のデータ再生システム。 - 【請求項8】 情報格納領域が複数のセクタに分割さ
れ、前記セクタにはセクタ番号を記録するインデックス
部と、データを記録する記録フィールドとからなり、少
なくとも1つ以上のセクタで構成されるフレーム毎に付
与されるID情報が前記インデックス部に記録されてい
るディスク媒体。 - 【請求項9】 ブロック毎にブロック番号が付与されて
入力されたデータの再生・出力を行うデータ再生方法で
あって、 少なくとも1つ以上のブロックで構成されるフレーム毎
に付与されたID情報を獲得するステップと、 前記ID情報とブロック番号の対応関係を示す対応テー
ブルから、外部から指定されたID情報に対応するブロ
ック番号を検出するステップと、 前記対応テーブルより得られたブロック番号に基づいて
前記データの読み出しを行うステップと、 前記読み出しデータのID情報が予め出力の許諾を受け
たID情報であるか否かを検査するステップと、 前記ID情報が許諾されたID情報であるときに、前記
読み出しデータをデータ出力手段に出力するステップと
を有するデータ再生方法。 - 【請求項10】 前記読み出しデータをデータ出力手段
に出力するときに、課金情報を更新するステップを有す
る請求項9記載のデータ再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33235895A JP3739456B2 (ja) | 1994-12-29 | 1995-12-20 | データ再生システム、可換型記録媒体およびデータ再生方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-341068 | 1994-12-29 | ||
JP34106894 | 1994-12-29 | ||
JP33235895A JP3739456B2 (ja) | 1994-12-29 | 1995-12-20 | データ再生システム、可換型記録媒体およびデータ再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08273296A true JPH08273296A (ja) | 1996-10-18 |
JP3739456B2 JP3739456B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=26574172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33235895A Expired - Fee Related JP3739456B2 (ja) | 1994-12-29 | 1995-12-20 | データ再生システム、可換型記録媒体およびデータ再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3739456B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001189914A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-07-10 | Thomson Multimedia Sa | スクランブルされたmpegストリームを記録する方法 |
US6999090B2 (en) | 2002-10-17 | 2006-02-14 | Sony Corporation | Data processing apparatus, data processing method, information storing medium, and computer program |
JP2006246507A (ja) * | 2006-04-03 | 2006-09-14 | Hitachi Ltd | 記録媒体記録装置 |
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