JP2001283503A - 磁気記憶装置のヘッドアンロードの制御方法及び磁気記憶装置 - Google Patents
磁気記憶装置のヘッドアンロードの制御方法及び磁気記憶装置Info
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- JP2001283503A JP2001283503A JP2000095396A JP2000095396A JP2001283503A JP 2001283503 A JP2001283503 A JP 2001283503A JP 2000095396 A JP2000095396 A JP 2000095396A JP 2000095396 A JP2000095396 A JP 2000095396A JP 2001283503 A JP2001283503 A JP 2001283503A
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Abstract
ドがアンロードとロードを繰り返してデータを読みに行
くためのアクセス速度の低下を防止する。 【解決手段】媒体にデータを読み書きする磁気記憶装置
であり、データを格納する媒体と、磁気ヘッドと、スピ
ンドルモータと、磁気ヘッドから媒体へのデータのアク
セスを監視して前記磁気ヘッドのアンロードとスピンド
ルモータのスピンダウンの制御を行う制御器と、ボイス
コイルモータとを備え、制御器は、データアクセスが終
了した時からヘッドアンロードするまでの時間の初期値
をXとしてデータアクセスを行った場合、ヘッドアンロ
ード時間の経過後にデータアクセスが起きたときは、ヘ
ッドアンロード時間を第1の所定値だけ増加させ、ヘッ
ドアンロード時間経過以前にデータアクセスするように
なるまで第1の所定値の増加を繰り返していく。
Description
ドアンロードの制御方法に関し、特に磁気ディスク装置
のヘッドアンロード動作の回数が少なくなるように制御
する方法、及びそのような制御を行う磁気記憶装置に関
する。
ルディスク装置においては、省電力、耐衝撃性の向上、
ヘッドおよび媒体の耐久時間の延長などの理由で、デー
タアクセスが行われないときには磁気ヘッドを媒体外に
停止させ、媒体の回転も停止させる装置が多くなってい
る。特に大容量のフレキシブルディスク装置において
は、ハードディスク装置よりも頻繁にこの動作を行う。
み書きが行われているわけではなく、必要なときのみデ
ータの読み書きが行われる。それ以外のデータアクセス
が行われていない時間においては、磁気ヘッドは媒体上
を任意に移動しているか、媒体上の一定場所にとどまる
か、磁気ヘッドが非動作状態の位置まで移動し媒体の回
転が停止している状態となっている。
書きする場合、データを送受信するホスト側のデータ転
送速度との関係で、常時データのアクセスが行われず
に、間欠的に小さなデータの読み書きが繰り返し行われ
る場合がある。この時、使用している磁気記憶装置とホ
スト側の組み合わせによっては、磁気記憶装置のヘッド
がロード、アンロードを繰り返すような状態に陥る場合
がある。
のアクセスがないとアンロードするように設定されてい
るとする。MP3ファイル(MPEG Audio Layer-3 規格
で圧縮された音声ファイル形式)等の音楽データをこの
磁気記憶装置から読み出して再生している場合、あるデ
ータを読み出してから次のデータを読み出すまでに3秒
以上の空きが生じることがある。この場合、下記に述べ
るような問題点が生じる。
ヘッドが一旦アンロードしてからロードし直してデータ
を読みに行くという動作を繰り返すので、磁気ヘッドの
目標位置までの位置決めに時間がかかり、データのアク
セス時間が長くなるということである。その理由は、ホ
スト側からデータのアクセスを要求する命令があっても
ヘッドアンロードの動作の実行中であると、その動作の
完了まで命令は実行されず待たされるからである。
り返すことにより、ヘッドまたは媒体の寿命を縮めるこ
とである。その理由は、ロード、アンロード動作によ
り、ヘッドと媒体に衝撃が加わるからである。第3の問
題点は固定したアンロード時間、およびスピンドルの停
止時間を設定すると、消費電力のロスが増えてしまうこ
とである。その理由は、データの読み出し間隔がコンピ
ュータ等のホスト側のキャッシュサイズや使用している
ソフト、OS等に依存するので、この現象を常に回避で
きる固定したタイミングを設定しようとすると、アンロ
ードおよびスピンドルの停止時間を必要以上に長く設定
しなければならなくなるからである。
ヘッドのアンロード方法を提供することにある。
媒体にデータを読み書きする磁気記憶装置であり、デー
タを格納する媒体と、前記媒体に格納されたデータを読
み書きする磁気ヘッドと、前記媒体を回転させるスピン
ドルモータと、前記磁気ヘッドから媒体へのデータのア
クセスを監視して前記磁気ヘッドのアンロードとスピン
ドルモータのスピンダウンの制御を行う制御器と、前記
磁気ヘッドをロード・アンロード及びデータアクセスの
ために移動させるボイスコイルモータとを備え、前記制
御器は、データアクセスが終了した時からヘッドアンロ
ードするまでの時間(以下、「ヘッドアンロード時間」
という)の初期値をXとしてデータアクセスを行った場
合、ヘッドアンロード時間の経過後にデータアクセスが
起きたときは、前記ヘッドアンロード時間を第1の所定
値だけ増加させ、前記ヘッドアンロード時間経過以前に
データアクセスするようになるまで前記第1の所定値の
増加を繰り返していくことを特徴とする。
期値がX、データアクセスが終了した時からスピンダウ
ンするまでの時間(以下、「スピンダウン時間」とい
う)の初期値をYとしてデータアクセスを行った場合、
ヘッドアンロード時間の経過後にデータアクセスが起き
たときは、前記ヘッドアンロード時間を第1の所定値だ
け増加させるとともに、前記スピンダウン時間を第2の
所定値だけ増加させることを特徴とする。
読み書きする磁気記憶装置であり、データを格納する媒
体と、前記媒体に格納されたデータを読み書きする磁気
ヘッドと、前記媒体を回転させるスピンドルモータと、
前記磁気ヘッドから媒体へのデータのアクセスを監視し
て前記磁気ヘッドのアンロードとスピンドルモータのス
ピンダウンの制御を行う制御器と、前記磁気ヘッドをロ
ード・アンロードおよびデータアクセスのために移動さ
せるボイスコイルモータとを備え、前記制御器は、ヘッ
ドアンロード時間の初期値をX1として、データアクセ
スを行ったときにヘッドアンロード時間経過後であって
前回のデータアクセス終了から時間tだけ後にデータア
クセスが生じたときは、次回の前記ヘッドアンロード時
間をtに所定の余裕値t0を加えた値とすることを特徴
とする。
ド時間の初期値をX1としスピンダウン時間の初期値を
Y1として、データアクセスを行った場合に、ヘッドア
ンロード時間経過後であって前回のデータアクセス終了
から時間tだけ後にデータアクセスが生じたときは、次
回の前記ヘッドアンロード時間をtに所定の余裕値t0
を加えた値とするとともに、次回の前記のスピンダウン
時間を、現在のスピンダウン時間Yに、tと現在のヘッ
ドアンロード時間Xとの差t−Xと、余裕値t0を加え
た値とすることを特徴とする。
よってリセットされ、データアクセス終了によってカウ
ントを始めるタイマーカウンタと、ある設定時間Xが記
憶されており、前記タイマーカウンタの時間が前記設定
時間より大きくなったら、前記ボイスコイルモーを制御
し、前記磁気ヘッドを媒体の外側に位置するロードラン
プへと移動させるヘッドパーク時間検出器と、ある設定
された時間Yが記憶されており、前記タイマーカウンタ
の時間が設定された時間より大きくなったら、前記スピ
ンドルモータを停止させるスピンダウン時間検出器と、
上位装置からのアクセス命令を監視しデータアクセスが
あるかどうかを判断し前回のデータアクセスから次のア
クセスまでの時間tを検出する機能を有し、X、Yの値
を変更する動作を行う制御部と、を含むことを特徴とす
る。
データを格納する媒体と、前記媒体に格納されたデータ
を読み書きする磁気ヘッドと、前記媒体を回転させるス
ピンドルモータと、前記磁気ヘッドから媒体へのデータ
のアクセスを監視して前記磁気ヘッドのアンロードとス
ピンドルモータのスピンダウンの制御を行う制御器と、
前記磁気ヘッドをロード・アンロードのために移動させ
るボイスコイルモータとを備える磁気記憶装置のヘッド
アンロードの制御方法であり、前記制御器が、ヘッドア
ンロード時間の初期値をXとして、データアクセスを行
ったときにデータアクセス以前にヘッドアンロードが起
きたときは、前記ヘッドアンロード時間を所定値だけ増
加させ、前記ヘッドアンロード時間経過以前にデータア
クセスするようになるまで前記所定値の増加を繰り返し
ていくことを特徴とする。
データを格納する媒体と、前記媒体に格納されたデータ
を読み書きする磁気ヘッドと、前記媒体を回転させるス
ピンドルモータと、前記磁気ヘッドから媒体へのデータ
のアクセスを監視して前記磁気ヘッドのアンロードとス
ピンドルモータのスピンダウンの制御を行う制御器と、
前記磁気ヘッドをロード・アンロードのために移動させ
るボイスコイルモータとを備える磁気記憶装置のヘッド
アンロードの制御方法であり、前記制御器は、ヘッドア
ンロード時間の初期値をX1として、データアクセスを
行ったときにヘッドアンロード時間経過後であって前回
のデータアクセス終了から時間tだけ後にデータアクセ
スが生じたときは、次回の前記ヘッドアンロード時間を
tに所定の余裕値t0を加えた値とすることを特徴とす
る。
ード方法は、コンピュータ等のホスト側から磁気記憶装
置へのデータアクセスが、ある一定間隔で繰り返し行わ
れるとき、ヘッドのアンロードまでの待ち時間を自動的
に延ばすことにより、データアクセス時間の短縮と、無
駄に行われるヘッドのロードアンロードの回数を低減す
るものである。
について図面を参照して詳細に説明する。
は、データを格納する媒体21と、データを読み書きす
る磁気ヘッド23と、媒体21を回転させるスピンドル
モータ22と、磁気ヘッド23から媒体21へのデータ
のアクセスを監視し磁気ヘッド23のアンロードとスピ
ンドルモータのスピンダウン(回転停止)の制御を行う
制御器26と、磁気ヘッド23をロード・アンロードさ
せるためにおよびデータのアクセスのため移動させるボ
イスコイルモータ25とを具備する。
1へのデータのアクセスを監視し、データのリード、ラ
イトすなわちデータアクセスによってリセットされ、リ
ード、ライト終了(データアクセス終了)によってカウ
ントを始めるタイマーカウンタ27を有している。ヘッ
ドパーク時間検出器28にはある設定された時間Xが記
憶されており、タイマーカウンタ27の時間が前述の設
定された時間より大きくなったら、ヘッドパーク時間検
出器28はボイスコイルモー25を制御し、磁気ヘッド
23を媒体の外側に位置するロードランプ24へと移動
させる。同様にスピンダウン時間検出器29にはある設
定された時間Yが記憶されており、タイマーカウンタ2
7の時間が設定された時間より大きくなったら、スピン
ドルモータ22を制御し、スピンドルモータ22を停止
させる。ここで、ヘッドアンロードよりスピンダウンが
先に起こることがないようにY>XとなるようにX、Y
を選ぶ。制御部11は制御器26の全体の統括を行い、
上位装置10からのアクセス命令を監視しデータアクセ
スがあるかどうかを判断し、上記のX、Yの値を変更さ
せる等の動作を行う。
て説明する。
照して行う。図1において、アクセス終了後、予め設定
したヘッドのアンロード時間Xが経過しても次のアクセ
スがない場合は、次回のアンロード時間Xとスピンドル
停止時間Yをそれぞれ一定値延ばす。スピンドル停止時
間を経過しても次のアクセスがない場合は、前述の2つ
の時間X、Yを初期値に戻す。次のデータアクセスが図
1の区間b内で行われる場合であれば、前述の2つの時
間XとYは延長されていくので、区間b内でのデータア
クセスが繰り返し行われると、aの区間が延長されてい
き、最後にはヘッドがアンロードしないでデータアクセ
スが行われるようになる。
て図3を用いて更に詳細に説明する。図3は、第1の実
施の形態における制御器の動作を示すフローチャートで
ある。本実施形態においては、媒体21へのデータアク
セスが終了しても磁気ヘッド23はある設定された時間
の間は媒体上にとどまらせるようにする。まず制御部1
1は、データアクセスがあった場合、ボイスコイルモー
タ25や磁気ヘッド23にデータアクセスの動作を行わ
せ、次のデータアクセスの終了を待つ(ステップ31)。
次に磁気ヘッド23から得たデータに基づいてデータア
クセスが終了しているかどうかを判断する(ステップ3
2)。終了している場合は、磁気ヘッド23がアンロー
ドするまでの時間内(区間a内)に次のデータアクセス
があるかどうかを上位装置12からアクセス命令がある
かどうかをもとにチェックする(ステップ33)。
クセスの動作を行わせ、次のデータアクセスの終了を待
つ(ステップ31)。データアクセスが行われると、その
時点でタイマーカウンタ27がリセットされ、未実施の
アンロードとスピンドル停止動作はキャンセルされる。
データアクセスがなかった場合は、制御部11は次以降
のヘッドパーク時間検出器28のヘッドアンロード時間
Xとスピンダウン時間検出器29のスピンダウン時間Y
にそれぞれある決められた値X1、Y1だけ加算する
(ステップ34)。このとき、磁気ヘッド23は媒体の
外側にあるロードランプ24へとアンロードする(ステ
ップ35)。ここではまだスピンドルモータは回転して
いる。尚、X1≦Y1なるようにX1、Y1を選ぶ。こ
のようにしないとX>Yとなるケースが生じ具合悪いか
らである。
停止するまでの時間内(区間b内)にデータアクセスが
あるかどうかをチェックする(ステップ36)。データ
アクセスがあった場合、データアクセス動作を行い、値
X、Yはすでに変更した値をそのまま保持して、次のデ
ータアクセス終了を待つ(ステップ31)。データアク
セスがなかった場合、制御部11は次以降のヘッドアン
ロード時間Xとスピンダウン時間Yをある設定された初
期値X0,Y0に戻し(ステップ37)、スピンドルを
停止させる(ステップ38)。
念を説明する。コンピュータ等の上位装置12から磁気
記憶装置へのデータアクセスが、間欠的に一定の間隔で
行われていると仮定する。前回のデータアクセスからあ
る一定の時間が経過し、次のデータアクセスが図4の破
線の位置で起きる場合を考える(図4(a)の状態)。こ
の場合は区間a内ではデータアクセスがなく、すなわち
前回のデータアクセスからX0だけ時間が経過する以前
にデータアクセスがないので、磁気ヘッド23はアンロ
ードした状態となる。しかし、区間b内でデータアクセ
スが起きるケース(スピンダウン予定時間Y0経過以前
にデータアクセスが起こるケース)であるので、本発明
による制御方法を用いると次回のヘッドアンロード時間
とスピンダウン時間をそれぞれX1、Y1だけ延長する
(図4(b)の状態)。この場合でも、その次のデータア
クセスが起こる時点が図2(b)における区間aの中に
入っておらず、X0+X1だけ時間が経過した後にデー
タアクセスが起こることになるので、依然として磁気ヘ
ッド23がアンロードされる。そこでもう一回ヘッドア
ンロード時間とスピンダウン時間をX1、Y1だけ延長
すると図4(c)の状態になる。この状態になるとデー
タアクセスは区間a内で行われるようになり、磁気ヘッ
ド23のアンロードが行われなくなる。
する。
スまでの時間tを正しく把握できる場合、その時間tを
用いて一度でヘッドのアンロードが行われないようにす
る方法も考えられるのでこれを以下に図5と図6を用い
て説明する。
のデータアクセスまでの時間をtとし、現在のヘッドア
ンロード時間をX、スピンダウン時間をYとする。図6
は、上記の第2の実施形態における制御器26の動作を
示すフローチャートである。まず制御部11は、データ
アクセスがあった場合、ボイスコイルモータ25や磁気
ヘッド23にデータアクセスの動作を行わせ、次のデー
タアクセスの終了を待つ(ステップ61)。次に磁気ヘッ
ド23から得たデータに基づいてデータアクセスが終了
しているかどうかを判断する(ステップ62)。終了し
ている場合は、磁気ヘッド23がアンロードするまでの
時間内(区間a内)に次のデータアクセスがあるかどう
かを上位装置12からアクセス命令があるかどうかをも
とにチェックする(ステップ63)。
クセスの動作を行わせ、次のデータアクセスの終了を待
つ(ステップ61)。データアクセスが行われると、そ
の時点でタイマーカウンタ27がリセットされ、未実施
のアンロードとスピンドル停止動作はキャンセルされ
る。データアクセスがなかった場合は、磁気ヘッド23
はロードランプ24へとアンロードする(ステップ6
4)。ここではまだスピンドルモータは回転している。
停止するまでの時間内(区間b内)にデータアクセスが
あるかどうかをチェックする(ステップ65)。データ
アクセスがあった場合、制御部11は、次のスピンダウ
ン時間Y1を、現在のスピンダウン時間Yに、前回のデ
ータアクセスから次のデータアクセスまでの時間tと現
在のヘッドアンロード時間X(区間aの時間長)の差t
−Xと、ある決められた余裕を取るための値t0とを加
えた値とし、また、次のヘッドアンロード時間X1をt
+t0に設定する(ステップ66)。そして次のデータ
アクセス終了を待つ(ステップ61)。
11は次以降のヘッドアンロード時間X1とスピンダウ
ン時間Y1をある設定された初期値X0、Y0に戻し
(ステップ67)、スピンドルを停止させる(ステップ
68)。
ド23がアンロードしなくなる状態に試行錯誤すること
なしに一度で到達することができるという効果がある
が、その代わりデータアクセス終了までの時間をタイム
カウンタ27の値をもとに正確に監視し、前回のデータ
アクセスから次のアクセスまでの時間tを検出する機能
を制御部11がもつことが必要となる。
て間欠的なデータアクセスが続く場合、ホストから磁気
ディスク装置に対するデータアクセスの速度が向上する
ことである。その理由は、ヘッドがアンロード状態にあ
るときにロード状態にするまでは上位装置からアクセス
要求があってもデータにアクセスすることができないた
め、ロード状態になるまで待たなければならないが、ヘ
ッドアンロード状態とならないようヘッドアンロード時
間を調節するため、ヘッドロード状態になるまで待つ時
間が短縮できるからである。
ド、媒体の寿命が向上することである。その理由は、間
欠的なデータアクセスが続く場合に、データアクセスの
度に毎回ロード、アンロード動作を繰り返すことを防止
し、これにより起こるロード、アンロード動作の回数が
減少するからである。
ン時間Yとの関係を示す図である。
ブロック図である。
ーチャートである。
図である。図4(a)はヘッドアンロード時間(区間a
の長さ)が初期値の場合、図4(b)は区間aが延長さ
れた場合、図4(c)は区間aがさらに延長された場合
を示す図である。
ための図である。
ーチャートである。
Claims (10)
- 【請求項1】 磁気記録媒体(以下、「媒体」という)
にデータを読み書き(以下、「データアクセス」とい
う)する磁気記憶装置であり、 データを格納する媒体と、 前記媒体に格納されたデータを読み書きする磁気ヘッド
と、 前記媒体を回転させるスピンドルモータと、 前記磁気ヘッドから媒体へのデータのアクセスを監視し
て前記磁気ヘッドのアンロードとスピンドルモータのス
ピンダウンの制御を行う制御器と、 前記磁気ヘッドをロード・アンロード及びデータアクセ
スのために移動させるボイスコイルモータとを備え、 前記制御器は、データアクセスが終了した時からヘッド
アンロードするまでの時間(以下、「ヘッドアンロード
時間」という)の初期値をXとしてデータアクセスを行
った場合、ヘッドアンロード時間の経過後にデータアク
セスが起きたときは、前記ヘッドアンロード時間を第1
の所定値だけ増加させ、前記ヘッドアンロード時間経過
以前にデータアクセスするようになるまで前記第1の所
定値の増加を繰り返していくことを特徴とする磁気記憶
装置。 - 【請求項2】 前記制御器は、ヘッドアンロードの初期
値がX、データアクセスが終了した時からスピンダウン
するまでの時間(以下、「スピンダウン時間」という)
の初期値をYとしてデータアクセスを行った場合、ヘッ
ドアンロード時間の経過後にデータアクセスが起きたと
きは、前記ヘッドアンロード時間を第1の所定値だけ増
加させるとともに、前記スピンダウン時間を第2の所定
値だけ増加させることを特徴とする請求項1記載の磁気
記憶装置。 - 【請求項3】 前記制御器は、 データアクセスによってリセットされ、データアクセス
終了によって時間のカウントを始めるタイマーカウンタ
と、 前記ヘッドアンロード時間Xが記憶されており、前記タ
イマーカウンタのカウント値が前記時間Xより大きくな
ったら、前記ボイスコイルモーを制御し、前記磁気ヘッ
ドを媒体の外側に位置するロードランプへと移動させる
ヘッドパーク時間検出器と、 ある設定された時間Yが記憶されており、前記タイマー
カウンタのカウント値がより時間Yより大きくなった
ら、前記スピンドルモータを停止させるスピンダウン時
間検出器と、 上位装置からのアクセス命令を監視しデータアクセスが
あるかどうかを判断し、X、Yの値を変更する動作を行
う制御部と、 を含むことを特徴とする請求項1または2記載の磁気記
憶装置。 - 【請求項4】 媒体にデータを読み書きする磁気記憶装
置であり、 データを格納する媒体と、 前記媒体に格納されたデータを読み書きする磁気ヘッド
と、 前記媒体を回転させるスピンドルモータと、 前記磁気ヘッドから媒体へのデータのアクセスを監視し
て前記磁気ヘッドのアンロードとスピンドルモータのス
ピンダウンの制御を行う制御器と、 前記磁気ヘッドをロード・アンロードおよびデータアク
セスのために移動させるボイスコイルモータとを備え、 前記制御器は、ヘッドアンロード時間の初期値をX1と
して、データアクセスを行ったときにヘッドアンロード
時間経過後であって前回のデータアクセス終了から時間
tだけ後にデータアクセスが生じたときは、次回の前記
ヘッドアンロード時間をtに所定の余裕値t0を加えた
値とすることを特徴とする磁気記憶装置。 - 【請求項5】 前記制御器は、ヘッドアンロード時間の
初期値をX1としスピンダウン時間の初期値をY1とし
て、データアクセスを行った場合に、ヘッドアンロード
時間経過後であって前回のデータアクセス終了から時間
tだけ後にデータアクセスが生じたときは、次回の前記
ヘッドアンロード時間をtに所定の余裕値t0を加えた
値とするとともに、次回の前記のスピンダウン時間を、
現在のスピンダウン時間Yに、tと現在のヘッドアンロ
ード時間Xとの差t−Xと、余裕値t0を加えた値とす
ることを特徴とする請求項4記載の磁気記憶装置。 - 【請求項6】 前記制御器は、 データアクセスによってリセットされ、データアクセス
終了によってカウントを始めるタイマーカウンタと、 ある設定時間Xが記憶されており、前記タイマーカウン
タの時間が前記設定時間より大きくなったら、前記ボイ
スコイルモーを制御し、前記磁気ヘッドを媒体の外側に
位置するロードランプへと移動させるヘッドパーク時間
検出器と、 ある設定された時間Yが記憶されており、前記タイマー
カウンタの時間が設定された時間より大きくなったら、
前記スピンドルモータを停止させるスピンダウン時間検
出器と、 上位装置からのアクセス命令を監視しデータアクセスが
あるかどうかを判断し前回のデータアクセスから次のア
クセスまでの時間tを検出する機能を有し、X、Yの値
を変更する動作を行う制御部と、を含むことを特徴とす
る請求項4または5記載の磁気記憶装置。 - 【請求項7】 データを格納する媒体と、前記媒体に格
納されたデータを読み書きする磁気ヘッドと、前記媒体
を回転させるスピンドルモータと、前記磁気ヘッドから
媒体へのデータのアクセスを監視して前記磁気ヘッドの
アンロードとスピンドルモータのスピンダウンの制御を
行う制御器と、前記磁気ヘッドをロード・アンロードの
ために移動させるボイスコイルモータとを備える磁気記
憶装置のヘッドアンロードの制御方法であり、 前記制御器は、データアクセスした時からヘッドアンロ
ードするまでの時間(以下、「ヘッドアンロード時間」
という)の初期値をXとして、データアクセスを行った
ときにデータアクセス以前にヘッドアンロードが起きた
ときは、前記ヘッドアンロード時間を所定値だけ増加さ
せ、前記ヘッドアンロード時間経過以前にデータアクセ
スするようになるまで前記所定値の増加を繰り返してい
くことを特徴とするヘッドアンロードの制御方法。 - 【請求項8】 データを格納する媒体と、前記媒体に格
納されたデータを読み書きする磁気ヘッドと、前記媒体
を回転させるスピンドルモータと、前記磁気ヘッドから
媒体へのデータのアクセスを監視して前記磁気ヘッドの
アンロードとスピンドルモータのスピンダウンの制御を
行う制御器と、前記磁気ヘッドをロード・アンロードの
ために移動させるボイスコイルモータとを備える磁気記
憶装置のヘッドアンロードの制御方法であり、 制御部はデータアクセスの動作の終了を待ちデータアク
セスが終了しているかどうかを判断し、 データアクセスが終了しているときは磁気ヘッドがアン
ロード時間X経過前に次のデータアクセスがあるかどう
かをチェックし、 データアクセスがあった場合はデータアクセスの動作を
行わせ次のデータアクセスの終了を待ち、無かった場合
は、次以降のヘッドパーク時間検出器のヘッドアンロー
ド時間Xとスピンダウン時間検出器のスピンダウン時間
Yにそれぞれある決められた値X1、Y1だけ加算し、 磁気ヘッドは媒体の外側にあるロードランプへとアンロ
ードし、 次にスピンドルモータが停止するまでの時間内(区間b
内)にデータアクセスがあるかどうかをチェックし、 データアクセスがあった場合は、データアクセス動作を
行い、値X、Yはすでに変更した値をそのまま保持し
て、次のデータアクセス終了を待ち、データアクセスが
なかった場合は、次以降のヘッドアンロード時間X0と
スピンダウン時間Y0をある設定された初期値X0,Y
0に戻し、スピンドルを停止させることを特徴とするヘ
ッドアンロードの制御方法。 - 【請求項9】 データを格納する媒体と、前記媒体に格
納されたデータを読み書きする磁気ヘッドと、前記媒体
を回転させるスピンドルモータと、前記磁気ヘッドから
媒体へのデータのアクセスを監視して前記磁気ヘッドの
アンロードとスピンドルモータのスピンダウンの制御を
行う制御器と、前記磁気ヘッドをロード・アンロードの
ために移動させるボイスコイルモータとを備える磁気記
憶装置のヘッドアンロードの制御方法であり、 前記制御器は、ヘッドアンロード時間の初期値をX1と
して、データアクセスを行ったときにヘッドアンロード
時間経過後であって前回のデータアクセス終了から時間
tだけ後にデータアクセスが生じたときは、次回の前記
ヘッドアンロード時間をtに所定の余裕値t0を加えた
値とすることを特徴とするヘッドアンロードの制御方
法。 - 【請求項10】 データを格納する媒体と、前記媒体に
格納されたデータを読み書きする磁気ヘッドと、前記媒
体を回転させるスピンドルモータと、前記磁気ヘッドか
ら媒体へのデータのアクセスを監視して前記磁気ヘッド
のアンロードとスピンドルモータのスピンダウンの制御
を行う制御器と、前記磁気ヘッドをロード・アンロード
のために移動させるボイスコイルモータとを備える磁気
記憶装置のヘッドアンロードの制御方法であり、 制御部はデータアクセスの動作の終了を待ちデータアク
セスが終了しているかどうかを判断し、 データアクセスが終了しているときは磁気ヘッドがアン
ロード時間X経過前に次のデータアクセスがあるかどう
かをチェックし、 データアクセスがあった場合はデータアクセスの動作を
行わせ次のデータアクセスの終了を待ち、無かった場合
は、磁気ヘッドは媒体の外側にあるロードランプへとア
ンロードし、 次にスピンドルモータが停止するまでの時間内(区間b
内)にデータアクセスがあるかどうかをチェックし、 データアクセスがあった場合は、次のスピンダウン時間
Y1を、現在のスピンダウン時間Yに、前回のデータア
クセスから次のデータアクセスまでの時間tと現在のヘ
ッドアンロード時間X(区間aの時間長)の差t−X
と、ある決められた余裕を取るための値t0とを加えた
値とし、また、次のヘッドアンロード時間X1をt+t
0に設定し、次のデータアクセス動作を行い、次のデー
タアクセス終了を待ち、データアクセスがなかった場合
は、次以降のヘッドアンロード時間X0とスピンダウン
時間Y0をある設定された初期値X0,Y0に戻し、ス
ピンドルを停止させることを特徴とするヘッドアンロー
ドの制御方法。
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