JP2001283350A - 遺失防止方法、遺失防止システム、遺失防止用マスタ装置およびコンピュータ読取り可能な記憶媒体 - Google Patents

遺失防止方法、遺失防止システム、遺失防止用マスタ装置およびコンピュータ読取り可能な記憶媒体

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JP2001283350A
JP2001283350A JP2000092457A JP2000092457A JP2001283350A JP 2001283350 A JP2001283350 A JP 2001283350A JP 2000092457 A JP2000092457 A JP 2000092457A JP 2000092457 A JP2000092457 A JP 2000092457A JP 2001283350 A JP2001283350 A JP 2001283350A
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JP
Japan
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master device
slave
person
slave device
data
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Application number
JP2000092457A
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English (en)
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Itsuo Chikahisa
嚴雄 近久
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所有者は自らの所有物を置き忘れたり、落とし
たり、あるいは盗まれた場合でも、その行為を迅速かつ
確実に認知して所有物の遺失を防止する。 【解決手段】所有者10に関連する複数の所有物2〜4
および被保護者5の遺失を防止する遺失防止システム
1。所有者10のベルト11に取り付けられた無線デー
タ通信機能を有するマスタ装置15と、複数の所有物2
〜4および被保護者5に取り付けられマスタ装置15と
無線データ通信可能なスレーブ装置16a〜16a
とを備え、マスタ装置15は、スレーブ装置16a
16aがマスタ装置15と無線データ通信可能なエリ
ア内に位置しているか否かを判断する処理と、この判断
の結果、スレーブ装置16a〜16aが無線データ
通信可能なエリア内に位置していないと判断された場合
に、所有者10に対して警報を出力する処理とを無線通
信アンテナ20、無線送受信・変復調制御部21、メモ
リ23およびHMI24と共に行なうコントローラ22
を備えている(図2参照)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人が所有、保護あ
るいは携帯する少なくとも1つの有体物を遺失すること
を防止するための遺失防止方法、遺失防止システム、遺
失防止用マスタ装置およびコンピュータ読取り可能な記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カバン、財布、傘、携帯電話等
の所有物を所有する所有者は、その所有物を落とした
り、置き忘れたりして遺失したり、あるいは、盗まれて
遺失することを防止するため、絶えず、自らの所有物に
気を配っている。
【0003】また、子供等の被保護者を保護観察してい
る保護者は、例えば公園や遊園地等で子供を遊ばせてい
る際に、被保護者が迷子や誘拐されないように、監視し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、所有者
が自らの所有物に気を配るのにも限界があり、うっかり
落としたり、置き忘れて遺失した場合には、その遺失物
を取り戻すことは非常に困難であった。
【0005】また、スリや置き引き等、所有物を盗難に
より遺失した場合においても、その遺失物を取り戻すこ
とは、置き忘れ等の場合よりもさらに困難であった。
【0006】そして、従来においては、保護者がうっか
り目を離した隙に、被保護者が保護者の監視可能領域か
ら自主的に離れて迷子になったり、他者の行為により監
視可能領域から連れ去られて誘拐された場合(なお、本
明細書では、被保護者が迷子、誘拐されることも、“遺
失”の概念に含めるものとする)には、その迷子および
誘拐の発生を保護者が迅速に気付くことができなかっ
た。
【0007】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、所有者が自らの所有物を置き忘れたり、落とした
り、あるいは盗まれた場合でも、その行為を所有者に対
して迅速に知らせることにより、所有者は上記行為を迅
速かつ確実に認知して所有物の遺失を防止することがで
きる遺失防止方法、遺失防止システム、遺失防止用マス
タ装置およびコンピュータ読取り可能な記憶媒体を提供
することをその第1の目的とする。
【0008】また、本発明は上述した事情に鑑みてなさ
れたもので、保護者が目を離したすきに子供が監視可能
領域から外れても、その外れたことを迅速に保護者に知
らせることにより、保護者は、被保護者の逸脱行為を迅
速かつ確実に認知することができ、子供の遺失を防止す
ることができる遺失防止方法、遺失防止システム、遺失
防止用マスタ装置およびコンピュータ読取り可能な記憶
媒体を提供することをその第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための請求項1記載の発明によれば、人に関連する少な
くとも1つの有体物の遺失を防止する遺失防止システム
であって、前記人の身体、その身体に装着する装着物お
よび前記人が携帯する携帯物の内の少なくとも一方に取
り付けられた無線データ通信機能を有するマスタ装置
と、前記少なくとも1つの有体物に取り付けられ前記マ
スタ装置と無線データ通信可能なスレーブ装置とを備
え、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置が当該マスタ
装置と無線データ通信可能なエリア内に位置しているか
否かを判断する判断手段と、この判断の結果、前記スレ
ーブ装置が前記無線データ通信可能なエリア内に位置し
ていないと判断された場合に、前記人に対して警報を出
力する警報出力手段とを備えている。
【0010】上述した目的を達成するための請求項2記
載の発明によれば、人に関連する複数の有体物の遺失を
防止する遺失防止システムであって、前記人の身体、そ
の身体に装着する装着物および前記人が携帯する携帯物
の内の少なくとも一方に取り付けられた無線データ通信
機能を有するマスタ装置と、前記複数の有体物にそれぞ
れ取り付けられ前記マスタ装置と無線データ通信可能な
複数のスレーブ装置とを備え、前記マスタ装置は、前記
複数のスレーブ装置に対して、当該マスタ装置への返信
要求を含む要求データをそれぞれ送信する要求データ送
信手段と、前記複数のスレーブ装置からの前記要求デー
タに対応する返信データを受信したか否かを当該複数の
スレーブ装置毎に判断する第1の判断手段と、この判断
の結果、返信データ未受信のスレーブ装置が存在する際
に、予め定められた回数に基づいて当該スレーブ装置に
対して前記要求データを繰り返し送信する手段と、前記
返信データ未受信のスレーブ装置に対する要求データの
繰り返し送信処理毎に、当該未受信スレーブ装置からの
返信データを受信したか否かを判断する第2の判断手段
と、この第2の判断手段による判断の結果、所定回の要
求データ送信処理後においても、前記未送信スレーブ装
置からの返信データを受信できない場合に、当該スレー
ブ装置は前記無線データ通信可能なエリア内に位置して
いないと判断する手段とを備えており、前記各スレーブ
装置は、前記マスタ装置からの要求データを受信した際
に、当該マスタ装置へ返信データを送信する返信データ
送信手段を備えている。
【0011】請求項3記載の発明では、前記スレーブ装
置は、前記マスタ装置に対して、前記マスタ装置の位置
確認用データを送信する手段を備え、前記マスタ装置
は、前記スレーブ装置からの前記位置確認用データを受
信したか否かを判断する第1の判断手段と、この判断の
結果、前記位置確認用データを受信できないスレーブ装
置が存在する際に、所定時間内において当該位置確認用
データ未受信のスレーブ装置からの前記位置確認用デー
タの受信の有無の判断を繰り返し行なう繰り返し判断手
段と、前記所定時間内の繰り返し判断処理においても前
記未受信スレーブ装置からの位置確認用データを受信で
きない場合に、当該スレーブ装置は前記無線データ通信
可能なエリア内に位置していないと判断する手段とを備
えている。
【0012】請求項4記載の発明では、前記マスタ装置
は、当該マスタ装置に割当てられた無線通信用のマスタ
アドレスおよび前記複数のスレーブ装置それぞれに対し
て割当てられた前記無線通信用のスレーブアドレスを記
憶する記憶手段を備えており、前記要求データ送信手段
は、前記マスタ装置のマスタアドレスを送信元アドレス
として含み、かつ送信先アドレスとして前記各スレーブ
アドレスを含む要求データを生成して対応する各スレー
ブ装置へ送信する手段であり、前記各スレーブ装置の返
信データ送信手段は、前記マスタ装置からの要求データ
を受信した際に、送信元アドレスとして当該自スレーブ
装置のスレーブアドレスを含み、かつ送信先アドレスと
して前記マスタ装置のマスタアドレスを含む返信データ
を生成して前記マスタ装置へ送信する手段である。
【0013】上述した目的を達成するための請求項5記
載の発明によれば、人に関連する少なくとも1つの有体
物に取り付けられたスレーブ装置に対して無線データ通
信可能であり、前記人の身体、その身体に装着する装着
物および前記人が携帯する携帯物の内の少なくとも一方
に取り付けられた遺失防止用マスタ装置であって、前記
スレーブ装置が当該マスタ装置と無線データ通信可能な
エリア内に位置しているか否かを判断する判断手段と、
この判断の結果、前記スレーブ装置が前記無線データ通
信可能なエリア内に位置していないと判断された場合
に、前記人に対して警報を出力する警報出力手段とを備
えている。
【0014】上述した目的を達成するための請求項6記
載の発明によれば、人に関連する少なくとも1つの有体
物の遺失を防止する遺失物防止方法であって、前記人の
身体、その身体に装着する装着物および前記人が携帯す
る携帯物の内の少なくとも一方に無線データ通信機能を
有するマスタ装置を取り付けるステップと、前記少なく
とも1つの物に前記マスタ装置と無線データ通信可能な
スレーブ装置を取り付けるステップと、前記スレーブ装
置が当該マスタ装置と無線データ通信可能なエリア内に
位置しているか否かを判断するステップと、この判断の
結果、前記スレーブ装置が前記無線データ通信可能なエ
リア内に位置していないと判断された場合に、前記人に
対して警報を出力するステップとを備えている。
【0015】上述した目的を達成するための請求項7記
載の発明によれば、人に関連する少なくとも1つの有体
物に取り付けられたスレーブ装置に対して無線データ通
信可能であり、前記人の身体、その身体に装着する装着
物および人が携帯する携帯物の内の少なくとも一方に取
り付けられた遺失物防止用マスタ端末のコンピュータが
読取り可能な記憶媒体であって、前記スレーブ装置が当
該マスタ端末のコンピュータと無線データ通信可能なエ
リア内に位置しているか否かを前記コンピュータに判断
させるための手順と、前記コンピュータにより、前記ス
レーブ装置が前記無線データ通信可能なエリア内に位置
していないと判断された場合に、前記コンピュータによ
り前記人に対して警報を出力させる処理を実行させる手
順とを備えている。
【0016】
【発明の実施形態】本発明に係る遺失防止方法、遺失防
止システム、遺失防止用マスタ装置およびコンピュータ
読取り可能な記憶媒体の実施の形態について、添付図面
を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態に係る遺失防
止システム1のハードウエア構成および使用状況を示す
図である。
【0018】図1によれば、遺失物防止システム1は、
複数の所有物であるカバン2、財布3、傘4を所有・所
持するとともに、自らの被保護者である子供5を保護・
監視している所有者(保護者)10が身体に装着する例
えばベルト11に取り付けられた無線データ通信機能を
有するマスタ装置15と、複数の所有物2〜4および子
供5に取り付けられマスタ装置15と例えば赤外線、電
波等の媒体を介して無線データ通信可能な複数のスレー
ブ装置16a〜16aとを備えている。
【0019】すなわち、複数のスレーブ装置16a
16aは、マスタ装置15に対して無線データ通信可
能なエリア内に位置している際には、それら複数のスレ
ーブ装置16a〜16aおよびマスタ装置15によ
り、マスタ装置15を中心とした無線通信ネットワーク
が構築されている。なお、図1においては、4個のスレ
ーブ装置16a〜16an=4として説明する。
【0020】マスタ装置15はベルト11に装着可能な
程度の大きさであり、また、スレーブ装置16a〜1
6aは、カバン2等に目立たない程度に取り付けられ
る例えばコイン程度の大きさである。なお、子供5に対
しては、そのポケットに入れておいてもよく、あるいは
時計やブレスレット等の装身具の一部に取り付けておい
てもよい。
【0021】特に、本実施形態では、無線データ通信技
術として、電波による近距離エリア(例えば、無線デー
タ通信可能エリアとして、マスタ装置15から約半径1
00m以下のエリアであり、特に、本実施形態ではマス
タ装置15から約半径10m以下のエリアとする)にお
ける無線データ通信インタフェース技術(方式)である
“Bluetooth”を用いている。
【0022】なお、Bluetooth以外の他の無線
データ通信インタフェース技術(方式)、例えば赤外線
利用データ通信方式であるIrDA(IrDA Con
trol)方式や、上記Bluetoothと同一の周
波数帯域の電波を通信媒体としたHome RF方式等
があり、これらを用いることも可能である。
【0023】図2は、図1に示す遺失防止システム1を
構成するBluetooth方式のマスタ装置15およ
びBluetooth方式のスレーブ装置16a1〜1
6a4の概略構成を示すブロック図である。
【0024】図2に示すように、マスタ装置15は、図
2に示すように、無線通信アンテナ(RFアンテナ)2
0と、この無線通信アンテナ20を介して、自マスタ装
置15から約10m以内において、例えば2.4GHz
の周波数帯域の電波(無線データ)を送受信(通信)す
る機能、受信した電波を復調してディジタル型の無線デ
ータを取り出す機能および自マスタ装置15からディジ
タル型の無線データをディジタル変調して送信する機能
を有する無線送受信・変復調制御部21と、各スレーブ
装置16a1〜16a4に対する無線データ通信を正確
に行なうための無線データ通信プロトコル(例えば、T
CP/IP等)に基づく処理を含むマスタ装置15全体
の処理実行用のコントローラ(コンピュータ)22と、
このコントローラ22の処理プログラムおよび処理時の
データ等を記憶するコントローラ読取り可能な記憶媒体
としてのフラッシュEEPROM等のメモリ23と、コ
ントローラ22の処理により所有者10に対して振動、
ブザー、音声等の複数の出力形態の内の少なくとも1形
態で警報を出力するためのHMI(Human Mac
hine Interface)24とを備えている。
【0025】このHMI24が例えば複数の警報出力形
態をサポートする場合には、例えば、各スレーブ装置1
6a〜16aが取り付けられる物(所有物、子供
等)に応じて切替えられるようになっている。
【0026】スレーブ装置16a〜16aは、無線
通信アンテナ30と、マスタ装置15の無線送受信・変
復調制御部21と同様に、無線通信アンテナ30を介し
たマスタ装置15との間の無線データ送受信機能および
変復調機能を有する無線送受信・変復調制御部31と、
上記無線データ通信プロトコルに基づく処理を含むスレ
ーブ装置全体の処理実行用のコントローラ(コンピュー
タ)32と、コントローラ32の処理に必要なメモリ3
3とを備えている。
【0027】また、子供5に取り付けられたスレーブ装
置16aは、図2に示すように、子供5に対して振
動、ブザー、音声等の警報を出力するためのHMI34
を備えている。
【0028】図3は、マスタ装置15のメモリ23に記
憶されたスレーブ情報テーブルTを示す図である。
【0029】図3によれば、スレーブ情報テーブルT
は、各スレーブ装置16a〜16a 毎に設定された
上記無線通信ネットワーク上において各スレーブ装置1
6a〜16aを特定するためのスレーブアドレスS
Addr〜SAddrと、各スレーブ装置16a
〜16a毎に設定された後述するリクエストデータ再
送信(リトライ)回数Rno〜Rnoと、各スレー
ブ装置16a〜16a 毎に設定されたHMIの警報
出力形態(振動、ブザー、音声等)を表すデータH
とを有しており、これらのデータ(スレーブアドレ
スSAddr〜SAddr、リトライ回数Rno
〜RnoおよびデータH〜H)が各スレーブ装置
16a〜16a毎に互いに対応付けられた状態でテ
ーブルT内に格納されている。
【0030】また、各スレーブ装置16a〜16a
のメモリ33には、自スレーブ装置16a〜16a
を特定するためのスレーブアドレスSAddr〜SA
ddrと、無線通信ネットワーク上においてマスタ装
置15を特定するためのマスタアドレスMAddrとが
それぞれ格納されている。
【0031】本実施形態において、マスタ装置15のコ
ントローラ22は、無線送受信・変復調制御部21を介
して、マスタ装置15のコントローラ22への返信要求
を含む要求データ(リクエストデータ)を各スレーブ装
置16a〜16aへ送信する処理を行なうようにな
っており、各スレーブ装置16a〜16aのコント
ローラ32は、マスタ装置15からのリクエストデータ
を受信した際に、無線送受信・変復調制御部31を介し
て、マスタ装置15のコントローラ22へ返信データ
(アンサーデータ)を送信する処理を行なうようになっ
ている。
【0032】図4(a)は、マスタ装置15のコントロ
ーラ22から各スレーブ装置16a 〜16aのコン
トローラ32へ送信されるリクエストデータのデータ構
造の概略を示す図であり、このリクエストデータにおけ
る送信元装置特定用の送信元アドレス部にはマスタ装置
15のマスタアドレスMAddrが格納され、また、送
信先装置特定用の送信先アドレス部には、そのリクエス
トデータの実際の送信先のスレーブアドレスが格納され
る。
【0033】また、図4(b)は、各スレーブ装置16
〜16aのコントローラ32からマスタ装置のコ
ントローラ22へ送信されるアンサーデータのデータ構
造の概略を示す図であり、このアンサーデータにおける
送信元装置特定用の送信元アドレス部には自スレーブ装
置のスレーブアドレスが格納され、送信先装置特定用の
送信先アドレス部にはマスタ装置15のマスタアドレス
MAddrが格納される。
【0034】次に、本実施形態の全体動作について説明
する。
【0035】今、図1に示すように、所有者10がマス
タ装置15を自身のベルト11に装着し、複数のスレー
ブ装置16a、16a、16a、16aをカバ
ン2、財布3、傘4、子供5に取り付けているものとす
る。
【0036】この状態において、マスタ装置15および
各スレーブ装置16a〜16aが起動した際に、マ
スタ装置15のコントローラ22は、変数iを初期値
“1”に設定し(ステップS1)、テーブルTを参照し
て、この変数“i=1”に対応する16ai=1に対す
るリクエストデータ、すなわち、送信元アドレス部にマ
スタアドレスMAddrを、送信先アドレス部に自スレ
ーブアドレスSAddr i=1を作成し(ステップS
2)、作成したリクエストデータをスレーブ装置16a
i=1へ送信する(ステップS3)。
【0037】このとき、スレーブ装置16ai=1がマ
スタ装置15に対して無線データ通信可能エリア内に位
置している場合には、スレーブ装置16ai=1は、マ
スタ装置15から送信されたリクエストデータを受信し
(ステップS4)、受信したリクエストデータに基づい
て、そのリクエストデータの送信元アドレス部/送信先
アドレス部のアドレスを交換、すなわち、送信元アドレ
ス部のマスタアドレスAddrを送信先アドレス部に格
納し、送信先アドレス部の自スレーブ装置16ai=1
のアドレスSddri=1を送信元アドレス部に格納す
ることにより、アンサーデータを作成する(ステップS
5)。
【0038】次いで、作成したリクエストデータに対応
するアンサーデータ、すなわち、送信元アドレス→自ス
レーブ装置16ai=1のアドレスSddri=1、送
信先アドレス→マスタ装置15のマスタアドレスAdd
rを含むアンサーデータをマスタ装置15へ送信する
(ステップS6)。
【0039】このとき、マスタ装置15のコントローラ
22は、スレーブ装置16ai=1からのアンサーデー
タを受信したか否かを判断しており(ステップS7)、
この判断の結果、YES(受信)の場合には、後述する
ステップS10の処理へ移行する。
【0040】一方、ステップS7の判断の結果、NO
(未受信)の場合には、コントローラ22は、テーブル
Tを参照して、スレーブ装置16ai=1に対応するリ
トライ回数Rnoを読み出し、このリトライ回数Rn
だけ、リクエストデータを送信したか否か判断する
(ステップS8)。
【0041】今、リトライ回数Rnoを複数とする
と、まだリクエストデータを1回しか送信していないた
め、ステップS8の判断の結果はNOとなり、コントロ
ーラ22は、ステップS3の処理に戻って、再度ステッ
プS3のスレーブ装置16a =1に対するリクエスト
データ送信処理を行なう。
【0042】このように、ステップS7の処理がNO、
すなわち、送信先のスレーブ装置16ai=1からアン
サーデータが送信されない際においても、コントローラ
22は、リトライ回数Rno分だけリクエストデータ
送信処理を繰り返す。これは、例えば、リクエストデー
タ送信時において、スレーブ装置16ai=1が取り付
けられたカバン2が一時的に無線データ通信可能エリア
から外れた場合において、その外れたことを“遺失”と
誤検知することを回避するためである。
【0043】したがって、リトライ回数は、対応するス
レーブ装置が取り付けられる物に応じて、適切に設定さ
れることが望ましい。
【0044】一方、リトライ回数Rno分のリクエス
トデータ送信処理を繰り返しても、アンサーデータが送
信されない場合、コントローラ22のステップS8の判
断はYESとなり、コントローラ22は、スレーブ装置
16ai=1が取り付けられたカバン2が異常状態(置
き忘れや盗難等)にあるものと判断し、テーブルTを参
照して、スレーブ装置16ai=1に対応するデータH
を読み出し、HMI24を介して、上記データH
対応する出力形態(振動、ブザー、音声等の内の何れか
1つの出力形態)で警報を出力する(ステップS9)。
【0045】この結果、所有者は自らのカバン2が異常
状態、すなわち、置き忘れや盗難等の状態にあること
を、マスタ装置15から出力される警報により迅速に認
知することができるため、カバン2の遺失を確実に防止
することができる。
【0046】そして、マスタ装置15のコントローラ2
2は、全スレーブ装置に対する上記ステップS2〜S9
の処理が終了したか、すなわち、現在のi=nであるか
否か判断する(ステップS10)。
【0047】今、スレーブ装置16ai=1に対する処
理が終了した状態であるため、ステップS10の判断は
NOであり、コントローラ22は、変数iを“1”イン
クリメントして(“i=i+1”)ステップS2の処理
に移行し、スレーブ装置16ai=2に対するリクエス
トデータに基づくステップS2〜S9の処理を行なう。
【0048】すなわち、全てのスレーブ装置16a
16aに対してリクエストデータ送信処理、そのアン
サーデータ受信・未受信判断処理が行なわれ、異常と判
断されたスレーブ装置が存在した場合において、マスタ
装置15から警報が出力される。この結果、所有者は、
全ての所有物2〜4および被保護者(子供)5を遺失す
ることを確実に防ぐことができる。
【0049】このようにして、全てのスレーブ装置16
〜16aに対するステップS2〜ステップS9の
処理が終了すると、ステップS10の判断の結果はYE
S(全スレーブ装置終了)となり、マスタ装置15のコ
ントローラ22は、一定時間待機し、その一定時間経過
後、ステップS1へ移行し、上記ステップS1〜ステッ
プS12の処理を繰り返し行なう。
【0050】この結果、上述した全てのスレーブ装置1
6a〜16aに対するリクエストデータ送信処理お
よびアンサーデータ受信・未受信判断処理を含む所有物
2〜4および保護観察者(子供)5の遺失防止処理を、
繰り返し行なうことができ、所有物2〜4および被保護
者(子供)5の遺失を確実に防止することができる。
【0051】また、ステップS9の処理において、子供
5に取り付けられたスレーブ装置16aに対しては、
マスタ装置15のコントローラ22は、所定の出力形態
に基づく警報出力指令を送信することもできる。このと
き、スレーブ装置16aのコントローラ32は、送信
されてきた警報出力指令に応じて、HMI34を介し
て、送信された出力形態(振動、ブザー、音声等の内の
何れか1つの出力形態)に基づいて警報を出力する。
【0052】この結果、子供5は、自らが保護者10の
監視可能領域から外れていることをスレーブ装置16a
の警報出力により認知することができ、迷子や誘拐等
から逃れることができる。
【0053】なお、本実施形態では、マスタ装置15の
コントローラ22がリクエストデータを送信し、そのリ
クエストデータに対応するアンサーデータに基づいて、
スレーブ装置16a〜16aの異常状態を検知する
ようにしているが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0054】図6は、本実施形態の変形例に係る各スレ
ーブ装置16a〜16aのコントローラ32および
マスタ装置15のコントローラ22の処理の一例を示す
概略フローチャートである。
【0055】図6によれば、各スレーブ装置16a
16aは、マスタ装置15のコントローラ22へ位置
確認用データ(アンサーデータと同一の内容)を送信し
て(ステップS20)一定時間待機し、その一定時間経
過後、ステップS20へ移行し、上記ステップS20の
処理を繰り返し行なう(ステップS20a)。
【0056】このとき、マスタ装置15のコントローラ
22は、全てのスレーブ装置16a 〜16aからの
位置確認用データを受信したか否か判断しており(ステ
ップS21)、受信できた場合には、ステップS20の
判断の結果はYESとなり、処理を終了する。
【0057】一方、複数のスレーブ装置16a〜16
の内の少なくとも1つ(例えば、スレーブ装置16
a2)からの位置確認用データが受信できない場合には
(ステップS21→NO)、コントローラ22は、その
スレーブ装置16a2からの位置確認用データ未受信確
認時から所定時間経過したか否か判断する(ステップS
22)。
【0058】この結果、所定時間経過していないと判断
した場合には(ステップS22→NO)、コントローラ
22は、ステップS21の判断処理に戻り、上記判断処
理を行なう。すなわち、この経過判断処理は、スレーブ
装置16aが取り付けられた財布3が一時的に無線デ
ータ通信可能エリアから外れた場合において、その外れ
たことを“遺失”と誤検知することを回避するためであ
る。
【0059】一方、所定時間経過していると判断した場
合には(ステップS22→YES)、コントローラ22
は、スレーブ装置16aが取り付けられた財布3が異
常状態(置き忘れや盗難等)にあるものと判断し、テー
ブルTを参照して、スレーブ装置16aに対応するデ
ータHを読み出し、HMI34を介して、上記データ
に対応する出力形態(振動、ブザー、音声等の内の
何れか1つの出力形態)で警報を出力する(ステップS
23)。
【0060】以下、マスタ装置15のコントローラ22
は、ステップS21へ移行し、上記ステップS21〜ス
テップS23の処理を繰り返し行なう。
【0061】この変形例においても、本実施形態と同様
に、全てのスレーブ装置16a〜16aからの位置
確認用データ受信・未受信判断処理を含む所有物2〜4
および保護観察者(子供)5の遺失防止処理を繰り返し
行なうことができ、所有物2〜4および被保護者(子
供)5の遺失を確実に防止することができる。
【0062】なお、本実施形態では、スレーブ装置を取
り付ける物として、カバン、財布、傘および被保護者と
したが、他の所有物、携帯物等の全ての有体物に対して
適用可能である。
【0063】また、本実施形態では、マスタ装置15を
所有者10のベルト11に取り付けたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、腕時計等の他の装着物や、
携帯電話等の携帯機器に搭載することもできる。
【0064】携帯電話等の携帯機器に搭載する場合に
は、マスタ装置15の機能として、その携帯機器側のホ
ストコンピュータとの間の通信インタフェース機能を含
めてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の遺失防止
方法、遺失防止システム、遺失防止用マスタ装置および
コンピュータ読取り可能な記憶媒体によれば、無線デー
タ通信可能なマスタ装置を所有者側に、スレーブ装置を
所有物、携帯物等の所有者に関連する有体物側にそれぞ
れ取り付け、マスタ装置がスレーブ装置と無線データ通
信可能か否かを判断しているため、所有者が自らの所有
物を置き忘れたり、落としたり、あるいは盗まれた場合
でも、その行為をマスタ装置の警報出力機能により所有
者に対して迅速かつ確実に知らせることができ、所有者
は上記行為を迅速かつ確実に認知して所有物の遺失を防
止することができる。
【0066】また、本発明の遺失防止方法、遺失防止シ
ステム、遺失防止用マスタ装置およびコンピュータ読取
り可能な記憶媒体によれば、無線データ通信可能なマス
タ装置を保護者側に、スレーブ装置を子供を含む被保護
者等の所有者に関連する有体物側に取り付け、マスタ装
置がスレーブ装置と無線データ通信可能か否かを判断し
ているため、保護者が不注意により被保護者が自らの保
護監視可能領域から外れた場合においても、その行動を
マスタ装置の警報出力機能により保護者に対して迅速か
つ確実に知らせることができ、保護者は上記行動を迅速
かつ確実に認知して被保護者の遺失を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る遺失防止システムの
ハードウエア構成および使用状況を示す図。
【図2】図1に示すマスタ装置およびスレーブ装置の概
略構成を示すブロック図。
【図3】図2に示すマスタ装置のメモリに記憶されたス
レーブ情報テーブルを示す図。
【図4】(a)は、マスタ装置のコントローラから各ス
レーブ装置のコントローラへ送信されるリクエストデー
タのデータ構造の概略を示す図であり、(b)は、各ス
レーブ装置のコントローラからマスタ装置のコントロー
ラへ送信されるアンサーデータのデータ構造の概略を示
す図。
【図5】本実施形態に係るマスタ装置のコントローラお
よび各スレーブ装置のコントローラの処理の一例を示す
概略フローチャート。
【図6】本実施形態の変形例に係る各スレーブ装置のコ
ントローラおよびマスタ装置のコントローラの処理の一
例を示す概略フローチャート。
【符号の説明】
1 遺失防止システム 2 カバン 3 財布 4 傘 5 子供 10 所有者(保護者) 11 ベルト 15 マスタ装置 16a〜16a スレーブ装置 20、30 無線通信アンテナ 21、31 無線送受信・変復調制御部 22、32 コントローラ 23、33 メモリ 24、34 HMI

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人に関連する少なくとも1つの有体物の
    遺失を防止する遺失防止システムであって、 前記人の身体、その身体に装着する装着物および前記人
    が携帯する携帯物の内の少なくとも一方に取り付けられ
    た無線データ通信機能を有するマスタ装置と、前記少な
    くとも1つの有体物に取り付けられ前記マスタ装置と無
    線データ通信可能なスレーブ装置とを備え、 前記マスタ装置は、前記スレーブ装置が当該マスタ装置
    と無線データ通信可能なエリア内に位置しているか否か
    を判断する判断手段と、この判断の結果、前記スレーブ
    装置が前記無線データ通信可能なエリア内に位置してい
    ないと判断された場合に、前記人に対して警報を出力す
    る警報出力手段とを備えたことを特徴とする遺失防止シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 人に関連する複数の有体物の遺失を防止
    する遺失防止システムであって、 前記人の身体、その身体に装着する装着物および前記人
    が携帯する携帯物の内の少なくとも一方に取り付けられ
    た無線データ通信機能を有するマスタ装置と、前記複数
    の有体物にそれぞれ取り付けられ前記マスタ装置と無線
    データ通信可能な複数のスレーブ装置とを備え、 前記マスタ装置は、前記複数のスレーブ装置に対して、
    当該マスタ装置への返信要求を含む要求データをそれぞ
    れ送信する要求データ送信手段と、前記複数のスレーブ
    装置からの前記要求データに対応する返信データを受信
    したか否かを当該複数のスレーブ装置毎に判断する第1
    の判断手段と、この判断の結果、返信データ未受信のス
    レーブ装置が存在する際に、予め定められた回数に基づ
    いて当該スレーブ装置に対して前記要求データを繰り返
    し送信する手段と、前記返信データ未受信のスレーブ装
    置に対する要求データの繰り返し送信処理毎に、当該未
    受信スレーブ装置からの返信データを受信したか否かを
    判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段による
    判断の結果、所定回の要求データ送信処理後において
    も、前記未送信スレーブ装置からの返信データを受信で
    きない場合に、当該スレーブ装置は前記無線データ通信
    可能なエリア内に位置していないと判断する手段とを備
    えており、 前記各スレーブ装置は、前記マスタ装置からの要求デー
    タを受信した際に、当該マスタ装置へ返信データを送信
    する返信データ送信手段を備えたことを特徴とする遺失
    防止システム。
  3. 【請求項3】 前記スレーブ装置は、前記マスタ装置に
    対して、前記マスタ装置の位置確認用データを送信する
    手段を備え、 前記マスタ装置は、前記スレーブ装置からの前記位置確
    認用データを受信したか否かを判断する第1の判断手段
    と、この判断の結果、前記位置確認用データを受信でき
    ないスレーブ装置が存在する際に、所定時間内において
    当該位置確認用データ未受信のスレーブ装置からの前記
    位置確認用データの受信の有無の判断を繰り返し行なう
    繰り返し判断手段と、前記所定時間内の繰り返し判断処
    理においても前記未受信スレーブ装置からの位置確認用
    データを受信できない場合に、当該スレーブ装置は前記
    無線データ通信可能なエリア内に位置していないと判断
    する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の遺
    失防止システム。
  4. 【請求項4】 前記マスタ装置は、当該マスタ装置に割
    当てられた無線通信用のマスタアドレスおよび前記複数
    のスレーブ装置それぞれに対して割当てられた前記無線
    通信用のスレーブアドレスを記憶する記憶手段を備えて
    おり、 前記要求データ送信手段は、前記マスタ装置のマスタア
    ドレスを送信元アドレスとして含み、かつ送信先アドレ
    スとして前記各スレーブアドレスを含む要求データを生
    成して対応する各スレーブ装置へ送信する手段であり、
    前記各スレーブ装置の返信データ送信手段は、前記マス
    タ装置からの要求データを受信した際に、送信元アドレ
    スとして当該自スレーブ装置のスレーブアドレスを含
    み、かつ送信先アドレスとして前記マスタ装置のマスタ
    アドレスを含む返信データを生成して前記マスタ装置へ
    送信する手段であることを特徴とする請求項2記載の遺
    失防止システム。
  5. 【請求項5】 人に関連する少なくとも1つの有体物に
    取り付けられたスレーブ装置に対して無線データ通信可
    能であり、前記人の身体、その身体に装着する装着物お
    よび前記人が携帯する携帯物の内の少なくとも一方に取
    り付けられた遺失防止用マスタ装置であって、 前記スレーブ装置が当該マスタ装置と無線データ通信可
    能なエリア内に位置しているか否かを判断する判断手段
    と、この判断の結果、前記スレーブ装置が前記無線デー
    タ通信可能なエリア内に位置していないと判断された場
    合に、前記人に対して警報を出力する警報出力手段とを
    備えたことを特徴とする遺失防止用マスタ装置。
  6. 【請求項6】 人に関連する少なくとも1つの有体物の
    遺失を防止する遺失物防止方法であって、 前記人の身体、その身体に装着する装着物および前記人
    が携帯する携帯物の内の少なくとも一方に無線データ通
    信機能を有するマスタ装置を取り付けるステップと、前
    記少なくとも1つの物に前記マスタ装置と無線データ通
    信可能なスレーブ装置を取り付けるステップと、前記ス
    レーブ装置が当該マスタ装置と無線データ通信可能なエ
    リア内に位置しているか否かを判断するステップと、こ
    の判断の結果、前記スレーブ装置が前記無線データ通信
    可能なエリア内に位置していないと判断された場合に、
    前記人に対して警報を出力するステップとを備えたこと
    を特徴とする遺失物防止方法。
  7. 【請求項7】 人に関連する少なくとも1つの有体物に
    取り付けられたスレーブ装置に対して無線データ通信可
    能であり、前記人の身体、その身体に装着する装着物お
    よび人が携帯する携帯物の内の少なくとも一方に取り付
    けられた遺失物防止用マスタ端末のコンピュータが読取
    り可能な記憶媒体であって、 前記スレーブ装置が当該マスタ端末のコンピュータと無
    線データ通信可能なエリア内に位置しているか否かを前
    記コンピュータに判断させるための手順と、前記コンピ
    ュータにより、前記スレーブ装置が前記無線データ通信
    可能なエリア内に位置していないと判断された場合に、
    前記コンピュータにより前記人に対して警報を出力させ
    る処理を実行させる手順とを備えたことを特徴とするコ
    ンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004287713A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Office Misumi Co Ltd セキュリティーシステム及びそのプログラム
JP2005304002A (ja) * 2004-03-17 2005-10-27 Office Misumi Co Ltd セキュリティーシステム及びそのプログラム
KR101168586B1 (ko) 2011-02-01 2012-07-25 한국성전(주) 휴대기기 분실 방지용 혁대

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JP2005304002A (ja) * 2004-03-17 2005-10-27 Office Misumi Co Ltd セキュリティーシステム及びそのプログラム
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