JP2001283347A - 浴室人体検知装置 - Google Patents

浴室人体検知装置

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JP2001283347A
JP2001283347A JP2000089868A JP2000089868A JP2001283347A JP 2001283347 A JP2001283347 A JP 2001283347A JP 2000089868 A JP2000089868 A JP 2000089868A JP 2000089868 A JP2000089868 A JP 2000089868A JP 2001283347 A JP2001283347 A JP 2001283347A
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JP
Japan
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bathroom
human body
signal
moving object
detecting device
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JP2000089868A
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English (en)
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Toru Tsuruta
透 鶴田
Koji Mine
浩二 峯
Takenori Fukushima
武徳 福島
Shingo Tanaka
真吾 田中
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Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Original Assignee
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水滴やかび等の汚れが付着しても検知精度が
劣化せず、しかも、浴室内で人が倒れたりした動かなく
なったことを検出することのできる浴室人体検知装置を
提供する。 【解決手段】 浴室内に設置されたドップラーセンサー
(動体検知装置)において、反射波Fbは受信手段4に
より受信され、一方、送信手段3からの送信波Fsは基
準信号として受信手段4に読み込まれる。そして、差分
検出手段5において、反射波Fbと送信波Fsとの周波
数差であるΔF(ドップラー周波数)が検出信号として
検出され、さらに帯域フィルター6を通じて他の電波の
ノイズもカットして図示しない制御手段へ出力すること
ができるようになっている。ドップラー周波数ΔFの周
波数スペクトルを解析することにより、人体2が近づい
ているのか、遠ざかっているのかの検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内の人体の有
無を検知する浴室人体検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、赤外線センサーを用いて浴室
内に人がいるかどうかを検出する浴室人体検出装置があ
った。このものでは、人体に赤外線を投光し、人体から
の反射光により人体の有無の検知を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浴室人体検出装置では、赤外線センサーを用いていたた
め、光を透過する赤外線の発信/受信窓が必要であり、
この発信/受信窓に水滴やかび等の汚れが付着すると検
知精度が劣化して浴室内に人がいることを正確に判断で
きないという問題点があった。また、赤外線センサーで
は浴室に人がいることしか検出できず、浴室内で人が倒
れたりした動かなくなったことを検出することはできな
かった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、本発明の目的は、水滴やかび等の汚れの影響
を受けず、また、浴室内で人が倒れたりして動かなくな
ったこと検出することのできる浴室人体検知装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1では、電波の発信及び受
信手段と、前記発信手段からの発信信号と前記受信手段
によって受信した受信信号の差分を信号に変換する変換
手段とを有する動体検知装置を浴室内に備えた。よっ
て、前記変換手段により、前記発信手段からの発信信号
と前記受信手段によって受信した受信信号の差分を信号
に変換し処理することにより、浴室内の動体の有無を検
出することができるようになり、人が倒れたりして動か
なくなったこと検出することができる。
【0006】前記動体検知装置の浴室内においての設置
場所は、浴室壁、浴槽などが考えられる。設置位置とし
ては、浴室内の動体の有無を検出しやすい浴室入り口ド
アの正面が好ましい。また、前記動体検知装置を、浴室
壁、浴槽の裏面や、浴室壁、浴槽に埋設すること、浴室
内に設置された給湯機等のリモコン内に備えることによ
り、水滴やかび等の汚れの影響を受けることがない。
【0007】請求項2では、請求項1記載の浴室浴室人
体検出装置において、前記動体検知装置を浴室内に設置
された給湯機等のリモコン内に備えた。よって、給湯機
等のリモコンの通信線を使って、前記動体検知装置への
電源供給や前記動体検知装置からの動体信号伝達を行う
ことができ、前記動体検知装置専用の通信線を備える必
要がない。
【0008】請求項3では、請求項1、2いずれかに記
載の浴室浴室人体検出装置において、前記動体検知装置
からの動体信号により、人が浴室内にいるかどうかを判
断する在室判断部を設けた。よって、動体信号の変化を
検出して、在室判断部により人が入室したかどうか、ま
た、退室したかどうかを判断することで人が浴室内にい
るかどうかを知ることができる。
【0009】請求項4では、請求項3に記載の浴室人体
検知装置において、前記在室判断部により人が浴室内に
いることを検出している時に、前記動体検知装置により
動体を検出しない状態が所定時間継続すると浴室外に備
えられた報知手段を作動させることとした。よって、在
室中に動体が検出されない場合に、浴室外の報知手段を
作動させるため浴室外の人に浴室で人が倒れたりして動
かなくなったことを知らせることができる。
【0010】請求項5では、請求項4に記載の浴室人体
検知装置において、前記報知手段は浴室外に設置された
給湯機等のリモコンとした。よって、台所や洗面所に設
置されている給湯機等のリモコンにより報知を行えば、
わざわざ新たな報知手段を備える必要がなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、電波によるドップラ
ー効果を利用したドップラーセンサー1(動体検知装
置)による動体検知の原理の説明図であり、図2はドッ
プラーセンサー1が備える機能ブロック図である。
【0012】図1において、符号Fsはドップラーセン
サー1のアンテナ(送信手段3)からの送信波であり、
符号Fbは送信波Fsが動体である人体2に反射するこ
とによって生成される相対運動(人体2の歩行速度)v
によるドップラー周波数シフトを受けた反射波である。
図2に示すように、反射波Fbは受信手段4により受信
され、一方、送信手段3からの送信波Fsは基準信号と
して受信手段4に読み込まれる。そして、差分検出手段
5において、反射波Fbと送信波Fsとの周波数差であ
るΔF(ドップラー周波数)が検出信号として検出さ
れ、さらに帯域フィルター6を通じて他の電波のノイズ
もカットして図示しない制御手段へ出力することができ
るようになっている。アンテナ(送信手段3)と人体2
との距離は、ドップラー周波数ΔFの振幅の大きさに反
比例することから、ドップラー周波数ΔFの値を検出で
きれば、人の位置を検出することができる。またこのド
ップラー周波数ΔFの周波数スペクトルを解析すること
により、人体2が近づいているのか、遠ざかっているの
かの検出が可能となる。このようにして、人体の位置や
移動方向を検出することができる。電波によるドップラ
ー効果を利用した人体(動き)検知の原理は下記の式
(1)で示される。 ΔF=Fs―Fb=2×Fs×v/c…(1) 式(1)において、ΔFはドップラー周波数であり、F
sは送信周波数(約10.525GHz)である。Fb
は反射周波数であり、vは人体2の歩行速度、cは光速
(300×106 m/s)である。このようにして、
出力されるドップラー信号ΔFは、送信波Fsが10G
Hzの時、人体2の歩行速度vを1m/Sとすると、約
67Hzとなる。
【0013】例えば、ドップラーセンサー1に人体2が
近づいてくるとドップラー周波数ΔFは負の値となり、
逆に離れていくとドップラー周波数ΔFは正の値とな
る。人体2が静止している時は0に近い値となる。
【0014】図3は浴室10内におけるドップラーセン
サー1の設置位置を示す図である。浴室10にはドア1
1と、浴槽12と、給湯機等のリモコン13が備えられ
ている。ドップラーセンサー1は浴槽12の裏面に設置
されたり、または、浴槽壁内に埋設されたり(1Aの場
所)、リモコン13の内部(1Bの場所)に設置された
り、あるいは浴室壁の裏面に設置されたり浴室壁に埋設
されたりしている(1Cの場所)。ドップラーセンサ1
は、樹脂等を透過できる性質をもっているので、上記の
ように設置することでドップラーセンサ1を隠蔽するこ
とができ、水滴やかび等の汚れの影響を受けず検知精度
が劣化することを防止できる。
【0015】図4は、ドップラーセンサー1を用いた在
室判断部の判断フローである。まず、入室信号を検出し
たかどうかを検出する(ステップS1)。ステップS1
では、式(1)により算出されたドップラー周波数ΔF
が負の値を所定時間検出した時に入室信号ありと判断す
るようにしている。入室信号を検出すると在室中の状態
と判断し(ステップS2)、浴室外に備えられた表示灯
を点灯させたりする。在室中に退室信号を検出すると
(ステップS3)、退室中と判断し(ステップS4)、
浴室外に備えられた表示灯を消灯させる。ステップS3
では、ドップラー周波数ΔFが正の値を所定時間検出し
た時に退室信号ありと判断するようにしている。
【0016】図5は、浴室内で動体が検出されなくなっ
た時の報知手段の作動フローである。図4に加えて、ス
テップS2とステップS3の間にステップS5、S6、
S7を加えている。すなわち、在室中に(ステップS
2)、動体信号を検出しない状態が15分経過すると
(ステップS6)、浴室外に備えられた確認ブザーを鳴
動させるようにしている(ステップS7)。ここで、ド
ップラー周波数ΔFが0に近い値の時に動体信号がない
と判断するようにしている。なお、確認ブザーは台所や
洗面所などの浴室外に備えれた給湯機等のリモコンのブ
ザーと兼用すれば、わざわざ新たなブザーを設置する必
要がない。この場合、ドップラーセンサー1からのドッ
プラー周波数ΔFを給湯機本体の制御部に入力できるよ
うにしておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電波によるドップラー効果を利用したドップ
ラーセンサー1(動体検知装置)による動体検知の原理
の説明図である。
【図2】 ドップラーセンサー1が備える機能ブロック
【図3】 浴室10内におけるドップラーセンサー1の
設置位置を示す図
【図4】 ドップラーセンサー1を用いた在室判断部の
判断フロー
【図5】 浴室内で動体が検出されなくなった時の報知
手段の作動フロー
【符号の説明】
1…ドップラーセンサー(動体検知装置) 2…人体 3…送信手段 4…受信手段 5…差分検出手段 6…帯域フィルター 10…浴室 12…浴槽 13…リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 武徳 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 田中 真吾 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AB15 AC06 AD02 AE09 AF01 AH23 AK13 AK31 BA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波の発信及び受信手段と、前記発信手
    段からの発信信号と前記受信手段によって受信した受信
    信号の差分を信号に変換する変換手段とを有する動体検
    知装置を浴室内に備えたことを特徴とした浴室人体検知
    装置。
  2. 【請求項2】 前記動体検知装置を浴室内に設置された
    給湯機等のリモコン内に備えたことを特徴とした請求項
    1に記載の浴室人体検知装置。
  3. 【請求項3】 前記動体検知装置からの動体信号によ
    り、人が浴室内にいるかどうかを判断する在室判断部を
    設けたことを特徴とした請求項1、2いずれかに記載の
    浴室人体検知装置。
  4. 【請求項4】 前記在室判断部により人が浴室内にいる
    ことを検出している時に、前記動体検知装置により動体
    を検出しない状態が所定時間継続すると浴室外に備えら
    れた報知手段を作動させることを特徴とした請求項3に
    記載の浴室人体検知装置。
  5. 【請求項5】 前記報知手段は浴室外に設置された給湯
    機等のリモコンとしたことを特徴とした請求項4に記載
    の浴室人体検知装置。
JP2000089868A 2000-03-28 2000-03-28 浴室人体検知装置 Pending JP2001283347A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003198247A (ja) * 2001-10-19 2003-07-11 Ber Group Sa 平面アンテナ
JP2005165693A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Gastar Corp 防犯システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003198247A (ja) * 2001-10-19 2003-07-11 Ber Group Sa 平面アンテナ
JP2005165693A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Gastar Corp 防犯システム

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