JP2001283346A - 過電流警報装置 - Google Patents
過電流警報装置Info
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- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S40/00—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them
- Y04S40/12—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment
- Y04S40/121—Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment using the power network as support for the transmission
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電力線のインピーダンスとマッチングトランス
のインピーダンスの整合がとれ、音声信号を効率的に電
力線に重畳させることができ、既設の住宅でも簡単に過
電流警報装置の子機を設置することができ、警報の発生
を確実に知らせることができる過電流警報装置を提供す
る。 【解決手段】過電流警報装置の親機は、電力線搬送回路
７のタップ選択回路１６と電流検出回路３とを接続し、
電流検出回路３により検出した電力線１３の電流値から
電力線１３のインピーダンスを測定し、タップ選択回路
１６により電力線搬送回路７のマッチングトランス１５
の出力インピーダンスと電力線１３のインピーダンスが
整合するようにマッチングトランス１５のタップを選択
し、電力線搬送回路７の変調回路１４により高周波に変
調した音声信号をマッチングトランス１５により電力線
１３に重畳させて音声信号を過電流警報装置の子機に送
信する。
のインピーダンスの整合がとれ、音声信号を効率的に電
力線に重畳させることができ、既設の住宅でも簡単に過
電流警報装置の子機を設置することができ、警報の発生
を確実に知らせることができる過電流警報装置を提供す
る。 【解決手段】過電流警報装置の親機は、電力線搬送回路
７のタップ選択回路１６と電流検出回路３とを接続し、
電流検出回路３により検出した電力線１３の電流値から
電力線１３のインピーダンスを測定し、タップ選択回路
１６により電力線搬送回路７のマッチングトランス１５
の出力インピーダンスと電力線１３のインピーダンスが
整合するようにマッチングトランス１５のタップを選択
し、電力線搬送回路７の変調回路１４により高周波に変
調した音声信号をマッチングトランス１５により電力線
１３に重畳させて音声信号を過電流警報装置の子機に送
信する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤の内部に設置さ
れて、電流の使用量に応じて表示を行うとともに、警報
の出力を行う過電流警報装置の親機と、分電盤から離れ
た場所に設置されて警報を出力する過電流警報装置の子
機との間の情報の伝送方法に関する。
れて、電流の使用量に応じて表示を行うとともに、警報
の出力を行う過電流警報装置の親機と、分電盤から離れ
た場所に設置されて警報を出力する過電流警報装置の子
機との間の情報の伝送方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４及び図５に示すように、過電流警報
装置の親機２１は、電流検出回路２２と、警報出力回路
２３と、音声信号回路２４と、異常検出回路２５と、ス
ピーカ２６とで構成している。過電流警報装置の親機２
１は分電盤２７に設置され、電流検出回路２２に接続さ
れた変流器２８により電力線２９の電流を検出し、電流
検出回路２２により検出した電流を表示手段（図示せ
ず）により表示するとともに、検出電流が過電流であれ
ば警報出力回路２３に信号を出力している。また、電力
線２９に接続された異常検出回路２５から漏電等の異常
を検出すると警報出力回路２３に信号を出力している。
警報出力回路２３に信号が入力されると、警報の種類に
応じた警報信号を音声信号回路２４に出力し、音声信号
回路２４により適切な音声信号を出力してスピーカ２６
により異常を知らせる音声を出力している。しかし、過
電流警報装置の親機２１が設置される分電盤２７は、通
常、玄関や洗面所等の人があまりいない場所に設置され
るため、警報が出力されても気づかない場合が多い。例
えば、部屋Ａに過電流警報装置の親機２１が設置されて
いる場合、隣の部屋Ｂでは親機２１の警報が聞こえても
その隣の部屋Ｃでは警報が聞こえにくい。また、二階の
部屋Ｄ，Ｅ，Ｆには警報が聞こえない。そこで親機２１
の警報が聞こえない二階の部屋とかリビングやキッチン
等の人がいる割合の多い場所に過電流警報装置の子機３
０が設置される。この過電流警報装置の子機３０は、親
機２１の音声信号回路２３から専用線３１を延長して配
線され、外部スピーカ３２により警報を出力していた。
装置の親機２１は、電流検出回路２２と、警報出力回路
２３と、音声信号回路２４と、異常検出回路２５と、ス
ピーカ２６とで構成している。過電流警報装置の親機２
１は分電盤２７に設置され、電流検出回路２２に接続さ
れた変流器２８により電力線２９の電流を検出し、電流
検出回路２２により検出した電流を表示手段（図示せ
ず）により表示するとともに、検出電流が過電流であれ
ば警報出力回路２３に信号を出力している。また、電力
線２９に接続された異常検出回路２５から漏電等の異常
を検出すると警報出力回路２３に信号を出力している。
警報出力回路２３に信号が入力されると、警報の種類に
応じた警報信号を音声信号回路２４に出力し、音声信号
回路２４により適切な音声信号を出力してスピーカ２６
により異常を知らせる音声を出力している。しかし、過
電流警報装置の親機２１が設置される分電盤２７は、通
常、玄関や洗面所等の人があまりいない場所に設置され
るため、警報が出力されても気づかない場合が多い。例
えば、部屋Ａに過電流警報装置の親機２１が設置されて
いる場合、隣の部屋Ｂでは親機２１の警報が聞こえても
その隣の部屋Ｃでは警報が聞こえにくい。また、二階の
部屋Ｄ，Ｅ，Ｆには警報が聞こえない。そこで親機２１
の警報が聞こえない二階の部屋とかリビングやキッチン
等の人がいる割合の多い場所に過電流警報装置の子機３
０が設置される。この過電流警報装置の子機３０は、親
機２１の音声信号回路２３から専用線３１を延長して配
線され、外部スピーカ３２により警報を出力していた。
【０００３】また、過電流警報装置の親機の情報を電力
線に重畳させて子機に送信する電力線搬送方式を使用し
た過電流警報装置はなかった。
線に重畳させて子機に送信する電力線搬送方式を使用し
た過電流警報装置はなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
過電流警報装置は、過電流警報装置の子機３０を設置す
るために専用線３１を配線しなければならないため、配
線作業に時間がかかるとともにコストが高くなり、ま
た、既設の住宅では配線が困難であるという欠点があっ
た。
過電流警報装置は、過電流警報装置の子機３０を設置す
るために専用線３１を配線しなければならないため、配
線作業に時間がかかるとともにコストが高くなり、ま
た、既設の住宅では配線が困難であるという欠点があっ
た。
【０００５】また、過電流警報装置の親機と子機間の情
報の送受信を電力線搬送方式により行う過電流警報装置
を製作しようとすると、電力線のインピーダンスは負荷
の接続状況に応じて大きく異なることから、電力線のイ
ンピーダンスと音声信号を電力線に重畳させるためのマ
ッチングトランスのインピーダンスの整合が十分にとれ
ないという問題があるため、音声信号を電力線に重畳さ
せる際に音声信号の減衰が大きく、情報がうまく送受信
できないという欠点があった。
報の送受信を電力線搬送方式により行う過電流警報装置
を製作しようとすると、電力線のインピーダンスは負荷
の接続状況に応じて大きく異なることから、電力線のイ
ンピーダンスと音声信号を電力線に重畳させるためのマ
ッチングトランスのインピーダンスの整合が十分にとれ
ないという問題があるため、音声信号を電力線に重畳さ
せる際に音声信号の減衰が大きく、情報がうまく送受信
できないという欠点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記従来の過電流警報装
置の問題点に鑑み、本発明の目的は、電力線のインピー
ダンスとマッチングトランスのインピーダンスの整合が
とれ、音声信号を効率的に電力線に重畳させることがで
き、既設の住宅でも簡単に過電流警報装置の子機を設置
することができ、警報の発生を確実に知らせることがで
きる過電流警報装置を提供するもので、その方法は、少
なくとも電力線の電流を変流器により検出する電流検出
回路と、電流検出回路からの信号が入力される警報出力
回路と、警報出力回路からの警報信号が入力される音声
信号回路と、音声信号回路からの音声信号により音声を
出力するスピーカとを具備し、分電盤の内部に設置され
る過電流警報装置の親機と、過電流警報装置の親機と離
れた場所に設置され、少なくとも音声を出力するスピー
カを具備する子機とから成る過電流警報装置において、
親機は、音声信号回路からの音声信号を変調する変調回
路と、変調した音声信号を電力線に重畳させるマッチン
グトランスと、電流検出回路で検出した電流値から電力
線のインピーダンスを計測し、電力線のインピーダンス
とマッチングトランスの出力インピーダンスとが整合す
るように適切なタップを選択するタップ選択回路とで成
る電力線搬送回路が設けられ、子機は、電力線に重畳さ
れた音声信号を受信するマッチングトランスと、音声信
号を復調する復調回路とで成る電力線搬送回路が設けら
れ、親機の電力線搬送回路により音声信号を電力線に重
畳させて送信し、子機の電力線搬送回路により音声信号
を受信して音声信号回路から音声信号を出力してスピー
カにより音声を出力可能としたことである。
置の問題点に鑑み、本発明の目的は、電力線のインピー
ダンスとマッチングトランスのインピーダンスの整合が
とれ、音声信号を効率的に電力線に重畳させることがで
き、既設の住宅でも簡単に過電流警報装置の子機を設置
することができ、警報の発生を確実に知らせることがで
きる過電流警報装置を提供するもので、その方法は、少
なくとも電力線の電流を変流器により検出する電流検出
回路と、電流検出回路からの信号が入力される警報出力
回路と、警報出力回路からの警報信号が入力される音声
信号回路と、音声信号回路からの音声信号により音声を
出力するスピーカとを具備し、分電盤の内部に設置され
る過電流警報装置の親機と、過電流警報装置の親機と離
れた場所に設置され、少なくとも音声を出力するスピー
カを具備する子機とから成る過電流警報装置において、
親機は、音声信号回路からの音声信号を変調する変調回
路と、変調した音声信号を電力線に重畳させるマッチン
グトランスと、電流検出回路で検出した電流値から電力
線のインピーダンスを計測し、電力線のインピーダンス
とマッチングトランスの出力インピーダンスとが整合す
るように適切なタップを選択するタップ選択回路とで成
る電力線搬送回路が設けられ、子機は、電力線に重畳さ
れた音声信号を受信するマッチングトランスと、音声信
号を復調する復調回路とで成る電力線搬送回路が設けら
れ、親機の電力線搬送回路により音声信号を電力線に重
畳させて送信し、子機の電力線搬送回路により音声信号
を受信して音声信号回路から音声信号を出力してスピー
カにより音声を出力可能としたことである。
【０００７】
【発明の実施の形態】過電流警報装置の親機は、電力線
搬送回路のタップ選択回路と電流検出回路とを接続し、
電流検出回路により検出した電力線の電流値から電力線
のインピーダンスを測定し、タップ選択回路により電力
線搬送回路のマッチングトランスの出力インピーダンス
と電力線のインピーダンスが整合するようにマッチング
トランスのタップを選択し、電力線搬送回路の変調回路
により高周波に変調した音声信号をマッチングトランス
により電力線に重畳させる。過電流警報装置の子機は、
電力搬送回路のマッチングトランスにより音声信号を受
信し、復調回路により音声信号を復調して音声信号回路
に出力し、スピーカにより警報を出力する。
搬送回路のタップ選択回路と電流検出回路とを接続し、
電流検出回路により検出した電力線の電流値から電力線
のインピーダンスを測定し、タップ選択回路により電力
線搬送回路のマッチングトランスの出力インピーダンス
と電力線のインピーダンスが整合するようにマッチング
トランスのタップを選択し、電力線搬送回路の変調回路
により高周波に変調した音声信号をマッチングトランス
により電力線に重畳させる。過電流警報装置の子機は、
電力搬送回路のマッチングトランスにより音声信号を受
信し、復調回路により音声信号を復調して音声信号回路
に出力し、スピーカにより警報を出力する。
【０００８】
【実施例】本発明に係る過電流警報装置の一実施例を図
１〜図３の添付図面に基づいて説明する。
１〜図３の添付図面に基づいて説明する。
【０００９】過電流警報装置は親機１と子機２とで成
り、親機１は、電流検出回路３と、警報出力回路４と、
異常検出回路５と、音声信号回路６と、電力線搬送回路
７と、スピーカ８等で構成し、子機２は、電力線搬送回
路９と、音声信号回路１０と、スピーカ１１等で構成し
ている。
り、親機１は、電流検出回路３と、警報出力回路４と、
異常検出回路５と、音声信号回路６と、電力線搬送回路
７と、スピーカ８等で構成し、子機２は、電力線搬送回
路９と、音声信号回路１０と、スピーカ１１等で構成し
ている。
【００１０】過電流警報装置の親機１は、分電盤の内部
に設置され、電流検出回路３に接続された変流器１２に
より電力線１３の電流を検出し、電流検出回路３により
検出した電流を表示手段（図示せず）により表示すると
ともに、検出電流が過電流であれば警報出力回路４に信
号を出力している。また、電力線１３に接続された異常
検出回路５から漏電等の異常を検出すると警報出力回路
４に信号を出力している。警報出力回路４に信号が入力
されると、警報の種類に応じた警報信号を音声信号回路
６に出力し、音声信号回路６により適切な音声信号を出
力してスピーカ８により異常を知らせる音声を出力して
いる。また、同時に音声信号回路６から電力線搬送回路
７に音声信号を出力している。
に設置され、電流検出回路３に接続された変流器１２に
より電力線１３の電流を検出し、電流検出回路３により
検出した電流を表示手段（図示せず）により表示すると
ともに、検出電流が過電流であれば警報出力回路４に信
号を出力している。また、電力線１３に接続された異常
検出回路５から漏電等の異常を検出すると警報出力回路
４に信号を出力している。警報出力回路４に信号が入力
されると、警報の種類に応じた警報信号を音声信号回路
６に出力し、音声信号回路６により適切な音声信号を出
力してスピーカ８により異常を知らせる音声を出力して
いる。また、同時に音声信号回路６から電力線搬送回路
７に音声信号を出力している。
【００１１】親機１の電力線搬送回路７は、音声信号を
変調する変調回路１４と、変調した音声信号を電力線１
３に重畳させるマッチングトランス１５と、マッチング
トランス１５の出力インピーダンスを調整するためにタ
ップを切り換えるタップ選択回路１６とで構成してい
る。
変調する変調回路１４と、変調した音声信号を電力線１
３に重畳させるマッチングトランス１５と、マッチング
トランス１５の出力インピーダンスを調整するためにタ
ップを切り換えるタップ選択回路１６とで構成してい
る。
【００１２】音声信号回路６から出力された音声信号は
変調回路１４に入力され、音声信号を高周波に変調して
いる。タップ選択回路１６は、電流検出回路３と接続さ
れ、電流検出回路３により検出した電力線１３の電流値
から電力線１３のインピーダンスを計算し、電力線１３
のインピーダンスとマッチングトランス１５の出力イン
ピーダンスとが整合するように適切なタップを選択す
る。マッチングトランス１５は変調した音声信号を電力
線１３に重畳させて子機２に送信する。
変調回路１４に入力され、音声信号を高周波に変調して
いる。タップ選択回路１６は、電流検出回路３と接続さ
れ、電流検出回路３により検出した電力線１３の電流値
から電力線１３のインピーダンスを計算し、電力線１３
のインピーダンスとマッチングトランス１５の出力イン
ピーダンスとが整合するように適切なタップを選択す
る。マッチングトランス１５は変調した音声信号を電力
線１３に重畳させて子機２に送信する。
【００１３】子機２は、親機１の警報が聞こえない二階
の部屋やリビングやキッチン等の人がいる割合の多い部
屋等のコンセントに差し込まれて設置される。子機２の
電力線搬送回路９は、電力線１３に重畳された音声信号
を受信するマッチングトランス１７と、音声信号を復調
する復調回路１８とで構成し、親機１から送信された音
声信号は電力線搬送回路９のマッチングトランス１７に
より受信され、音声信号が復調回路１８により復調され
て音声信号回路１０に出力される。そして、音声信号回
路１０からスピーカ１１に音声信号を出力して音声によ
る警報を出力する。
の部屋やリビングやキッチン等の人がいる割合の多い部
屋等のコンセントに差し込まれて設置される。子機２の
電力線搬送回路９は、電力線１３に重畳された音声信号
を受信するマッチングトランス１７と、音声信号を復調
する復調回路１８とで構成し、親機１から送信された音
声信号は電力線搬送回路９のマッチングトランス１７に
より受信され、音声信号が復調回路１８により復調され
て音声信号回路１０に出力される。そして、音声信号回
路１０からスピーカ１１に音声信号を出力して音声によ
る警報を出力する。
【００１４】尚、本実施例において子機２には電流検出
回路とタップ選択回路が設けられていないが、子機２に
ついても電流検出回路とタップ選択回路を設け、電流検
出回路により検出した電流値からタップ選択回路が電力
線１３のインピーダンスを計測して、電力線１３のイン
ピーダンスとマッチングトランス１５の入力インピーダ
ンスが整合するように構成するのが好ましい。
回路とタップ選択回路が設けられていないが、子機２に
ついても電流検出回路とタップ選択回路を設け、電流検
出回路により検出した電流値からタップ選択回路が電力
線１３のインピーダンスを計測して、電力線１３のイン
ピーダンスとマッチングトランス１５の入力インピーダ
ンスが整合するように構成するのが好ましい。
【００１５】また、本実施例において親機１に異常検出
回路５を設けているが、異常検出回路は、特に設けなく
ても何ら問題なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適
宜変更可能である。
回路５を設けているが、異常検出回路は、特に設けなく
ても何ら問題なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適
宜変更可能である。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明に係る過電流警報装
置は、少なくとも電力線の電流を変流器により検出する
電流検出回路と、電流検出回路からの信号が入力される
警報出力回路と、警報出力回路からの警報信号が入力さ
れる音声信号回路と、音声信号回路からの音声信号によ
り音声を出力するスピーカとを具備し、分電盤の内部に
設置される過電流警報装置の親機と、過電流警報装置の
親機と離れた場所に設置され、少なくとも音声を出力す
るスピーカを具備する子機とから成る過電流警報装置に
おいて、親機は、音声信号回路からの音声信号を変調す
る変調回路と、変調した音声信号を電力線に重畳させる
マッチングトランスと、電流検出回路で検出した電流値
から電力線のインピーダンスを計測し、電力線のインピ
ーダンスとマッチングトランスの出力インピーダンスと
が整合するように適切なタップを選択するタップ選択回
路とで成る電力線搬送回路が設けられ、子機は、電力線
に重畳された音声信号を受信するマッチングトランス
と、音声信号を復調する復調回路とで成る電力線搬送回
路が設けられ、親機の電力線搬送回路により音声信号を
電力線に重畳させて送信し、子機の電力線搬送回路によ
り音声信号を受信して音声信号回路から音声信号を出力
してスピーカにより音声を出力可能としたことにより、
電力線のインピーダンスとマッチングトランスのインピ
ーダンスの整合がとれ、音声信号を効率的に電力線に重
畳させることができ、既設の住宅でも簡単に過電流警報
装置の子機を設置することができ、警報の発生を確実に
知らせることができるという優れた効果がある。
置は、少なくとも電力線の電流を変流器により検出する
電流検出回路と、電流検出回路からの信号が入力される
警報出力回路と、警報出力回路からの警報信号が入力さ
れる音声信号回路と、音声信号回路からの音声信号によ
り音声を出力するスピーカとを具備し、分電盤の内部に
設置される過電流警報装置の親機と、過電流警報装置の
親機と離れた場所に設置され、少なくとも音声を出力す
るスピーカを具備する子機とから成る過電流警報装置に
おいて、親機は、音声信号回路からの音声信号を変調す
る変調回路と、変調した音声信号を電力線に重畳させる
マッチングトランスと、電流検出回路で検出した電流値
から電力線のインピーダンスを計測し、電力線のインピ
ーダンスとマッチングトランスの出力インピーダンスと
が整合するように適切なタップを選択するタップ選択回
路とで成る電力線搬送回路が設けられ、子機は、電力線
に重畳された音声信号を受信するマッチングトランス
と、音声信号を復調する復調回路とで成る電力線搬送回
路が設けられ、親機の電力線搬送回路により音声信号を
電力線に重畳させて送信し、子機の電力線搬送回路によ
り音声信号を受信して音声信号回路から音声信号を出力
してスピーカにより音声を出力可能としたことにより、
電力線のインピーダンスとマッチングトランスのインピ
ーダンスの整合がとれ、音声信号を効率的に電力線に重
畳させることができ、既設の住宅でも簡単に過電流警報
装置の子機を設置することができ、警報の発生を確実に
知らせることができるという優れた効果がある。
【図１】本発明に係る過電流警報装置のブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明に係る過電流警報装置の親機の電力線搬
送回路のブロック図である。
送回路のブロック図である。
【図３】本発明に係る過電流警報装置の子機の電力線搬
送回路のブロック図である。
送回路のブロック図である。
【図４】従来の過電流警報装置のブロック図である。
【図５】従来の過電流警報装置を設置した建物の例を示
す図である。
す図である。
【符号の説明】 １ 親機 ２ 子機 ３ 電流検出回路 ４ 警報出力回路 ５ 異常検出回路 ６ 音声信号回路 ７ 電力線搬送回路 ８ スピーカ ９ 電力線搬送回路 １０ 音声信号回路 １１ スピーカ １２ 変流器 １３ 電力線 １４ 変調回路 １５ マッチングトランス １６ タップ選択回路 １７ マッチングトランス １８ 復調回路
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも電力線の電流を変流器により
検出する電流検出回路と、該電流検出回路からの信号が
入力される警報出力回路と、該警報出力回路からの警報
信号が入力される音声信号回路と、該音声信号回路から
の音声信号により音声を出力するスピーカとを具備し、
分電盤の内部に設置される過電流警報装置の親機と、該
過電流警報装置の親機と離れた場所に設置され、少なく
とも音声を出力するスピーカを具備する子機とから成る
過電流警報装置において、前記親機は、前記音声信号回
路からの音声信号を変調する変調回路と、変調した音声
信号を前記電力線に重畳させるマッチングトランスと、
前記電流検出回路で検出した電流値から前記電力線のイ
ンピーダンスを計測し、該電力線のインピーダンスと前
記マッチングトランスの出力インピーダンスとが整合す
るように適切なタップを選択するタップ選択回路とで成
る電力線搬送回路が設けられ、前記子機は、前記電力線
に重畳された音声信号を受信するマッチングトランス
と、音声信号を復調する復調回路とで成る電力線搬送回
路が設けられ、前記親機の電力線搬送回路により音声信
号を前記電力線に重畳させて送信し、前記子機の電力線
搬送回路により音声信号を受信して音声信号回路から音
声信号を出力して前記スピーカにより音声を出力可能と
したことを特徴とする過電流警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000093682A JP2001283346A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 過電流警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000093682A JP2001283346A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 過電流警報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001283346A true JP2001283346A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18608834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000093682A Pending JP2001283346A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 過電流警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001283346A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010226423A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Sharp Corp | 電力線通信装置および電力線通信装置における通信方法 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000093682A patent/JP2001283346A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010226423A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Sharp Corp | 電力線通信装置および電力線通信装置における通信方法 |
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