JP2001283297A - 自動販売機システム - Google Patents

自動販売機システム

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JP2001283297A JP2000099861A JP2000099861A JP2001283297A JP 2001283297 A JP2001283297 A JP 2001283297A JP 2000099861 A JP2000099861 A JP 2000099861A JP 2000099861 A JP2000099861 A JP 2000099861A JP 2001283297 A JP2001283297 A JP 2001283297A
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Yosuke Ikehata
陽介 池畑
Tomio Onoe
登美男 尾上
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用する自動販売機の自動販売機コードを入
力する場合の手操作による入力をなくし、購買者本人が
商品を取得可能な状況にある場合において、商品を販売
できるような自動販売機システムを提供する。 【解決手段】入力操作手段を備える移動体通信端末と、
販売許可信号により商品選択を可能とし商品選択操作に
より該当の商品を排出する複数台の自動販売機と、商品
の排出により商品代金を回収する料金回収システムとか
ら構成される自動販売機システムにおいて、自動販売機
を識別する自動販売機コードを移動体通信端末から取得
可能な状態で保持する自動販売機コード保持手段から、
自動販売機コード入力手段により、操作対象の自動販売
機を識別する自動販売機コードを含む自動販売機情報
を、当該自動販売機に近接して、当該自動販売機から入
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、料金後払い方式の
自動販売機システムに関し、特に、携帯電話機あるいは
簡易型携帯電話機(PHS:Personal Handyphone Syst
em)等の移動体通信端末を利用して、各地域に設置され
ている自動販売機から商品を購入することができる料金
後払い方式の自動販売機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、特開平8−1532
48号公報、特開平8−249530号公報などに示さ
れているように、携帯電話機あるいはPHSを無線操作
端末として利用して、携帯電話機を持っている利用者が
希望の商品を購入する操作を行い、その購入代金は料金
回収システムにより後払いすることができる自動販売機
システムが提案されている。
【0003】図2は、従来の簡易型携帯電話機を利用し
た自動販売機システムの構成例を示すブロック図であ
る。図2において、29は簡易型携帯電話機、20A,
20B,…,20Nは自動販売機、21A,21B,
…,21Nはローカルバス、22は通信データバス、2
3はコントローラである。自動販売機システムは、複数
台の自動販売機20A,20B,…,20Nが、ローカ
ルバス21A,21B,…,21Nおよび通信データバ
ス22を介してコントローラ23に接続されてシステム
を構成しており、それぞれの自動販売機20A,20
B,…,20Nが、簡易型携帯電話機29により利用で
きるようなシステムとなっている。
【0004】このような自動販売機システムは、簡単に
いうと、操作者個人をその個人識別情報(電話番号な
ど)により識別できる簡易型携帯電話機の仕組みを利用
し、簡易型携帯電話機の移動体通信端末から個人情報と
自動販売機識別情報を利用対象とする自動販売機に送信
し、これらの情報と商品の販売情報を集計し、後日、ま
とめて購入者に料金を請求することにより、商品を購入
できる料金後払い式の自動販売機システムである。
【0005】図2に示す自動販売機システムは、移動体
通信端末としての簡易型携帯電話機29と、複数台の自
動販売機20A,20B,…,20Nと、コントローラ
23から構成されており、自動販売機20A,20B,
…,20Nが、ローカルバス21A,21B,…,21
Nおよび通信データバス22を介してオンラインでコン
トローラ23に接続されている。
【0006】簡易型携帯電話機29は、個人情報および
自動販売機情報のコード情報を入力するため複数の操作
ボタンからなる入力装置2と、入力装置2から入力され
たコード情報を記憶する記憶装置4と、簡易型携帯電話
機29の動作をコントロールする制御部を含んだ制御装
置3と、入力され送信すべきコード情報を無線信号に変
換して出力する送信装置5から構成されている。
【0007】自動販売機20A,20B,…,20N
は、簡易型携帯電話機29とのインタフェースをとる通
信インタフェース25と、当該自動販売機20A,20
B,…,20Nの制御動作を統括的にコントロールする
と共に信号処理を行うマイクロプロセッサを利用した自
販機制御部26と、コントローラ23とのオンラインイ
ンタフェースをとる通信インタフェース27と、商品を
排出する商品排出部28とから構成されている。
【0008】このような従来の自動販売機システムを利
用して商品購入を行う購買者は、購買者個人を識別可能
な個人識別コード(携帯電話端末機の電話番号等)、お
よび自動販売機を指定する自動販売機コードを含む商品
購買の要求情報を、移動体通信端末の簡易型携帯電話機
29より送信する必要があるため、まず、購買者は、利
用する自動販売機を指定する自動販売機コードを入力装
置2の操作ボタンを用いてセットする。そして、商品購
入要求を指示する操作ボタンを押すと、簡易型携帯電話
機29内の制御装置3により、記憶装置4内に格納され
ている個人識別コードを読み出し、個人識別コードと自
動販売機コードが送信装置5に送られる。送信装置5
は、個人識別コードおよび自動販売機指定コードを無線
信号により、自動販売機20A,20B,…,20Nに
送信する。
【0009】各々の各自動販売機20A,20B,…,
20Nでは、送信された個人識別コードと自動販売機指
定コードを受信して、通信インタフェース25を介して
自販機制御部26に送られ、通信インタフェース27、
ローカルバス21A,21B,…,21Nおよび通信デ
ータバス22を介してコントローラ23に送信される。
【0010】コントローラ23では、個人識別コードに
より当該個人識別コードが、その使用が禁止されたもの
であるか否か等の判定を行い、その結果、問題がなく使
用できるものであれば、コントローラ23は、通信デー
タバス22、ローカルバス21A,21B,…,21N
および通信インタフェース20の経路を通して、販売許
可信号を自動販売機20A,20B,…,20Nに送信
する。販売許可信号を受信した自販機制御部26は、商
品の販売を許可する状態となるので、販売可能商品の価
格表示機(図示せず)を点灯させる。この状態で、購買
者が商品選択ボタン(図示せず)を押すと、自販機制御
部26により商品排出部28に指令を出して、商品選択
ボタンにより選択された商品を排出する。自販機制御部
26は排出した商品の商品コードを、通信インタフェー
ス27、ローカルバス21A,21B,…,21N、通
信データバス22の経路により送信する。商品コードを
受信したコントローラ23は、当該商品を販売した自動
販売機20A,20B,…,20Nのいずれかの該当す
る自動販売機から売り上げデータの収集をそれぞれに行
い、後日、料金請求するためデータとして使用する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動販売機システムでは、移動体通信端末か
ら利用しようとする自動販売機の自動販売機コードを、
自動販売機の利用を希望する購買者が手操作で入力し
て、無線信号により該当の自動販売機に送信する構成と
なっているため、購買者が利用したい自動販売機とは異
なる自動販売機コードを間違って入力し送信してしまっ
た場合、該当の自動販売機とは違う自動販売機が販売許
可状態になってしまい、全く関係の無い他人によって、
販売許可状態になった自動販売機から商品が取得される
ということになる虞がある。
【0012】また、移動体通信端末を持っている購買者
が、自動販売機から排出された商品を取得可能かどうか
の状況が確認できるようにはなされていないため、商品
の受渡しにも問題がある。
【0013】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、本発明の目的は、利用する自動
販売機の自動販売機コードを入力する場合の手操作によ
る入力をなくし、購買者本人が商品を取得可能な状況に
ある場合において、商品を販売できるような自動販売機
システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明による自動販売機システムは、入力操
作手段を備える移動体通信端末と、販売許可信号により
商品選択を可能とし商品選択操作により該当の商品を排
出する複数台の自動販売機と、商品の排出により商品代
金を回収する料金回収システムとから構成される自動販
売機システムにおいて、前記移動体通信端末は、操作対
象の自動販売機を識別する自動販売機コードを自動販売
機に近接して自動販売機から入力する自動販売機コード
入力手段と、操作者を識別する個人識別コードおよび前
記自動販売機コード入力手段により入力された自動販売
機コードとを送信情報にして無線信号により送信する送
信手段とを備えており、前記自動販売機は、自動販売機
を識別する自動販売機コードを前記移動体通信端末から
取得可能な状態で保持する自動販売機コード保持手段
と、前記送信情報を受信する受信手段と、受信した送信
情報の自動販売機コードが自動販売機コード保持手段に
保持された自動販売機コードに対応する場合に前記送信
情報を料金回収システムに転送する情報転送手段と、料
金回収システムから販売許可信号が得られた場合に商品
選択信号により選択された商品を排出する商品排出部と
を有し、前記料金回収システムは、転送された個人識別
コードによる信用情報を判定して販売可能であると判定
できた場合に販売許可信号を自動販売機に送信し、自動
販売機から排出された商品コードを受信し、個人識別コ
ードごとの販売金額を記録する販売処理手段を有するこ
とを特徴とする。
【0015】つまり、本発明による自動販売機システム
においては、自動販売機コード入力手段が、操作対象の
自動販売機を識別する自動販売機コードを含む自動販売
機情報を、当該自動販売機に近接して、具体的には自動
販売機から商品が取得可能な距離において、当該自動販
売機から入力する。これにより、自動販売機から商品を
購入しようとする購買者が、利用する自動販売機を識別
する自動販売機コードを、その自動販売機から商品が取
得可能な距離において、その自動販売機から入力するこ
とになる。このため、購買者本人が自動販売機から商品
を取得可能な状況にある場合においてのみ自動販売機コ
ードが入力できることになる。また、自動販売機コード
の入力は、利用する自動販売機の側から、移動体通信端
末の側に手入力操作を行うことなく、取り込んで入力で
きる構成としているので、自動販売機コードを入力する
場合の手入力操作による入力ミスをなくすことができ
る。
【0016】このため、本発明による自動販売機システ
ムを利用することで、自動販売機を識別するための自動
販売機コードを、自動販売機システムを利用する購買者
が手操作で入力する手間を省くことができる。手入力操
作による入力の場合には、入力ミスが発生しやすいが、
データを読み込んでくるだけの単純な操作のため、入力
ミスを無くすことができ、購買者が利用しようとする自
動販売機以外を指定するということがなくなるため、購
買者は安心して自動販売機を利用して商品を購入するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態を実施例として、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる自動販売機システム
の構成を示すブロック図である。この自動販売機システ
ムは、図1で示すように、移動体通信端末として機能す
る携帯電話機1と、複数台の自動販売機9A,9B,
…,9Nと、電話会社等のコンピュータシステムを利用
した料金回収システム17から構成される。
【0018】移動体通信端末として機能する携帯電話機
1は、本発明にかかる基本的な要素として、自動販売機
コードなどのコード情報を入力する入力手段として機能
する複数の操作ボタンからなる入力装置2と、携帯電話
機1の全体をを統括的に制御する制御装置3と、入力さ
れたコード情報等を記憶しておく記憶装置4と、コード
情報を送信するための送信装置5およびアンテナ6と、
自動販売機9A,9B,…,9Nの自動販売機コードを
含む自動販売機情報を、自動販売機に近接して読み取る
ためのICチップリーダ7と、入力されたコード情報を
確認するための表示装置8とを備えた構成とされてい
る。
【0019】ここでICチップリーダ7は、自動販売機
9A,9B,…,9Nの内部に装備されたICチップ1
4に予め設定されている自動販売機コードデータを、自
動販売機に配設されたICチップ14の位置の近くに非
接触で近接するだけで読み取ることのできるデータ入力
装置である。つまり、ICチップ14の中には、当該I
Cチップ14を組み込んでいる自動販売機9A,9B,
…,9Nを識別するためのコード情報である自動販売機
コードや自動販売機名等の自動販売機情報を保持してお
き、これらの情報を携帯電話機1に入力するための入力
手段としてICチップリーダ7を、携帯電話機1に装備
している。ここでのICチップリーダ7としては、自動
販売機9A,9B,…,9Nと接触する必要のない、非
接触型のICチップリーダを使用することで、自動販売
機システムが購買者にとっては利用しやすいものとな
る。
【0020】携帯電話機1の側から、自動販売機9A,
9B,…,9Nの側に送信される情報は、ICチップリ
ーダ14により読み取られた自動販売機コードと、携帯
電話機1の記憶装置4内に保持されており、購買者を識
別するための個人識別コードとして利用する携帯電話番
号がある。
【0021】自動販売機システムを構成するそれぞれの
自動販売機9A,9B,…,9Nの構成は、本発明にか
かる基本的な要素として、購買者の携帯電話機1から送
信される送信情報の受信を行い、また、料金回収システ
ム17へ送信情報の送信を行うためにも利用できる送受
信部15およびアンテナ16と、商品を選択するための
商品選択部10と、商品選択部10により選択された商
品を排出するための商品排出部11と、受信した電話番
号等の情報を一時記憶し保持しておくための記憶部12
と、自動販売機9A,9B,…,9Nの個々の制御を行
う制御装置13と、自動販売機コードを含む自動販売機
情報が保持されているICチップ14とから構成されて
いる。
【0022】料金回収システム17は、コンピュータシ
ステムを利用した料金回収・料金請求システムの諸機能
を有するものであり、利用者の携帯電話番号や課金情報
等をデータベースにより管理して月次毎に請求書を発行
し、利用者からの料金回収を行うシステムである。具体
例として、例えば、既存の携帯電話サービス会社、電話
サービス会社による有料情報システム(ダイヤルQ2シ
ステム)の課金システムによる料金回収システムや、各
種クレジットカード会社による代金回収システムなどが
利用できる。このような代金回収システムは公知であ
り、本発明とは直接関係しないので、ここでの詳細は説
明は省略する。
【0023】ここでの料金回収システム17は、自動販
売機9A,9B,…,9Nから商品販売の情報(商品コ
ード、個人識別コード)を受信することにより、購買者
の販売金額の情報の更新を行う。次に、この自動販売機
システムを利用する場合の一連の流れを説明する。図3
は、実施例の自動販売機システムの動作を説明する処理
フローのブロック図である。
【0024】商品を購入しようとする購買者は、まず、
自動販売機9A,9B,…,9Nの中から、利用したい
1台(ここでは、9Aとする)を選択し、携帯電話機1
に装備されているICチップリーダ7を、該当自動販売
機のICチップ14が設けられている部分(例えば、コ
イン投入口、商品選択ボタンの近く)に近づける。これ
により、携帯電話機1では、ICチップリーダ7により
ICチップ14のデータが読み取られ、自動販売機情報
が取得される(ステップS1)。取得された自動販売機
9Aの自動販売機コードを含む自動販売機情報は、制御
装置3を介して記憶装置4に記憶される。この時、記憶
装置4に記憶された取得された自動販売機9Aの自動販
売機コードは、その自動販売機情報中の自動販売機コー
ドの桁数不正などが制御装置3によって識別され、明ら
かに自動販売機コードが不正であった場合には、制御装
置3のメッセージ出力部により表示装置8に、自動販売
機コードの再取得を促すメッセージを出力する。
【0025】記憶装置4に、例えば、桁数不正でない正
しい自動販売機コードが取得され、自動販売機情報中の
自動販売機名等の出力メッセージにより、購入しようと
している自動販売機9Aであることが確認された場合、
つまり、表示装置8にメッセージ出力部から自動販売機
コードの再取得メッセージが出力されなかった場合、携
帯電話機1の入力装置2を操作して、記憶装置4に保持
されている携帯電話番号と自動販売機から取得した自動
販売機コードと購買者の個人識別コードとなる携帯電話
番号とを、商品購買要求のための入力信号(送信情報)
として制御装置3に送る。制御装置3は、商品購買要求
のために入力した送信情報を送信装置5に送出する。送
信装置5は、アンテナ6を介して自動販売機9Aのアン
テナ16に無線信号として送信する(ステップS2)。
【0026】自動販売機9Aにおいて、アンテナ16で
受信した無線信号の送信情報は、送受信部15により受
信処理して(ステップS3)、受信した送信情報は制御
装置13に送られる。制御装置13は、受信した信号か
ら送られてきた送信情報(自動販売機コード,携帯電話
番号)を取り出して、記憶部12に記憶する。また、制
御装置13は、続いて自動販売機9Aが受信した送信情
報のうち自動販売機コードは、ICチップ14に保持さ
れている自動販売機コードと照合して、自動販売機9A
の自動販売機コードと一致しているか否かを確かめる。
一致していた場合には、制御装置13により、購買者個
人を識別するための携帯電話番号(個人識別コード)が
送受信部15に送られ、送受信部15からアンテナ16
を介して無線信号により、または通信回線を介して料金
回収システム17に送信される(ステップS4)。料金
回収システム17においては、自動販売機9Aから送信
されてきた携帯機電話番号を受信する(ステップS5)
と、次に、送られてきた携帯電話番号が、販売を許可さ
れている利用者の携帯電話番号であるか否かを、料金回
収システム17中の利用者の携帯電話番号を保持してい
るデータベースを検索し照合することによりチェックし
(ステップS6)、その判定結果情報を自動販売機9A
に送信する(ステップS7)。
【0027】料金回収システム17から送信された該当
携帯電話機1の販売許可の判定結果情報(販売許可信
号)は、無線信号の場合はアンテナ16を介して送受信
部15により受信し、または通信回線を介して送受信部
15により受信して(ステップS8)、制御装置13に
送られる。その判定結果情報が販売を許可しても良い携
帯電話機である場合、制御装置13により商品選択部1
0に販売許可信号が送られて、商品選択ボタン(図示せ
ず)を点灯させ、商品排出を準備する状態とする。この
状態となると、商品購買者(利用者)は、商品選択部1
0の商品選択ボタンを押す(ステップS9)、これによ
り商品が選択されるので、制御装置13は商品排出部1
1を制御し、商品排出部11は選択された商品を排出口
から排出する(ステップS10)。それと同時に、記憶
部12に記憶されている携帯電話番号と排出した商品コ
ードと送受信部15に送信し、送受信部15から、これ
らの情報が料金回収システム17に送信される(ステッ
プS11)。このようにして、商品を購入することがで
きる。
【0028】料金回収システム17は、携帯電話番号と
販売された(排出された)商品コードとを受信し(ステ
ップS12)、課金情報と携帯電話番号等を個人情報と
して管理しているデータベースを更新する。つまり、料
金回収のための利用者ごとのデータベースを更新する
(ステップS13)。ここでの料金回収システム17で
は、コンピュータシステムを利用した料金回収システム
となっており、課金情報と携帯電話番号等を個人情報と
して、データベースにより管理し、月次で携帯電話番号
所有者の電話料金清算書、あるいは銀行引落しなどによ
り、料金の回収を行う。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明による自
動販売機システムを利用することによって、自動販売機
を識別するための自動販売機コードを、自動販売機シス
テムを利用する購買者が手入力操作で入力する手間を省
くとともに、手入力操作による入力の場合には入力ミス
が発生しやすいが、データを読み込んでくるだけの単純
な操作のため、入力ミスを無くすことができ、購買者が
利用しようとする自動販売機以外を指定するということ
がなくなるため、購買者は安心して本発明による自動販
売機システムを利用し、商品を購入することができる。
また、移動体通信端末をもつ購買者は、利用する自動販
売機から商品を取得できる状態でのみ、自動販売機から
購入した商品が排出され、確実な商品の受け渡しが可能
となる。さらには、移動体無線通信端末の特性を活かし
て、自動販売機情報として文字、音声情報を取り込むこ
とにより、推奨商品の情報、商品の宣伝、あるいは音声
ガイダンスなどの販売商品に関する様々な付加情報の提
供も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる自動販売機システムの概略構
成を示すブロック図である。
【図2】 従来の移動体通信端末を利用した自動販売機
システムの構成を示すブロック図である。
【図3】 実施例の自動販売機システムの動作を説明す
る処理フローのブロック図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機 2…入力装置 3…制御装置 4…記憶装置 5…送信装置 6…アンテナ 7…ICチップリーダ 8…表示装置 9A,9B,9N…自動販売機 10…商品選択部 11…商品排出部 12…記憶部 13…制御装置 14…ICチップ 15…送受信部 16…アンテナ 17…料金回収システム 20A,20B,20N…自動販売機 21A,21B,21N…ローカルバス 22…通信データバス 23…コントローラ 25…通信インタフェース 26…自販機制御部 27…通信インタフェース 29…簡易型携帯電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 9/00 G07F 9/00 P H04Q 7/38 H04B 7/26 109S (72)発明者 尾上 登美男 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA10 CA09 CB05 DA10 DB05 DC01 DE01 DE02 FA01 FB17 5B058 CA15 KA01 KA12 KA33 KA37 YA01 YA06 YA13 5K067 AA21 AA34 BB04 BB21 DD17 EE02 EE12 GG01 HH21 HH24 KK00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力操作手段を備える移動体通信端末と、
    販売許可信号により商品選択を可能とし商品選択操作に
    より該当の商品を排出する複数台の自動販売機と、商品
    の排出により商品代金を回収する料金回収システムとか
    ら構成される自動販売機システムにおいて、 前記移動体通信端末は、 操作対象の自動販売機を識別する自動販売機コードを自
    動販売機に近接して自動販売機から入力する自動販売機
    コード入力手段と、 操作者を識別する個人識別コードおよび前記自動販売機
    コード入力手段により入力された自動販売機コードとを
    送信情報にして無線信号により送信する送信手段とを備
    えており、 前記自動販売機は、 自動販売機を識別する自動販売機コードを前記移動体通
    信端末から取得可能な状態で保持する自動販売機コード
    保持手段と、 前記送信情報を受信する受信手段と、 受信した送信情報の自動販売機コードが自動販売機コー
    ド保持手段に保持された自動販売機コードに対応する場
    合に前記送信情報を料金回収システムに転送する情報転
    送手段と、 料金回収システムから販売許可信号が得られた場合に商
    品選択信号により選択された商品を排出する商品排出部
    とを有し、 前記料金回収システムは、 転送された個人識別コードによる信用情報を判定して販
    売可能であると判定できた場合に販売許可信号を自動販
    売機に送信し、自動販売機から排出された商品コードを
    受信し、個人識別コードごとの販売金額を記録する販売
    処理手段を有することを特徴とする自動販売機システ
    ム。
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