JP2001283006A - 預金情報管理システム、カード決済システム及び方法、並びに記録媒体 - Google Patents

預金情報管理システム、カード決済システム及び方法、並びに記録媒体

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JP2001283006A
JP2001283006A JP2000128339A JP2000128339A JP2001283006A JP 2001283006 A JP2001283006 A JP 2001283006A JP 2000128339 A JP2000128339 A JP 2000128339A JP 2000128339 A JP2000128339 A JP 2000128339A JP 2001283006 A JP2001283006 A JP 2001283006A
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勇 高橋
Fumiji Sato
文志 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より安全にインターネット等の電子取引に利
用することが可能なシステムを提供する。 【解決手段】 各アカウントに対応してクレジットカー
ド16を発行する銀行20と、銀行20内のアカウント
に対して割り当てられた複数のサブアカウント毎に預金
情報を管理するとともに、クレジットカード16による
信用取引額を取引の発生毎に預金情報に反映させるデー
タ管理サーバ11と、各サブアカウントの預金情報をユ
ーザ91に対して提示するデータ管理サーバ12と、各
クレジットカードの信用取引の発生毎に信用取引額に関
する情報を銀行20を介してやり取りするカード会社5
0と、インターネット100における特定の仮想ショッ
ピングモール13内でのクレジットカード16を用いた
信用取引額を、直接各クレジットカードに対応する預金
情報に反映させる決済会社30とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを介した信用取引に用いて好適な預金情
報管理システム、カード決済システム及び方法、並びに
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット等のネットワーク
を介した電子取引では、代金決済の手段としてクレジッ
トカードを用いたものが多く利用されている。このよう
なシステムでは、商品やサービスの購入時に、ユーザが
WWW(ワールドワイドウェブ)ブラウザ等を操作し
て、希望の商品やサービスを指定するための情報を入力
するとともに、クレジットカードの会社名や番号、有効
期限等に関する情報を入力し、そして、入力された情報
がインターネットを介して相手側に送信されるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、上記のようなイ
ンターネットを介した電子取引の数が増加し、それに伴
って、クレジットカードに関する情報の漏洩や不正使
用、あるいは決済額の改竄などの問題が多く発生してき
ている。そのため、より安全な決済方法の確立が求めら
れている。
【0004】一方、クレジットカードを持たないユーザ
は、電子取引の使用の機会が制限されたり、取引に要す
る時間が長くなって利便性が損なわれたりといった問題
が生じてきている。しかしながら、従来のシステムで
は、クレジットカードの発行に当たって、職業や収入に
ついて一定の条件が課せられている場合が多く、すべて
のインターネットのユーザがクレジットカードを容易に
持つことができる状況ではない。他方、デビットカード
の場合、上記した問題が生じることはクレジットカード
に比べて少ないが、発行元となる金融機関に出向いて口
座を開設する作業が必要となる。又、複数のデビットカ
ードを所有したいという要望もあり、かかる場合には、
複数の金融機関に別個の口座を設けることが要求され、
手間や管理が面倒になるという問題がある。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑み、従来に比べ
より安全で、また、クレジットカードを持っていなかっ
たユーザがより容易にクレジットカートを持つことがで
き、ユーザが金融機関に口座を設けなくともデビットカ
ードを所有できる預金情報管理システム、カード決済シ
ステム及び方法、並びに記録媒体を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、1つのメインアカウントに
対して割り当てられた複数のサブアカウント毎に預金情
報を管理するとともに、各サブアカウントに対応して発
行されたクレジットカード又はデビットカードによる信
用取引額を取引の発生毎に預金情報に反映することを特
徴とする預金情報管理システムである。このような構成
によれば、各取引毎に取引情報が確認されるようになる
ので、従来より安全なカード決済システムを得ることが
できる。又、一定の信用条件を満たす管理会社によって
メインアカウントを取得することで、その管理会社の管
理の元、複数のクレジットカードやデビットカードを発
行することができ、従来に比べ、クレジットカードを持
っていなかったユーザがより容易にクレジットカートを
持つことができ、又、ユーザが金融機関に出向いて口座
を開設しなくともデビットカードを持つことができる。
さらに、上記メインアカウントのもと、1人のユーザが
金融機関に別個の口座を設けなくとも容易に複数のデビ
ットカードを持つことができる。請求項2記載の発明
は、前記預金情報管理システムと、前記複数のサブアカ
ウント毎の預金情報を各サブアカウントのユーザに対し
て提示するサーバシステムとを備えることを特徴として
いる。このような構成によれば、各取引毎に取引情報が
確認されるとともに、ユーザが容易に取引情報を確認で
きるようになるので、従来より安全なカード決済システ
ムを得ることができる。請求項3記載の発明は、1つの
メインアカウントに対して複数のサブアカウントを割り
当てて各サブアカウント毎に預金情報を管理する管理手
段と、前記メインアカウントを有する者からの依頼に基
づいて、前記各サブアカウントを決済元とする複数のク
レジットカード又はデビットカードを発行する発行手段
とを備えることを特徴としている。このような構成によ
れば、ユーザが容易にクレジットカードやデビットカー
ドの発行を受けることができる。
【0007】請求項4記載の発明は、1つのメインアカ
ウントに対して割り当てられた複数のサブアカウント毎
に預金情報を管理するとともに、各サブアカウントに対
応して発行されたクレジットカード又はデビットカード
による信用取引額を取引の発生毎に預金情報に反映する
預金情報管理システムと、前記複数のサブアカウント毎
の預金情報を各サブアカウントのユーザに対して提示す
るサーバシステムと、前記各クレジットカード又は前記
各デビットカードを発行、管理するシステムであって、
前記各クレジットカード又は前記各デビットカードを用
いた信用取引の発生毎に信用取引額に関する情報を前記
預金情報管理システムとやり取りするカード管理システ
ムと、インターネットにおける特定の仮想ショッピング
モール内での前記クレジットカード又は前記デビットカ
ードを用いた信用取引額を、前記カード管理システムを
介さずに直接前記預金情報管理システムにおける各クレ
ジットカード又は各デビットカードに対応する預金情報
に反映させる取引決済システムとを備えることを特徴と
している。請求項5記載の発明は、請求項2又は4記載
のカード決済システムにおいて、前記預金情報管理シス
テムと、前記サーバシステムとが通信回線を介して接続
されていることを特徴としている。
【0008】請求項6記載の発明は、請求項2又は4記
載の前記サーバシステムにインターネットを介して接続
されていることを特徴とするサーバ装置である。請求項
7記載の発明は、請求項2又は4記載の前記サーバシス
テムにおいて、前記サーバシステムが、前記複数のサブ
アカウント毎の預金情報を所定の為替レートに基づいて
変換した値で、各サブアカウントのユーザに対して提示
することを特徴としている。請求項8記載の発明は、請
求項2記載の前記サーバシステムにおいて、前記特定の
仮想ショッピングモール内に複数の仮想店舗があり、複
数の仮想店舗がそれぞれ前記複数のサブアカウントのい
ずれかを有していることを特徴としている。
【0009】請求項9記載の発明は、請求項2又は4記
載のカード決済システムにおいて、前記クレジットカー
ド又は前記デビットカードが、各クレジットカード又は
各デビットカードに対応する前記サブアカウント毎の預
金情報を記憶するための記憶手段を有していることを特
徴としている。請求項10記載の発明は、請求項3記載
のカード決済システムにおいて、前記メインアカウント
を有する者による依頼が、前記各サブアカウントのユー
ザからのデポジットに基づくものであることを特徴とし
ている。
【0010】請求項11記載の発明は、1つのメインア
カウントに対して割り当てられた複数のサブアカウント
毎に預金情報を管理するとともに、各サブアカウントに
対応して発行されたクレジットカード又はデビットカー
ドによる信用取引額を取引の発生毎に預金情報に反映す
ることを特徴としている。請求項12記載の発明は、1
つのメインアカウントに対して割り当てられた複数のサ
ブアカウント毎に預金情報を管理するとともに、各サブ
アカウントに対応して発行されたクレジットカード又は
デビットカードによる信用取引額を取引の発生毎に預金
情報に反映する過程と、前記複数のサブアカウント毎の
預金情報を各サブアカウントのユーザに対して提示する
過程とを有することを特徴としている。
【0011】請求項13記載の発明は、1つのメインア
カウントに対して割り当てられた複数のサブアカウント
毎に預金情報を管理するとともに、各サブアカウントに
対応して発行されたクレジットカード又はデビットカー
ドによる信用取引額を取引の発生毎に預金情報に反映す
る過程と、前記複数のサブアカウント毎の預金情報を各
サブアカウントのユーザに対して提示する過程と、前記
各クレジットカード又は前記各デビットカードを発行、
管理するカード管理システムにおいて、前記各クレジッ
トカード又は前記各デビットカードを用いた信用取引の
発生毎に信用取引額に関する情報を前記預金情報管理シ
ステムとやり取りする過程と、インターネットにおける
特定の仮想ショッピングモール内での前記クレジットカ
ード又は前記デビットカードを用いた信用取引額を、前
記カード管理システムを介さずに直接各クレジットカー
ド又は各デビットカードに対応する預金情報に反映させ
る過程とを有することを特徴とする。請求項14記載の
発明は1つのメインアカウントに対して割り当てられた
複数のサブアカウント毎に預金情報を管理するととも
に、各サブアカウントに対応して発行されたクレジット
カード又はデビットカードによる信用取引額を取引の発
生毎に預金情報に反映する処理と、前記複数のサブアカ
ウント毎の預金情報を各サブアカウントのユーザに対し
て提示する処理とをコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体で
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明によるカー
ド決済システムの一実施の形態を示すブロック図であ
り、インターネット100と関連して設けられている図
中鎖線で囲った部分10が本発明によって新規に設けら
れた本システムの主要部である。
【0013】まず、クレジットカードを用いる場合の決
済について説明する。データ管理サーバ11は、他のデ
ータ管理サーバ12、銀行20、および決済会社30
と、それぞれ通信回線41、42、および43によって
接続されていて、データの通信を行えるようになってい
る。データ管理サーバ11(すなわちデータ管理サーバ
11を管理する図示しない管理会社)は、銀行20に、
少なくとも1つのアカウントを持ち、通信回線42を介
して通信を行うことで、銀行20が有するアカウントの
残高等の情報について銀行20と同一の最新の情報を入
手できるようになっている。銀行20は、預金の受入、
為替の取引などを主たる業務とする金融機関であって、
さらに、開設されたアカウントの預金の預け入れや引き
出しの際に使用されるキャッシュカードに対して、当該
アカウントを決済口座とするクレジットカードの機能を
併せて持たせて発行する機能を提供する。このクレジッ
トカードの機能を有するキャッシュカード(クレジット
カード16)の発行機能は、クレジットカードの発行お
よび管理業務を行うカード会社50によって発行され
る。そして、キャッシュカードに追加されたクレジット
カードの機能は、カード会社50と契約を結んだ複数の
加盟店で使用可能となっている。
【0014】図1の例では、インターネット100内の
複数の仮想店舗60、60と、インターネット100外
の複数の現実の店舗70、70が、カード会社50のク
レジットカードを使用可能とする加盟店である。この例
では、銀行20とカード会社50は、通信回線44によ
って接続されていて、カード会社50は、銀行20によ
って発行されたクレジットカード機能付きのキャッシュ
カードを使用しようとする信用取引が各店舗60、70
等において発生した場合には、発生の度に、そのクレジ
ットカードに対応する銀行20内のアカウントの残高
等、使用限度額を決定する情報を銀行20から入手する
ことで、当該クレジットカードの使用可否を判断する。
そして、判断結果は、通信回線45〜48を介して各店
舗60、70へ通知され、各店舗60、70は使用可能
であるとする判断結果(認証結果)が通知された場合
に、実際に信用取引処理を実行する。
【0015】一方、データ管理サーバ11あるいはデー
タ管理サーバ12は、自サーバ内に、あるいはそれに通
信回線を介して接続されているインターネット100内
の他のサーバ内に、複数の仮想店舗14、14、…から
なる仮想ショッピングモール13を構築している。ま
た、決済会社30は、それぞれ通信回線81、82を介
して、銀行20およびカード会社50に接続されてい
て、仮想ショッピングモール13内の仮想店舗14、1
4、…における売買取引の決済業務を行う機能を有して
いる。ここで、決済会社30は、仮想店舗14、14、
…において、一方、データ管理サーバ11で管理されて
いるクレジットカードによる取引に対しては、信用取引
額を銀行20に対して通知し、他方、データ管理サーバ
11で管理されているクレジットカード以外のものによ
る取引に対しては、カード会社50に対して信用取引額
を通知することで、認証処理および決済処理を行う。
【0016】管理会社15は、データ管理サーバ12と
通信回線83を介して接続されていて、ユーザ91の依
頼に基づいて、データ管理サーバ11内に銀行20に開
設したアカウントを複数に分割したものに対応するサブ
アカウントを構成し、データ管理サーバ11あるいは1
2で管理される各サブアカウントの情報に基づいて、ユ
ーザ91にクレジットカード16を発行する業務を行
う。ユーザ91は、管理会社15によって発行されたク
レジットカード16を用いて、直接、店舗70で商品を
購入したり、あるいはユーザ端末92を介してインター
ネット100にアクセスして、仮想店舗60で買い物を
したり、仮想店舗14で買い物をしたりできるようにな
っている。なお、ユーザ91は、ユーザ端末92を介し
てデータ管理サーバ12にアクセスすることによってク
レジットカード16の使用限度残額等の情報を入手でき
るようになっている。つまり、データ管理サーバ12
は、ユーザ91に対して預金情報を提示する。この場
合、預金情報の提示方法としては、上述のようにユーザ
91側からユーザ端末92を介してデータ管理サーバ1
2に問い合わせる他、例えば、データ管理サーバ12側
から電子メール等でユーザ端末92に適宜預金情報を配
信してもよく、データ管理サーバ12を管理する管理会
社15からユーザ91へ預金情報を郵送してもよい。
【0017】次に、図2を参照して、図1に示すデータ
管理サーバ11および銀行20の構成の詳細について説
明する。データ管理サーバ11は、中央制御装置11a
と、銀行20に設定したアカウント(以下、メインアカ
ウント)と同一の情報を有するデータベースであるメイ
ンアカウント11bとを有して構成されている。中央制
御装置11aは、銀行20内の中央制御装置20aと通
信回線42を介して接続されているとともに、データ管
理サーバ12、決済会社30、および仮想ショッピング
モール13と、それぞれ接続されている。そして、メイ
ンアカウント11bは、データ上複数のサブアカウント
11c、11c、11c、…に分割されて全体としてデ
ータベースを構成しているが、このデータベースを含め
て「メインアカウント11b」と称することにする。
【0018】一方、銀行20は、中央制御装置11aと
カード会社50および決済会社30に接続されている中
央制御装置20aと、データ管理サーバ11によって設
定されたメインアカウント(アカウント)20cのデー
タを含むデータベース20bとを備えている。中央制御
装置11aと中央制御装置20aとは、逐次情報のやり
取りを行い、銀行20内のメインアカウント20cのデ
ータと、データ管理サーバ11内のメインアカウント1
1bのデータを、常に同一の値をとるように、すなわ
ち、ミラーリングされた状態となるように管理されてい
る。
【0019】上述したように、銀行20は、メインアカ
ウント20cを開設したデータ管理サーバ11(すなわ
ちデータ管理サーバ11を管理する管理会社)に対し
て、カード会社50が発行するクレジットカードの機能
を付加したキャッシュカードを発行する。この場合、銀
行20は、メインアカウント20cに対応するクレジッ
トカードの機能を付加したキャッシュカードとして、デ
ータ管理サーバ11内の複数のサブアカウント11cの
数に対応する枚数のクレジット機能付きキャッシュカー
ド(以下、クレジットカード)16を発行する。複数の
クレジットカード16、16、…は、異なるクレジット
カード番号および名義人名等を刻印されて形成されてい
る。
【0020】また、銀行20は、各クレジットカード1
6に対応するデータ管理サーバ11内のサブアカウント
11cのデータを監視して、サブアカウント11cの口
座残高を当該サブアカウント11cに対応するクレジッ
トカード16の使用限度額に設定するような情報を、ク
レジットカード16の使用先がデータ管理サーバ11あ
るいはデータ管理サーバ12で管理される仮想店舗1
4、14のいずれかである場合には決済会社30に対し
て、それ以外の場合にはカード会社50へ通知する機能
を有している。銀行20は、また、カード会社50また
は決済会社30からの情報に基づいて、各クレジットカ
ード16を用いた信用取引額を、各クレジットカード1
6に対応するサブアカウント11cの残高から差し引く
指示をデータ管理サーバ11へ送信する機能を有してい
る。データ管理サーバ11は、銀行20から送られてく
る情報に基づいて各サブアカウント11cの情報を更新
する。したがって、各サブアカウント11cの残高情報
は、対応する各クレジットカード16の信用取引の使用
額に応じて減少し、各サブアカウント11cの残高情報
よりも高額の信用取引が発生した場合には、その状態が
銀行20を介して伝達されるのでカード会社50あるい
は決済会社30は、その取引を無効にするような指示を
問い合わせ元の店舗(60あるいは70)へ通知する。
【0021】次に、図3〜図6を参照して、図1および
図2に示す、クレジットカードを用いたカード決済シス
テムの処理内容について説明する。図3は、ユーザ91
の依頼に基づいて管理会社15がユーザ91に対してク
レジットカードを発行する場合の処理手順を示すフロー
図である。ユーザ91は、直接、管理会社15に対して
連絡を取るか(A1)、あるいはユーザ端末92を操作
してインターネット100内のデータ管理サーバ11あ
るいはデータ管理サーバ12にアクセスすることで(A
2)、クレジットカード16の発行を依頼する。ここ
で、ユーザ91は、管理会社15に対して、希望するク
レジットカードの使用限度額に対応する料金あるいは一
定の金額の料金を送金する。管理会社15またはデータ
管理サーバ11もしくはデータ管理サーバ12は、所定
の料金の入金が確認されると、データ管理サーバ11内
に当該ユーザ91および入金額に対応するサブアカウン
ト11cを割り当て、銀行20を介してカード会社50
へ当該ユーザ91(および当該サブアカウント11c)
に対応するクレジットカード16の発行を依頼する(A
3,A4)。
【0022】カード会社50は、ユーザ91に対応する
クレジットカード16を発行し(A5)、銀行20はそ
の旨を示す情報をデータ管理サーバ11へ送信するとと
もに(A6)、発行されたクレジットカード16を管理
会社15へ送付する(A7)。管理会社15は、受け取
ったクレジットカード16をユーザ91へ送付する(A
8)。ここで、データ管理サーバ11内のサブアカウン
ト11cにはユーザ91から入金された料金に対応する
額の残高が設定される。サブアカウント11cに設定さ
れる残高は、いずれかの国の通貨単位を基準として管理
されるが、例えば各ユーザ91が住んでいる地域の通貨
単位に基づいて設定された所定の単位(例えばポイント
といった単位)で管理されるようになっている。銀行2
0は、いずれかの国の通貨単位に基づいて預金情報を管
理するので、図2に示すメインアカウント20cとメイ
ンアカウント11bが有する情報の間には所定の為替レ
ートに基づく変換処理が施されることになる。なお、本
発明の実施態様としては、上記データ管理サーバ11、
12、銀行20、カード会社50がいずれも同一国に存
在していてもよいが、データ管理サーバ11、12がイ
ンターネット100を介して接続されていることを利用
して、カード発行の比較的容易なカード会社50を有す
るA国に銀行20及びデータ管理サーバ11を設ける一
方で、カード発行の比較的困難(不便)なB国にデータ
管理サーバ12(管理会社15)を設けて、当該B国内
のユーザ91にクレジットカード16を供給するとよ
い。
【0023】次に、図4を参照してクレジットカード1
6の発行を受けたユーザ91が、図1に示す仮想店舗6
0から何らかの商品を購入する場合の決済処理について
説明する。ここでは、まずユーザ91が、ユーザ端末9
2を介して、データ管理サーバ12へアクセスして、ク
レジットカード16の使用残高を確認することにする
(B1)。データ管理サーバ12は、データ管理サーバ
11へアクセスして、ユーザ91に対応するサブアカウ
ント11cの残高情報を問い合わせる(B2)。データ
管理サーバ11は、必要に応じて銀行20と情報のやり
取りを行い、最新の情報を確認した後(B3)、対応す
るサブアカウント11cの残高ポイントをデータ管理サ
ーバ12へ通知し(B4)、その情報がデータ管理サー
バ12からユーザ端末92へ転送されて、表示される
(B5)。
【0024】残高情報を確認したユーザ91は、仮想店
舗60にアクセスして商品を購入するための情報(希望
の商品を指定する情報、クレジットカード16のカード
会社名とカード番号、有効期限の情報等)を入力する
(B6)。仮想店舗60は、カード会社50に商品の価
格情報と当該クレジットカード16の情報を送信して認
証を依頼する(B7)。カード会社50は、銀行20か
ら当該クレジットカード16に対応するアカウントの残
高情報を取得する(B8)。次に、カード会社50は、
銀行20からの情報に基づいて認証結果を仮想店舗60
へ通知する(B9)。仮想店舗60は、認証結果をユー
ザ端末92へ送信するとともに(B10)、信用取引額
の支払いをカード会社50へ請求する(B11)。カー
ド会社50は、銀行20へ信用取引額を通知し(B1
2)、銀行20はメインアカウント20cのデータとし
て信用取引額を記録するとともに、データ管理サーバ1
1へ信用取引額を通知する(B13)。データ管理サー
バ11では、対応するサブアカウント11cの残高から
処理された信用取引額を差し引いてサブアカウント11
cの情報を更新する。仮想店舗60は、購入された商品
を発送する(B14)。
【0025】次に、図5を参照してクレジットカード1
6の発行を受けたユーザ91が、図1に示す仮想店舗1
4から何らかの商品を購入する場合の決済処理について
説明する。ユーザ91は、仮想店舗14にアクセスして
商品を購入するための情報(希望の商品を指定する情
報、クレジットカード16のカード会社名とカード番
号、有効期限の情報等)を入力する(C1)。仮想店舗
14は、決済会社30に商品の価格情報と当該クレジッ
トカード16の情報を送信して認証を依頼する(C
2)。決済会社30は、銀行20から当該クレジットカ
ード16に対応するアカウントの残高情報を取得する
(C3)。次に、決済会社30は、銀行20からの情報
に基づいて認証結果を仮想店舗14へ通知する(C
4)。仮想店舗14は、認証結果をユーザ端末92へ送
信するとともに(C5)、信用取引額に対応するポイン
トを、ユーザ91に対応するサブアカウント11cか
ら、仮想店舗14に対応するサブアカウント11cへと
移行するように、購入金額に対応するポイントの移行を
決済会社30へ請求する(C6)。決済会社30は、銀
行20を介して、データ管理サーバ11に対して上記ポ
イントの移行処理を行うように指示を行う(C7)。デ
ータ管理サーバ11では、ユーザ91側のサブアカウン
ト11cの残高から処理された信用取引額に対応するポ
イント数を差し引くとともに、仮想店舗14側のサブア
カウント11cのポイント残高を増加させ、情報を更新
する(C8)。仮想店舗14は、購入された商品を発送
する(C9)。このように、データ管理サーバ11等が
管理する仮想ショッピングモール13内の仮想店舗14
に対する商品の購入処理については、ユーザ91側と仮
想店舗14側で実際の金銭の授受を行なうのに代えて、
決済会社30によってポイント数を移行(増減)させる
ことで、カード会社50を介すことなく決済処理を完了
させることができる。
【0026】次に、図6を参照してクレジットカード1
6の発行を受けたユーザ91が、図1に示す店舗70か
ら何らかの商品を購入する場合の決済処理について説明
する。ユーザ91は、クレジットカード16を提示して
店舗70で商品を購入する意志を示す(D1)。店舗7
0は、カード会社50に商品の価格情報と当該クレジッ
トカード16の情報を送信して認証を依頼する(D
2)。カード会社50は、銀行20から当該クレジット
カード16に対応するアカウントの残高情報を取得する
(D3)。次に、カード会社50は、銀行20からの情
報に基づいて認証結果を店舗70へ通知する(D4)。
店舗70は、購入された商品をユーザ91へ手渡すとと
もに(D5)、信用取引額の支払いをカード会社50へ
請求する(D6)。カード会社50は、銀行20へ信用
取引額を通知し(D7)、銀行20はメインアカウント
20cのデータとして信用取引額を記録するとともに、
データ管理サーバ11へ信用取引額を通知する(D
8)。データ管理サーバ11では、対応するサブアカウ
ント11cの残高から処理された信用取引額を差し引い
てサブアカウント11cの情報を更新する。
【0027】次に、デビットカードを用いる場合の決済
について説明するが、基本的にはクレジットカードの場
合と同様であり、前述の図1を参照して説明することが
できる。図1に戻り、クレジットカードの場合と同様
に、データ管理サーバ11’は、他のデータ管理サーバ
12’、銀行20、および決済会社30とそれぞれ通信
回線41、42、および43によって接続されている。
但し、データ管理サーバ11’は、銀行20に上記クレ
ジットカードのアカウントと別に、デビットカードの決
済に用いるためのアカウントを少なくとも1つ持ち、通
信回線42を介して銀行20から当該アカウントの残高
等の情報を入手する。ここで、「デビットカード」は、
銀行、郵政省のいずれかの金融機関に開設されたアカウ
ントの預金の預け入れや引き出しの際に使用されるキャ
ッシュカードに併せて付与され(キャッシュカードの一
機能をなし)、当該金融機関自らによって発行されるも
のであり、デビットカードの決済口座の預金残高の範囲
内であれば、デビットカードの加盟店で信用取引を行な
うことができる。なお、以下、銀行20がデビットカー
ドを発行する場合について説明するが、銀行20を郵政
省に置き換えることにより、郵政省がデビットカードを
発行する場合についても同様に説明することができる。
【0028】そして、データ管理サーバ11’(管理会
社15’)は、クレジットカードの場合と同様に、ユー
ザ91の依頼に基づいて、データ管理サーバ11’内に
銀行20に開設したデビットカード用のアカウントを複
数に分割したものに対応するサブアカウントを構成し、
各サブアカウントの情報に基づいて、ユーザ91にデビ
ットカード16’を発行し、データ管理サーバ12’
は、ユーザ91に対して預金情報を提示する。なお、デ
ータ管理サーバ11’が、銀行20に、クレジットカー
ドのアカウントとデビットカードのアカウントをそれぞ
れ持つことで、一方ではクレジットカードをユーザに提
供し、他方ではデビットカードをユーザに提供する業務
を行なうこともできる。
【0029】そして、図1の例では、インターネット1
00内の仮想店舗62と、インターネット100外の現
実の店舗72が、デビットカードを使用可能とする加盟
店である。ここで、現実の店舗72はデビットカードの
発行元の銀行20と通信回線21を介して接続され、仮
想店舗62は銀行20と通信回線22を介して接続され
ている。従って、各店舗62、72での決済は、カード
会社50を介さずに、銀行20が直接行なうようになっ
ている。つまり、デビットカードを使用しようとする信
用取引が各店舗62、72等において発生した場合に
は、発生の度に、そのデビットカードに対応する銀行2
0内のアカウントの残高等、使用限度額を決定する情報
に基づき、銀行20がデビットカードの使用可否を判断
する。そして、判断結果は、通信回線21、22を介し
て各店舗62、72へ通知され、各店舗62、72は使
用可能であるとする判断結果(認証結果)が通知された
場合に、実際に信用取引処理を実行する。ここで、各店
舗62、72からの取引情報を、中継センター(例えば
CAFIS(登録商標))等を介して銀行20と送受信
するようにしてもよい。
【0030】なお、データ管理サーバ11’及び銀行2
0の構成の詳細については、図2で説明したクレジット
カードの場合と同一であるので、詳細な説明を省略する
が、概略以下のようになっている。データ管理サーバ1
1’は、中央制御装置11a’と、銀行20に設定した
デビットカード用アカウント(以下、メインアカウン
ト)と同一の情報を有するデータベースである(デビッ
トカード用の)メインアカウント11b’とを有し、メ
インアカウント11b’は、データ上複数のサブアカウ
ント11c’、11c’、11c’、…に分割されて全
体としてデータベースを構成している。中央制御装置1
1a’は、銀行20内の中央制御装置20a、データ管
理サーバ12’とそれぞれ接続されている。一方、銀行
20は、中央制御装置11a’に接続される中央制御装
置20aと、データ管理サーバ11’によって設定され
たメインアカウント(アカウント)20c’のデータを
含むデータベース20b’とを備えている。そして、中
央制御装置11a’と中央制御装置20aとが逐次情報
をやり取りし、銀行20内のメインアカウント20c’
のデータと、データ管理サーバ11内のメインアカウン
ト11b’のデータが、常に同一の値をとるように(ミ
ラーリングされた状態)管理される。
【0031】次に、図7〜9を参照して、デビットカー
ドを用いたカード決済システムの処理内容について説明
する。図7は、ユーザ91の依頼に基づいて管理会社1
5がユーザ91に対してデビットカードを発行する場合
の処理手順を示すフロー図である。ユーザ91は、直
接、管理会社15’に対して連絡を取るか(E1)、あ
るいはユーザ端末92を操作してインターネット100
内のデータ管理サーバ11’あるいはデータ管理サーバ
12’にアクセスすることで(E2)、デビットカード
16’の発行を依頼し、希望するデビットカードの使用
限度額に対応する料金あるいは一定の金額の料金を送金
する。管理会社15’またはデータ管理サーバ11’も
しくはデータ管理サーバ12’は、所定の料金の入金が
確認されると、データ管理サーバ11’内に当該ユーザ
91および入金額に対応するサブアカウント11c’を
割り当て、銀行20へ当該ユーザ91(および当該サブ
アカウント11c’)に対応するデビットカード16’
の発行を依頼する(E3)。
【0032】銀行20は、ユーザ91に対応するデビッ
トカード16’を発行し、その旨を示す情報をデータ管
理サーバ11’へ送信するとともに(E4)、発行され
たデビットカード16’を管理会社15’へ送付する
(E5)。管理会社15’は、受け取ったデビットカー
ド16’をユーザ91へ送付する(E6)。データ管理
サーバ11’内のサブアカウント11c’にはユーザ9
1から入金された料金に対応する額の(デビットカード
の)残高が設定され、当該残高は、いずれかの国の通貨
単位を基準として管理される。
【0033】次に、図8を参照してデビットカード1
6’の発行を受けたユーザ91が、図1に示す仮想店舗
62から何らかの商品を購入する場合の決済処理につい
て説明する。ユーザ91は、ユーザ端末92を介して、
データ管理サーバ12’へアクセスして適宜デビットカ
ード16’の使用残高を確認し、仮想店舗62にアクセ
スして商品を購入するための情報(希望の商品を指定す
る情報、デビットカード16’の暗証番号、有効期限の
情報等)を入力する(F1)。仮想店舗62は、銀行2
0に商品の価格情報と当該デビットカード16’の情報
を送信して認証を依頼する(F2)。銀行20は、当該
デビットカード16’に対応するアカウントの残高情報
に基づいて認証結果を仮想店舗62へ通知する(F
3)。仮想店舗62は、認証結果をユーザ端末92へ送
信するとともに(F4)、信用取引額の支払いを銀行2
0へ請求する(F5)。銀行20はメインアカウント2
0c’のデータとして信用取引額を記録するとともに、
データ管理サーバ11’へ信用取引額を通知する(F
6)。データ管理サーバ11’では、対応するサブアカ
ウント11c’の残高から処理された信用取引額を差し
引いてサブアカウント11c’の情報を更新する。仮想
店舗62は、購入された商品を発送する(F7)。な
お、銀行20は、ユーザ91に対応するサブアカウント
11c’から、仮想店舗62に対応する(デビットカー
ドの)サブアカウント11c’へ、購入金額に対応する
ポイントを移行させることにより、信用取引額の支払い
を行なってもよい。
【0034】次に、図9を参照してデビットカード1
6’の発行を受けたユーザ91が、図1に示す店舗72
から何らかの商品を購入する場合の決済処理について説
明する。ユーザ91は、デビットカード16’を提示し
て店舗72で商品を購入する意志を示す(G1)。店舗
72は、銀行20に商品の価格情報と当該デビットカー
ド16’の情報を送信して認証を依頼する(G2)。銀
行20は当該デビットカード16’に対応するアカウン
トの残高情報に基づいて認証結果を店舗72へ通知する
(G3)。店舗72は、購入された商品をユーザ91へ
手渡すとともに(G4)、信用取引額の支払いを銀行2
0へ請求する(G5)。銀行20はメインアカウント2
0c’のデータとして信用取引額を記録するとともに、
データ管理サーバ11’へ信用取引額を通知する(G
6)。データ管理サーバ11’では、対応するサブアカ
ウント11c’の残高から処理された信用取引額を差し
引いてサブアカウント11c’の情報を更新する。
【0035】ところで、以上述べた説明においては、使
用限度額に至るまでクレジットカードやデビットカード
を使用することができたが、クレジットカード(デビッ
トカード)が使用限度額に達した場合等には、所定の金
額をユーザ91側が入金することでカードを再度使用可
能にすることもできる。この場合、ユーザ91側は、管
理会社15、15’に直接出向いて入金したり、ユーザ
端末92を介してデータ管理サーバ12、12’にアク
セスして入金すればよく、又、店舗70、72に配置さ
れた端末、仮想店舗14上、あるいはカード会社50や
銀行20(郵便局)に接続された所定のATM(現金自
動預け払い機)にて入金を行なうことができる。この場
合、決済会社30又はカード会社50は適宜入金情報を
銀行20に送信し、銀行20は適宜入金情報をメインア
カウント20c、20c’へ記録するとともにデータ管
理サーバ11、11’へ通知する。ここで、入金は実際
の金銭を用いる場合だけでなく、仮想店舗14等とユー
ザ端末92の間で電子的に授受されるポイントの形態で
入金を行なってもよい。又、上記した説明は、使用限度
額に達していないがある程度の金額を使用したクレジッ
トカード(デビットカード)に対して、適宜金額を補充
して残高を増やす場合にも適用できる。
【0036】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の思想の範囲内において適
宜変更が可能である。例えば、クレジットカード(デビ
ットカード)として記憶装置を内蔵するICカード等を
用いて、記憶装置内に残高情報を記憶させるようにする
ことで、例えば、実際の店舗で、複数回連続してクレジ
ットカード(デビットカード)を使用した場合には、各
店舗で限度額情報を記憶装置に記憶させるようにすれ
ば、データ管理サーバ12、12’にアクセスしなくて
も、利用限度額を店舗において容易に確認することが可
能になる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の預金情報管
理システムによれば、1つのメインアカウントに対して
割り当てられた複数のサブアカウント毎に預金情報を管
理するとともに、各サブアカウントに対応して発行され
たクレジットカード(デビットカード)による信用取引
額を取引の発生毎に預金情報に反映するので、各取引毎
に取引情報が確認され、従来より安全なカード決済シス
テムを得ることができる。又、一定の信用条件を満たす
管理会社によってメインアカウントを取得することで、
その管理会社の管理の元、複数のクレジットカードやデ
ビットカードを発行することができ、従来に比べ、クレ
ジットカードを持っていなかったユーザがより容易にク
レジットカートを持つことができ、又、ユーザが金融機
関に出向いて口座を開設しなくともデビットカードを持
つことができる。さらに、上記メインアカウントのも
と、1人のユーザが金融機関に別個の口座を設けなくと
も容易に複数のデビットカードを持つことができる。
【0038】又、前記預金情報管理システムとともに複
数のサブアカウント毎の預金情報を各サブアカウントの
ユーザに対して提示するサーバシステムとを備えたカー
ド決済システムの場合、各取引毎に取引情報が確認され
るとともに、ユーザが容易に取引情報を確認できるよう
になるので、従来より安全な、カード決済システムを得
ることができる。
【0039】また、本発明の他の態様によれば、1つの
メインアカウントに対して複数のサブアカウントを割り
当てて各サブアカウント毎に預金情報を管理する管理手
段と、メインアカウントを有する者からの依頼に基づい
て、各サブアカウントを決済元とする複数のクレジット
カード(デビットカード)を発行する発行手段と備えた
ので、一定の信用条件を満たす管理会社によってメイン
アカウントを取得することで、その管理会社の管理の
元、複数のクレジットカード(デビットカード)を発行
することができ、従来に比べ、クレジットカードを持っ
ていなかったユーザがより容易にクレジットカートを持
つことができ、デビットカードの取得も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるカード決済システムの一実施の
形態を示すブロック図。
【図2】 図1のデータ管理サーバ11、銀行20の構
成を示すブロック図。
【図3】 図1に示すカード決済システムの処理手順を
示すフロー図。
【図4】 図1に示すカード決済システムの他の処理手
順を示すフロー図。
【図5】 図1に示すカード決済システムの他の処理手
順を示すフロー図。
【図6】 図1に示すカード決済システムの他の処理手
順を示すフロー図。
【図7】 図1に示すデビットカードを用いたカード決
済システムの処理手順を示すフロー図。
【図8】 図1に示すデビットカードを用いたカード決
済システムの他の処理手順を示すフロー図。
【図9】 図1に示すデビットカードを用いたカード決
済システムの他の処理手順を示すフロー図。
【符号の説明】
11,12,11’,12’…データ管理サーバ 13…仮想ショッピングモール 14…仮想店舗 15,15’…管理会社 20…銀行 30…決済会社 50…カード会社 100…インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/14 G07G 1/14 (72)発明者 佐藤 文志 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番7号 株式 会社アイビーウェブ内 Fターム(参考) 3E042 CC03 CD04 EA01 5B055 CB15 EE27 KK05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのメインアカウントに対して割り当
    てられた複数のサブアカウント毎に預金情報を管理する
    とともに、各サブアカウントに対応して発行されたクレ
    ジットカード又はデビットカードによる信用取引額を取
    引の発生毎に預金情報に反映する預金情報管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の預金情報管理システム
    と、 前記複数のサブアカウント毎の預金情報を各サブアカウ
    ントのユーザに対して提示するサーバシステムとを備え
    ることを特徴とするカード決済システム。
  3. 【請求項3】 1つのメインアカウントに対して複数の
    サブアカウントを割り当てて各サブアカウント毎に預金
    情報を管理する管理手段と、 前記メインアカウントを有する者からの依頼に基づい
    て、前記各サブアカウントを決済元とする複数のクレジ
    ットカード又はデビットカードを発行する発行手段とを
    備えることを特徴とするカード決済システム。
  4. 【請求項4】 1つのメインアカウントに対して割り当
    てられた複数のサブアカウント毎に預金情報を管理する
    とともに、各サブアカウントに対応して発行されたクレ
    ジットカード又はデビットカードによる信用取引額を取
    引の発生毎に預金情報に反映する預金情報管理システム
    と、 前記複数のサブアカウント毎の預金情報を各サブアカウ
    ントのユーザに対して提示するサーバシステムと、 前記各クレジットカード又は前記各デビットカードを発
    行、管理するシステムであって、前記各クレジットカー
    ド又は前記各デビットカードを用いた信用取引の発生毎
    に信用取引額に関する情報を前記預金情報管理システム
    とやり取りするカード管理システムと、 インターネットにおける特定の仮想ショッピングモール
    内での前記クレジットカード又は前記デビットカードを
    用いた信用取引額を、前記カード管理システムを介さず
    に直接前記預金情報管理システムにおける各クレジット
    カード又は各デビットカードに対応する預金情報に反映
    させる取引決済システムとを備えることを特徴とするカ
    ード決済システム。
  5. 【請求項5】 請求項2又は4記載のカード決済システ
    ムにおいて、前記預金情報管理システムと、前記サーバ
    システムとが通信回線を介して接続されていることを特
    徴とするカード決済システム。
  6. 【請求項6】 請求項2又は4記載の前記サーバシステ
    ムにインターネットを介して接続されていることを特徴
    とするサーバ装置。
  7. 【請求項7】 請求項2又は4記載の前記サーバシステ
    ムにおいて、 前記サーバシステムが、前記複数のサブアカウント毎の
    預金情報を所定の為替レートに基づいて変換した値で、
    各サブアカウントのユーザに対して提示することを特徴
    とするカード決済システム。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の前記サーバシステムにお
    いて、 前記特定の仮想ショッピングモール内に複数の仮想店舗
    があり、複数の仮想店舗がそれぞれ前記複数のサブアカ
    ウントのいずれかを有していることを特徴とするカード
    決済システム。
  9. 【請求項9】 請求項2又は4記載のカード決済システ
    ムにおいて、 前記クレジットカード又は前記デビットカードが、各ク
    レジットカード又は各デビットカードに対応する前記サ
    ブアカウント毎の預金情報を記憶するための記憶手段を
    有していることを特徴とするカード決済システム。
  10. 【請求項10】 請求項3記載のカード決済システムに
    おいて、 前記メインアカウントを有する者による依頼が、前記各
    サブアカウントのユーザからのデポジットに基づくもの
    であることを特徴とするカード決済システム。
  11. 【請求項11】 1つのメインアカウントに対して割り
    当てられた複数のサブアカウント毎に預金情報を管理す
    るとともに、各サブアカウントに対応して発行されたク
    レジットカード又はデビットカードによる信用取引額を
    取引の発生毎に預金情報に反映することを特徴とする預
    金情報管理方法。
  12. 【請求項12】 1つのメインアカウントに対して割り
    当てられた複数のサブアカウント毎に預金情報を管理す
    るとともに、各サブアカウントに対応して発行されたク
    レジットカード又はデビットカードによる信用取引額を
    取引の発生毎に預金情報に反映する過程と、 前記複数のサブアカウント毎の預金情報を各サブアカウ
    ントのユーザに対して提示する過程とを有することを特
    徴とするカード決済方法。
  13. 【請求項13】 1つのメインアカウントに対して割り
    当てられた複数のサブアカウント毎に預金情報を管理す
    るとともに、各サブアカウントに対応して発行されたク
    レジットカード又はデビットカードによる信用取引額を
    取引の発生毎に預金情報に反映する過程と、 前記複数のサブアカウント毎の預金情報を各サブアカウ
    ントのユーザに対して提示する過程と、 前記各クレジットカード又は前記各デビットカードを発
    行、管理するカード管理システムにおいて、前記各クレ
    ジットカード又は前記各デビットカードを用いた信用取
    引の発生毎に信用取引額に関する情報を前記預金情報管
    理システムとやり取りする過程と、 インターネットにおける特定の仮想ショッピングモール
    内での前記クレジットカード又は前記デビットカードを
    用いた信用取引額を、前記カード管理システムを介さず
    に直接各クレジットカード又は各デビットカードに対応
    する預金情報に反映させる過程とを有することを特徴と
    するカード決済方法。
  14. 【請求項14】 1つのメインアカウントに対して割り
    当てられた複数のサブアカウント毎に預金情報を管理す
    るとともに、各サブアカウントに対応して発行されたク
    レジットカード又はデビットカードによる信用取引額を
    取引の発生毎に預金情報に反映する処理と、 前記複数のサブアカウント毎の預金情報を各サブアカウ
    ントのユーザに対して提示する処理とをコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004190442A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Yokohama Tokushu Senpaku Co Ltd 錠方法及び錠システム

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