JP2018152016A - 仮想通貨を管理するための資産管理装置又は資産管理方法 - Google Patents

仮想通貨を管理するための資産管理装置又は資産管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】仮想通貨を管理するための装置において、資産管理の安全性を高める。【解決手段】資産管理装置100は、仮想通貨の管理を行うための装置であり、利用者から、利用者毎に付与されたアドレスの残高を管理するための管理命令を受信する第1のサーバ101と、各利用者のアドレスに関連づけられたトランザクションを処理する第2のサーバ102と、各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベース103とを備える。第1のサーバ101が利用者の利用者端末110から受信する管理命令には、仮想通貨の送金を行うための命令が含まれ、送金処理は、当該利用者のアドレスではなく別個の送金用アドレスを用いて行うことができる。第2のサーバ102は、利用者のアドレスに入金があった際、その入金額の少なくとも一部を、当該アドレスの残高として保管するのではなく、資産管理装置100に付与された別個の管理用アドレスに転送することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、仮想通貨を管理するための資産管理装置又は資産管理方法に関する。
ビットコインに代表される仮想通貨が日々広がりをみせている。たとえば、ビットコインの総発行量は現在約1600万BTCであり、1BTCの相場は10万円を超え、円換算で1兆円を超える金額が流通していることになる。海外送金等のほか、飲食店での支払いにもその利用が進み始めており、仮想通貨の保有者も増加している。
ビットコインなどの仮想通貨を保有するための主な方法は、仮想通貨取引所での購入である。まず、インターネット上に開設された仮想通貨取引所に利用者登録をしてアカウントを作成し、日本円、米ドルなどの現実通貨を入金する。BTCと略されるビットコインを例に説明すると、入金額の範囲でその時点のBTCレートを確認し、注文を入れると取引の成立後にビットコインなどの残高がアカウントに記録される。
仮想通貨取引所の利用者のアカウントにはビットコインアドレスが割り当てられ、このアドレスを他人に伝えることで、入金を受けることができる。また、他人のビットコインアドレスに対して送金をすると、自分のビットコインアドレスの残高が減少することとなる。
仮想通貨取引所では、数多くの利用者の資産が保管されているため、ネットワーク上でのセキュリティへの配慮が欠かせない。今後の仮想通貨のさらなる普及を支える上で、そのニーズは一層高まっている。また、仮想通貨取引所以外にも、仮想通貨の入金及び送金機能をネットワーク上で提供する「ウォレット」と呼ばれるサービスがあり、これらを提供するためのシステムにおいて、同様のセキュリティ問題が存在し得る。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、仮想通貨を管理するための装置、方法又はそのためのプログラムにおいて、資産管理の安全性を高めることにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、仮想通貨の管理を行うための装置であって、利用者毎に付与されたアドレスの残高管理のための命令を受信する第1のサーバと、各利用者のアドレスに関連づけられたトランザクションを処理する第2のサーバとを備え、前記第2のサーバは、利用者のアドレスに対する入金を表すトランザクションを読み取った際に、前記トランザクションによる入金額の少なくとも一部を別個のアドレスに転送するためのトランザクションを発行し、各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベースに対し、前記利用者の残高記録を前記入金額又は前記入金額から手数料を引いた額だけ増加させる更新を行わせることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記利用者の残高記録の更新は、発行された前記トランザクションが所定回数以上の承認を受けるまで確定されないことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記残高管理のための命令は、利用者からの送金命令であり、前記第2のサーバは、前記第1のサーバから前記送金命令に対応する送金要求を受信した際に、前記送金要求に応じたトランザクションを発行し、前記第1のサーバは、前記データベースに対し、前記利用者のアドレスの残高記録を送金額又は送金額に手数料を加えた額だけ減少させる更新を行わせることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記利用者の残高記録の更新は、発行された前記トランザクションが所定回数以上の承認を受けるまで確定されないことを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、第3又は第4の態様において、前記送金要求に応じたトランザクションは、前記利用者のアドレスではなく、前記装置の送金用アドレスからの送金を表すことを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記別個のアドレスは、前記送金用アドレスであることを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記第2のサーバは、前記送金用アドレスの残高が所定の値を超える場合に超過額の少なくとも一部を前記装置の管理用アドレスに転送するためのトランザクションを発行することを特徴とする。
また、本発明の第8の態様は、第7の態様において、前記管理用アドレスを送金元とするトランザクションは前記装置上で署名不能であることを特徴とする。
また、本発明の第9の態様は、第5の態様において、前記別個のアドレスは、前記装置の管理用アドレスであることを特徴とする。
また、本発明の第10の態様は、第9の態様において、前記管理用アドレスへの転送は前記入金額の一部であり、前記の入金額の残りの少なくとも一部が前記送金用アドレスに転送されることを特徴とする。
また、本発明の第11の態様は、第7又は第10の態様において、前記第1のサーバ又は前記第2のサーバは、前記送金用アドレスの残高と前記管理用アドレスの残高との和が前記データベースにおける各利用者の残高記録の合計と整合することの検査を行うことを特徴とする。
また、本発明の第12の態様は、第1から第11のいずれかの態様において、前記残高管理のための命令は、利用者の残高取得の命令であり、前記第1のサーバは、前記第2のサーバが保持する前記利用者の残高ではなく、前記データベースが保持する前記利用者の残高記録を前記利用者の利用者端末に送信することを特徴とする。
また、本発明の第13の態様は、仮想通貨の管理を行うための装置であって、利用者に付与されたアドレスに対する入金を表すトランザクションを読み取った際に、前記トランザクションによる入金額の少なくとも一部を別個のアドレスに転送するためのトランザクションを発行し、各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベースに対し、前記利用者の残高記録を前記入金額又は前記入金額から手数料を引いた額だけ増加させる更新を行わせることを特徴とする。
また、本発明の第14の態様は、仮想通貨の管理を行うための方法であって、利用者に付与されたアドレスに対する入金を表すトランザクションを読み取るステップと、前記トランザクションによる入金額の少なくとも一部を別個のアドレスに転送するためのトランザクションを発行するステップと、各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベースに対し、前記利用者の残高記録を前記入金額又は前記入金額から手数料を引いた額だけ増加させる更新を行わせるステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第15の態様は、コンピュータに、仮想通貨の管理を行うための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、利用者に付与されたアドレスに対する入金を表すトランザクションを読み取るステップと、前記トランザクションによる入金額の少なくとも一部を別個のアドレスに転送するためのトランザクションを発行するステップと、各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベースに対し、前記利用者の残高記録を前記入金額又は前記入金額から手数料を引いた額だけ増加させる更新を行わせるステップとを含むことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、送金用アドレス又は管理用アドレスの独自の構成によって、資産管理の安全性を高めることができる。
本発明の一態様における資産管理装置を示す図である。 本発明の一態様におけるウェブサーバへの取引履歴及び資産残高の取得命令に対する応答結果の表示例を示す図である。 本発明の一態様における送金処理の一例を示す図である。 本発明の一態様における入金処理の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(本発明の概要)
図1に、本発明の一態様における資産管理装置を示す。資産管理装置100は、仮想通貨の管理を行うための装置であり、利用者から、利用者毎に付与されたアドレスの残高を管理するための管理命令を受信する第1のサーバ又はコンピュータ101と、各利用者のアドレスに関連づけられたトランザクションを処理する第2のサーバ又はコンピュータ102と、各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベース103とを備える。
第1のサーバ101が利用者の利用者端末110から受信する管理命令には、仮想通貨の送金を行うための命令が含まれ、資産管理装置100が仮想通貨取引所を提供する場合又は仮想通貨取引所を提供する別の装置(図示せず)と通信可能な場合には、仮想通貨の管理として、購入及び売却も可能である。また、管理命令として、資産残高又は取引履歴の取得命令も挙げることができる。
第1のサーバ101は、ウェブサイトを提供し、利用者端末110が当該ウェブサイトにアクセスしてブラウザを介して命令を受け取る場合と、利用者端末110にインストールされたアプリケーションを介して命令を受け取る場合がある。図2は、第1のサーバ101が取引履歴及び資産残高の取得命令を受け取り、その結果の利用者端末110にインストールされたアプリケーション上における表示例である。
第2のサーバ102は、仮想通貨がビットコインであれば、ビットコインプロトコルで通信を行うためのソフトウェア又はモジュールを有し、資産管理装置100に登録された利用者のアドレスに関連づけられたトランザクションの生成、読み取り等を行う。第2のサーバは、ビットコインネットワーク120との間でトランザクションを送信し、または受信するが、仮想通貨がビットコインでない場合を含めて「仮想通貨ネットワーク」とも呼ぶ。
本明細書では、説明の便宜上、第1のサーバ101、第2のサーバ102及びデータベース103を分けて記述しているものの、第1のサーバ101及び第2のサーバ102を同一のサーバとしてもよく、また、データベース103をサーバが有する記憶装置若しくは記憶媒体又は当該サーバからアクセス可能な記憶装置若しくは記憶媒体としてもよい。第1のサーバ101及び第2のサーバ102を同一のサーバとした際は、第1のサーバ101から第2のサーバ102への送信と説明されている点は当該同一サーバ内での処理となり、その逆も同様である。
加えて、上述の各サーバは、通信インターフェースなどの通信部と、プロセッサ、CPUなどの処理部と、メモリ、ハードディスク等の記憶装置又は記憶媒体を含む記憶部を備え(例示として図1符号102参照)、各処理を行うためのプログラムを実行することによって構成することができ、当該サーバは1又は複数のサーバないしコンピュータを含むことがあり、また当該プログラムは1又は複数のプログラムを含むことがあり、また、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録して非一過性のプログラムプロダクトとすることができる。
また、「××のみに基づいて」、「××のみに応じて」、「××のみの場合」というように「のみ」との記載がなければ、本明細書においては、付加的な情報も考慮し得ることが想定されていることに留意されたい。
送金
第1のサーバ101が管理命令として、仮想通貨を額Aだけ送金元Xから送金先Yに送金する送金命令を受信した場合、第2のサーバ102は、当該送金命令に対応する送金要求を第1のサーバ101から受信し、当該送金を表すトランザクションと呼ばれるデータを生成する。生成されたトランザクションは、第2のサーバ102において電子署名がなされ、承認のため、仮想通貨ネットワーク120に送信される。
トランザクションには、移動金額A、送金元Xのアドレス、及び送金先Yのアドレスに関する情報が保持されており、仮想通貨ネットワーク120上で、電子署名付き証拠データとしての役割を果たす。送金先Yのアドレスに入金がなされた際の1又は複数のトランザクションに記録されている移動金額は、送金先Yのアドレスが次の送金先を指定して自由に再分配することができる。
額Aは仮想通貨単位又は現実通貨単位で示すことができるが、送金処理は仮想通貨単位で行われる。ここで、送金元Xは、従来であれば、送金元の利用者のアドレスに入金がなされた際の1又は複数のトランザクションに対応するが、本発明の一態様では、資産管理装置100に付与された送金用アドレスを用い、当該アドレスに過去に入金がなされた際の1又は複数のトランザクションが対応することとなる。以下に説明するように、各利用者のアドレスの残高は0又は少額に抑えられており、送金の際に当該アドレスから送金処理を行うのではなく別アドレスから行うことによって安全性を高めている。
第1のサーバ101は、第2のサーバ102に対して送金要求を行うとともに又は前後して、データベース103に対し、送金元の利用者のアドレスの残高記録を送金額又は送金額に手数料を加えた額だけ減少させる更新を行う。第1のサーバ101からの更新要求によるデータベース103における更新は、必ずしも直ちに反映されるものではなく、第2のサーバ102が仮想通貨ネットワーク120において当該送金を表すトランザクションが所定回数以上承認されたことを判定した後に確定されるようにすることができ、確定前には承認中であること及び/又は承認回数をデータベース103に記憶してもよい。
なお、第2のサーバ102に対する送金要求の前に、データベース103への残高記録の照会を行うことで、送金用アドレスから不正に送金が行われる可能性を抑制することができる。
また、利用者は、利用者端末110から、資産残高、取引履歴等の取得を管理命令として第1のサーバ101に送信し、第2のサーバ102がトランザクションとして保持する当該利用者のアドレスにおける残高、履歴等ではなく、データベース103が保持する記録を第1のサーバ101から受信して取得することができる。
また、資産管理装置100の利用者のアドレスが送信先のアドレスである場合には、第1のサーバ101は、第2のサーバ102に送金要求を行わず、資産管理装置100内のデータベース103上での残高更新を行うこととしてもよい。この場合、資産管理装置100内、たとえばデータベース103に資産管理装置100の利用者のアドレスのリストを保持し、これを事前に参照することによって、利用者アドレスか否かの判定をすることができる。
以上の送金処理の一例を図示すると、図3のようになる。
入金
第2のサーバ102が、利用者のアドレスに対する入金を表す署名付きトランザクションを仮想通貨ネットワーク120から受信した場合、データベース103に対し、送金先である利用者のアドレスの残高記録を入金額又は入金額から手数料を引いた額だけ増加させる更新を行う。更新は、送金と同様にトランザクションの承認回数が所定回数以上となった後に確定することができ、確定前には承認中であること及び/又は承認回数をデータベース103に記憶してもよい。
データベース103に対する更新要求は、第2のサーバ102が行う場合のほか、第1のサーバ101により行う場合がある。また、トランザクションが所定回数以上承認されたことの通知は、第2のサーバ102からデータベース103に対して行う場合のほか、第1のサーバ101により行う場合がある。
第2のサーバ102は、利用者のアドレスに入金があった際、トランザクションが所定回数承認された後に、その入金額の全額、ほぼ全額又は一部を、当該アドレスの残高として保管するのではなく、資産管理装置100に付与された別個の管理用アドレスに転送ないし送金することができる。管理用アドレスからの送金には、署名付きトランザクションの発行が必要となるところ、署名情報を資産管理装置100からコンピュータネットワークを介して通信不能な記憶装置又は記憶媒体に記憶又は記録し、資産管理装置100においては署名不能としておくことにより、利用者にはデータベース103の残高記録から自分の残高を取得・確認可能としつつ、資産管理装置100に対する外部からの侵入が万が一生じても、盗難を抑止し、各利用者の資産を高い安全性で管理する堅牢なシステムを実現することができる。
データベース103における各利用者の残高記録の合計は、各利用者のアドレスへの入金が全額転送されている場合には管理用アドレスの残高と一致し、部分的に転送されている場合には管理用アドレスの残高に転送されたなかった額との和と一致するため、両者の整合性を確かめるための検査プログラムを定期的又は不定期に実行することが望ましい。管理用アドレスの残高に転送されたなかった額としては、各利用者のアドレスに残された額及び以下でさらに説明する送金用アドレスに転送された額が含まれる。この処理は、第1のサーバ101又は第2のサーバ102によって行うことができる。
以上の入金処理の一例を図示すると、図4のようになる。
(転送処理の詳細)
本発明の一態様では、各利用者のアドレスに入金があった際、全額を上述の管理用アドレスに転送するのではなく、一部を管理用アドレスに送金し、一部を送金用アドレスに送金する。
送金用アドレスを用いることで各利用者のアドレスからの送金時に各利用者のアドレスに入金し直す必要がなくなるが、そのままでは、送金用アドレスに随時入金を行わなければならないという問題が残る。そこで、各利用者のアドレスから管理用アドレスへの転送時に、一部を送金用アドレスに送金してプールすることによって、厳重な管理の求められる管理用アドレスからの送金処理の回数を大幅に低減することができる。
送金用アドレスにプールされた残高は、必要以上に大きくならないことが望ましく、一例として、各利用者のアドレスへの入金額を所定の比で管理用アドレスと送金用アドレスに割り振ったり、送金用アドレスの所定の上限まで送金用アドレスに転送したら所定の一定値を下回るまでは管理用アドレスに転送したりすることができる。あるいは、各利用者のアドレスから送金用アドレスに全額を送金した後に、送金用アドレスの残高が所定の値を超えるとき、送金用アドレスから管理用アドレスの当該超過額の全額、ほぼ全額又は一部を転送してもよい。
100 資産管理装置
101 第1のサーバ
102 第2のサーバ
103 データベース
110 利用者端末
120 仮想通貨ネットワーク

Claims (15)

  1. 仮想通貨の管理を行うための装置であって、
    利用者毎に付与されたアドレスの残高管理のための命令を受信する第1のサーバと、
    各利用者のアドレスに関連づけられたトランザクションを処理する第2のサーバと
    を備え、
    前記第2のサーバは、利用者のアドレスに対する入金を表すトランザクションを読み取った際に、
    前記トランザクションによる入金額の少なくとも一部を別個のアドレスに転送するためのトランザクションを発行し、
    各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベースに対し、前記利用者の残高記録を前記入金額又は前記入金額から手数料を引いた額だけ増加させる更新を行わせることを特徴とする装置。
  2. 前記利用者の残高記録の更新は、発行された前記トランザクションが所定回数以上の承認を受けるまで確定されないことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記残高管理のための命令は、利用者からの送金命令であり、
    前記第2のサーバは、前記第1のサーバから前記送金命令に対応する送金要求を受信した際に、前記送金要求に応じたトランザクションを発行し、
    前記第1のサーバは、前記データベースに対し、前記利用者のアドレスの残高記録を送金額又は送金額に手数料を加えた額だけ減少させる更新を行わせることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記利用者の残高記録の更新は、発行された前記トランザクションが所定回数以上の承認を受けるまで確定されないことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記送金要求に応じたトランザクションは、前記利用者のアドレスではなく、前記装置の送金用アドレスからの送金を表すことを特徴とする請求項3又は4の装置。
  6. 前記別個のアドレスは、前記送金用アドレスであることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記第2のサーバは、前記送金用アドレスの残高が所定の値を超える場合に超過額の少なくとも一部を前記装置の管理用アドレスに転送するためのトランザクションを発行することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記管理用アドレスを送金元とするトランザクションは前記装置上で署名不能であることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記別個のアドレスは、前記装置の管理用アドレスであることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  10. 前記管理用アドレスへの転送は前記入金額の一部であり、
    前記の入金額の残りの少なくとも一部が前記送金用アドレスに転送されることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記第1のサーバ又は前記第2のサーバは、前記送金用アドレスの残高と前記管理用アドレスの残高との和が前記データベースにおける各利用者の残高記録の合計と整合することの検査を行うことを特徴とする請求項7又は10に記載の装置。
  12. 前記残高管理のための命令は、利用者の残高取得の命令であり、
    前記第1のサーバは、前記第2のサーバが保持する前記利用者の残高ではなく、前記データベースが保持する前記利用者の残高記録を前記利用者の利用者端末に送信することを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の装置。
  13. 仮想通貨の管理を行うための装置であって、
    利用者に付与されたアドレスに対する入金を表すトランザクションを読み取った際に、
    前記トランザクションによる入金額の少なくとも一部を別個のアドレスに転送するためのトランザクションを発行し、
    各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベースに対し、前記利用者の残高記録を前記入金額又は前記入金額から手数料を引いた額だけ増加させる更新を行わせることを特徴とする装置。
  14. 仮想通貨の管理を行うための方法であって、
    利用者に付与されたアドレスに対する入金を表すトランザクションを読み取るステップと、
    前記トランザクションによる入金額の少なくとも一部を別個のアドレスに転送するためのトランザクションを発行するステップと、
    各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベースに対し、前記利用者の残高記録を前記入金額又は前記入金額から手数料を引いた額だけ増加させる更新を行わせるステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  15. コンピュータに、仮想通貨の管理を行うための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、
    利用者に付与されたアドレスに対する入金を表すトランザクションを読み取るステップと、
    前記トランザクションによる入金額の少なくとも一部を別個のアドレスに転送するためのトランザクションを発行するステップと、
    各利用者のアドレスの残高記録を保持するデータベースに対し、前記利用者の残高記録を前記入金額又は前記入金額から手数料を引いた額だけ増加させる更新を行わせるステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。

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