JP2001283005A - 金融商品照会システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作する金融商品照会プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

金融商品照会システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作する金融商品照会プログラムを記録した記録媒体

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JP2001283005A
JP2001283005A JP2000092391A JP2000092391A JP2001283005A JP 2001283005 A JP2001283005 A JP 2001283005A JP 2000092391 A JP2000092391 A JP 2000092391A JP 2000092391 A JP2000092391 A JP 2000092391A JP 2001283005 A JP2001283005 A JP 2001283005A
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Hisahide Arai
尚英 荒井
Naoji Iwashita
直司 岩下
Tatsuya Daito
達也 大塔
Shotaro Yamabe
昌太郎 山邊
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Recruit Co Ltd
Original Assignee
Recruit Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが複数の金融商品(金融機関)につい
て資格審査を申し込む際の負担を軽減する。金融機関が
資格審査を行う際の効率を向上させる。 【解決手段】 ユーザより受け付けたユーザ情報を、金
融機関ごとに記憶してある仮審査条件と照合することに
より、金融機関ごとに仮審査合格/不合格を判断し、判
断結果ユーザに対し出力する。金融機関に対応させて複
数記憶している金融商品情報の中から、仮審査合格と判
断された金融機関に対応する金融商品情報を、ユーザか
らの入力に基づいて少なくとも一つ選択する(以下、選
択した金融商品情報を「仮選択情報」と呼ぶ。)。仮選
択情報に対応する金融機関に対し、仮選択情報及びユー
ザ情報に基づいて審査依頼情報を出力する。審査依頼情
報に対応する審査結果情報を金融機関より受け付け、審
査合格/不合格の結果情報をユーザに対し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザに対し金融
商品情報を提供するとともに、金融機関が行うユーザの
資格審査を支援する、金融商品照会技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザが、住宅ローンや無担保ローンと
いった金融商品の購入(ローン契約等を含む)を考えた
場合、まずどのような金融商品が存在するか情報を収集
し、次に各金融機関に出向いて必要事項を記載した資格
審査の依頼書等を提出するのが一般的である。
【0003】一方、金融機関は、ユーザから資格審査の
依頼書等を受け取った場合、そのユーザに金融商品を販
売することが可能かどうか、ユーザの資格審査を行う。
資格審査は、例えば就業先、勤続年数、年収といったユ
ーザ情報に基づいて行われるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ユーザにとって重要な
ことは、複数の金融機関が提供する金融商品の中から自
分に適した金融商品を見つけ出すことである。そのため
には、金融商品間で比較検討を行う必要がある。しかし
ながら、金融機関のパンフレット等には金融商品のデフ
ォルト例、典型例しか記載されていないため、ユーザは
デフォルト例等を自分の状況に個別に当てはめた上で比
較しなければならず、十分に比較検討することは非常に
困難であった。
【0005】近年では、インターネット上でローンシミ
ュレーションなどのツールをユーザに解放しているWeb
ページが見受けられるようになってきている。しかし、
これらのツールを用いる場合であっても、各金融商品の
情報をローンシミュレーション上にのせる(適用する)
ための諸条件の設定はユーザが行う必要があり、また複
数の金融商品について比較情報を提示するようには構成
されていないため、自分に適した金融商品を見つけ出す
ことは容易ではない。
【0006】ここで、ユーザにとって比較検討の対象と
して興味があるのは、実際に購入することが可能な(す
なわち、資格審査をパスすることができる)金融商品で
ある。従来において、資格審査をパスするかどうかを知
るためには実際に資格審査を依頼するしか方法はなく、
そのためにはユーザは氏名、勤務先、年収を含むプライ
バシーにかかわるユーザ情報を依頼書等に記載しなけれ
ばならない。しかし、複数の金融商品について比較検討
している段階(すなわち、実際に契約等を締結するかど
うか未定の段階)で、金融機関に対しプライバシーにか
かわる情報までも開示してしまうことには、心理的抵抗
を感じるユーザも多い。
【0007】また従来においては、ユーザは資格審査を
受けるために金融機関に依頼書等を直接提出しなければ
ならず、金融商品を購入できるかどうか未定の段階でわ
ざわざ金融機関まで出向かなければならない点でも、ユ
ーザにとっての負担は大きかった。更に、資格審査は金
融機関(又は金融商品)ごとに個別に行われるため、仮
に最初に出向いた金融機関において資格審査をパスしな
かった場合、別の金融機関に出向いて再び依頼書等を提
出しなければならない点も、ユーザにとって負担であっ
た。
【0008】一方、金融機関にとっても、金融商品を販
売・契約等できる可能性がどれくらいあるかにかかわら
ず一様に資格審査を行わなければならないことは、大き
な負担となっていた。
【0009】そこで、本発明は、ユーザが複数の金融機
関(又は金融商品)について資格審査を申し込む際の負
担を軽減することを目的とする。
【0010】また、本発明は、金融商品の販売・契約等
に結びつく可能性の高いユーザを抽出し金融機関に伝達
することで、金融機関に対し資格審査を効率よく行える
ように支援することを目的とする。
【0011】また、本発明は、ユーザが金融商品情報を
効率よく取得でき、自分に適した金融商品を容易に見つ
け出すことができるように支援することを目的とする。
【0012】また、本発明は、ユーザがプライバシーに
かかわる情報を開示することなく金融商品購入のための
資格審査を受けられるようにすることで、ユーザの心理
的負担を軽減することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の金融商品照会方
法は、ユーザ情報を仮審査条件と照合することにより、
金融機関に対して審査依頼を行うことができるかどうか
を判断し、その判断結果をユーザに対し出力することを
特徴とする。好適には、金融機関に対して審査依頼を行
うことができると判断した場合に、ユーザが選択した金
融商品情報に対応する金融機関に対して審査依頼情報を
出力し、金融機関より審査結果情報を受け付け、審査合
格/不合格の結果情報をユーザに対し出力する。
【0014】また、本発明の金融商品照会方法は、ユー
ザより受け付けたユーザ情報を、金融機関又は金融商品
情報ごとに記憶してある仮審査条件と照合することによ
り、金融機関又は金融商品情報ごとに仮審査合格/不合
格を判断し、判断結果ユーザに対し出力する工程と、金
融機関に対応させて複数記憶している金融商品情報の中
から、仮審査合格と判断された金融機関に対応する金融
商品情報、又は仮審査合格と判断された金融商品情報
を、ユーザからの入力に基づいて少なくとも一つ選択す
る(以下、選択した金融商品情報を「仮選択情報」と呼
ぶ。)工程と、仮選択情報に対応する金融機関に対し、
仮選択情報及びユーザ情報に基づいて審査依頼情報を出
力する工程と、審査依頼情報に対応する審査結果情報を
金融機関より受け付ける工程と、審査結果情報に基づい
て審査合格/不合格の結果情報をユーザに対し出力する
工程とを備えることを特徴とする。ユーザ及び金融機関
に対する入出力は、通信ネットワークを介して行われる
ことが望ましい。
【0015】好適には、更に、ユーザ情報を金融機関又
は金融商品情報ごとに記憶してある調整条件と照合する
ことにより、金融商品情報を構成するパラメータについ
て変更可能かどうかを判断し、その判断結果をユーザに
対し出力する工程を備える。
【0016】また好適には、更に、金融商品情報を構成
するパラメータに基づいて判断支援情報を生成し、判断
支援情報をユーザに対し出力する工程を備える。かかる
工程において、将来における金利の変動を予測する金利
シナリオを、金融商品情報を構成する金利パラメータに
適用して、判断支援情報を生成することが望ましい。
【0017】また好適には、更に、審査合格と判断され
た金融商品情報をユーザからの入力に基づいて少なくと
も一つ選択する(以下、選択した金融商品情報を「本選
択情報」と呼ぶ。)工程と、本選択情報に対応する金融
機関に対し、本選択情報及びユーザ情報に基づいて申込
み情報を出力する工程とを備えることを特徴とする。
【0018】また好適には、ユーザ情報は少なくとも第
1、第2の2つのグループに分類して記憶されており、
前記仮審査合格/不合格を判断する工程において、ユー
ザより受け付けたユーザ情報のうち、第1グループに分
類されたユーザ情報を、金融機関ごとに記憶してある仮
審査条件と照合し、前記審査依頼情報を出力する工程に
おいて、仮選択情報と、第1グループ及び第2グループ
のユーザ情報に基づいて審査依頼情報を出力する。ユー
ザ情報に対する分類は、金融機関又は金融商品情報ごと
に出力できるように記憶されていることが望ましい。こ
こで、ユーザ情報は少なくとも第1、第2、第3の3つ
のグループに分類して記憶されており、ユーザを特定す
ることが可能な情報は第3グループに分類されているこ
とが望ましい。
【0019】また好適には、ユーザ情報は少なくとも第
1、第2、第3の3つのグループに分類して記憶されて
おり、前記仮審査合格/不合格を判断する工程におい
て、ユーザより受け付けたユーザ情報のうち、第1グル
ープに分類されたユーザ情報を、金融機関ごとに記憶し
てある仮審査条件と照合し、前記審査依頼情報を出力す
る工程において、仮選択情報と、第1グループ及び第2
グループのユーザ情報に基づいて審査依頼情報を出力
し、前記申込み情報を出力する工程において、本選択情
報と、第1グループ、第2グループ及び第3グループの
ユーザ情報に基づいて申込み情報を出力する。ユーザ情
報に対する分類は、金融機関又は金融商品情報ごとに出
力できるように記憶されていることが望ましい。
【0020】また好適には、ユーザに対し金融機関の情
報を出力する場合に、各金融機関の出力順又は出力位置
が固定しないように出力する。
【0021】本発明の金融商品照会方法はコンピュータ
により実施することができるが、そのためのコンピュー
タプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体
メモリといった各種の媒体を通じてコンピュータにイン
ストールまたはロードすることができる。
【0022】本発明の金融商品照会システムは、ユーザ
情報を仮審査条件と照合することにより、金融機関に対
して審査依頼を行うことができるかどうかを判断し、そ
の判断結果をユーザに対し出力することを特徴とする。
好適には、金融機関に対して審査依頼を行うことができ
ると判断した場合に、ユーザが選択した金融商品情報に
対応する金融機関に対して審査依頼情報を出力し、金融
機関より審査結果情報を受け付け、審査合格/不合格の
結果情報をユーザに対し出力する。
【0023】また、本発明の金融商品照会システムは、
金融商品情報を金融機関に対応させて複数記憶する商品
記憶手段と、ユーザより受け付けたユーザ情報を記憶す
るユーザ情報記憶手段と、金融機関又は金融商品情報ご
とに仮審査条件を記憶しており、ユーザ情報を仮審査条
件と照合することにより金融機関又は金融商品情報ごと
に仮審査合格/不合格を判断し、その判断結果をユーザ
に対し出力する仮審査手段と、仮審査合格と判断された
金融機関に対応する金融商品情報、又は仮審査合格と判
断された金融商品情報をユーザからの入力に基づいて少
なくとも一つ選択し(以下、選択した金融商品情報を
「仮選択情報」と呼ぶ。)、仮選択情報及びユーザ情報
に基づいて審査依頼情報を生成し、審査依頼情報を仮選
択情報に対応する金融機関に対し出力する審査依頼手段
と、審査依頼情報に対応する審査結果情報を金融機関よ
り受け付けて記憶し、審査合格/不合格の結果情報をユ
ーザに対し出力する審査結果提示手段と、を備えること
を特徴とする。ユーザ及び金融機関に対する入出力は、
通信ネットワークを介して行われることが望ましい。
【0024】好適には、更に、仮審査手段は、金融機関
又は金融商品情報ごとに調整条件を記憶しており、ユー
ザ情報を調整条件と照合することにより金融商品情報を
構成するパラメータについて変更可能かどうかを判断
し、その判断結果をユーザに対し出力する。
【0025】また好適には、更に、金融商品情報を構成
するパラメータに基づいて判断支援情報を生成し、判断
支援情報をユーザに対し出力する判断支援手段を備え
る。前記判断支援手段は、将来における金利の変動を予
測する金利シナリオを記憶しており、金融商品情報を構
成する金利パラメータに前記金利シナリオを適用するこ
とにより判断支援情報を生成することが望ましい。
【0026】また好適には、更に、審査合格と判断され
た金融商品情報をユーザからの入力に基づいて少なくと
も一つ選択し(以下、選択した金融商品情報を「本選択
情報」と呼ぶ。)、本選択情報及びユーザ情報に基づい
て申込み情報を生成し、申込み情報を本選択情報に対応
する金融機関に対し出力する申込み手段を備える。
【0027】また好適には、ユーザ情報記憶手段は、ユ
ーザ情報を少なくとも第1、第2の2つのグループに分
類して記憶しており、仮審査手段は、第1グループの情
報を読み出して仮審査条件と照合し、審査依頼手段は、
仮選択情報と、第1グループ及び第2グループのユーザ
情報に基づいて審査依頼情報を生成する。ユーザ情報に
対する分類は、金融機関又は金融商品情報ごとに出力で
きるように記憶していることが望ましい。ここで、ユー
ザ情報記憶手段は、ユーザ情報を少なくとも第1、第
2、第3の3つのグループに分類して記憶しており、ユ
ーザを特定することが可能な情報は第3グループに分類
されていることが望ましい。
【0028】また好適には、ユーザ情報記憶手段は、ユ
ーザ情報を少なくとも第1、第2、第3の3つのグルー
プに分類して記憶していて、ユーザを特定することが可
能な情報は第3グループに分類されており、仮審査手段
は、第1グループの情報を読み出して仮審査条件と照合
し、審査依頼手段は、仮選択情報と、第1グループ及び
第2グループのユーザ情報に基づいて審査依頼情報を生
成し、申込み手段は、本選択情報と、第1グループ、第
2グループ及び第3グループのユーザ情報に基づいて申
込み情報を生成する。ユーザ情報に対する分類は、金融
機関又は金融商品情報ごとに出力できるように記憶して
いることが望ましい。
【0029】また好適には、ユーザに対し金融機関の情
報を出力する場合に、各金融機関の出力順又は出力位置
が固定しないように出力するように構成する。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下に本発明の
実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本
発明の第1の実施形態である金融商品照会システムの構
成をあらわすブロック図である。図1に示すように、本
金融商品照会システム1は、商品情報記憶手段10、ユ
ーザ情報記憶手段11、仮審査手段12、審査依頼手段
13、審査結果提示手段14を含んで構成される。
【0031】ここで、本発明による金融商品照会システ
ムは上記の各手段を備えていれば足り、物理的には金融
商品照会用に専用化したシステム、あるいは汎用の情報
処理装置のいずれでもよい。例えば、処理装置と入力手
段と記憶手段と出力手段とを備えた一般的な構成の情報
処理装置において、各手段の動作を規定したソフトウェ
アを起動して本発明の金融商品紹介方法を実施すること
により、本発明の金融商品照会システムを実現すること
ができる。なお、金融商品照会用に専用化したシステム
又は情報処理装置は、単一のコンピュータにより構成さ
れるものであっても、ネットワーク上に分散した複数の
コンピュータにより構成されるものであっても良い。
【0032】商品情報記憶手段10は、金融商品情報
を、当該金融商品を提供(販売)する金融機関の情報に
対応づけて、複数記憶している。記憶の仕方としては、
リレーショナルデータベース等の従来のデータベース技
術を用いることができる。
【0033】ここで、金融商品には、住宅ローン契約、
教育ローンなどの無担保ローン契約、クレジット(信
販、キャッシュ)カードの発行契約、各種保険の請け負
い契約などが含まれる。これらの金融商品は、商品名、
商品種別など複数のパラメータにより特定することがで
きる。例えば、ローン契約であれば、商品名、商品種別
(変動金利型、固定金利型、期間固定金利型など)、金
利、融資金額、融資機関、返済月額、返済方法(元利均
等型、元金均等型など)、一部/全額繰り上げ返済の可
否、優遇取扱の有無といったパラメータが考えられる。
以下、かかる複数のパラメータを金融商品情報と呼ぶ。
【0034】商品情報記憶手段10は、情報処理手段1
00に対し情報を入出力可能に構成されており、前記情
報処理手段100を介して、記憶する金融商品情報や金
融機関の情報をユーザに対し出力する。出力する金融商
品情報としては、例えば、商品名、商品種別、金利、優
遇取扱の有無などが考えられる。出力する金融機関の情
報としては、例えば、金融機関名、企業情報、店舗数、
手続の迅速さ、特典の有無、手数料、通帳等に使用する
キャラクター名などが考えられる。
【0035】前記情報処理手段100は、ユーザからの
入力を受け付けるとともに、ユーザに対し情報を出力す
ることができる構成となっていればよく、各ユーザが保
有する一般的なパソコンや携帯端末などを情報処理手段
100として用いることができる。
【0036】前記情報処理手段100は、本金融商品照
会システム1が備えるように構成してもよいし、外部の
情報処理装置として構成してもよい。また、前記情報処
理手段100と本金融商品照会システム1をインターネ
ットなどの通信ネットワーク(有線、無線の両方を含
む)を介して接続するように構成してもよい。この場
合、前記情報処理手段100及び金融商品照会システム
1は、通信ネットワークを介して通信するために必要な
通常の構成を備える。例えば、インターネットを介して
接続する場合であれば、PPPドライバおよびTCP/
IPドライバを有する通信モジュールを備える。なお、
情報処理手段100が携帯端末の場合は、外部にあるゲ
ートウェイ(例えば、NTTドコモ社のiモードセンタ
ー等)を介して本金融商品照会システム1に接続される
ことになる。
【0037】商品情報記憶手段10は、例えば、図2に
示すような画面情報を前記情報処理手段100に対し出
力する。ユーザはかかる画面情報をもとに所定の金融機
関(例えば記号200で示される「○○銀行」)をクリ
ック等することにより指定する。
【0038】ここで、ユーザが金融機関を指定するため
の画面情報においては、金融機関の名称やロゴ等に関
し、表示順や表示位置が固定されないように画面情報を
構成することが望ましい。例えば、図2では、記号20
1の領域や記号202の領域において、金融機関の名称
やロゴ等の表示順や表示位置がランダムとなるように画
面情報を構成する。先頭位置等に表示される金融機関は
指定されやすくなる傾向があるため、表示位置等が固定
されないようにすることで、ユーザからの指定が特定の
金融機関に偏ることを防止することができるからであ
る。
【0039】商品情報記憶手段10は、ユーザより金融
機関の指定を受け付け、前記指定された金融機関の情報
を、例えば図3に示すような画面情報によりユーザに対
し出力する。この場合、ユーザが所定の金融商品(例え
ば記号203で示される「住宅ローン」)をクリック等
することにより、当該金融機関により提供される前記所
定の金融商品の情報が当該ユーザに対し出力されること
になる。
【0040】このように、ユーザは、前記情報処理手段
100を介して前記商品情報記憶手段10が出力する金
融商品情報や金融機関の情報を受け取り、受け取った情
報を基に金融商品情報や金融機関の情報を収集すること
ができる。
【0041】ユーザ情報記憶手段11は、前記情報処理
手段100に対し情報を入出力可能に構成されている。
【0042】ユーザ情報記憶手段11は、例えば、図4
に示すような画面情報を前記情報処理手段100に対し
出力する。ユーザはかかる画面情報をもとにユーザ情報
を入力する。ユーザ情報記憶手段11は、前記情報処理
手段100を介してユーザよりユーザ情報を受け付け、
ユーザごとに記憶する。記憶の仕方としては、金融商品
情報と同様にリレーショナルデータベース等の従来のデ
ータベース技術を用いることができる。
【0043】ユーザ情報としては、例えば、氏名(漢
字、カナ)、自宅住所、自宅電話番号、E-mailアドレ
ス、性別、生年月日(年齢)、職業(職種)、勤務先、
勤務先住所、勤務先電話番号、役職、勤続年数、未婚/
既婚、扶養人数、年収、住居の形態、居住年数、他のロ
ーン額、借入予定金額、借入予定期間、自己資金額、口
座の有無といった個人情報項目と、物件名称、物件種
類、物件用途、物件価格、物件所在地、築年月、不動産
会社名、建設会社名といった物件情報項目が考えられ
る。なお、共同名義者がいる場合には、共同名義者につ
いても自宅住所や年収等の情報を個人情報項目として記
憶するようにしてもよい。ただし、かかる例は金融商品
として住宅ローンを想定した場合の例である。ユーザ情
報はかかる例に限定されるものではなく、対象とする金
融商品に応じて定めることができる。
【0044】ユーザ情報を受け付けるタイミングについ
ては設計に応じて定めることができる。例えば最初から
全てのユーザ情報をユーザより受け付けるように構成し
てもよいし、最初は基本項目のユーザ情報だけを受け付
け、残りのユーザ情報については仮審査等の処理を行う
ために必要となった時点で受け付ける(ユーザが入力す
る)ように構成してもよい。
【0045】なお、ユーザ情報記憶手段11から他人が
勝手にユーザ情報を読み出したり、改ざんしたりするこ
とを防止するために、ユーザ情報記憶手段11からユー
ザ情報を読み出す処理やユーザ情報を変更する処理を行
う場合には、事前にユーザに対してユーザID、パスワ
ード等の入力を促し、本人であることが認証された場合
にのみ当該処理が実行されるように構成することが望ま
しい。なお、この場合、E-mailアドレスをユーザIDと
して用いてもよい。
【0046】仮審査手段12は、図5に示すように、仮
審査条件を記憶する条件記憶手段120と仮審査の判断
を行う判断手段121を備えている。
【0047】条件記憶手段120は、例えば図6に示す
表形式で、仮審査条件を記憶している。仮審査条件とは
「金融機関に資格審査を依頼することができるかどう
か」の判断をするために用いる条件である。
【0048】図6に示す例では、ユーザが直接入力する
ユーザ1次情報(図中において項目番号204が付され
ているもの)及びユーザ1次情報から算出することので
きるユーザ2次情報(図中において項目番号204が付
されていないもの)の2種類のユーザ情報について、リ
ジェクト条件205及びクロスリジェクト条件206の
2種類の仮審査条件が記憶されている。ユーザ2次情報
については、ユーザ1次情報に基づく算出式207も記
憶されている。なお、算出式中の番号はユーザ1次情報
に付された項目番号を示している。
【0049】リジェクト条件205は、ユーザ情報が当
該条件に当てはまる(成立する)場合に仮審査不合格と
判断するために用いられるものである。例えば、図6に
示すA銀行においては、項目番号6についてのリジェク
ト条件に関し、ユーザの税込み年収が100万円未満の
場合は仮審査不合格と判断される。
【0050】また、クロスリジェクト条件は、ユーザ情
報が当該条件に当てはまる場合には、リジェクト条件が
成立していない場合であっても、仮審査不合格と判断す
るために用いられるものである。例えば、図6に示すA
銀行においては、項目番号9についてのクロスリジェク
ト条件に関し、希望融資金額が物件購入価格×80%を
超える場合(クロスリジェクト条件が成立している場
合)には、希望融資金額が10万以上1億円以下である
場合(リジェクト条件が成立していない場合)であって
も、仮審査不合格と判断される。
【0051】かかる例では、仮審査条件は金融機関ごと
に記憶されているが、仮審査条件を金融商品情報ごとに
記憶するように構成してもよい。また、仮審査条件は各
項目ごとに記憶されているが、複数の項目を組み合わせ
た仮審査条件(例えば、借入予定金額/年収<7、な
ど)を記憶するように構成してもよい。なお、ユーザ情
報全てについて仮審査条件を設定しておく必要はなく、
例えば図6において仮審査条件の欄が空欄となっている
ものは対応する項目について仮審査条件が設定されてい
ないことを意味する。
【0052】判断手段121は、前記情報処理手段10
0に対し情報を入出力可能に構成されている。判断手段
121は、前記情報処理手段100を介してユーザから
金融機関又は金融商品情報の指定を受け付け、かかる指
定に基づいて、仮審査の対象とする金融機関を選択す
る。次に、ユーザ情報記憶手段11よりユーザ情報を読
み出し、条件記憶手段120より前記選択した金融機関
に対応する仮審査条件を読み出す。そして、前記読み出
したユーザ情報を前記読み出した仮審査条件と照合する
ことにより、金融機関ごとに仮審査合格/不合格を判断
する。
【0053】合格/不合格の判断方法としては、例え
ば、読み出したユーザ情報が金融機関について設定され
ているリジェクト条件(及びクロスリジェクト条件)全
てについて成立している場合、当該金融機関について仮
審査不合格とし、それ以外の場合には合格とするといっ
た方法が考えられる。
【0054】また、判断結果を合格/不合格のように2
値とするのではなく、合格/準合格/不合格のように多
値とすることも考えられる。多値の場合の判断方法とし
ては、例えば、成立しているリジェクト条件等の数に応
じて合格/準合格/不合格を判断する方法が考えられ
る。
【0055】また、所定のリジェクト条件等が成立して
いることを不合格と判断するための必要条件としたり、
所定のリジェクト条件等が成立していないことを合格と
判断するための十分条件としてもよい。
【0056】判断手段121は、前記情報処理手段10
0を介し、仮審査の判断結果をユーザに対し出力する。
この場合、判断結果に応じてメッセージを出力するよう
に構成してもよい。メッセージとしては、例えば、合格
の場合「融資に特に問題ないと思われます」、準合格の
場合「融資に問題が生じる可能性があります」、不合格
の場合「融資に問題があります」等が考えられる。
【0057】ここで、仮審査において複数のリジェクト
条件等が成立している場合、各条件ごとに個別にメッセ
ージを出力するように構成してもよい。この場合、成立
している条件全てについてメッセージを出力するのでは
なく、各条件に対して予め優先順位を定めておき、成立
している条件のうち優先順位の高いものについて所定数
(例えば3つ)のメッセージを出力するように構成して
もよい。このように構成することで、ユーザに対し重要
な条件に関するメッセージを優先して出力することがで
きる。
【0058】仮審査の判断結果は、例えば、図7に示す
ような画面情報として出力してもよい。かかる例では、
判断結果を、合格の場合に青信号、準合格の場合に黄信
号、不合格の場合に赤信号のように、信号機のメタファ
ー208を用いて表示している。
【0059】このように、ユーザは、前記情報処理手段
100を介して仮審査の判断結果を受け取ることによ
り、かかる判断結果に基づいて仮審査合格と判断された
金融機関に対応する金融商品情報を指定することができ
る。
【0060】審査依頼手段13は、前記情報処理手段1
00及び第2情報処理手段101に対し情報を入出力可
能に構成されている。
【0061】前記第2情報処理手段101は、金融機関
からの入力を受け付けるとともに、金融機関に対し情報
を出力することができる構成となっていればよく、各金
融機関が保有する一般的なパソコンや携帯端末などを第
2情報処理手段101として用いることができる。
【0062】前記第2情報処理手段101は、本金融商
品照会システム1が備えるように構成してもよいし、外
部の情報処理装置として構成してもよい。また、前記情
報処理手段100と同様に、前記第2情報処理手段10
1と本金融商品照会システム1をインターネットなどの
通信ネットワーク(有線、無線の両方を含む)を介して
接続するように構成してもよい。
【0063】審査依頼手段13は、前記情報処理手段1
00を介してユーザから金融商品情報の指定を受けつ
け、かかる指定に基づいて、仮審査合格と判断された金
融機関に対応する金融商品情報を少なくとも一つ選択す
る。以下、選択した金融商品情報を「仮選択情報」と呼
ぶ。なお、ユーザが直接金融機関を指定するように構成
してもよい。その場合は指定された金融機関が提供する
金融商品情報が「仮選択情報」となる。
【0064】審査依頼手段13は、ユーザ情報記憶手段
11よりユーザ情報を読み出し、仮選択情報及び読み出
したユーザ情報に基づいて審査依頼情報を生成する。仮
選択情報に異なる金融機関が提供する金融商品情報が含
まれている場合、審査依頼情報は金融機関ごとに生成さ
れることになる。なお、審査依頼情報は金融機関におい
て資格審査に用いられる情報であり、資格審査の依頼書
に相当するものである。
【0065】審査依頼手段13は、商品情報記憶手段1
0を参照して仮選択情報に対応する金融機関を抽出し、
前記第2情報処理手段101を介して、生成した審査依
頼情報を前記抽出した金融機関に対し出力する。複数の
審査依頼情報が生成されている場合は、それぞれ対応す
る金融機関に対し出力されることになる。
【0066】各金融機関は、前記第2情報処理手段10
1を介して審査依頼情報を受け付けることにより、かか
る審査依頼情報に基づいて資格審査を行い、審査合格/
不合格を判断することができる。
【0067】審査結果提示手段14は、前記情報処理手
段100及び前記第2情報処理手段101に対し情報を
入出力可能に構成されている。金融機関による資格審査
の結果である審査結果情報は、前記第2情報処理手段1
01を介して、各金融機関により審査結果提示手段14
に入力される。審査結果提示手段14は、入力された審
査結果情報をユーザごとに記憶する。そして、前記情報
処理手段100を介して、審査結果情報に対応するユー
ザに対し、審査結果情報に基づく審査合格/不合格の結
果情報を出力する。
【0068】なお、以上においては、各手段が情報処理
手段100、第2情報処理手段101と直接入出力する
構成として説明したが、より具体的には、各手段は本金
融商品照会システムが備える入出力インターフェース手
段(図示せず)を経由して情報処理手段100、第2情
報処理手段101と入出力を行うことになる。
【0069】本発明の構成によれば、ユーザは本金融商
品照会システムにユーザ情報を1回入力しておけば、選
択した金融機関全てに対して審査依頼を一度に行うこと
ができるため、金融機関ごとに審査依頼を行う必要はな
い。従って、審査依頼を行う際のユーザの負担を軽減す
ることができる。
【0070】また、金融機関は本金融商品照会システム
に金融商品情報を記憶させておくことにより、審査依頼
情報を受け取ることができるため、本金融商品照会シス
テムを通じてユーザを集客することができる。更に、金
融機関は本金融商品照会システムに仮審査条件を記憶さ
せておくことにより、仮審査条件に基づくスクリーニン
グがされたユーザについてのみ集客することができるた
め、成約見込みの高いユーザを効率よく集客することが
できる。従って、資格審査を行う際の金融機関の負担を
軽減することができる。 (第1の実施形態の変形例1)第1の実施形態の変形例
1として、仮審査手段12を図8に示すような構成とす
ることが考えられる。本変形例1における仮審査手段1
2は、条件記憶手段120、判断手段121を備えてい
る点では第1の実施形態と同様であるが、更に調整条件
記憶手段122を備えている点で異なる。以下、第1実
施形態と異なる構成・動作について説明する。
【0071】調整条件記憶手段122は、例えば図9に
示す表形式で、調整条件及び調整内容を金融機関ごとに
記憶している。調整条件とはユーザ情報に基づいて金融
商品情報を構成するパラメータについて調整が可能かど
うか(変更可能かどうか)を判断するために用いる条件
である。調整条件としては、例えば、「当金融機関との
取引年数が所定値以上」といったものが考えられる。ま
た、調整内容としては、例えば、金利パラメータ、融資
金額パラメータなどを変更するものが考えられる。
【0072】図9に示す例では、ユーザ情報及びユーザ
2次情報について、優遇条件、クロス優遇条件の2種類
の調整条件と、調整内容が記憶されている。
【0073】優遇条件は、ユーザ情報が当該条件に当て
はまる(成立する)場合に金利パラメータ等を優遇する
(ユーザにとって有利となるように変更する)ために用
いられるものである。例えば、優遇条件として「その金
融機関に口座を持っていること」などが考えられる。更
に、口座の利用形態によって対応する調整内容を細分化
してもよい。例えば、給与振り込みや公共料金支払等、
口座の利用形態によってポイントを与え、ポイント集計
値に応じて金利パラメータ等を優遇することが考えられ
る。
【0074】また、クロス優遇条件は、ユーザ情報が当
該条件に当てはまる場合には、優遇条件が成立している
場合であっても、更なる条件を課して優遇するために用
いられるものである。例えば、クロス優遇条件として
「ユーザの購入物件に関する建設会社(又は不動産会
社)が、その金融機関と提携していること」、「その金
融機関について他にもローン契約があること」、「所定
の組織(例えば、その金融機関が管理する会員組織)に
加入している(加入する予定がある)こと」などが考え
られる。
【0075】なお、仮審査条件と調整条件を同一の表と
して記憶しておくことにより、条件記憶手段120と調
整条件記憶手段122とを同一の記憶手段によって構成
してもよい。
【0076】判断手段121は、ユーザ情報記憶手段1
1よりユーザ情報を読み出し、調整記憶手段122から
仮審査合格や準合格(以下、「仮審査合格等」と呼ぶ)
と判断した金融機関に対応する調整条件を読み出す。そ
して、前記読み出したユーザ情報を前記読み出した調整
条件と照合することにより、仮審査合格等と判断された
金融機関ごとに、調整が可能かどうか判断する。そし
て、調整が可能と判断された場合は、前記情報処理手段
100を介して、調整内容(変更内容)をユーザに対し
出力する。この場合、調整内容に応じてメッセージを出
力するように構成してもよい。メッセージとしては、例
えば、「金利が通常より0.3%低くなる可能性があり
ます」等が考えられる。
【0077】かかる構成において金利優遇等を調整内容
として設定しておくことにより、個別具体的な優遇内容
をユーザに伝達することができる。これにより、ユーザ
は仮審査合格等と判断された金融機関についてより有用
な情報を得ることができ、金融機関はより確実にユーザ
を集客することができる。 (第1の実施形態の変形例2)第1の実施形態の変形例
2として、ユーザ情報記憶手段11において、ユーザ情
報を第1、第2、第3の2つのグループに分類して記憶
しておく構成が考えられる。ここで、第1グループには
仮審査及び審査依頼情報の生成に用いられるユーザ情報
が分類されており、第2グループには審査依頼情報の生
成に用いられるユーザ情報が分類されており、第3グル
ープは仮審査に用いることはできるが審査依頼情報の生
成に用いることはできないユーザ情報が分類されてい
る。ユーザを特定することが可能なユーザ情報は第3グ
ループに分類される。
【0078】第1グループに分類されるユーザ情報とし
ては、例えば、勤続年数、取引のある金融機関名及び取
引内容、年収、他のローン額、借入予定金額、借入予定
期間、口座の有無、物件種類、物件用途、物件価格、築
年月、不動産会社名、建設会社名といったものが考えら
れる。
【0079】第2グループに分類されるユーザ情報とし
ては、住居の形態、居住年数、自己資金額、物件所在
地、連帯債務者に関わる情報といったものが考えられ
る。
【0080】第3グループに分類されるユーザ情報とし
ては、氏名、自宅住所、自宅電話番号、E-mailアドレ
ス、性別、生年月日(年齢)、職業(職種)、勤務先、
勤務先住所、勤務先電話番号、役職、扶養人数といった
ものが考えられる。
【0081】以下、第1実施形態と異なる構成・動作に
ついて説明する。
【0082】仮審査手段12中の判断手段121は、前
記情報処理手段100を介してユーザから金融機関又は
金融商品情報の指定を受け付け、かかる指定に基づい
て、仮審査の対象とする金融機関を選択する。判断手段
121は、ユーザ情報記憶手段11より第1グループに
分類されているユーザ情報を読み出し、条件記憶手段1
20より前記選択した金融機関に対応する仮審査条件を
読み出す。そして、前記読み出したユーザ情報を前記読
み出した仮審査条件と照合することにより、金融機関ご
とに仮審査合格/不合格を判断する。ここで、第3グル
ープに分類されているユーザ情報を用いて仮審査条件を
判断するようにしてもよい。
【0083】審査依頼手段13は、ユーザ情報記憶手段
11より第1グループ及び第2グループのユーザ情報を
読み出す。そして、仮選択情報と、第1グループ及び第
2グループのユーザ情報に基づいて審査依頼情報を生成
する。ここで、第3グループに分類されているユーザ情
報は、審査依頼情報の生成には用いることはできない。
【0084】ユーザ情報を第1グループ、第2グループ
に分類しておき、仮審査では第1グループを用いるよう
に構成したことで、必要最小限のユーザ情報のみを用い
て仮審査を行うことができる。なお、これらのグループ
分けは金融機関ごとに設定できることが望ましい。金融
機関によって仮審査に用いるユーザ情報は異なる可能性
があるからである。
【0085】また、ユーザを特定することが可能なユー
ザ情報を第3グループに分類しておき、かかる第3グル
ープのユーザ情報は審査依頼情報の生成には用いないよ
うに構成したことで、審査依頼の段階ではユーザを特定
することが可能な情報(第3グループのユーザ情報)は
開示されないため、匿名性を保って金融商品購入のため
の資格審査を受けることができ、ユーザの心理的負担を
軽減することができる。 (第2実施形態)以下に本発明の実施の形態について図
面を用いて説明する。図10は、本発明の第2の実施形
態である金融商品照会システムの構成をあらわすブロッ
ク図である。図10に示すように、本金融商品照会シス
テム1は、商品情報記憶手段10、ユーザ情報記憶手段
11、仮審査手段12、審査依頼手段13、審査結果提
示手段14、判断支援手段15を含んで構成される。本
実施形態は、商品情報記憶手段10〜審査結果提示手段
14を備える点で第1実施形態と同様であるが、判断支
援手段15を備えている点で第1実施形態と異なる。以
下、第1実施形態と異なる構成について説明する。
【0086】判断支援手段15は、前記情報処理手段1
00に対し情報を入出力可能に構成されている。
【0087】判断支援手段15は、前記情報処理手段1
00を介して、商品記憶手段10に記憶している複数の
金融機関が提供する金融商品情報をユーザに対し出力
し、金融商品情報の指定をユーザから受け付ける。そし
て、かかる指定に基づいて、商品情報記憶手段10から
金融商品情報を選択して読み出す。
【0088】次に、前記選択した金融商品情報につい
て、金融商品情報を構成するパラメータに基づいて判断
支援情報を生成する。例えば住宅ローンであれば、ユー
ザ情報から借入予定金額、借入予定期間といった情報を
抽出して住宅ローンの構成パラメータに代入し、毎月返
済額、ボーナス時返済額、初年度年間返済額、総返済
額、5年後残債、一時コストといった値を算出し、判断
支援情報とすることができる。
【0089】ここで、金融商品の商品種別が変動金利型
や期間固定金利型であった場合、将来における金利の変
動を予測して返済額を算出するように構成してもよい。
この場合、例えば、将来における金利の変動を金利シナ
リオとして複数種類記憶しておき、ユーザが指定できる
ようにしてもよい。かかる金利シナリオは種々の指標金
利をもとに設定することができるが、例えば、短期プラ
イムレート金利、長期プライムレート金利、長期国債指
標銘柄といった指標金利をもとに設定する。
【0090】具体的には、以下のように金利カーブの異
なる3種類の金利シナリオを設定することが考えられ
る。1つめは、n年後の金利が、n年前の指標金利から
直近の指標金利までの中の最低値をとるように、将来の
金利を設定する。2つめは、n年後の金利が、n年前の
指標金利から直近の指標金利の平均値をとるように、将
来の金利を設定する。3つめは、n年後の金利が、n年
前の指標金利から直近の指標金利までの中の最高値をと
るように、将来の金利を設定する。
【0091】更に、各住宅ローンのパラメータを基に、
各住宅ローンを選択した場合の将来における収支バラン
ス等を含むライフプランを計算し、これを判断支援情報
に含めるようにしてもよい。
【0092】ユーザ情報として記憶されていない情報が
判断支援情報の生成に必要な場合は、前記情報処理手段
100を介してユーザから必要な情報を受け付けるよう
にしてもよい。例えば、希望選択期間を受け付けて、こ
れを借入予定期間の代わりに用いて判断支援情報を生成
することが考えられる。
【0093】判断支援手段15は、前記情報処理手段1
00を介して、ユーザに対し判断支援情報を出力する。
判断支援情報は、表、棒グラフ、時系列グラフ等により
表示されるように構成されていることが望ましい。ま
た、2つ以上の金融商品情報を選択している場合は、各
金融商品情報について比較できるように構成されている
ことが望ましい。図11に、前記情報処理手段100に
おいて出力される画面情報の例を示す。
【0094】なお、商品情報記憶手段10において、住
宅金融公庫等の公的金融機関が提供する金融商品情報を
記憶しておくことにより、例えば住宅ローンであれば、
公的ローンと対比させた判断支援情報を生成することも
できる。更に、比較対照として賃貸物件情報を記憶して
おくことにより、賃貸物件との判断支援情報を生成する
ようにしてもよい。また、金融機関について対比させた
判断支援情報を生成するようにしてもよい。
【0095】このような構成とすることにより、ユーザ
は複数の金融機関が提供する金融商品について判断支援
情報を取得することができるため、比較検討した上で金
融商品を選択することができ、自分に適した金融商品を
効率よく容易に見つけ出すことができるようになる。 (第3実施形態)以下に本発明の実施の形態について図
面を用いて説明する。図12は、本発明の第3の実施形
態である金融商品照会システムの構成をあらわすブロッ
ク図である。図12に示すように、本金融商品照会シス
テム1は、商品情報記憶手段10、ユーザ情報記憶手段
11、仮審査手段12、審査依頼手段13、審査結果提
示手段14、申込み手段16を含んで構成される。本実
施形態は、商品情報記憶手段10〜審査結果提示手段1
4を備える点で第1実施形態と同様であるが、申込み手
段16を備えている点で第1実施形態と異なる。以下、
第1実施形態と異なる構成・動作について説明する。
【0096】申込み手段16は、前記情報処理手段10
0及び前記第2情報処理手段101に対し情報を入出力
可能に構成されている。
【0097】ユーザは、前記情報処理手段100を介し
て、審査合格/不合格の判断結果を受け取ることができ
るため、かかる判断結果に基づいて審査合格と判断され
た金融機関に対応する金融商品情報を指定することがで
きる。
【0098】申込み手段16は、前記情報処理手段10
0を介して、金融商品情報の指定をユーザから受けつ
け、かかる指定に基づいて、審査合格と判断された金融
機関に対応する金融商品情報を少なくとも一つ選択す
る。以下、選択した金融商品情報を「本選択情報」と呼
ぶ。
【0099】申込み手段16は、ユーザ情報記憶手段1
1よりユーザ情報を読み出し、本選択情報及び読み出し
たユーザ情報に基づいて申込み情報を生成する。そし
て、商品情報記憶手段10を参照して本選択情報に対応
する金融機関を抽出し、前記第2情報処理手段101を
介して、生成した申込み情報を前記抽出した金融機関に
対し出力する。
【0100】ここで、ユーザ情報記憶手段11が第1、
第2、第3の3つのグループに分類されている場合、申
込み情報は第3グループのユーザ情報も用いて生成す
る。申込みの段階では既に資格審査をパスしているた
め、ユーザを特定することが可能な情報を開示すること
はユーザにとって大きな心理的負担とはならないからで
ある。
【0101】このような構成とすることにより、ユーザ
は本金融商品照会システムを用いて、仮審査、資格審
査、申込みといった一連の手続を全て行うことができ
る。 (第4実施形態)次に、本発明の第4の実施の形態につ
いて説明する。第4の実施の形態は、金融商品照会プロ
グラムを記録した記録媒体を備える。この記録媒体とし
てはCD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリその他
の記録媒体を用いることができる。
【0102】金融商品照会プログラムは記録媒体からデ
ータ処理装置に読み込まれ、データ処理装置の動作を制
御する。データ処理装置は金融商品照会プログラムの制
御により、ユーザより受け付けたユーザ情報を、金融機
関ごとに記憶してある仮審査条件と照合することによ
り、金融機関ごとに仮審査合格/不合格を判断する機能
と、金融機関に対応させて複数記憶している金融商品情
報の中から、仮審査合格と判断された金融機関に対応す
る金融商品情報を、ユーザからの入力に基づいて少なく
とも一つ選択する(以下、選択した金融商品情報を「仮
選択情報」と呼ぶ。)機能と、仮選択情報に対応する金
融機関に対し、仮選択情報及びユーザ情報に基づいて審
査依頼情報を出力する機能と、審査依頼情報に対応する
審査結果情報を金融機関より受け付け、審査結果情報に
基づいて審査合格/不合格の結果情報をユーザに対し出
力する機能を備える。
【0103】すなわち、データ処理装置は金融商品照会
プログラムの制御により、図1における、商品情報記憶
手段10、ユーザ情報記憶手段11、仮審査手段12、
審査依頼手段13、審査結果提示手段14による処理と
同一の処理を実行する。更に、図10における判断支援
手段15、図12における申込み手段16による処理と
同一の処理を実行するようにしてもよい。
【0104】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されることなく種々に変形して適用することが可能であ
る。例えば、情報処理手段100を介してユーザに対し
メニュー情報を出力し、かかるメニューに基づくユーザ
の入力に応じて各手段を動作させるように構成してもよ
い。
【0105】
【発明の効果】本発明は、ユーザ情報をユーザ情報記憶
手段に入力しておくことにより、複数の金融商品(金融
機関)についてまとめて資格審査を依頼することができ
るため、ユーザの資格審査を申し込む際の負担を軽減す
ることができる。
【0106】また、本発明は、金融商品の販売・契約等
に結びつく可能性の高いユーザを仮審査により抽出して
金融機関に伝達することができるため、金融機関におけ
る資格審査の効率を向上させることができる。
【0107】また、本発明は、複数の金融機関が提供す
る金融商品について判断支援情報を出力することができ
るため、ユーザは自分に適した金融商品を効率よく容易
に見つけ出すことができる。
【0108】また、本発明は、ユーザを特定することが
可能な情報を用いずに審査依頼を実行できるため、ユー
ザは匿名性を保って金融商品購入のための資格審査を受
けることができ、ユーザの心理的負担を軽減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である金融商品照会
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 ユーザから金融機関の指定を受け付ける場合
に用いる画面情報の例を示す図である。
【図3】 ユーザに対し金融機関の情報を出力する場合
に用いる画面情報の例を示す図である。
【図4】 ユーザからユーザ情報を受け付ける場合に用
いる画面上の例を示す図である。
【図5】 第1の実施形態における仮審査手段の構成を
示すブロック図である。
【図6】 仮審査条件の例を説明するための図である。
【図7】 ユーザに対し仮審査の判断結果を出力する場
合に用いる画面情報の例を示す図である。
【図8】 第1の実施形態の変形例1における仮審査手
段の構成を示すブロック図である。
【図9】 調整条件の例を説明するための図である。
【図10】 本発明の第2の実施形態である金融商品照
会システムの構成を示すブロック図である。
【図11】 判断支援情報の出力例を説明するための図
である。
【図12】 本発明の第3の実施形態における仮審査手
段の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 金融商品照会システム 10 商品情報記憶手段 11 ユーザ情報記憶手段 12 仮審査手段 13 審査依頼手段 14 審査結果提示手段 15 判断支援手段 16 申込み手段 100 情報処理手段 101 第2情報処理手段 120 条件記憶手段 121 判断手段 122 調整条件記憶手段
フロントページの続き (72)発明者 大塔 達也 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内 (72)発明者 山邊 昌太郎 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 BB46 CC02 CC05 DD01 EE00 FF03 GG02 GG04 GG07 5B055 BB16 CA05 CB05 EE04 EE27 FA08 PA21

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ情報を仮審査条件と照合すること
    により、金融機関に対して審査依頼を行うことができる
    かどうかを判断し、その判断結果をユーザに対し出力す
    ることを特徴とする金融商品照会システム。
  2. 【請求項2】 金融機関に対して審査依頼を行うことが
    できると判断した場合に、ユーザが選択した金融商品情
    報に対応する金融機関に対して審査依頼情報を出力し、
    金融機関より審査結果情報を受け付け、審査合格/不合
    格の結果情報をユーザに対し出力することを特徴とする
    請求項1記載の金融商品照会システム。
  3. 【請求項3】 金融商品情報を金融機関に対応させて複
    数記憶する商品記憶手段と、 ユーザより受け付けたユーザ情報を記憶するユーザ情報
    記憶手段と、 金融機関又は金融商品情報ごとに仮審査条件を記憶して
    おり、ユーザ情報を仮審査条件と照合することにより金
    融機関又は金融商品情報ごとに仮審査合格/不合格を判
    断し、その判断結果をユーザに対し出力する仮審査手段
    と、 仮審査合格と判断された金融機関に対応する金融商品情
    報、又は仮審査合格と判断された金融商品情報をユーザ
    からの入力に基づいて少なくとも一つ選択し(以下、選
    択した金融商品情報を「仮選択情報」と呼ぶ。)、仮選
    択情報及びユーザ情報に基づいて審査依頼情報を生成
    し、審査依頼情報を仮選択情報に対応する金融機関に対
    し出力する審査依頼手段と、 審査依頼情報に対応する審査結果情報を金融機関より受
    け付けて記憶し、審査合格/不合格の結果情報をユーザ
    に対し出力する審査結果提示手段と、を備えることを特
    徴とする金融商品照会システム。
  4. 【請求項4】 更に、仮審査手段は、金融機関又は金融
    商品情報ごとに調整条件を記憶しており、ユーザ情報を
    調整条件と照合することにより金融商品情報を構成する
    パラメータについて変更可能かどうかを判断し、その判
    断結果をユーザに対し出力することを特徴とする請求項
    3記載の金融商品照会システム。
  5. 【請求項5】 更に、金融商品情報を構成するパラメー
    タに基づいて判断支援情報を生成し、かかる判断支援情
    報をユーザに対し出力する判断支援手段を備えることを
    特徴とする請求項3又は4記載の金融商品照会システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記判断支援手段は将来における金利の
    変動を予測する金利シナリオを記憶しており、金融商品
    情報を構成する金利パラメータに前記金利シナリオを適
    用することにより判断支援情報を生成することを特徴と
    する請求項5記載の金融商品照会システム。
  7. 【請求項7】 更に、審査合格と判断された金融商品情
    報をユーザからの入力に基づいて少なくとも一つ選択し
    (以下、選択した金融商品情報を「本選択情報」と呼
    ぶ。)、本選択情報及びユーザ情報に基づいて申込み情
    報を生成し、申込み情報を本選択情報に対応する金融機
    関に対し出力する申込み手段を備えることを特徴とする
    請求項3乃至6のいずれか1項に記載の金融商品照会シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報を少
    なくとも第1、第2の2つのグループに分類して記憶し
    ており、 仮審査手段は、第1グループの情報を読み出して仮審査
    条件と照合し、 審査依頼手段は、仮選択情報と、第1グループ及び第2
    グループのユーザ情報に基づいて審査依頼情報を生成す
    ることを特徴とする請求項3乃至7記載の金融商品照会
    システム。
  9. 【請求項9】 ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報を少
    なくとも第1、第2、第3の3つのグループに分類して
    記憶しており、ユーザを特定することが可能な情報は第
    3グループに分類されていることを特徴とする請求項8
    記載の金融商品照会システム。
  10. 【請求項10】 ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報を
    少なくとも第1、第2、第3の3つのグループに分類し
    て記憶していて、ユーザを特定することが可能な情報は
    第3グループに分類されており、 仮審査手段は、第1グループの情報を読み出して仮審査
    条件と照合し、 審査依頼手段は、仮選択情報と、第1グループ及び第2
    グループのユーザ情報に基づいて審査依頼情報を生成
    し、 申込み手段は、本選択情報と、第1グループ、第2グル
    ープ及び第3グループのユーザ情報に基づいて申込み情
    報を生成することを特徴とする請求項7記載の金融商品
    照会システム。
  11. 【請求項11】 ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報に
    対する分類を、金融機関又は金融商品情報ごとに出力で
    きるように記憶していることを特徴とする請求項8乃至
    10のいずれか1項に記載の金融商品照会システム。
  12. 【請求項12】 ユーザに対し金融機関の情報を出力す
    る場合に、各金融機関の出力順又は出力位置が固定しな
    いように出力することを特徴とする請求項1乃至11の
    いずれか1項に記載の金融商品照会システム。
  13. 【請求項13】 ユーザ及び金融機関に対する入出力
    は、通信ネットワークを介して行われることを特徴とす
    る請求項1乃至12のいずれか1項に記載の金融商品照
    会システム。
  14. 【請求項14】 ユーザ情報を仮審査条件と照合するこ
    とにより、金融機関に対して審査依頼を行うことができ
    るかどうかを判断し、その判断結果をユーザに対し出力
    することを特徴とする金融商品照会方法。
  15. 【請求項15】 金融機関に対して審査依頼を行うこと
    ができると判断した場合に、ユーザが選択した金融商品
    情報に対応する金融機関に対して審査依頼情報を出力
    し、金融機関より審査結果情報を受け付け、審査合格/
    不合格の結果情報をユーザに対し出力することを特徴と
    する請求項14記載の金融商品照会方法。
  16. 【請求項16】 ユーザより受け付けたユーザ情報を、
    金融機関又は金融商品情報ごとに記憶してある仮審査条
    件と照合することにより、金融機関又は金融商品情報ご
    とに仮審査合格/不合格を判断し、判断結果ユーザに対
    し出力する工程と、 金融機関に対応させて複数記憶している金融商品情報の
    中から、仮審査合格と判断された金融機関に対応する金
    融商品情報、又は仮審査合格と判断された金融商品情報
    を、ユーザからの入力に基づいて少なくとも一つ選択す
    る(以下、選択した金融商品情報を「仮選択情報」と呼
    ぶ。)工程と、 仮選択情報に対応する金融機関に対し、仮選択情報及び
    ユーザ情報に基づいて審査依頼情報を出力する工程と、 審査依頼情報に対応する審査結果情報を金融機関より受
    け付け、審査合格/不合格の結果情報をユーザに対し出
    力する工程とを備えることを特徴とする金融商品照会方
    法。
  17. 【請求項17】 更に、ユーザ情報を金融機関又は金融
    商品情報ごとに記憶してある調整条件と照合することに
    より、金融商品情報を構成するパラメータについて変更
    可能かどうかを判断し、その判断結果をユーザに対し出
    力する工程を備えることを特徴とする請求項16記載の
    金融商品照会方法。
  18. 【請求項18】 更に、金融商品情報を構成するパラメ
    ータに基づいて判断支援情報を生成し、かかる判断支援
    情報をユーザに対し出力する工程を備えることを特徴と
    する請求項16又は17記載の金融商品照会方法。
  19. 【請求項19】 前記判断支援情報をユーザに対し出力
    する工程は、将来における金利の変動を予測する金利シ
    ナリオを、金融商品情報を構成する金利パラメータに適
    用することにより、判断支援情報を生成することを特徴
    とする請求項18記載の金融商品照会方法。
  20. 【請求項20】 更に、審査合格と判断された金融商品
    情報をユーザからの入力に基づいて少なくとも一つ選択
    する(以下、選択した金融商品情報を「本選択情報」と
    呼ぶ。)工程と、 本選択情報に対応する金融機関に対し、本選択情報及び
    ユーザ情報に基づいて申込み情報を出力する工程とを備
    えることを特徴とする請求項16乃至19のいずれか1
    項に記載の金融商品照会方法。
  21. 【請求項21】 ユーザ情報は少なくとも第1、第2の
    2つのグループに分類して記憶されており、 前記仮審査合格/不合格を判断する工程において、ユー
    ザより受け付けたユーザ情報のうち、第1グループに分
    類されたユーザ情報を、金融機関ごとに記憶してある仮
    審査条件と照合し、 前記審査依頼情報を出力する工程において、仮選択情報
    と、第1グループ及び第2グループのユーザ情報に基づ
    いて審査依頼情報を出力することを特徴とする請求項1
    6乃至20記載の金融商品照会方法。
  22. 【請求項22】 ユーザ情報は少なくとも第1、第2、
    第3の3つのグループに分類して記憶されており、ユー
    ザを特定することが可能な情報は第3グループに分類さ
    れていることを特徴とする請求項21記載の金融商品照
    会方法。
  23. 【請求項23】 ユーザ情報は少なくとも第1、第2、
    第3の3つのグループに分類して記憶されており、 前記仮審査合格/不合格を判断する工程において、ユー
    ザより受け付けたユーザ情報のうち、第1グループに分
    類されたユーザ情報を、金融機関ごとに記憶してある仮
    審査条件と照合し、 前記審査依頼情報を出力する工程において、仮選択情報
    と、第1グループ及び第2グループのユーザ情報に基づ
    いて審査依頼情報を出力し、 前記申込み情報を出力する工程において、本選択情報
    と、第1グループ、第2グループ及び第3グループのユ
    ーザ情報に基づいて申込み情報を出力するすることを特
    徴とする請求項20記載の金融商品照会方法。
  24. 【請求項24】 ユーザ情報に対する分類は、金融機関
    又は金融商品情報ごとに出力できるように記憶されてい
    ることを特徴とする請求項21乃至23のいずれか1項
    に記載の金融商品照会方法。
  25. 【請求項25】 ユーザに対し金融機関の情報を出力す
    る場合に、各金融機関の出力順又は出力位置が固定しな
    いように出力することを特徴とする請求項14乃至24
    のいずれか1項に記載の金融商品照会方法。
  26. 【請求項26】 ユーザ及び金融機関に対する入出力
    は、通信ネットワークを介して行われることを特徴とす
    る請求項14乃至25のいずれか1項に記載の金融商品
    照会方法。
  27. 【請求項27】請求項14乃至26のいずれか一項に記
    載の金融商品照会方法をコンピュータで実行させるため
    のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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