JP2001282910A - 使用エネルギ量算出装置 - Google Patents

使用エネルギ量算出装置

Info

Publication number
JP2001282910A
JP2001282910A JP2000097476A JP2000097476A JP2001282910A JP 2001282910 A JP2001282910 A JP 2001282910A JP 2000097476 A JP2000097476 A JP 2000097476A JP 2000097476 A JP2000097476 A JP 2000097476A JP 2001282910 A JP2001282910 A JP 2001282910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
energy
operating state
state information
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000097476A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Terawaki
正文 寺脇
Isamu Suzuki
勇 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP2000097476A priority Critical patent/JP2001282910A/ja
Publication of JP2001282910A publication Critical patent/JP2001282910A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易且つ安価にテナント単位或いは空調機器
単位の使用電力量を把握する。 【解決手段】 ABU運転状態情報9を伝送するための
制御ネットワーク6及びAHUスピード情報11や複数
のVAV運転情報13を伝送するための複数列の制御ネ
ットワーク7と、ABU運転状態情報9及びAHUスピ
ード情報11並びにVAV運転情報13を稼動状態デー
タとして伝送するネットワーク14と、ビル全体の使用
電力量情報18や照明電源の使用電力量情報20を使用
電力量データとして伝送する制御ネットワーク25と、
前記稼動状態データ及び使用電力量データ及びテナント
や各機器のグループ化情報を取込み蓄積するためのパソ
コン2と、パソコン2からの稼動状態データ及び使用電
力量データ並びにグループ化情報26を基にテナント毎
の空調機器の使用電力量を算出するパソコン3を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使用エネルギ量算出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビルの管理においては、ビル全体だけで
はなく、テナント単位或いは使用機器単位の電力量等の
エネルギ消費量やCO2排出量を把握することが要求さ
れている。そこで斯かる目的を達成するためには、各テ
ナント毎若しくは使用機器毎に電力量計等の計測器を取
付けてエネルギ消費量を実測することが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各機器
毎に計測器を取付けると、多数の計測器が必要となるう
え、計測器は高価でコストの面で問題があり、又、テナ
ントの入替えに伴い頻繁にフロアのレイアウトを変更し
なければならない。従って、各テナント毎若しくは使用
機器毎に電力量計等の計測器を取付けてエネルギ消費量
を実測するのは、実現が困難なことが多い。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑み、電力量計の
ような計測器を空調機器等の各機器に対応して多数設け
なくても、ビルの空調機器における概略の使用電力量等
のエネルギ消費量から容易且つ安価にテナント単位或い
は使用空調機器単位の電力量等のエネルギ消費量を把握
すると共に、エネルギ消費量に対応するCO2排出量を
把握し得るようにした使用エネルギ量算出装置を提供す
ることを目的としてなしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の使用
エネルギ量算出装置は、ビルの所定のフロアに設けられ
且つ複数の空調機器の運転状態情報を伝送するための運
転状態情報伝送手段と、計測したビル全体の使用エネル
ギ量情報を伝送する使用エネルギ量情報伝送手段と、前
記運転状態情報伝送手段からの運転状態情報及び使用エ
ネルギ量情報伝送手段からの使用エネルギ量情報を取込
み蓄積すると共にビルのテナントや各空調機器のグルー
プ化情報を設定し得るようにした第一の端末と、該第一
の端末からの運転状態情報並びにテナントや空調機器の
グループ化情報から推定した各テナントの概算使用エネ
ルギ量を、前記第一の端末からの前記運転状態情報より
推定したビル全体の概算使用エネルギ量により除算して
各テナントの使用エネルギ量割合を算出し、算出した使
用エネルギ量割合に前記使用エネルギ量情報より得られ
たビル全体の使用エネルギ量を乗算して各テナントの使
用エネルギ量を算出する第二の端末を設けたものであ
る。
【0006】本発明の請求項2の使用エネルギ量算出装
置は、ビルの所定のフロアに設けられ且つ複数の空調機
器の運転状態情報を伝送するための運転状態情報伝送手
段と、計測したビル全体の使用エネルギ量情報及び所定
の機器の使用エネルギ量情報を伝送する使用エネルギ量
情報伝送手段と、前記運転状態情報伝送手段からの運転
状態情報及び使用エネルギ量情報伝送手段からの各使用
エネルギ量情報を取込み蓄積すると共にビルのテナント
や各空調機器のグループ化情報を設定し得るようにした
第一の端末と、該第一の端末からの運転状態情報並びに
テナントや空調機器のグループ化情報から推定した各テ
ナントの概算使用エネルギ量を、前記第一の端末からの
前記運転状態情報より推定したビル全体の概算使用エネ
ルギ量により除算して各テナントの使用エネルギ量割合
を算出すると共に、前記第一の端末からの使用エネルギ
量情報より得られたビル全体の使用エネルギ量と所定の
機器の使用エネルギ量とを減算して空調機器の実際の使
用エネルギ量を算出し、前記使用エネルギ量割合に実際
の使用エネルギ量を乗算して各テナントの使用エネルギ
量を算出する第二の端末を設けたものである。
【0007】本発明の請求項3の使用エネルギ量算出装
置は、ビルの所定のフロアに設けられ且つ複数の第一の
空調機器の運転状態情報を伝送するための第一の運転状
態情報伝送手段と、該第一の運転状態情報伝送手段に対
応して設置され且つ複数の第二の空調機器の運転状態情
報を伝送するための第二の運転状態情報伝送手段と、計
測したビル全体の使用エネルギ量情報を伝送する使用エ
ネルギ量情報伝送手段と、前記第一、第二の運転状態情
報伝送手段からの第一、第二の運転状態情報及び使用エ
ネルギ量情報伝送手段からの使用エネルギ量情報を取込
み蓄積すると共にビルのテナントや各空調機器のグルー
プ化情報を設定するための第一の端末と、該第一の端末
からの第一、第二の運転状態情報並びにテナントや空調
機器のグループ化情報から推定した各テナントの概算使
用エネルギ量を、前記第一の端末からの前記第一、第二
の運転状態情報より推定したビル全体の概算使用エネル
ギ量により除算して各テナントの使用エネルギ量割合を
算出し、算出した使用エネルギ量割合に前記第一の端末
からの使用エネルギ量情報であるビル全体の使用エネル
ギ量を乗算して各テナントの使用エネルギ量を算出する
第二の端末を設けたものである。
【0008】本発明の請求項4の使用エネルギ量算出装
置は、ビルの所定のフロアに設けられ且つ複数の第一の
空調機器の運転状態情報を伝送するための第一の運転状
態情報伝送手段と、該第一の運転状態情報伝送手段に対
応して設置され且つ複数の第二の空調機器の運転状態情
報を伝送するための第二の運転状態情報伝送手段と、計
測したビル全体の使用エネルギ量情報及び所定の機器の
使用エネルギ量情報を伝送する使用エネルギ量情報伝送
手段と、前記第一、第二の運転状態情報伝送手段からの
第一、第二の運転状態情報及び使用エネルギ量情報伝送
手段からの使用エネルギ量情報を取込み蓄積すると共に
ビルのテナントや各空調機器のグループ化情報を設定す
るための第一の端末と、該第一の端末からの第一、第二
の運転状態情報並びにテナントや空調機器のグループ化
情報から推定した各テナントの概算使用エネルギ量を、
前記第一の端末からの前記第一、第二の運転状態情報よ
り推定したビル全体の概算使用エネルギ量により除算し
て各テナントの使用エネルギ量割合を算出すると共に、
前記第一の端末からの使用エネルギ量情報より得られた
ビル全体の使用エネルギ量と所定の機器の使用エネルギ
量とを減算して空調機器の実際の使用エネルギ量を算出
し、前記使用エネルギ量割合に実際の使用エネルギ量を
乗算して各テナントの使用エネルギ量を算出する第二の
端末を設けたものである。
【0009】本発明の請求項5の使用エネルギ量算出装
置は、第二の端末において、各テナントの使用エネルギ
量からCO2排出量を求め得るよう構成したものであ
る。
【0010】本発明の請求項1の使用エネルギ量算出装
置においては、ビルの所定のフロアに設けられた運転状
態情報伝送手段により、複数の空調機器の運転状態情報
が伝送されてビルのテナントや各空調機器のグループ化
情報が設定された第一の端末に取込まれ蓄積されると共
に、使用エネルギ量情報伝送手段により、計測したビル
全体の使用エネルギ量情報が伝送されて前記第一の端末
に取込まれ蓄積され、第二の端末においては、第一の端
末からの運転状態情報並びにテナントや空調機器のグル
ープ化情報から推定した各テナントの概算使用エネルギ
量が、前記第一の端末からの前記運転状態情報より推定
したビル全体の概算使用エネルギ量により除算されて各
テナントの使用エネルギ量割合が算出され、算出された
使用エネルギ量割合に前記使用エネルギ量情報より得ら
れたビル全体の使用エネルギ量が乗算されて各テナント
の使用エネルギ量が算出される。
【0011】本発明の請求項2の使用エネルギ量算出装
置においては、ビルの所定のフロアに設けられた運転状
態情報伝送手段により、複数の空調機器の運転状態情報
が伝送されてビルのテナントや各空調機器のグループ化
情報が設定された第一の端末に取込まれ蓄積されると共
に、使用エネルギ量情報伝送手段により、計測したビル
全体の使用エネルギ量情報及び所定の機器の使用エネル
ギ量情報が伝送されて前記第一の端末に取込まれ蓄積さ
れ、第二の端末においては、該第一の端末からの運転状
態情報並びにテナントや空調機器のグループ化情報から
推定した各テナントの概算使用エネルギ量が、前記第一
の端末からの前記運転状態情報より推定したビル全体の
概算使用エネルギ量により除算されて各テナントの使用
エネルギ量割合が算出されると共に、前記第一の端末か
らの使用エネルギ量情報より、ビル全体の使用エネルギ
量と所定の機器の使用エネルギ量とが減算されて空調機
器の実際の使用エネルギ量が算出され、前記使用エネル
ギ量割合に実際の使用エネルギ量が乗算されて各テナン
トの使用エネルギ量が算出される。
【0012】本発明の請求項3の使用エネルギ量算出装
置においては、ビルの所定のフロアに対応して設けられ
た第一の運転状態情報伝送手段により、複数の第一の空
調機器の運転状態情報が伝送されてビルのテナントや各
空調機器のグループ化情報が設定された第一の端末に取
込まれ蓄積されると共に、第一の運転状態情報伝送手段
に対応して設置された第二の運転状態情報伝送手段によ
り、複数の第二の空調機器の運転状態情報が伝送されて
前記第一の端末に取込まれ蓄積され、更に、使用エネル
ギ量情報伝送手段により、計測したビル全体の使用エネ
ルギ量情報が前記第一の端末に取込まれ蓄積され、第二
の端末においては、前記第一端末からの第一、第二の運
転状態情報及びテナントや空調機器のグループ化情報か
ら推定した各テナントの概算使用エネルギ量が、前記第
一の端末からの前記第一、第二の運転状態情報より推定
したビル全体の概算使用エネルギ量により除算されて各
テナントの使用エネルギ量割合が算出され、算出された
使用エネルギ量割合に使用エネルギ量情報であるビル全
体の使用エネルギ量が乗算されて各テナントの使用エネ
ルギ量が算出される。
【0013】本発明の請求項4の使用エネルギ量算出装
置においては、ビルの所定のフロアに対応して設けられ
た第一の運転状態情報伝送手段により、複数の第一の空
調機器の運転状態情報が伝送されてビルのテナントや各
空調機器のグループ化情報が設定された第一の端末に取
込まれ蓄積されると共に、第一の運転状態情報伝送手段
に対応して設置された第二の運転状態情報伝送手段によ
り、複数の第二の空調機器の運転状態情報が伝送されて
前記第一の端末に取込まれ蓄積され、更に、使用エネル
ギ量情報伝送手段により、計測したビル全体の使用エネ
ルギ量情報及び所定の機器の使用エネルギ量情報が伝送
されて前記第一の端末に取込まれ蓄積され、第二の端末
においては、前記第一の端末からの第一、第二の運転状
態情報並びにテナントや空調機器のグループ化情報から
推定した各テナントの概算使用エネルギ量が、前記第一
の端末からの前記第一、第二の運転状態情報より推定し
たビル全体の概算使用エネルギ量により除算されて各テ
ナントの使用エネルギ量割合が算出されると共に、前記
使用エネルギ量情報より、ビル全体の使用エネルギ量と
所定の機器の使用エネルギ量とが減算されて空調機器の
実際の使用エネルギ量が算出され、前記使用エネルギ量
割合に実際の使用エネルギ量が乗算されて各テナントの
使用エネルギ量が算出される。
【0014】本発明の請求項5の使用エネルギ量算出装
置では、第二の端末において、各テナントの使用エネル
ギ量からCO2排出量が求められる。
【0015】本発明の請求項1〜5の使用エネルギ量算
出装置では、エネルギ計測のための計測器をビルに設置
した多数の機器に対応して設けなくても、ビルのエネル
ギ消費量から容易且つ安価にテナント単位或いは使用機
器単位のエネルギ消費量を把握することができると共
に、エネルギ消費量に対応するCO2排出量を把握する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0017】図1〜図4は本発明を実施する形態の一例
であり、図中、1は中央監視用のパソコン、2はデータ
ベース供給用のパソコン、3はエネルギ解析用のパソコ
ン、4はプリンタであって、夫々、ビルの中央監視室に
設置されている。
【0018】ビルの各フロアには、夫々、インテリジェ
ントゲートウエイ(以下、IGと称する)5が設置され
ており、IG5には、ツイストベアケーブルを用いた複
数系統の制御ネットワーク6,7が接続されている。而
して、制御ネットワーク6は各フロアに夫々1系統ずつ
設置されていて、複数の壁付けタイプの室外機及び室内
機一体型のエアコンであるエアバランシングユニット
(以下、ABUと称する)8a,8b・・・8nのAB
U運転状態情報(例えば、暖房状態、冷房状態、運転準
備状態等)9を一定時間間隔(例えば、5分間隔)でI
G5に与え得るようになっている。
【0019】制御ネットワーク7は各フロアに夫々複数
系統ずつ設置されており、各制御ネットワーク7は、フ
ァンである1台のエアハンドリングユニット(以下、A
HUと称する)10のAHUスピード情報(ファン回転
数)11及び複数のバリアブルエアボリューム(以下、
VAVと称する)12a,12b・・・12nのVAV
運転情報(どの程度ダンパの絞りの調整を行ったか否か
等)13を一定時間間隔(例えば、5分間隔)でIG5
に与え得るようになっている。
【0020】各フロアのIG5に取込まれたABU運転
状態情報9及びAHUスピード情報11並びにVAV運
転情報13は、同軸ケーブルを用いた中速度LANであ
るイーサネット(登録商標)と称するネットワーク14
により、中継用のパソコン15に与えられ、一時的にデ
ータとして集積されるようになっている。
【0021】中継用のパソコン15は、ビルの全フロア
を分けた複数のブロック毎に1台設置されており、AB
U運転状態情報9及びAHUスピード情報11並びにV
AV運転情報13は、ブロック毎に設置されたパソコン
15のうち、所定のパソコン15に入力されるようにな
っている。而して、パソコン15からは、ABU運転状
態情報9及びAHUスピード情報11並びにVAV運転
情報13が一定時間間隔(例えば、5分間隔)で、各機
器の稼動情報データとしてパソコン1,2に与えられる
ようになっている。
【0022】ネットワーク14のパソコン15設置位置
よりも情報伝送方向下流側には、IG16が接続されて
おり、電力量計17で検出したビル全体の使用電力量情
報18、電力量計19で検出したビルの照明電源19の
使用電力量情報20、電力量計21で検出したビルのエ
レベータの使用電力量情報22、電力量計23で検出し
たビルのコンセントの使用電力量情報24等は、一定時
間間隔(例えば、5分間隔)で使用電力量情報として制
御ネットワーク25を伝送され、IG16へ与えられ、
IG16からパソコン1,2に与えられるようになって
いる。
【0023】パソコン1に与えられた各種の情報は適宜
パソコン3に与えられ、パソコン3では、所定の演算が
行なわれて最終的には、ビルの各テナントの使用電力量
或いは機器毎の使用電力量を求め得るようになってい
る。なお、図1において空調機器は、全てのフロアのA
BU8a,8b・・・8n、AHU10、VAV12
a,12b・・・12nにより構成され、又図中、26
はパソコン2からパソコン3へ与えられる、テナントが
使用する機器のグループ化情報、27は同じくエネルギ
解析データである。
【0024】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0025】上述の設備では、パソコン1によりビル全
体の中央監視をも行うようになっているため、データベ
ース供給用のパソコン2のハードディスク2aには、予
め、ビルの各テナントのグループ化情報が入力されてお
り、各フロアのIG5よりも情報伝送方向上流側にある
各機器はどのテナントに属するか区分けがなされてい
る。又、エネルギ解析用のパソコン3のハードウエア3
aには、ABU8a,8b・・・8nの運転状態に対応
する使用電力量、VAV12a,12b・・・12nの
運転状態に対応する使用電力量、AHU10のファンス
ピードとそのスピードに対応するAHU使用電力量の関
係、使用電力量とCO2発生量のとの関係等が予め入力
されている。
【0026】ビルの各テナントの使用電力量を求め得る
際には、各フロアにおけるABU8a,8b・・・8n
の運転状態情報9は制御ネットワーク6により、又、A
HU10のスピード情報11及びVAV12a,12b
・・・12nのVAV運転情報13は各制御ネットワー
ク7により、一定時間間隔で所定のIG5に与えられ
る。
【0027】各IG5に取込まれた前述の各情報は、I
G5からネットワーク14を伝送されてパソコン15に
集積され、集積された各情報は各機器の稼動状態情報と
して一定時間間隔でパソコン1,2へ与えられ、蓄積さ
れる。稼動状態情報としては、ABU8a,8b・・・
8nのABU運転状態情報9及びAHU10のAHUス
ピード情報11並びにVAV12a,12b・・・12
nのVAV運転情報13である。
【0028】一方、電力量計17で検出したビル全体の
使用電力量情報18、電力量計19で検出したビルの照
明電源19の使用電力量情報20、電力量計21で検出
したビルのエレベータの使用電力量情報22、電力量計
23で検出したビルのコンセントの使用電力量情報24
等は、一定時間間隔で制御ネットワーク25から使用電
力量情報としてIG16へ与えられ、IG16から使用
電力量データとしてパソコン1,2に与えられ蓄積され
る。各情報の蓄積は、既に蓄積されている情報に新たな
情報が加えられる形で行なわれる。
【0029】中央監視用のパソコン1では、ディスプレ
ィに各機器の運転状態が表示される。又、パソコン2か
らは、一定時間間隔で、どの空調機器がどのテナントに
属するかというグループ化情報26と各空調機器等の稼
動状態データがエネルギ解析データ27としてパソコン
3に与えられ、パソコン3ではグループ化情報26とエ
ネルギ解析データ27から、各テナントの使用電力量及
びビル全体の使用電力量が求められる。
【0030】すなわち、パソコン3においては、エネル
ギ解析データ27として与えられたABU運転状態情報
9を基として、ABU8a,8b・・・8nのある運転
状態の使用電力w1にその状態の運転時間数H1が掛け
られてあるフロアにおける全テナントのABU使用電力
量W1が演算される(W1=w1×H1)。
【0031】又、同様にエネルギ解析データ27として
与えられたVAV運転情報13を基として、あるフロア
における全テナントのVAV12a,12b・・・12
nのある運転状態の使用電力w2にその状態の運転時間
数H2が掛けられてVAV使用電力量W2が演算される
(W2=w2×H2)。
【0032】更に、同様にエネルギ解析データ27とし
て与えられたAHUスピード情報11を基として、ある
フロアにおける全テナントのAHU10のあるファンス
ピードv1に対応したAHU使用電力w3が図2に示す
グラフから求められ、AHU使用電力w3とファンスピ
ードv1の運転時間H3が掛けられてAHU使用電力量
W3が演算される(W3=w3×H3)。
【0033】従って、あるフロアにおける全テナントに
よる空調機器の使用に伴う概算使用電力量はW1+W2
+W3となり、ビルの全フロアにおける全テナントの空
調機器の使用に伴う概算使用電力量はΣ(W1+W2+
W3)となる。
【0034】一方、パソコン3にはビルテナントのグル
ープ化情報26が与えられているため、あるフロアの各
空調機器のうちどの空調機器がどのテナントに属してい
るかが明らかである。このため、上述の演算と同様に、
テナントAの空調機器の使用に伴う概算使用電力量はΣ
(WA1+WA2+WA3)、テナントBの空調機器の
使用に伴う概算使用電力量はΣ(WB1+WB2+WB
3)・・・テナントNの空調機器の使用に伴う概算使用
電力量はΣ(WN1+WN2+WN3)となる。
【0035】従って、テナントAの空調機器の使用電力
量割合YAは[数1]で表わされ、テナントBの空調機
器の使用電力量割合YBは[数2]で表わされ、同様に
してテナントNの空調機器の使用電力量割合YNは[数
3]で表わされる。
【0036】
【数1】YA=Σ(WA1+WA2+WA3)/Σ(W
1+W2+W3)
【0037】
【数2】YB=Σ(WB1+WB2+WB3)/Σ(W
1+W2+W3)
【0038】
【数3】YN=Σ(WN1+WN2+WN3)/Σ(W
1+W2+W3)
【0039】ビル全体の使用電力量情報18、照明電源
の使用電力量情報20、エレベータの電力情報22、コ
ンセントの使用電力量情報24等は、使用電力量データ
としてパソコン2へ入力されて蓄積されており、使用電
力量データは一定時間間隔でパソコン2からパソコン3
へエネルギ解析データ27として与えられ、蓄積されて
いる。
【0040】従って、パソコン3では、上述の使用電力
量データを基として、ビル全体の使用電力量から照明電
源の使用電力量、エレベータの使用電力量、コンセント
の使用電力量等が減算されてビル全体の空調機器使用に
伴う使用電力量WOが、ある程度正確に算出される。
【0041】このため、テナントAの実際の使用電力量
は[数4]、テナントBの実際の使用電力量は[数
5]、テナントNの実際の使用電力量は[数6]に示す
ようになる。
【0042】
【数4】WO×YA
【0043】
【数5】WO×YB
【0044】
【数6】WO×YN
【0045】又、各テナントの実際の使用電力量が分か
れば、CO2排出量Qは、[数7]に示すように使用電
力量WO×YM(ここで、M=a,b・・・n)と比例
関係があるため、[数7]により容易に各テナントのC
2排出量を決定することができる。なお、[数7]
中、kは比例定数である。
【0046】
【数7】Q=k(WO×YM)
【0047】本発明の図示例によれば、電力量計のよう
な計測器を多数のABU8a,8b・・・8n、AHU
10、VAV12a,12b・・・12nに対応して設
けなくても、ビルの空調機器における概略の使用電力量
等のエネルギ消費量から容易且つ安価にテナント単位或
いは使用機器単位の電力量等のエネルギ消費量を正確に
把握することができると共に、エネルギ消費量に対応す
るCO2排出量を把握することができる。
【0048】パソコン3のハードウエア3a内には、図
3に示すようなエネルギ解析用のデータ、図4に示すよ
うなエネルギ評価用のデータが蓄積されて保管される。
又、これらのデータは必要に応じて、プリンタ4により
リストとして印刷される。
【0049】なお、本発明の図示例においては、各テナ
ントの実際の使用電力量を算出する際にビル全体の使用
電力量から照明電源、エレベータ、コンセントの使用電
力量を減算する場合について説明したが、ビル全体の使
用電力量に各テナントの使用電力量割合を掛けても算出
することができること、エネルギ消費量としては空調機
器の使用電力量に限らず、消費される種々のエネルギに
対して適用することができること、各フロアに2系統の
制御ネットワークを設置する場合について説明したが、
1系統であっても実施し得ること、その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜5記載の使用エネルギ量算出装置によれば、エネルギ
計測のための計測器をビルに設置した多数の機器に対応
して設けなくても、ビルのエネルギ消費量から容易且つ
安価にテナント単位或いは使用機器単位のエネルギ消費
量を把握することができると共に、エネルギ消費量に対
応するCO2排出量を把握することができるという優れ
た効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明におけるAHUのファンスピードとAH
U使用電力との関係を示すグラフである。
【図3】本発明において、エネルギ解析用のパソコンの
ハードウエアに保管されるエネルギ解析用のデータを説
明するための図である。
【図4】本発明において、エネルギ解析用のパソコンの
ハードウエアに保管されるエネルギ評価用のデータを説
明するための図である。
【符号の説明】
2 パソコン(第一の端末) 3 パソコン(第二の端末) 6 制御ネットワーク(運転状態情報伝送手
段、第一の運転状態情報伝送手段) 7 制御ネットワーク(運転状態情報伝送手
段、第二の運転状態情報伝送手段) 8a,8b・・・8n ABU(空調機器、第一
の空調機器) 9 ABU運転状態情報(運転状態情報、第一
の運転状態情報) 10 AHU (空調機器、第二の空調機器) 11 AHUスピード情報(運転状態情報、第
二の運転状態情報) 12a,12b・・・12n VAV(空調機器、第
二の空調機器) 13 VAV運転情報(運転状態情報、第二の
運転状態情報) 18 使用電力量情報(使用エネルギ情報) 20 使用電力量情報(使用エネルギ情報) 22 使用電力量情報(使用エネルギ情報) 24 使用電力量情報(使用エネルギ情報) 25 制御ネットワーク(使用エネルギ量情報
伝送手段) 26 グループ化情報 WO 使用電力量(使用エネルギ量) YA 使用電力量割合(使用エネルギ量割合) YB 使用電力量割合(使用エネルギ量割合) YN 使用電力量割合(使用エネルギ量割合)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L060 AA03 AA08 CC10 DD08 EE22 EE45 5B049 BB05 BB07 CC34 CC45 EE01 EE12 EE56 FF02 FF03 FF04 GG04 GG07 GG09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビルの所定のフロアに設けられ且つ複数
    の空調機器の運転状態情報を伝送するための運転状態情
    報伝送手段と、 計測したビル全体の使用エネルギ量情報を伝送する使用
    エネルギ量情報伝送手段と、 前記運転状態情報伝送手段からの運転状態情報及び使用
    エネルギ量情報伝送手段からの使用エネルギ量情報を取
    込み蓄積すると共にビルのテナントや複数の空調機器の
    グループ化情報を設定し得るようにした第一の端末と、 該第一の端末からの運転状態情報並びにテナントや空調
    機器のグループ化情報から推定した各テナントの概算使
    用エネルギ量を、前記第一の端末からの前記運転状態情
    報より推定したビル全体の概算使用エネルギ量により除
    算して各テナントの使用エネルギ量割合を算出し、算出
    した使用エネルギ量割合に前記使用エネルギ量情報より
    得られたビル全体の使用エネルギ量を乗算して各テナン
    トの使用エネルギ量を算出する第二の端末を設けたこと
    を特徴とする使用エネルギ量算出装置。
  2. 【請求項2】 ビルの所定のフロアに設けられ且つ複数
    の空調機器の運転状態情報を伝送するための運転状態情
    報伝送手段と、 計測したビル全体の使用エネルギ量情報及び所定の機器
    の使用エネルギ量情報を伝送する使用エネルギ量情報伝
    送手段と、 前記運転状態情報伝送手段からの運転状態情報及び使用
    エネルギ量情報伝送手段からの各使用エネルギ量情報を
    取込み蓄積すると共にビルのテナントや各空調機器のグ
    ループ化情報を設定し得るようにした第一の端末と、 該第一の端末からの運転状態情報並びにテナントや空調
    機器のグループ化情報から推定した各テナントの概算使
    用エネルギ量を、前記第一の端末からの前記運転状態情
    報より推定したビル全体の概算使用エネルギ量により除
    算して各テナントの使用エネルギ量割合を算出すると共
    に、前記第一の端末からの使用エネルギ量情報より得ら
    れたビル全体の使用エネルギ量と所定の機器の使用エネ
    ルギ量とを減算して空調機器の実際の使用エネルギ量を
    算出し、前記使用エネルギ量割合に実際の使用エネルギ
    量を乗算して各テナントの使用エネルギ量を算出する第
    二の端末を設けたことを特徴とする使用エネルギ量算出
    装置。
  3. 【請求項3】 ビルの所定のフロアに設けられ且つ複数
    の第一の空調機器の運転状態情報を伝送するための第一
    の運転状態情報伝送手段と、 該第一の運転状態情報伝送手段に対応して設置され且つ
    複数の第二の空調機器の運転状態情報を伝送するための
    第二の運転状態情報伝送手段と、 計測したビル全体の使用エネルギ量情報を伝送する使用
    エネルギ量情報伝送手段と、 前記第一、第二の運転状態情報伝送手段からの第一、第
    二の運転状態情報及び使用エネルギ量情報伝送手段から
    の使用エネルギ量情報を取込み蓄積すると共にビルのテ
    ナントや各空調機器のグループ化情報を設定し得るよう
    にした第一の端末と、 該第一の端末からの第一、第二の運転状態情報並びにテ
    ナントや空調機器のグループ化情報から推定した各テナ
    ントの概算使用エネルギ量を、前記第一の端末からの前
    記第一、第二の運転状態情報より推定したビル全体の概
    算使用エネルギ量により除算して各テナントの使用エネ
    ルギ量割合を算出し、算出した使用エネルギ量割合に前
    記第一の端末からの使用エネルギ量情報より得られたビ
    ル全体の使用エネルギ量を乗算して各テナントの使用エ
    ネルギ量を算出する第二の端末を設けたことを特徴とす
    る使用エネルギ量算出装置。
  4. 【請求項4】 ビルの所定のフロアに設けられ且つ複数
    の第一の空調機器の運転状態情報を伝送するための第一
    の運転状態情報伝送手段と、 該第一の運転状態情報伝送手段に対応して設置され且つ
    複数の第二の空調機器の運転状態情報を伝送するための
    第二の運転状態情報伝送手段と、 計測したビル全体の使用エネルギ量情報及び所定の機器
    の使用エネルギ量情報を伝送する使用エネルギ量情報伝
    送手段と、 前記第一、第二の運転状態情報伝送手段からの第一、第
    二の運転状態情報及び使用エネルギ量情報伝送手段から
    の使用エネルギ量情報を取込み蓄積すると共にビルのテ
    ナントや各空調機器のグループ化情報を設定するための
    第一の端末と、 該第一の端末からの第一、第二の運転状態情報並びにテ
    ナントや空調機器のグループ化情報から推定した各テナ
    ントの概算使用エネルギ量を、前記第一の端末からの前
    記第一、第二の運転状態情報より推定したビル全体の概
    算使用エネルギ量により除算して各テナントの使用エネ
    ルギ量割合を算出すると共に、前記第一の端末からの使
    用エネルギ量情報より得られたビル全体の使用エネルギ
    量と所定の機器の使用エネルギ量とを減算して空調機器
    の実際の使用エネルギ量を算出し、前記使用エネルギ量
    割合に実際の使用エネルギ量を乗算して各テナントの使
    用エネルギ量を算出する第二の端末を設けたことを特徴
    とする使用エネルギ量算出装置。
  5. 【請求項5】 第二の端末において、各テナントの使用
    エネルギ量からCO 2排出量を求めるよう構成した請求
    項1、2又は3に記載の使用エネルギ量算出装置。
JP2000097476A 2000-03-31 2000-03-31 使用エネルギ量算出装置 Pending JP2001282910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097476A JP2001282910A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 使用エネルギ量算出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097476A JP2001282910A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 使用エネルギ量算出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001282910A true JP2001282910A (ja) 2001-10-12

Family

ID=18612092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000097476A Pending JP2001282910A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 使用エネルギ量算出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001282910A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005009853A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Lg Electronics Inc エアコンの中央制御システム及びその動作方法
WO2009150807A1 (ja) * 2008-06-11 2009-12-17 ダイキン工業株式会社 親管理装置および機器管理システム
JP2011176984A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Toshiba Corp エネルギー配分計算装置
CN102667503A (zh) * 2009-12-28 2012-09-12 欧姆龙株式会社 数据估计装置、数据估计方法以及数据估计系统
JP2013099028A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Mitsubishi Electric Corp エネルギー使用量推定装置およびエネルギー使用量推定方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005009853A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Lg Electronics Inc エアコンの中央制御システム及びその動作方法
WO2009150807A1 (ja) * 2008-06-11 2009-12-17 ダイキン工業株式会社 親管理装置および機器管理システム
CN102667503A (zh) * 2009-12-28 2012-09-12 欧姆龙株式会社 数据估计装置、数据估计方法以及数据估计系统
JP2011176984A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Toshiba Corp エネルギー配分計算装置
JP2013099028A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Mitsubishi Electric Corp エネルギー使用量推定装置およびエネルギー使用量推定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220121795A1 (en) Equipment fault detection, diagnostics and disaggregation system
US7062927B2 (en) Central control system of air conditioners and method for operating the same
US10830466B2 (en) Wireless sensors system and method of using same
US11841153B2 (en) Thermostat with integrated submetering and control
EP1698835B1 (en) Central control system and control method thereof for multi-unit air conditioners
US7546214B2 (en) System for power sub-metering
US20030216837A1 (en) Artificial environment control system
US20040158359A1 (en) Sensor system for measuring and monitoring indoor air quality
CN110296512A (zh) 空调电费的计量方法、装置及系统
CN107560078B (zh) 一种一拖多空调机及其内机用电比例计算、电量分配方法
JP2001282910A (ja) 使用エネルギ量算出装置
JP2005291642A (ja) 設備機器の性能劣化評価方法、設備機器の性能劣化評価システムおよび設備機器の情報収集装置
CN1959263B (zh) 空调系统及其运作方法
KR20100089594A (ko) 친환경 에너지 관리 방법
JP2008259308A (ja) 電力管理システム、電力管理サーバ、および、電力管理方法
CN1584527A (zh) 中央空调计费自动控制系统
JP5601969B2 (ja) 空調熱量及び消費電力の按分システム
JP3857833B2 (ja) 空気調和システム
CN110160213B (zh) 多联式空调器内机耗电量的计量方法
WO2012026505A1 (ja) 電力管理装置、および電力管理システム
JP6338684B2 (ja) 診断装置、診断方法、及び、プログラム
KR100555137B1 (ko) 시스템 에어컨의 실내기 전력 사용량 계측시스템
KR100511997B1 (ko) 에어컨의 중앙제어 시스템
JP3015650B2 (ja) 集中制御装置
Dasgupta et al. Building monitoring system and preliminary results for a retrofitted office building

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061114

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090630