JP2001282754A - 状態監視システム、状態監視方法およびその記録媒体 - Google Patents

状態監視システム、状態監視方法およびその記録媒体

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JP2001282754A
JP2001282754A JP2000100605A JP2000100605A JP2001282754A JP 2001282754 A JP2001282754 A JP 2001282754A JP 2000100605 A JP2000100605 A JP 2000100605A JP 2000100605 A JP2000100605 A JP 2000100605A JP 2001282754 A JP2001282754 A JP 2001282754A
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Yoshihiro Nagata
吉博 永田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CORBAを利用するシステム内のサーバ側に
特殊な実装を行わないでサーバプロセスの稼動状態を把
握可能にする状態監視システム、状態監視方法およびそ
の記録媒体を提供する。 【解決手段】定期的にサーバプロセス40の状態取得を
実行するタイマ手段11の指示に基づき状態取得手段1
2により、CORBAの基本サービスとして提供される
ネーミングサーバ30にサーバプロセスのオブジェクト
リファレンスを問い合わせることによってサーバプロセ
ス40の稼動状態を取得し、サーバプロセス40の稼動
状態の変化を状態変化検出手段13により検出し、状態
出力手段14を介してオペレータ等の状態出力装置20
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は状態監視システム、
状態監視方法およびその記録媒体、特にCORBA(Co
mmon Object Request Broker Architecture)を利
用するシステム間通信の状態監視システム、状態監視方
法および状態監視プロセスを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のCORBAを利用するシステム間
通信の状態監視方法の1例は、例えば特開平10−28
5164号公報の「ネットワーク管理システムおよび方
法並びにネットワーク管理プログラムを記録した記録媒
体」に開示されている。この特許公報に開示されたネッ
トワーク管理システムは、イベントサービスにおけるプ
ッシュスタイルのイベント通信方法において要求される
側のクライアントが、クライアント/サーバ間における
コネクション切断等のエラーを検出することができるシ
ステムである。通信異常を検出するためのデータを、予
め設定された所定間隔で送信する送信手段を前記サーバ
側に備える。そして、通信異常を検出するためのデータ
を受信する受信手段と、この受信手段が上述したデータ
を受信してから予め定められた設定時間内に当該データ
に後続するデータおよびサーバからクライアントへのイ
ベントの一方を受信したか否かを検出する手段と、検出
手段が設定時間内における後続するデータおよびイベン
トの未受信を検出した時にアラームを送出する手段とを
クライアント側に備えている。
【0003】サーバは、コンフィグレーションファイル
から読込んだヘルスチェック時間の間隔で、ヘルスチェ
ックデータを送信する。クライアントは、イベントチャ
ネルを介してヘルスチェックデータを受信し、コンフィ
グレーションファイルから読込んだタイムアウト時間内
にイベント又はヘルスチェックデータを受信しなければ
アラームを送出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術は、幾つかの解決すべき課題を有する。第1に、C
ORBAを利用するシステム内のサーバ側に特殊な実装
を行わないと、サーバの稼動状態が把握できないことで
ある。その理由は、CORBAを利用するサーバの稼動
状態を監視する機構(ヘルスチェック)がないためであ
る。
【0005】第2に、CORBAを利用するサーバの稼
動状態を常時把握する手段がないことである。その理由
は、CORBAを利用するクライアントがサーバに対し
てサービスの要求を行って初めて状態を認識するためで
ある。
【0006】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、システム内の
サーバ側に特殊な実装を行うことなくサーバ稼動状態を
把握できる状態監視システムおよび状態監視方法を提供
することである。本発明の他の目的は、サーバの稼動状
態を常時把握する状態監視プロセスを記録する記録媒体
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の状態監視システ
ムは、テキスト形式のコンフィギュレーションファイル
で定義された時間間隔で状態取得を指示するタイマ手段
と、このタイマ手段からの指示によりネーミングサーバ
からサーバプロセスの稼動状態を取得し、サーバプロセ
スの稼動状態を通知する状態取得手段と、この状態取得
手段からの通知を受信して受信前の状態と比較し、状態
変化があった場合にこの状態変化を通知する状態変化検
出手段と、この状態変化検出手段からの通知を受信して
通知内容を出力する状態出力手段と、この状態出力手段
からの出力を受けてサーバプロセスの稼動状態をオペレ
ータ等に通知する状態出力装置とを備える。
【0008】また、本発明に状態監視システムは、テキ
スト形式のコンフィギュレーションファイルで定義され
た時間間隔で取得を指示するタイマ手段と、このタイマ
手段からの指示によりネーミングサーバからイベント受
信プロセスの稼動状態を取得し、この稼動状態を通知す
る状態取得手段と、この状態取得手段からの通知を受信
又はマスク入力装置からの指示によりマスクの状態を設
定するマスク設定手段と、このマスク設定手段からのマ
スクの状態を取得してイベント入力装置から受信したイ
ベントの送信又は破棄を行うイベント送信手段と、オペ
レータ等からの指示によりマスクの設定又は解除指示を
行うマスク入力装置と、オペレータ等からの指示により
イベントを送信するイベント入力装置とを備える。
【0009】本発明の状態監視方法は、サーバプロセス
の稼動状態をネーミングサーバから定期的に取得し、こ
のサーバプロセスの状態変化を検出してオペレータ等に
通知する。また、本発明の状態監視方法は、イベントの
受信先となるプロセスの稼動状態に応じてイベントの送
信を制御し、イベントの受信先となるプロセスが正常に
稼動していない状態でもオペレータ等からイベントのマ
スクの解除要求を受け付けられる。
【0010】更に、本発明の記録媒体は、テキスト形式
のコンフィギュレーションファイルで定義された時間間
隔で状態取得を指示するタイマ処理と、このタイマ処理
からの指示によりネーミングサーバからのサーバプロセ
スの稼動状態を取得し、この稼動状態を通知する状態取
得処理と、この状態取得処理からの通知を受信し、受信
前の状態と比較して稼動状態に変化があった場合に状態
変化を通知する状態変化検出処理と、この状態変化検出
処理からの通知を受信して通知内容を出力する状態出力
処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録する。
【0011】また、本発明の記録媒体は、テキスト形式
のコンフィギュレーションファイルで定義された時間間
隔で状態取得を指示するタイマ処理と、このタイマ処理
からの指示によりネーミングサーバからイベント受信プ
ロセスの稼動状態を取得し、この稼動状態を通知する状
態取得処理と、この状態取得処理からの通知を受信又は
マスク入力装置からの指示によりマスクの状態を設定す
るマスク設定処理と、このマスク設定処理からのマスク
状態を取得してイベント入力装置から受信したイベント
の送信又は破棄を行うイベント送信処理とをコンピュー
タに実行させるためのプログラムを記録する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による状態監視シス
テム、状態監視方法およびその記録媒体の好適実施形態
例を、添付図を参照して詳細に説明する。
【0013】先ず、図1は、本発明による状態監視シス
テムの第1実施形態例のシステム構成を示すブロック図
である。この状態監視システムは、状態監視プロセス1
0、状態出力装置20、ネーミングサーバ30、サーバ
プロセス40およびクライアントプロセス50から構成
されている。また、状態監視プロセス10は、タイマ手
段11、状態取得手段12、状態変化検出手段13およ
び状態出力手段14を含んでいる。
【0014】状態監視プロセス10のタイマ手段11
は、起動時に状態監視プロセス10のオブジェクトリフ
ァレンスをネーミングサーバ30に登録し、サーバの稼
動状態を監視するために定期的にサーバプロセス40の
状態取得を実行する。状態取得手段12は、サーバプロ
セス40の稼動状態を取得して稼動状態フラグに設定す
る。状態変化検出手段13は、サーバプロセス40の状
態変化を検出する。状態出力手段14は、サーバプロセ
ス40の稼動状態を通知する。タイマ手段11は、テキ
スト形式のコンフィグレーションファイルで定義された
時間間隔で、状態取得手段12に対して状態取得を指示
する。また、状態取得手段12は、タイマ手段11から
の指示に基づきネーミングサーバ30からサーバプロセ
ス40の稼動状態を取得し、状態変化検出手段13に稼
動状態を通知する。
【0015】状態変化検出手段13は、状態取得手段1
2からの通知を受信して受信前の状態と比較する。この
比較結果、状態に変化があった場合には、状態出力手段
14に状態変化を通知する。状態出力手段14は、状態
変化検出手段13からの通知を受信し、通知内容を状態
出力装置20に出力する。そこで、状態出力装置20
は、サーバプロセス40の稼動状態をオペレータ等に通
知する。ネーミングサーバ30は、CORBAの基本サ
ービスとして提供され、CORBAを利用する状態監視
プロセス10、サーバプロセス40およびクライアント
プロセス50の持つオブジェクトに名前を付けて管理す
る。
【0016】次に、サーバプロセス40は、起動時にサ
ーバプロセス40のオブジェクトリファレンスをネーミ
ングサーバ30に登録し、クライアントプロセス50に
対してサービスを提供する。クライアントプロセス50
は、起動時にクライアントプロセス50のオブジェクト
リファレンスをネーミングサーバ30に登録する。そし
て、ネーミングサーバ30からサーバプロセス40が提
供するサービスのオブジェクトリファレンスを取得し、
サーバプロセス40に対してサービスを要求する。
【0017】次に、図2のフローチャートを参照して、
図1に示す状態監視システムの全体動作を説明する。先
ず、コンフィグレーションファイルから状態取得を行う
時間間隔を取得する(ステップA1)。その後、稼動状
態フラグに初期値として「稼動中」を設定する(ステッ
プA2)。次に、サーバプロセス40の稼動状態を取得
する(ステップA3)。次に、取得したサーバプロセス
の稼動状態と現在状態監視プロセスに設定されている稼
動状態フラグとを比較する(ステップA4)。稼動状態
に変化があった場合(ステップA4:イエス)には、状
態監視プロセス10に現在設定されている稼動状態フラ
グを取得した稼動状態で更新する(ステップA5)。次
に、稼動状態が変化したことをオペレータ等に通知する
(ステップA6)。
【0018】更に、このステップA6の後又は上述した
状態変化がなかった場合(ステップA4:ノー)には、
状態監視プロセス10がサーバプロセス40の稼動状態
を取得してからの経過時間を確認する(ステップA
7)。最後に、状態取得を行う時間になったか否かを確
認する(ステップA8)。状態取得時間になっていない
場合(ステップA8:ノー)には、再度経過時間の確認
を行う(ステップA7)。一方、状態取得時間になった
場合(ステップA8:イエス)には、上述したステップ
A3に戻り、サーバプロセス40の稼動状態を取得す
る。
【0019】以上の説明から明らかな如く、図1に示す
システムは、サーバプロセス40の稼動状態をネーミン
グサーバ30から定期的に取得するように構成されてい
る。そのため、サーバプロセス40に特殊な実装を行わ
なくてもサーバ稼動状態を把握することが可能になる。
更に、このシステムでは、サーバプロセス40の状態変
化を検出してオペレータ等に通知するように構成されて
いる。そのため、サーバの稼動状態を常時把握すること
が可能になるという特徴を有する。
【0020】次に、本発明による状態監視システムの動
作を具体例に基づいて説明する。図3のフローチャート
に示す如く、先ず、サーバプロセス40の稼動状態を取
得するために、ネーミングサーバ30のコンテキスト名
を使用して、ネーミングサーバ30のオブジェクトリフ
ァレンスを取得する(ステップB1)。次に、この取得
したオブジェクトリファレンスとサーバプロセス40の
コンテキスト名を使用して、ネーミングサーバ30から
サーバプロセス40のオブジェクトリファレンスを取得
する(ステップB2)。
【0021】次に、サーバプロセス40のオブジェクト
リファレンスが正常に取得できたか否かを確認する(ス
テップB3)。正常に取得できなかった場合(ステップ
B3:ノー)には、サーバプロセス40の稼動状態を
「停止中」に設定する(ステップB4)。一方、サーバ
プロセス40のオブジェクトレファレンスが正常に取得
できた場合(ステップB3:イエス)には、取得したサ
ーバプロセス40のオブジェクトリファレンスを使用し
て_non_existent()関数を呼び出し、サーバプロセス4
0の持つオブジェクトの状態を取得する(ステップB
5)。次に、取得した状態が正常か否か判定する(ステ
ップB6)。取得したオブジェクトの状態が正常の場合
(ステップB6:イエス)には、サーバプロセス40の
稼動状態を「稼動中」に設定する(ステップB7)。一
方、取得したオブジェクトの状態が正常でない場合(ス
テップB6:ノー)には、上述したステップB4に戻
り、サーバプロセス40の稼動状態を「停止中」に設定
する。
【0022】次に、図4は、本発明による状態監視シス
テムの第2実施形態例のシステム構成を示すブロック図
である。尚、図1に示す構成要素と対応する構成要素に
は、説明の便宜上同様の参照符号を使用することとす
る。図4の状態監視システムは、状態監視プロセス1
0’、マスク入力装置22、イベント入力装置23、ネ
ーミングサーバ30、イベントチャネル52およびイベ
ント受信プロセス42から構成されている。ここで、状
態監視プロセス10’は、タイマ手段11、状態取得手
段12、マスク設定手段15およびイベント送信手段1
6を含んでいる。
【0023】マスク入力装置22は、状態監視プロセス
10’のマスク設定手段15に接続されている。イベン
ト入力装置23は、イベント送信手段16に接続されて
いる。また、ネーミングサーバ30は、状態監視プロセ
ス10’の状態取得手段12と相互接続されている。イ
ベントチャネル52は、イベント送信手段16に接続さ
れている。イベントチャネル52およびイベント受信プ
ロセス42は、ネーミングサーバ30に接続されてい
る。また、イベントチャネル52は、イベント受信プロ
セス42に接続されている。
【0024】次に、上述した各構成要素の機能を説明す
る。状態監視プロセス10’のタイマ手段11は、起動
時に状態監視プロセス10’のオブジェクトリファレン
スをネーミングサーバ30に登録し、イベント受信プロ
セス42の稼動状態を監視するために、定期的にイベン
ト受信プロセス42の状態取得を実行する。状態取得手
段12は、イベント受信プロセス10’の稼動状態を取
得して稼動状態フラグに設定する。マスク設定手段15
は、入力されたイベントのマスク(破棄)の設定や解除を
行う。また、イベント送信手段16は、入力されたイベ
ントの送信を行う。
【0025】更に、タイマ手段11は、テキスト形式の
コンフィグレーションファイルで定義された時間間隔
で、状態取得手段12に対して状態取得を指示する。状
態取得手段12は、タイマ手段11からの指示に基づい
てネーミングサーバ30からイベント受信プロセス42
の稼動状態を取得し、マスク設定手段15に稼動状態を
通知する。マスク設定手段15は、状態取得手段12か
らの通知を受信又はマスク入力装置22からの指示に基
づいてマスクの状態を設定する。イベント送信手段16
は、マスク設定手段15からマスクの状態を取得し、イ
ベント入力装置23から受信したイベントの送信又は破
棄を行う。
【0026】マスク入力装置22は、オペレータ等から
の指示により状態監視プロセス10’に対してマスクの
設定又は解除指示を行う。イベント入力装置23は、オ
ペレータ等からの指示により状態監視プロセス10’に
対してイベントを送信する。ネーミングサーバ30は、
CORBAの基本サービスとして提供され、CORBA
を利用する状態監視プロセス10’、イベントチャネル
52およびイベント受信プロセス42の持つオブジェク
トに名前を付けて管理を行う。イベントチャネル52
は、CORBAの基本サービスとして提供され、起動時
にイベントチャネル52のオブジェクトリファレンスを
ネーミングサーバ30に登録し、状態監視プロセス1
0’から受信したイベントをイベント受信プロセス42
に送信する。このイベント受信プロセス42は、起動時
にイベント受信プロセス42のオブジェクトリファレン
スをネーミングサーバ30に登録し、イベントチャネル
52からイベントを受信する。
【0027】次に、図5のフローチャートを参照して、
図4に示す状態監視システムの全体動作を説明する。先
ず、コンフィグレーションファイルから状態取得を行う
時間間隔を取得する(ステップC1)。次に、稼動状態
フラグに初期値として「稼動中」を設定する(ステップ
C2)。更に、マスクの状態を「解除」に設定する(ス
テップC3)。次に、イベント受信プロセス42の稼動
状態を取得する(ステップC4)。その後、取得したイ
ベント受信プロセス42の稼動状態と現在状態監視プロ
セスに設定されている稼動状態フラグとを比較し、状態
が変化したか否かを判定する(ステップC5)。稼動状
態に変化があった場合(ステップC5:イエス)には、
イベント受信プロセスの現在の稼動状態を確認する(ス
テップC6)。確認した稼動状態が「稼動中」であった
場合には、稼動状態フラグを「稼動中」に設定する(ス
テップC7)。次に、現在のマスクの状態を確認する
(ステップC8)。現在のマスクの状態が「解除中」で
あった場合には、マスクの状態を「解除」にする(ステ
ップC9)。
【0028】一方、上述したステップC6の判定結果、
イベント受信プロセス42の現在の稼動状態が「停止
中」であった場合には、稼動状態フラグを「停止中」に
設定する(ステップC10)。そして、マスクの状態を
「設定」にする(ステップC11)。
【0029】一方、稼動状態に変化がなかった場合(ス
テップC5:ノー)には、状態監視プロセス10’がイ
ベント受信プロセス42の稼動状態を取得してからの経
過時間の確認を行う(ステップC12)。最後に、状態
取得を行う時間になったか否かを判定する(ステップC
13)。この判定結果、状態取得時間になっていない場
合(ステップC13:ノー)には、再度経過時間の確認
を行い、状態取得時間になるのを待つ。他方、状態取得
時間になった場合(ステップC13:イエス)には、ス
テップC4に戻り、イベント受信プロセス42の稼動状
態を取得する。
【0030】上述した図4に示す状態監視システムは、
イベントの受信先となるプロセスの稼動状態に応じてイ
ベントの送信を制御するように構成されている。そのた
め、イベントの受信先となるプロセスに確実にイベント
を送信することが可能である。更に、このシステムは、
イベントの受信先となるプロセスが正常に稼動していな
い状態でもオペレータ等からイベントのマスクの解除要
求を受け付けられるように構成されている。そのため、
イベントの受信先となるプロセスが正常に稼動できる状
態になると同時にマスクを解除することが可能である。
【0031】次に、図6のフローチャートを参照して、
図4に示す状態監視システムの動作の具体例を説明す
る。先ず、イベントのマスクを「設定」又は「解除」す
るために、オペレータ等がマスクの状態を入力する(ス
テップD1)。次に、入力されたマスクの状態を確認す
る(ステップD2)。このステップD2の判定により、
入力されたマスクの状態が「解除」であった場合には、
イベント受信プロセス42の稼動状態を取得する(ステ
ップD3)。次に、取得したイベント受信プロセスの稼
動状態を確認する(ステップD4)。このイベント受信
プロセス42の稼動状態が「稼動中」であった場合に
は、マスクを「解除」の状態に設定する(ステップD
5)。一方、イベント受信プロセス42の稼動状態が
「停止中」であった場合には、マスクを「解除中」の状
態に設定する(ステップD6)。また、上述したステッ
プD2の判定において、入力されたマスクの状態が「設
定」であった場合には、マスクを「解除」の設定の状態
に設定する(ステップD7)。
【0032】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、本発明による他の具体例の動作を説明する。先ず、
イベント受信プロセスへ42のイベントの送信を制御す
るために、オペレータ等がイベントを入力する(ステッ
プE1)。次に、現在設定されているマスクの状態を確
認する(ステップE2)。この確認結果、マスクの状態
が「解除」であった場合には、イベント受信プロセス4
2の稼動状態を取得する(ステップE3)。次に、イベ
ント受信プロセス42の稼動状態を確認する(ステップ
E4)。イベント受信プロセス42が、稼動状態を「稼
動中」と確認した場合には、入力されたイベントを送信
する(ステップE5)。イベント受信プロセス42が、
稼動状態を「停止中」と確認した場合には、入力された
イベントを破棄する(ステップE6)。他方、ステップ
E2で、マスクの状態が「設定」であった場合には、入
力されたイベントを破棄する(ステップE7)。
【0033】以上、本発明による状態監視プロセスおよ
び状態監視方法の好適実施形態例の構成および動作を詳
述した。しかし、斯かる実施形態例は、本発明の単なる
例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないこと
に留意されたい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
の状態監視システムおよび状態監視方法によると、次の
如き実用上の顕著な効果が得られる。第1に、サーバプ
ロセスに特殊な実装を行わなくてもサーバ稼動状態を把
握することが可能である。その理由は、サーバプロセス
の稼動状態をネーミングサービスから定期的に取得する
ように構成されているためである。
【0035】第2に、サーバの稼動状態を常時把握する
ことが可能である。その理由は、サーバプロセスの状態
変化を検出し、オペレータ等に通知するように構成され
ているためである。
【0036】第3に、イベントの受信先となるプロセス
に確実にイベントを送信可能である。その理由は、イベ
ントの受信先となるプロセスの稼動状態に応じてイベン
トの送信を制御するように構成されているためである。
【0037】第4に、イベントの受信先となるプロセス
が正常に稼動できる状態になったと同時に、マスクを解
除することができることにある。その理由は、イベント
の受信先となるプロセスが正常に稼動していない状態で
も、オペレータ等からイベントのマスクの解除要求を受
け付けられるように構成されているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による状態監視システムの第1実施形態
例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す状態監視システムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図1に示す状態監視システムの具体例の動作を
示すフローチャートである。
【図4】本発明による状態監視システムの第2実施形態
例の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す状態監視システムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図4に示す状態監視システムの第1具体例の動
作を示すフローチャートである。
【図7】図4に示す状態監視システムの第2具体例の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10、10’ 状態監視プロセス 11 タイマ手段 12 状態取得手段 13 状態変化検出手段 14 状態出力手段 15 マスク設定手段 16 イベント送信手段 20 状態出力装置 22 マスク入力装置 23 イベント入力装置 30 ネーミングサーバ 40 サーバプロセス 42 イベント受信プロセス 50 クライアントプロセス 52 イベントチャネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テキスト形式のコンフィグレーションファ
    イルで定義された時間間隔で状態取得を指示するタイマ
    手段と、該タイマ手段からの指示によりネーミングサー
    バからサーバプロセスの稼動状態を取得し、該サーバプ
    ロセスの稼動状態を通知する状態取得手段と、該状態取
    得手段からの通知を受信して受信前の状態と比較し、状
    態変化があった場合に該状態変化を通知する状態変化検
    出手段と、該状態変化検出手段からの通知を受信して出
    力する状態出力手段と、該状態出力手段からの出力を受
    けて前記サーバプロセスの稼動状態をオペレータ等に通
    知する状態出力装置とを備えることを特徴とする状態監
    視システム。
  2. 【請求項2】テキスト形式のコンフィグレーションファ
    イルで定義された時間間隔で状態取得を指示するタイマ
    手段と、該タイマ手段からの指示によりネーミングサー
    バからイベント受信プロセスの稼動状態を取得し、該稼
    動状態を通知する状態取得手段と、該状態取得手段から
    の通知を受信又はマスク入力装置からの指示によりマス
    クの状態を設定するマスク設定手段と、該マスク設定手
    段からマスクの状態を取得してイベント入力装置から受
    信したイベントの送信又は破棄を行うイベント送信手段
    と、オペレータ等からの指示によりマスクの設定又は解
    除指示を行うマスク入力装置と、オペレータ等からの指
    示によりイベントを送信するイベント入力装置とを備え
    ることを特徴とする状態監視システム。
  3. 【請求項3】サーバプロセスの稼動状態をネーミングサ
    ーバから定期的に取得し、前記サーバプロセスの状態変
    化を検出してオペレータ等に通知することを特徴とする
    状態監視方法。
  4. 【請求項4】イベントの受信先となるプロセスの稼動状
    態に応じて前記イベントの送信を制御し、前記イベント
    の受信先となる前記プロセスが正常に稼動していない状
    態でもオペレータ等からイベントのマスクの解除要求を
    受け付けられることを特徴とする状態監視方法。
  5. 【請求項5】テキスト形式のコンフィグレーションファ
    イルで定義された時間間隔で状態取得を指示するタイマ
    処理と、該タイマ処理からの指示によりネーミングサー
    バからサーバプロセスの稼動状態を取得し、該稼動状態
    を通知する状態取得処理と、該状態取得処理からの通知
    を受信し、該受信前の状態と比較して前記稼動状態に変
    化があった場合に状態変化を通知する状態変化検出処理
    と、該状態変化検出処理からの通知を受信して通知内容
    を出力する状態出力処理とをコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  6. 【請求項6】テキスト形式のコンフィグレーションファ
    イルで定義された時間間隔で状態取得を指示するタイマ
    処理と、該タイマ処理からの指示によりネーミングサー
    バからイベント受信プロセスの稼動状態を取得し、該稼
    動状態を通知する状態取得処理と、該状態取得処理から
    の通知を受信又はマスク入力装置からの指示によりマス
    クの状態を設定するマスク設定処理と、該マスク設定処
    理からマスクの状態を取得してイベント入力装置から受
    信したイベントの送信又は破棄を行うイベント送信処理
    とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
    したことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100402424B1 (ko) * 2001-12-27 2003-10-22 주식회사 케이티 공유메모리를 이용한 코바 바인딩 유효성 정보 운용시스템및 방법
JP2006260095A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Toyohashi Univ Of Technology 講義支援システム、講義支援方法及び講義支援用コンピュータプログラム。
CN101895519A (zh) * 2009-05-19 2010-11-24 华为技术有限公司 服务处理方法和装置
US9733997B2 (en) 2013-11-13 2017-08-15 Fujitsu Limited Event management method and distributed system

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