JP2001282703A - デバイス交換機能を備えた情報処理装置 - Google Patents

デバイス交換機能を備えた情報処理装置

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JP2001282703A
JP2001282703A JP2000099200A JP2000099200A JP2001282703A JP 2001282703 A JP2001282703 A JP 2001282703A JP 2000099200 A JP2000099200 A JP 2000099200A JP 2000099200 A JP2000099200 A JP 2000099200A JP 2001282703 A JP2001282703 A JP 2001282703A
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card
unit
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Yukihide Inagaki
幸秀 稲垣
Masahito Ishii
雅人 石井
Kunihiro Katou
晋弘 加藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 増設用ユニットを内蔵ハードディスク装置の
信号から分離して、増設用ユニットのホットスワップを
安価かつ容易に実現すること。 【解決手段】 メモリカードインタフェース25、PC
カードATAインタフェース27、各インタフェースを
切り替えるモード切替部28、を有するPCカードイン
タフェース部29と、内蔵ハードディスク装置と、CP
Uと、を備えた情報処理装置本体であって、増設用ユニ
ットに装着されるデバイスが、ハードディスク装置又は
CD−ROMドライブを含むATAデバイス2である
か、ICメモリカード等のPCMCIA規格のPCカー
ドであるかを、デバイス装着の増設用ユニットの情報処
理装置本体への装填時に、判別するデバイス種別判別手
段19,20,21を設け、判別手段がATAデバイス
であると判別した場合に、PCカードATAインタフェ
ースに切り替えるように構成すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、そ
の脱着式のディスクユニットおよび脱着式PCカードス
ロットに関し、特に、情報処理装置本体と脱着式ユニッ
トとの脱着処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータと呼ばれ
ている情報処理装置としては、例えば特開平9−179
659号公報に記載されているものがある。この情報処
理装置は、パーソナルコンピュータ本体と、形式の異な
る2種類の増設用ディスクユニットを同一空間に固定す
るフレームと、増設用ディスクユニットを接続するサブ
ボードとを有している。そして、該サブボードは異なる
2種類の増設用ディスクユニットの信号を受けるための
異なる2つのコネクタを有している。このようにして、
パーソナルコンピュータ本体の同一空間に、外形および
インタフェースの異なる2種類のディスクユニットを選
択的に接続できる。
【0003】上記従来例のように、一方の種類のディス
クユニットにハードディスク装置を用いる場合、ATA
と呼ばれるインタフェース方式のものが良く使用され
る。ATAインタフェースは、同一のアドレスやデータ
線を共有するマスターおよびスレーブの2つのデバイス
を接続することが可能である。そこでシステムソフトウ
ェアなどが入った内蔵ハードディスク装置をマスター接
続し、増設用ディスクユニットをスレーブ接続すること
が可能である。また、ATAインタフェースは同一のシ
ステム内にプライマリとセカンダリの2系統を内蔵でき
るため、内蔵ハードディスクはプライマリATAのマス
ターとして接続し、増設用ハードディスクをセカンダリ
ATAのマスターとして接続することもできる。
【0004】また、特開平5−134820号公報に記
載されている情報処理装置は、JEIDA(日本電子工
業振興協会)と米国のPCMCIA(Personal
Computer Memory Card Int
ernational Association)によ
って策定されたPCカードのインタフェースを持ってい
る。この情報処理装置およびPCカードはPCカード信
号をICメモリインタフェースとI/Oカードインタフ
ェースとのどちらかに切替える手段を持ち、PCカード
はさらにI/Oカードインタフェースをハードディスク
インタフェースに変換する手段を持つため、小型のハー
ドディスク装置をPCカード内部に内蔵してPCカード
のスロットに直接装着することができる。同様の仕様が
JEIDAによるPCカード仕様Ver.4.2以降、
またはPCMCIA Rel.2.1以降にもPCカー
ドATAとして記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ノート型パーソナルコ
ンピュータのように小型軽量化が求められる情報処理装
置は、同一の空間にハードディスク装置やCD−ROM
ドライブ装置、フロッピー(登録商標)ディスクドライ
ブ装置など異なるデバイスの入った増設用ディスクユニ
ットを選択的に装着して、装置全体の大きさを抑える場
合が多い。ハードディスク装置とCD−ROMドライブ
装置にATAインタフェースのものを採用し、内蔵ハー
ドディスク装置とマスター・スレーブ接続する場合、増
設用ディスクユニットを動作させるためにはシステムバ
スと接続されるATAインタフェース部とマスターであ
る内蔵ハードディスク装置とともに初期化する必要があ
る。
【0006】したがって、情報処理装置本体が内蔵ハー
ドディスク装置に格納された基本ソフトや応用プログラ
ムを実行している通電状態には増設用ディスクユニット
の装着を行うことはできず、必ず本体の電源を切ってか
ら増設用ディスクユニットを装着し、改めて本体の電源
を入れる必要があった。
【0007】増設用ディスクユニットの信号を内蔵ハー
ドディスク装置のものと分離してセカンダリATAイン
タフェースを設けた場合、増設用ディスクユニットは内
蔵ハードディスク装置と独立に電源オン/オフやリセッ
ト,初期化処理を行うことができる。しかし実際に情報
処理装置の通電中にシステムダウンやハードウェアの破
損などの障害を起こさずに安全に増設用ディスクユニッ
トを装着するためには、増設用ディスクユニットの接続
コネクタにデバイスが接続されている状態を検出する接
続判別信号のほか、増設用ハードディスクへの電源供給
を制御するスイッチ手段と、セカンダリATAインタフ
ェースとシステムバスの間を接続/切断するバススイッ
チ、接続判別信号が接続されたことを検出して一定時間
後に制御信号を発生するタイミング発生装置を追加する
必要があった。
【0008】特開平5−134820号公報に記載され
ている方式は、記憶デバイスをPCカードと同様に扱お
うとしたものであり、情報処理装置本体に電源が入った
状態でも安全に記憶デバイスの装着が行えるが、使用で
きる記憶デバイスはPCカードに内蔵できる小型形状の
ものに限られていた。
【0009】したがって、CD−ROMのように媒体自
体がPCカードの形状を超える大きさのものには適用で
きなかった。さらにPCカード側にICメモリインタフ
ェースとI/Oカードインタフェースとの両方のインタ
フェースとこれらを切替える手段を持ち、I/Oカード
インタフェースとATAデバイスとの間には信号変換回
路、ICメモリインタフェース側にはPCカードの固有
属性を示すアトリビュートメモリを内蔵する必要があっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
【0011】メモリカードインタフェース、I/Oカー
ドインタフェース、PCカードATAインタフェース、
各インタフェースを切り替えるモード切替部、を有する
PCカードインタフェース部と、内蔵ハードディスク装
置と、前記内蔵ハードディスク装置に接続されたATA
インタフェース部と、CPUと、増設用ユニットと接続
されるコネクタと、を備えた情報処理装置本体であっ
て、前記増設用ユニットに装着されるデバイスが、ハー
ドディスク装置又はCD−ROMドライブを含むATA
デバイスであるか、ICメモリカード又はI/Oカード
を含むPCMCIA規格のPCカードであるかを、デバ
イスの装着された増設用ユニットの情報処理装置本体へ
の装填時に、判別するデバイス種別判別手段を設け、前
記デバイス種別判別手段がATAデバイスであると判別
した場合に、前記PCカードインタフェース部内のイン
タフェースを前記PCカードATAインタフェースに切
り替えるように構成する情報処理装置本体。
【0012】また、メモリカードインタフェースとI/
OカードインタフェースとPCカードATAインタフェ
ースと各インタフェースを切り替えるモード切替部とを
有するPCカードインタフェース部、内蔵ハードディス
ク装置、前記内蔵ハードディスク装置に接続されたAT
Aインタフェース部、CPU、増設用ユニットと接続さ
れるコネクタ、を備えた情報処理装置本体と、前記情報
処理装置本体に装填される増設用ユニットと、から構成
される情報処理装置であって、前記増設用ユニットに装
着されるデバイスが、ハードディスク装置又はCD−R
OMドライブを含むATAデバイスであるか、ICメモ
リカード又はI/Oカードを含むPCMCIA規格のP
Cカードであるかを、デバイスの装着された増設用ユニ
ットの情報処理装置本体への装填時に、判別するデバイ
ス種別判別手段を設け、前記PCカードインタフェース
部が前記増設用ユニット内のデバイスにアクセスできる
インタフェース信号と、前記情報処理装置本体内でプル
アップされたデバイス種別判別信号と、を多接点を有す
る本体側コネクタに結線し、第一の増設用ユニットは、
前記本体側コネクタと嵌合する増設ユニット側コネクタ
を有し、本体側コネクタのデバイス種別判別信号に対応
する増設ユニット側コネクタの接点を増設用ユニット内
で接地電位と結線し、本体側コネクタのインタフェース
信号のうちPCカードATA用に使用される信号に対応
する増設ユニット側コネクタの接点にATAデバイスを
接続し、第二の増設用ユニットは、前記本体側コネクタ
と嵌合する増設ユニット側コネクタを有し、本体側コネ
クタのデバイス種別判別信号に対応する増設ユニット側
コネクタの接点を増設用ユニット内で未結線状態に開放
し、本体側コネクタのインタフェース信号に対応する増
設ユニット側コネクタの接点にPCMCIA規格のPC
カードを接続し、前記情報処理装置本体内で前記デバイ
ス種別判別信号がLowである時に前記インタフェース
信号を前記PCカードATA用インタフェースに切り替
え、前記デバイス種別判別信号がHighである時は前
記インタフェース信号をメモリカードインタフェース又
はI/Oカードインタフェースに切替えるように構成す
る情報処理装置。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施形態に係る情
報処理装置について、図1〜図5を用いて以下説明す
る。前記情報処理装置は、図1に示すように、情報処理
装置本体1に一体化された入力装置としてキーボード7
およびポインティングデバイス8を持ち、電源スイッチ
9と、ヒンジを介して開閉可能なパネル内に板状の表示
装置6を備えている。本体1は、増設用ユニットを装着
するための空間部5とコネクタ10を持ち、該空間部5
にはハードディスクユニット2およびCD−ROMドラ
イブユニット3,PCカードスロットユニット4の何れ
か一つの増設用ユニットが装着可能である。上記増設用
ユニットはそれぞれコネクタ11a,11b,11cを
持ち、本体1のコネクタ10と嵌合する。ここで本体1
上に描かれた一点鎖線17は空間部5を見易くするため
の仮想的な破断線を示す。
【0014】情報処理装置の増設用ユニットのうち、ハ
ードディスクユニット2は、ハードディスク12と、前
述のコネクタ11aと、これらを接続する図示されてい
ないケーブルとを備えている。
【0015】CD−ROMドライブユニット3は、コン
パクトディスク媒体14を回転可能な状態で位置固定す
る、収納式のトレイ13と、前述のコネクタ11bと、
該コネクタとCD−ROMドライブのインタフェース回
路とを繋ぐ図示されていないケーブルとを備えている。
【0016】PCカードスロットユニット4は、JEI
DAまたはPCMCIAにより規格化されたPCカード
16が装着可能なPCカードスロット15と、前述のコ
ネクタ11cと、これらを接続する図示されていないケ
ーブルとを備えている。前記規格によると、PCカード
16として、メモリカードはTYPEI、I/Oカード
はTYPEII、ハードディスクカードはTYPEII
Iのものが多い。ここで、当該ハードディスクカードと
図1のハードディスクユニット2内のハードディスク1
2とは形状及び記憶容量を異にするものである。
【0017】情報処理装置本体1の内部は、図2に示す
ように、各種演算を行うCPU32と、主メモリ33
と、液晶式表示デバイスや表示データ生成回路などから
なる表示装置34と、キーボードやポインティングデバ
イスからなる入力装置35と、ATAインタフェース部
36と、PCカードインタフェース部29と、CPU3
2上で動作するソフトウェアから制御可能な汎用入出力
部23,30と、これらを相互に接続するバス39と、
前記ATAインタフェース部36に接続された内蔵ハー
ドディスク装置37と、スレーブ設定されたATAデバ
イスを接続することのできる未使用のATA用信号38
と、増設用ユニットと嵌合するコネクタ10と、該コネ
クタと前記汎用入出力部23間に接続されたデバイス種
別判別信号20と、該デバイス種別判別信号を適切な電
源電位22にプルアップする抵抗21と、前記コネクタ
10に接続される信号の一部を信号またはタイミング変
換するための信号変換部31と、を備えている。
【0018】デバイス種別判別信号20は、コネクタ1
0に嵌合する相手が存在しない場合は、前記プルアップ
抵抗21により常にHigh電位に保たれている。
【0019】PCカードインタフェース部29は、代表
的なバス仕様にしたがったシステムバス39とPCカー
ド信号とのインタフェースをとる汎用の回路で、内部に
は、メモリカードインタフェース回路25と、I/Oカ
ードインタフェース回路26と、PCカードATAイン
タフェース回路27と、これら3種類の回路を切替える
モード切替部28と、PCカードインタフェース部のス
テータスを示したり外部からの設定や制御に使うための
レジスタ群24を備えている。前記PCカードインタフ
ェース部29は、しばしば一つの集積回路として提供さ
れる。
【0020】ここで、PCカードインタフェース部29
は、JEIDA又はPCMCIAにより規格化されたT
YPEI,II,IIIのPCカード、即ち、メモリカ
ード、I/Oカード(MODEMカード、LANカー
ド)、PCカードATA(ハードディスクカード)のい
ずれかを本体に装着して動作させる場合に、それに適合
するインタフェースをモード切替器によって切り替えて
選定する機能を有するものであって、従来公知のもので
ある。更に、図2で内蔵ハードディスク装置(内蔵HD
D)37とこのハードディスク装置に対応するATAイ
ンタフェース36も公知技術である。
【0021】本発明の実施形態に係る情報処理装置本体
の構造上の特徴は、図1に示す増設用ユニット2,3,
4と嵌合するコネクタ10と、デバイス種別判別信号2
0を検知するための構成と、汎用入出力部23,30
と、信号変換部31(PCカードATAインタフェース
27とATAインタフェース36の規格化された信号処
理上の若干の相違を補償するための信号変換機能を備え
たもの)と、を新たに配設したことにある(本実施形態
の本体における機能・作用上の特徴は後述する)。
【0022】ハードディスクユニット2の内部は、図2
に示すようにATAインタフェースを持つハードディス
ク装置12と、前記コネクタ11aと、これらを相互に
接続する信号18aと、接地電位に固定された信号19
とを備える。前記接地電位の信号19は、前述の本体1
内部のデバイス種別判別信号20と、互いに嵌合するコ
ネクタ10,11aを介して1対1に接続され、デバイ
ス種別判別信号20をLow電位に引き下げる。なお、
コネクタ11aとハードディスク装置12を繋ぐケーブ
ルとして、樹脂製フィルムに導電体の配線パターンを印
刷したFPC(Flexible Print Cir
cuit)等を使用する場合、ATA信号の接地電位に
当たる信号と、信号線19とを結線することで、信号1
9を接地電位に固定することが安価かつ簡単に実現でき
る。
【0023】ここで、本実施形態のハードディスクユニ
ット2は、PCMCIA規格によるTYPEIIIのP
CカードATAシステムとの対比において、コネクタ1
1aの構造が異なり接地電位信号19を得るピンを有す
る。更に、ハードディスクユニット2はコネクタから直
接にハードディスク装置12に信号接続されていて、前
述した信号変換部31がそれぞれに内蔵されている従来
技術のPCカードATAシステムとは異なる。また、従
来技術におけるPCカードATAシステムでは、CIS
情報を含んだアトリビュートメモリを備えていて、この
メモリとハードディスク装置とを切り替えるバススイッ
チをも備えていたのに対して、本実施形態のハードディ
スクユニット2は接地端子とハードディスク装置を備え
ただけのものである。
【0024】CD−ROMドライブユニット3の内部
は、内蔵されたCD−ROMドライブ装置がATAイン
タフェースを有するため図2のハードディスクユニット
2のハードディスク装置12をCD−ROMドライブ装
置と置換えたものと基本的に相違無い。ただし、CD−
ROMドライブ装置には、音楽用コンパクトディスクを
装着する場合もあり、この場合にCD−ROMドライブ
装置内でアナログ的な音データに再生することができる
ことが一般的であるため、CD−ROMドライブ装置と
コネクタ11bを接続する信号には図2に図示されたハ
ードディスク装置用信号18aの他に音データ用の信号
が付加されていて、この音データ用信号のコネクタのピ
ン構造も本実施形態の構造上の特徴の一つである。
【0025】そして、コネクタ10,11bが互いに嵌
合している場合、CD−ROMドライブユニット3内で
デバイス種別判別信号20と接続される信号は、ハード
ディスクユニット2の場合と同様、接地電位に固定され
ており、かつデバイス種別判別信号20と1対1に接続
されるため、本体1内のデバイス種別判別信号20をL
ow電位に引き下げる。
【0026】PCカードスロットユニット4の内部は、
図3に示すように、PCカード用スロット15と、前記
コネクタ11cと、これらを相互に接続する信号18c
と、未接続で開放された信号41と、を備える。前記開
放された信号41は、前述の本体1内部のデバイス種別
判別信号20と、互いに嵌合するコネクタ10,11c
を介して1対1に接続され、デバイス種別判別信号20
の値に影響しない。すなわち、コネクタ10,11cが
互いに嵌合している場合、デバイス種別判別信号20
は、本体1に内蔵されたプルアップ抵抗21によりHi
gh電位に保たれる。
【0027】次に、図3、図4を用いて、利用者が本体
1にPCカードスロットユニット4を装着した時の動作
の概略を説明する。PCカードスロットユニットにPC
カード(一例として、ICメモリカード、若しくはモデ
ムカード又はLANカード等のI/Oカード)が装着さ
れていなければ、コネクタ11cはすべて未接続状態の
ままコネクタ10と嵌合するので、図4のフローは動か
ない。この状態からPCカードスロット15にPCカー
ドが装着されるか、またはPCカードの装着されたPC
カードスロットユニット4が本体1に装着された場合
(ステップ100)、PCカード内部で接地電位に固定
された信号CD1#,CD2#(図5のピンNo.3
8,71を参照)によりPCカードインタフェース部2
9がデバイスの接続された事を検出する(102)。
【0028】従来のシステムにおいて、情報処理装置本
体に一体として内蔵されているPCカードスロットにP
Cカードが装着された時点で、PCカードインタフェー
ス部29がそのデバイスドライバの一階層であるカード
サービス(OSに内蔵されたソフトウエア)に対して、
CPUにより実行されるよう起動をかける。このような
ハードウェアの特定の動きに対して、固有のプログラム
の起動をかけるためには、例えば割込み処理機能を使う
方法がある。
【0029】本実施形態では、この割込み処理で最初に
増設用ユニットの判別を行うBIOS処理に対して起動
をかける。ここで呼び出されるBIOS処理は、デバイ
ス種別判別信号20のレベルを参照する。デバイス種別
判別信号20はプルアップ抵抗21によりHighであ
るため、BIOSは現在装着されている増設用ユニット
がPCカードスロットユニット4であることを知る(1
04)。この場合、BIOSは他に処理を行わずに、カ
ードサービスに対してCPU32により実行されるよう
起動をかけ、自らの処理を終了する。
【0030】カードサービスが動きはじめる前に、PC
カードインタフェース部29は信号CD1#,CD2
#,VS1#,VS2#(図5のピンNo.38,7
1,45,59を参照)の値の組み合わせから、装着さ
れているPCカードの要求する電源電圧を判定し、その
電圧をPCカードに対して供給する(106)。先にB
IOSから起動をかけられたカードサービスは、各PC
カードに固有なカードサービス・クライアントドライバ
や、PCカードインタフェース回路に固有なソケットサ
ービスなど、上下階層のドライバと強調して以下の処理
を行う。
【0031】まず、装着されているPCカードに対して
ICメモリカードとしてアクセスし、PCカードに内蔵
されたアトリビュートメモリに格納されているCIS
(Card Information Structu
re)情報を取得する。CIS情報には、このPCカー
ドの属性が記述されており、CIS情報を参照すること
によりPCカードに適合するカードサービス・クライア
ントドライバが選ばれる。
【0032】図4では、簡単のためにPCカードをIC
メモリカードとI/Oカードの二つに分類し、適合する
ドライバの選択(110)と、選択されたドライバの組
み込み(112,116)のように図示したが、現実に
はPCカードの種類は無数に存在し、ICメモリカード
やI/Oカードがさらに多くの種類に分類される。
【0033】装着されているPCカードがI/Oカード
であった場合(116)、これまでICメモリカードと
してアクセスされていた該PCカードはドライバにより
内部のバススイッチが切替えられ、I/Oカードとして
アクセス可能に設定される(118)。続いて、PCカ
ードインタフェース部29もドライバによりモード切替
部28が切替えられ、装着されているPCカードの属性
に合致するようにICメモリカードインタフェースか
(114)、I/Oカードインタフェース(120)の
何れかに切替えられ,必要なリソースが割り当てられ
る。
【0034】以上、利用者が本体1にPCカードスロッ
トユニット4を装着してからリソース割当てまでの処理
は、BIOSによるデバイス種別判別信号20の参照を
除けば、情報処理装置に一体として内蔵された通常のP
CカードスロットにPCカードを装着した場合の処理と
同じ流れである。
【0035】次に、図2と図4を用いて、利用者が本体
1にハードディスクユニット2を装着した時の動作の概
略を説明する。ハードディスクユニット2が本体1に装
着された場合(ステップ100)、ハードディスクユニ
ット2内部で接地電位に固定された信号CD1#,CD
2#によりPCカードインタフェース部29がデバイス
の接続された事を検出する(102)。前述のPCカー
ドスロットユニット4を装着した場合と同様に、PCカ
ードインタフェース部29が発行する割込み要求が、増
設用ユニットの判別を行うBIOS処理に対して起動を
かける。
【0036】ここで呼び出されるBIOS処理は、デバ
イス種別判別信号20のレベルを参照する。デバイス種
別判別信号20は、ハードディスクユニット2の中で接
地された信号19と接続されるためLowに固定され、
BIOSは現在装着されている増設用ユニットがハード
ディスクユニット2またはCD−ROMドライブユニッ
ト3であることを知る(104)。この場合、BIOS
はPCカードインタフェース部29の設定レジスタ24
を操作することによりモード切替部28をPCカードA
TAインタフェース27に切替える(122)。
【0037】PCカード仕様の一部として規格化されて
いるPCカードATAインタフェース27は、一般的な
ハードディスク装置のインタフェース36として規格化
されているATAと若干の違いがある。例えば割込み信
号IRQ#は両者で極性が逆であり、他にもタイミング
規定に違いがあるため、正常且つ安定に動作させるため
にはコネクタ10とPCカードインタフェース部29の
間で問題となる信号を変換部31で信号変換する必要が
生ずる。信号変換部31は、コネクタ10にPCカード
スロットユニット4が装着された時には信号変換を行な
ってはならないので、信号変換の必要がある場合に限
り、上記BIOS処理で汎用入出力部30を介して信号
変換部31の動作モードを変更する。
【0038】以上の結果、コネクタ10にはATAイン
タフェースのデバイスを駆動するための信号が揃うこと
になる。このようにBIOS処理が122の処理に進ん
だ場合、増設用ユニットがPCカードとして振舞うこと
は無いので、カードサービスへの起動はかけずにBIO
S処理を終了する。
【0039】一方、PCカードインタフェース部29
は、信号CD1#,CD2#,VS1#,VS2#(図
5のピンNo.38,71,45,59を参照)の値の
組み合わせから、装着されているPCカードの要求する
電源電圧を判定し、その電圧をPCカードに対して供給
する(124)。この状態で、PCカードインタフェー
ス部29と、信号変換部31と、コネクタ10,11a
と、ハードディスク装置12を合わせた部分は、あたか
もATAインタフェース部36と内蔵ハードディスク装
置37との組み合わせをもう一組追加したような、第二
のATAインタフェース部および第二のハードディスク
装置として見える。
【0040】そこで、CPU32で動作する基本ソフト
(OS)によって、ATAインタフェース部やハードデ
ィスク装置を制御するためのデバイスドライバが新たに
組込まれ(126)、前記デバイスドライバによって初
期化された(128)後、必要なリソースが割り当てら
れる(130)。図4において、破線で囲んだ部分の処
理(134)は完全にATAデバイスとして扱ってお
り、PCカードの初期化や関連するデバイスドライバは
用いない。この状態で、CPU32で実行される基本ソ
フト(OS)や応用アプリケーション等から、完全にA
TAデバイスとしてハードディスク装置12へのアクセ
スが可能である。
【0041】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ハードディスクユニット2を装着した場合に、デバ
イス種別判別信号20の検出によりPCインタフェース
部29のモードをPCカードATAインタフェース27
に切り替えて、ハードディスクユニット2をATAデバ
イスとして見えるようにしたものであり、従来技術のよ
うに、カード内のアトリビュートメモリにおけるCIS
情報を取得した上でこの情報により、メモリカードかI
/OカードかATAカードかを判別するものとは、その
ルートを異にしBIOS処理をするものである。
【0042】次に、利用者が本体1にCD−ROMドラ
イブユニット3を装着した時の動作の概略を説明する。
一般に、ATAインタフェースを持つCD−ROMドラ
イブは、ハードディスク装置と互換の信号に、音データ
を扱うためのアナログ信号が追加されただけであり、図
4のデバイス挿入(100)から一連の処理が終了(1
32)するまでの流れは、ハードディスクユニット2を
装着したした場合と全く同一である。
【0043】以上、ATAインタフェースを持つデバイ
スとして、ハードディスク装置とCD−ROMドライブ
装置を例にあげて説明したが、このほか光磁気ディスク
装置や、DVD装置、CDRドライブ装置など、同じ信
号インタフェースを持つデバイスであれば同様のことが
実現でき、使用する記憶デバイスの形式を限定するもの
ではない。
【0044】また、増設用ユニットを本体1から取り外
す時の動作について、以下に説明する。増設用ユニット
としてPCカードスロットユニット4が装着されていた
場合、該ユニットの取り外し手順と、該ユニット4は本
体1に装着されたまま残してPCカードだけを取り外す
手順とは全く同一である。また、情報処理装置に固定的
に内蔵されたPCカードスロットからPCカードを取り
外す手順とも同一であって、増設用ユニットの形態を持
つことが取り外し方に全く影響しない。
【0045】したがって、ここではハードディスクユニ
ット2やCD−ROMドライブユニット3のようなAT
Aデバイスを取り外す場合の具体的動作を説明すれば充
分である。代表としてハードディスクユニット2を取り
外す場合を例に取り、以下説明する。
【0046】ユーザーは、ハードディスクユニット2の
取り外しに先立ち、CPU32で動作中の基本ソフト
(OS)または専用ソフトウェアに対して、前記ハード
ディスクユニット2の無効化を指示する。前記ソフトウ
ェアは、ハードディスクユニット2が本体1から何らか
のアクセスを受けているか否かを監視し、アクセスを受
けている場合はそれが修了するまで待つ。ハードディス
クユニット2が全くアクセスされていない状態を確認し
た時点で、前記ソフトウェアは設定用レジスタ24を介
して、PCカードインタフェース部29をPCカードの
取り外し直前と同等の状態に設定する。以上の処理が遂
行された時点で、前記ソフトウェアはユーザーに対して
前記ハードディスクユニット2を取り外すよう指示を出
す。
【0047】前記ソフトウェアは接続検出信号であるC
D1#とCD2#を監視し、ハードディスクユニット2
が完全に取り外されたことを確認してから、PCカード
インタフェース部29とハードディスク装置2に関連す
るデバイスドライバのうち不要なデバイスドライバを切
り離す。また、前記ハードディスクユニット2を動作さ
せるために占有していたリソースも開放し、PCカード
インタフェース部29を全くPCカードが接続されてい
ない場合と同等の状態に初期化する。
【0048】ここで、ハードディスクユニット2の取り
外しをサポートする前記ソフトウェアは、専用の常駐ソ
フトウェアとして作成しておき、図4のステップ122
でBIOSにより起動され、上記ハードディスクユニッ
ト2の取り外し完了と共に常駐も終了させることによっ
て実現できる。より簡単な方法として、PCカードの装
着,取り外しを管理するPCカードインタフェース部2
9に固有なソフトウェアに上記機能を拡張することによ
り、すべての増設用ユニットを同じユーザーインタフェ
ースで扱えるようにすることもできる。
【0049】次に、図1,図2,図3に図示された、互
いに嵌合するコネクタ10と11aまたは11bまたは
11cの信号割当てについて、図5を用いてその一例を
示す。図5において、PCカードスロットユニット4
と、I/Oカードの属性を持ったPCカードが装着され
た場合の信号名を列200および列201に示す。ま
た、CD−ROMドライブユニット3が装着された時の
信号名を列300および列301に示す。No.1〜3
3,No.36,No.37〜68,No.71〜72
のピンは、PCカード仕様で定義された68ピンの信号
と1対1に対応する。
【0050】本発明の特徴的な信号として、No.35
のピンにATA_DETECT#を割り当ててある。こ
のNo.35のピンは、図2,図3に図示されたデバイ
ス種別判別信号20に相当し、コネクタ11aでは他の
GNDピンに接続される接地信号19,コネクタ11b
では未接続信号41に対応する。No.69のCDIN
LとNo.70のCDINRは、CD−ROMドライブ
の音声アナログ信号出力のそれぞれ左チャネルと右チャ
ネルに相当する。また、No.34のGNDまたはAG
ND信号は、前記CDINLとCDINRに対するアナ
ログ接地信号である。これらCDINL,CDINR,
AGNDは、ハードディスクユニット2では多くの場合
不要であり、コネクタ11aでは未接続でよい。CDI
NL,CDINRはまた、PCカードスロットユニット
4でも不要で、コネクタ11cにおいて未接続でよく、
AGNDは接地信号を強化するために必要に応じてGN
Dと接続しても良い。
【0051】次に、本発明に係る第二の実施形態として
の情報処理装置について説明する。図2および図3に図
示した情報処理装置において、標準的なPCカードイン
タフェース回路と、汎用入出力部23,30と、信号変
換部31と、デバイス種別判別信号20と、前記デバイ
ス種別判別信号20を電源電位22へプルアップするた
めの抵抗器21を一まとめの集積回路40に統合する。
前述した第一の実施形態では、通常のシステムでバス3
9と、本体に内蔵されたPCカードスロットとのインタ
フェースを取るための標準的なPCカードインタフェー
ス回路を、本発明の目的のために流用できるよう、PC
カードインタフェース部29には独自の機能を追加せ
ず、周辺に外付けの回路(汎用I/O23、汎用I/O
30、信号変換部31)を付加していた点が、本第二の
実施形態と異なる。
【0052】第二の実施形態では、本発明の実現に必要
な回路を一つのチップに集積化したことにより、実装面
積を縮小し、設計を省力化することができる。本実施形
態による集積回路40はまた、PCカードインタフェー
ス部29から拡張した機能に相当する信号を未結線また
は適切な終端処理をすることにより、標準的なPCカー
ドインタフェース回路と全く同じ機能に縮退させること
も可能である。
【0053】次に、本発明に係る第三の実施形態として
の情報処理装置について説明する。本実施形態の情報処
理装置において、前述した第二の実施形態において、図
2に図示したデバイス種別判別信号20の状態により、
モード切替部28と信号変換部31の動作モードを切替
える制御手段(図示せず)を集積回路40内に付加した
構成とする。このような構成にしたことにより、図4に
図示したステップ104,122の処理を、CPU32
で実行されるソフトウェアに依らずに、デバイス種別判
別信号20による制御手段の制御出力で汎用入出力部2
3,30及びレジスタ24を動作させて、同様の処理す
ることができる。
【0054】以上説明したように、本発明の実施形態に
係る情報処理装置において、増設用ユニットと嵌合する
コネクタにPCカード信号(PCカードインタフェース
部と授受する信号)とデバイス種別判別信号を接続し、
増設用ユニットの機能がATAデバイスであると判別さ
れた場合は、BIOSによってPCカードインタフェー
ス部の機能をPCカードATAに切替える。また、増設
用ユニットの機能がPCカードスロットと判別された時
は通常のPCカード装着として処理を行う。
【0055】このように、増設用ユニットを内蔵ハード
ディスク装置の信号から分離して、増設用ユニットのホ
ットスワップを安価かつ容易に実現することができる。
すなわち、本体の電源が入った状態でも着脱可能な記憶
ディスクユニットを容易に実現することができる。ま
た、増設用ユニットをハードディスク装置などの補助記
憶装置に限らず、多くのI/Oデバイスを提供するPC
カード用インタフェースとしても使え、情報処理装置の
機能を広げることができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、情報処理装置と増設用
ユニットとのホットスワップを実現する上で、ATA信
号からPCカード信号への変換I/F回路、アトリビュ
ートメモリ、バススイッチ等の回路を増設用ユニット内
から省くことができ、ソフトウェアのカスタマイズも僅
かで済む。さらに特別な部品を追加せずにPCカードス
ロットの増設用ユニットを作ることができる。
【0057】また、PCカードインタフェース回路はP
Cカード信号を2チャネル持ち、各チャネルがそれぞれ
独立にモード設定できるものが広く普及しており(PC
カードI/Fチップ内にカード0とカード1を同時装着
可能な2チャネルを保持している)、このようなPCカ
ードインタフェース回路を使用すれば、一方のチャネル
を情報処理装置に固定的に内蔵されたPCカードスロッ
トに割当て、他方のチャネルを本発明による増設用ユニ
ットに割り当てることで回路部品の有効活用が図れる。
【0058】情報処理装置本体に設けられた同一の空間
に、選択的にATAデバイスやPCカードスロットを装
着することができ得るので、増設ディスク用のATAイ
ンタフェース回路とPCカードインタフェース回路、そ
れぞれのインタフェースに対応したコネクタを個別に実
装する必要が無く、本体の回路が安価かつ簡単に製造で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報処理装置本体と複
数の増設用ユニットの概略を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係る情報処理装置本体にハードデ
ィスクユニットを装着した場合の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本実施形態に係る情報処理装置本体にPCカー
ドスロットユニットを装着した場合の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係る情報処理装置本体に各
種の増設用ユニットを装填した場合における動作態様を
示すフロ−チャートである。
【図5】本実施形態の情報処理装置において本体側コネ
クタと増設用ユニット側コネクタの信号割当てを示す図
である。
【符号の説明】
1 本体 2 ハードディスクユニット 3 CD−ROMドライブユニット 4 PCカードスロットユニット 10,11a,11b,11c コネクタ 12 ハードディスク 14 CD−ROM 16 PCカード 20 デバイス種別判別信号 21 プルアップ抵抗 23,30 汎用入出力部 25 メモリカードインタフェース回路 26 I/Oカードインタフェース回路 27 PCカードATAインタフェース回路 28 モード切替部(バススイッチ) 29 PCカードインタフェース部 40 拡張したPCカードインタフェースチップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 晋弘 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所PCD事業部内 Fターム(参考) 5B014 EB04 HC08 HC13 5B065 BA01 BA03 BA09 CA19 ZA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリカードインタフェース、I/Oカ
    ードインタフェース、PCカードATAインタフェー
    ス、各インタフェースを切り替えるモード切替部、を有
    するPCカードインタフェース部と、内蔵ハードディス
    ク装置と、前記内蔵ハードディスク装置に接続されたA
    TAインタフェース部と、CPUと、増設用ユニットと
    接続されるコネクタと、を備えた情報処理装置本体であ
    って、 前記増設用ユニットに装着されるデバイスが、ハードデ
    ィスク装置又はCD−ROMドライブを含むATAデバ
    イスであるか、ICメモリカード又はI/Oカードを含
    むPCMCIA規格のPCカードであるかを、デバイス
    の装着された増設用ユニットの情報処理装置本体への装
    填時に、判別するデバイス種別判別手段を設け、 前記デバイス種別判別手段がATAデバイスであると判
    別した場合に、前記PCカードインタフェース部内のイ
    ンタフェースを前記PCカードATAインタフェースに
    切り替えるように構成することを特徴とする情報処理装
    置本体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置本体にお
    いて、 前記デバイス種別判別手段がATAデバイスではないと
    判別した場合に、増設用ユニット内のデバイスのCIS
    情報を取得して、ICメモリカードであるかI/Oカー
    ドであるかを判断し、前記PCカードインタフェース部
    内のインタフェースを前記判断結果に対応するメモリカ
    ードインタフェース又はI/Oカードインタフェースに
    切り替えるように構成することを特徴とする情報処理装
    置本体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報処理装置本
    体において、 前記PCカードインタフェース部内の前記PCカードA
    TAインタフェースと前記内蔵ハードディスク装置に接
    続されたATAインタフェース部との規格化された信号
    処理上の相違を補償するための信号変換部を設けること
    を特徴とする情報処理装置本体。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の情報処理装
    置本体において、 前記デバイス種別判別手段からの判別信号を入力とし前
    記モード切替部を制御して、前記CPUに依らずに前記
    PCカードインタフェース部内のインタフェースを切り
    替える制御手段を設置することを特徴とする情報処理装
    置本体。
  5. 【請求項5】 メモリカードインタフェースとI/Oカ
    ードインタフェースとPCカードATAインタフェース
    と各インタフェースを切り替えるモード切替部とを有す
    るPCカードインタフェース部、内蔵ハードディスク装
    置、前記内蔵ハードディスク装置に接続されたATAイ
    ンタフェース部、CPU、増設用ユニットと接続される
    コネクタ、を備えた情報処理装置本体と、前記情報処理
    装置本体に装填される増設用ユニットと、から構成され
    る情報処理装置であって、 前記増設用ユニットに装着されるデバイスが、ハードデ
    ィスク装置又はCD−ROMドライブを含むATAデバ
    イスであるか、ICメモリカード又はI/Oカードを含
    むPCMCIA規格のPCカードであるかを、デバイス
    の装着された増設用ユニットの情報処理装置本体への装
    填時に、判別するデバイス種別判別手段を設け、 前記PCカードインタフェース部が前記増設用ユニット
    内のデバイスにアクセスできるインタフェース信号と、
    前記情報処理装置本体内でプルアップされたデバイス種
    別判別信号と、を多接点を有する本体側コネクタに結線
    し、 第一の増設用ユニットは、前記本体側コネクタと嵌合す
    る増設ユニット側コネクタを有し、本体側コネクタのデ
    バイス種別判別信号に対応する増設ユニット側コネクタ
    の接点を増設用ユニット内で接地電位と結線し、本体側
    コネクタのインタフェース信号のうちPCカードATA
    用に使用される信号に対応する増設ユニット側コネクタ
    の接点にATAデバイスを接続し、 第二の増設用ユニットは、前記本体側コネクタと嵌合す
    る増設ユニット側コネクタを有し、本体側コネクタのデ
    バイス種別判別信号に対応する増設ユニット側コネクタ
    の接点を増設用ユニット内で未結線状態に開放し、本体
    側コネクタのインタフェース信号に対応する増設ユニッ
    ト側コネクタの接点にPCMCIA規格のPCカードを
    接続し、 前記情報処理装置本体内で前記デバイス種別判別信号が
    Lowである時に前記インタフェース信号を前記PCカ
    ードATA用インタフェースに切り替え、前記デバイス
    種別判別信号がHighである時は前記インタフェース
    信号をメモリカードインタフェース又はI/Oカードイ
    ンタフェースに切替えるように構成することを特徴とす
    る情報処理装置。
  6. 【請求項6】 PCカードATA仕様準拠及びPCカー
    ド仕様準拠のPCカードにアクセスできるインタフェー
    ス信号と接続する情報処理本体側コネクタ及び前記情報
    処理本体側コネクタと嵌合する増設用ユニット側コネク
    タを備えた情報処理装置において、 前記増設用ユニットに装着されるデバイスが、ハードデ
    ィスク装置又はCD−ROMドライブを含むATAデバ
    イスであるか、ICメモリカード又はI/Oカードを含
    むPCMCIA規格のPCカードであるかを、デバイス
    の装着された増設用ユニットの情報処理装置本体への装
    填時に、判別するデバイス種別判別手段を設け、 前記デバイス種別判別手段の信号と接続されるコネクタ
    端子を情報処理本体側コネクタ及び前記増設用ユニット
    側コネクタに設けることを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の情報処理装置本体にお
    いて、 メモリカードインタフェース、I/Oカードインタフェ
    ース、PCカードATAインタフェース、各インタフェ
    ースを切り替えるモード切替部、を有するPCカードイ
    ンタフェース部と、前記デバイス種別判別手段と、前記
    信号変換部と、を同一の回路モジュール又は集積回路内
    に保有することを特徴とする情報処理装置本体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報処理装置本体にお
    いて、 前記デバイス種別判別手段からの判別信号を入力とし前
    記モード切替部を制御して、前記CPUに依らずに前記
    PCカードインタフェース部内のインタフェースを切り
    替える制御手段をも、同一の回路モジュール又は集積回
    路内に保有することを特徴とする情報処理装置本体。
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