JP2001281750A - フイルム面遮光機構及び方法 - Google Patents

フイルム面遮光機構及び方法

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JP2001281750A
JP2001281750A JP2000098174A JP2000098174A JP2001281750A JP 2001281750 A JP2001281750 A JP 2001281750A JP 2000098174 A JP2000098174 A JP 2000098174A JP 2000098174 A JP2000098174 A JP 2000098174A JP 2001281750 A JP2001281750 A JP 2001281750A
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JP
Japan
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lens
light
shutter
shielding
shielding curtain
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JP2000098174A
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English (en)
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Junichi Yokosato
純一 横里
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Tamron Co Ltd
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Tamron Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 シャッタ付きレンズの取り外しに伴って自動
的に適時にフィルムが遮光され、またレンズの装着が実
質上完了すると自動的に遮光幕が排除されて露光可能に
なる、レンズ交換可能なレンズシャッターカメラのフィ
ルム面遮光機構及びその方法。 【解決手段】 カメラボデー1からシャッター内蔵レン
ズ100を取り外した状態では中継リンク曲げ起こし部
25は、レンズ側突起110と係合せず遮光幕4はリボ
ン巻取ドラム42の巻取習性により巻取られ遮光部によ
りフィルム6を遮光する。レンズ100を装着すると装
着時のレンズ100の回転によりレンズ側突起110は
中継リンク曲げ起こし部25に係合し、この作動により
ラック板54は上方へ移動し、ピニオン歯車56、増速
歯車列58を介して遮光幕巻取ドラム46が遮光幕4を
巻取り、フィルム6は露光可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッター内蔵レ
ンズを交換可能なレンズシャッターカメラにおけるフイ
ルム面遮光機構及び方法に関する。
【0002】
【従来技術】シャッター内蔵レンズを交換可能なレンズ
シャッターカメラにおいて、レンズを交換する際にフイ
ルム面を遮蔽してフィルム露光を防ぐ必要がある。その
ため、従来は、レンズ交換に先立ち、フィルムの直前に
配置された遮光幕を引いてフイルム面を覆わなければな
らない。この遮光操作が終了すると、今まで装着されて
いたレンズを取り外し、新たなレンズを装着する。この
装着が完全に完了すると、遮光幕をフィルムの前から排
除する遮光幕排除操作を行い、フィルム露光可能な状態
にする。
【0003】図6は、従来から実施されているフィルム
面遮光機構における遮光幕解放時の遮光幕及びその駆動
系を示す斜視図である。図7は、同機構の遮光時におけ
る遮光幕及びその駆動系を示す斜視図である。以下、上
述した従来技術のカメラボデー内のフィルム面遮光機構
を図6及び図7を用いて説明する。遮光幕ドラム200
に巻き付けられた遮光幕202は、図6に示すように、
露光枠204の直前を通過して遮光幕引出リボン206
がリボンドラム210に巻き付けられる。遮光幕ドラム
200は、遮光幕巻取りばね212によって遮光幕20
2を巻き取る方向に付勢されている。リボンドラム21
0は、増速歯車列220によって回動され、増速歯車列
220の駆動源はカメラボデー222の底部224に設
けられた遮光幕引出しクランク230である。遮光幕2
02が遮光している状態、すなわちリボンドラム221
0が遮光幕引出リボン206を巻き付けた状態は、図7
に示すように、カメラボデー222の一歯車238に設
けた係止ピン240に係合させることによって維持され
る。
【0004】
【発明が解決する課題】上述した構成の遮光構造におい
て、レンズ交換操作の前後の遮光操作が煩わしいことは
もちろんであるが、さらに、遮光操作、レンズ交換操
作、及び遮光幕排除操作の順序を正しく行わないと、撮
影済のフイルムも未露光フイルムもすべていわゆる“か
ぶり”によって使用不能になったり、撮影光が遮光幕の
上に達して写真が全く写らない等の重要な不都合が生ず
る。特に、カメラボデー222を三脚(図示せず)に取
付た時には、カメラボデー222の底部224にある遮
光幕引出しクランク230を操作することが極めて困難
である。上述した遮光操作、レンズ交換操作、及び遮光
幕排除操作の順序を正しく行うために、遮光安全機構や
幕の開閉を示す警告装置を設けることが必要な場合もあ
る。
【0005】
【発明の目的】本発明は従来技術の遮光機構の上述した
問題点に鑑みてなされたものであって、レンズの取り外
しに伴って自動的に適時にフィルムが遮光され、またレ
ンズの装着が実質上完了することに伴って自動的に遮光
幕が排除されて露光可能になるシャッター内蔵レンズが
交換可能なレンズシャッターカメラのフィルム面遮光機
構及び方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明は、シャッター内蔵レン
ズを交換可能なレンズシャッターカメラにおいて、常時
遮光習性を備えたフイルム面遮光幕機構と、該フィルム
面遮光機構をその習性に抗して開放にするための遮光幕
開放リンクと、前記シャッター内蔵レンズと係合するた
めにカメラボデーに設けられたバヨネット爪及びレンズ
ロック爪と、前記シャッター内蔵レンズに設けられ、前
記バヨネット爪に係合するバヨネット係合部及び前記レ
ンズロック爪に係合するレンズロック係合部とを有し、
前記遮光幕開放リンクを、前記バヨネット爪と前記バヨ
ネット係合部が係合しているとき前記シャッター内蔵レ
ンズと連動して前記遮光幕開放リンクを開放操作し、前
記レンズロック爪と前記レンズロック係合部が係合して
いるとき前記フィルム面遮光幕機構を完全に開放するよ
うに構成したことを特徴とするフィルム面遮光機構であ
る。
【0007】本発明はまた、シャッター内蔵レンズを交
換可能なレンズシャッターカメラにおいて、常時遮光習
性を備えたフイルム面遮光幕機構を、前記シャッター内
蔵レンズとカメラボデーのバヨネット機構が係合してい
るとき開放操作可能とし、前記シャッター内蔵レンズと
前記カメラボデーのロック機構が係合しているとき前記
フィルム面遮光幕機構を完全に開放させることを特徴と
するフィルム面遮光方法である。
【0008】
【実施の形態】以下に本発明の実施形態のシャッター内
蔵レンズを交換装着可能なフィルム面遮光機構を図に基
づいて説明する。図1は、遮光幕及びその駆動系を示す
斜視図である。図2は、レンズ取り外し時の、カメラボ
デーの光軸を含む垂直面に沿った断面図である。図3
は、カメラボデーのレンズマウント部の正面図である。
図4は、レンズ装着時の、光軸を含む垂直面に沿った断
面図である。図5は、レンズ装着途中の遮光幕ユニット
の正面図である。
【0009】機構 カメラボデー1は、図2に示すように、前面にボデー側
マウント2を有し、後部に遮光幕4、フィルム6、フィ
ルム押さえ装置8が配置される。カメラボデー1の内部
には光軸Oを中心に前方に向かって先細り形の遮光内筒
20が配置される。内側向きのバヨネット突起21を設
けたボデー側マウント2の外部には、図3に示すよう
に、レンズロック解除ボタン22が配置され、ボデーマ
ウント2の内側には、曲げ起こし部25を設けた中継リ
ンク24が光軸Oを中心に回動可能に配置されている。
遮光幕4は、全面が遮光作用を持つ遮光部28と、遮光
作用を持たない遮光幕引出リボン部30からなり、両者
は幕ーリボン結合板32によって結合されている。
【0010】カメラボデー1には、遮光幕枠40が配置
され、遮光幕枠40によってリボン巻取ドラム42、ガ
イドローラー44、遮光幕巻取ドラム46が支持されて
いる。リボン巻取ドラム42にはリボン巻取ばね50が
係合し、リボン巻取ドラム42は遮光幕引出リボン部3
0を巻取るように付勢されている。中継リンク24と遮
光幕ドラム46の間には、中継リンク24の回転運動を
直線運動に変換するためのラック板54、ラック板54
の中継リンクピン26によって回転させられるピニオン
歯車56、及びピニオン歯車56の回転運動を増速して
遮光幕巻取ドラム46に伝達する増速歯車列58が配置
されている。シャッター内蔵交換レンズ100は、シャ
ッター102、バヨネット突起103を有するレンズ側
マウント104、及びラック板54に係合するレンズ側
突起110が設けられている。
【0011】作動 上述したフィルム面遮光機構の作動について説明する。
カメラボデー1からシャッター内蔵レンズ100を取り
外した状態では、図2に示すように、中継リンク曲げ起
こし部25は、レンズ側突起110と係合せず、図3に
示す位置にある。遮光幕4は、リボン巻取ドラム42の
巻取り習性によって巻取られ、遮光部28がフィルム6
を遮光している。カメラボデー1にシャッター内蔵レン
ズ100を取り付ける時は、ボデー側マウント2のバヨ
ネット突起21とレンズ側マウント104のバヨネット
突起103が互いに突き当たらない方向位置にある状態
で、ボデー側マウント2にレンズ側マウント104を組
み付ける。この時、中継リンク曲げ起こし部25は図3
に実線で示す位置にあり、レンズ側突起110は方向a
の位置にある。
【0012】次に、カメラボデー1に対しシャッター内
蔵レンズ100を時計方向に回転させ、ボデー側マウン
ト2のバヨネット突起21とレンズ側マウント104の
バヨネット突起103とを係合させる。ボデー側マウン
ト2のバヨネット突起21とレンズ側マウント104の
バヨネット突起103とを係合が開始すると、すなわち
ボデー側マウント2とレンズ側マウント104の間が遮
光的に係合しかつ互いに外れるおそれがなくなると、時
計方向に回転するレンズ側突起110が方向bからさら
に時計方向に移動し、中継リンク曲げ起こし部25に係
合してこれを時計方向に移動させる。この作動により、
ラック板54は上方へ移動し、ピニオン歯車56が回転
させれ、増速歯車列58によって増速された回転運動に
よって遮光幕巻取ドラム46が遮光幕4を巻取る。
【0013】シャッター内蔵レンズ100の時計方向の
回転をさらに続け、レンズ側突起110を方向cの位置
に移動させる。レンズ側突起110が方向cの位置にな
ると、シャッター内蔵レンズ100はレンズロック機構
(図示せず)によってロックされ、また遮光幕巻取ドラ
ム46による遮光幕4の巻取りが完了し、フィルム6は
露光可能となる。シャッター内蔵レンズ100の取り外
しは、レンズロック解除ボタン22を押し込んでレンズ
ロック機構(図示せず)を解除し、シャッター内蔵レン
ズ100を反時計方向に回転させて上述した作動と逆の
作動を行う。
【0014】
【発明の効果】本発明のシャッター内蔵レンズが交換可
能なレンズシャッターカメラのフィルム面遮光機構及び
方法によれば、レンズの取り外しに伴って自動的に適時
にフィルムが遮光され、またレンズの装着が実質上完了
すると自動的に遮光幕が排除されて露光可能になり、撮
影済のフイルムや未露光フイルムがすべていわゆる“か
ぶり”によって使用不能になったり、遮光幕の上に露光
して写真が全く写らない等の不都合が生じるおそれがな
い効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の遮光幕及びその駆動系を示
す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態のレンズ取り外し時の、カメ
ラボデーの光軸を含む垂直面に沿った断面図である。
【図3】本発明の実施形態のカメラボデーのレンズマウ
ント部の正面図である。
【図4】本発明の実施形態のレンズ装着時の、光軸を含
む垂直面に沿った断面図である。
【図5】本発明の実施形態のレンズ装着途中の遮光幕ユ
ニットの正面図である。
【図6】従来技術のカメラボデーのフィルム面遮光機構
における遮光幕開放時の、遮光幕及びその駆動系を示す
斜視図である。
【図7】従来技術のカメラボデーのフィルム面遮光機構
における遮光幕による遮光時の、遮光幕及びその駆動系
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カメラボデー 2 ボデー側マウント 4 遮光幕 6 フィルム 8 フィルム押さえ装置 20 遮光内筒 21 バヨネット突起 22 レンズロック解除ボタン 24 中継リンク 28 遮光部 30 遮光幕引出リボン部 32 幕リボン結合板 40 遮光幕枠 42 リボン巻取ドラム 44 ガイドローラー 46 遮光幕巻取ドラム 50 リボン巻取ばね 54 ラック板 100 シャッター内蔵交換レンズ 102 シャッター 103 バヨネット突起 104 レンズ側マウント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッター内蔵レンズを交換可能なレン
    ズシャッターカメラにおいて、 常時遮光習性を備えたフイルム面遮光幕機構と、 該フィルム面遮光機構をその習性に抗して開放にするた
    めの遮光幕開放リンクと、 前記シャッター内蔵レンズと係合するためにカメラボデ
    ーに設けられたバヨネット爪及びレンズロック爪と、 前記シャッター内蔵レンズに設けられ、前記バヨネット
    爪に係合するバヨネット係合部及び前記レンズロック爪
    に係合するレンズロック係合部とを有し、 前記遮光幕開放リンクを、前記バヨネット爪と前記バヨ
    ネット係合部が係合しているとき前記シャッター内蔵レ
    ンズと連動して前記遮光幕開放リンクを開放操作し、前
    記レンズロック爪と前記レンズロック係合部が係合して
    いるとき前記フィルム面遮光幕機構を完全に開放するよ
    うに構成したことを特徴とするフィルム面遮光機構。
  2. 【請求項2】 シャッター内蔵レンズを交換可能なレン
    ズシャッターカメラにおいて、 常時遮光習性を備えたフイルム面遮光幕機構を、前記シ
    ャッター内蔵レンズとカメラボデーのバヨネット機構が
    係合しているとき開放操作可能とし、前記シャッター内
    蔵レンズと前記カメラボデーのロック機構が係合してい
    るとき前記フィルム面遮光幕機構を完全に開放させるこ
    とを特徴とするフィルム面遮光方法。
JP2000098174A 2000-03-31 2000-03-31 フイルム面遮光機構及び方法 Pending JP2001281750A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101995737A (zh) * 2009-08-25 2011-03-30 株式会社迪思科 摄像装置
CN111399318A (zh) * 2020-05-27 2020-07-10 福州卡尔克电子科技有限公司 一种自动更换滤镜的摄影辅助装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101995737A (zh) * 2009-08-25 2011-03-30 株式会社迪思科 摄像装置
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Effective date: 20040621