JP2001280277A - 回転型圧縮機構ならびにその利用装置 - Google Patents

回転型圧縮機構ならびにその利用装置

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JP2001280277A
JP2001280277A JP2000097382A JP2000097382A JP2001280277A JP 2001280277 A JP2001280277 A JP 2001280277A JP 2000097382 A JP2000097382 A JP 2000097382A JP 2000097382 A JP2000097382 A JP 2000097382A JP 2001280277 A JP2001280277 A JP 2001280277A
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rotor
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chamber
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Akira Matsuzaki
章 松崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な構成で圧縮能率を向上した合理的な回
転型圧縮機構ならびにその利用装置を提供する。 【解決手段】 ロータ320の円形外面320Aとシリ
ンダ311の円形内面311Bとで形成した三日月状の
間隙室311Xを、スプリング326の弾力で円形外面
320Aに接するベーン325によって、吸入室311
X1と加圧室311B2とに仕切っている。ロータ32
0が回転すると、間隙室311Xが回転して、吸入穴5
00から流体を吸入して圧縮した流体を吐出口701か
ら吐出する。吸入穴500Aの円形内面311Bの箇所
に、シリンダ311の高さ方向に沿った溝部分500A
または溝部分500Bを設けて、流体の吸入抵抗を低減
させる。利用装置として冷凍装置用の冷媒圧縮装置があ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円形シリンダの
内周に密接しながら回転することにより流体を圧縮する
回転型圧縮機構ならびにその利用装置、例えば、圧縮式
冷凍装置、極低温冷凍装置などに用いる冷媒圧縮装置に
関するものである。
【0002】この種の回転型圧縮機構として、図4のよ
うなロタスコ型の回転型圧縮機構300の構成(以下、
第1従来技術という)が周知である。なお、以下に説明
する図において、同一符号で示す部分は、いずれかの図
において説明する同一符号の部分と同一の機能をもつ部
分である。
【0003】図4の〔内部斜視〕は、蓋体351・35
2を取り外した状態であり、また、図4の〔イ−イ縦断
面〕は、蓋体351・352を取り付けた状態である。
そして、図4において、外殻部分310は、シリンダ枠
部分311Aと、蓋体351・352によって構成して
ある。
【0004】シリンダ311はシリンダ枠部分311A
の円形内面311Bによって形成されており、また、回
転ピストンの役目をするロータ320は円形内面311
Bの中心311Cから距離d1だけ偏心した円形外面3
20Aをもっており、蓋体351・352はシリンダ3
11とロータ320との端面を閉塞するとともに、中心
311Cの箇所にロータ320の軸320Sと、その軸
受320Rを設けてある。
【0005】シリンダ311の円形内面311Bとロー
タ320の円形外面320Aとを密接させてロータ32
0を回転すると、シリンダ311とロータ320との間
に形成した三日月状の間隙室311Xが回転するように
なっている。
【0006】滑り子の役目をするベーン325は、シリ
ンダ311の部分、すなわち、シリンダ枠部分311A
に保持されて中心311Cに対する半径方向に移動可能
になっており、スプリング326の弾力によってロータ
320の円形外面320Aに弾力的に接しているので、
間隙室311Xを吸入室311X1と加圧室311X2
とに仕切る動作を行っている。
【0007】流体(図示せず)は、ベーン325に隣接
して吸入室311X1のシリンダ311の部分、すなわ
ち、シリンダ枠部分311Aに設けた吸入穴500から
吸入して、ロータ320の回転によって圧縮された後
に、ベーン325に隣接して加圧室311X2のシリン
ダの部分、すなわち、シリンダ枠部分311Aに設けた
吐出穴701から吐出されるように構成してある。な
お、図示していないが、吸入穴500での吸入と、吐出
穴701での吐出に対しては、いずれも、逆止弁によっ
て流れが逆行しないようにしてある。
【0008】つまり、ロータ320の軸320Sを回転
すると、吸入室311X1が次第に大きくなってゆくの
で、流体は吸入穴500から、矢印aのように、吸入室
311X1内に吸入されてゆく、一方、加圧室311X
2は、逆に、次第に小さくなってゆくので、流体は圧縮
されて、矢印bのように、加圧室311X2から吐出穴
701に吐出する。
【0009】なお、吐出穴701をシリンダ枠部分31
1Aに設けずに、蓋体351・352の一方、例えば、
蓋体352に設けるようにした構成(以下、第2従来技
術という)も周知である。また、後記の図7・図8にお
ける回転型圧縮機構300の構成の構成と同様に、ロー
タ320の外周に同心円筒状のスライドリングを設ける
構成(以下、第3従来技術という)も周知である。
【0010】そして、圧縮式冷凍装置、極低温冷凍装置
などに用いる冷媒圧縮装置として、図7・図8のような
冷媒圧縮装置1000の構成(以下、第4従来技術とい
う)が周知である。
【0011】図7・図8の構成は、上記の図4と同様の
回転型圧縮機構300、すなわち、ロータリポンプ型の
圧縮機構を電動機200に直結して駆動する構成によっ
て冷媒、例えば、フロンを圧縮するものであり、回転型
圧縮機構300の外殻部分310は、主として、シリン
ダ311を形成するためのシリンダ枠部分311Aと、
電動機200の回転子軸230を支持するための上方軸
受部分312・下方軸受部分313とを構成する部分で
あって、外周部分の所要箇所を、密閉容器900に溶接
して保持してある。
【0012】ここで、図4の構成と異なる箇所は、第1
には、ロータ320の部分を、ロータ本体321と、ロ
ータ本体321の外周321Aを囲む同心円筒状のスラ
イドリング322とで構成してあって、スライドリング
322は、回転子軸230と一体に形成したロータ本体
321の外周321Aと、シリンダ311の内壁311
Bとの間の滑りをよくするために介在させているもので
ある。
【0013】第2には、ロータ320の軸320Sの部
分が、電動機200の回転子軸230になっており、ま
た、上側の蓋体351の部分が、上方軸受部分312と
そのフランジ部分、下側の蓋体352の部分が、下方軸
受部分313とそのフランジ部分になっている。第3に
は、圧縮された冷媒601は吐出穴701から密閉容器
900の空間部分901に吐出した後に、吐出部700
から吐出するようにしている。
【0014】電動機200は、裸体型の誘導電動機を密
閉容器900内に固定したものであって、回転子220
の中心穴を回転子軸230の外周に、例えば、圧入固定
して保持するとともに、固定子210の外周を密閉容器
900の外殻900Aの内壁に、例えば、圧入固定して
保持してある。
【0015】回転子220は積層状の磁心222に「か
ご」型巻線221を鋳込んで形成してあり、固定子21
0は積層状の磁心212に巻線211を施して形成して
ある。また、密閉容器900は、回転型圧縮機構300
と電動機200とを収納固定した後に、上蓋部分910
を溶接固定して密閉状に形成してある。
【0016】また、潤滑系として、密閉容器900の底
部側に設けた潤滑油入口410から潤滑油401、例え
ば、ナフテン系の鉱物油を供給して、シリンダ311の
高さの中間程度の箇所まで、潤滑油401を貯留してお
き、また、上記のオイル分離部(図示せず)で分離して
放熱した潤滑油401を潤滑油入口410から戻し入れ
る。
【0017】回転子軸230には、中心に貫通穴231
を設けるとともに、貫通穴231の下端側に、縦型スク
リュー421と吸引口422とを圧入固定して、潤滑油
吸込ポンプ420を形成してあり、回転子軸230の回
転によって、密閉容器900の底部から潤滑油401を
吸い込んで汲み上げ、潤滑油401を貫通穴231の上
端側から矢印403のように振り撒くほか、貫通穴23
1から横方向に貫通させた小さい油導穴231A・23
1Bから放出して、電動機200と回転型圧縮機構30
0とにおける各運動機構部分の摩擦を生ずる部分、つま
り、機械的運動摩擦部分に供給することにより、潤滑油
の循環系を構成している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記第1従来技術〜第
4従来技術の構成において、シリンダ311・ロータ3
20と、ロータ320の駆動系とを、同一条件で動作さ
せた場合において、圧縮能率を向上させるには、第1に
は、図5の吸入/吐出間の長さL1を短くして、圧縮動
作に有効な行程を増加させることであるが、長さL1の
部分は、吸入穴500から吐出穴701への漏れ込みを
避け、ベーン325・吸入穴500・吐出穴701の部
分の機械的強度を維持するために必要な長さに限度づけ
られてしまう。
【0019】第2には、流体、例えば、冷媒600を吸
入穴500から吸入室311X1に吸入する際の流動抵
抗(この発明において、吸入抵抗という)を低減させる
ため、吸入穴500の口径を大きくすることであるが、
この口径を、例えば、図6の口径D1のように広げたと
すると、ロータ320とシリンダ311との接触点が、
図6の〔吸入穴始点〕のように、吸入穴500の一端の
点P1に来たときには、吸入穴500と三日月状の間隙
室311Xとの間は遮断されておらず、図6の〔吸入穴
終点〕のように、吸入穴500の他端の点P2に来たと
きに、吸入穴500と三日月状の間隙室311Xとの間
が遮断されることになる。
【0020】したがって、ロータ320が点P1から点
P2までの間を通過する角度θ1の部分は、実質的に
は、圧縮作用には寄与していない無効部分になるので、
吸入穴500の口径を広げて吸入抵抗を低減させたとし
ても、それに伴って、無効部分も増加してしまうため、
圧縮能率を向上できないという不都合がある。このた
め、こうした不都合のない回転型圧縮機構ならびにその
利用装置、例えば、冷媒圧縮装置の提供がのぞまれてい
るという課題がある。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な円形内面をもつシリンダと、上記の円形内面の中心か
ら偏心した円形外面をもつロータと、上記のシリンダと
上記のロータとの端面を閉塞する蓋体とを設け、上記の
円形内面と上記の円形外面とを密接させて上記のロータ
を回転することにより、上記のシリンダと上記のロータ
との間に形成した三日月状の間隙室を回転させ、上記の
シリンダの部分に保持されながら弾力的に上記の円形外
面に接するベーンによって上記の間隙室を吸入室と加圧
室とに仕切るとともに、
【0022】上記のベーンに隣接して上記の吸入室の上
記のシリンダの部分に設けた吸入穴から流体を吸入し
て、上記のベーンに隣接して上記の加圧室のシリンダの
部分に設けた吐出穴から圧縮した上記の流体を吐出する
構成をもつ回転型圧縮機構において、上記のシリンダの
高さ方向に沿った溝部分を上記の吸入穴の上記の円形内
面の箇所に設けることにより、上記の流体の吸入抵抗を
低減させる吸入抵抗低減手段を設ける第1の構成と、
【0023】上記の第1の構成において、上記の溝部分
を上記のシリンダの高さ全体にわたって設けるととも
に、上記の蓋体によって上記の溝部分の両端を閉塞した
第2の構成と、
【0024】冷媒圧縮装置において、上記の第1の構成
または第2の構成による回転型圧縮機構を設ける第3の
構成とにより、上記の課題を解決したものである。
【0025】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、上
記の第1従来技術・第4従来技術の構成にこの発明を適
用した実施例を説明する。
【0026】
【実施例】〔第1実施例〕以下、図1の〔全溝型〕と
〔イ−イ縦断面〕とにより第1実施例を説明する。この
第1実施例の構成が上記の図4の第1従来技術の構成と
異なる箇所は次の箇所である。
【0027】第1には、図1の〔全溝型〕のように、吸
入穴500のシリンダ311の円形内面311B、すな
わち、内壁の箇所に、吸入穴500の先端部分を上下方
向のみに広げた溝部分500Aをシリンダ311の高さ
方向に沿って設けるようにしたものである。
【0028】第2には、図1の〔全溝型〕のように、溝
部分500Aをシリンダ311の高さH1の全体にわた
って設けるとともに、図1の〔イ−イ縦断面〕のよう
に、溝部分500Aの両端を蓋体351・352で閉塞
して、吸入穴500の先端部分を縦長四角形の穴にした
ものである。
【0029】つまり、この第1実施例は、概括的には、
第1には、円形内面311Bをもつシリンダ311と、
上記の円形内面311Bの中心311Cから偏心、例え
ば、距離d1だけ偏心した円形外面320Aをもつロー
タ320と、上記のシリンダ311と上記のロータ32
0との端面を閉塞する蓋体351・352とを設け、
【0030】上記の円形内面311Bと上記の円形外面
320Aとを密接させて上記のロータ320を回転する
ことにより、上記のシリンダ311と上記のロータ32
0との間に形成した三日月状の間隙室311Xを回転さ
せ、
【0031】上記のシリンダ311の部分、すなわち、
シリンダ枠部分311Aに保持されながら弾力的に上記
の円形外面320Aに接するベーン325によって上記
の間隙室311Xを吸入室311X1と加圧室311B
2とに仕切るとともに、
【0032】上記のベーン325に隣接して上記の吸入
室311B1の上記のシリンダ311の部分、すなわち
シリンダ枠部分311Aに設けた吸入穴500から流体
を吸入して、上記のベーン325に隣接して上記の加圧
室311X2のシリンダ311の部分、すなわち、シリ
ンダ枠部分311Aに設けた吐出穴701から圧縮した
上記の流体を吐出する構成をもつ回転型圧縮機構300
において、
【0033】 上記のシリンダ311の高さ方向に沿っ
た溝部分500Aを上記の吸入穴500Aの上記の円形
内面311Bの箇所に設けることにより、上記の流体の
吸入抵抗を低減させる吸入抵抗低減手段を設けた上記の
第1の構成を構成しているものである。
【0034】また、第2には、上記の第1の構成におい
て、上記の溝部分500Aを上記のシリンダ311の高
さH1の全体にわたって設けるとともに、上記の蓋体3
51・352によって上記の溝部分500Aの両端を閉
塞した上記の第2の構成を構成しているものである。
【0035】そして、具体的には、図1の〔全溝型〕に
おいて、溝部分500Aの幅B2は吸入穴500の内径
D2と同一の寸法にするとともに、シリンダ311の高
さH1の全体にわたって設けてある。
【0036】また、溝部分500Aの深さC2は、最大
の場合、蓋体351・352の外径D3の周縁によって
溝部分500Aの上下の端面が覆われるとともに、その
周縁から溝部分500Aの端までの重なり部分から流体
が漏れない程度までが可能であるが、最小の場合、実験
によれば、吸入穴500の内径D2の1/2程度でも有
効に作用する。
【0037】したがって、この第1実施例によれば、図
6における口径D1を吸入穴500の内径D2と同じ小
さい値の幅B2にしているが、溝部分500Aがシリン
ダ311の高さH1の方向に広げられているため、その
広げられた分だけ吸入部分の実質的な口径が広げられた
ことなるので、この広げられた分だけ吸入抵抗を低減で
き、その低減分だけ圧縮能率が向上する。
【0038】〔第2実施例〕以下、図1の〔半溝型〕と
〔イ−イ縦断面〕とにより第2実施例を説明する。この
第2実施例の構成が上記の第1実施例の構成と異なる箇
所は、溝部分500Bのように、溝部分の高さを、シリ
ンダ311の高さH1よりも小さく、例えば、高さH1
の70〜80%程度の高さH2にして、溝部分500A
の上下の部分に、シリンダ311の円形内面311B部
分を残すようにした箇所である。なお、幅B2は、上記
の第1実施例の場合と同様である。
【0039】したがって、概括的には、上記の第1実施
例における上記の第1の構成と同様の構成を構成してい
ることになるものである。また、この第2実施例の構成
は、蓋体351・352の外径D3を大きくできない構
成の場合にも利用できるという利点がある。なお、圧縮
能率の向上分は第1実施例の場合よりも、若干、少なく
なるが、従来技術の構成よりも向上させ得るものであ
る。
【0040】〔第3実施例〕以下、図2・図3により第
3実施例を説明する。この第3実施例が図7・図8の第
4従来技術の構成と異なる箇所は、図7・図8の回転型
圧縮機構300の部分における吸入穴500のシリンダ
311の円形内面311Bの箇所に、上記の第1実施例
における溝部分500Aまたは上記の第2実施例におけ
る溝部分500Bを設けて構成したものである。
【0041】したがって、この第3実施例の構成は、概
括的には、冷媒圧縮装置1000において、上記の第1
の構成または第2の構成による回転型圧縮機構300を
設ける第3の構成を構成していることになるものであ
る。そして、第1実施例・第2実施例の構成と同様に圧
縮能率が向上する。
【0042】〔変形実施〕この発明は次のように変形し
て実施することを含むものである。 (1)第1実施例・第2実施例の構成におけるロータ3
20を、上記の第2従来技術の構成に、上記の第3従来
技術・第3実施例と同様に、スライドリングを設けたも
のに変更して構成する。
【0043】(2)第1実施例〜第3実施例の構成にお
ける吐出穴701を、上記の第2従来技術と同様に、蓋
体351または蓋体352の部分、または、それに相当
する部分に設けて構成する。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、吸入
穴のシリンダ内面側にシリンダの高さ方向に広げるだけ
のごく簡便な構造によって吸入抵抗を低減させているの
で、簡便安価な圧縮能率のよい回転型圧縮機構ならびに
その利用装置を提供できるなどの特長が得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図3はこの発明の実施例を、また、図4
〜図8は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりであ
る。
【図1】全体構成斜視・横断面・縦断面図
【図2】全体構成縦断面図
【図3】全体構成横断面図
【図4】全体構成斜視・横断面・縦断面図
【図5】全体構成横断面図
【図6】全体構成横断面図
【図7】全体構成縦断面図
【図8】全体構成横断面図
【符号の説明】
200 電動機 210 固定子 211 巻線 212 磁心 220 回転子 221 巻線 222 磁心 230 回転子軸 231 貫通穴 231A・231B 油導穴 300 回転型圧縮機構 310 外殻部分 312 上方軸受部分 313 下方軸受部分 311 シリンダ 311A シリンダ枠部分 311B 円形内面 311C 中心 311X 間隙室 311X1 吸入室 311X2 加圧室 320 ロータ 320A 円形外面 321 ロータ本体 321A 外周 322 スライドリング 320S 軸 320R 軸受 325 ベーン 326 スプリング 351 蓋体 352 蓋体 401 潤滑油 403 振り撒き方向 410 潤滑油入口 420 潤滑油吸込ポンプ 421 縦型スクリュー 422 吸入口 500 吸入穴 500A 溝部分 601 冷媒 700 吐出部 701 吐出穴 900 密閉容器 901 空間部分 910 上蓋部分 1000 冷媒圧縮装置 a 吸入方向 b 吐出方向 B2 幅 C2 深さ D1 口径 D2 内径 D3 外径 d1 偏心距離 H1 高さ H2 高さ P1 接触点 P2 接触点 θ1 通過角度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形内面をもつシリンダと、前記円形内
    面の中心から偏心した円形外面をもつロータと、前記シ
    リンダと前記ロータとの端面を閉塞する蓋体とを設け、
    前記円形内面と前記円形外面とを密接させて前記ロータ
    を回転することにより、前記シリンダと前記ロータとの
    間に形成した三日月状の間隙室を回転させ、前記シリン
    ダの部分に保持されながら弾力的に前記円形外面に接す
    るベーンによって前記間隙室を吸入室と加圧室とに仕切
    るとともに、前記ベーンに隣接して前記吸入室の前記シ
    リンダの部分に設けた吸入穴から流体を吸入して、前記
    ベーンに隣接して前記加圧室のシリンダの部分に設けた
    吐出穴から圧縮した前記流体を吐出する構成をもつ回転
    型圧縮機構であって、 前記シリンダの高さ方向に沿った溝部分を前記吸入穴の
    前記円形内面の箇所に設けることにより、前記流体の吸
    入抵抗を低減させる吸入抵抗低減手段を具備することを
    特徴とする回転型圧縮機構。
  2. 【請求項2】 前記溝部分を前記シリンダの高さ全体に
    わたって設けるとともに、前記蓋体によって前記溝部分
    の両端を閉塞したことを特徴とする請求項1の回転型圧
    縮機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の回転型圧
    縮機構を具備することを特徴とする冷媒圧縮装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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