JP2001280258A - 冷凍システム制御装置及び方法 - Google Patents

冷凍システム制御装置及び方法

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JP2001280258A
JP2001280258A JP2000099656A JP2000099656A JP2001280258A JP 2001280258 A JP2001280258 A JP 2001280258A JP 2000099656 A JP2000099656 A JP 2000099656A JP 2000099656 A JP2000099656 A JP 2000099656A JP 2001280258 A JP2001280258 A JP 2001280258A
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temperature
control
drive winding
control parameter
gas compressor
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JP2000099656A
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Akira Shimada
明 島田
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変動によっても制御系が安定し、速応性
に優れた冷凍システム制御装置及び方法を提供する。 【解決手段】 バルブ41を駆動する駆動巻線51は、
油圧駆動アクチュエータ20に一体型であることが多
く、駆動巻線51の抵抗値Rは温度Tの上昇に伴って増
加する。そのため、駆動電圧Vと電流Iを検出できれ
ば、等価電気回路モデルを基に抵抗値Rは算出でき、抵
抗値Rを基に温度Tを推定することができる。そこで、
密度ρと粘性摩擦係数cとを温度の関数として予めモデ
ル化しておけば、各推定値に対応した制御が可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍システム制御装
置及び方法に係わり、特に温度変動によっても制御系が
安定し、速応性に優れた冷凍システム制御装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】可変容量型気体圧縮機10の断面図を図
4に、図4中のA−A矢視線断面図を図5に示す。可変
容量型気体圧縮機10は、自動車に搭載され、この可変
容量型気体圧縮機10の吸入口1に接続された図示しな
いエバポレータ内に流す冷媒ガスの状態量を変化させる
ことで、自動車の車室内の温度Tinを目標温度T
制御するというように用いられている。シリンダ3は、
フロントヘッド5とリアサイドブロック7間に挟装され
ている。シリンダ3内にはロータ9が回転可能に配設さ
れている。
【0003】ロータ9は回転軸11に貫通固定されてい
る。回転軸11は、エンジンにより回転駆動されるよう
になっている。ロータ9の外周には径方向にベーン溝1
3が形成され、ベーン溝13にはベーン15が摺動可能
に装着されている。そして、ベーン15は、ロータ9の
回転時には遠心力とベーン溝13底部の油圧とによりシ
リンダ3の内壁に付勢される。
【0004】シリンダ3内は、ロータ9、ベーン15、
15・・により複数の小室に仕切られている。これらの
小室は圧縮室17、17・・と称され、ロータ9の回転
により容積の大小変化を繰り返す。
【0005】そして、このように、ロータ9が回転して
圧縮室17、17・・の容積が変化すると、その容積変
化により吸入口1より低圧冷媒ガスを吸気し圧縮する。
シリンダ3及びリアサイドブロック7の周端部にはケー
ス19が固定され、このケース19の内部には、吐出室
21が形成されている。
【0006】圧縮室17で圧縮された高圧冷媒ガスは、
吐出ポート23、吐出弁25を介して吐出室21に送ら
れる。そして、冷媒ガスは吐出室21から吐出口27を
経て図示しない凝縮器へと送られる。
【0007】この可変容量型気体圧縮機10は油圧駆動
アクチュエータ20を備えている。油圧駆動アクチュエ
ータ20は、車室内温度Tinにより冷媒ガスの吐出容
量を可変調節可能なようになっている。油圧駆動アクチ
ュエータ20の一構成例を図6に示す。
【0008】図6において、バルブ41はプランジャ4
3により移動されるようになっている。バルブ41は油
圧制御室45に貫通され、その移動量の変化により油圧
制御室45内の容積を可変可能なようになっている。
【0009】油圧制御室45の右端部には駆動シャフト
47が移動自在に内蔵されている。駆動シャフト47の
所定位置には切欠48が設けられ、この切欠48には揺
動自在にピン49が通されている。バルブ41の開閉に
より、油圧制御室45には高圧の油が供給される。
【0010】そして、この油は駆動シャフト47の周囲
の隙間を漏れることで低圧となり、図中右方より排出さ
れる。ここに、油圧制御室45内は中圧圧力となり、こ
の圧力は、主にバルブ41の開閉によって生じる油の流
入量Q1と駆動シャフト47の周囲の隙間から出て行く
油流量Q2の差から決定される。
【0011】プランジャ43は、駆動巻線51に電流が
流されることで発生した電磁力により吸引され右方に移
動される。プランジャ43の左端にはバネ53が配設さ
れ、駆動巻線51の電磁力に抗してプランジャ43を左
方に引いている。また、駆動シャフト47の右端にはバ
ネ55が配設され、駆動シャフト47を左方に押してい
る。
【0012】制御板29は、フロントヘッド5内にシリ
ンダ3の側部に面するように配設されている。制御板2
9には切り欠き29aが2か所に施されている。この切
り欠き29aは、シリンダ3の内部と吸入口1に通じる
吸入室31間を連通させる。一方、制御板29の切り欠
きの無い部分、シリンダ3の内壁及びベーン15により
閉鎖された空間には圧縮室17が形成される。
【0013】制御板29を右回転させれば切り欠き29
aが右方向に回転されたことにより、圧縮室17が形成
される位置も右側に移動し、このときの圧縮室17の容
量も小さくなる。このように、制御板29を回動させる
ことで、吐出容量を調節可能である。
【0014】ピン49の一端は、制御板29に固定さ
れ、制御板29の回動は、ピン49を介して駆動シャフ
ト47により行われる。バルブ41を開度調節すること
で油圧制御室45に吐出室21より油を注入し、このと
きの油圧により駆動シャフト47を直進運動させる。
【0015】そして、この直進運動をピン49を介して
回転運動に変換して、制御板29を回動させる。油の注
入量は、バルブ41の開度を変更することで変えること
が可能である。この開度の変更は、図7に示すデューテ
ィー比を変えることで行っている。このデューティー比
は電圧信号(平均電圧V)として駆動巻線51に印加さ
れる。
【0016】デューティ比は、駆動回路の最大電圧を1
00%とした場合の、平均出力電圧に相当する信号で0
〜100%の値を取る。デューティ比は、用いる駆動回
路がPWMインバータ回路の場合は、スイッチングのオ
ン時間/周期の比と一致し、平均出力電圧を指示するこ
とになり、駆動回路にリニア増幅回路を用いている場合
は、瞬時出力電圧/最大出力電圧の比と一致し、結果的
に駆動回路は瞬時出力電圧を出力する。ここでは、両者
共に同じ機能に当るため、共に一括して、平均電圧Vと
呼ぶ。
【0017】制御板29は、油圧制御室45内の制御圧
力Pと吸入室31内の圧力Pの差圧に従いバネ55
による弾性力との均衡のもとに回動される。ここに、バ
ルブ41を流れる油の流量Qは(係数c)×(開口面積
S)×√(2×圧力差dP/油密度ρ)で決定される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、油密度
ρは温度依存性が高い。また、駆動シャフト47の粘性
摩擦係数cも油の温度に大きく依存する。かかる場合
に、油圧駆動アクチュエータ20の動特性は大きく変動
する。
【0019】一方、油圧駆動アクチュエータ20には、
必ずしも温度センサを設けたり、駆動シャフト47の位
置または速度を検出するセンサを設けることができない
場合がある。このような場合に、油圧駆動アクチュエー
タ20により駆動されるシステムは制御性能が安定せ
ず、時には不安定になることが有り得る。
【0020】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、温度変動によっても制御系が安定し、速
応性に優れた冷凍システム制御装置及び方法を提供する
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、駆動
巻線に流す電流量を可変することで容量可変が行える可
変容量型気体圧縮機と、該可変容量型気体圧縮機により
冷却された室内の空気温度を検出する温度検出手段と、
該温度検出手段で検出された空気温度を温度目標値と比
較し偏差を出力する偏差算出手段と、該偏差算出手段よ
り出力された偏差を基に制御量を演算し、かつ該制御量
を電気信号として前記駆動巻線に出力する制御手段と、
該制御手段から出力された前記電気信号の電圧を検出す
る電圧検出手段と、前記駆動巻線を流れる電流量を検出
する電流検出手段と、該電流検出手段で検出した電流量
及び前記電圧検出手段で検出した電圧を基に前記駆動巻
線の温度を演算する駆動巻線温度演算手段と、前記制御
手段の制御パラメータと前記駆動巻線の温度との関係を
予め取得し、該駆動巻線の温度に適した前記制御パラメ
ータの関係をデータ化した制御パラメータ・駆動巻線温
度関係データと、該制御パラメータ・駆動巻線温度関係
データが保存される保存手段と、前記駆動巻線温度演算
手段で演算された前記駆動巻線の温度を基に前記保存手
段に保存された制御パラメータ・駆動巻線温度関係デー
タから前記制御パラメータを選択する制御パラメータ選
択手段と、前記制御パラメータを前記制御パラメータ選
択手段で選択された値に変更する制御パラメータ変更手
段とを備えて構成した。
【0022】可変容量型気体圧縮機は、駆動巻線に流す
電流量を可変することで容量可変が行える。温度検出手
段では、可変容量型気体圧縮機により冷却された室内の
空気温度を検出可能である。偏差算出手段では、温度検
出手段で検出された空気温度を温度目標値と比較し偏差
を出力する。
【0023】制御手段では、偏差算出手段より出力され
た偏差を基に制御量を演算し、かつこの制御量を電気信
号として駆動巻線に出力する。電圧検出手段では、制御
手段から出力された電気信号の電圧を検出する。一方、
電流検出手段では、駆動巻線を流れる電流量を検出す
る。
【0024】駆動巻線温度演算手段では、電流検出手段
で検出した電流量及び電圧検出手段で検出した電圧を基
に駆動巻線の温度を演算する。この際の温度計算は、抵
抗値の温度依存式に基づいて処理する。そして、制御手
段の制御パラメータと駆動巻線の温度との関係を予め取
得し、この駆動巻線の温度に適した制御パラメータの関
係をデータ化した制御パラメータ・駆動巻線温度関係デ
ータを作成する。
【0025】駆動巻線の温度が上昇することにより、油
の温度も上昇する。このとき、油密度ρや粘性摩擦係数
cが変動し、可変容量型気体圧縮機の容量可変は精度良
く行われなくなる。
【0026】このため、駆動巻線の温度毎に最適な制御
パラメータを対応付けしてデータ化しておくこととす
る。駆動巻線の温度毎とは、温度範囲を段階的に区切
り、各段階毎に対応付けをしてもよいし、また連続的に
各パラメータと対応付けしてもよい。この制御パラメー
タ・駆動巻線温度関係データは保存手段に保存する。
【0027】制御パラメータ選択手段では、駆動巻線温
度演算手段で演算された駆動巻線の温度を基に、保存手
段に保存された制御パラメータ・駆動巻線温度関係デー
タから制御パラメータを選択する。制御パラメータ変更
手段では、制御パラメータを制御パラメータ選択手段で
選択された値に変更する。
【0028】以上により、特別なセンサを付加すること
なく駆動巻線温度を推定し、この推定温度情報に基づい
て制御系の制御パラメータを変更することにより、温度
変化に不感な冷凍システム制御装置を実現可能である。
このため、この制御は安定性と速応性に優れる。
【0029】また、本発明は、駆動巻線に流す電流量を
可変することで容量可変が行える可変容量型気体圧縮機
と、該可変容量型気体圧縮機により冷却された室内の空
気温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段で検
出された空気温度を温度目標値と比較し偏差を出力する
偏差算出手段と、該偏差算出手段より出力された偏差を
基に制御量を演算し、かつ該制御量を電気信号として前
記駆動巻線に出力する制御手段と、該制御手段から出力
された前記電気信号の電圧を検出する電圧検出手段と、
前記駆動巻線を流れる電流量を検出する電流検出手段
と、該電流検出手段で検出した電流量及び前記電圧検出
手段で検出した電圧を基に前記駆動巻線の温度を演算す
る駆動巻線温度演算手段と、前記駆動巻線の温度、前記
電流量及び前記可変容量型気体圧縮機の周囲温度の関係
を予め取得し、該関係が保存されたテーブルと、前記制
御手段の制御パラメータと前記可変容量型気体圧縮機の
周囲温度との関係を予め取得し、該可変容量型気体圧縮
機の周囲温度と該周囲温度に適した前記制御パラメータ
の関係をデータ化し、保存した制御パラメータ・可変容
量型気体圧縮機周囲温度関係データと、前記電流検出手
段で検出した電流量及び前記駆動巻線温度演算手段で演
算された前記駆動巻線の温度から前記可変容量型気体圧
縮機の周囲温度を演算する可変容量型気体圧縮機周囲温
度演算手段と、該可変容量型気体圧縮機周囲温度演算手
段で演算された前記可変容量型気体圧縮機の周囲温度に
基づき前記制御パラメータ・可変容量型気体圧縮機周囲
温度関係データから前記制御パラメータを選択する制御
パラメータ選択手段と、前記制御パラメータを前記制御
パラメータ選択手段で選択された値に変更する制御パラ
メータ変更手段とを備えて構成した。
【0030】駆動巻線温度演算手段では、電流検出手段
で検出した電流量及び電圧検出手段で検出した電圧を基
に駆動巻線の温度を演算する。そして、駆動巻線の温
度、電流量及び可変容量型気体圧縮機の周囲温度の関係
を予め取得し、この関係をテーブルとして保存する。
【0031】また、制御手段の制御パラメータと可変容
量型気体圧縮機の周囲温度との関係を予め取得し、この
可変容量型気体圧縮機の周囲温度とこの周囲温度に適し
た制御パラメータの関係をデータ化し、制御パラメータ
・可変容量型気体圧縮機周囲温度関係データとして保存
する。
【0032】可変容量型気体圧縮機周囲温度演算手段で
は、電流検出手段で検出した電流量及び駆動巻線温度演
算手段で演算された駆動巻線の温度から可変容量型気体
圧縮機の周囲温度を演算する。
【0033】制御パラメータ選択手段では、可変容量型
気体圧縮機周囲温度演算手段で演算された可変容量型気
体圧縮機の周囲温度に基づき、制御パラメータ・可変容
量型気体圧縮機周囲温度関係データから制御パラメータ
を選択する。
【0034】即ち、請求項1とは異なり、駆動巻線の温
度では無く、可変容量型気体圧縮機の周囲温度を用い
て、この周囲温度に対応させた制御パラメータを選択す
るようにする。
【0035】このことにより、温度変化による影響を最
も受けやすい油分の通路周辺における温度を用いて一層
良好な制御パラメータを選択出来る。
【0036】更に、本発明は、前記温度検出手段におけ
る温度検出、前記偏差算出手段による偏差の算出、前記
制御手段による制御量の演算及び該制御量の前記駆動巻
線への出力は第1の周期で更新され、前記電圧検出手段
における電圧検出、前記電流検出手段における電流検
出、前記駆動巻線温度演算手段による前記駆動巻線の温
度演算、前記制御パラメータ選択手段による前記制御パ
ラメータの選択、前記制御パラメータ変更手段によるパ
ラメータ値の変更及び/又は前記可変容量型気体圧縮機
周囲温度演算手段による前記可変容量型気体圧縮機の周
囲温度演算は第2の周期で更新されることを特徴とす
る。
【0037】第1の周期と第2の周期は同期させてもよ
いが、異ならせてもよい。同期させた場合には制御が簡
単になり、異ならせた場合には、例えば演算時間の空き
を利用する等により効率良い制御が行える。
【0038】更に、本発明は冷凍システムの制御方法で
あって、駆動巻線に流す電流量を可変することで容量可
変が行える可変容量型気体圧縮機を用いた冷凍システム
において、該可変容量型気体圧縮機により冷却された室
内の空気温度を温度検出手段により検出し、該温度検出
手段で検出した空気温度を温度目標値と比較し偏差を出
力し、該偏差を基に制御手段により制御量を演算し、か
つ該制御量を電気信号として前記駆動巻線に出力し、該
電気信号の電圧を電圧検出手段により検出し、前記駆動
巻線を流れる電流量を電流検出手段により検出し、該電
流検出手段で検出した電流量及び前記電圧検出手段で検
出した電圧を基に前記駆動巻線の温度を演算し、前記制
御手段の制御パラメータと前記駆動巻線の温度との関係
を予め取得し、該駆動巻線の温度に適した前記制御パラ
メータの関係をデータ化し、該データを保存しておき、
前記駆動巻線の温度を基に前記保存されているデータか
ら前記制御パラメータを選択し、前記制御パラメータを
選択された値に変更することを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
ついて説明する。図1に、本発明の第1実施形態の構成
図を示す。尚、図4〜図7と同一要素のものについては
同一符号を付して説明は省略する。
【0040】図1において、可変容量型気体圧縮機10
は、自動車の車室61内の温度T を制御するのに配
設されている。温度Tinは空気温度センサ63により
検出されるようになっている。この検出された温度T
inは、偏差算出器65により目標温度Tと比較さ
れ、偏差eが出力されるようになっている。
【0041】この偏差eは、制御器60に入力されるよ
うになっている。制御器60は、PID制御部67、ロ
ーパスフィルタ69及び飽和要素71で構成されてい
る。PID制御部67は、積分ゲインK、微分ゲイン
、比例ゲインKの制御パラメータを有している。
【0042】また、ローパスフィルタ69はフィルタ定
数Fを有している。飽和要素71より出力された信号は
デューティー比であり、この平均電圧Vが駆動巻線温度
演算部73に入力されるようになっている。
【0043】デューティー比はアンプ75により増幅さ
れ、駆動巻線51に出力されるようになっている。アン
プ75の出力からは、駆動巻線51に流れる電流が検出
され、駆動巻線温度演算部73に入力されるようになっ
ている。
【0044】駆動巻線温度演算部73では、駆動巻線5
1の温度が演算され、この温度に適した制御器60の制
御パラメータK、K、K、Fが選択されるように
なっている。そして、選択された結果により、制御器6
0の制御パラメータが変更されるようになっている。
【0045】次に、本発明の第1実施形態の動作を説明
する。バルブ41を駆動する駆動巻線51は、油圧駆動
アクチュエータ20に一体型であることが多く、駆動巻
線51の抵抗値Rは温度Tの上昇に伴って増加する。そ
のため、駆動電圧Vと電流Iを検出できれば、等価電気
回路モデルを基に抵抗値Rは算出でき、抵抗値Rを基に
温度Tを推定することができる。そこで、密度ρと粘性
摩擦係数cとを温度の関数として予めモデル化しておけ
ば、各推定値に対応した制御が可能になる。
【0046】以下、詳細を説明する。PWM制御等のス
イッチング回路によって駆動電圧を得ている場合はその
平均電圧値Vを算出する。デューティー比の平均電圧V
は、電源電圧(例えば12ボルト)×デューティー比/
100〔%〕で求められる。駆動巻線51の平均電圧V
は、駆動巻線51に流れる電流Iと数1の関係にある。
【0047】
【数1】V=RI+LdI/dt+K
【0048】ここに、Rは駆動巻線51の巻線抵抗、L
は自己誘導インダクタンス、Kはプランジャ43の移
動速度に伴い生ずる誘起電圧定数、Vは誘起電圧であ
る。
【0049】いま、電流変化が電気的時定数te=L/
Rに比して遅い場合及び誘起電圧定数Kが小さい
か、プランジャ43の移動速度が小さい場合には、数1
の第2項、第3項を省略出来、駆動巻線51の平均電圧
Vは、駆動巻線51に流れる電流IとV=RIの関係に
なる。一方、巻線抵抗Rは温度Tと数2の関係がある。
【0050】
【数2】R=R(1+αT)
【0051】ここに、Rは基準値(低温)、αは正の
係数、Tは「温度−基準温度」である。これより、温度
Tは、数3のように求められる。
【0052】
【数3】 T=(R/R−1)/α =(V/(I・R)−1)/α
【0053】これを一定時間ts1毎に繰り返すことで
T値は更新される。このことにより、バルブ41自体が
取り付けられている可変容量型気体圧縮機10の温度T
がわかり、可変容量型気体圧縮機10の熱交換効率が推
定できる。
【0054】図2に示すように、温度Tは温度範囲毎に
n個の領域に分割されている。そして、この各温度領域
に対する制御則1、制御則2、…、制御則nを用意す
る。各制御則は、各温度範囲毎に異なる油密度ρや粘性
摩擦係数cの影響を最小限に抑えられる制御となるよう
に実験的に予め算出しておき、その最適な対応関係をコ
ンピュータに保存しておく。
【0055】そして、一定時間毎に数3を用いて温度T
を求め、対応する領域に相当する制御則を求める。求め
られた制御則に応じ、制御器60の制御パラメータ(積
分ゲインK、微分ゲインK、比例ゲインK、フィ
ルタ定数F)を変更する。その後、この制御則を実施す
る。温度領域が隣の領域に変化したら、制御則も切替え
る。
【0056】可変容量型気体圧縮機10は冷凍システム
の核となる要素の一つであるため、可変容量型気体圧縮
機10の温度Tも冷凍システムの動作に影響する。この
ために、算出温度Tをシステムの状態推定に用いること
ができ、その結果、高効率な冷凍システム動作が可能に
なる。
【0057】以上により、バルブ41の動作が温度変動
によらず安定化する。特別なセンサを付加することなく
駆動巻線51の温度を推定し、この推定温度情報に基づ
いて制御器60の制御パラメータを変更することによ
り、温度変化に不感な自動車の車室内制御を行うことが
出来る。この制御は安定性と速応性に優れる。
【0058】また、本発明の第1実施形態では、温度T
は温度範囲毎にn個の領域に分割されているとして説明
したが、nを無限とし、連続関数として温度Tと制御則
を関連付けることも可能である。
【0059】即ち、制御則を温度を伴う関数として求
め、変化させる。例えば、PID制御則の場合、u=K
*(e)+K*積分(e)+K*微分(e)がし
ばしば利用されるが、積分ゲインK、微分ゲイン
、比例ゲインKをTの関数として逐次更新させ
る。
【0060】なお、本発明の第1実施形態の構成はコン
ピュータシステムにより実現可能である。この際、温度
Tの更新周期ts1と制御演算周期ts2は同じでも異
なっても良い。
【0061】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。抵抗Rの温度上昇は外部環境からの熱伝導と駆動
電流Iによる発熱によって生じる。そこで、単数または
複数の基準温度での駆動電流変化に対する温度上昇が予
めわかれば、外気温度を逆算でき、制御に活かせる。
【0062】本発明の第2実施形態は、本発明の第1実
施形態と推定すべき温度の算出地点が異なる点で相違す
る。即ち、駆動巻線51の温度Tを推定するのでは無
く、油圧駆動アクチュエータ20の周囲温度Tenv
推定し、この周囲温度Tenvを用いて、この周囲温度
envに対応させた制御パラメータを選択するように
する。
【0063】図3に基づき、この油圧駆動アクチュエー
タ20の周囲温度Tenvの推定方法を説明する。駆動
巻線51の温度Tは、駆動巻線51の駆動電流Iと周囲
温度Tenvの関数T=T(I、Tenv)と表わされ
る。周囲温度Tenv固定で電流Iを変化させる測定
と、電流I固定で周囲温度Tenvを変化させる測定か
ら図3に示すような2次元テーブル又は近似関数を得
る。
【0064】次に、駆動巻線51の温度Tをまず数3に
基づき算出し、この算出結果と電流Iから周囲温度T
envを逆算する。そして、この周囲温度Tenvを基
に本発明の第1実施形態と同様に、対応する領域に相当
する制御則を求める。
【0065】なお、周囲温度Tenvと制御則の対応は
本発明の第1実施形態と同様に予め最適な対応関係を実
験等で求めておき、その結果のデータを保存しておくよ
うにする。求められた制御則に応じ、制御器60の制御
パラメータ(積分ゲインK、微分ゲインK、比例ゲ
インK、フィルタ定数F)を本発明の第1実施形態と
同様に変更する。
【0066】このように、駆動巻線51の温度Tに代え
て油圧駆動アクチュエータ20の周囲温度Tenvを推
定し、用いることで、温度変化による影響を最も受けや
すい油分の通路周辺における温度を用いて一層良好な制
御パラメータを選択出来る。
【0067】なお、本発明の各実施形態は、冷凍システ
ムに関わらず、電磁駆動型のアクチュエータが組み込ま
れている機械全般に適用可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駆
動巻線温度演算手段で演算された駆動巻線の温度を基
に、制御パラメータ・駆動巻線温度関係データから制御
パラメータを選択するように構成したので、温度変化に
不感な冷凍システム制御装置を実現可能である。また、
この制御は安定性と速応性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の構成図
【図2】 温度Tと制御則の関係を示す図
【図3】 油圧駆動アクチュエータの周囲温度の推定方
法を説明する図
【図4】 可変容量型気体圧縮機の断面図
【図5】 図4中のA−A矢視線断面図
【図6】 油圧駆動アクチュエータの一構成例
【図7】 デューティー比を説明する図
【符号の説明】
10 可変容量型気体圧縮機 20 油圧駆動アクチュエータ 29 制御板 41 バルブ 43 プランジャ 45 油圧制御室 47 駆動シャフト 48 切欠 49 ピン 51 駆動巻線 53、55バネ 60 制御器 61 車室 63 空気温度センサ 65 偏差算出器 67 PID制御部 69 ローパスフィルタ 71 飽和要素 73 駆動巻線温度演算部 75 アンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動巻線に流す電流量を可変することで
    容量可変が行える可変容量型気体圧縮機と、該可変容量
    型気体圧縮機により冷却された室内の空気温度を検出す
    る温度検出手段と、該温度検出手段で検出された空気温
    度を温度目標値と比較し偏差を出力する偏差算出手段
    と、該偏差算出手段より出力された偏差を基に制御量を
    演算し、かつ該制御量を電気信号として前記駆動巻線に
    出力する制御手段と、該制御手段から出力された前記電
    気信号の電圧を検出する電圧検出手段と、前記駆動巻線
    を流れる電流量を検出する電流検出手段と、該電流検出
    手段で検出した電流量及び前記電圧検出手段で検出した
    電圧を基に前記駆動巻線の温度を演算する駆動巻線温度
    演算手段と、前記制御手段の制御パラメータと前記駆動
    巻線の温度との関係を予め取得し、該駆動巻線の温度に
    適した前記制御パラメータの関係をデータ化した制御パ
    ラメータ・駆動巻線温度関係データと、該制御パラメー
    タ・駆動巻線温度関係データが保存される保存手段と、
    前記駆動巻線温度演算手段で演算された前記駆動巻線の
    温度を基に前記保存手段に保存された制御パラメータ・
    駆動巻線温度関係データから前記制御パラメータを選択
    する制御パラメータ選択手段と、前記制御パラメータを
    前記制御パラメータ選択手段で選択された値に変更する
    制御パラメータ変更手段とを備えたことを特徴とする冷
    凍システム制御装置。
  2. 【請求項2】 駆動巻線に流す電流量を可変することで
    容量可変が行える可変容量型気体圧縮機と、該可変容量
    型気体圧縮機により冷却された室内の空気温度を検出す
    る温度検出手段と、該温度検出手段で検出された空気温
    度を温度目標値と比較し偏差を出力する偏差算出手段
    と、該偏差算出手段より出力された偏差を基に制御量を
    演算し、かつ該制御量を電気信号として前記駆動巻線に
    出力する制御手段と、該制御手段から出力された前記電
    気信号の電圧を検出する電圧検出手段と、前記駆動巻線
    を流れる電流量を検出する電流検出手段と、該電流検出
    手段で検出した電流量及び前記電圧検出手段で検出した
    電圧を基に前記駆動巻線の温度を演算する駆動巻線温度
    演算手段と、前記駆動巻線の温度、前記電流量及び前記
    可変容量型気体圧縮機の周囲温度の関係を予め取得し、
    該関係が保存されたテーブルと、前記制御手段の制御パ
    ラメータと前記可変容量型気体圧縮機の周囲温度との関
    係を予め取得し、該可変容量型気体圧縮機の周囲温度と
    該周囲温度に適した前記制御パラメータの関係をデータ
    化し、保存した制御パラメータ・可変容量型気体圧縮機
    周囲温度関係データと、前記電流検出手段で検出した電
    流量及び前記駆動巻線温度演算手段で演算された前記駆
    動巻線の温度から前記可変容量型気体圧縮機の周囲温度
    を演算する可変容量型気体圧縮機周囲温度演算手段と、
    該可変容量型気体圧縮機周囲温度演算手段で演算された
    前記可変容量型気体圧縮機の周囲温度に基づき前記制御
    パラメータ・可変容量型気体圧縮機周囲温度関係データ
    から前記制御パラメータを選択する制御パラメータ選択
    手段と、前記制御パラメータを前記制御パラメータ選択
    手段で選択された値に変更する制御パラメータ変更手段
    とを備えたことを特徴とする冷凍システム制御装置。
  3. 【請求項3】 前記温度検出手段における温度検出、前
    記偏差算出手段による偏差の算出、前記制御手段による
    制御量の演算及び該制御量の前記駆動巻線への出力は第
    1の周期で更新され、前記電圧検出手段における電圧検
    出、前記電流検出手段における電流検出、前記駆動巻線
    温度演算手段による前記駆動巻線の温度演算、前記制御
    パラメータ選択手段による前記制御パラメータの選択、
    前記制御パラメータ変更手段によるパラメータ値の変更
    及び/又は前記可変容量型気体圧縮機周囲温度演算手段
    による前記可変容量型気体圧縮機の周囲温度演算は第2
    の周期で更新されることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の冷凍システム制御装置。
  4. 【請求項4】 駆動巻線に流す電流量を可変することで
    容量可変が行える可変容量型気体圧縮機を用いた冷凍シ
    ステムにおいて、該可変容量型気体圧縮機により冷却さ
    れた室内の空気温度を温度検出手段により検出し、該温
    度検出手段で検出した空気温度を温度目標値と比較し偏
    差を出力し、該偏差を基に制御手段により制御量を演算
    し、かつ該制御量を電気信号として前記駆動巻線に出力
    し、該電気信号の電圧を電圧検出手段により検出し、前
    記駆動巻線を流れる電流量を電流検出手段により検出
    し、該電流検出手段で検出した電流量及び前記電圧検出
    手段で検出した電圧を基に前記駆動巻線の温度を演算
    し、前記制御手段の制御パラメータと前記駆動巻線の温
    度との関係を予め取得し、該駆動巻線の温度に適した前
    記制御パラメータの関係をデータ化し、該データを保存
    しておき、前記駆動巻線の温度を基に前記保存されてい
    るデータから前記制御パラメータを選択し、前記制御パ
    ラメータを選択された値に変更することを特徴とする冷
    凍システム制御方法。
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