JP2001277107A - ウェーハ研磨用ヘッド及びこれを用いた研磨装置 - Google Patents

ウェーハ研磨用ヘッド及びこれを用いた研磨装置

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JP2001277107A
JP2001277107A JP2000099649A JP2000099649A JP2001277107A JP 2001277107 A JP2001277107 A JP 2001277107A JP 2000099649 A JP2000099649 A JP 2000099649A JP 2000099649 A JP2000099649 A JP 2000099649A JP 2001277107 A JP2001277107 A JP 2001277107A
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wafer
polishing
head
polishing head
vibration
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Tatsunobu Kobayashi
達宜 小林
Hiroshi Tanaka
弘志 田中
Haruyoshi Emori
治義 江森
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Mitsubishi Materials Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーハの研磨精度を向上させることができ
るウェーハ研磨用ヘッド及びこれを用いた研磨装置を提
供する。 【解決手段】 ウェーハ研磨用ヘッド1において、下面
がウェーハ支持面6aとされる大略円盤形状のサブキャ
リア6を設け、ウェーハ支持面6aには、全面にわたっ
て防振シート11を貼り付ける。防振シート11の少な
くともその一部を、シリコーンを主剤とした防振性を有
するゲル状物質によって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハな
どのウェーハ表面を研磨する装置に用いられるウェーハ
研磨用ヘッド及びこれを用いた研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体製造装置の高集積化に伴う
パターンの微細化が進んでおり、特に多層構造の微細な
パターンの形成が容易かつ確実に行われるために、パタ
ーンが形成される半導体ウェーハ自体及びパターンを形
成する過程における半導体ウェーハの表面を極力平坦化
させることが重要となってきている。例えば、パターン
の形成は光リソグラフィを用いて行っているが、パター
ンが微細化するにつれて光リソグラフィの焦点深度は浅
くなる。そして、パターンの精度を確保するため、また
露光時の焦点調節を容易にするためには、ウェーハ表面
での凹凸の差を焦点深度以下に納められるようにするこ
と(平坦化すること)が要求される。また、ベアウェー
ハの研磨においても、ウェーハの大径化に伴い、平坦化
への要求が厳しくなってきている。その場合、半導体ウ
ェーハ(以下、単にウェーハという)の表面を研磨する
ために平坦化の度合いが高い化学的機械的研磨法(CM
P法)が脚光を浴びている。
【0003】CMP法とは、SiO2を用いたアルカリ
性スラリーやSeO2を用いた中性スラリー、あるいは
Al23を用いた酸性スラリー、砥粒剤等を用いたスラ
リー等(以下、これらを総称して砥粒剤という)を用い
て化学的・機械的にウェーハ表面を研磨し、平坦化する
方法である。そして、CMP法を用いてウェーハの表面
を研磨する装置としては、例えば図7に示されるものが
ある。
【0004】この研磨装置100は、図7の要部拡大斜
視図に概略的に示すように、中心軸102に取り付けら
れた円板状のプラテン103上に例えば硬質ウレタンか
らなる研磨パッド104が設けられ、この研磨パッド1
04に対向してかつ研磨パッド104の中心軸102か
ら偏心した位置に、ウェーハWを保持するウェーハ研磨
用ヘッド105を自転可能にして配設したものである。
研磨装置100は、ウェーハ研磨用ヘッド105によっ
てウェーハWを研磨パッド104の表面に当接させた状
態で保持し、かつウェーハWと研磨パッド104との間
に砥粒剤Sを介在させた状態で研磨パッド104とウェ
ーハWとを相対的に移動させることで、ウェーハWの片
面を研磨するものである。ここで、図7で示す研磨装置
100は一例であって、ウェーハ研磨用ヘッド105を
複数設けたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
研磨装置100においては、研磨パッド104とウェー
ハWとを相対移動させることによってウェーハWを研磨
するという性質上、研磨条件や研磨パッド104、ウェ
ーハWの表面状態によっては、ウェーハWまたはウェー
ハ研磨用ヘッド105、もしくはこれら両方に振動が生
じる場合がある。このようにウェーハWやウェーハ研磨
用ヘッド105に振動が生じると、ウェーハWの研磨精
度が低下する要因となる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ウェーハの研磨精度を向上させることができ
るウェーハ研磨用ヘッド及びこれを用いた研磨装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載のウェーハ研磨用ヘッドにお
いては、プラテン上に貼付された研磨パッドの表面に、
該研磨パッドに対して相対的に移動しつつウェーハを押
し付けて該ウェーハの研磨を行うウェーハ研磨用ヘッド
であって、前記ウェーハを支持するウェーハ支持面に防
振シートが設けられており、該防振シートは、少なくと
もその一部が、シリコーンを主剤とした防振性を有する
ゲル状物質によって構成されていることを特徴とする。
【0008】このように構成されるウェーハ研磨用ヘッ
ドにおいては、ウェーハ支持面に防振シートが設けられ
ているので、ウェーハの研磨時にウェーハに振動が生じ
にくく、また振動が生じたとしてもその振動が弱められ
る。また、ウェーハ研磨用ヘッドに振動が生じても、そ
の振動がウェーハに伝わりにくい。シリコーンを主剤と
した防振性を有するゲル状物質は、一般的な防振ゴム等
に比べて振動吸収性が高く、また柔軟性も優れており、
優れた防振性能を有している。また、表面が乾燥した状
態では粘着性を有するために、ウェーハを付着させて保
持することが可能であり、ウェーハをウェーハ研磨用ヘ
ッドに保持するインサートの役割も果たすことができ
る。ここで、防振シートは、全体を前記ゲル状物質で構
成してもよく、また、ゲル状物質のシートと従来よりイ
ンサートに用いられる材質からなるシートとを張り合わ
せてなる複層構造としてもよい。また、ウェーハ研磨用
ヘッドを用いてウェーハの研磨を行った場合には、ウェ
ーハは、研磨によって生じる加工熱を受けて加熱され
る。このようにウェーハの温度が上昇すると、熱変形が
生じるので、ウェーハの加工精度が低下する要因とな
る。本発明では、防振シートにシリコーンを主剤とした
ゲル状物質が用いられている。シリコーンはそれ自体が
高い熱伝導率を有しているので、ウェーハに生じた加工
熱は、ゲル状物質を介して速やかにウェーハ研磨用ヘッ
ドに伝達され、ウェーハの温度上昇が抑制される。ま
た、ゲル状物質は変形が容易であってウェーハ及びウェ
ーハ研磨用ヘッドに密着することができるので、ウェー
ハやウェーハ研磨用ヘッドに対してより効率的に熱のや
りとりを行うことができる。ここで、シリコーンを主剤
とするゲル状物質は、添加物を添加することでさらに熱
伝導率を向上させることができる。
【0009】請求項2記載のウェーハ研磨用ヘッドにお
いては、プラテン上に貼付された研磨パッドの表面に、
該研磨パッドに対して相対的に移動しつつウェーハを押
し付けて該ウェーハの研磨を行うウェーハ研磨用ヘッド
であって、大略円盤形状をなすキャリアと、該キャリア
の下面に張られて、該下面との間に圧力調整機構によっ
て内圧を調整される流体室を形成するとともに自身の下
面で前記ウェーハを受ける可撓膜とを有し、該可撓膜
は、少なくともその一部が、シリコーンを主剤とした防
振性を有するゲル状物質によって構成されていることを
特徴とする。
【0010】このように構成されるウェーハ研磨用ヘッ
ドにおいては、可撓膜の下面によってウェーハが受けら
れ、圧力調整機構によって流体室の内圧を調整すること
で、可撓膜を介してウェーハに加えられる圧力、すなわ
ちウェーハに加えられる研磨圧力が調整される。ここ
で、可撓膜は、少なくともその一部が、シリコーンを主
剤とした防振性を有するゲル状物質によって構成されて
いるので、ウェーハの研磨時にウェーハに振動が生じに
くく、また振動が生じたとしてもその振動が弱められ
る。また、ウェーハ研磨用ヘッドに振動が生じても、そ
の振動がウェーハに伝わりにくい。また、前記ゲル状物
質は、表面が乾燥した状態では粘着性を有するために、
ウェーハを付着させて保持することが可能であり、ウェ
ーハをウェーハ研磨用ヘッドに保持するインサートの役
割も果たすことができる。ここで、可撓膜は、全体を前
記ゲル状物質で構成してもよく、また、ゲル状物質の膜
体と従来可撓膜に用いられる材質(例えば繊維補強ゴム
など)からなる膜体とを張り合わせてなる複層構造とし
てもよい。また、可撓膜にシリコーンを主剤としたゲル
状物質が用いられているので、ウェーハに生じた加工熱
は速やかにキャリアに伝達され、ウェーハの温度上昇が
抑制される。
【0011】請求項3記載のウェーハ研磨用ヘッドにお
いては、プラテン上に貼付された研磨パッドの表面に、
該研磨パッドに対して相対的に移動しつつウェーハを押
し付けて該ウェーハの研磨を行うウェーハ研磨用ヘッド
であって、該ウェーハ研磨用ヘッドは、複数の部材から
構成されており、これら部材同士の接続部分には、少な
くともその一部が、シリコーンを主剤とした防振性を有
するゲル状物質によって構成される防振部材が介装され
ていることを特徴とする。
【0012】このように構成されるウェーハ研磨用ヘッ
ドにおいては、ウェーハ研磨用ヘッドを構成する部材同
士の接続部分に防振性を有するゲル状物質を用いた防振
部材が介装されているので、ウェーハ研磨用ヘッドまた
はウェーハに生じた振動をウェーハ研磨用ヘッド内で吸
収することができる。また、シリコーンを主剤とした防
振性を有するゲル状物質は、一般的に機械等の防振に用
いられる防振ゴム等に比べて優れた防振性能を有してお
り、十分な防振性能を維持しつつ防振部材の厚みを薄く
することができるので、わずかな隙間にも配置すること
ができる。ここで、ウェーハ研磨用ヘッドを用いてウェ
ーハの研磨を行った場合には、ウェーハ及びウェーハ研
磨用ヘッドは、研磨によって生じる加工熱を受けて加熱
される。このようにウェーハやウェーハ研磨用ヘッドの
温度が上昇すると、これらに熱変形が生じるので、ウェ
ーハの加工精度が低下する要因となる。本発明では、ウ
ェーハ研磨用ヘッドを構成する各部材間に介装される防
振部材にシリコーンを主剤としたゲル状物質が用いられ
ている。これによって、ウェーハからウェーハ研磨用ヘ
ッドに伝わった加工熱またはウェーハ研磨用ヘッド自体
に生じた加工熱もしくはこれら両方が速やかにウェーハ
研磨用ヘッド全体に伝達されてより効率的に放熱され、
ウェーハ及びウェーハ研磨用ヘッドの温度上昇が抑制さ
れる。また、ウェーハ研磨用ヘッドを構成する部材の内
部の温度勾配が小さくなって、各部材の熱変形が抑えら
れる。
【0013】請求項4記載のウェーハ研磨用ヘッドにお
いては、プラテン上に貼付された研磨パッドの表面に、
該研磨パッドに対して相対的に移動しつつウェーハを押
し付けて該ウェーハの研磨を行うウェーハ研磨用ヘッド
であって、大略円盤形状をなし、下面側で前記ウェーハ
を受けるキャリアを有しており、該キャリアの周囲に
は、少なくともその一部が、シリコーンを主剤とするゲ
ル状物質からなる熱伝導体が設けられていることを特徴
とする。このように構成されるウェーハ研磨用ヘッドに
おいては、ウェーハを受けるキャリアに、少なくともそ
の一部が、シリコーンを主剤とするゲル状物質からなる
熱伝導体が設けられている。これによって、ウェーハか
らキャリアに伝わった加工熱が速やかに放熱され、ウェ
ーハ及びキャリアの温度上昇が抑制される。
【0014】請求項5記載のウェーハ研磨用ヘッドにお
いては、表面に研磨パッドが貼付されたプラテンと、研
磨すべきウェーハの一面を保持して他面を前記研磨パッ
ドに当接させるウェーハ研磨用ヘッドとを備え、前記ウ
ェーハを前記研磨パッドに当接させた状態で前記プラテ
ンと前記ウェーハとを相対移動させることで該ウェーハ
の研磨を行う研磨装置であって、前記ウェーハ研磨用ヘ
ッドとして、請求項1から4のいずれかに記載のウェー
ハ研磨用ヘッドを備えることを特徴とする。このように
構成される装置においては、請求項1から4のいずれか
に記載のウェーハ研磨用ヘッドのもたらす作用を得るこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】〔第一の実施の形態〕以下、本発
明の第一の実施の形態におけるウェーハ研磨用ヘッド及
びこれを用いた研磨装置について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第一の実施の形態のウェーハ研磨用
ヘッドを示す正断面図である。本発明の研磨装置は、例
えば図7に示す従来の研磨装置100とほぼ同様の構成
からなるものであって、ウェーハ研磨用ヘッドとして本
発明のウェーハ研磨用ヘッド1を用いたものである。
【0016】図1において、ウェーハ研磨用ヘッド1
は、天板部3及び筒状に形成された周壁部4とからなる
ヘッド本体2と、ヘッド本体2内に張られたダイヤフラ
ム5と、ダイヤフラム5の下面にヘッド本体2と略同心
にして固定されて、その下面がウェーハ支持面6aとさ
れる大略円盤形状のサブキャリア6と、サブキャリア6
の外周下部にサブキャリア6と略同心にして設けられた
円環状のリテーナリング7とを備えている。ここで、ダ
イヤフラム5は、例えば繊維補強ゴムなどの可撓性を有
する部材によって構成されており、ヘッド本体2内と外
部とを仕切ってヘッド本体2内に流体室8を形成すると
ともに、流体室8の内圧を受けることで、サブキャリア
6及びリテーナリング7とともにヘッド軸線方向に変位
するものである。流体室8には、圧力調整機構9が接続
されており、圧力調整機構9によって流体室8の内圧を
調整することで、ダイヤフラム5を介してキャリア6を
ヘッド軸線方向に押圧する圧力、すなわちサブキャリア
6がウェーハWを研磨パッド104に押し付ける圧力
(研磨圧力)を調整するものである。リテーナリング7
は、研磨時には研磨パッド104の表面に当接し、ウェ
ーハWの周囲をおさえて係止する他、研磨パッド104
の表面に適切な力で押圧されることで、ウェーハWの周
辺での研磨パッド104の変形を低減させ、研磨される
ウェーハWの周辺だれ(ふちだれ)を防止するものであ
る。
【0017】サブキャリア6の下面、すなわちウェーハ
支持面6aには、全面にわたって防振シート11が貼り
付けられている。防振シート11は、少なくともその一
部が、シリコーンを主剤とした防振性を有するゲル状物
質によって構成されている。本実施の形態では、防振シ
ート11全体をゲル状物質によって構成している。シリ
コーンを主剤とした防振性を有するゲル状物質は、一般
的な防振ゴム等に比べて振動吸収性が高く、また柔軟性
も優れており、優れた防振性能を有している。また、表
面が乾燥した状態では粘着性を有するために、ウェーハ
Wを付着させて保持することが可能であり、ウェーハW
をウェーハ研磨用ヘッド1に保持するインサートの役割
も果たすことができる。また、シリコーンはそれ自体が
優れた熱伝導体であって、シリコーンを主剤としたゲル
状物質も高い熱伝導率を有している。
【0018】このように構成されるウェーハ研磨用ヘッ
ド1、及びこれを用いた研磨装置では、従来のウェーハ
研磨用ヘッド105及び研磨装置100と同様にしてウ
ェーハWの研磨が行われる。このとき、研磨条件その他
の要因によって、ウェーハ1またはウェーハ研磨用ヘッ
ド1、もしくはこれら両方には、これらを振動させるよ
うに働く力が作用する。しかし、ウェーハ研磨用ヘッド
1には、サブキャリア6のウェーハ支持面6aに、防振
シート11が貼り付けられており、ウェーハWの振動が
防振シート11に吸収されるので、ウェーハWに振動が
生じにくく、また振動が生じたとしてもその振動が弱め
られる。また、ウェーハ研磨用ヘッド1に振動が生じて
も、その振動が防振シート11に吸収され、ウェーハW
に伝わりにくい。
【0019】また、ウェーハWの研磨時には、ウェーハ
Wは、研磨によって生じる加工熱を受けて加熱される。
このようにウェーハWの温度が上昇すると、熱変形が生
じるので、ウェーハWの加工精度が低下する要因とな
る。本発明では、防振シート11に、熱伝導率の高いシ
リコーンを主剤としたゲル状物質が用いられており、ウ
ェーハに生じた加工熱は、ゲル状物質を介して速やかに
サブキャリア6に伝達され、ウェーハWの温度上昇が抑
制される。さらに、サブキャリア6の下面全体に熱がほ
ぼ均一に伝達されるので、サブキャリア6内での熱勾配
が小さくなり、サブキャリア6の熱変形が低減される。
また、ゲル状物質は変形が容易であってウェーハW及び
サブキャリア6に密着することができるので、ウェーハ
Wやサブキャリア6に対してより効率的に熱のやりとり
を行うことができる。ここで、シリコーンを主剤とする
ゲル状物質は、添加物を添加することでさらに熱伝導率
を向上させることができる。
【0020】このように構成されるウェーハ研磨用ヘッ
ド1、及びこれを用いた研磨装置によれば、ウェーハW
の研磨時に生じる振動による悪影響を低減させることが
でき、ウェーハWの研磨精度を向上させることができ
る。また、加工熱によるウェーハW及びサブキャリア6
の熱変形も抑えることができるので、ウェーハWの研磨
精度を向上させることができる。
【0021】ここで、上記実施の形態では、防振シート
として、全体をゲル状物質によって形成した防振シート
11を用いた例を示したが、これに限られることなく、
図2の一部拡大正断面図に示すように、ウェーハWに当
接する側に、従来よりウェーハWをウェーハ研磨用ヘッ
ドに吸着するのに用いていたインサート12aを配し、
他方の側にゲル状物質12bを配した構成の防振シート
12を用いてもよい。インサート12aは従来用いられ
てきた材質、例えば発泡ポリウレタン等によって構成さ
れるものを用いることができる。
【0022】〔第二の実施の形態〕以下、本発明の第二
の実施の形態におけるウェーハ研磨用ヘッド及びこれを
用いた研磨装置について図面を参照して説明する。図3
は本発明の第二の実施の形態のウェーハ研磨用ヘッドを
示す正断面図である。本発明の研磨装置は、例えば図7
に示す従来の研磨装置100とほぼ同様の構成からなる
ものであって、ウェーハ研磨用ヘッドとして本発明のウ
ェーハ研磨用ヘッド21を用いたものである。
【0023】図3において、ウェーハ研磨用ヘッド21
は、天板部23及び筒状に形成された周壁部24とから
なるヘッド本体22と、ヘッド本体22内に張られたダ
イヤフラム25と、ダイヤフラム25の下面にヘッド本
体22と略同心にして固定される大略円盤形状のサブキ
ャリア26と、サブキャリア26の外周下部にサブキャ
リア26と略同心にして設けられた円環状のリテーナリ
ング27とを備えている。ここで、ダイヤフラム25
は、例えば繊維補強ゴムなどの可撓性を有する部材によ
って構成されており、ヘッド本体22内と外部とを仕切
ってヘッド本体22内に第一の流体室28を形成すると
ともに、第一の流体室28の内圧を受けることで、サブ
キャリア26及びリテーナリング27とともにヘッド軸
線方向に変位するものである。また、流体室28には、
その内圧を調整するための第一の圧力調整機構29が接
続されている。
【0024】サブキャリア26の下面には、可撓性を有
する可撓膜31が張られている。可撓膜31は、その外
周縁をサブキャリア26に固定されて、サブキャリア2
6の下面との間に第二の圧力調整機構32によって内圧
を調整される第二の流体室33を形成している。可撓膜
31は、自身の下面でウェーハWを受けるものであっ
て、少なくともその一部が、シリコーンを主剤とした防
振性を有するゲル状物質によって構成されている。本実
施の形態では、可撓膜31全体をゲル状物質によって構
成している。
【0025】このように構成されるウェーハ研磨用ヘッ
ド21、及び研磨装置においては、従来のウェーハ研磨
用ヘッド105及び研磨装置100と同様にしてウェー
ハWの研磨が行われる。そして、可撓膜31の下面によ
ってウェーハWが受けられ、第二の圧力調整機構32に
よって第二の流体室33の内圧を調整することで、可撓
膜31を介してウェーハWに加えられる圧力、すなわち
ウェーハWに加えられる研磨圧力が調整される。
【0026】ここで、可撓膜31は、少なくともその一
部が、シリコーンを主剤とした防振性を有するゲル状物
質によって構成されているので、ウェーハWの研磨時に
ウェーハに振動が生じにくく、また振動が生じたとして
もその振動が弱められる。また、ウェーハ研磨用ヘッド
21に振動が生じても、その振動がウェーハWに伝わり
にくい。また、可撓膜31にシリコーンを主剤としたゲ
ル状物質が用いられているので、ウェーハWに生じた加
工熱は速やかにサブキャリア26に伝達され、ウェーハ
Wの温度上昇が抑制される。また、前記ゲル状物質は、
表面が乾燥した状態では粘着性を有するために、ウェー
ハWを付着させて保持することが可能であり、ウェーハ
Wをウェーハ研磨用ヘッド21に保持するインサートの
役割も果たすことができる。
【0027】このように構成されるウェーハ研磨用ヘッ
ド21、及びこれを用いた研磨装置によれば、ウェーハ
Wの研磨時に生じる振動による悪影響を低減させること
ができ、ウェーハWの研磨精度を向上させることができ
る。また、加工熱によるウェーハWの熱変形も抑えるこ
とができるので、ウェーハWの研磨精度を向上させるこ
とができる。
【0028】ここで、可撓膜31は、全体を前記ゲル状
物質で構成してもよく、また、図4(a)の一部拡大正
断面図に示すように、ゲル状物質の膜体36aと従来可
撓膜に用いられる材質(例えば繊維補強ゴムや可撓性を
有するプラスチックなど)からなる膜体36bとを張り
合わせてなる複層構造の可撓膜36を用いてもよい。ま
た、図4(b)に示すように、膜状のゲル状物質37a
を従来可撓膜に用いられる膜体37bによって挟み込ん
でなる可撓膜37を用いることもできる。
【0029】〔第三の実施の形態〕以下、本発明の第三
の実施の形態におけるウェーハ研磨用ヘッド及びこれを
用いた研磨装置について図面を参照して説明する。図5
は本発明の第三の実施の形態のウェーハ研磨用ヘッドを
示す正断面図である。本発明の研磨装置は、例えば図7
に示す従来の研磨装置100とほぼ同様の構成からなる
ものであって、ウェーハ研磨用ヘッドとして本発明のウ
ェーハ研磨用ヘッド41を用いたものである。
【0030】図5において、ウェーハ研磨用ヘッド41
は、第二の実施の形態に示したウェーハ研磨用ヘッド2
1において、サブキャリア26の代わりにサブキャリア
46を用い、また、サブキャリア46とダイヤフラム2
5との間に中間部材47を介装し、サブキャリア46
を、中間部材47に対して着脱を可能にして取り付けた
ものである。ここで、サブキャリア46の下面と可撓膜
31との間に形成される第二の流体室33には、ヘッド
本体22及び中間部材47を介して第二の圧力調整機構
32が接続されている。ウェーハ研磨用ヘッド41は、
例えばウェーハ研磨用ヘッド21ではダイヤフラム25
が弾性体であるために分解、組立を行うごとにダイヤフ
ラム25へのサブキャリアの取付精度が変動しやすかっ
たところを、ダイヤフラム25に対して中間部材47を
介してサブキャリア46を着脱可能とすることで、サブ
キャリア46の取付精度を一定に保つことが可能になる
などの利点を有している。
【0031】そして、ウェーハ研磨用ヘッド41におい
て、サブキャリア46とリテーナリング27との接続部
分、及びサブキャリア46と中間部材47との接続部分
には、少なくともその一部が、シリコーンを主剤とした
防振性を有するゲル状物質によって構成される防振部材
48が介装されている。本実施の形態では、防振部材4
8全体をゲル状物質によって構成している。
【0032】このように構成されるウェーハ研磨用ヘッ
ド41においては、ウェーハ研磨用ヘッド41を構成す
る部材同士の接続部分に防振性を有するゲル状物質を用
いた防振部材48が介装されているので、ウェーハ研磨
用ヘッド41またはウェーハWに生じた振動をウェーハ
研磨用ヘッド41内で吸収することができる。また、シ
リコーンを主剤とした防振性を有するゲル状物質は、一
般的に機械等の防振に用いられる防振ゴム等に比べて優
れた防振性能を有しており、十分な防振性能を維持しつ
つ、防振部材48の厚みを薄くすることができるので、
わずかな隙間にも配置することができる。また、ウェー
ハ及びウェーハ研磨用ヘッド(中でもサブキャリア46
とリテーナリング27)は、研磨によって生じる加工熱
を受けて加熱される。ウェーハ研磨用ヘッド41では、
ウェーハ研磨用ヘッド41の各部材間に介装される防振
部材48に、熱伝導率の高いゲル状物質が用いられてい
るので、ウェーハWからウェーハ研磨用ヘッド41に伝
わった加工熱またはウェーハ研磨用ヘッド41自体に生
じた加工熱もしくはこれら両方が速やかにウェーハ研磨
用ヘッド41全体に伝達されてより効率的に放熱され、
ウェーハW及びウェーハ研磨用ヘッド41の温度上昇が
抑制される。
【0033】このように構成されるウェーハ研磨用ヘッ
ド41、及びこれを用いた研磨装置によれば、ウェーハ
Wの研磨時に生じる振動による悪影響を低減させること
ができ、ウェーハWの研磨精度を向上させることができ
る。また、加工熱によるウェーハW及びウェーハ研磨用
ヘッド41の熱変形も抑えることができるので、ウェー
ハWの研磨精度を向上させることができる。
【0034】ここで、防振部材48は、全体を前記ゲル
状物質で構成してもよく、また、ゲル状物質と従来防振
部材に用いられてきた材質(例えば防振ゴムなど)とを
張り合わせて複層構造としてもよい。また、本実施の形
態では、ウェーハ研磨用ヘッド41を、第二の実施の形
態に示すウェーハ研磨用ヘッド21において、サブキャ
リア26の代わりにサブキャリア46を設け、ダイヤフ
ラム25とサブキャリア46との間に中間部材47を設
けたものに防振部材48を設けた例を示したが、これに
限られることなく、本発明は、例えば第一の実施の形態
に示すウェーハ研磨用ヘッド1においてダイヤフラム5
とサブキャリア6との間に中間部材を介装したものな
ど、複数の部材によって構成される任意のウェーハ研磨
用ヘッドに適用することができる。
【0035】〔第四の実施の形態〕以下、本発明の第四
の実施の形態におけるウェーハ研磨用ヘッド及びこれを
用いた研磨装置について図面を参照して説明する。図6
は本発明の第一の実施の形態のウェーハ研磨用ヘッドを
示す正断面図である。本発明の研磨装置は、例えば図7
の従来の研磨装置100とほぼ同様の構成からなるもの
であって、ウェーハ研磨用ヘッドとして本発明のウェー
ハ研磨用ヘッド51を用いたものである。
【0036】図6に示すように、ウェーハ研磨用ヘッド
51は、第一の実施の形態に示すウェーハ研磨用ヘッド
1において、サブキャリア6の代わりに、サブキャリア
56を用いたものである。サブキャリア56は、大略円
盤形状をなし、かつ外周面の上部に、その全周にわたっ
て切り欠き56aが形成されたものであって、この切り
欠き56aには、少なくとも一部が、シリコーンを主剤
としたゲル状物質からなる熱伝導体57が取り付けられ
たものである。本実施の形態では、熱伝導体57全体を
ゲル状物質によって構成している。ここで、サブキャリ
ア56の外周面の下部は、リテーナリング7の内周面7
aを受けて、サブキャリア56とリテーナリング7との
ヘッド軸線方向の相対的な移動を案内するガイド面56
bとされている。また、本実施の形態では、ダイヤフラ
ム5は内周側が開口された大略円環形状をなしており、
その開口部に露出されるサブキャリア56の上面にも、
熱伝導体57が取り付けられている。
【0037】本実施の形態のウェーハ研磨用ヘッド51
によれば、ウェーハWを受けるサブキャリア56には、
少なくともその一部が、シリコーンを主剤とするゲル状
物質からなる熱伝導体57が設けられている。これによ
って、ウェーハWからサブキャリア56に伝わった加工
熱が速やかに放熱され、ウェーハW及びサブキャリア5
6の温度上昇が抑制される。このように、加工熱による
ウェーハW及びサブキャリア56の熱変形を抑えること
ができるので、ウェーハWの研磨精度を向上させること
ができる。
【0038】ここで、熱伝導体57は、全体を前記ゲル
状物質で構成してもよく、また、ゲル状物質と従来熱伝
導体として用いられてきた材質とを張り合わせて複層構
造としてもよい。この場合には、サブキャリア56と接
する側にゲル状物質を用いることで、熱伝導体をサブキ
ャリア56により密着させることができ、より効率よく
放熱を行うことができる。また、本実施の形態では、ウ
ェーハ研磨用ヘッド51を、第一の実施の形態に示すウ
ェーハ研磨用ヘッド1において、サブキャリア6の代わ
りにサブキャリア56を用いて、このサブキャリア56
に熱伝導体57を取り付けた例を示したが、これに限ら
れることなく、例えば第二、第三の実施の形態に示すウ
ェーハ研磨用ヘッド21、41のサブキャリア26、4
6に熱伝導体57を設けてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1から3に記載のウェー
ハ研磨用ヘッド、及びこれを用いた研磨装置によれば、
ウェーハの研磨時に生じる振動による悪影響を低減させ
ることができ、ウェーハの研磨精度を向上させることが
できる。また、加工熱によるウェーハの熱変形も抑える
ことができるので、ウェーハの研磨精度を向上させるこ
とができる。
【0040】請求項4記載のウェーハ研磨用ヘッド、及
びこれを用いた研磨装置によれば、ウェーハ及びキャリ
アの温度上昇が抑制され、これらの熱変形が抑えられる
ので、ウェーハの研磨精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態におけるウェーハ
研磨用ヘッドを示す正断面図である。
【図2】 本発明の第一の実施の形態のウェーハ研磨用
ヘッドに用いられる防振シートの構成の他の例を示す一
部拡大正断面図である。
【図3】 本発明の第二の実施の形態におけるウェーハ
研磨用ヘッドを示す正断面図である。
【図4】 本発明の第二の実施の形態のウェーハ研磨用
ヘッドに用いられる可撓膜の構成の他の例を示す一部拡
大正断面図である。
【図5】 本発明の第三の実施の形態におけるウェーハ
研磨用ヘッドを示す正断面図である。
【図6】 本発明の第四の実施の形態におけるウェーハ
研磨用ヘッドを示す正断面図である。
【図7】 従来の研磨装置の構造を示す要部拡大斜視図
である。
【符号の説明】
1、21、41、51 ウェーハ研磨用ヘッド 11、
12 防振シート 6、26、46、56 サブキャリア 32
第二の圧力調整機構 33 第二の流体室 31、
36、37 可撓膜 48 防振部材 57
熱伝導体 100 研磨装置 103
プラテン 104 研磨パッド W ウ
ェーハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江森 治義 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 3C058 AB04 CB01 DA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテン上に貼付された研磨パッドの表
    面に、該研磨パッドに対して相対的に移動しつつウェー
    ハを押し付けて該ウェーハの研磨を行うウェーハ研磨用
    ヘッドであって、 前記ウェーハを支持するウェーハ支持面に防振シートが
    設けられており、 該防振シートは、少なくともその一部が、シリコーンを
    主剤とした防振性を有するゲル状物質によって構成され
    ていることを特徴とするウェーハ研磨用ヘッド。
  2. 【請求項2】 プラテン上に貼付された研磨パッドの表
    面に、該研磨パッドに対して相対的に移動しつつウェー
    ハを押し付けて該ウェーハの研磨を行うウェーハ研磨用
    ヘッドであって、 大略円盤形状をなすキャリアと、該キャリアの下面に張
    られて、該下面との間に圧力調整機構によって内圧を調
    整される流体室を形成するとともに自身の下面で前記ウ
    ェーハを受ける可撓膜とを有し、 該可撓膜は、少なくともその一部が、シリコーンを主剤
    とした防振性を有するゲル状物質によって構成されてい
    ることを特徴とするウェーハ研磨用ヘッド。
  3. 【請求項3】 プラテン上に貼付された研磨パッドの表
    面に、該研磨パッドに対して相対的に移動しつつウェー
    ハを押し付けて該ウェーハの研磨を行うウェーハ研磨用
    ヘッドであって、 該ウェーハ研磨用ヘッドは、複数の部材から構成されて
    おり、 これら部材同士の接続部分には、少なくともその一部
    が、シリコーンを主剤とした防振性を有するゲル状物質
    によって構成される防振部材が介装されていることを特
    徴とするウェーハ研磨用ヘッド。
  4. 【請求項4】 プラテン上に貼付された研磨パッドの表
    面に、該研磨パッドに対して相対的に移動しつつウェー
    ハを押し付けて該ウェーハの研磨を行うウェーハ研磨用
    ヘッドであって、 大略円盤形状をなし、下面側で前記ウェーハを受けるキ
    ャリアを有しており、 該キャリアの周囲には、少なくともその一部が、シリコ
    ーンを主剤とするゲル状物質からなる熱伝導体が設けら
    れていることを特徴とするウェーハ研磨用ヘッド。
  5. 【請求項5】 表面に研磨パッドが貼付されたプラテン
    と、 研磨すべきウェーハの一面を保持して他面を前記研磨パ
    ッドに当接させるウェーハ研磨用ヘッドとを備え、 前記ウェーハを前記研磨パッドに当接させた状態で前記
    プラテンと前記ウェーハとを相対移動させることで該ウ
    ェーハの研磨を行う研磨装置であって、 前記ウェーハ研磨用ヘッドとして、請求項1から4のい
    ずれかに記載のウェーハ研磨用ヘッドを備えることを特
    徴とする研磨装置。
JP2000099649A 2000-03-31 2000-03-31 ウェーハ研磨用ヘッド及びこれを用いた研磨装置 Withdrawn JP2001277107A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109719617A (zh) * 2017-10-30 2019-05-07 凯斯科技股份有限公司 基板处理装置
KR20190049421A (ko) * 2017-10-30 2019-05-09 주식회사 케이씨텍 기판 처리 장치

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