JP2001277011A - スローアウェイチップ及びスローアウェイチップ用ホルダ - Google Patents
スローアウェイチップ及びスローアウェイチップ用ホルダInfo
- Publication number
- JP2001277011A JP2001277011A JP2000099543A JP2000099543A JP2001277011A JP 2001277011 A JP2001277011 A JP 2001277011A JP 2000099543 A JP2000099543 A JP 2000099543A JP 2000099543 A JP2000099543 A JP 2000099543A JP 2001277011 A JP2001277011 A JP 2001277011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- holder
- holding
- tip
- seating surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/06—Drills with lubricating or cooling equipment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/02—Twist drills
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2251/00—Details of tools for drilling machines
- B23B2251/02—Connections between shanks and removable cutting heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2251/00—Details of tools for drilling machines
- B23B2251/28—Arrangement of teeth
- B23B2251/287—Cutting edges having different lengths
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2251/00—Details of tools for drilling machines
- B23B2251/48—Chip breakers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2251/00—Details of tools for drilling machines
- B23B2251/50—Drilling tools comprising cutting inserts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10S408/713—Tool having detachable cutting edge
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/89—Tool or Tool with support
- Y10T408/905—Having stepped cutting edges
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/89—Tool or Tool with support
- Y10T408/909—Having peripherally spaced cutting edges
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/89—Tool or Tool with support
- Y10T408/909—Having peripherally spaced cutting edges
- Y10T408/9095—Having peripherally spaced cutting edges with axially extending relief channel
- Y10T408/9097—Spiral channel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/89—Tool or Tool with support
- Y10T408/909—Having peripherally spaced cutting edges
- Y10T408/9098—Having peripherally spaced cutting edges with means to retain Tool to support
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
て、チップが穿孔加工時の抵抗を受けても安定して保持
されること。 【解決手段】取付ねじ3をねじ込み、ホルダ2の一対の
挟持片21,22間にチップ1を挟持して固定する。チ
ップ1の後部座面28をホルダ2のポケット23の底の
底部拘束面29に当接させ、穿孔加工時にチップ1が受
けるスラスト荷重の大部分を安定して受ける。底部拘束
面29が受けるスラスト力の一部は、チップ1の側部座
面31をホルダ2の挟持片21の側部拘束面32に押し
つける力に変換される。チップ1を挟持方向に対して略
直交する相異なる2方向に拘束し、安定して保持する。
Description
るドリル用のスローアウェイチップを取り付けてドリル
を形成するためのホルダに関するものである。
全体が一体に形成されたソリッド型ドリルがある。ま
た、前端に切刃を有するスローアウェイチップをねじ等
によりホルダに取外し可能に取り付けて、交換可能とし
た、いわゆるスローアウェイ型ドリルがある。このスロ
ーアウェイ型ドリルには、比較的、径の大きな穴を加工
する2チップ型のもの(例えば特開平10−29108
号公報参照)と、比較的、径の小さな穴を加工する1チ
ップ型のもの(例えば特開平11−188518号公報
参照)とがある。
は、チップをホルダの一対の挟持片間に区画されるポケ
ットに挿入して、両挟持片間にチップを挟持し、一方の
挟持片およびチップの各貫通孔を貫通させた取付ねじの
先端を他方の挟持片のねじ孔にねじ込むことにより、チ
ップをホルダに固定している。ところで、近年、ドリル
の小径化が要望されているが、小径化に際して、下記の
問題が予想される。
から回転方向にねじられるような力を受けており、これ
に伴って、一対の挟持片間の間隔が押し拡げられる傾向
にある。これに対して、小径化に伴って挟持片の肉厚が
薄くなると、各挟持片がより拡がり易くなる。また、ド
リルを小径化すると、取付ねじの径も相当小さくしなけ
ればならない(例えば、ドリルの呼び径10mmに対し
て、取付ねじの径を2.1〜2.2mm程度にする必要
がある。というのは、取付ねじの径が大きいと、この取
付ねじを挿通させるためのチップや挟持片の挿通孔の径
が大きくなり、チップや挟持片の強度が低下するので、
これを防止するためである。
線に沿って加工穴の底に強く押しつけられるため、強い
スラスト反力を受けており、このスラスト反力は上記の
小径の取付ねじで受けられる。小径の取付ねじでは、高
いスラスト荷重による剪断に耐えられないおそれがあ
り、また、上記の挟持片が押し拡げられることを阻止で
きないおそれがある。本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであり、本発明の目的は穿孔加工時の抵抗を受け
ても安定して保持することのできるスローアウェイチッ
プおよびスローアウェイチップ用ホルダを提供すること
である。
を達成するため、請求項1記載の発明は、ホルダの端部
に設けられた一対の挟持片間のポケットに収容され、一
対の挟持片により挟持された状態で、一対の挟持片を貫
く取付ねじにより固定されるスローアウェイチップにお
いて、側部に設けられ、各挟持片にそれぞれ当接する一
対の被挟持座面と、穿孔方向の前端に設けられた切刃
と、穿孔方向の後部に設けられポケットの底により受け
られる後部座面とを備え、この後部座面は被挟持座面に
略直交することを特徴とするスローアウェイチップを提
供するものである。
交するので、穿孔加工時において、チップを後部座面を
介してポケットの底へ押しつけるスラスト力が働いて
も、このスラスト力はホルダの一対の挟持片を互いに押
し拡げる力に変換されることがない。また、チップの後
部座面をポケットに底に当接させるレイアウトであれ
ば、後部座面をチップの回転軸線に直交させたり、ある
いは所定角度で傾斜させたりするレイアウトを自在に設
定でき、しかも広い座面を確保して、スラスト荷重を確
実に受けさせることができる。これにより、穿孔加工に
よるスラスト抵抗を受けるチップを安定して保持するこ
とが可及的に可能となる。
て、一方の被挟持座面に隣接する側部に設けられ、上記
一方の被挟持座面に対して略直角をなし且つ後部座面に
対して80度〜110度の角度をなす側部座面をさらに
備えることを特徴とするものである。本構成では、後部
座面と側部座面とでチップをその挟持方向に対して略直
交する相異なる2方向に拘束することが可能となり、穿
孔加工時に抵抗を受けるチップを安定して保持すること
が可能となる。また、側部座面を介して挟持片により受
けられる荷重は、該挟持片を他方の挟持片から押し拡げ
るような力として働くことがない。
て、上記後部座面はチップの回転軸線に直交する面に対
して45度未満の角度で傾斜し、後部座面の側部座面に
近い側の端部が側部座面から遠い側の端部よりも後方に
位置することを特徴とするものである。本構成では、後
部座面を介してポケットの底に負荷されるスラスト荷重
の一部が、チップの側部座面を挟持片の対応する拘束面
に押しつける力に変換される。これにより、チップが受
けるスラスト力に抗して、チップを安定して保持するこ
とが可能となる。
3において、穴の中央部を削る内刃を形成する第1のブ
ロックおよび孔の周縁部を削る外刃を形成する第2のブ
ロックを有し、側部座面は第1のブロックに形成される
ことを特徴とするものである。本構成では、穴の中央部
を削る内刃を形成する第1のブロックの外径は、穴の内
径に相当するホルダの外径よりも小さいので、ホルダに
チップの側部座面を受ける拘束面を設けることが可能で
ある。チップに側部座面を設けてその機能を果たさせる
ことが実質的に可能となる。
記載のドリル用スローアウェイチップを取り付けてスロ
ーアウェイ型のドリルを形成するホルダであって、軸状
のドリル本体と、このドリル本体の端部に設けられ、チ
ップを挟んで保持する一対の挟持片と、これら一対の挟
持片間に区画され、チップを挿入するためのポケット
と、このポケットの底に形成され、チップの後部座面に
当接して、チップの回転軸線に平行な方向の荷重を受け
る底部拘束面とを備えることを特徴とするスローアウェ
イチップ用ホルダを提供するものである。
スラスト力を、後部座面を介してポケットの底の底部拘
束面で確実に受けることができ、スラスト抵抗を受ける
チップを安定して保持することが可能となる。請求項6
記載の発明は、請求項5において、一方の挟持片に設け
られ、上記一方の挟持片の挟持面および底部拘束面に対
して略直交し、チップの側部座面に当接して挟持面に沿
うラジアル方向の荷重を受ける側部拘束面をさらに備え
ることを特徴とするものである。
でチップをその挟持方向に対して略直交する相異なる2
方向に拘束することが可能となり、穿孔加工時に抵抗を
受けるチップを安定して保持することが可能となる。ま
た、各拘束面を介して受けられる荷重は、挟持片を押し
拡げるような力として働くことがない。請求項7記載の
発明は、請求項6において、上記底部拘束面はホルダの
回転軸線に直交する面に対して45度未満で傾斜する傾
斜面からなり、チップの後部座面から受ける回転軸線に
平行な方向の荷重の一部をチップを側部拘束面に押し付
ける力に変換することを特徴とするものである。
けるスラスト荷重の一部が、チップの側部座面を挟持片
の側部拘束面に押しつける力に変換される。これによ
り、チップが受けるスラスト力に抗して、チップをより
安定して保持することが可能となる。
付図面を参照しつつ説明する。図1(a)および(b)
は本発明の一実施の形態のスローアウェイチップとこれ
を取り付けるホルダの分解斜視図であり、図1(a)は
チップの正面側から見た分解斜視図であり、図1(b)
はチップの背面側から見た分解斜視図である。これらの
図を参照して、スローアウェイチップ1は、穿孔方向の
前端に穴の中央部を削る内刃11と、穴の周縁部を削る
外刃12とを形成している。スローアウェイチップ1
は、内刃11を形成する板状の第1のブロック13と、
外刃12を形成する板状の第2のブロック14とを一体
に形成したものである。
とは、互いに重なり合う部分15を残して、その板面方
向に相互にずらされたような形状をなしている。上記の
重なり合う部分15での肉厚が最も厚くなっており、こ
の重なり合う部分15を板厚方向に貫通する貫通孔1a
が形成されている。この貫通孔1aはチップ1をホルダ
2に取り付けるための取付ねじ3を挿通させるためのも
のである。チップ1は互いに背中合わせの2表面(すな
わち、各ブロック13,14の外側の表面に相当)に、
一対の被挟持座面としての第1の座面1bおよび第2の
座面1cを形成しており、上記の貫通孔1aはこれら第
1および第2の座面1b,1cに開口している。チップ
1の穿孔方向の後端には、穿孔加工時にチップ1が受け
る主にスラスト荷重(回転軸線に沿う方向の荷重)をホ
ルダ2に与える略L字形形状をなす後部座面28が形成
され、また、チップ1の第1のブロック13の側部に
は、第1の座面1bと略直交し、チップ1が受ける主に
ラジアル荷重をホルダ2に与える側部座面31が形成さ
れている。
および取付ねじ3にてチップ1を取り付けた状態のホル
ダの別角度からの側面図である図2(b)を参照して、
ホルダ2は、軸状のドリル本体4とシャンク5とを同軸
上に設けており、シャンク5の周面の一部には、当該ホ
ルダ2がツールホルダ(図示せず)に取り付けられたと
きに回り止めの働きをする平坦面5aが形成されてい
る。図1(a)および(b)並びに図2(a)を参照し
て、ドリル本体4の前端にはチップ1を挟んで挟持する
ための一対の挟持片21,22が形成されており、これ
ら一対の挟持片21,22の挟持面26,27間に、チ
ップ1を挿入するためのポケット23が区画されてい
る。このポケット23にチップ1を挿入した状態で、取
付ねじ3を挟持片21の貫通孔21aおよびチップ1の
貫通孔1aに挿通させ、挟持片22のねじ孔22aにね
じ込むことにより、チップ1がホルダ2に挟持固定され
る。
して、一方の挟持片21は内刃11を形成する第1のブ
ロック13に対応して、その挟持面26が第1のブロッ
ク13の被挟持座面としての第1の座面1bに当接す
る。他方の挟持片22は外刃12を形成する第2のブロ
ック14に対応して、その挟持面27が第2のブロック
14の被挟持座面としての第2の座面1cに当接する。
また、図1(a)および(b)に示すように、ポケット
23の底には、チップ1の後部座面28に当接して、チ
ップ1の回転軸線に沿う方向のスラスト荷重を主として
受ける底部拘束面29が形成されている。また、挟持片
21の一側縁には、チップ1の側部座面31に当接して
主にラジアル荷重を受ける側部拘束面32が形成されて
いる。また、ドリル本体4の周面には、穿孔加工時の切
屑を加工穴の外へ排出するためのらせん状のフルート溝
24,25が形成されている。
5の端部からドリル本体4の基端部にかけて、その中心
を貫くようにして冷却液を流す孔からなる大径の第1の
通液孔6が形成され、また、この第1の通液孔6に連通
して、ドリル本体4の基端部からポケット23の底にま
で達する第2の通液孔7が形成されている。さらに、第
1のブロック13に対応する挟持片21の挟持面26に
は、上記第2の通液孔7に連通し、挟持片21の基端か
ら先端まで達する断面半円弧状をなす通液溝8が形成さ
れている。通液溝8は冷却液をチップ1に直接接触させ
て流すので、冷却効果が高い。
向、および挟持面に沿うラジアル方向にどのように拘束
されるかを示す模式的断面図である。図4においては、
チップ1は断面として表わされておらず、また、ホルダ
2のドリル本体4の断面のハッチングは省略してある。
図4を参照して、チップ1の後部座面28およびホルダ
2の底部拘束面29は、回転軸線30に直交する面33
に沿って形成されるか、或いは回転軸線30に直交する
面33に対して角度A1をなして傾斜している。この角
度A1としては、チップ1が受けるスラスト荷重の大部
分を底部拘束面29にて受けるためには、45度未満に
設定されなければならない。この中でも、角度A1の好
ましい範囲は、7度〜25度である。例えば角度A1は
15度に設定される。
る第1の端部34は、側部座面31から遠い側となる第
2の端部35よりも穿孔方向の後方に位置するように、
後部座面28は傾斜している。一方、チップ1の側部座
面31およびホルダ2の側部拘束面32が、後部座面2
8および底部拘束面29に対してなす角度A2は、略直
角をなすように設定される。この角度A2の好ましい範
囲は、80度〜110度である。例えば95度に設定さ
れる。
が回転軸線30に対してなす角度A3は、上記の角度A
1と角度A2とから、A3=A1+A2−90で表され
る。例えば、角度A1が15度で、角度A2が95度で
ある場合には、角度A3は20度となる。穿孔加工時の
チップ1は、回転軸線30に平行な方向に沿うスラスト
荷重を受ける。このため、チップ1の後部座面28から
底部拘束面29にスラスト荷重Fが与えられるが、この
スラスト荷重Fは底部拘束面29に垂直な方向の力R
と、底部拘束面29に沿ってチップ1を側部拘束面31
側へ押す力Gとに分解される。すなわち、底部拘束面2
9がスラスト荷重Fの一部をチップ1を側部拘束面31
に押し付ける力に変換させる。
と後部座面28および側部座面31が第1の座面1bに
対して略直交し、ホルダ2に関していうと底部拘束面2
9および側部拘束面31が挟持面26,27に対して略
直交するので、チップ1に働くスラスト荷重が一対の挟
持片21,22を互いに押し拡げる力に変換されること
がない。特に、チップ1の後端の後部座面28をポケッ
ト23の底の底部拘束面29に当接させるレイアウトを
採用するので、上記の角度A1の設定の自由度を高くで
き、したがって、広い座面を確保してスラスト荷重を確
実に受けさせることができる。その結果、穿孔加工によ
るスラスト抵抗を受けるチップ1を安定して保持するこ
とができる。
29と側部座面31に対応する側部拘束面32とで、チ
ップ1をその挟持方向(図4において紙面に垂直な方向
である)に対して略直交する相異なる2方向に拘束する
ので、チップ1をより安定して保持することができる。
また、側部座面31を内刃11を形成する第1のブロッ
ク13に設けたので、側部座面1を受ける側部拘束面3
2をホルダ2に設けることが実質的に可能となる。とい
うのは、第1のブロック13の外径は、穴の内径に相当
するホルダ12の外径よりも小さいからである。
21の側部拘束面32を押す力Hは、挟持片21の挟持
面26の幅方向に平行な方向に沿って働き、この幅方向
に関しては、挟持片21が変形し難いので、何ら問題が
ない。また、本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲で種々の変更を施すことができ
る。
とこれを取り付けるホルダの分解斜視図であり、(a)
はチップの正面側から見た分解斜視図であり、(b)は
チップの背面側から見た分解斜視図である。
ねじにてチップを取り付けた状態のホルダの別角度から
の側面図である。
図である。
断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】ホルダの端部に設けられた一対の挟持片間
のポケットに収容され、一対の挟持片により挟持された
状態で、一対の挟持片を貫く取付ねじにより固定される
スローアウェイチップにおいて、 側部に設けられ、各挟持片にそれぞれ当接する一対の被
挟持座面と、 穿孔方向の前端に設けられた切刃と、 穿孔方向の後部に設けられポケットの底により受けられ
る後部座面とを備え、 この後部座面は被挟持座面に略直交することを特徴とす
るスローアウェイチップ。 - 【請求項2】請求項1において、一方の被挟持座面に隣
接する側部に設けられ、上記一方の被挟持座面に対して
略直角をなし且つ後部座面に対して80度〜110度の
角度をなす側部座面をさらに備えることを特徴とするス
ローアウェイチップ。 - 【請求項3】請求項2において、上記後部座面はチップ
の回転軸線に直交する面に対して45度未満の角度で傾
斜し、後部座面の側部座面に近い側の端部が側部座面か
ら遠い側の端部よりも後方に位置することを特徴とする
スローアウェイチップ。 - 【請求項4】穴の中央部を削る内刃を形成する第1のブ
ロックおよび孔の周縁部を削る外刃を形成する第2のブ
ロックを有し、側部座面は第1のブロックに形成される
ことを特徴とする請求項1,2又は3記載のスローアウ
ェイチップ。 - 【請求項5】請求項1ないし4記載のドリル用スローア
ウェイチップを取り付けてスローアウェイ型のドリルを
形成するホルダであって、 軸状のドリル本体と、 このドリル本体の端部に設けられ、チップを挟んで保持
する一対の挟持片と、 これら一対の挟持片間に区画され、チップを挿入するた
めのポケットと、 このポケットの底に形成され、チップの後部座面に当接
して、チップの回転軸線に平行な方向の荷重を受ける底
部拘束面とを備えることを特徴とするスローアウェイチ
ップ用ホルダ。 - 【請求項6】請求項5において、一方の挟持片に設けら
れ、上記一方の挟持片の挟持面および底部拘束面に対し
て略直交し、チップの側部座面に当接して挟持面に沿う
ラジアル方向の荷重を受ける側部拘束面をさらに備える
ことを特徴とするスローアウェイチップ用ホルダ。 - 【請求項7】請求項6において、上記底部拘束面はホル
ダの回転軸線に直交する面に対して45度未満で傾斜す
る傾斜面からなり、チップから受ける回転軸線に平行な
方向の荷重の一部をチップを側部拘束面に押し付ける力
に変換することを特徴とするスローアウェイチップ用ホ
ルダ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000099543A JP4494582B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | スローアウェイチップ及びスローアウェイチップ用ホルダ |
US09/819,421 US6447222B2 (en) | 2000-03-31 | 2001-03-27 | Throwaway tip and holder for holding the same |
DE10116398A DE10116398B4 (de) | 2000-03-31 | 2001-03-29 | Einwegplatte und Halter zum Halten derselben |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000099543A JP4494582B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | スローアウェイチップ及びスローアウェイチップ用ホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001277011A true JP2001277011A (ja) | 2001-10-09 |
JP4494582B2 JP4494582B2 (ja) | 2010-06-30 |
Family
ID=18613883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000099543A Expired - Fee Related JP4494582B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | スローアウェイチップ及びスローアウェイチップ用ホルダ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6447222B2 (ja) |
JP (1) | JP4494582B2 (ja) |
DE (1) | DE10116398B4 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7997836B2 (en) * | 2004-08-18 | 2011-08-16 | Korloy Inc. | Indexable type cutting tool |
JP5909565B2 (ja) * | 2012-12-28 | 2016-04-26 | 京セラ株式会社 | ドリルおよびそれを用いた切削加工物の製造方法 |
JP2020527468A (ja) * | 2017-07-10 | 2020-09-10 | サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ | インサート芯出し表面を有する回転ドリル工具 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19834635C2 (de) * | 1998-07-31 | 2001-07-26 | Guehring Joerg | Bohrwerkzeug mit einem gegen Lösen gesicherten, austauschbaren Schneideinsatz |
US7168893B2 (en) * | 2003-03-05 | 2007-01-30 | Mitsubishi Materials Corporation | Throw-away tipped drill, throw-away tip, and drill main body |
GB2400337A (en) * | 2003-04-10 | 2004-10-13 | Black & Decker Inc | A cutting plate for a drill bit |
DE102015106082A1 (de) * | 2014-04-24 | 2015-10-29 | Kennametal India Ltd. | Schneidwerkzeug mit auswechselbarem Schneideinsatz und geneigten Befestigungselementen |
DE102014108220B4 (de) * | 2014-06-12 | 2021-05-06 | Kennametal Inc. | Werkzeug zur spanenden Bearbeitung und Träger eines solchen |
US11235397B2 (en) | 2016-12-16 | 2022-02-01 | Kennametal Inc. | Side-activated modular drill |
DE102019116160A1 (de) | 2018-06-20 | 2019-12-24 | Kennametal Inc. | Seitlich geschlossener modularer Bohrer mit federunterstütztem Auswurf |
US11090736B2 (en) | 2018-12-10 | 2021-08-17 | Kennametal Inc. | Side-activated modular drill |
US11471952B2 (en) | 2020-03-19 | 2022-10-18 | Kennametal Inc. | Cutting tool having replaceable cutting head and method of securing a replaceable cutting head |
US11590587B2 (en) | 2020-04-16 | 2023-02-28 | Allied Machine & Engineering Corporation | Drill systems with coolant delivery arrangements and methods |
US11524344B2 (en) | 2020-04-22 | 2022-12-13 | Iscar, Ltd. | Rotationally asymmetric cutting insert having a single radially extending cutting-edge portion and rotary cutting tool |
US11883888B2 (en) | 2021-06-28 | 2024-01-30 | Kennametal Inc. | Modular drill with enhanced bump-off capability |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59167620U (ja) * | 1983-04-25 | 1984-11-09 | ダイジヱツト工業株式会社 | 穿孔用切削工具 |
JPH08503424A (ja) * | 1992-11-21 | 1996-04-16 | マパール ファブリーク フュア プレツィジオーンスヴェルクツォイゲ ドクター クレス コマンディートゲゼルシャフト | むくドリル |
JPH08294810A (ja) * | 1995-04-25 | 1996-11-12 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | 穴明け工具 |
JPH11188518A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-13 | Kyocera Corp | ドリルインサートおよびそれを用いたスローアウェイドリル |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2360385A (en) * | 1941-03-08 | 1944-10-17 | Blackhawk Mfg Co | Drill |
US2400856A (en) * | 1943-07-16 | 1946-05-21 | Pipe Machinery Company | Cutting tool |
DE4239311C2 (de) * | 1992-11-23 | 1996-04-18 | Guehring Joerg Dr | Bohrer, insbesondere Spitzbohrwerkzeug mit austauschbarem Schneideinsatz |
DE59300150D1 (de) * | 1993-05-10 | 1995-05-24 | Stellram Gmbh | Bohrwerkzeug für metallische Werkstoffe. |
JPH1029108A (ja) | 1996-07-11 | 1998-02-03 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | スローアウェイ式ドリルおよびドリル用チップ |
DE19834635C2 (de) * | 1998-07-31 | 2001-07-26 | Guehring Joerg | Bohrwerkzeug mit einem gegen Lösen gesicherten, austauschbaren Schneideinsatz |
US6135681A (en) * | 1998-08-21 | 2000-10-24 | Allied Machine & Engineering | Flat bottom tool |
US5957635A (en) * | 1998-08-21 | 1999-09-28 | Allied Machine & Engineering Corp. | Drill tool assembly |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000099543A patent/JP4494582B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-03-27 US US09/819,421 patent/US6447222B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-03-29 DE DE10116398A patent/DE10116398B4/de not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59167620U (ja) * | 1983-04-25 | 1984-11-09 | ダイジヱツト工業株式会社 | 穿孔用切削工具 |
JPH08503424A (ja) * | 1992-11-21 | 1996-04-16 | マパール ファブリーク フュア プレツィジオーンスヴェルクツォイゲ ドクター クレス コマンディートゲゼルシャフト | むくドリル |
JPH08294810A (ja) * | 1995-04-25 | 1996-11-12 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | 穴明け工具 |
JPH11188518A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-13 | Kyocera Corp | ドリルインサートおよびそれを用いたスローアウェイドリル |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7997836B2 (en) * | 2004-08-18 | 2011-08-16 | Korloy Inc. | Indexable type cutting tool |
JP5909565B2 (ja) * | 2012-12-28 | 2016-04-26 | 京セラ株式会社 | ドリルおよびそれを用いた切削加工物の製造方法 |
JP2020527468A (ja) * | 2017-07-10 | 2020-09-10 | サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ | インサート芯出し表面を有する回転ドリル工具 |
JP7175956B2 (ja) | 2017-07-10 | 2022-11-21 | サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ | インサート芯出し表面を有する回転ドリル工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE10116398B4 (de) | 2008-09-11 |
DE10116398A1 (de) | 2001-11-08 |
US6447222B2 (en) | 2002-09-10 |
JP4494582B2 (ja) | 2010-06-30 |
US20010026738A1 (en) | 2001-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001277011A (ja) | スローアウェイチップ及びスローアウェイチップ用ホルダ | |
AU702671B2 (en) | Cutting tool assembly having an exchangeable adaptor | |
US7780380B2 (en) | Insert-indexable tool | |
TW200906532A (en) | Cutting tool | |
IL111370A (en) | Cutting tool system with replaceable adapter | |
US6244789B1 (en) | Indexable insert and cutting tool having indexable insert | |
US7547166B2 (en) | Spade drill insert having helical margins | |
KR20090073174A (ko) | 렌치와 협력하는 마찰 표면을 갖는 절삭부 | |
CA2542814C (en) | Spade drill insert having helical margins | |
JP2004261931A (ja) | スローアウェイ式ドリル | |
US6679657B2 (en) | Tool for bore diameter work | |
JP4815366B2 (ja) | 切削用のインサート及びホルダー並びに切削工具 | |
WO2021125338A1 (ja) | クーラント孔付きスロッティングカッターの取付部材 | |
JPH10291116A (ja) | スローアウェイ式転削工具 | |
JP4628113B2 (ja) | スローアウェイ式切削工具及びスローアウェイチップ | |
JP2021094679A (ja) | クーラント孔付きスロッティングカッターおよび該クーラント孔付きスロッティングカッターの取付部材 | |
JP4565770B2 (ja) | スローアウェイ式ドリル | |
JP2007245295A (ja) | インサート着脱式ドリル | |
JP2002355711A (ja) | ドリル用スローアウェイチップ | |
JP2010089237A (ja) | スローアウェイチップおよびそのクランプ機構 | |
KR100431032B1 (ko) | 툴 홀더의 클램핑 기구 | |
JPH10118821A (ja) | 切削工具 | |
JP4439068B2 (ja) | 切削工具 | |
JP2005186199A (ja) | スローアウェイドリル | |
JP2005279824A (ja) | スローアウェイドリル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090528 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100318 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100408 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4494582 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |