JPH10118821A - 切削工具 - Google Patents

切削工具

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JPH10118821A
JPH10118821A JP30118796A JP30118796A JPH10118821A JP H10118821 A JPH10118821 A JP H10118821A JP 30118796 A JP30118796 A JP 30118796A JP 30118796 A JP30118796 A JP 30118796A JP H10118821 A JPH10118821 A JP H10118821A
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tool
tip
cutting
tool tip
holding
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JP30118796A
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Tomoji Okina
登茂二 翁
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具チップとそのホルダの取付け位置を、高
精度で安定して強固に位置決めすることができ、しかも
異なる種類の加工にも容易に対応することができ、加工
可能な範囲を大幅に広げる。 【解決手段】 切削加工を行なう工具チップ10と、こ
の工具チップ10を保持する工具ホルダ20とを着脱自
在に設ける。工具チップ10の端部には、切刃11が形
成され、表裏両平面上には、互いに投影面でV字形に交
差するようにそれぞれの面に段差14が形成されてい
る。工具ホルダ20側の工具チップ10を挟持するチッ
プ取付面28にも、互いに投影面で交差するように段差
14と係合する逆段差4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作機械にメカ
ニカルクランプされるいわゆるスローアウェイタイプの
ドリルやエンドミル等の切削工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に各種機械部品や金型の製作
において、ドリルやエンドミルが多く使用されている。
それらの加工において、近年ますます耐摩性の高い切削
工具が要求されるようになってきたが、それに対応する
工具材料費も高価なものになり、刃部とシャンク部が同
一材料で一体化されたいわゆるソリッドタイプの切削工
具では工具費がかなり高価になるという問題があった。
一方、安価なシャンク材を用い、刃部のみを工具材料で
形成し、両者を銀ロウなどによってロウ付けした切削工
具が作られているが、これも数回の再研削によって刃部
が次第に消耗し、かつ再研削にあたっては、高度な技術
が必要とされてきた。
【0003】そこでチップ刃部をシャンクに機械的に固
定するいわゆるメカニカルクランプタイプの切削工具が
開発され、刃部チップは工具メーカーにおいて刃先形状
を付与して、ユーザーではスローアウェイタイプの工具
チップとして再研削などの必要もなく使い捨てられるも
のがある。これら一般の旋削用チップ、正面フライス用
チップなどでは、工具チップの形状によっていくつかの
稜線とコーナを利用して一個のチップで数回の使用が可
能なものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、付加価値の高
い穴加工用ドリルやボールエンドミルなどでは、チップ
の一方のみに切刃が設けられ、他の一端はホルダーへの
取付け、位置決めのための取付け形状が形成されたもの
であり、高価なチップの利用効率が悪いものでた。ま
た、複数ケ所に刃を有した工具チップであても、同様の
刃を複数有するものであり、異なる加工に用いることが
できる刃を一つの工具チップに形成したものは従来なか
った。
【0005】さらに、この工具チップを保持する工具ホ
ルダの長さが一定であり、工作機械のコレットチャック
からチップまでのオーバーハング長さが一定のものであ
るため、深さの深い部分の加工や治具等の部材がコレッ
トチャック等と干渉するような場合に不都合があった。
この場合、コレットチャックの保持長さを短くしてオー
バーハングを延ばしたり、特注で長いホルダを作ったり
して対応していた。また、このような場合を想定して、
長短のホルダを工具チップサイズ毎に多数用意すること
は、部材の管理及び使用上も面倒なものであった。
【0006】この発明は、スローアウェイタイプの工具
チップとそのホルダの取付け位置を、高精度で安定して
強固に位置決めすることができ、しかも異なる種類の加
工にも容易に対応することができ、加工可能な範囲を大
幅に広げることができる切削工具を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、切削加工を
行なう工具チップと、この工具チップを保持する工具ホ
ルダとが着脱自在に設けられた切削工具であって、上記
工具チップの両端部には、切刃が形成され、表裏両平面
上には、互いに投影面でV字形に交差するようにそれぞ
れの面に段差が形成され、上記工具ホルダ側の上記工具
チップを挟持するチップ取付面にも、互いに投影面で交
差するように上記段差と係合する逆段差を設けた切削工
具である。上記工具チップの表裏両平面上には、上記段
差が、両端部の切刃に各々対応して、上下両端部で互い
に投影面でV字形に交差するように上下両端部及びそれ
ぞれの面に形成され、さらに互いに回転対称に直線的に
形成されているものである。
【0008】そして、上記工具ホルダのうち上記工具チ
ップを保持するチップ取付部と工作機械に保持されるシ
ャンク部とが、別体に形成され、着脱自在に設けられた
切削工具である。また、上記工具チップの両端部に形成
された切刃の大きさが、各端部で異なるものである。ま
た、上記工具チップの切刃を、この工具チップの一端部
の互いに回転対称の位置の一対のコーナー部に形成し、
この一対の切刃が上記工具チップの先端部から工具チッ
プ側面のほぼ全長ににかけて各々形成されているもので
ある。また、上記工具チップを上記工具ホルダに取り付
ける際、上記工具チップと上記工具取付部の中心が上記
工具チップの取り付け方向に互いにずれており、上記工
具チップを上記工具取付部にビス等で保持固定する際
に、このビスの締め付けにより上記工具チップの段差と
上記チップ取付部の逆段差が強く当接する。
【0009】またこの発明は、上記工具チップの上記切
刃と上記段差とを、工具の両端部を結ぶ中心線に対して
互いに反対側に形成したものである。さらに、この発明
は、上記工具チップの本体部に上記位置決め用の段差が
形成され、この工具チップの両端部に小径の切刃が一体
に突設されているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態の切削工
具について、図面に基づいて説明する。図1〜図7はこ
の発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の切
削工具の刃部は、図5に示すように、工具用の超硬合金
製の板状の工具チップ10からなる。工具チップ10
は、図面において上下両端部に各々表裏に軸対称に切刃
11が形成され、その間に一対の貫通孔12が対称位置
に形成されている。さらに、工具チップ10の両面に
は、切刃11に対応して、切刃11に影響しない無関係
の位置に、両面でV字状の一辺になるように段差14が
互いに対称位置に形成されている。この段差14は、工
具チップ10の両面で互いに回転対称に、上下の切刃1
1に対応して各々切刃11の近傍に形成され、図5に示
すように、表裏の段差14の形状は、切刃11の先端中
心部に向かって形成され、この段差14が、その先端近
傍でその投影線が互いに交差するように斜めに形成され
ている。すなわち、この表裏面の段差14によりくさび
形状を形成するものである。また、表裏上下の各段差1
4は、各々使用される側の端部の切刃11に対して反対
側の遠方の端部の一対の段差14が取付時の位置決めに
利用されるものである。
【0011】工具チップ10の両面に設けられる段差1
4は、工具チップ10のサイズ等により設定されるもの
で、おおよそ0.3mm〜0.6mm程度にとられ、こ
の実施形態のφ20ボールエンドミル用では0.5mm
に形成されている。
【0012】この実施形態の工具チップ10が取り付け
られる工具ホルダ20は、図2〜図4に示すように、工
具チップ10を保持するチップ取付部22と、図1に示
すように、工作機械18のコレットチャック19にチッ
プ保持されるシャンク部23とが、別体に形成され、着
脱自在に設けられている。このチップ取付部22とシャ
ンク部23との連結は、図2に示すように、チップ取付
部22の基端部のテーパ面を有する被保持部24がシャ
ンク部23のテーパ面状の受け部25に嵌合して位置決
めされ、チップ取付部22の基端部のオネジ部26がシ
ャンク部23のメネジ部27に螺合して確実に引き寄せ
られて固定される。チップ取付部22とシャンク部23
には、互いに連結及び連結解除する際に相対的にトルク
を掛けるためのスパナを係合させる平行面取り面29
が、各々に一対づつ設けられている。
【0013】工具ホルダ20の先端部のチップ取付部2
2には、工具チップ10が挟持される程度の隙間を有し
て一対の取付面28が形成されている。このチップ取付
面28には、互いに回転対称に、工具チップ10の一方
の端部側の表裏一対の段差14が係合可能な逆段差4
が、互いに一定間隔を隔てて交差するように斜めに形成
されている。そして、逆段差4は、段差14の高さとほ
ぼ等しく形成されている。
【0014】さらにこのチップ取付部22には、工具チ
ップ10を固定するための取付孔40,41が各々形成
されている。各取付孔40,41は、図6に示すよう
に、互いに反対側にメネジ部42が形成され、メネジ部
42と対面する透孔側から各々ビス43が挿通され、反
対側のチップ取付部22に形成されたメネジ部42に螺
合する。
【0015】また、工具ホルダ20は、図3に示すよう
に、チップ取付部22の構造は同様であるが、取付部2
2の基端部にメネジ部30を形成し、工具ホルダ20の
シャンク部23内を貫通した引き寄せ用のボルト32の
オネジ部33により、被保持部24を、シャンク部23
のテーパ面状の受け部25に嵌合して位置決めするもの
でも良い。
【0016】さらに工具ホルダ20は、図4に示すよう
に、チップ取付部22の構造は同様であるが、チップ取
付部22の基端部に肩部31と嵌合部34を形成し、こ
の嵌合部34内にメネジ部35を形成し、工具ホルダ2
0のシャンク部23内を貫通した引き寄せ用のボルト3
2のオネジ部33により、肩部31を、シャンク部23
の先端部に当接させて位置決めするものでも良い。
【0017】この実施形態の切削工具の取付方法は、先
ず、工具ホルダ20のチップ取付部22とシャンク部2
3を連結する。チップ取付部22とシャンク部23は、
図2〜図4の例の何れのものでも良いが、例えば、工具
チップ10の大径領域では、図2、図3に示す型のもの
を設定し、小径のものに適用する場合は、図4の型のも
のに設定しても良い。また、シャンク部23の長さは、
適宜の種類用意し、チップ取付部22とシャンク部23
との組み合わせにより、所定の範囲の加工に対応できる
最小限の組み合わせを設定するものである。さらに例え
ば、複数種類の刃部径の異なる工具チップ10に対応し
シャンク部23との連結部が等しい複数種類のチップ取
付部22と、長さの異なる複数のシャンク部23とによ
りシャンク部23の長さのみならず、工具チップ10の
径の異なるものに対しても適宜対応可能なものにするこ
ともできる。
【0018】そして、工具チップ10を工具ホルダ20
のチップ取付部22にはめ込む。これにより、工具チッ
プ10の図5において下端側の両面に設けられた段差1
4によって、相対的に凸V字形に構成されたくさび面
と、工具ホルダ20のチップ取付部22の逆段差4によ
り形成される相対的に凹V字形のくさび面が互いに当接
し合い、位置決めされる。この工具チップ10と工具ホ
ルダ20は、両者の対応するくさび面以外で位置が安定
することはない。次に、ビス43によって、工具チップ
10をチップ取付部22に固定する。
【0019】ビス43の取り付けは、先ず、工具チップ
10に設けられた一方の貫通孔12に挿通するビス43
を締める。このとき工具ホルダ20に設けられた取付孔
41のメネジ部42及びビス43の中心線aと、位置決
めされた工具チップ10の貫通孔12の中心線bは、互
いに偏心し、位置決めビス43の中心線aが、工具ホル
ダ20のシャンク側に0.1〜0.3mm程度寄せて設
けられている。従って、位置決めビス43の頭部のテー
パ43aが、ホルダーシャンク側に偏心して接触し、工
具チップ10の段差14を工具ホルダ20の逆段差4に
よる上記くさび面に押しつけるように力を作用させ、工
具チップ10と工具ホルダ20は正確に位置が決められ
る。次いで、固定用のビス43をしめると、工具チップ
10は切削抵抗に十分耐えられるように強固に固定され
る。
【0020】この実施形態の切削工具は、工具ホルダ2
0のシャンク部23を適宜取り替えることができるの
で、工具ホルダ20のうち、精度が要求されコストのか
かるチップ取付部22を共用して、比較的安価なシャン
ク部23を多数揃えることができ、安価に、種々の加工
に対応した切削工具を提供することができる。また、チ
ップ取付部22とシャンク部23との連結は、テーパ面
状の被取付部24とテーパ面状の受け部25により正確
になされ、ボルト等のネジ止めにより強固に固定され
る。また図4の肩部31による位置決めも、円筒状の嵌
合部34が、シャンク部23内にすべりばめ状態で位置
決めされ、安定に保持固定される。また、工具チップ1
0の両面に形成された段差14によるくさび形の部分
が、切刃11とは無関係に設けられているため、工具ホ
ルダ20への取付け、及び位置決め固定に際して、切刃
11を損傷することなく、また切刃11に摩耗やチッピ
ングを生じた際にも、切刃11とは無関係に固定するこ
とができるため、高い取付け精度で工具チップ10の着
脱を行なうことができる。
【0021】次にこの発明の第二実施形態の切削工具を
図8を基にして説明する。ここで、上述の実施形態と同
様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実
施形態の切削工具は、工具チップ10の両端部に形成さ
れた切刃11の外径が、各端部で異なるものである。こ
の両端部の切刃11の直径D1,D2の差は、チップの
厚みをtとし、刃部11の逃げ角をαとすると、この外
形差D 1−D2=2・t・tanα以上にとると良い。こ
れは、切刃11の刃先の裏面側での逃げ角αによる逃げ
高さ分であり、この差分以上であれば、側面部での切刃
11の刃端部の逃げ部分が各々の外径に干渉することが
ない。具体的には、工具チップ10のサイズによるが、
上記差は、0.2mm〜2.0mm程度である。また小
径部の切刃11には切欠き45が所定間隔で形成されて
いる。
【0022】この実施形態の切削工具の使用方法は、上
記実施形態と同様の工具ホルダ、またはチップ取付部と
シャンク部とが一体の工具ホルダのチップ取付部に、上
記と同様に保持されて使用されるものである。使用に際
して、小径部での加工は上記実施形態と同様に行なうこ
とができ、また大径部での加工に際しては、図1のよう
に、深い部分の加工に際しても、工具ホルダ20や他の
部分が被加工物と干渉しない限り深く加工を行なうこと
ができる。さらに、加工深さがD 2/2以内に限定され
ている場合は、小径部での加工を荒加工とし、大径部で
の加工を仕上げ加工とすることもできる。この場合、小
径部の切刃11に切欠き部45を形成したので、荒加工
時に切りくずが細く排出され、加工時のビビリ振動抑
え、能率を向上させることができる。
【0023】次にこの発明の第三実施形態の切削工具を
図9を基にして説明する。ここで、上述の実施形態と同
様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実
施形態の切削工具は、工具チップ10の一端部のみに、
互いに回転対称の位置の一対のコーナー部に、切刃11
を形成したものである。そして、この切刃11が上記工
具チップ10の先端部から他端に至る全長Lに渡って各
々形成されている。従って、工具ホルダ20に取りつけ
るための段差48刃切刃11の先端部とは反対側の端部
の両面に、互いに回転対称に形成されている。
【0024】この実施形態の切削工具によれば、切刃1
1が長いことにより、幅の広い範囲で切削が可能とな
り、精密仕上げや効率的な切削に大きな効果を有する。
【0025】次にこの発明の第四実施形態の切削工具を
図10を基にして説明する。ここで、上述の実施形態と
同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この
実施形態の切削工具は、工具チップ10の切刃11と段
差48とを、工具の両端部を結ぶ中心線に対して互いに
反対側に形成したものである。この場合、工具ホルダの
逆段差も、これに対応して、上記実施形態の図6に示す
位置とは逆の回転対称の位置に形成するものである。
【0026】これにより、切刃11部分と段差48との
間の距離を大きく取ることができ、切刃11による切削
時に段差48に切りくずが付着することがなく、次の反
対側の切刃11を使用する際の取付時の位置精度を低下
させることがない。従って、切削性能及び精度が高く、
工具チップの使用効率も高いものにすることができる。
なお、図10に示すように、工具チップ10の側面に両
端部の切刃11の逃げ角の境界として切欠き49が形成
されている。これにより、両端部の切刃11による切削
可能範囲を明確に視認することができる。
【0027】次にこの発明の第五実施形態の切削工具を
図11を基にして説明する。ここで、上述の実施形態と
同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この
実施形態の切削工具は、工具チップ10の本体部10a
に、位置決め用の段差14を形成し、この工具チップ1
0の両端部に小径の切刃50を一体に突設したものであ
る。この小径の切刃50は工具チップ10の厚み以下の
ものでも良く、工具ホルダは同じものを用いることが
き、より小さい部分の加工を可能にするものである。
【0028】なお、この発明の切削工具は、上記実施形
態の形状に限られず、工具チップの両端部の切刃は、エ
ンドミル型のもの以外にドリル型のもの等を組み合わせ
ても良く、切刃の形状や種類は適宜設定し得るものであ
り、その用途に合わせて適宜設定可能なものである。さ
らに、この工具チップと工具ホルダの間の位置決め構造
は、ドリル、座ぐりカッタ、面とりカッタ、ボールエン
ドミル、テーパエンドミルなど多くの切削工具に適用で
きる。
【0029】
【発明の効果】この発明の切削工具は、着脱自在の工具
チップと工具ホルダによりきわめて多彩な加工を可能に
し、スローアウェイタイプの切削工具の加工範囲を飛躍
的に広げるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の切削工具の第一実施形態の使用状態
を示す概略図である。
【図2】この第一実施形態の切削工具の一例の断面図で
ある。
【図3】この第一実施形態の切削工具の他の例の断面図
である。
【図4】この第一実施形態の切削工具の他の例の断面図
である。
【図5】この第一実施形態の切削工具の工具チップの斜
視図である。
【図6】この第一実施形態の工具ホルダのチップ取付面
側から見た斜視図である。
【図7】この第一実施形態の工具ホルダのチップ取付部
の縦断面図である。
【図8】この発明の第二実施形態の切削工具の工具チッ
プの正面図である。
【図9】この発明の第三実施形態の切削工具の工具チッ
プの斜視図である。
【図10】この発明の第四実施形態の切削工具の工具チ
ップの斜視図である。
【図11】この発明の第五実施形態の切削工具の工具チ
ップの正面図である。
【符号の説明】
10 工具チップ 11 切刃 14 段差 20 工具ホルダ 22 チップ取付部 23 シャンク部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削加工を行なう工具チップと、この工
    具チップを保持する工具ホルダとが着脱自在に設けられ
    た切削工具において、上記工具チップの切刃形成部以外
    の表面上に段差を設け、上記工具ホルダ側の上記工具チ
    ップを挟持するチップ取付面にも、上記段差と係合する
    逆段差を設け、上記工具チップを上記工具ホルダに保持
    可能に設け、上記工具ホルダのうち上記工具チップを保
    持するチップ取付部と工作機械に保持されるシャンク部
    とが別体に形成され、このチップ取付部とシャンク部と
    が着脱自在に設けられたことを特徴とする切削工具。
  2. 【請求項2】 切削加工を行なう工具チップと、この工
    具チップを保持する工具ホルダとが着脱自在に設けられ
    た切削工具において、上記工具チップの切刃形成部以外
    の表面上に段差を設け、上記工具ホルダ側の上記工具チ
    ップを挟持するチップ取付面にも、上記段差と係合する
    逆段差を設け、上記工具チップを上記工具ホルダに保持
    可能に設け、上記工具チップの両端部に形成された切刃
    の大きさが、各端部で異なることを特徴とする切削工
    具。
  3. 【請求項3】 切削加工を行なう工具チップと、この工
    具チップを保持する工具ホルダとが着脱自在に設けられ
    た切削工具において、上記工具チップの切刃形成部以外
    の表面上に段差を設け、上記工具ホルダ側の上記工具チ
    ップを挟持するチップ取付面にも、上記段差と係合する
    逆段差を設け、上記工具チップを上記工具ホルダに保持
    可能に設け、上記工具チップの切刃を、この工具チップ
    の一端部の互いに回転対称の位置の一対のコーナー部に
    形成し、この切刃が上記工具チップの先端部から他端に
    至るほぼ全長ににかけて各々形成されたことを特徴とす
    る切削工具。
  4. 【請求項4】 切削加工を行なう工具チップと、この工
    具チップを保持する工具ホルダとが着脱自在に設けられ
    た切削工具において、上記工具チップの切刃形成部以外
    の表面上に段差を設け、上記工具ホルダ側の上記工具チ
    ップを挟持するチップ取付面にも、上記段差と係合する
    逆段差を設け、上記工具チップを上記工具ホルダに保持
    可能に設け、上記工具チップの上記切刃と上記段差と
    を、上記工具チップの両端部を結ぶ中心線に対して互い
    に反対側に形成したことを特徴とする切削工具。
  5. 【請求項5】 切削加工を行なう工具チップと、この工
    具チップを保持する工具ホルダとが着脱自在に設けられ
    た切削工具において、上記工具チップの切刃形成部以外
    の表面上に段差を設け、上記工具ホルダ側の上記工具チ
    ップを挟持するチップ取付面にも、上記段差と係合する
    逆段差を設け、上記工具チップを上記工具ホルダに保持
    可能に設け、上記工具チップの本体部に上記位置決め用
    の段差が形成され、この工具チップの両端部に小径の切
    刃が一体に突設されていることを特徴とする切削工具。
  6. 【請求項6】 切削加工を行なう工具チップと、この工
    具チップを保持する工具ホルダとが着脱自在に設けられ
    た切削工具において、上記工具チップの切刃形成部以外
    の互いに対面する表面上に各々回転対称に段差を設け、
    上記工具ホルダ側の上記工具チップを挟持するチップ取
    付面にも、上記段差と係合する逆段差を設け、上記工具
    チップを上記工具ホルダに取り付ける際、上記工具チッ
    プと上記工具取付部の中心が上記工具チップの取り付け
    方向に互いにずれており、上記工具チップを上記工具取
    付部に保持固定する取り付け手段を設け、取り付け手段
    の締め付けにより上記工具チップの段差が上記チップ取
    付部の逆段差に強く当接することを特徴とする切削工
    具。
  7. 【請求項7】 上記工具チップ側の段差は、その工具チ
    ップの表裏面で互いに回転対称に直線的に形成され、上
    記工具ホルダ側の逆段差も、互いに回転対称位置に形成
    されている請求項1,2,3,4,5,6または7記載
    の切削工具。
  8. 【請求項8】 上記工具チップの表裏両平面上には、上
    記段差が、互いに投影面でV字形に交差するようにそれ
    ぞれの面に形成され、上記工具ホルダ側の上記工具チッ
    プを挟持するチップ取付面にも、互いに投影面でV字状
    に交差するように上記段差と係合する逆段差を設けた請
    求項8記載の切削工具。
JP30118796A 1996-10-25 1996-10-25 切削工具 Pending JPH10118821A (ja)

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JP30118796A JPH10118821A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 切削工具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109262038A (zh) * 2018-10-29 2019-01-25 株洲钻石切削刀具股份有限公司 一种多功能球头铣刀
CN109262039A (zh) * 2018-10-29 2019-01-25 株洲钻石切削刀具股份有限公司 一种多功能仿形铣刀

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