JP2001276510A - フィルタープレス装置 - Google Patents

フィルタープレス装置

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JP2001276510A JP2000091420A JP2000091420A JP2001276510A JP 2001276510 A JP2001276510 A JP 2001276510A JP 2000091420 A JP2000091420 A JP 2000091420A JP 2000091420 A JP2000091420 A JP 2000091420A JP 2001276510 A JP2001276510 A JP 2001276510A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】締付駆動源の小型軽量化及びローコスト化を可
能とする。 【解決手段】濾板厚さ方向に伸縮開閉自在とされた、複
数の濾板からなる濾板群3,3…と、この濾板群3,3
…における一方側端部濾板に対してパンタグラフ式ジャ
ッキ20を介して連結されるとともに濾板群3,3…の
伸縮方向に前後動自在とされた台車10とを備え、パン
タグラフ式ジャッキ20が、濾板群伸縮方向に沿う拡縮
方向に対して一方側のメインリンクアーム対22,23
の屈折角が、他方側の補助リンクアーム対31,32の
屈折角より大きくなるように構成され、パンタグラフ式
ジャッキ20の濾板群伸縮方向の幅を拡大することによ
って、パンタグラフ式ジャッキ20が台車11に反力を
とりつつ一方側端部濾板3を他方側端部濾板3がわへ押
圧し締付けるように構成されたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタープレス
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように最近のフィルタープレス装
置は、濾過効率向上等を目的として多数の濾室を形成す
るべく、濾板厚さ方向に伸縮開閉自在とされた、複数の
濾板からなる濾板群を備えており、濾過時には濾板相互
を押圧密着して各濾板間に濾室を形成し、脱水ケーキ排
出時には濾板相互を離間させて濾板間から脱水ケーキを
排出させるように構成されている。
【0003】そして、かかる濾板群を伸縮開閉する装置
としては、本出願人が先の特公平4−9566号公報に
おいて提案したものがある。この開閉装置は、濾板厚さ
方向に伸縮開閉自在とされた、複数の濾板からなる濾板
群と、この濾板群における一方側端部濾板に対して油圧
シリンダーを介して連結されるとともに濾板群の伸縮方
向に前後動自在とされた移動台とを備えたものであり、
このシリンダーを伸縮させることによって、当該シリン
ダーが移動台に反力をとりつつ一方側端部濾板を他方側
端部濾板がわへ押圧し締付けるものであり、簡易な装置
構成でありながら濾板開閉距離を非常に長くすることが
でき、またその分濾室数も多くすることができるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来型装置においては、締付け装置として油圧シリンダ
ーを一方側端部濾板と移動台とに架設する構成としたた
め、締付け力を高めるためには大径の油圧シリンダーが
必要となり、装置重量および装置コストの増加が問題と
なっていた。また、油圧シリンダーの大型化に伴い移動
台とともに移動する部分の重量が増加するため、移動台
の駆動源も大型のものが必要となるため、装置重量およ
び装置コストの増加のみならず、ランニングコストも高
くなる点が問題となっていた。
【0005】一方、フィルタープレス装置は、浄水場な
どの排水の脱水処理設備に用いられることがあるが、か
かる場合に油圧シリンダーを用いていると、シリンダー
自体だけでなく、油圧配管、油圧ユニット等から作動油
が漏れ、排水や脱水物に混入させてしまう虞があること
も問題であった。
【0006】さらにフィルタープレス装置においては、
濾布の新旧や濾布に付着した脱水ケーキによって締付圧
が変化することがあるが、従来は、濾板の締付圧の検出
および調整を行うことができないため、締付け圧を適正
化することができなかった。特に濾板の枚数が多い場
合、かかる締付圧変化が顕著に表れ、経時的に安定した
脱水能力を発揮させることができなかった。
【0007】そこで、本発明の主たる課題は、締付駆動
源の小型軽量化及びローコスト化を可能とすることにあ
る。また他の課題は、排水や脱水物への作動油の混入を
防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明のうち請求項1記載の発明は、濾板厚さ方向に伸縮開
閉自在とされた、複数の濾板からなる濾板群と、この濾
板群における一方側端部濾板に対してパンタグラフ式ジ
ャッキを介して連結されるとともに前記濾板群の伸縮方
向に前後動自在とされた移動台と、を備えたフィルター
プレス装置であって、前記パンタグラフ式ジャッキは、
前記濾板群伸縮方向に拡縮自在とされ且つその拡縮方向
に対して一方側の屈折アーム対の屈折角が他方側の屈折
アーム対の屈折角よりも大きくなるように構成されてお
り、前記パンタグラフ式ジャッキの濾板群伸縮方向の幅
を拡大することによって、前記パンタグラフ式ジャッキ
が前記移動台に反力をとりつつ前記一方側端部濾板を他
方側端部濾板がわへ押圧し締付けるように構成されたこ
とを特長とする、フィルタープレス装置である。かかる
パンタグラフ式ジャッキは小入力でも大出力(大きな拡
縮力)を発揮することができるので、小型の駆動源を用
いても大きな締付圧を発揮させることができる。よっ
て、締付力を低下させずに締付駆動源の小型軽量化及び
ローコスト化を図ることが可能となり、さらにこれに伴
い台車11の駆動源も小型軽量化及びローコスト化を図
ることが可能となる。
【0009】請求項2記載の発明は、前記移動台の移動
方向に沿ってラックを設ける一方で、前記移動台に回転
駆動源を設け、この回転駆動源により回転駆動される歯
車を設け、この歯車と前記ラックとが噛み合わされた、
請求項1記載のフィルタープレス装置である。
【0010】請求項3記載の発明は、前記移動台を、所
定の移動位置で、少なくとも前記一方側端部濾板から離
間する後退方向に移動しないように固定する手段を設け
た、請求項1または2記載のフィルタープレス装置であ
る。
【0011】請求項4記載の発明は、前記パンタグラフ
式ジャッキによる締付圧力を検出する圧力検出手段と、
その検出圧力に基づいて前記パンタグラフ式ジャッキに
よる締付圧力を調整する圧力調整手段を備えた、請求項
1〜3のいずれか1項記載のフィルタープレス装置であ
る。かかる手段を備えることで、適切な締付圧に微調整
できるようになる。
【0012】請求項5記載の発明は、油圧により作動す
る駆動源を有しない請求項1〜4のいずれか1項に記載
のフィルタープレス装置である。すなわち、締付用の駆
動源、濾板開閉用の駆動源、圧力調整用の駆動源の全て
において、油圧ジャッキや油圧モータ等の油圧により作
動する駆動源を用いない構成とすることにより、排水や
脱水物への作動油の混入を防止できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を使って、本発明の実
施の形態を説明する。(装置構成)図1〜3は、本発明
に係る濾板締付装置を示したもので、図1は、平面図、
図2は、濾板を開放した状態の側面図、図3は、濾板を
締め付けた状態の側面図である。本例の装置では、相互
に離間し且つ平行な一対の主梁1,1が、その長手方向
(以下、単に長手方向という場合は、主梁1,1の長手
方向を意味する。)両端部において支柱部材2,2によ
り支持され、水平方向に延在しており、これら一対の主
梁1,1上に、その長手方向に開閉する複数の濾板3,
3…からなる濾板群が支持され、この濾板群3,3…の
開方向側に配された移動フレーム4が支持されている。
これら個々の濾板3,3…及び移動フレーム4には、ガ
イドローラが6,6取り付けられ、このガイドローラ
6,6が主梁1,1上を走行するように構成されてい
る。また個々の濾板3,3…及び移動フレーム4の全体
が連動して開閉伸縮するように、隣接相互がタイボルト
5,5…により連結されている。
【0014】そして本発明においては、かかる一体的な
濾板3,3…及び移動フレーム4に対し、開枠側(すな
わち移動フレーム4の濾板側と反対側)に締付装置とし
てのパンタグラフ式ジャッキ20等を介して、ガイドロ
ーラ12,12…を備えて主梁上を走行自在の台車11
が連結される。
【0015】本実施の形態では、台車11の下側には、
図示しない電動モータ等の台車移動用回転駆動源が取り
付けられ、その回転軸が一方側の主梁1の下側まで延在
され、この延在部分にピニオンギヤ(歯車)が取り付け
られるとともに、一方側の主梁下面にその長手方向に沿
ってラックが固定され、これらピニオンギヤとラックと
が噛み合わされている。したがって、台車移動用回転駆
動源13Mを作動させてピニオンギヤを適宜正逆回転さ
せることにより、ピニオンギヤがラック下面に沿って噛
み合いながら走行するのに伴って、台車が前後動自在と
なる。特に、ラック14,14を主梁1,1の下側側面
に設け、台車ガイドローラ12,12…とピニオン1
3,13とが主梁1,1を挟んで支持する構成としたの
で、台車11の前後動が安定したものとなる。
【0016】また本例の装置では、後退阻止手段70と
して、主梁1,1の側面部に掛止凸部71,71を設け
るとともに、台車11に対し、図示しないジャッキ等の
往復駆動装置により上下動自在の後退阻止部材72,7
2を取付けている。かかる構成とすることにより、台車
11を所定位置まで移動した状態で、後退阻止部材7
2,72を掛止凸部の前側に下降させることによって、
台車が後退方向に移動しようとしてもその後退阻止部材
72,72が掛止凸部71,71に引っ掛かり、後退す
るのが妨げられる。この他にも、例えば前述の特公平4
−9566号公報において提案した後退阻止手段等を用
いることもできる。
【0017】さらに本実施の形態においては、台車11
はパンタグラフ式ジャッキ20を介して、濾板群と一体
をなす移動フレーム4と連結されており、パンタグラフ
式ジャッキ20にはその拡縮用駆動源20Mが取り付け
られている。さらに詳細には、このパンタグラフ式ジャ
ッキ20は、移動フレーム4の開枠方向側面に取り付け
られた移動フレーム側リンクブラケット21,21と、
この移動フレーム側リンクブラケット21,21と移動
フレーム側リンクピン26を介してそれぞれ回動自在に
連結された移動フレーム側メインリンクアーム22,2
2および移動フレーム側補助リンクアーム31と、この
移動フレーム側メインリンクアーム22,22と中央部
メインリンクピン27を介して回動自在に連結された台
車側メインリンクアーム23,23と、移動フレーム側
補助リンクアーム31と中央部補助リンクピン34を介
して回動自在に連結された台車側補助リンクアーム32
と、これら台車側のメインおよび補助リンクアーム2
3,23、32とリンクピン28を介してそれぞれ回動
自在に連結されるとともに、その反対側面において圧力
検出手段50と連結された台車側リンクブラケット2
4,24とでリンク機構が構成されている。また、中央
部補助リンクピン34に対して、図示しない内部のナッ
ト部材とこのナット部材を減速機43を介してその回転
軸芯周りに回転駆動する電動モータ等の締付回転駆動源
44とからなる駆動装置42が固設され、この駆動装置
42の内部ナット部材に対して、一端が中央部メインリ
ンクピン27と連結されたネジ棒41の他端側部分が螺
合されている。
【0018】さらに本発明に従って、濾板群伸縮方向に
沿う拡縮方向に対して一方側の屈折アーム対たるメイン
リンクアーム対22,23の屈折角を、他方側の屈折ア
ーム対たる補助リンクアーム対31,32の屈折角より
大きくなるように構成している。かかる構成とすると、
梃子の原理により、小入力でも大出力(大きな拡縮力)
を発揮することができるので、小型の駆動源を用いても
大きな締付圧を発揮できる利点があり、またそれによっ
て、締付力を低下させずに締付駆動源の小型軽量化及び
ローコスト化を図ることができ、さらにこれに伴い台車
11の駆動源も小型軽量化及びローコスト化を図ること
ができる。
【0019】かくして、締付回転駆動源44を作動さ
せ、内部ナット部材を正方向または逆方向に回転させる
と、内部ナットに対してネジ棒41が上または下方向に
移動し、それによって中央部メインリンクピン27と中
央部補助リンクピン34間の距離が変化し、ジャッキ2
0を濾板群伸縮方向に拡縮させることができる。
【0020】他方、本実施の形態では、かかるパンタグ
ラフ式ジャッキ20と台車11とを圧力検出手段50を
介して連結している。圧力検出手段50は前述のパンタ
グラフ式ジャッキ20による濾板群3,3…の締付圧を
検出するもので、例えばロードセルを用いることができ
る。
【0021】さらに、圧力検出手段50の台車側取付部
には、この圧力検出手段50と台車との間の距離を調整
することにより濾板締付圧の微調整を行う圧力調整手段
60が取り付けられている。この圧力調整手段60は、
台車11の圧力検出手段側端部に、締付方向に沿う姿勢
で取り付けられた一対のナット部材62,62と、この
ナット部材62,62に螺合してその両側に突出すると
ともに、先端部が圧力検出手段50に回動可能に連結さ
れた一対のネジ棒61,61と、これらネジ棒61,6
1の基端部に取り付けられたネジ棒側チェーンホイル6
5,65と、その間に配された駆動源側チェーンホイル
66と、これらチェーンホイルに巻きかけられた無端チ
ェーン64と、駆動源側チェーンホイル66を回転駆動
する減速機付き電動機等の調整用回転駆動源63とで構
成されている。
【0022】かくして、回転駆動源63を作動させて、
無端チェーン64等を介してネジ棒61,61を回転さ
せることによって、ネジ棒61,61をナット部材6
2,62に対し締付方向前後に移動させることができ
る。ネジ棒61,61の先端には圧力検出手段50、パ
ンタグラフ式ジャッキ20、移動フレーム4および濾板
群3,3…がこの順に連結されているので、ネジ棒6
1,61の締付方向前後移動により濾板締付圧の微調整
を行うことができる。
【0023】(締付方法)次に、上述のフィルタープレ
ス装置を使用した、好適な濾板締付方法を説明する。図
2は、濾板を締め付ける前の状態を示しており、濾板を
締付けるには、この状態から先ず濾板群3,3…の閉枠
を行う。すなわち、台車移動用回転駆動源を作動させ、
台車を濾板群3,3…がわへ移動させ、この移動力によ
って圧力調整手段60、圧力検出手段50、及びパンタ
グラフ式ジャッキ20を介して、移動フレーム4及び濾
板3,3…を押込み収縮閉枠させる。
【0024】このようにして台車11が所定の位置まで
きたら、台車11の移動を停止し、図1及び図3に示す
ように、後退阻止手段70によって、台車11が、後退
(濾板3,3…と反対方向へ移動)しないようにする。
台車11が後退しないように固定されたならば、次に、
締付回転駆動源44を作動させてパンタグラフ式ジャッ
キ20を締付方向に徐々に拡張させ、固定台車11に反
力をとりながら、移動フレーム4及び濾板3,3…を締
付けていき、所定拡張距離分、この場合好適には各側の
メインリンクアーム22,23が一直線状となるまで締
付けを行い、その後締付回転駆動源44を停止させる。
【0025】続いて、圧力検出手段50によって、濾板
3,3…の締付圧力を検出する。ここで、圧力検出手段
50によって得られた圧力が、予め設定してある濾板の
締付圧力と一致していれば濾板の締付工程を終了し、濾
過工程へと移る。
【0026】これに対し、予め設定してある濾板の締付
圧力と一致していないようであれば、以下の作業を行
う。すなわちまず、パンタグラフ式ジャッキ20を収縮
させて、濾板3,3…を、締付状態から一端開放する。
次に、先に検出した締付圧力に基づいて、調整用回転駆
動源63を作動させ、ネジ棒61,61を回転し、圧力
検出手段50と台車11との間の距離を調整する。先に
得られた移動フレーム4側からの圧力が、予め設定して
ある濾板の締付圧力より大きいようであれば、圧力検出
手段50と台車11との間の距離が短くなるようにネジ
棒61,61を回転し、逆に、先に得られた移動フレー
ム4側からの圧力が、予め設定してある濾板の締付圧力
より小さいようであれば、圧力検出手段50と台車11
との間の距離が長くなるようにネジ棒61,61を回転
する。なお、この収縮距離と、設定圧力検出圧力差との
関係を予め実験等により定めておくことが望ましい。
【0027】しかる後、パンタグラフ式ジャッキ20を
再度拡張させ、締付けを行うとともに、圧力検出手段5
0によって圧力を検出する。そして、検出圧力が、予め
設定してある濾板締付圧力と一致するまで、以上の作業
を繰り返すことにより、最適な圧力での締付けが可能と
なる。
【0028】他方、開枠時においては、以上に説明した
閉枠工程とは逆の手順となり、パンタグラフ式ジャッキ
20を収縮させ、次に後退阻止部材72,72を上昇さ
せて台車11の固定を解いた後、台車11を開枠方向
(濾板3,3…側と反対側)に移動させ、これに伴わせ
て移動フレーム4及び台車3,3…を移動拡張させ開枠
させる。
【0029】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によるフィルター
プレスによれば、締付駆動源の小型軽量化及びローコス
ト化が可能となること、濾板締付圧の微調整が可能とな
ること、脱水物への作動油の混入が防止されること等の
種々の利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルタープレス装置の平面図で
ある。
【図2】本発明に係るフィルタープレス装置の濾板開枠
状態を示す正面図である。
【図3】本発明に係るフィルタープレス装置の濾板閉枠
状態を示す正面図である。
【図4】パンタフラフ式ジャッキの要部平面図である。
【図5】収縮状態のパンタフラフ式ジャッキの要部正面
図である。
【図6】拡張状態のパンタフラフ式ジャッキの要部正面
図である。
【符号の説明】
1…主梁、2…支柱部材、3…濾板、4…移動フレー
ム、5…タイボルト、6…ガイドローラ、10…移動手
段、11…台車、12…台車ガイドローラ、13…ピニ
オン、14…ラック、20…パンタグラフ式ジャッキ、
21…移動フレーム側リンクブラケット、22…移動フ
レーム側メインリンクアーム、23…台車側メインリン
クアーム、24…台車側リンクブラケット、26,2
7,28,34…リンクピン、30…補助部材、31…
移動フレーム側補助リンクアーム、32…台車側補助リ
ンクアーム、41…ネジ棒、42…固定部材、43…減
速機、44…締付回転駆動源、50…圧力検出手段、5
1…ロードセル、52…ロードセルアダプター、60…
圧力調整部材、61…ネジ棒、62…固定部材、63…
調整用回転駆動源、64…チェーン、65…チェーンホ
イル、70…後退阻止手段、71…掛止凸部、72…後
退阻止部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 昭夫 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 Fターム(参考) 4D018 AA03 AA16 AA22 BB02 BB24 BB29 CC02 CC03 CC04 DD02 DD07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濾板厚さ方向に伸縮開閉自在とされた、複
    数の濾板からなる濾板群と、この濾板群における一方側
    端部濾板に対してパンタグラフ式ジャッキを介して連結
    されるとともに前記濾板群の伸縮方向に前後動自在とさ
    れた移動台と、を備えたフィルタープレス装置であっ
    て、 前記パンタグラフ式ジャッキは、前記濾板群伸縮方向に
    拡縮自在とされ且つその拡縮方向に対して一方側の屈折
    アーム対の屈折角が他方側の屈折アーム対の屈折角より
    も大きくなるように構成されており、 前記パンタグラフ式ジャッキの濾板群伸縮方向の幅を拡
    大することによって、前記パンタグラフ式ジャッキが前
    記移動台に反力をとりつつ前記一方側端部濾板を他方側
    端部濾板がわへ押圧し締付けるように構成されたことを
    特長とする、フィルタープレス装置。
  2. 【請求項2】前記移動台の移動方向に沿ってラックを設
    ける一方で、前記移動台に回転駆動源を設け、この回転
    駆動源により回転駆動される歯車を設け、この歯車と前
    記ラックとが噛み合わされた、請求項1記載のフィルタ
    ープレス装置。
  3. 【請求項3】前記移動台を、所定の移動位置で、少なく
    とも前記一方側端部濾板から離間する後退方向に移動し
    ないように固定する手段を設けた、請求項1または2記
    載のフィルタープレス装置。
  4. 【請求項4】前記パンタグラフ式ジャッキによる締付圧
    力を検出する圧力検出手段と、その検出圧力に基づいて
    前記パンタグラフ式ジャッキによる締付圧力を調整する
    圧力調整手段を備えた、請求項1〜3のいずれか1項記
    載のフィルタープレス装置。
  5. 【請求項5】油圧により作動する駆動源を有しない請求
    項1〜4のいずれか1項に記載のフィルタープレス装
    置。
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