JP2001276450A - 剃刀装置 - Google Patents

剃刀装置

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JP2001276450A
JP2001276450A JP2000041832A JP2000041832A JP2001276450A JP 2001276450 A JP2001276450 A JP 2001276450A JP 2000041832 A JP2000041832 A JP 2000041832A JP 2000041832 A JP2000041832 A JP 2000041832A JP 2001276450 A JP2001276450 A JP 2001276450A
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skin pressing
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Takayuki Tanio
孝行 谷生
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Zaza International KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B26B19/38Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards
    • B26B19/42Details of, or accessories for, hair clippers, or dry shavers, e.g. housings, casings, grips, guards providing for straightening the hair to be cut, e.g. by means of bristles; providing for tensioning the skin, e.g. by means of rollers, ledges
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    • B26B21/34Safety razors with one or more blades arranged transversely to the handle of the type carrying rollers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両手を使わなくとも簡単に髭を起立させて、
剃り残し等の問題を解決することができる剃刀装置を提
供する。 【解決手段】 剃刀装置としての剃刀具1は、取手部3
と刃台2とがT字状に取り付けられ、刃台2において、
取手部3との組み付け部分と反対側の面が皮膚当接面2
aとされている。刃台2には、剃刀刃4と、皮膚押圧部
材としてのロール部材5とが取り付けられ、ロール部材
5は軸状の略円柱外形を有しており、その軸線が剃刀刃
4の刃線と平行に設けられている。ロール部材5は、剃
刀刃4よりも剃り方向に先行する位置に、剃刀刃4の刃
先方向延長線上よりも少なくとも皮膚当接面2a側に位
置する部分を有するように取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剃刀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動剃刀装置あるいは手動剃刀装
置等は、本体部あるいは取手部等を片手で持ち、刃部を
髭剃り位置の皮膚に押し当てて剃る。そのとき、もう一
方の手で刃部が当たっている近傍の皮膚を引張って、髭
剃り位置の髭を皮膚に対して起立させながら剃るのが通
常であった。
【0003】上記のような場合、髭剃り時に両手を使う
必要があり面倒で、しかも髭を起立させることが難しく
剃り残し等の問題を生じる場合がある。そこで、例えば
剃刀装置に皮膚を引張るための手段を設けて、髭を立た
せるよう行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな引張手段により皮膚を引張っても、効果的に髭を立
たせることができず、剃り残し等の問題を生じる場合が
ある。本発明の課題は、両手を使わなくとも簡単に、し
かも効果的に髭を起立させて、剃り残し等の問題を解決
することができる剃刀装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明の剃刀装置は、剃刀刃と、剃
り方向においてその剃刀刃に先行する皮膚押圧部材とを
有しており、皮膚押圧部材は、皮膚を押圧することで、
その押圧した皮膚に生えている髭を起立させることを特
徴とする。このような構成の剃刀装置を顔に押し当てて
髭を剃る場合に、剃刀刃に先行して皮膚押圧部材が髭剃
り位置の皮膚を押し付けて緊張させると、従来のような
引張手段によるものとは異なり、押し付けられた髭剃り
位置の周縁の髭を皮膚に対して効果的に起立させ、逆立
てながら剃ることができるようになる。よって、髭を容
易に根元付近から剃ることができ、剃り残し等の問題を
解消することができる。
【0006】上記皮膚押圧部材は、少なくとも皮膚と当
接する部分を曲面状にするのがよい。このようにすれ
ば、皮膚に対して滑らかに押圧することが可能となると
ともに、押圧時に肌触りが良く、皮膚に対しても刺激の
少ないものとなり、肌荒れの心配もなくなる。さらに、
皮膚を曲面が押圧することにより、例えば皮膚から皮脂
が出て滑らかな髭剃りが可能となり、肌荒れ等の防止に
もつながる。また、皮膚押圧部材を弾性変形可能な材質
により構成すれば、皮膚に対する押圧力を適度に変化さ
せることができ、例えば、皮膚押圧部材を中空状に構成
すれば、容易に弾性変形機構を付与することができる。
【0007】上記のような構成の皮膚押圧部材により、
髭剃り位置を押圧することで、皮膚押圧部材を曲面とし
た場合、例えば角状を有するものに比べ、クリーム等の
プレシェーブローション等を剃刀刃よりも先に拭い取っ
てしまう問題等が生じにくくなる。また、1回の髭剃り
で効果的に髭を根元から剃ることができるため、同じ個
所を何回も剃る必要がなくなり、癖髭等に対しても短時
間で髭剃りを行うことができる。さらに、産毛等も確実
に剃ることが可能で、剃り後の肌が艶やかになる。
【0008】上記剃刀装置の具体的態様としては、剃刀
刃が皮膚押圧部材取付部を有する刃台に取り付けられ、
皮膚押圧部材がその皮膚押圧部材取付部に取り付けられ
た構成を有する手動剃刀装置を例示できる。この場合、
例えば皮膚押圧部材を、剃刀刃の刃先よりも皮膚当接側
に突出する部分を少なくとも有するものとして構成する
のがよい。このようにすれば、皮膚側に突出する皮膚押
圧部材が、効果的に皮膚を押圧して、髭剃り位置の髭を
皮膚に対して起立させることができるようになる。
【0009】また、上記皮膚押圧部材は、その表面上に
おいて皮膚と当接しない溝部を少なくとも有するのがよ
い。皮膚押圧部材は、剃刀刃よりも先行して皮膚を押し
当てるため、クリーム等のプレシェーブローション等を
皮膚に塗布した場合、そのプレシェーブローション等を
先に拭い取ってしまう問題が生じる場合があるが、溝部
を設けた上記構成においては、溝部がプレシェーブロー
ション等を拭い取ることを抑制する。これにより、滑ら
かな剃刀を行うことができ、かつ剃刀負け等の皮膚
(肌)に対するトラブルも防止できるようになる。
【0010】上記皮膚押圧部材の外形を軸線状の略円柱
にし、その軸線を剃刀刃の刃線方向とほぼ平行に設置す
るのがよい。この場合、剃刀刃の刃線方向とほぼ平行に
設置された略円柱の皮膚押圧部材の曲面が、滑らかに皮
膚上を滑りつつ皮膚を押さえつけるので、効率良く毛剃
りを行うことができる。なお、皮膚押圧部材は、例えば
回転軸を支点として回転可能に取り付ければ、さらに滑
らかな毛剃りを行うことができる。
【0011】このような手動剃刀装置において、皮膚押
圧部材取付部に皮膚押圧部材が取り付けられるが、その
具体的態様としては、皮膚押圧部材取付部が刃台の両端
部に取り付けられた2つの突状部であって、皮膚押圧部
材が、その2つの突状部によって支持されるものとする
ことができる。このような構成によると、本発明に係る
手動剃刀装置を簡便化することが可能で、部品点数も省
略できるようになる。また、この場合、突状部を支点と
して皮膚押圧部材を回転可能にすれば、簡便な構成で滑
らかな剃刀行為を行うことが可能となる。
【0012】一方、皮膚押圧部材取付部を刃台に対して
回動可能に取り付ければ、その皮膚押圧部材取付部の回
動に従って、皮膚押圧部材の皮膚に対する押圧力を変化
させることができる。また、この場合、皮膚押圧部材取
付部の回動により、例えば皮膚押圧部材の皮膚側に突出
する部分の突出高さを変化させることもできる。このよ
うな構成により、皮膚に対する押圧力、さらには髭の起
立具合を様々に変化させることが可能となる。
【0013】また、上記剃刀装置の別の具体的態様とし
て、剃刀刃が収容されるヘッド部と、取手部分としての
本体部とを有し、皮膚押圧部材が剃り方向において剃刀
刃に先行する位置に設けられている電動剃刀装置を例示
することができる。例えば、往復式の電動剃刀装置の場
合、往復式の剃刀刃(内刃)を2部設け、それぞれを異
なる外刃(ヘッド部に形成される)内に収容し、皮膚押
圧部材が2つの外刃の間に位置するように、その皮膚押
圧部材を外刃又は本体部に可動状態で取り付けることが
できる。
【0014】また、往復式の剃刀刃を有する電動剃刀装
置として、その剃刀刃(内刃)が凹部を有して、該内刃
とほぼ同形状の外刃内に収容されるとともに、本体部に
上方から嵌め込むヘッド部には、皮膚押圧部材が備えら
れ、凹部には、その皮膚押圧部材を収容可能とすること
ができる。なお、皮膚押圧部材を外刃に取り付ける場合
は、例えば2つの外刃間に把持された状態で取り付ける
のがよい。このように往復式の剃刀刃を有する電動剃刀
装置においても、皮膚押圧部材を設けることで効果的に
深剃りを実現できる。
【0015】このような電動剃刀装置においては、皮膚
押圧部材と外刃又は本体部との間に例えばばね部材等か
らなる弾性機構を設け、その弾性機構により皮膚押圧部
材を当該剃刀装置の軸方向に可動自在にすることができ
る。この場合、皮膚に対する押圧力を自在に変化するこ
とが可能となる。なお、弾性機構の働きにより、剃刀装
置を無理やり肌に押し込まなくても皮膚を効果的に押圧
することができ、髭を起立できる。なお、剃刀装置の軸
方向とは、当該剃刀装置の長手方向を指す。
【0016】また、上記往復式の電動剃刀装置において
は、皮膚押圧部材を例えば長手状に構成し、その長手方
向に延びる回転軸を支点として回転可能な状態で該皮膚
押圧部材を取り付けることができる。この場合、皮膚押
圧部材が回転しながら皮膚を押圧するため、当該電動剃
刀装置の剃り方向への滑りが良くなり、より滑らかな髭
剃りが可能となる。なお、回転軸は例えば電動剃刀装置
の本体部(筐体部)から突出するピンとして構成するこ
とが可能で、そのピンに対して皮膚押圧部材を着脱自在
に設けることができる。
【0017】また、例えば剃刀刃(内刃)が回転板に取
り付けられ、その剃刀刃及び回転板が収容される外刃を
備えたヘッド部を有する回転式の電動剃刀装置の場合、
皮膚押圧部材はその外刃の周縁部に可動状態で設けるこ
とができる。この場合、どの方向から髭を剃ろうとも、
剃刀刃に先行して皮膚押圧部材が皮膚を押圧するため、
自由な方向で効果的に髭を起立させることができる。
【0018】また、このような回転式の剃刀装置の場合
も、皮膚押圧部材を前記外刃又は取手部としての本体部
に取り付けることができ、さらに、前記回転板の中心部
を通り、外刃から貫通して突出する形態で設けることが
できる。この場合も、どの方向から髭を剃ろうとも、剃
刀刃(内刃)に先行して皮膚押圧部材が皮膚を押圧す
る。なお、外刃が複数設けられた回転式の電動剃刀装置
についても、上記のような構成を導入することができ
る。
【0019】また、往復式の電動剃刀装置と同様に、皮
膚押圧部材と本体部との間に例えばばね部材等からなる
弾性機構を設ければ、その弾性機構により皮膚押圧部材
を当該剃刀装置の軸方向に可動自在にすることができ、
皮膚に対する押圧力を自在に変化することが可能であ
る。
【0020】なお、上記往復式及び回転式の電動剃刀装
置において、皮膚押圧部材を、その皮膚押圧部材の突出
量を複数段階又は無段階に変更するために、本体部にス
ライド機構を介してスライド可能に取り付け、かつその
皮膚押圧部材のスライド後の位置を固定するロック手段
を設けることができる。この場合、種々の目的、用途に
応じて、皮膚押圧部材の外刃からの突出量を段階的に調
整することが可能となる。具体的には、皮膚押圧部材を
軸方向に支持する支持部材が、その皮膚押圧部材に取り
付け、本体部に設けられた本体側凹凸部と、支持部材に
設けられた支持部材側凹凸部とが嵌合位置を変化するこ
とで支持部材をスライド自在にし、皮膚押圧部材の突出
量が複数段階又は無段階に変更するものとすることがで
きる。
【0021】当該剃刀装置には、剃り方向において剃刀
刃に先行する皮膚押圧部材に加えて、その剃刀刃に後行
する第2の皮膚押圧部材を設けることができる。この場
合、剃刀刃は、その剃刀刃に先行する皮膚押圧部材と、
剃刀刃に後行する第2の皮膚押圧部材とに挟まれる構成
となり、その挟まれた部分(皮膚)の押圧効果が一層高
まり、両皮膚押圧部材の間においてさらに深剃りが可能
となる。なお、このように2つの皮膚押圧部材から構成
される場合、その2つの皮膚押圧部材を接離自在にする
ことができる。この場合、2つの皮膚押圧部材に挟まれ
て押圧される部分の距離を任意に設定することができ、
使用者に合わせてその距離を選択することが可能とな
る。なお、この2つの皮膚押圧部材の距離を変化させる
ことにより皮膚の押圧量を微妙に変化させることが可能
である。
【0022】なお、皮膚押圧部材は外刃を備えたヘッド
部に対して着脱自在に設けることができる。この場合、
後述する複数種類の皮膚押圧部材の中から個人の好みに
応じて取換えたり、個人の肌、髭の状態に対応して別途
選択したりすることが可能となる。また、皮膚押圧部材
を外刃と一体的に構成することもできる。この場合、ヘ
ッド部は外刃と皮膚押圧部材とからなり、製造工程にお
いて外刃と皮膚押圧部材とを例えばプレス加工等により
一体で製造することが可能で、製造コストの削減が可能
となる。
【0023】また、上記皮膚押圧部材には、髭を剃るた
めの髭剃り手段を設けることができる。この場合、皮膚
押圧部材に髭を起立させる等の効果に加えて髭を剃る効
果も付与されるため、さらに髭剃り時間が短縮される。
その具体的態様としては、当該皮膚押圧部材の皮膚を押
圧する部分とは異なる位置、詳しくは皮膚と当接しない
位置に網状又はスリット状の髭導入部を設け、さらに該
皮膚押圧部材の内部に内刃を設け、髭導入部に導入され
た髭を内刃により剃るものとすることができる。この場
合、皮膚の押圧効果を阻害することもなく、また、網状
又はスリット状の髭導入部が肌に直接当接することもな
いため、髭導入部が肌を傷める等の発生を防止でき、皮
膚押圧部材が直接肌に当接して滑らかな髭剃りを実現す
ることができ、さらに上記髭剃り手段を設けたことによ
り、髭剃りにかかる時間のさらなる短縮が可能となる。
【0024】また、皮膚押圧部材には、皮膚に対する押
圧力を複数箇所で他の部分より大きくするための凹凸を
複数設け、その凸部が肌をマッサージするものとするこ
とができる。この場合、髭剃り時において皮膚押圧部材
が肌を押圧して髭を起立させ剃りやすくするとともに、
上記凹凸により肌がマッサージされて美容効果も付加さ
れることとなる。なお、皮膚押圧部材には、皮膚との摩
擦力を軽減する微小な凹凸を形成することもでき、これ
により皮膚押圧部材は、皮膚に対して一層滑らかに当接
することとなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明の剃
刀装置の一実施例として、剃刀具1を示す全体斜視図で
ある。剃刀具1は、取手部3と刃台2とが、それらの軸
線が交差するようにT字状に取り付けられたいわゆるT
字型剃刀であって、刃台2において、取手部3との組み
付け部分と反対側の面が皮膚当接面2aとされている。
刃台2には、剃刀刃4と、皮膚押圧部材としてのロール
部材5とが取り付けられ、ロール部材5は、刃台本体部
2cの両端部から同方向に突出した取付部(皮膚押圧部
材取付部)2b,2bの間に把持された形態で設けられ
ている。刃台2、取手部3、ロール部材5は、例えば樹
脂材質、特に抗菌性の樹脂材質等の皮膚に対して刺激の
少ない材質から構成されている。なお、この図1の実施
例においては、1枚刃の剃刀具を例示したが、2枚刃、
3枚刃等の複数の刃によって構成されたものを用いるこ
とも可能である。
【0026】剃刀刃4とロール部材5の位置関係を、図
2及び図3を参照しつつ説明する。ロール部材5は軸線
状の略円柱外形を有しており、その軸線が剃刀刃4の刃
線と平行にされている。また、ロール部材5は、図3に
示すように剃刀刃4よりも剃り方向に先行する位置に、
剃刀刃4の刃先線A1上よりも皮膚当接面2a側に位置
する部分が少なくともあるように取り付けられている。
この場合、皮膚当接面2aを皮膚に当接させて、皮膚を
僅かに押圧した場合、まずロール部材5が皮膚を押圧
し、さらに僅かに押圧した場合に剃刀刃4が皮膚に当接
する。なお、ロール部材5が効果的に皮膚を押圧するた
めに、ロール部材5は取付部2b,2bの刃台本体部2
cとは異なる側の端部に位置し、皮膚当接面2aと共通
の面を少なくとも有するように設けることが好ましい。
また、ロール部材5は略円柱外形に限られず、少なくと
も皮膚と当接する部分が曲面とされていればよく、中空
状、むく状のものを採用することができる。
【0027】ロール部材5は、刃台2に対して一体に成
形されているが、図4に示すように、各取付部2bにそ
れぞれ突状部8,8を互いに向かい合う状態で設け、そ
の突状部8に対してロール部材5を着脱可能に設けるこ
ともできる。この場合、例えば、軸線状のロール部材5
の両端部に孔部7を設けて、その孔部7に各突状部8を
嵌め込むようにすればよく、実際にこの剃刀具1を使用
する際には、突状部8を支点にしてロール部材5を回転
させることが可能である。なお、刃台2のロール部材5
を把持する取付部2b(突状部8が形成されている部
分)は、例えば弾性変形可能な樹脂等から構成し、ロー
ル部材5を突状部8に嵌め込む場合は、各取付部2b,
2bを拡長方向に弾性変形させて嵌め込み、把持状態に
おいては、その弾性復帰力によりロール部材5を把持す
ることができる。
【0028】また、図5に示すような支持部11,11
を用いて皮膚押圧部材5を刃台2に取り付けることも可
能である。これは、各取付部2bから連続で平坦な面を
有する支持部11に半円柱状の皮膚押圧部材5が載置さ
れた形態とされている。その支持部11を例えば弾性変
形可能に構成すれば、支持部11はその弾性変形により
皮膚当接面2a方向に回動可能となり、それに伴って皮
膚押圧部材5も皮膚当接面2a方向に回動可能となる。
なお、各支持部11,11をそれぞれ異なる方向へ回動
自在にし、皮膚押圧部材5も弾性変形可能な材質から構
成すれば、顔の表面の凹凸にあわせて滑らかに皮膚押圧
部材5が皮膚と当接でき、効果的な皮膚の押圧が可能と
なる。
【0029】上記ロール部材(皮膚押圧部材)5は、図
6(a)に示すように円柱形態以外にも、図6(b)に
示すように、円柱側面において径方向に切り取られた溝
部6を1ないし複数設けることができる。この場合、ロ
ール部材5を皮膚表面に当接して滑らせた場合に、クリ
ーム等のプレシェーブローション等をロール部材5が剃
刀刃4よりも先に拭い取ってしまうことを溝部6におい
て防止することができる。また、図6(c)に示すよう
な、球体51が当該ロール部材5の軸線方向に連続で繋
がった形態のものを用いてもよく、図6(d)に示すよ
うな、溝部6が螺旋状に連続して繋がった形態のものを
用いてもよい。この場合、螺旋状の溝が髭を順次起立さ
せていく効果も併わせもつ。なお、これら皮膚押圧部材
の各例については円柱形態にとらわれることなく、半円
柱状等の少なくとも皮膚と当接する面が曲面となってい
るものを、図6(b)〜図6(d)の形態に対して採用
することが可能である。また、ロール部材5を中空状に
して、その中空により、弾性を発揮することもできる。
【0030】このような剃刀具(剃刀装置)1を髭剃り
に用いると、図7に示すような効果が得られる。図7
(a)は、皮膚10に対して髭9が所定の方向に寝てい
る通常時の髭の状態である。ここに、本発明の剃刀具1
を用いると、図7(b)に示すように、ロール部材5が
皮膚10を押圧するとともに、髭9を皮膚10に対して
起立した状態にする。さらに、図7(c)に示すように
剃刀具1を剃り方向に滑らせると、皮膚10が押圧され
たまま、すなわち髭9が起立したままの状態で剃刀刃4
により髭を剃ることができ、深剃りが可能となり剃り残
しも低減できるようになる。
【0031】また、図40に示すように、剃刀刃4の剃
り方向に後行する位置に第2の皮膚押圧部材5aを設け
ることもできる。第2の皮膚押圧部材5aは、上述した
皮膚押圧部材と同様の構成とすることができる。この場
合、図43に示すように、剃刀刃4は、剃り方向に先行
する皮膚押圧部材(第1の皮膚押圧部材)5と、剃り方
向に後行する第2の皮膚押圧部材5aとに剃り方向にお
いて挟まれる構成となり、その挟まれた部分(皮膚1
0)の押圧効果が一層高まり、両皮膚押圧部材5,5a
の間に生える髭を一層効果的に起立させ、さらなる深剃
りが可能となる。また、この場合、第2の皮膚押圧部材
5aにより剃刀刃4が肌に対して鋭角に当たることが防
止ないし抑制される。すなわち、第1及び第2の皮膚押
圧部材が剃刀刃よりも皮膚に当接する側に形成されてお
り、それら第1及び第2の皮膚押圧部材が共に皮膚に当
接する場合の剃刀刃の角度をもって、剃刀刃の皮膚に当
たる角度を規定することが可能である。
【0032】なお、第2の皮膚押圧部材は、図41
(a)に示すように、剃刀刃4の刃先に近づけるほど皮
膚への押圧が効果的となり、また皮膚に対する滑りも良
くなる。なお、この場合、皮膚押圧部材は半円柱状の部
材として構成されている。また、図41(b)に示すよ
うに、剃刀刃4の皮膚当接面2aとは反対側にも皮膚押
圧部材5cを設けることも可能である。
【0033】一方、図42は2枚の剃刀刃4,4aから
構成された、いわゆる2枚刃式の剃刀具における皮膚押
圧部材の設置例を模式的に示すものである。図42
(a)においては、第1剃刀刃4の剃り方向に先行する
位置に第1の皮膚押圧部材5が設けられ、後行する位置
に第2の皮膚押圧部材5aが設けられている。さらに、
この第2の皮膚押圧部材5aに後行して第2剃刀刃4a
が位置し、その第2剃刀刃に後行する位置に第3の皮膚
押圧部材5cが設けられている。また、図42(b)に
示すように、第3の皮膚押圧部材5cを省略することも
可能で、図42(c)に示すように、第1の皮膚押圧部
材5を省略し、第2、第3の皮膚押圧部材5e,5dを
半円柱状の部材として構成することも可能である。ま
た、図42(d)、(e)に示すように、第1剃刀刃4
及び/又は第2剃刀刃4aの皮膚当接面2aとは反対側
にも皮膚押圧部材5f,5gを設けることができ、さら
に、図42(f)に示すように、第1剃刀刃4と第2剃
刀刃4aとの間に1の皮膚押圧部材5aを備えた構成に
おいても、十分な皮膚押圧効果を発揮することが可能で
ある。
【0034】なお、図1の剃刀具1はT字状の剃刀具で
あったが、図8に示すような西洋式のナイフ型剃刀具1
5に対して、剃り方向において剃刀刃に先行する皮膚押
圧部材を取り付けることもできる。これは、剃刀具15
の本体部(刃台)15aに剃刀刃16が取り付けられた
ものであり、剃刀刃16の刃線に対して平行に取手部1
5bが設けられている。そして刃台15aには、剃刀刃
16の両端に位置する継ぎ手(皮膚押圧部材取付部)1
8,18が取り付けられ、継ぎ手18はコ字状に形成さ
れ、その端部にはロール部材17が取り付けられてい
る。この場合も、図9に示すように、軸19を支点にし
て継ぎ手18が剃刀刃の厚さ方向に回動可能とされてお
り、その回動によりロール部材17も同様に回動する。
【0035】また、図10に示すような電動剃刀装置4
0に、皮膚押圧部材を設けることもできる。この電動剃
刀装置40は、往復式の剃刀刃(内刃)が2部設けら
れ、凸状に湾曲したそれぞれ異なる外刃41,41内に
剃刀刃が収容されている。図12(a)に示すように、
2つの外刃41,41の間には、上記と同様の皮膚押圧
部材31が、当該剃刀装置40の軸方向に可動となるよ
うに取り付けられている。すなわち、2つの外刃41,
41を跨ぐ形態で受板44が、その外刃41,41間に
取り付けられ、剃刀装置40の軸方向に浮き沈み可能と
なっている。皮膚押圧部材31は、その受板44に取り
付けられて、受板44の浮遊に伴って動くものとされて
いる。この皮膚押圧部材31も、弾性変形可能な材質に
より構成されて、皮膚と当接する側の先端が曲面状とさ
れたロール部を有している。なお、符号46は、上記の
剃刀刃(内刃)を指しており、本体部40aに振動可能
な状態で設置されている。
【0036】この場合、各外刃41,41のうち何れの
方向から髭を剃る場合にも、皮膚押圧部材31が外刃4
1に先行して皮膚と当接し、効果的に皮膚を押圧して髭
を起立させることができる。例えば、図18(a)及び
(b)に示すように、異なる向きに生えた髭に対しても
効果的に剃り落とすことが可能となる。すなわち、図1
8(a)のように、ある方向に寝た髭20を上記剃刀装
置40により剃る場合、髭が寝た方向と逆の向きに剃刀
装置40を押し当てながら滑らすと、皮膚押圧部材31
に後行するヘッド部(外刃と内刃とにより構成される)
150が、その皮膚押圧部材31が起立させた髭(図中
Bの部分)を迎え入れる状態で剃り落すことができる。
一方、図18(b)のように反対方向に寝た髭に対して
は、当該剃刀装置40を図18(a)とは逆の方向に滑
らすことで、一方のヘッド部160により起立した髭
(符号Cの部分)を剃り落すことができる。このよう
に、剃刀装置40は、それ自体を顔に対して往復させて
滑らすことで、あらゆる向きに生えた髭を根元から剃り
落すことが可能となる。なお、皮膚押圧部材31とヘッ
ド部150,160の間には僅かな溝状の隙間が形成さ
れており、その溝の間に入り込んだ髭が起立して後行す
るヘッド部150,160により剃り取られる。
【0037】なお、図12(b)に示すように、皮膚押
圧部材31と本体部40aとの間にばね等の弾性機構を
設ければ、図11のように皮膚押圧部材31の外刃41
からの突出量を変化させることが可能となり、皮膚に対
する押圧力を種々調節できるようになる。このような弾
性機構は、皮膚押圧部材31を受ける上記受板44に設
けられているが、図12(c)に示すように本体部40
a側に設けることも可能である。また、図12(d)の
ように、皮膚押圧部材31を取り付ける受板44は、外
刃41に対してではなく、本体部40aに対して弾性機
構を介して取り付けることも可能である。
【0038】また、図21に示すように、皮膚押圧部材
31はスライド機構により外刃41からの突出量を複数
段階又は無段階に変更することができる。これは、概念
的に図21(a)に示すように、皮膚押圧部材31の一
端面に軸線状の支持部材48が取り付けられたもので、
この支持部材48の側面には嵌合用の凹凸部48aが複
数設けられており、この凹凸部48aに対してストッパ
部49に設けられた凸部49aが嵌合位置を変化するこ
とでスライド自在とされている。
【0039】また、ストッパ部49の外側には、これら
ストッパ部49と支持部材48との嵌合状態(ロック状
態)を挟圧保持するための挟圧部材(ロック手段)11
0が設けられており、この挟圧部材110は開口部11
0aから底110b側に向けてすり鉢状の窪みを有した
略コ字状の部材であって、その窪みによりストッパ部4
9を挟圧している。図21(b)に示すように、挟圧部
材110を上記窪み側(開口部110aと反対側)に移
動させると、ストッパ部49に対する挟圧が開放されて
ストッパ部49と支持部材48との嵌合状態が解除さ
れ、支持部材48が軸方向に移動可能となる。その支持
部材48の移動に伴って、皮膚押圧部材31の外刃41
からの突出量を変化させることができるようになる。な
お、図21(c)に示すように、支持部材48及びスト
ッパ部49に凹凸あるいは凸部を設けずに両者の接触部
分を平坦とし、挟圧部材110の挟圧のみにより支持部
材48を段階的にスライド可能とすることもできる。す
なわち、皮膚押圧部材31を軸方向へ不動とする場合
は、挟圧部材110によりストッパ部49と支持部材4
8とを挟圧保持して、その挟圧により両者を固定し、皮
膚押圧部材31を動かす場合は、挟圧部材110の挟圧
を上記と同様に解除すればよい。
【0040】スライド機構については、図22に示すよ
うな機構を採用することもできる。これは、本体部側嵌
合部115に複数の凹凸部115aが設けられ、一方、
支持部材48にはその凹凸部115aに嵌合する凸部1
12が設けられた構成である。凸部112の凹凸部11
5aとの嵌合が外れないように、凸部112の移動を妨
げるストッパ部113が支持部材に設けられ、そのスト
ッパ部113は弾性変形可能とされている。皮膚押圧部
材31を動かす場合は、ストッパ部113を弾性変形さ
せて、凸部112の移動を許可する位置にストッパ部1
13を移動させ、凹凸部115aから凸部112の嵌合
が外れるようにする。
【0041】すなわち、図22(b)に示すように、凹
凸部115aに嵌合した凸部112は、ストッパ部11
3により凹凸部115aの凹部に対する嵌合が外れない
ようにされており、支持部材48をスライドさせたい時
は、ストッパ部113に設けられたノブ114を操作し
て(図面上では矢印方向へ押圧して)ストッパ部113
を移動させ、図22(c)に示すように凸部112をス
トッパ部113に設けられた凹部113a側に移動可能
とさせる。その結果、凹凸部115aの凹部から凸部1
12の嵌合を外すことができ、凹凸部115aの異なる
凹部へ嵌合位置を変えることが可能となり、支持部材4
8の軸方向への移動、すなわち皮膚押圧部材31の突出
量を変化させることが可能となる。
【0042】図23は、ノブ114が本体部40aに設
けられた一例を示しており、このようにノブ114を例
えば剃刀装置40の上下方向に操作することで支持部材
48が上下に動き、それに伴って皮膚押圧部材31の突
出量が変化する。なお、図22(a)に示した符号11
1は支持部材48を軸方向の移動をガイドするためのガ
イド部材とされている。
【0043】図24は、このようなスライド機構を設け
た場合の作用を説明する模式図であり、同図(a)に示
したように、2つの外刃41,41の湾曲頂部により形
成される面T1とほぼ同一面上に皮膚押圧部材31の頂
部が位置する時、皮膚押圧部材31はスライドの最下点
であり、上記ノブ114を上方に操作することで同図
(b)に示すように皮膚押圧部材31が面T1から僅か
に突出する。さらにノブ114を上方に操作すると、同
図(c)に示すように最大点に達する。逆に、上記ノブ
114を下方に操作することで、同図(c)から(a)
へと皮膚押圧部材31が本体部41a内部に引込まれて
いく。
【0044】なお、図25に示すように、例えば上記支
持部材を剃刀装置40の側面から突出する形態とし、突
出した部分47を上記ノブ(114)とし、その突出部
47を操作して皮膚押圧部材31を軸方向に動かすこと
もできる。図26は、その突出部を有した剃刀装置にお
ける、支持部材48及び皮膚押圧部材31と、本体部4
0aとの組み付け形態を示す模式図で、本体部40aに
設けられた本体部側嵌合部115に対して、上記の凸部
112を有し、皮膚押圧部材31と一体に形成された支
持部材48を嵌合する構成となる。そして、剃刀装置4
0の側面に設けられたノブ114を操作して、支持部材
48、すなわち皮膚押圧部材31を軸方向に動かすこと
が可能となる。
【0045】また、図27に示すような螺子を利用した
スライド機構を導入することもできる。これは、剃刀装
置40の断面模式図(理解を容易にするためにねじ部材
のみを拡大しており、寸法関係は正規のものではない)
である図27(a)に示すように、本体部40aの一側
面を貫通する締結雄ねじ部材116が、本体部40a内
に収容され、雌ねじ部を有する皮膚押圧部材31に螺合
している。締結雄ねじ部材116を締める(締結方向に
螺合する)と、皮膚押圧部材31との螺合が進み、この
両者が互いに引き合う状態となり、ある一定の締結力を
超えると本体部40aの一側部を介して両者が締め付け
られ、皮膚押圧部材31が不動状態になる。すなわち、
締結力によって図27(a)において皮膚押圧部材31
を紙面に垂直方向な方向に不動状態にし、逆に、締結雄
ねじ部材116を緩めることで、両者の締め付けが弱ま
り、皮膚押圧部材31を締結雄ねじ部材116とともに
動かすことができる。
【0046】さらに、図28に示すように、上記スライ
ド機構を有した支持部材48と、皮膚押圧部材31とを
ばね120等の弾性手段を介して連結することもでき
る。この場合、スライド機構により皮膚押圧部材31が
剃刀装置の軸方向に段階的に可動でき、かつ、ばね12
0の弾性により皮膚の表面形態に対応して皮膚押圧部材
31が自在に伸縮することができるようになり、使用者
の髭の生え状態及び顔形状にあわせて様々な態様で使用
することが可能となる。
【0047】また、これら電動剃刀装置40の皮膚押圧
部材31は、図13(a)に示すように、皮膚と当接す
る部分の内側に孔部34aを設けて中空状にし、その中
空により弾性変形可能な構成とすることができる。一
方、図13(b)に示すように、皮膚と当接する先端部
が曲面状とされた略円柱の皮膚押圧部材35を導入する
こともでき、図13(c)は、このような円柱の構成に
加えて、孔部36aを設けて弾性変形可能としたもので
ある。一方、図13(d),(e)は、同図(a),
(c)の皮膚押圧部材の中空端部を開口せずに、圧着等
により密封状にした変形例である。この場合、髭等の剃
り粕が中空37a,38a内に入り込むことを防止でき
る。
【0048】図29は図10の電動剃刀装置60の平面
図(a)及びそのヘッド部分の断面模式図(b)であ
る。皮膚押圧部材31の外刃41からの突出量は、図2
9(b)に示すように、皮膚押圧部材31の最大高さが
外刃41の最大高さと同じになる突出量ゼロとしたり、
僅かに外刃31から突出させたり、外刃31の最大高さ
よりも低くなるように僅かに沈んで構成したりしてもよ
い。いずれの場合においても髭を起立させることは可能
で、深剃り、且つ肌に対して刺激の少ない髭剃りを行う
ことができる。
【0049】次に、電動剃刀装置60に設ける皮膚押圧
部材の変形例について説明する。図30は、2つの外刃
41,41の間に2つの皮膚押圧部材31,31が設け
られ、さらに2つの皮膚押圧部材31,31の間に皮膚
押圧部材31aが設けられた構成の電動剃刀装置の平面
図(a)及びそのヘッド部分の断面模式図(b)であ
る。この場合、2つの皮膚押圧部材31,31の間に設
けられる皮膚押圧部材31aは、例えばシリコン等の肌
に優しい部材で構成することが可能で、肌に対してより
刺激の少ない髭剃りを実現可能である。
【0050】なお、このような円柱状等の皮膚押圧部材
を、図46に示すように可撓性のロール部材で周方向に
取り囲んで、新たな皮膚押圧部材を構成することもでき
る。図46(a)はその電動剃刀装置の平面図、同図
(b)はそのヘッド部分の断面模式図で、同図(c)は
皮膚押圧部材31を模式的に示す斜視図である。この場
合、円柱状の部材318が複数本(例えば3本)並列さ
れ、その複数本を可撓性の樹脂シート(ロール部材)3
17が取り囲んで皮膚押圧部材31を構成しており、こ
の皮膚押圧部材31が2つの外刃41,41の間に配置
されている。この構成の皮膚押圧部材31においては、
ロール部材317が柔軟な材質から構成されているた
め、肌に対する当たりが優しくなり、さらに滑らかな髭
剃りが実現可能である。なお、円柱状の部材318は複
数本を必ずしも並列させる必要はなく、複数本により凸
凹が生じる形態で並べることもでき、また、1本の円柱
部材318を上記ロール部材317で取り囲んだ構成と
することもできる。
【0051】また、図31に示すように、2つの外刃4
1,41の間に設けられた皮膚押圧部材31とは別に、
外刃41,41の側方(皮膚押圧部材31が形成された
位置とは対向する側)にも皮膚押圧部材31b,31b
をそれぞれ設けることができる。図31は、電動剃刀装
置の平面図(a)及びそのヘッド部分の断面模式図
(b)であって、この場合、2つの外刃のうち、いずれ
の外刃を先行させて髭剃りを行ったとしても、各皮膚押
圧部材31bが外刃41(すなわち剃刀刃46(図12
参照))に先行して皮膚を押圧して髭を起立させること
が可能である。このように2以上の皮膚押圧部材を剃刀
装置に設けることで、さらに滑らかな髭剃りが実現され
(外刃が肌に直接当たることが低減される)、また、髭
剃りに掛かる所要時間を短縮することも可能となる。な
お、皮膚押圧部材31b,31bは、図25(a)に示
す剃刀装置の本体部40aから連続の一体の部材として
形成することも可能である。
【0052】一方、図33は一枚の外刃(内刃も一枚)
41aから構成された、いわゆる一枚刃の往復式電動剃
刀装置の平面図(a)及びそのヘッド部分の断面模式図
(b)である。この場合も、外刃41aの両側方部(長
手方向に沿った側部)に皮膚押圧部材31,31が設け
られている。この場合、図33(c)(平面図)及び図
33(d)(断面模式図)に示すように、外刃41aの
横方向(長手方向と交わる方向)における幅を小さくす
る(具体的には、皮膚押圧部材31の幅よりも小さくす
る)ことで、より滑らかな深剃りを実現することが可能
である。
【0053】なお、上記のような皮膚押圧部材31は、
例えば図34に示すように、電動剃刀装置の本体部40
aに備えられた回転軸40bを支点として、回転可能に
することもできる。この場合、剃刀装置に設けられる複
数の皮膚押圧部材のうち、一部あるいは全部の皮膚押圧
部材に対して回転可能にすることができる。なお、皮膚
押圧部材の回転はモータ等の駆動部により電動式に回転
させることもできる。また、電動剃刀装置における皮膚
押圧部材の形状は円柱状の他にも、例えば図35(a)
に示すような略角柱状のものを採用することもできる。
この場合、角柱の角に対して面取りあるいはRを形成す
ることが好ましい。また、図36に示すような角柱の部
材の皮膚当接面側が曲面状とされた、軸断面が鐘形の皮
膚押圧部材とすることもでき、図37に示すような半円
柱もしくは円柱の一部を切り取った形態の皮膚押圧部材
とすることもできる。さらに、図38に示すような略扇
形の断面形状を有する柱状部材の皮膚押圧部材を電動剃
刀装置に備え付けることも可能である。
【0054】また、皮膚押圧部材31は図39に示すよ
うに、その外周部(少なくとも皮膚と当接する部分の一
部又は全部)を例えば多孔質体で形成し、その多孔質体
に例えば石鹸、ローション、クリーム、オイル等を含浸
させることが可能である。この場合、皮膚押圧部材31
が皮膚を押圧する際に、含浸された上記石鹸等が皮膚に
塗り込まれるようになり、より滑らかで肌に優しい髭剃
りを実現することができる。なお、多孔質体で形成され
る部分は、その押圧効果を阻害しない程度の強度を備え
ていることが好ましい。
【0055】次に、図14に示すような電動剃刀装置6
0に皮膚押圧部材62を設けることも可能である。電動
剃刀装置60は、剃刀刃(内刃)が取り付けられた回転
板を収容する3個の外刃を備えたヘッド部61,61,
61が本体部68に略三角形のパターンで形成されてお
り、各ヘッド部61はそれぞれほぼ円柱状の形態であっ
て、各ヘッド部61の中心付近には皮膚押圧部材62が
設けられている。皮膚押圧部材62は、図17(a)に
示すように、皮膚と当接する先端が曲面状の突起部67
を備えた構成であって、その突起部67は外刃64の表
面上から突出しており、一方、突起部67の下方は軸状
の支持棒とされて、この支持棒が電動剃刀装置60の本
体部68に設置されている。すなわち、皮膚押圧部材6
2は、回転板100の中心部を通り、外刃64を貫通す
る形態で設けられ、その結果、突起部67が外刃64か
ら突出している。
【0056】なお、図15及び図16に示すように、2
個の外刃を備えたヘッド部71,71を有した電動剃刀
装置70、及び1個の外刃を備えたヘッド部81を有し
た電動剃刀装置80に対しても、各ヘッド部71,81
の中心付近に、図17に示したものと同様の皮膚押圧部
材72,72、及び皮膚押圧部材82を設けることが可
能である。
【0057】皮膚押圧部材62について、図17(b)
に示すように、皮膚押圧部材62bと本体部68との間
にばね等の弾性機構を設けることができる。これは、皮
膚押圧部材を、例えば大径部(皮膚側に位置する部分)
66aと小径部(本体部68側に位置する部分)66b
とを有した皮膚押圧部材62bとし、その小径部66b
の周りに位置するように、すなわち、大径部66aの小
径部側端面62aに当接するようにばね(弾性機構)6
3を設けた構成である。この弾性機構は、皮膚押圧部材
62bを当該剃刀装置60の軸方向に付勢しており、こ
のような皮膚押圧部材62bは、外刃64に先行して皮
膚と当接し、人為的に押圧力を掛けなくても、弾性機構
により効果的に皮膚を押圧して髭を起立させることがで
きる。
【0058】一方、図17(c)〜図17(f)は、皮
膚押圧部材の各種変形例を示している。図17(c)
は、皮膚と当接する側の大径部66aを球状にした皮膚
押圧部材62cを有するものであり、その球体の小径部
66b側端部にばね63が当接するようになっており、
図17(d)は、大径部66aが半球状の皮膚押圧部材
62dで、いずれも小径部がばね63の中心軸内に嵌め
込まれている。また、図17(e)は、皮膚押圧部材6
2の内部を中空状に変形した皮膚押圧部材62eで、そ
の中空により全体が弾性変形可能とされている。図17
(f)は、図17(c)の皮膚押圧部材62cの球状部
分を中空状にしたものである。なお、これら皮膚押圧部
材は、弾性変形可能な樹脂等から構成すれば、中空状の
もの、むく状のもの何れとも採用することが可能であ
る。
【0059】なお、回転式の電動剃刀装置において、図
32に示すように、ヘッド部(外刃及び内刃から構成さ
れる)81の中心側に設けられた皮膚押圧部材82以外
にも、ヘッド部81の外周縁部に皮膚押圧部材89を設
けることも可能である。図32は、その電動剃刀装置の
平面図(a)及び断面模式図(b)であって、この場
合、何れの周方向から髭剃りを行ったとしても、2つの
皮膚押圧部材82,89により皮膚が押圧され、その中
間に位置するヘッド部81により起立した髭が剃り取ら
れる。
【0060】次に、図19は、往復式の剃刀刃を有する
電動剃刀装置の変形例である。これは、同図(a)に示
すように、その剃刀刃(内刃)90が本体部(取手部)
99の一端面に長手状に形成されたもので、その長手方
向に連続して軸線状の凹部が形成されている。一方、そ
の剃刀刃90とほぼ同形状に弾性変形可能な外刃91
が、同図(d)に示すように剃刀刃90の上方から被せ
た状態となるように、本体部99に着脱可能に取り付け
られる。また、同図(c)に示すように、外刃91の上
方から本体部99に嵌め込むヘッド部92には、上記皮
膚押圧部材31と同様の略円柱状の皮膚押圧部材93が
備えられており、剃刀刃90に設けられた軸線状の凹部
に、その皮膚押圧部材93を収容した状態(同図
(e))で、髭剃り等に使用される。
【0061】なお、図20に示すように、皮膚押圧部材
93を外刃91に取り付けることも可能である。この場
合、皮膚押圧部材93の軸方向両端部に凸部93aを設
け、一方、ヘッド部92にはその凸部93aが嵌合する
凹部92aを設けることで、図19(e)に示した構成
の電動剃刀装置を提供することができる。このような構
成の電動剃刀装置は、1枚刃でありながら、皮膚押圧部
材93を介した2枚刃の構成とすることができ、簡易な
構成で実際の2枚刃と同様の効果を発揮することが可能
である。なお、外刃91は1枚でなくても2枚以上に構
成してもよく、上記図13の例と同様、皮膚押圧部材9
3には中空状等の様々な変形を施すことができる。
【0062】更なる変形例として、図1において刃台2
を取手部3に対して着脱可能に取り付けたり、刃台2が
取手部3に対して所定の角度で回動可能となるように取
り付けたりしてもよい。また、剃刀刃の枚数は2枚刃、
3枚刃等の複数枚にすることもでき、ロール部材5を弾
性変形可能な材質により構成することもできる。さら
に、本発明に示した剃刀装置は、髭剃り用に限ることは
なく、無駄毛剃り、産毛剃り、毛髪剃りとして用いるこ
ともでき、本発明に係る皮膚押圧部材をバリカン等に形
成することも可能である。
【0063】また、上記皮膚押圧部材の材質は、例え
ば、肌に優しい(刺激の少ない)材質(例えば天然材
質、又はシリコン等の軟性材質等)や、電磁波遮蔽材質
(例えばフェライト等の磁性材料等)、抗菌材質(例え
ばチタニア等の抗菌活性成分等)、放射性材質(例えば
トルマリン等のマイナスイオン発生材質(鉱物)等)等
を少なくとも含ませて構成することができる。
【0064】一方、上記皮膚押圧部材には、髭を剃るた
めの髭剃り手段を設けることができる。図44はその一
実施例であって、同図(a)に示すように網刃から構成
される2つの外刃41,41の間に例えば金属(樹脂で
もよい)等から構成される略半円筒状の皮膚押圧部材3
1が設けられている。同図(b)は皮膚押圧部材31の
平面図、同図(c)は皮膚押圧部材31の斜視図であっ
て、皮膚押圧部材31の皮膚を押圧する部分(皮膚押圧
部材の頂となる部分)311とは異なる位置、詳しくは
皮膚と当接しない位置に網状の髭導入部310が形成さ
れている。この髭導入部310はいわゆる網刃として構
成され、その皮膚押圧部材31の内部には往復式の内刃
46が設けられ、その内刃46と髭導入部310との間
で髭を剃ることが可能となっている。なお、図45に示
すように、皮膚押圧部材313において所定の間隔、も
しくは不規則の間隔毎にスリット状の髭導入部314を
設け、上記内刃46と髭導入部314との間で髭を剃る
構成とすることもできる。
【0065】また、図47に示すように回転式の電動剃
刀装置に設けた皮膚押圧部材にも髭剃り手段を設けるこ
とができる。この場合、例えば外刃81の内側及び外側
に設けられた2つの皮膚押圧部材82,89のうち、い
ずれの部材に対しても髭剃り手段を設けることが可能
で、本実施例においては内側(中心側)の皮膚押圧部材
82に対してスリット状の髭導入部800が、例えば外
周縁部(肌と当接しない部分)において周方向に所定の
間隔毎に設けられている。皮膚押圧部材82は中空状に
形成されており、その中空内部には回転式の内刃802
が設けられており、その内刃802と髭導入部800と
の間で髭を剃ることが可能とされている。なお、この場
合の髭導入部800も網刃形状とすることが可能で、ま
た、その他の電動剃刀装置(3枚刃等の装置)にも上記
髭剃り手段を設けることができる。いずれの場合も皮膚
の押圧効果を阻害することなく、皮膚押圧部材の上記髭
剃り手段によって、髭剃りに要する時間を大幅に短縮す
ることが可能である。
【0066】次に、皮膚押圧部材についてその他の変形
例を示す。図48に示す皮膚押圧部材315は、2つの
円柱部材315a,315bから構成され、その2つの
円柱部材の間には隙間が形成されている。この隙間によ
り、肌との滑りが一層向上するものとなる。また、図4
9に示す皮膚押圧部材320は、1つの略円柱状部材を
その軸線方向に中心部を切り欠いた形態であって、その
切欠部の両側には皮膚押圧部が形成されている。この場
合も切欠部が隙間となって、この隙間により、肌との滑
りが一層向上するものとなる。
【0067】図50の皮膚押圧部材319には、球体が
軸線方向に連続で繋がった形態のもので、その球体によ
り複数の凹凸(肌鎮圧手段)が形成された構成となって
いる。この場合、球体により形成される凸部が肌を鎮圧
し、良好な髭剃りに加えて、肌がマッサージされて美容
効果も付加されることとなる。
【0068】一方、図51に示す皮膚押圧部材316
は、2つの円柱部材316a,316bが弾性変形可能
なゴム状部材317により連結された構成のものであ
る。この実施例においては、2つの円柱部材316a,
316bがストッパ部318を介して接近離間自在にさ
れている。具体的には、各円柱部材316a,316b
は剃刀装置40の長手方向(上下方向)に移動不可能と
されるとともに、2つの円柱部材316a,316bの
下方内面側にはテーパが施され、そのテーパ角度に接す
る傾きの面取りがストッパ部318の上方外面側に形成
され、ストッパ部318を電動剃刀装置40の側面に設
けられた操作部318aにより上下方向にスライドする
ことで、2つの円柱部材316a,316bが接近離間
する。さらに詳しくは、図51(b)に示すように、ス
トッパ部318を最も上方にスライドした状態では、ゴ
ム状部材317を弾性変形させつつ2つの円柱部材31
6a,316bが離間される。この場合、2つの円柱部
材316a,316bはゴム状部材317により接近方
向に付勢されており、ストッパ部318は図示しない係
止部材により下方へのスライドが防止されている。一
方、図51(c)に示す状態では、ストッパ部318が
下方にスライドされ、ゴム状部材317の弾性変形(付
勢)により2つの円柱部材316a,316bが接近す
る。このように2つの円柱部材316a,316bを接
離自在にすることで、両部材316a,316b間に形
成される隙間の量を変化させることが可能となる。
【0069】また、図52に示すように、皮膚押圧部材
31を外刃41と一体的に構成することもできる。この
場合、ヘッド部300は外刃41と皮膚押圧部材31と
からなり、製造工程において外刃41と皮膚押圧部材3
1とを例えばプレス加工等により一体で製造することが
可能となる。なお、図53に示すように皮膚押圧部材3
1に対して、皮膚押圧部材の保護及び装飾性向上のため
にカバー部材301を着脱させることもできる。このカ
バー部材301の材質は特に限定されるものではなく、
高さ、幅、色等種々異なるものを採用することが可能で
ある。
【0070】一方、図54においては、皮膚押圧部材3
20は外刃41を備えたヘッド部322に対して着脱自
在に設けられている。皮膚押圧部材320には円柱の軸
線方向に沿って突状部320aが形成され、ヘッド部3
22には、突状部320aの幅、高さに対応した溝32
3が形成されて、溝323に突状部320aを嵌め込む
ことで着脱が可能にされている。なお、同図(c)に示
すような楕円形状の皮膚押圧部材321についても同様
の着脱を行うことが可能である。
【0071】図55においては、外刃41を覆うカバー
部材430がヘッド部に着脱自在に設けられている。こ
れは、外刃41の機能を任意に停止させるためのもの
で、例えば、図56に示すように、揉み上げ部分の毛を
剃るときに、剃りたい部分にカバー部材が装着されてい
ない外刃41(図中B側)を当て、同時に皮膚押圧部材
31を皮膚に対して押圧させる。その後、剃刀装置40
を該外刃41側(図中B側)に移動させ、揉み上げ部分
の毛を剃ることができる。この場合、図中A側の外刃に
はカバー部材430が装着されているため、剃りたい部
分よりもA側の毛が余分に剃り落とされることが防止さ
れている。
【0072】次に、皮膚押圧部材31は、蛍光性の材質
により構成し、意匠的に装飾性を向上させることもでき
る。なお、当該皮膚押圧部材31に電球、発光ダイオー
ド等を組み込んだりすることもできる。また、肌に良い
光線(例えば遠赤外線等)を出す発光部や、熱を発する
発熱体等を皮膚押圧部材内部に組み込ませることも可能
で、この場合、肌を温めて髭を軟らかくし、髭剃りをよ
りスムーズに行うことができ、また、冬季には皮膚に冷
たさを感じさせないものとなり、さらに、光線、発熱体
等により殺菌効果も発生する。
【0073】図58に示した皮膚押圧部材338は、2
つの半円柱状部材がその平面部同士が重なりあって1つ
の円柱状部材を成すものであって、少なくとも上方に位
置する半円柱状部材338bが透明又は半透明の透視性
部材から構成されている。そして、下方に位置する半円
柱状部材338aの平面部には文字、絵画等の装飾手段
339が書き込めるものとなっており、これにメッセー
ジや美しい模様等を書き込むことで美観性を向上させる
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の剃刀装置の一実施例を示す全体斜視
図。
【図2】剃刀装置の刃台と、それに取り付けられる剃刀
刃及びロール部材とを示す斜視図。
【図3】剃刀刃及びロール部材の位置関係を示す説明
図。
【図4】ロール部材の刃台への取り付け例を示す図。
【図5】ロール部材の刃台への取り付けの変形例を示す
図。
【図6】図1のロール部材と、その幾つかの変形例を示
す図。
【図7】本実施例に剃刀装置を用いた場合の髭の状態変
化を示す図。
【図8】本発明の剃刀装置の一変形例を示す図。
【図9】図8の剃刀装置の回動機構を示す部分拡大断面
図。
【図10】本発明の剃刀装置の一実施例として往復式の
電動剃刀装置を示す図。
【図11】図10の剃刀装置の皮膚押圧部材が変動した
例を示す図。
【図12】図10及び図11の剃刀装置について、皮膚
押圧部材の構成を拡大して示す断面図、及び皮膚押圧部
材の各変形例を示す断面図。
【図13】図10及び図11の剃刀装置について、皮膚
押圧部材の各変形例を示す斜視図。
【図14】本発明の剃刀装置の一実施例として回転式の
電動剃刀装置を示す図。
【図15】図14の剃刀装置の一変形例を示す図。
【図16】図14の剃刀装置の一変形例を示す図。
【図17】図14ないし図16の剃刀装置について、皮
膚押圧部材の構成例及び各種変形例を示す断面図。
【図18】電動剃刀装置を用いたときの髭の状態変化を
説明する図。
【図19】図10の電動剃刀装置の一変形例を示す図。
【図20】図19の電動剃刀装置の構成部材の一変形例
を示す図。
【図21】皮膚押圧部材の一変形例として可動式のもの
を示す断面図。
【図22】可動式の皮膚押圧部材の一変形例と、そのス
ライド機構を説明する断面模式図。
【図23】皮膚押圧部材をスライドさせるためのノブの
一形成例を示す図。
【図24】皮膚押圧部材をスライドさせた場合の作用を
説明する図。
【図25】皮膚押圧部材をスライドさせるためのノブの
一変形例を示す斜視図及び正面図。
【図26】図25の皮膚押圧部材を、剃刀装置の本体部
に組み付ける例を模式的に示す斜視図。
【図27】可動式の皮膚押圧部材の一変形例を示す断面
図及び正面図。
【図28】可動式の皮膚押圧部材について、さらに弾性
機構を設けた一例を示す断面図。
【図29】図10の往復式電動剃刀装置の平面図及び断
面模式図。
【図30】皮膚押圧部材を2以上備える往復式電動剃刀
装置の一例を示す平面図及び断面模式図。
【図31】皮膚押圧部材を2以上備える往復式電動剃刀
装置の一例を示す平面図及び断面模式図。
【図32】皮膚押圧部材を2以上備える回転式電動剃刀
装置の一例を示す平面図及び断面模式図。
【図33】皮膚押圧部材を2以上備え、一枚刃の往復式
電動剃刀装置の一例を示す平面図及び断面模式図。
【図34】皮膚押圧部材を回転可能に取り付けた一例を
示す説明図。
【図35】皮膚押圧部材の一変形例を示す全体斜視図、
及びそれを電動剃刀装置に組付けた際のヘッド部の断面
模式図。
【図36】皮膚押圧部材の一変形例を示す全体斜視図、
及びそれを電動剃刀装置に組付けた際のヘッド部の断面
模式図。
【図37】皮膚押圧部材の一変形例を示す全体斜視図、
及びそれを電動剃刀装置に組付けた際のヘッド部の断面
模式図。
【図38】皮膚押圧部材の一変形例を示す全体斜視図、
及びそれを電動剃刀装置に組付けた際のヘッド部の断面
模式図。
【図39】皮膚押圧部材の一変形例を示す全体斜視図、
及びそれを電動剃刀装置に組付けた際のヘッド部の断面
模式図。
【図40】図1の剃刀装置に2つの皮膚押圧部材を備え
付けた一例を示す刃台付近の拡大断面模式図。
【図41】図1の剃刀装置に2以上の皮膚押圧部材を備
え付けた幾つかの変形例を示す刃台付近の拡大断面模式
図。
【図42】2枚刃を有する手動剃刀装置に皮膚押圧部材
を備え付けた幾つかの例を示す刃台付近の拡大断面模式
図。
【図43】2以上の皮膚押圧部材を備えた手動剃刀装置
について、その作用を説明するための拡大断面模式図。
【図44】皮膚押圧部材に設けた髭剃り手段の一例を説
明するための往復式電動剃刀装置の要部断面模式図、平
面図、及びその皮膚押圧部材を模式的に示す斜視図。
【図45】皮膚押圧部材に設けた髭剃り手段の一変形例
を説明するための往復式電動剃刀装置の平面図、要部断
面模式図、及びその皮膚押圧部材を模式的に示す斜視
図。
【図46】皮膚押圧部材の変形例を説明するための往復
式電動剃刀装置の平面図、要部断面模式図、及びその皮
膚押圧部材を模式的に示す斜視図。
【図47】皮膚押圧部材に設けた髭剃り手段の変形例を
説明するための回転式電動剃刀装置の平面図、及び断面
模式図。
【図48】皮膚押圧部材の一変形例を模式的に示すヘッ
ド部の斜視図。
【図49】皮膚押圧部材の一変形例を模式的に示すヘッ
ド部の斜視図。
【図50】皮膚押圧部材の一変形例を模式的に示すヘッ
ド部の斜視図。
【図51】皮膚押圧部材の一変形例を模式的に示すヘッ
ド部の斜視図、及びその機構について説明する図。
【図52】皮膚押圧部材を外刃と一体的に形成した一例
を模式的に示すヘッド部の斜視図。
【図53】皮膚押圧部材に対し着脱自在のカバー部材を
設ける一例を模式的に示すヘッド部の斜視図。
【図54】皮膚押圧部材を着脱自在に設ける一例を模式
的に示すヘッド部の斜視図。
【図55】外刃に対し着脱自在のカバー部材を設ける一
例を模式的に示すヘッド部の斜視図及び側面図。
【図56】図55の構成のヘッド部を有した剃刀装置の
一使用例を示す説明図。
【図57】皮膚押圧部材の一変形例を模式的に示すヘッ
ド部の斜視図。
【図58】皮膚押圧部材の一変形例を模式的に示すヘッ
ド部の斜視図。
【符号の説明】
1,15,40,60,70,80 剃刀装置 2 刃台 2a 皮膚当接面 2b 取付部(皮膚押圧部材取付部) 3 取手部 4,16,46,90 剃刀刃(内刃) 5,17,31,42,62,72,82,93 皮膚
押圧部材 6 溝部 8 突状部(皮膚押圧部材取付部) 18 継ぎ手(皮膚押圧部材取付部) 63 ばね部材(弾性機構)

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剃刀刃と、剃り方向においてその剃刀刃
    に先行する皮膚押圧部材とを有しており、 前記皮膚押圧部材は、皮膚を押圧することで、その押圧
    した皮膚に生えている髭を起立させることを特徴とする
    剃刀装置。
  2. 【請求項2】 前記皮膚押圧部材は、少なくとも皮膚と
    当接する部分が曲面とされている請求項1記載の剃刀装
    置。
  3. 【請求項3】 前記皮膚押圧部材は、弾性変形可能な材
    質により構成されている請求項1又は2に記載の剃刀装
    置。
  4. 【請求項4】 前記皮膚押圧部材は、中空状に構成さ
    れ、その中空により弾性変形可能とされている請求項1
    ないし3のいずれかに記載の剃刀装置。
  5. 【請求項5】 当該剃刀装置は、手動剃刀装置であっ
    て、 前記剃刀刃が皮膚押圧部材取付部を有する刃台に取り付
    けられ、前記皮膚押圧部材が前記皮膚押圧部材取付部に
    取り付けられた構成を有している請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の剃刀装置。
  6. 【請求項6】 前記皮膚押圧部材は、前記剃刀刃の刃先
    よりも皮膚当接側に突出する部分を少なくとも有する請
    求項5記載の剃刀装置。
  7. 【請求項7】 前記皮膚押圧部材は軸線状の略円柱外形
    を有し、その軸線が剃刀刃の刃線方向とほぼ平行に設置
    されている請求項5又は6に記載の剃刀装置。
  8. 【請求項8】 前記皮膚押圧部材は、回転軸を支点とし
    て回転可能な状態で前記皮膚押圧部材取付部に取り付け
    られている請求項5ないし7のいずれかに記載の剃刀装
    置。
  9. 【請求項9】 前記皮膚押圧部材取付部は前記刃台の両
    端部に位置した2つの突状部であって、前記皮膚押圧部
    材は、その2つの突状部によって支持されている請求項
    5ないし8のいずれかに記載の剃刀装置。
  10. 【請求項10】 前記皮膚押圧部材は、前記突状部を支
    点として回転可能とされている請求項9記載の剃刀装
    置。
  11. 【請求項11】 前記皮膚押圧部材取付部は前記刃台に
    対して皮膚当接側へ回動可能に取り付けられており、そ
    の皮膚押圧部材取付部の回動に伴って、前記皮膚押圧部
    材の皮膚に対する押圧力が変化する請求項5ないし10
    のいずれかに記載の剃刀装置。
  12. 【請求項12】 前記皮膚押圧部材取付部は前記刃台に
    対して皮膚当接側へ回動可能に取り付けられており、そ
    の皮膚押圧部材取付部の回動に伴って、前記皮膚押圧部
    材の皮膚当接側に突出する部分の突出高さが変化する請
    求項5ないし10のいずれかに記載の剃刀装置。
  13. 【請求項13】 当該剃刀装置は、電動剃刀装置であっ
    て、 前記剃刀刃が収容され外刃を備えるヘッド部と、取手部
    分としての本体部とを有しており、前記皮膚押圧部材が
    剃り方向において前記剃刀刃に先行する位置に設けられ
    ている請求項1ないし4のいずれかに記載の剃刀装置。
  14. 【請求項14】 前記電動剃刀装置は、往復式の剃刀刃
    として内刃を有する電動剃刀装置であって、その往復式
    の内刃が2部設けられ、それぞれ異なる外刃内に収容さ
    れるとともに、前記皮膚押圧部材がその2つの外刃の間
    に位置するように設けられている請求項13記載の剃刀
    装置。
  15. 【請求項15】 前記電動剃刀装置は、往復式の剃刀刃
    として内刃を有する電動剃刀装置であって、その往復式
    の内刃が長手方向に凹部を有して、該内刃とほぼ同形状
    の外刃内に収容されるとともに、 前記本体部に上方から嵌め込むヘッド部には、前記皮膚
    押圧部材が備えられ、前記凹部は、その皮膚押圧部材を
    収容可能とされている請求項13記載の剃刀装置。
  16. 【請求項16】 前記皮膚押圧部材は、前記外刃に対し
    可動状態で取り付けられている請求項14又は15に記
    載の剃刀装置。
  17. 【請求項17】 前記皮膚押圧部材は、前記本体部に対
    し可動状態で取り付けられている請求項14又は15に
    記載の剃刀装置。
  18. 【請求項18】 前記皮膚押圧部材と前記外刃又は前記
    本体部との間には弾性機構が設けられ、その弾性機構に
    より皮膚押圧部材が当該剃刀装置の軸方向に可動自在と
    されている請求項16又は17に記載の剃刀装置。
  19. 【請求項19】 前記皮膚押圧部材は、長手状に構成さ
    れており、その長手方向に延びる回転軸を支点として回
    転可能とされている請求項13ないし18のいずれかに
    記載の剃刀装置。
  20. 【請求項20】 前記電動剃刀装置は、前記剃刀刃とし
    て内刃が回転板に取り付けられ、その内刃及び回転板が
    収容され外刃を備えたヘッド部を有する回転式の電動剃
    刀装置であって、前記皮膚押圧部材が前記外刃の周縁部
    に可動状態で取り付けられている請求項13記載の剃刀
    装置。
  21. 【請求項21】 前記電動剃刀装置は、前記剃刀刃とし
    て内刃が回転板に取り付けられ、その内刃及び回転板が
    収容され外刃を備えたヘッド部を有する回転式の電動剃
    刀装置であって、前記皮膚押圧部材は前記外刃に可動状
    態で取り付けられている請求項13記載の剃刀装置。
  22. 【請求項22】 前記電動剃刀装置は、前記剃刀刃とし
    て内刃が回転板に取り付けられ、その内刃及び回転板が
    収容され外刃を備えたヘッド部を有する回転式の電動剃
    刀装置であって、前記皮膚押圧部材は前記本体部に可動
    状態で取り付けられている請求項13記載の剃刀装置。
  23. 【請求項23】 前記電動剃刀装置は、前記剃刀刃とし
    て内刃が複数の回転板に取り付けられ、各内刃及び回転
    板が収容され複数の外刃を備えたヘッド部を有する回転
    式の電動剃刀装置であって、前記皮膚押圧部材は前記本
    体部に可動状態で取り付けられている請求項13記載の
    剃刀装置。
  24. 【請求項24】 前記皮膚押圧部材は、前記回転板の中
    心部を通り、前記ヘッド部から突出する形態で設けられ
    ている請求項22又は23に記載の剃刀装置。
  25. 【請求項25】 前記皮膚押圧部材と前記本体部との間
    には弾性機構が設けられ、その弾性機構により皮膚押圧
    部材が当該剃刀装置の軸方向に可動自在とされている請
    求項21ないし24のいずれかに記載の剃刀装置。
  26. 【請求項26】 前記皮膚押圧部材は、その皮膚押圧部
    材の突出量を複数段階又は無段階に変更するために、前
    記本体部にスライド機構を介してスライド可能に取り付
    けられ、かつその皮膚押圧部材のスライド後の位置を固
    定するロック手段が設けられている請求項13ないし2
    5のいずれかに記載の剃刀装置。
  27. 【請求項27】 前記皮膚押圧部材を軸方向に支持する
    支持部材が、その皮膚押圧部材に取り付けられており、 前記スライド機構は、前記本体部に設けられた本体側凹
    凸部と、前記支持部材に設けられた支持部材側凹凸部と
    が嵌合位置を変化することで前記支持部材をスライド自
    在にし、前記皮膚押圧部材の突出量が複数段階又は無段
    階に変更される請求項26記載の剃刀装置。
  28. 【請求項28】 前記皮膚押圧部材は、前記外刃を備え
    た前記ヘッド部に対して着脱自在に設けられている請求
    項13ないし27のいずれかに記載の剃刀装置。
  29. 【請求項29】 前記皮膚押圧部材は、前記外刃と一体
    的に構成されている請求項13ないし27のいずれかに
    記載の剃刀装置。
  30. 【請求項30】 前記皮膚押圧部材には、髭を剃るため
    の髭剃り手段が設けられている請求項1ないし29のい
    ずれかに記載の剃刀装置。
  31. 【請求項31】 前記皮膚押圧部材には、当該皮膚押圧
    部材の皮膚を押圧する部分とは異なる位置に網状又はス
    リット状の髭導入部が設けられ、さらに該皮膚押圧部材
    の内部には内刃が設けられており、前記髭剃り手段は、
    前記髭導入部に導入された髭を前記内刃により剃るもの
    である請求項30記載の剃刀装置。
  32. 【請求項32】 前記皮膚押圧部材には、皮膚に対する
    押圧力を複数箇所で他の部分より大きくするための凹凸
    が設けられている請求項1ないし31のいずれかに記載
    の剃刀装置。
  33. 【請求項33】 前記皮膚押圧部材には、皮膚との摩擦
    力を軽減する微小な凹凸が設けられている請求項1ない
    し32のいずれかに記載の剃刀装置。
  34. 【請求項34】 当該剃刀装置には、前記皮膚押圧部材
    に加えて、剃り方向においてその剃刀刃に後行する第2
    の皮膚押圧部材が設けられている請求項1ないし33の
    いずれかに記載の剃刀装置。
  35. 【請求項35】 前記皮膚押圧部材は2つの部材から構
    成されており、その2つの部材が接離自在にされている
    請求項1ないし34のいずれかに記載の剃刀装置。
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