JP2001276331A - パチンコ発射機におけるハンドルタッチ検出回路及び方法 - Google Patents

パチンコ発射機におけるハンドルタッチ検出回路及び方法

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JP2001276331A
JP2001276331A JP2000100737A JP2000100737A JP2001276331A JP 2001276331 A JP2001276331 A JP 2001276331A JP 2000100737 A JP2000100737 A JP 2000100737A JP 2000100737 A JP2000100737 A JP 2000100737A JP 2001276331 A JP2001276331 A JP 2001276331A
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handle
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Naohiro Hara
尚宏 原
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ホール環境の電気的変化を可変抵
抗器を用いることなく自動的に調整し、タッチ検出を確
実化することを目的とする。 【解決手段】 本発明によるパチンコ発射機におけるハ
ンドルタッチ検出回路及び方法は、パチンコ発射機のハ
ンドル接触用導電プレート(1)が人手で触れられたこと
を検出して得られたタッチ検出信号出力(9)の第1位相
と比較基準信号出力(10)の第2位相とを比較し、パチン
コ発射機の発射機能を制御するようにしたパチンコ発射
機におけるハンドルタッチ検出方法において、前記パチ
ンコ発射機が設置されるホールに設けられ前記ハンドル
接触用導電プレート(1)と同じ容量を有し人手が接触し
ない状態のホール環境用非接触用導電プレート(1A)から
得られたホール環境検出容量による位相遅れ分は前記第
1、第2位相に対して同一に作用する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ発射機に
おけるハンドルタッチ検出回路及び方法に関し、特に、
パチンコ発射機が設置されているホール内の環境及び人
手の違い等が位相検出に与える悪影響を排除し、従来用
いていた位相調整用の可変抵抗器をなくし、自動調整化
するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のパチンコ
発射機におけるハンドルタッチ検出回路及び方法として
は、一般に図3で示される構成が採用されていた。すな
わち、図3において符号1で示されるものは、パチンコ
発射機(図示せず)のハンドル内に設けられたハンドル
内導電プレートであり、このハンドル内導電プレート1
は所定のサイズの板で構成されると共に所定の電気的容
量(コンデンサC)を有し、かつ人手が触れるとこの容
量Cが変化し、このコンデンサCと抵抗Rによって時定
数回路2が形成され、この時定数回路2はコンデンサC
1と抵抗R1からなる回路3を介して電源4及び第1出力
部5に接続されている。
【0003】前記第1出力部5には基準クロック信号6
が入力され、前記第1出力部5の入力側5aには前記基
準クロック信号6が入力されると共に可変抵抗器7を介
して第2出力部8が接続されている。前記第1出力部5
からは、第1位相を有するタッチ検出信号出力9が出力
され、第2出力部8からは第2位相を有する比較基準信
号出力10が出力されて各々位相差検出器11に入力さ
れ、各信号出力9、10間の位相差が位相差検出器11
のカウンタ等によって検出され、この位相差が基準クロ
ック信号6の位相に対して進んでいるか遅れているかを
判定してパチンコ球の発射の制御を行っている。この場
合、タッチ検出信号出力10は、プレーヤの電気的ポテ
ンシャル又はホール内の湿気等によってその位相が変動
するため、可変抵抗器で比較基準信号出力10の位相を
調整(すなわち、例えば、抵抗値を小とすると位相が進
むように調整)して、人手がハンドル内導電プレート1
に接すると直ちにタッチ検出信号出力9の位相が進み、
パチンコ球の発射が可能となるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のパチンコ発射機
におけるハンドルタッチ検出回路及び方法は、以上のよ
うに構成されていたため、次のような課題が存在してい
た。すなわち、ホール内の湿度等によって検出位相が変
化するため、比較基準信号出力側の可変抵抗を変化させ
て負荷抵抗を変化させなければならず、この可変抵抗器
は各パチンコ発射機に全て設けられているため、その調
整作業に多くの手間がかかり、また、調整後において
も、若い人と老人とでは電気的ポテンシャルが異なるた
め、ハンドルを握ってもパチンコ球の発射が不可となる
ようなこともあった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、パチンコ発射機が設置され
ているホール内の環境及び人手の違い等が位相検出に与
える悪影響を排除し、従来用いていた位相調整用の可変
抵抗器をなくし、自動調整化したパチンコ発射機におけ
るハンドルタッチ検出回路及び方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるパチンコ発
射機におけるハンドルタッチ検出回路は、パチンコ発射
機のハンドル接触用導電プレートが人手で触れられたこ
とを検出して得られたタッチ検出信号出力の第1位相と
比較基準信号出力の第2位相とを比較し、パチンコ発射
機の発射機能を制御するようにしたパチンコ発射機にお
けるハンドルタッチ検出回路において、前記ハンドル接
触用導電プレートに接続され前記タッチ検出信号出力を
出力する第1検出回路部と、前記ハンドル接触用導電プ
レートと同じ容量を有し人手が接触しない状態のホール
環境用非接触用導電プレートに接続されると共に比較基
準信号出力を出力する第2検出回路部と、前記各検出回
路部に供給される基準クロック信号とよりなり、前記ホ
ール環境用非接触用導電プレートはホールの環境を電気
的に検出するようにした構成であり、また、パチンコ発
射機のハンドル接触用導電プレートが人手で触れられた
ことを検出して得られたタッチ検出信号出力の第1位相
と比較基準信号出力の第2位相とを比較し、パチンコ発
射機の発射機能を制御するようにしたパチンコ発射機に
おけるハンドルタッチ検出方法において、前記パチンコ
発射機が設置されるホールに設けられ前記ハンドル接触
用導電プレートと同じ容量を有し人手が接触しない状態
のホール環境用非接触用導電プレートから得られたホー
ル環境検出容量による位相遅れ分は前記第1位相及び第
2位相に対して同一に作用する方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるパ
チンコ発射機におけるハンドルタッチ検出回路及び方法
の好適な実施の形態について説明する。なお、従来例と
同一又は同等部分については同一符号を用いて説明す
る。図1において符号20で示されるものは、パチンコ
発射機の制御装置であり、ハンドル21からの制御信号
は、発射停止回路23と指令電圧設定回路27に入力さ
れ、電源回路22及び指令電圧設定回路27はモータ3
1を駆動するモータ電圧設定回路30に接続されてい
る。また、モータ電圧設定回路30を制御する制御回路
29には、発射停止回路23、タッチスイッチ回路2
4、電源ON時ローリセット回路25、基準クロック発
生回路26及びハンドル0°での発射停止回路28が接
続されている。本発明は、前述の図1のタッチスイッチ
回路24に関する構成である。
【0008】図2において符号1で示されるものは、パ
チンコ発射機20の発射用のハンドル20に設けられた
ハンドル接触用導電プレートであり、このハンドル接触
用導電プレート1は所定のサイズの板で構成されると共
に所定の電気的容量(コンデンサC)を有し、かつ人手
が触れるとこの容量Cが変化し、このコンデンサCと抵
抗Rによって時定数回路2が形成され、この時定数回路
2はコンデンサC1と抵抗R1の回路3を介して電源4及
び第1出力部5に接続されている。従って、時定数回路
2を有する第1検出回路部100が形成されている。
【0009】また、前記ハンドル接触用導電プレート1
と同一の容量Cを有すると共に人手に触れられない状態
に置かれ、パチンコホール内のホール環境を電気的に検
出するためのホール環境用非接触用導電プレート1Aは
抵抗RとコンデンサCとによって時定数回路2Aを構成
し、この時定数回路2AはコンデンサC1と抵抗R1から
なる回路3Aを介して電源4及び第2出力部8に接続さ
れている。従って、この時定数回路2Aを含む第2検出
回路部101が形成されている。
【0010】前記各出力部5、8の入力側には、基準ク
ロック6が同時に入力されており、第1出力部5からは
ハンドル接触用導電プレート1に人手が触れた場合を示
す第1位相のタッチ検出信号出力9が出力され、第2出
力部8からは第2位相の比較基準信号出力10が出力さ
れると共に、各信号出力9、10はカウンタ等からなる
位相差検出器11に入力されている。
【0011】次に、動作について説明する。まず、ハン
ドル接触用導電プレート1に人手が触れない状態では、
ホール環境用非接触用導電プレート1Aにより、ホール
内の環境すなわち温度、湿度等により変化する容量がコ
ンデンサCの値として発生し、時定数回路2Aを介して
位相遅れ分としてタッチ検出信号出力9及び比較基準信
号出力10に同じように作用し、位相差検出器11に入
力されるが、前記各信号出力9、10間の前記位相遅れ
分は位相差検出器11内で相殺処理されて零となる。従
って、ハンドル接触用導電プレート1に人手が触れない
状態であれば、図2の各電気系に固体誤差がないものと
すると、タッチオフの時はタッチ検出信号出力9が比較
基準信号出力10よりも進み、位相差検出器11からは
H又はL信号が出力し、パチンコ発射機はパチンコ球を
発射しない。すなわち、ホール内の環境が変化してもパ
チンコ球を発射しない。
【0012】次に、前述の状態で、ハンドル接触用導電
プレート1に人手が触れると、時定数回路2の時定数が
変化し、タッチ検出信号出力9の位相が遅れて位相検出
器11からはL又はH信号が出力しパチンコ発射機の発
射が行われる。
【0013】
【発明の効果】本発明によるパチンコ発射機におけるハ
ンドルタッチ検出回路及び方法は、以上のように構成さ
れているため、次のような効果を得ることができる。す
なわち、ホール環境用非接触用導電プレートからの容量
変化を各信号出力に作用させて位相変化を相殺している
ため、ホールの環境等が如何に変化しても、従来のよう
に可変抵抗器を用いることなく、完全に自動的にホール
環境による影響を零とすることができ、パチンコ発射機
の発射制御が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパチンコ発射機における全体ブロ
ック構成を示す構成図である。
【図2】図1のタッチスイッチ回路を示す構成図であ
る。
【図3】従来の構成図である。
【符号の説明】
1 接触用導電プレート 1A ホール環境用非接触用導電プレート 6 基準クロック 9 タッチ検出信号出力 10 比較基準信号出力 100 第1検出回路部 101 第2検出回路部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ発射機のハンドル接触用導電プ
    レート(1)が人手で触れられたことを検出して得られた
    タッチ検出信号出力(9)の第1位相と比較基準信号出力
    (10)の第2位相とを比較し、パチンコ発射機の発射機能
    を制御するようにしたパチンコ発射機におけるハンドル
    タッチ検出回路において、前記ハンドル接触用導電プレ
    ート(1)に接続され前記タッチ検出信号出力(9)を出力す
    る第1検出回路部(100)と、前記ハンドル接触用導電プ
    レート(1)と同じ容量を有し人手が接触しない状態のホ
    ール環境用非接触用導電プレート(1A)に接続されると共
    に比較基準信号出力(10)を出力する第2検出回路部(10
    1)と、前記各検出回路部(100,101)に供給される基準ク
    ロック信号(6)とよりなり、前記ホール環境用非接触用
    導電プレート(1A)はホールの環境を電気的に検出するよ
    うに構成したことを特徴とするパチンコ発射機における
    ハンドルタッチ検出回路。
  2. 【請求項2】 パチンコ発射機のハンドル接触用導電プ
    レート(1)が人手で触れられたことを検出して得られた
    タッチ検出信号出力(9)の第1位相と比較基準信号出力
    (10)の第2位相とを比較し、パチンコ発射機の発射機能
    を制御するようにしたパチンコ発射機におけるハンドル
    タッチ検出方法において、前記パチンコ発射機が設置さ
    れるホールに設けられ前記ハンドル接触用導電プレート
    (1)と同じ容量を有し人手が接触しない状態のホール環
    境用非接触用導電プレート(1A)から得られたホール環境
    検出容量による位相遅れ分は前記第1位相及び第2位相
    に対して同一に作用することを特徴とするパチンコ発射
    機におけるハンドルタッチ検出方法。
JP2000100737A 2000-04-03 2000-04-03 パチンコ発射機におけるハンドルタッチ検出回路及び方法 Withdrawn JP2001276331A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7109862B2 (en) * 2001-05-04 2006-09-19 Robert Bosch Gmbh Method and device for detecting the contact of hands on a steering wheel

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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