JP2001275165A - データ送受信システムとこのシステムに用いられるマスタ端末とスレーブ端末 - Google Patents

データ送受信システムとこのシステムに用いられるマスタ端末とスレーブ端末

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JP2001275165A JP2000087813A JP2000087813A JP2001275165A JP 2001275165 A JP2001275165 A JP 2001275165A JP 2000087813 A JP2000087813 A JP 2000087813A JP 2000087813 A JP2000087813 A JP 2000087813A JP 2001275165 A JP2001275165 A JP 2001275165A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いちいちカードを探して取り出さなくとも各種
サービスを受けることが可能なシステムとこのシステム
に用いる端末を提供すること。 【解決手段】マスタ端末100とスレーブ端末200は
Bluetoothによる無線通信が可能で、マスタ端
末100は、移動機毎に割当てた情報とポイントや有効
期限等のユーザ情報とを移動機200に送信する。商品
の購入時にマスタ側から購入金額に応じたポイントが与
えられる場合は、マスタ端末100からの更新要求に基
づき、メモリ204に記憶されたユーザ情報を更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、無線端末を用い
て、例えば商品を購入したときに発行されるサービスポ
イントなどのデータの送受信を行うデータ送受信システ
ムとこのシステムに用いられるマスタ端末とスレーブ端
末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PDC方式による携帯電話機やP
HS方式による簡易型携帯電話機などの携帯端末が広く
普及し、音声通信だけでなく、文字通信によるデータ通
信や、ブラウザによるコンテンツサービスと機能が多様
化している。また、普及の加速が著しく一人一台、常時
持ち歩き時代になりつつある。
【0003】携帯端末にはいろいろな情報を登録してい
るが、登録される情報はアドレス帳や録音などユーザ自
身が書き込み登録するものが殆どである。例えばアドレ
ス帳のデータはユーザ自身がキーボードを用いて登録す
るやり方の他に、アプリケーションソフトを使いパソコ
ンとの間で、ケーブルやIrDAを介してバックアップ
や書換えを行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現代は「カ
ード時代」とも言われており、生活をする上で様々なカ
ードを持ち歩くことが多くなっている。カードとしては
例えばクレジットカードや店のサービスカードやポイン
トカード、病院の診察券などがある。このように持ち歩
くカードが多数になると財布の中がいっぱいになってし
まい不便なことが多い。また、よく使うカードしか持ち
歩かず、予定外に必要になった時にカードが 手許に無
く不便な思いをすることも多い。
【0005】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
ので、上述したように一人一台、常時持ち歩き時代にな
った携帯端末に着目し、これらのカードに記憶された情
報を一つの携帯端末内に持たせ、ポイントゲット、割引
特典、診察等のサービスを受ける際に、いちいちカード
を探して取り出さなくともサービス提供ホストと無線で
通信してサービスを受けることが可能なデータ送受信シ
ステムとこのシステムに用いるマスタ端末、スレーブ端
末を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、マスタ端末とこのマスタ端末と無線
チャネルを介して接続されるスレーブ端末との間でデー
タの送受信を行うデータ送受信システムにおいて、前記
マスタ端末は、前記スレーブ端末にデータを送信すると
共に、スレーブ端末からのデータを受信する第1のデー
タ通信用無線インターフェースと、マスタ端末を識別す
るマスタ識別固有情報、スレーブ端末を識別するスレー
ブ識別固有情報、個々のスレーブ毎に割当てられるスレ
ーブ割当固有情報およびスレーブ端末のユーザ毎に異な
るユーザ情報をそれぞれ記憶する第1の記憶手段と、前
記第1の無線インターフェースを用いて、前記スレーブ
端末に前記マスタ識別固有情報を通知する機能、前記ス
レーブ端末から前記スレーブ識別固有情報を読み出す機
能、読み出した前記スレーブ識別固有情報に対応づけて
スレーブ端末毎の前記スレーブ割当固有情報を割当てる
機能、前記スレーブ端末に対して前記マスタ識別固有情
報、前記スレーブ割当固有情報および前記ユーザ情報の
書込みを要求する機能、および前記スレーブ端末に対し
て前記第1の記憶手段に記憶された情報の更新を要求す
る機能を併せ持つ第1の制御手段とを備え、前記スレー
ブ端末は、前記マスタ端末に情報を送信する共に、前記
マスタ端末からの情報を受信する第2のデータ通信用無
線インターフェースと、前記スレーブ識別固有情報、前
記マスタ識別固有情報、前記スレーブ割当固有情報、前
記ユーザ情報をそれぞれ記憶する第2の記憶手段と、前
記第2の無線インターフェースを用いて、前記マスタ端
末に前記スレーブ識別固有情報を通知する機能、前記マ
スタ端末から通知された前記マスタ識別固有情報、前記
スレーブ割当固有情報、前記ユーザ情報とを前記第2の
記憶手段に書き込む機能、前記マスタ端末からの指示に
より前記第2の記憶手段に記憶した情報を更新する機能
とを具備した第2の制御手段とを備えて構成するように
した。
【0007】上記データ送受信システムでは、マスタ端
末は第1のデータ通信用無線インターフェースを、携帯
端末であるスレーブ端末は第2のデータ通信用無線イン
ターフェースをそれぞれ用いて必要な情報の送受信を行
っている。そしてマスタ端末では、スレーブ端末から読
み出したスレーブ識別固有情報に対応付けてスレーブ割
当固有情報を発生させ、このスレーブ割当固有情報をス
レーブ毎に異なるユーザ情報の管理に用いている。これ
により、マスタ端末は複数のスレーブ毎に異なるユーザ
情報を容易に管理できる。一方、スレーブ端末側ではマ
スタ端末から通知されたマスタ識別固有情報毎にポイン
ト情報や店の割引情報割引の有効期限等のユーザ情報を
保存し、マスタ端末からの指示があった場合はユーザ情
報を更新する。このように構成したことにより、一つの
スレーブ端末において複数のマスタ端末情報を保存・更
新ができる。よって、例えばある店で商品を購入すると
その金額に応じたポイントが得られるといったサービス
に本発明を適用することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態を説明する。図1は本発明のデータ通信シス
テムの概略構成図であり、100はマスタ端末、200
は携帯電話の機能の他に後述するBluetooth方
式(以下「BT方式」と称する)でマスタ端末100と
無線通信を行うことのできる移動端末機(以下、「移動
機」と称する)、300は携帯電話網と接続された携帯
電話基地局をそれぞれ示す。
【0009】マスタ端末100は公衆網と接続されると
共に、例えば商店や病院などに設置され、後述するよう
に移動機200に対して様々なデータをBT方式を用い
て供給するものである。
【0010】BT方式は、2.4GHz帯のISMバン
ドを利用して10mW(最大100mW)の微弱電波に
より約10m以内の短距離間で無線通信を行うもので、
パーソナル・コンピュータとプリンタ等の周辺機器との
間や、携帯電話とノート型のパーソナルコンピュータと
の間を接続する方式として使用される。BT方式では、
ノイズの多い環境下でも動作するように、無線伝送方式
としてホップ周波数が1600ホップ/secに設定さ
れた周波数ホッピング方式が用いられる。また、通信相
手との間では非同期チャネルによる無線通信が可能であ
り、転送速度は全体で1Mbpsとなっている。
【0011】さらに、約10m以内の使用範囲では最大
8台の機器を接続することが可能である。これらの機器
はピコネットと呼ばれるネットワークを形成し、1台が
マスタその他の機器がスレーブとして機能する。図1に
おいては、マスタ端末100が文字通りマスタとして機
能し、移動機200がスレーブとして機能する。
【0012】本システムが適用される例として以下のよ
うな場合が考えられる。移動機200を持った顧客があ
る商店(X店とする)に行き、何らかの商品(またはサ
ービス)を購入したとする。X店は商品を購入したとき
顧客に対してその購入金額に応じたポイントを発行する
ものとする。なお、ここでポイントとは例えば航空券の
マイレージサービスやクレジットカードのポイントサー
ビスなど、商品を購入した際にその購入金額に応じて発
行されるもので、この発行されたポイント値によって商
品の割引や景品の進呈等のサービスを受けられるもので
ある。
【0013】マスタ端末100が上記したX店に設置さ
れており、商品購入時にマスタ端末100から購入金額
に応じたポイントに相当するデータがBT方式で移動機
200に供給される。移動機200はマスタ端末100
から供給されたポイントに相当するデータを受信すると
共にこれを保存する。ここで移動機200はBT方式で
の無線通信の他に携帯電話の機能も持つ。したがって、
移動機200は携帯電話で通話を行っている最中にマス
タ端末100からのポイントに関するデータを受信する
ことができる。またはマスタ端末100からポイントに
関するデータを受信している間に着信があってもこれを
受けることができる。以下にマスタ端末100と移動機
200の内部の構成を図面を用いてそれぞれ説明する。
【0014】図2は本発明におけるマスタ端末の概略的
構成図であり、101は表示部、102はラインコント
ロール部(LIC)、103はメモリ、104は制御
部、106はキーボード、107は電源回路部、107
はBT無線部をそれぞれ示す。表示部101は例えばL
CD(Liquid Crystal Display)か
らなり、移動機からの情報や、移動機へ送信する情報を
表示する。
【0015】ラインコントロール部102は、移動機の
属するホーム事業者(携帯電話会社)と通信する場合に
公衆回線と接続しデータリンク制御を行う。
【0016】メモリ103は、例えばROMやRAMな
どの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒
体には制御部104の制御プログラムやマスタ識別固有
情報、移動機に問い合わせた移動機固有情報、移動機固
有情報毎に割当てた割当固有情報、移動機毎に異なるユ
ーザ情報などが記憶される。
【0017】制御部104は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたものである。この制御部1
04は後で詳述するBTを介した通信制御機能104
a、メモリ103に記憶されている情報の読み出し・書
き込みを行う機能104b、移動機に対して移動機固有
情報毎に割当てる割当固有情報を生成する機能104
c、公衆回線に接続し、無線接続された移動機が正当な
端末かどうかを確認するための認証要求機能104dを
備えている。
【0018】キーボード105は、例えば移動機所有者
の氏名、住所などの入力を行う。電源回路部106は、
当該マスタ端末の駆動電源である。
【0019】BT無線部107は、制御部104におけ
るBT通信制御機能104aの制御に基づいて移動機2
00とBTパケットの送受信を行う。なお108はBT
方式による無線信号を送受信するために使用されるアン
テナである。
【0020】次に、図3は本発明におけるスレーブ端末
となる移動機200の概略的構成図であり、201は表
示ユニット、202はW−CDMA無線部、203はW
−CDMA通信用アンテナ、204はメモリ、205は
制御部、206はキーボード、207はマイク/レシー
バユニット、208は電源回路部、209はBT無線
部、210はBT通信用アンテナである。
【0021】この図からわかるように移動機200は通
常の携帯電話機としての機能に加えてマスタ端末100
との通信用BT無線部を具備している。携帯電話機能で
用いる無線インターフェースとしてはW−CDMA(W
ideband−CodeDivision Mult
iple Access)方式が用いられる。
【0022】W−CDMA方式は、2GHz帯において
例えば5MHzの帯域幅を使用して高速で大容量のマル
チメディア移動通信を可能にするもので、サービスエリ
ア内に分散配置された複数の基地局の一つとの間で拡散
符号による同期をとった上で通信を行う。基地局と端末
との間の無線アクセス方式としてはCDMA方式が使用
される。また上り方向と下り方向の多重方式にはDS−
FDD(DirectSequence−Freque
ncy Division Duplex)、MC−FD
D(Multi Carrier−Frequency
Division Duplex)及びTDD(Tim
e Division Duplex)の3方式が選択的
に使用される。
【0023】図3に示す各部について説明する。
【0024】表示ユニット201は、例えばLCDなど
からなり、ユーザに対し自機の状態(発信/着信、バッ
テリ残量、受信強度)やメモリ204から読み出した情
報を表示する表示部、映像を撮影すると共に着信があっ
たときに相手側の顔等の映像を表示するカメラ部、画像
を処理する画像処理部よりなる。
【0025】W−CDMA無線部202は、アンテナ2
03を介してW−CDMA基地局(図1の基地局30
0)と無線信号の送受信を行う。
【0026】メモリ204は、例えばROMやRAMな
どの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒
体には制御部205の制御プログラム、マスタ端末から
の割当固有情報やその他管理情報、設定情報を記憶す
る。
【0027】制御部205は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたもので、W−CDMA網と
の発着信制御を含む通信制御部205a、BTを介した
通信制御205b、メモリ204内の情報の読み出しや
メモリ204に記憶された情報の更新を行うメモリ情報
読出し・書込機能205c、マスタ端末からの指示また
はユーザの操作によってメモリ204に保存されている
情報を表示部に表示させるメモリ内情報表示制御機能2
05dを備えている。
【0028】キーボード206は、ダイヤル番号入力を
行うためのテンキーなど発着信に関る通常の機能を実施
するためのキーのほか、移動機の各種設定を行うための
機能設定キーを備えている。
【0029】マイク/レシーバユニット207は、マイ
クとレシーバの他に、音声信号を符号化・復号化する音
声コーデックを含む。電源回路部208は、リチウムイ
オン電池など、当該スレーブ移動機装置の駆動電源であ
る。
【0030】BT無線部209は、制御部205におけ
るBT通信制御機能205bの制御に基づいてアンテナ
210を介してマスタ端末100との間でBTパケット
の送受信を行う。
【0031】次に上記構成のマスタ端末とスレーブの移
動機によるデータ送受信システムの動作を説明する。
【0032】なお、BTによる通信制御についてはマス
タとスレーブの接続例であることにより説明を省略す
る。
【0033】ここでは、特にマスタ装置とスレーブ移動
機間の制御動作について説明する。最初に、移動機にマ
スタ端末に関わる情報を初めて登録する場合を図4を用
いて説明する。ある店でサービスカードを発行してもら
う場合や、病院で初診の場合が考えられるが、ここでは
X店のポイントカードの場合で説明する。
【0034】X店に設置されたマスタ端末100のメモ
リ(図2のメモリ103)には、図5に示すように、X
店のマスタ識別固有情報:ABCD、登録済みの顧客情
報である顧客の移動機のホーム事業者番号(契約してい
る携帯電話会社の番号)、移動機の電話番号、移動機毎
にマスタ端末が割当てた割当固有情報、顧客に付与した
ポイント数、有効期限などのユーザ情報を保存する。
【0035】移動機200のメモリ(図3のメモリ20
4)には、図6に示すように移動機固有情報であるホー
ム事業者コードや電話番号、移動機識別子といった書換
え不可の情報、店の名前や病院名等のサービス提供側情
報の名称とそのマスタ識別固有情報、マスタ端末が移動
機毎に割当てた割当固有情報、ポイントや有効期限とい
った管理情報(ユーザ情報とも言ってよい)を保存す
る。
【0036】図4に戻り、移動機200に初めてマスタ
端末100に関わる情報を登録する際、最初にステップ
401で、マスタ端末100と移動機200間でBTに
よる接続を行う。これはマスタ、移動機の各制御部のB
T通信制御機能を用いて行う。
【0037】次にステップ402で、BT通信制御機能
104aを用いて、マスタ側からマスタ識別固有情報:
ABCDを乗せて問い合わせを送信する。マスタ識別固
有情報は、店名や病院名などを特定できるユニークな値
である。移動機は、問合せのあったマスタ識別固有情報
が既に登録されているかチェックし、登録されていれば
そのマスタ識別固有情報に対応して割付けられた割当固
有情報を応答するが、未登録の場合は応答しない(また
は情報無の応答を返す)。
【0038】マスタ端末100は、一定時間応答が無い
(または情報無の応答を受ける)と、ステップ403で
BT通信制御機能104aを用いて移動機固有情報の問
合せを送信する。
【0039】この移動機固有情報問合せを受けると、ス
テップ404で、移動機200はBT通信制御機能20
5bを用いて移動機のホーム事業者番号Cと電話番号5
55−5555(または移動機識別子)などのような移
動機固有の情報を応答する。ステップ405で、マスタ
端末100は移動機固有情報「Cと555−5555」
に対応付けてマスタ端末100内で管理する割当固有情
報「0005」を割当てる。これは制御部100の割当
固有情報生成機能104cを用いて行う。また、現在の
ポイント累計値「0」や有効期限「2000.12.3
1」をその他の管理情報として自己のメモリに記憶す
る。これはメモリ情報読み出し書込み機能205cを用
いて行う。
【0040】そして、ステップ406で、マスタ端末1
00は、移動機200に対し、マスタ識別固有情報「A
BCD」、割当固有情報「0005」、その他の管理情
報としてポイント累計値「0」、有効期限「2000.
12.31」の情報をメモリ書き込み要求として送信す
る。これもBT通信制御機能104aを用いて行う。移
動機200は、メモリ書き込み要求を受信すると、メモ
リ情報読み出し書込み機能205cを用いて自己のメモ
リに新規に情報を書込む。(図6参照)次にステップ4
07で書き込み正常終了をマスタ端末100に応答とし
て送信する。このような手順で移動機200に新規の店
の情報を登録する。
【0041】次にマスタ情報を移動機に登録した後のサ
ービス利用時の動作を図7を用いて説明する。
【0042】利用者がX店に来店する。ステップ701
でX店に設置されたマスタ端末100と移動機200間
でBTによる接続が行われる。これはマスタ、移動機の
各制御部のBT通信制御機能を用いて行う。
【0043】ステップ702で、マスタ端末100側は
BT通信制御機能104aを用いてマスタ識別固有情
報:ABCDを乗せて問い合わせを送信する。移動機2
00は、問合せのあったマスタ識別固有情報が既に登録
されているかチェックする。既に登録されているので、
ステップ703で、そのマスタ識別固有情報に対応して
割付けられた割当固有情報:0005をBT通信制御機
能205bを用いて応答する。
【0044】ステップ704で、マスタ端末100は割
当固有情報より移動機の管理情報を割出し、有効期限を
チェック後、会計によるポイント(購入金額に相当する
ポイント)を加算した情報を乗せてメモリ書換え要求を
送信する。ステップ705で、移動機200はメモリ内
情報読み出し・書込み機能104bを用いてマスタ識別
固有情報の管理情報部分を書換え、書換え応答をマスタ
装置に送信する。
【0045】このようにして、いちいちサービスカード
を探して出すこともなく、BTを使えば移動機を鞄など
から出さなくともなく、ポイントを自動的に受けること
ができる。
【0046】図7では、マスタ端末からの問合せに対し
て、移動機200側が応答する場合で説明したが、図8
のように、マスタからの問合せなしに、ユーザがファン
クションキーなどでサービス提供の情報を選択しBT接
続を起動して、割当固有情報を送信してもよい。
【0047】図8において、最初にステップ801で移
動機のユーザがキーボード206(図2参照)を用いて
X店に関する登録情報を選択する。
【0048】そしてステップ802でマスタ端末100
と移動機200がBTによる無線接続を行う。BT接続
完了後、ステップ803で移動機はX店から割当てられ
た割当固有情報「0005」をBT無線部209を介し
てマスタ端末100に送る。
【0049】ステップ804で、マスタ端末100は送
信された割当固有情報より移動機200の管理情報を割
出し、有効期限をチェック後、会計によるポイント(購
入金額に相当するポイント)を加算した情報載せてメモ
リ書換え要求を送信する。移動機200は、マスタ識別
情報の管理情報部分を書換え、ステップ805で書換え
応答をマスタ装置に送信する。
【0050】なお、図7では、マスタ端末100からの
問合せに応答して、移動機200のメモリ内の管理情報
を書換える動作を説明したが、図9に示すようにマスタ
端末100から店bのマスタ識別固有情報:BBBBを
乗せた表示部201への表示要求を送信し、移動機20
0はb店についての割当固有情報や管理情報を表示する
ようにしてもよい。
【0051】図9にその動作を説明する。まずステップ
901で、移動機200を持った利用者がb店に来店し
たときb店に設置されたマスタ端末100と移動機20
0との間でBT接続が行われる。
【0052】次にステップ902で、マスタ端末100
から移動機の表示部を構成するLCDにb店に関する割
当固有情報と管理情報の表示を要求するメッセージがb
店のマスタ識別固有情報「BBBB」と共に送られる。
このメッセージを受け移動機200は図10に示すよう
にb店の割当て固有情報と管理情報が表示される。
【0053】その後ステップ903で表示確認のメッセ
ージがマスタ端末100に送られる。移動機200の所
有者は、図10に示すように、「b店、会員No:00
20(割当固有情報)、割引率:20%、有効期限20
00.12.31」と表示された表示部、店員に提示す
ることのより割引サービスを受けることができる。
【0054】また、図9ではBT接続後、マスタ端末1
00からの要求を受けて店のサービス情報の表示を行っ
たが、マスタからの要求を受けなくても図4に示した登
録動作完了後に、ユーザがファンクションキーなどで店
のサービス提供の情報を選択し、図10に示すような登
録情報を移動機200の表示部に表示し、店員に提示す
ることで割り引きサービスを受けることもできる。
【0055】次に、他の実施形態について、図11を用
いて説明する。これは、図4で説明した新規登録の際に
移動機が正当な端末かどうか確認するために、マスタ側
にホーム事業者に対し問合せをして正当性を確認する機
能を入れたものである。図11において、ステップ11
01でマスタ端末100と移動機200間でBTによる
接続を行う。
【0056】ステップ1102で、マスタ側からマスタ
識別固有情報:ABCDをのせて問い合わせを送信す
る。移動機100は、問合せのあったマスタ識別固有情
報が既に登録されているかチェックし、登録されていれ
ばそのマスタ識別固有情報に対応して割付けられた割当
固有情報を応答するが、無い場合は応答しない(または
情報無の応答を返す)。
【0057】マスタ装置は、一定時間応答が無い(また
は情報無の応答を受ける)と、ステップ1103で移動
機固有情報の問合せを送信する。移動機200は移動機
固有情報問合せを受けると、ステップ1104で移動機
200のホーム事業者番号C(移動機100が加入して
いる携帯電話会社番号)と移動機識別子12345のよ
うな移動機固有の情報を応答する。
【0058】マスタ端末100が移動機固有情報を受け
取ると、ステップ1105で、マスタ端末100は制御
部104の公衆網接続・認証要求機能104dを用い
て、ホーム事業者Cに発信し呼接続する。
【0059】接続完了後、ステップ1106で移動機識
別子12345が正当なものかどうかをホーム事業者C
に問い合せる。
【0060】ステップ1107でホーム事業者Cから正
当の旨応答があれば、移動機固有情報C、123454
に対応づけてマスタ装置内で管理する割当固有情報00
005を割当て、それ以降の手順は図4と同様である。
ホーム事業者Cから不正の旨応答があれば割当固有情報
を割当ずにBT通信を解除する。
【0061】このように、ホーム事業者に問い合せるホ
スト側でチェック機能をもつことで不正な移動機に登録
をしないようにできる。
【0062】特に移動機に診察券情報をもたせ、診察情
報を書込んだ場合など、セキュリティーを持たせたい情
報のホストからの読み出し要求には、たとえば暗証番号
の認証手順をもたせて、読み出し要求をチェックするこ
とにより、不正なホストからの読み出しを拒絶すること
もできる。
【0063】図4の新規登録の際、移動機200に対
し、マスタ識別固有情報ABCD、割当固有情報000
05、その他の管理情報としてポイント累計値0、有効
期限2000.12.31の情報をメモリ書き込み要求
として送信する際に、これら情報をマスタから読み込む
際の暗証番号9900も送信する。移動機は、マスタ識
別固有情報ABCDに対応づけて、マスタからの読出し
暗証番号9900をメモリに記憶する。
【0064】例えば図7で説明したように、サービスを
受ける際、移動機200はマスタ側からマスタ識別情報
ABCDに加えて暗証番号9900を含む問合せを受信
するとマスタ識別情報に対応づけた暗証番号をチェック
する。記憶された暗証番号と異なる場合、移動機200
は応答しない。暗証番号がない場合も応答しない。暗証
番号が一致する場合のみ、移動機200は割当固有情報
等、登録情報を応答として返す。
【0065】移動機に診察券情報をもたせ、診察情報を
書込んだ場合など、セキュリティーを持たせたい情報の
ホストからの書換え要求には、たとえば暗証番号の認証
手順をもたせて、書換え要求をチェックすることによ
り、不正なホストからのメモリ書換えを拒絶する。
【0066】図4で説明した新規登録の際、移動機20
0に対し、マスタ識別固有情報ABCD、割当固有情報
00005、その他の管理情報としてポイント累計値
0、有効期限2000.12.31の情報をメモリ書き
込み要求として送信する際に、これら情報をマスタから
書換える際の暗証番号0099も送信する。移動機10
0は、マスタ識別固有情報ABCDに対応づけて、マス
タからの書換え暗証番号0099をメモリに記憶する。
【0067】図7で説明したポイント更新の際、マスタ
装置と移動機はBTによる接続を行い、マスタ側からマ
スタ識別固有情報:ABCDをのせて問い合わせを送信
する。移動機200は、問合せのあったマスタ識別固有
情報が既に登録されているかチェックし、登録されてい
るのでそのマスタ識別固有情報に対応して割付けられた
割当固有情報を応答する。マスタ端末100は割当固有
情報より移動機の管理情報を割出し、有効期限をチェッ
ク後、会計によるポイントを加算した情報と共に書換え
暗証番号0099を載せてメモリ書換え要求を送信す
る。移動機は、ホスト側から暗証番号と書換える情報を
含んだ書換え要求を受信するとマスタ識別情報に対応づ
けた暗証番号をチェックし、異なる場合はメモリを書換
えない。暗証番号がない場合も書換えない。暗証番号が
一致する場合はメモリのマスタ識別情報の管理情報部分
を書換え、書換え応答をマスタ装置に送信する。
【0068】ユーザが登録した店や病院等の登録情報を
ユーザ操作により表示部に表示できることが先に説明し
たが、他人に勝手に情報を見られないように、シークレ
ットモードを設定し、暗証番号を入力しないとそのよう
な登録情報を表示できないようにしてもよい。登録後の
情報をユーザ操作により表示し、ユーザ操作でその情報
にシークレットモードを設定する。一旦シークレットモ
ードに設定するとそれを解除しない限り以後その情報を
表示しようとしても、選択できない。暗証番号を入力し
て、一致することによって登録情報を見ることが可能に
なる。
【0069】本システムにおける移動機をプリペイドカ
ードとして用いる応用例を以下に説明する。すなわち、
移動機の管理情報に金額を入力し、支払時にBTで通信
し、金額をデクリメントしてプリペイドカードの代用を
するという例である。
【0070】まず、移動機100にプリペイド情報を登
録する動作を図12を用いて説明する。
【0071】ある交通機関、ここではY交通のプリペイ
ドの場合で説明する。Y交通のマスタのメモリには、特
に何ももたなくてもよい。必要であれば図5に示すよう
に、登録済みの顧客情報である顧客の移動機のホーム事
業者番号や移動機の電話番号、移動機毎にマスタ装置が
割当てた割当固有情報、顧客に付与したプリペイド残
高、使用日時と金額などの情報を保存してもよい。移動
機側のメモリには、図14に示すように移動機固有情報
であるホーム事業者コードや電話番号、移動機識別子と
いった書換え不可の情報と、プリペイド提供側情報の名
称とそのマスタ識別固有情報やマスタが移動機毎に割当
てた割当固有情報、プリペイド残高や使用日時と金額と
いった管理情報を保存する。
【0072】図12に戻り、移動機に初めてマスタ端末
に関わる情報を登録する際、最初にステップ1201
で、マスタ端末100と移動機200間でBTによる接
続を行う。
【0073】次にステップ1202で、マスタ側からマ
スタ識別固有情報:EFGHを乗せて問い合わせを送信
する。マスタ識別固有情報は、交通機関名などを特定で
きるユニークな値である。移動機200は、問合せのあ
ったマスタ識別固有情報が既に登録されているかチェッ
クし、登録されていればそのマスタ識別固有情報に対応
して割付けられた割当固有情報を応答するが、未登録の
場合は応答しない(または情報無の応答を返す)。
【0074】マスタ端末100は、一定時間応答が無い
(または情報無の応答を受ける)と、ステップ1203
で移動機固有情報の問合せを送信する。
【0075】移動機200が移動機固有情報問合せを受
けると、ステップ1204で、例えば移動機のホーム事
業者番号Cと電話番号555−5555(または移動機
識別子)などのような移動機固有の情報を応答する。
【0076】マスタ端末100は、ステップ1205
で、移動機固有情報「Cと555−5555」に対応付
けてマスタ端末100内で管理する割当固有情報「57
87」を割当てる。その際、その他の管理情報として客
が購入した額:¥5000の情報を自己のメモリに記憶
してもよい。
【0077】そして、移動機200に対し、ステップ1
206でマスタ識別固有情報「EFGH」、割当固有情
報「5787」、その他の管理情報として客の購入した
額「¥5000」の情報をメモリ書き込み要求として送
信する。移動機200は、メモリ書き込み要求を受信す
ると自己のメモリに新規に情報を書込む。(図14参
照) 次にステップ1207で書き込み正常終了をマスタ端末
100に応答として送信する。このような手順で移動機
200にY交通の¥5000のプリペイド情報を登録す
る。
【0078】次に登録後のサービス利用の動作を、図1
3を用いて説明する。Y交通利用時(切符購入、精算な
ど)に、ステップ1301で駅に設置されたマスタ端末
100と移動機200間でBTによる接続が行われる。
【0079】ステップ1302でマスタ端末100側か
らマスタ識別固有情報:EFGHを乗せて問い合わせを
送信する。
【0080】移動機200は、問合せのあったマスタ識
別固有情報が既に登録されているかチェックし、登録さ
れているので、ステップ1303で、そのマスタ識別固
有情報に対応して割付けられた割当固有情報:5787
を応答する。マスタ端末100は割当固有情報の応答を
受けることでプリペイド登録がされていると判定し、ス
テップ1304で残高問合せ要求を移動機200に送信
する。残高問合せを受信すると移動機200はステップ
1305でY交通のプリペイドの残高情報応答を送信す
る。
【0081】マスタ100は、残高情報応答を受信する
と、ステップ1306で、会計による残高を減算した情
報と使用日時:1998.12.03と額:¥880を
乗せてメモリ書換え要求を送信する。移動機200は、
マスタ識別情報の管理情報部分を書換え、ステップ13
07で書換え応答をマスタ装置に送信する。このように
して、数多くの種類から使いたいプリペイドカードを探
して出すこともなく、BTを使えば移動機を出さなくと
もなく、プリペイド機能をも利用することができる。
【0082】図13では、マスタ端末からの問合せに対
して、移動機200側が応答する場合で説明したが、図
8で説明したように、マスタからの問合せなしに、ユー
ザがファンクションキーなどでサービス提供の情報を選
択しBT接続を起動して、割当固有情報を送信すること
により、図13と同様の動作でプリペイド機能を利用し
てもよい。
【0083】また、マスタ側のホストが各移動機のプリ
ペイド額を記憶しておくことで、ユーザが不正に金額を
移動機に書込みしても、矛盾を検出することができる。
【0084】なお、上記説明では、無線のBlueto
othの場合で説明したが、他の無線システムで情報を
送受信してもよい。また、移動機の固有情報に対して、
マスタが割当固有情報を割当てる場合で説明したが、移
動機の固有情報イコール割当固有情報でも実現可能であ
る。
【0085】
【発明の効果 】以上説明した様に、本発明によれば、
いままで財布の中やカバンの中に雑多にあり、使いたい
ときになかなか出てこない様々な店のポイントカード、
サービスカード、会員カード、診察券などの情報を移動
機1台のなかに網羅してもち、必要な時に発行側のマス
タからの無線通信による要求に応じることや、ユーザ操
作により移動機の表示部に情報を表示することにより、
ポイントゲットや割引サービス、受付などの各種サービ
スを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ通信システムの概略構成図。
【図2】本発明に係わるマスタ端末のブロック構成図
【図3】本発明に係わる移動機(スレーブ端末)のブロ
ック構成図
【図4】移動機にマスタ情報を登録する際のシーケンス
【図5】マスタ端末のメモリ内のデータ構成例を示す図
【図6】移動機のメモリ内のデータ構成例を示す図
【図7】マスタ側からの起動による移動機にマスタ情報
を更新する際のシーケンス図
【図8】スレーブ側からの起動による移動機にマスタ情
報を登録する際のシーケンス図
【図9】マスタ側からの起動により移動機に情報を表示
する際のシーケンス図
【図10】移動機のメモリ内に記憶された情報の表示例
を示す図
【図11】新規登録の際、マスタがホーム事業者に端末
の正当性を確認する場合のシーケンス図
【図12】移動機にプリペイド情報を登録する際のシー
ケンス図
【図13】マスタ側の起動によるプリペイド利用の際の
シーケンス図
【図14】プリペイド利用時の移動機のメモリ内のデー
タ構成例を示す図
【符号の説明】
100…マスタ端末装置 200…移動機 101,201…表示ユニット 102…ラインコントロール部 103,204…メモリ 104,205…制御部 105,206…キーボード 106,208…電源回路部 107,209…BT無線部 108,210…BT通信用アンテナ 202…W−CDMA無線部 203…W−CDMA通信用アンテナ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタ端末とこのマスタ端末と無線チャネ
    ルを介して接続されるスレーブ端末との間でデータの送
    受信を行うデータ送受信システムにおいて、 前記マスタ端末は、 前記スレーブ端末にデータを送信すると共に、スレーブ
    端末からのデータを受信する第1のデータ通信用無線イ
    ンターフェースと、 マスタ端末を識別するマスタ識別固有情報、スレーブ端
    末を識別するスレーブ識別固有情報、個々のスレーブ毎
    に割当てられるスレーブ割当固有情報およびスレーブ端
    末のユーザ毎に異なるユーザ情報をそれぞれ記憶する第
    1の記憶手段と、 前記第1の無線インターフェースを用いて、前記スレー
    ブ端末に前記マスタ識別固有情報を通知する機能、前記
    スレーブ端末から前記スレーブ識別固有情報を読み出す
    機能、読み出した前記スレーブ識別固有情報に対応づけ
    てスレーブ端末毎の前記スレーブ割当固有情報を割当て
    る機能、前記スレーブ端末に対して前記マスタ識別固有
    情報、前記スレーブ割当固有情報および前記ユーザ情報
    の書込みを要求する機能、および前記スレーブ端末に対
    して前記第1の記憶手段に記憶された情報の更新を要求
    する機能を併せ持つ第1の制御手段とを備え、 前記スレーブ端末は、 前記マスタ端末に情報を送信する共に、前記マスタ端末
    からの情報を受信する第2のデータ通信用無線インター
    フェースと、 前記スレーブ識別固有情報、前記マスタ識別固有情報、
    前記スレーブ割当固有情報、前記ユーザ情報をそれぞれ
    記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の無線インターフェースを用いて、前記マスタ
    端末に前記スレーブ識別固有情報を通知する機能、前記
    マスタ端末から通知された前記マスタ識別固有情報、前
    記スレーブ割当固有情報、前記ユーザ情報とを前記第2
    の記憶手段に書き込む機能、前記マスタ端末からの指示
    により前記第2の記憶手段に記憶した情報を更新する機
    能とを具備した第2の制御手段とを備えたことを特徴と
    するデータ送受信システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ送受信システムにお
    いて、前記スレーブ端末は、前記第2の記憶手段に記憶
    した情報を前記マスタ端末から通知されたマスタ識別固
    有情報をキーに取り出して表示する表示手段をさらに具
    備したことを特徴とするデータ送受信システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のデータ送受信システムにお
    いて、前記スレーブ端末は、前記第2の記憶手段に記憶
    した情報をユーザによる操作により選択する選択手段
    と、ユーザが指定するマスタ識別固有情報から前記第2
    の記憶手段に記憶された情報を表示する表示手段とをさ
    らに具備したことを特徴とするデータ送受信システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のデータ送受信システムにお
    いて、前記スレーブ端末が任意の通信事業者と契約して
    いる移動通信端末である場合、前記マスタ端末は、前記
    通信事業者と通信を行う対通信事業者用通信インターフ
    ェースと、スレーブ端末との間の通信によって得たスレ
    ーブ識別固有情報を前記通信インターフェースを介して
    送信し、当該スレーブ端末が正当な端末かを判定する手
    段をさらに具備したことを特徴とするデータ送受信シス
    テム。
  5. 【請求項5】請求項1、2または3記載のデータ送受信
    システムにおいて、前記スレーブ端末は、マスタ端末と
    の間で認証を行う認証手段をさらに具備し、認証手段で
    の認証の結果、不正なマスタ端末であった場合、このマ
    スタ端末からアクセスがあっても、前記スレーブ端末
    は、前記第2の記憶手段に記憶されている情報を当該マ
    スタ端末に通知しないことを特徴とするデータ送受信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】請求項1、2または3記載のデータ送受信
    システムにおいて、前記スレーブ端末は、マスタ端末と
    の間で認証を行う認証手段をさらに具備し、認証手段で
    の認証の結果、不正なマスタ端末からのアクセス要求が
    あった場合、このマスタ端末からスレーブ端末に記憶さ
    れた情報の書き換え要求があってもこの要求を無視する
    ことを特徴とするデータ送受信システム。
  7. 【請求項7】請求項1、2または3記載のデータ送受信
    システムにおいて、前記スレーブ端末は、ユーザとの間
    で認証を行う認証手段をさらに具備し、不正なユーザか
    らのアクセスにはマスタ端末内に記憶されている情報を
    表示しないことを特徴とするデータ送受信システム。
  8. 【請求項8】スレーブ端末との間でデータの送受信を行
    うデータ送受信システムに用いられるマスタ端末におい
    て、 前記マスタ端末は、 前記スレーブ端末にデータを送信すると共に、スレーブ
    端末からのデータを受信する第1のデータ通信用無線イ
    ンターフェースと、 マスタ端末を識別するマスタ識別固有情報、スレーブ端
    末を識別するスレーブ識別固有情報、個々のスレーブ毎
    に割当てられるスレーブ割当固有情報およびスレーブ端
    末のユーザ毎に異なるユーザ情報をそれぞれ記憶する第
    1の記憶手段と、 前記第1の無線インターフェースを用いて、前記スレー
    ブ端末に前記マスタ識別固有情報を通知する機能、前記
    スレーブ端末から前記スレーブ識別固有情報を読み出す
    機能、読み出した前記スレーブ識別固有情報に対応づけ
    てスレーブ端末毎の前記スレーブ割当固有情報を割当て
    る機能、前記スレーブ端末に対して前記マスタ識別固有
    情報、前記スレーブ割当固有情報および前記ユーザ情報
    の書込みを要求する機能、および前記スレーブ端末に対
    して前記第1の記憶手段に記憶された情報の更新を要求
    する機能を併せ持つ第1の制御手段とを備えたことを特
    徴とするデータ送受信システムに用いられるマスタ端
    末。
  9. 【請求項9】マスタ端末との間でデータの送受信を行う
    データ送受信システムに用いられるスレーブ端末におい
    て、 前記スレーブ端末は、 前記マスタ端末に情報を送信する共に、前記マスタ端末
    からの情報を受信する第2のデータ通信用無線インター
    フェースと、 前記スレーブ識別固有情報、前記マスタ識別固有情報、
    前記スレーブ割当固有情報、前記ユーザ情報をそれぞれ
    記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の無線インターフェースを用いて、前記マスタ
    端末に前記スレーブ識別固有情報を通知する機能、前記
    マスタ端末から通知された前記マスタ識別固有情報、前
    記スレーブ割当固有情報、前記ユーザ情報とを前記第2
    の記憶手段に書き込む機能、前記マスタ端末からの指示
    により前記第2の記憶手段に記憶した情報を更新する機
    能とを具備した第2の制御手段とを備えたことを特徴と
    するデータ送受信システムに用いられるスレーブ端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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AU768017B2 (en) * 1998-10-12 2003-11-27 Nec Corporation Radio telephone system
JP2005250814A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Nec Saitama Ltd 顧客サービスシステム、該システムに用いられる携帯電話機、店舗端末装置、及び顧客サービス方法

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AU768017B2 (en) * 1998-10-12 2003-11-27 Nec Corporation Radio telephone system
JP2005250814A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Nec Saitama Ltd 顧客サービスシステム、該システムに用いられる携帯電話機、店舗端末装置、及び顧客サービス方法

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