JP2001274927A - 料金通知方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

料金通知方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2001274927A
JP2001274927A JP2000083843A JP2000083843A JP2001274927A JP 2001274927 A JP2001274927 A JP 2001274927A JP 2000083843 A JP2000083843 A JP 2000083843A JP 2000083843 A JP2000083843 A JP 2000083843A JP 2001274927 A JP2001274927 A JP 2001274927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
communication
progress
charge
communication service
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000083843A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Sugimoto
秀明 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000083843A priority Critical patent/JP2001274927A/ja
Publication of JP2001274927A publication Critical patent/JP2001274927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Meter Arrangements (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信サービスを効率的かつ経済的に利用する
ことが可能な技術を提供する。 【解決手段】 利用した通信サービスの料金を通知する
料金通知方法において、発信が行われたときにその発信
元から発信先までの通信サービスの課金計算情報を取得
するステップと、当該通信サービスの利用経過と前記取
得した課金計算情報とから課金の進行状況を算出するス
テップと、前記算出された課金の進行状況を通知するス
テップとを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は利用した通信サービ
スの料金を通知する料金通知システムに関し、特に携帯
型通信機、固定型通信機や情報処理端末等の通信機器を
利用した情報伝達手段において、通信サービス利用によ
り発生する課金状況を、通信設備から送信されてくる通
信サービス利用者のサービス情報や料金情報等を基にし
て正確に算出し、課金の進行状況を光、振動や音声等に
より通信サービス利用者に通知する料金通知システムに
適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話等の携帯型通信機に代表
される各種通信機器を利用した通信サービスが提供され
ており、例えば携帯電話は、通常の通話に加え、携帯電
話からインターネットへのアクセスやメールの送受信等
の各種データ通信にも広く用いられている。
【0003】この様な各種通信サービスでは、それらの
内容に応じて多種多様な料金体系が用意されており、基
本料に単純な従量課金を組み合わせたものから、所定の
利用時間までは固定料金でそれ以上は従量課金とするも
の、特定の時間帯は固定料金でそれ以外の時間帯は従量
課金とするもの、データ通信のデータ量に応じて課金す
るもの等が、通信サービスの提供元毎に異なる料金体系
で提供され、利用者はその利用形態や利用サービスの内
容に合わせて各種の料金体系を選択することができる。
【0004】前記各種通信サービスを利用する際、固定
料金の間は時間を気にせずに利用して従量課金では利用
時間を短くする等、現在の課金状況に応じて通信サービ
スを利用したいというニーズが生じるが、前記の様な多
種多様な料金体系により課金が行われている場合、利用
者が現在の課金状況を把握しながら通信サービスを利用
するのは困難である為、利用者は月毎に送付される利用
明細の内容から次の月の利用内容を大まかに調節するこ
とになる。
【0005】なお通話可能時間を表示画面に棒グラフで
表示する表示機能付きの電話機については特開平8−9
7942号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の通信サービ
スでは、多種多様な料金体系で計算される現在の課金状
況を通信サービス利用時に確認することができない為、
現在の課金状況に応じて通信サービスを利用したいとい
う利用者のニーズを満たすことが困難という問題があ
る。
【0007】また従来の携帯電話や子機付きの固定電話
等で通話可能時間を表示画面に棒グラフで表示した場
合、移動機を片手に持って耳に当てながらサービスを利
用する為、移動機にある表示画面を見ることができず、
通話中に情報を参照することができない。その為、課金
の正確な進行状況が判らず、電話を切るタイミングを意
識できないという問題がある。
【0008】本発明の目的は上記問題を解決し、通信サ
ービスを効率的かつ経済的に利用することが可能な技術
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用した通信
サービスの料金を通知する料金通知システムにおいて、
通信サービスの課金の進行状況を利用者に通知するもの
である。
【0010】本発明では、利用者の正確な課金状況を把
握する為、顧客の加入しているサービスに関する情報と
利用料金に関する情報を通信設備等から利用者の通信機
へ送信し、利用者の通信機で一課金あたりの金額や時間
を算出し、通信利用経過時間や通信データ量を考慮する
ことで、正確な課金の進行状況を求め、次の課金になる
までの残り時間を基に通信機の発光部での光の強弱、色
または点滅等で利用中のサービスの課金の進行状況を利
用者に伝える。
【0011】本発明では、光のバリエーションにより課
金の進行状況を利用者に通知できるので、通信サービス
を効率的かつ経済的に利用することができる様になる。
また、光信号の表示方法により移動機の表示画面を参照
することなく課金の進行状況を把握できる様になる。
【0012】以上の様に本発明の料金通知システムによ
れば、通信サービスの課金の進行状況を利用者に通知す
るので、通信サービスを効率的かつ経済的に利用するこ
とが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に利用した通信サービスの料
金を通知する一実施形態の料金通知システムについて説
明する。
【0014】図1は本実施形態の携帯型通信機の概略構
成を示す図である。図1に示す様に携帯型通信機10
は、通信用電波の受発信を行うアンテナ20と、通信相
手先からの音声を拡張し発生させるスピーカ30と、通
信に関する情報を表示する為のモニター40と、メニュ
ーをモニター40に表示させたりモニター40に表示さ
れた情報を選択したりする為の操作ボタン50と、電話
番号や文字情報を入力する為の入力用ボタン60と、音
声データを受信して通信相手先に伝える為のマイク70
と通話時間や通信サービス利用に関する情報を伝える発
光部80とを備えている。
【0015】図2は本実施形態の固定型通信機の概略構
成を示す図である。図2に示す様に固定型通信機160
の場合は子機90があっても良く、固定型通信機160
は、公衆回線等の通信回線への接続部170と、発光部
180と、子機90との電波受発信を行うアンテナ19
0と、文字情報等を表示する表示部200と、通信機へ
の操作を行う操作ボタン210と電話番号や文字情報等
を入力する入力部220と、音声データを受発信する受
話器装置230とを備えている。また子機90は、固定
型通信機160からの電波を受信するアンテナ100と
通信相手先からの音声を発生させるスピーカ110と、
固定型通信機160を操作する操作ボタン120と、電
話番号や文字情報を入力する入力部130と音声データ
を受信するマイク140と、発光部150とを備えてい
る。
【0016】図3は本実施形態のインターネット等の通
信網に接続された情報処理装置の概略構成を示す図であ
る。図3に示す様にインターネット等の通信網に接続さ
れた情報処理装置の場合は、情報を画面に表示する為の
表示部本体240と、情報を表示する表示画面250
と、課金の進行状態を通信サービス利用者に伝える為の
発光部260と、音声で課金の進行状態を伝える為の音
声発生部270と、情報を入力する為の入力部280
と、入力部についている光で課金の進行状況を通信サー
ビス利用者に伝える為の発光部290とを備えている。
ここで情報処理装置の発光部は発光部260か発光部2
90のどちらか片方がついている構成や、発光部260
及び発光部290の代わりに表示画面250内に課金の
進行状況を表示する構成でも良い。
【0017】図4は本実施形態の通信機内部の構成を示
す図である。図4に示す様に本実施形態の通信機300
は、課金計算情報取得処理部421と、課金進行状況算
出処理部422と、課金進行状況通知処理部423とを
有している。
【0018】課金計算情報取得処理部421は、発信が
行われたときにその発信元から発信先までの通信サービ
スの課金計算情報を取得する処理部である。課金進行状
況算出処理部422は、当該通信サービスの利用経過を
示す利用経過時間や通信データ量と、前記取得した課金
計算情報とから課金の進行状況を算出する処理部であ
る。課金進行状況通知処理部423は、前記算出された
課金の進行状況を通知する処理部である。
【0019】通信機300を課金計算情報取得処理部4
21、課金進行状況算出処理部422及び課金進行状況
通知処理部423として機能させる為のプログラムは、
ROM等の記録媒体に記録されて実行されるものとす
る。なお前記プログラムを記録する記録媒体はROM以
外の他の記録媒体でも良い。
【0020】図4に示す様に通信機300は、電話等の
通信サービス利用を正確にかつ安全に実行したり、通信
データ間の同期をとったりする為の制御を行う電話制御
部340と、通信サービス利用に関する情報を光で示す
為の発光部350と、音声データの強弱、属性変換(音
の種類の変換)等を行うアンプ360と、音声データの
増幅を行うスピーカ370と、音声データを通信できる
形に変換するマイク380と、通信を行ったり、入力デ
ータの加工処理を行ったりする演算処理装置390と、
通信機300内のハードウェアを相互に利用できる様に
する為のプログラムを格納するドライバ部400と、電
源を通信機300全体に供給するバッテリー440と、
通信時間等を計測するタイマ430と、利用者が新規に
入力した利用者固有の情報を格納する記憶部420と、
利用者が電話番号や文字情報等を入力する入力部410
とを備えている。
【0021】図5は本実施形態の通信設備の主な内部構
成を示す図である。図5に示す様に本実施形態の通信設
備450は課金計算情報作成処理部531を有してい
る。課金計算情報作成処理部531は、発信が行われた
ときにその発信元から発信先までの通信サービスの課金
計算情報を作成する処理部である。
【0022】通信設備450を課金計算情報作成処理部
531として機能させる為のプログラムは、ROM等の
記録媒体に記録されて実行されるものとする。なお前記
プログラムを記録する記録媒体はROM以外の他の記録
媒体でも良い。
【0023】図5に示す様に通信設備450は、通信サ
ービス利用者の通信機300との接続を行う有線回線4
60または電波受信用アンテナ470と、利用者に関す
る情報を格納して利用者のサービス利用時間や利用金額
等情報を管理する顧客データベース480と、利用者の
加入しているサービスを定義しているサービスデータベ
ース490と、通信サービス利用者との回線接続を制御
する通信交換装置510と複数の通信サービス利用者と
の通信を制御する通信制御装置520と、記憶装置53
0と、演算装置540と、通信設備450の情報データ
ベースを検索したりデータの管理を行う顧客情報管理装
置550を備えている。本実施形態では課金の進行状況
の元データとなる情報を通信設備450に持たせる形態
となっているが、これらの情報を基幹系システムのある
通信センター本部に持たせ、そこから通信サービス利用
者の通信機300に送信しても良い。
【0024】次に本実施形態で利用するデータベースの
内容について図6と図7を用いて説明する。
【0025】図6は本実施形態の顧客情報や利用料金に
関する情報を格納する顧客データベース480の内容の
例を示す図である。図6は顧客の電話番号とサービス情
報を対応させるサービス番号570と、顧客の利用して
いるサービスでの通信定額サービスの利用限度額を示す
定額利用残金580や、通信サービス利用者のサービス
利用料金が通信定額サービスの利用限度額を超えた場合
の従量利用金額を示す従量利用料590と、当月或いは
料金支払い期間内の累積料金利用量を示す累積利用額6
00等を格納する顧客データベース480を表してい
る。
【0026】図7は本実施形態のサービス情報が格納さ
れているサービスデータベース490の内容の例を示す
図である。一課金あたりの時間と金額等を求める為の計
算条件を示すタリフ情報620と、顧客の利用料金割引
に関する割引情報630や、その他通信サービス利用者
のサービス利用に関する情報等を格納するサービスデー
タベース490等がある。
【0027】図8は本実施形態の通信サービス利用者側
装置の処理手順を示すフローチャートである。まず通信
サービス利用者の携帯型等の通信機300に備えられた
入力用ボタン60、入力部130、入力部220または
入力部280によって通信相手先の電話番号等を入力す
る(ステップ700)。
【0028】通信機300の課金計算情報取得処理部4
21は、通信設備450の通信交換装置510に対して
回線接続要求を出し、通信サービス利用者側の通信機3
00で課金進行状況を把握する為の課金計算情報の送信
要求を顧客情報管理装置550に出す(ステップ71
0)。
【0029】図9は本実施形態の通信設備450内の処
理手順を示すフローチャートである。次に図9の通信設
備450側のフローにおいて、通信設備450は、通信
サービス利用者からの回線接続要求を受信し(ステップ
720)、通信交換装置510により通信回線を接続す
る(ステップ730)。
【0030】通信設備450の課金計算情報作成処理部
531は、通信サービス利用者の電話番号を基に通信設
備450内の顧客データベース480からサービス番号
570を入手する(ステップ740)。次に通信サービ
ス利用者の電話番号を基にサービスデータベース490
を検索し、通信サービス利用者のタリフ情報620と割
引情報630を入手する(ステップ750)。また通信
サービス利用者の電話番号を基にして顧客データベース
480を検索し、定額利用残金580と従量利用料59
0と累積利用額600を入手する(ステップ760)。
そしてタリフ情報620と割引情報630から通信サー
ビス利用者の一課金あたりの金額、一課金あたりの時間
等の課金に関する情報を作成する(ステップ770)。
作成した課金に関する情報を通信サービス利用者の通信
機300に送信する(ステップ780)。
【0031】通信機300の課金計算情報取得処理部4
21は、通信サービス利用者の通信機300の記憶部4
20に通信設備450から送られてきた課金に関する情
報を格納する(ステップ790)。なお、通信サービス
利用者のサービス加入時等にタリフ情報620及び割引
情報630等を記憶部420に予め記憶させておくこと
により、通信サービス利用開始時に課金に関する情報を
通信サービス利用者側の通信機300でチェックしても
良い。
【0032】次に課金進行状況算出処理部422は、通
信サービスが開始されてから現時点までのサービス利用
経過時間をタイマ430でチェックする(ステップ80
0)。通信設備450から課金に関する情報が通信サー
ビス利用者の通信機300に届くまでの時間と通信開始
時間とにタイムラグが発生する場合がある為、それまで
の通信経過時間と一課金あたりの時間との除算を行っ
て、課金に関する情報が通信機300に届くまでの間の
課金金額を求め、通話開始前の定額利用残金からその時
点までの課金金額を引くことにより、正確な定額利用残
金を求める(ステップ810)。
【0033】課金進行状況通知処理部423は、定額利
用残金が「0」以上であるかをチェックする(ステップ
820)。「0」以上であれば通信サービス利用者の通
信機300が携帯型通信機10であれば発光部80を、
固定型通信機160の場合は発光部180を、固定型通
信機160の子機90である場合は発光部150を青色
で発光させる(ステップ830)。定額利用残高が負で
ある場合は、上記発光部を赤色で発光させる(ステップ
840)。
【0034】通信サービスの一回の課金が始まり一課金
当たりの時間を「5」で割った秒数毎に上記発光部の明
かりを暗くする(ステップ850)。これは5段階に発
光部の明かりを暗くする場合の説明であり、実際の適用
に当たっては一課金当たりの時間を割る値を自由に変化
させることによって暗くする段階の回数を変化させても
良い。
【0035】また本実施形態では光による利用者への課
金状況の通知を行っているが、人の声等による音声ガイ
ダンス、音の強弱や高低、または振動装置320での振
動の強弱等による通知を利用しても良い。
【0036】通信サービス利用者の通信機300の上記
発光部分が発光しているいかなる段階においても、回線
切断があれば(ステップ860)、通信サービスの利用
金額を算出し(ステップ930)、通信サービス利用者
の通信機300の表示部330、携帯型通信機10であ
ればモニター40を、固定型通信機160であれば表示
部200に利用金額と定額サービス利用の場合の定額利
用残金をそれぞれ表示する(ステップ940)。
【0037】ステップ860において、回線切断がなか
った場合、一課金あたりの時間と通信サービス利用時間
から、次の課金までの時間が10秒以内であるかどうか
をチェックする(ステップ870)。10秒以内で次の
課金になる段階であれば、上記発光部を点滅させる(ス
テップ880)。10秒以内でないならばステップ85
0に戻り発光部を段階的に暗くする処理を行う。なお、
点滅を開始する段階は本実施形態では10秒前としてい
るが、設定により自由に変えられる様にしても良い。ま
た通信サービス利用者の通信機300の発光部が点滅し
ている時点で回線切断があった場合(ステップ89
0)、上記ステップ930とステップ940を行って処
理を終了する。
【0038】通信サービス終了時には、通信設備450
の顧客データベース480の定額利用残金580と累積
利用額600を更新し、従量サービスを利用している通
信サービス利用者は従量利用料590を更新する。点滅
中の回線切断がなかった場合は、上記発光部の点滅が開
始されてから10秒が経過したかをチェックし(ステッ
プ900)、10秒経過していない場合は点滅を継続
し、10秒経過していた場合は定額利用残金から一課金
当たりの金額をマイナスする(ステップ910)。発光
部の点滅が解除し(ステップ920)、ステップ820
からの処理に戻る。以下、通信回線が切断されるまで本
処理を繰り返し継続する。
【0039】なお本実施形態による課金状況を通知する
機能は、機能操作ボタン50または操作ボタン120ま
たは操作ボタン210によって解除することも可能であ
るものとする。
【0040】以下に本実施形態のインターネット等の通
信網に接続された情報処理装置で、発光部260及び発
光部290の代わりに表示画面上に課金の進行状況を表
示する場合の処理について説明する。
【0041】図10は本実施形態の情報処理装置の構成
を示す図である。図10に示す様に本実施形態の情報処
理装置1000は、CPU1001と、メモリ1002
と、磁気ディスク装置1003と、入力装置1004
と、出力装置1005と、CD−ROM装置1006
と、通信装置1007とを有している。
【0042】CPU1001は、情報処理装置1000
全体の動作を制御する装置である。メモリ1002は、
情報処理装置1000全体の動作を制御する際にその為
の各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置で
ある。
【0043】磁気ディスク装置1003は、前記各種処
理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。
入力装置1004は、通信サービスの利用時に課金の進
行状況を表示する為の各種入力を行う装置である。出力
装置1005は、通信サービスの利用時に課金の進行状
況を表示する装置である。
【0044】CD−ROM装置1006は、前記各種処
理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す
装置である。通信装置1007は、通信サービスの利用
時に通信設備450経由で通信相手との間の各種通信処
理を行う装置である。
【0045】また情報処理装置1000は、課金計算情
報取得処理部1010と、課金進行状況算出処理部10
11と、課金進行状況通知処理部1012とを有してい
る。
【0046】課金計算情報取得処理部1010は、発信
が行われたときにその発信元から発信先までの通信サー
ビスの課金計算情報を取得する処理部である。課金進行
状況算出処理部1011は、当該通信サービスの利用経
過を示す利用経過時間や通信データ量と、前記取得した
課金計算情報とから課金の進行状況を算出する処理部で
ある。課金進行状況通知処理部1012は、前記算出さ
れた課金の進行状況を通知する処理部である。
【0047】情報処理装置1000を課金計算情報取得
処理部1010、課金進行状況算出処理部1011及び
課金進行状況通知処理部1012として機能させる為の
プログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁
気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実
行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記
録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。
【0048】図8に示す様に、まず通信サービス利用者
の情報処理装置1000に備えられた入力装置1004
によって通信相手先の電話番号等を入力する(ステップ
700)。情報処理装置1000の課金計算情報取得処
理部1010は、通信設備450の通信交換装置510
に対して回線接続要求を出し、通信サービス利用者側の
情報処理装置1000で課金進行状況を把握する為の課
金計算情報の送信要求を顧客情報管理装置550に出す
(ステップ710)。
【0049】次に図9の通信設備450側のフローにお
いて通信設備450は、通信サービス利用者からの回線
接続要求を受信し(ステップ720)、通信交換装置5
10により通信回線を接続する(ステップ730)。
【0050】通信設備450の課金計算情報作成処理部
531は、通信サービス利用者の電話番号を基に通信設
備450内の顧客データベース480からサービス番号
570を入手し(ステップ740)、サービスデータベ
ース490を検索して通信サービス利用者のタリフ情報
620と割引情報630を入手し(ステップ750)、
また顧客データベース480を検索して定額利用残金5
80と従量利用料590と累積利用額600を入手する
(ステップ760)。そしてタリフ情報620と割引情
報630から通信サービス利用者の一課金あたりの金
額、一課金あたりの時間等の課金に関する情報を作成し
(ステップ770)、作成した課金に関する情報を通信
サービス利用者の情報処理装置1000に送信する(ス
テップ780)。
【0051】情報処理装置1000の課金計算情報取得
処理部1010は、通信サービス利用者の情報処理装置
1000のメモリ1002に通信設備450から送られ
てきた課金に関する情報を格納する(ステップ79
0)。なお通信サービス利用者のサービス加入時等にタ
リフ情報620及び割引情報630等を磁気ディスク装
置1003に予め記憶させておくことにより、通信サー
ビス利用開始時に課金に関する情報を通信サービス利用
者側の情報処理装置1000でチェックしても良い。
【0052】次に課金進行状況算出処理部1011は、
通信サービスが開始されてから現時点までのサービス利
用経過時間をチェックする(ステップ800)。通信設
備450から課金に関する情報が通信サービス利用者の
情報処理装置1000に届くまでの時間と通信開始時間
とにタイムラグが発生する場合がある為、それまでの通
信経過時間と一課金あたりの時間との除算を行って、課
金に関する情報が情報処理装置1000に届くまでの間
の課金金額を求め、通話開始前の定額利用残金からその
時点までの課金金額を引くことにより、正確な定額利用
残金を求める(ステップ810)。
【0053】課金進行状況通知処理部1012は、定額
利用残金が「0」以上であるかをチェックする(ステッ
プ820)。「0」以上であれば通信サービス利用者の
情報処理装置1000の出力装置1005に課金進行状
況を示すグラフィック表示を青色で表示させる(ステッ
プ830)。定額利用残高が負である場合は、上記グラ
フィック表示を赤色で表示させる(ステップ840)。
【0054】通信サービスの一回の課金が始まり一課金
当たりの時間を「5」で割った秒数毎に上記グラフィッ
ク表示の色を暗い色に変更して表示を暗くする(ステッ
プ850)。これは5段階に上記グラフィック表示を暗
くする場合の説明であり、実際の適用に当たっては一課
金当たりの時間を割る値を自由に変化させることによっ
て暗くする段階の回数を変化させても良い。
【0055】また本実施形態ではグラフィック表示によ
る利用者への課金状況の通知を行っているが、人の声等
による音声ガイダンス、音の強弱や高低、または課金金
額を文字で表示する等による通知を利用しても良い。
【0056】通信サービス利用者の情報処理装置100
0の上記グラフィック表示を表示しているいかなる段階
においても、回線切断があれば(ステップ860)、通
信サービスの利用金額を算出し(ステップ930)、通
信サービス利用者の情報処理装置1000の出力装置1
005に利用金額と定額サービス利用の場合の定額利用
残金をそれぞれ表示する(ステップ940)。
【0057】ステップ860において、回線切断がなか
った場合、一課金あたりの時間と通信サービス利用時間
から、次の課金までの時間が10秒以内であるかどうか
をチェックする(ステップ870)。10秒以内で次の
課金になる段階であれば、上記グラフィック表示を点滅
させる(ステップ880)。10秒以内でないならばス
テップ850に戻り上記グラフィック表示を段階的に暗
くする処理を行う。なお、点滅を開始する段階は本実施
形態では10秒前としているが、設定により自由に変え
られる様にしても良い。また通信サービス利用者の情報
処理装置1000の上記グラフィック表示が点滅してい
る時点で回線切断があった場合(ステップ890)、上
記ステップ930とステップ940を行って処理を終了
する。
【0058】通信サービス終了時には、通信設備450
の顧客データベース480の定額利用残金580と累積
利用額600を更新し、従量サービスを利用している通
信サービス利用者は従量利用料590を更新する。点滅
中の回線切断がなかった場合は、上記グラフィック表示
の点滅が開始されてから10秒が経過したかをチェック
し(ステップ900)、10秒経過していない場合は点
滅を継続し、10秒経過していた場合は定額利用残金か
ら一課金当たりの金額をマイナスする(ステップ91
0)。上記グラフィック表示の点滅が解除し(ステップ
920)、ステップ820からの処理に戻る。以下、通
信回線が切断されるまで本処理を繰り返し継続する。
【0059】なお本実施形態による課金状況を通知する
機能は、入力装置1004からの入力操作によって解除
することも可能であるものとする。
【0060】以上説明した様に本実施形態の料金通知シ
ステムによれば、通信サービスの課金の進行状況を利用
者に通知するので、通信サービスを効率的かつ経済的に
利用することが可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば通信サービスの課金の進
行状況を利用者に通知するので、通信サービスを効率的
かつ経済的に利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の携帯型通信機の概略構成を示す図
である。
【図2】本実施形態の固定型通信機の概略構成を示す図
である。
【図3】本実施形態のインターネット等の通信網に接続
された情報処理装置の概略構成を示す図である。
【図4】本実施形態の通信機内部の構成を示す図であ
る。
【図5】本実施形態の通信設備の主な内部構成を示す図
である。
【図6】本実施形態の顧客情報や利用料金に関する情報
を格納する顧客データベース480の内容の例を示す図
である。
【図7】本実施形態のサービス情報が格納されているサ
ービスデータベース490の内容の例を示す図である。
【図8】本実施形態の通信サービス利用者側装置の処理
手順を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態の通信設備450内の処理手順を示
すフローチャートである。
【図10】本実施形態の情報処理装置の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
10…携帯型通信機、20…アンテナ、30…スピー
カ、40…モニター、50…操作ボタン、60…入力用
ボタン、70…マイク、80…発光部、90…子機、1
00…アンテナ、110…スピーカ、120…操作ボタ
ン、130…入力部、140…マイク、150…発光
部、160…固定型通信機、170…接続部、180…
発光部、190…アンテナ、200…表示部、210…
操作ボタン、220…入力部、230…受話器装置、2
40…表示部本体、250…表示画面、260…発光
部、270…音声発生部、280…入力部、290…発
光部、300…通信機、320…振動装置、330…表
示部、340…電話制御部、350…発光部、360…
アンプ、370…スピーカ、380…マイク、390…
演算処理装置、400…ドライバ部、410…入力部、
420…記憶部、430…タイマ、440…バッテリ
ー、421…課金計算情報取得処理部、422…課金進
行状況算出処理部、423…課金進行状況通知処理部、
450…通信設備、460…有線回線、470…電波受
信用アンテナ、480…顧客データベース、490…サ
ービスデータベース、510…通信交換装置、520…
通信制御装置、530…記憶装置、540…演算装置、
550…顧客情報管理装置、531…課金計算情報作成
処理部、560…電話番号、570…サービス番号、5
80…定額利用残金、590…従量利用料、600…累
積利用額、610…電話番号、620…タリフ情報、6
30…割引情報、1000…情報処理装置、1001…
CPU、1002…メモリ、1003…磁気ディスク装
置、1004…入力装置、1005…出力装置、100
6…CD−ROM装置、1007…通信装置、1010
…課金計算情報取得処理部、1011…課金進行状況算
出処理部、1012…課金進行状況通知処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K025 AA08 BB02 CC01 JJ02 JJ07 JJ08 JJ13 JJ18 5K030 GA18 HB08 HC02 HC09 JT01 JT03 JT09 5K067 AA21 BB04 DD29 FF04 FF23 GG01 GG11 HH23 KK13 KK15 9A001 BB02 BB03 CC05 GG01 HH18 JJ18 JJ25 KK56 LL09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用した通信サービスの料金を通知する
    料金通知方法において、 発信が行われたときにその発信元から発信先までの通信
    サービスの課金計算情報を取得するステップと、当該通
    信サービスの利用経過と前記取得した課金計算情報とか
    ら課金の進行状況を算出するステップと、前記算出され
    た課金の進行状況を通知するステップとを有することを
    特徴とする料金通知方法。
  2. 【請求項2】 前記課金の進行状況を通知する際に、定
    額利用による課金または従量利用による課金のどちらで
    あるかを示す情報を出力することを特徴とする請求項1
    に記載された料金通知方法。
  3. 【請求項3】 前記課金の進行状況を光の明暗、光の
    色、光の点滅、音や振動で通知することを特徴とする請
    求項1または請求項2のいずれかに記載された料金通知
    方法。
  4. 【請求項4】 利用した通信サービスの料金を通知する
    料金通知装置において、 発信が行われたときにその発信元から発信先までの通信
    サービスの課金計算情報を取得する課金計算情報取得処
    理部と、当該通信サービスの利用経過と前記取得した課
    金計算情報とから課金の進行状況を算出する課金進行状
    況算出処理部と、前記算出された課金の進行状況を通知
    する課金進行状況通知処理部とを備えることを特徴とす
    る料金通知装置。
  5. 【請求項5】 利用した通信サービスの料金を通知する
    料金通知装置としてコンピュータを機能させる為のプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    において、 発信が行われたときにその発信元から発信先までの通信
    サービスの課金計算情報を取得する課金計算情報取得処
    理部と、当該通信サービスの利用経過と前記取得した課
    金計算情報とから課金の進行状況を算出する課金進行状
    況算出処理部と、前記算出された課金の進行状況を通知
    する課金進行状況通知処理部としてコンピュータを機能
    させる為のプログラムを記録したことを特徴とする記録
    媒体。
JP2000083843A 2000-03-24 2000-03-24 料金通知方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001274927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000083843A JP2001274927A (ja) 2000-03-24 2000-03-24 料金通知方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000083843A JP2001274927A (ja) 2000-03-24 2000-03-24 料金通知方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001274927A true JP2001274927A (ja) 2001-10-05

Family

ID=18600410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000083843A Pending JP2001274927A (ja) 2000-03-24 2000-03-24 料金通知方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001274927A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010016597A1 (ja) 2008-08-05 2010-02-11 日本電気株式会社 通信端末装置、点灯制御方法および点灯制御プログラム
WO2020054213A1 (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 Dmg森精機株式会社 工作機械

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010016597A1 (ja) 2008-08-05 2010-02-11 日本電気株式会社 通信端末装置、点灯制御方法および点灯制御プログラム
JP5392260B2 (ja) * 2008-08-05 2014-01-22 日本電気株式会社 通信端末装置、点灯制御方法および点灯制御プログラム
WO2020054213A1 (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 Dmg森精機株式会社 工作機械
JP2020040166A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 Dmg森精機株式会社 工作機械
CN112423921A (zh) * 2018-09-11 2021-02-26 Dmg森精机株式会社 机床

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040023636A1 (en) Wireless prepaid payphone system and cost control application
EP3324598A1 (en) Recharge method and recharge device
KR20090085621A (ko) 통신 네트워크 가입 제어
CN107241521B (zh) 网页访问方法及装置
JP4210845B2 (ja) メッセージ自動発信方法およびメッセージ自動発信サービスシステム
JP2001274927A (ja) 料金通知方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体
JPH11259422A (ja) インターネット端末装置及び課金管理方法
KR101367804B1 (ko) 스마트폰 통화 연결 시스템 및 그 방법
JP2011205404A (ja) 装置及びシステム
JP4996297B2 (ja) 通信装置
KR100549790B1 (ko) 휴대용 통신기기의 통신 요금 계산 방법
JP2001036670A (ja) 発呼機能を有する情報端末及びその制御プログラムが記録された記録媒体
KR20020037414A (ko) 수신자 요금부담 전화서비스의 자동전환방법
CN113259995A (zh) 信息处理方法、装置及存储介质
JP2004102504A (ja) 広告情報提供装置、携帯端末装置、及び広告方法
US20060211424A1 (en) Method for establishing a collect call through a wireless communication system
JPH0715564A (ja) 情報処理装置及び回線使用料表示方法
JP2006140574A (ja) 携帯電話端末、基地局、通信システム、機能追加・変更方法
JP5891812B2 (ja) コールセンタ管理方法及びプログラム,並びに管理装置
JP3938089B2 (ja) 利用者情報公開システム、センタ装置及び端末装置
KR20050011937A (ko) 휴대용 단말기의 사용 요금 제한 장치 및 방법
KR100962576B1 (ko) 인터넷 공중전화기를 이용한 정보제공 시스템
KR20060061661A (ko) 모바일 서비스 이용 요금 통합 관리 기능을 구비한 이동통신 단말기
KR20050104776A (ko) 휴대단말기와 시스템의 통신요금 수신자 과금장치 및 방법
JP2002199137A (ja) 課金情報表示方法、課金情報表示装置および携帯電話