JP2001274768A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

通信装置及び通信方法

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JP2001274768A
JP2001274768A JP2000087175A JP2000087175A JP2001274768A JP 2001274768 A JP2001274768 A JP 2001274768A JP 2000087175 A JP2000087175 A JP 2000087175A JP 2000087175 A JP2000087175 A JP 2000087175A JP 2001274768 A JP2001274768 A JP 2001274768A
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JP2000087175A
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Atsushi Sumasu
淳 須増
Osamu Kato
修 加藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側でピーク電圧を抑圧して送信し、
一方受信側でピーク電圧を抑圧した信号を復元するこ
と。 【解決手段】 クリッピング部104は、閾値を越えた
信号の振幅の大きさと閾値との差分をサンプリングし
て、この差分の情報を、閾値を越えている時刻と共にク
リッピング情報生成部108に出力し、送信信号のうち
ピーク電圧が閾値を越えた部分の信号についてピーク電
圧を閾値に抑圧してガード区間付加部105に出力す
る。クリッピング情報生成部108は、この差分の情報
と閾値を越えている時刻に基づいてクリッピング情報を
作成し、デジタル変調部101に出力する。ピーク復元
部118は、クリッピング情報に基づいて閾値を越えた
部分の振幅の大きさと閾値との差分を、閾値を越えてい
る時刻の受信信号に加算することにより、受信信号を抑
圧前の状態に復元してFFT部115に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置における
ピーク電圧抑圧方法に関し、特にOFDM(Orthogonal
Frequency Division Multiple)方式が適用されたマルチ
キャリア通信装置及びピーク電力抑圧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムにおける携帯電話機
及び携帯テレビ電話機等の移動局装置や、この移動局装
置と通信を行う基地局装置、ディジタルTV放送や、デ
ィジタル音声放送の送受信側等には、マルチキャリア通
信が用いられている。
【0003】図9は、従来のマルチキャリア通信装置の
構成を示すブロック図である。図9に示すマルチキャリ
ア通信装置11は、送信側に、ディジタル変調部12
と、S/P(Serial/Parallel)変換部13と、IFFT
(逆高速フーリエ変換)部14とを備え、受信側に、F
FT(高速フーリエ変換)部15と、P/S(Parallel/
Serial)変換部16と、ディジタル復調部17とを備え
て構成されている。
【0004】このような構成において、送信側において
は、ディジタル変調部12において、BPSK(Binarip
hase Phase Shift Keying)や、16QAM(Quadrature
Amplitude Modulation)等の変調方式に応じて、送信デ
ータによるディジタル変調が行われる。
【0005】この変調後のシリアルのデータは、S/P
変換部13で、パラレルのデータ(ディジタルシンボ
ル)に変換され、このパラレルのデータが、IFFT部
14で、逆高速フーリエ変換処理されることによって、
各々位相の異なるサブキャリアに重畳され、これが時系
列的に連続する送信OFDMシンボル信号として出力さ
れる。
【0006】一方、受信側においては、受信OFDMシ
ンボル信号が、FFT部15で、高速フーリエ変換処理
されることによって、各々位相の異なるサブキャリアに
重畳された各データが分離され、この分離後のパラレル
のデータが、P/S変換部16でシリアルのデータに変
換され、このシリアルのデータがディジタル復調部17
で、ディジタル復調されて出力される。
【0007】ここで、マルチキャリア通信においては、
送信データをパラレルのデータに変換したのち複数のサ
ブキャリアに重畳して伝送するため、サブキャリア毎の
相関が無い。このため各サブキャリアの位相が重なって
しまうとOFDMシンボルとしては極めて大きな信号振
幅を持つことになる。
【0008】このように、各サブキャリアの重なりによ
って、送信時に信号のピーク電圧が高くなると、これを
増幅器で増幅した場合に、増幅器の上限利得に応じて信
号のピーク部分が削られてしまう。
【0009】また,マルチキャリアに限らず,スペクト
ル拡散通信におけるマルチコード多重送信や,プリコー
ディング処理を行った場合等は,送信信号のピーク電圧
が高くなる場合が多々あり,マルチキャリア通信と同様
の問題が生じる.
【0010】これを防止するため、大型の増幅器を用い
ると、装置全体の大型化を招き、これによって装置が高
くなり、更に消費電力の増大、発熱の増加を招くことに
なるという問題がある。
【0011】ここで、ピーク電圧を抑圧する方法とし
て、従来から、特開平7−143098号公報等に、電
圧の上限値を設定し、上限値を越える電圧を単純にカッ
トする方法が既に開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ピーク電圧を
カットしただけでは、信号が歪み、また帯域を広げてし
まうことから、受信時における誤り率が劣化(伝送特性
が劣化)するという問題がある。
【0013】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、簡単な装置構成で伝送特性を劣化させることな
く、送信側でピーク電圧を抑圧して送信し、一方受信側
でピーク電圧を抑圧した信号を復元することができる通
信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の通信装置は、送
信信号の振幅の値が所定の閾値を超えた場合、前記振幅
の値を閾値以下に抑圧し、抑圧した時刻及び前記時刻に
おける抑圧量を測定する抑圧手段と、抑圧した時刻及び
抑圧量を示す制御情報を生成する情報生成手段と、デー
タ及び前記制御情報を含み、前記抑圧手段にて振幅を抑
圧された後の送信信号を無線送信する送信手段と、を具
備する構成を採る。
【0015】本発明の通信装置は、抑圧手段は、送信信
号と閾値との差分値を抑圧量として送信信号を抑圧し、
前記抑圧量を測定する構成を採る。
【0016】これらの構成によれば、送信側でピーク電
圧が閾値を越えた信号を閾値以下にして送信し、この閾
値を超えたピーク電圧と閾値との差分をサンプリングし
て、この情報を送信することにより、送信信号のピーク
電圧を抑圧することができる。一方受信側で、送信側で
ピーク電圧を抑圧した信号を受信してピーク抑圧情報を
用いてピーク電圧が閾値を越えた部分を抑圧された受信
信号を抑圧した部分の振幅の情報を受信して、この情報
に基づいて復元することにより、ピーク電圧を抑圧した
信号を受信して復元することができる。
【0017】本発明の通信装置は、抑圧手段は、送信信
号に因子を乗算して抑圧し、情報生成手段は、抑圧した
時刻及び因子を示す制御情報を生成する構成を採る。
【0018】本発明の通信装置は、抑圧手段は、送信信
号に重み関数を乗算して抑圧し、情報生成手段は、抑圧
した時刻及び重み関数を示す制御情報を生成する構成を
採る。
【0019】本発明の通信装置は、抑圧手段は、送信信
号のピーク部分及びその周辺に重み関数を乗算して抑圧
し、情報生成手段は、抑圧した時刻及び重み関数を示す
制御情報を生成する構成を採る。
【0020】これらの構成によれば、送信側で、送信信
号のピーク電圧が閾値を越えた場合に、ピーク電圧が閾
値を越えた部分の送信信号に重み関数をかけて、ピーク
電圧が閾値以下の信号に変換し、重みのかけ方に関する
情報を送信することにより、送信信号のピーク電圧を抑
圧し、一方受信側で、重み関数をかけられた受信信号に
加重情報に基づいた復元のための重み関数をかけて復元
することにより、ピーク電圧を抑圧した信号を受信して
復元することができる。また,ピーク部分だけでなくそ
の周辺にも重み付けを行うことにより,帯域内外への不
要成分発生を低減することができる.
【0021】本発明の通信装置は、送信手段は、送信信
号を所定の時間保持した後に送信する構成を採る。
【0022】本発明の通信装置は、送信手段は、制御情
報を所定の時間保持した後に送信する構成を採る。
【0023】これらの構成によれば、本発明の送信側
は、送信信号のピーク電圧を抑圧して送信し、この抑圧
に関する情報を送信することにより、ピーク電圧を抑圧
してデータを送信することができる。一方、本発明の受
信側で、ピーク電圧が抑圧された信号とピーク抑圧情報
が含まれた情報を受信して、ピーク抑圧情報に基づいて
信号を復元することにより、ピーク電圧を抑圧して通信
することができる。
【0024】本発明の通信装置は、受信した信号から制
御情報を抽出する情報抽出手段と、前記制御情報に基づ
いて抑圧された信号を復元する復元手段と、を具備する
構成を採る。
【0025】本発明の通信装置は、復元手段は、制御情
報に基づいて受信信号に振幅の差分を、差分をとった時
刻に基づいて受信信号に加算する構成を採る。
【0026】これらの構成によれば、送信側でピーク電
圧が閾値を越えた信号を閾値以下にして送信し、この閾
値を超えたピーク電圧と閾値との差分をサンプリングし
て、この情報を送信することにより、送信信号のピーク
電圧を抑圧することができる。一方受信側で、送信側で
ピーク電圧を抑圧した信号を受信してピーク抑圧情報を
用いてピーク電圧が閾値を越えた部分を抑圧された受信
信号を抑圧した部分の振幅の情報を受信して、この情報
に基づいて復元することにより、ピーク電圧を抑圧した
信号を受信して復元することができる。
【0027】本発明の通信装置は、復元手段は、制御情
報から抑圧した時刻に基づいて受信信号に因子を乗算す
る構成を採る。
【0028】本発明の通信装置は、復元手段は、制御情
報から抑圧した時刻に基づいて受信信号に重み関数を乗
算する構成を採る。
【0029】これらの構成によれば、送信側で、送信信
号のピーク電圧が閾値を越えた場合に、ピーク電圧が閾
値を越えた部分の送信信号に重み関数をかけて、ピーク
電圧が閾値以下の信号に変換し、重みのかけ方に関する
情報を送信することにより、送信信号のピーク電圧を抑
圧し、一方受信側で、重み関数をかけられた受信信号に
加重情報に基づいた復元のための重み関数をかけて復元
することにより、ピーク電圧を抑圧した信号を受信して
復元することができる。
【0030】本発明の通信装置は、受信した信号を所定
の時間保持した後に出力する出力手段を具備する構成を
採る。
【0031】本発明の通信装置は、制御情報を所定の時
間保持した後に出力する制御情報出力手段を具備する構
成を採る。
【0032】これらの構成によれば、本発明の送信側
は、送信信号のピーク電圧を抑圧して送信し、この抑圧
に関する情報を送信することにより、ピーク電圧を抑圧
してデータを送信することができる。一方、本発明の受
信側で、ピーク電圧が抑圧された信号とピーク抑圧情報
が含まれた情報を受信して、ピーク抑圧情報に基づいて
信号を復元することにより、ピーク電圧を抑圧して通信
することができる。
【0033】本発明の基地局装置は、上記いずれかに記
載の通信装置を有する構成を採る。
【0034】本発明の通信端末装置は、上記いずれかに
記載の通信装置を有する構成を採る。
【0035】これらの構成によれば、本発明の送信側
は、送信信号のピーク電圧を抑圧して送信し、この抑圧
に関する情報を送信することにより、ピーク電圧を抑圧
してデータを送信することができる。一方、本発明の受
信側で、ピーク電圧が抑圧された信号とピーク抑圧情報
が含まれた情報を受信して、ピーク抑圧情報に基づいて
信号を復元することにより、ピーク電圧を抑圧して通信
することができる。
【0036】本発明の通信方法は、送信信号の振幅の値
が所定の閾値を超えた場合、前記振幅の値を閾値以下に
抑圧し、抑圧した時刻及び前記時刻における抑圧量を抑
圧し測定する抑圧工程と、抑圧した時刻及び抑圧量を示
す制御情報を生成する情報生成工程と、データ及び前記
制御情報を含み、前記抑圧手段にて振幅を抑圧された後
の送信信号を無線送信する送信工程と、受信した信号か
ら制御情報を抽出する情報抽出工程と、前記制御情報に
基づいて抑圧された信号を復元する復元工程とを具備す
るようにした。
【0037】この方法によれば、本発明の送信側は、送
信信号のピーク電圧を抑圧して送信し、この抑圧に関す
る情報を送信することにより、ピーク電圧を抑圧してデ
ータを送信することができる。一方、本発明の受信側
で、ピーク電圧が抑圧された信号とピーク抑圧情報が含
まれた情報を受信して、ピーク抑圧情報に基づいて信号
を復元することにより、ピーク電圧を抑圧して通信する
ことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、送信側でピーク
電圧が閾値を越えた信号を閾値以下に抑圧して送信し、
さらに、この閾値を超えたピーク電圧を抑圧した時刻と
抑圧量をサンプリングして、この情報を送信し、一方受
信側で、抑圧された部分の振幅の情報を受信して、この
情報に基づいて受信信号を復元することである。
【0039】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る通信装置の構成を示す図である。
【0040】図1において、デジタル変調部101は、
入力された送信データ及びクリッピング部104におい
てサンプリングされた送信信号の振幅のピーク電圧と閾
値との差分の情報を(以下「クリッピング情報」とい
う)をデジタル変調して送信シンボルに変換し、S/P
変換部102に出力する。なお、クリッピングについて
は後述する。
【0041】S/P変換部102は、デジタル変調部1
01より出力された送信シンボルをシリアルパラレル変
換し、IFFT部103に出力する。
【0042】IFFT部103は、S/P変換部102
より出力された送信シンボルを逆高速フーリエ変換し
て、各サブキャリアにデータを重畳し、送信信号として
クリッピング部104に出力する。
【0043】クリッピング部104は、送信信号のピー
ク電圧が閾値を越えた場合、閾値を越えた部分の振幅の
大きさと閾値との差分をサンプリングして、クリッピン
グ情報を、閾値を越えている時刻と共にクリッピング情
報生成部108に出力する。また、クリッピング部10
4は、送信信号のうちピーク電圧が閾値を越えた部分の
信号についてピーク電圧を閾値に抑圧してガード区間付
加部105に出力し、閾値を越えない部分の信号を抑圧
せずにガード区間付加部105に出力する。
【0044】ガード区間付加部105は、クリッピング
部104から出力された送信信号にガード区間を挿入し
て、D/A変換部106に出力する。
【0045】D/A変換部106は、ガード区間付加部
105から出力された送信信号をデジタルアナログ変換
して無線送信部107に出力する。
【0046】無線送信部107は、D/A変換部106
から出力された送信信号を周波数変換して無線信号を送
信する。
【0047】クリッピング情報生成部108は、閾値を
越えた部分の振幅の大きさと閾値との差分をサンプリン
グした値と閾値を越えている時刻に基づいてクリッピン
グ情報を作成し、デジタル変調部101に出力する。
【0048】無線受信部111は、受信した信号を周波
数変換し、受信信号としてA/D変換部112に出力す
る。
【0049】A/D変換部112は、受信信号をアナロ
グデジタル変換してガード区間削除部113に出力す
る。
【0050】ガード区間削除部113は、A/D変換部
112から出力された受信信号からガード区間を削除し
た後、遅延器114に出力する。
【0051】遅延器114は、データが含まれている受
信信号を所定の時間の後にピーク復元部118に出力す
る。また、抑圧情報が含まれている受信信号を遅延させ
ずにピーク復元部118に出力する。
【0052】FFT部115は、ピーク復元部118か
ら出力された受信信号を高速フーリエ変換し、受信シン
ボルに変換してP/S変換部116に出力する。
【0053】P/S変換部116は、FFT部115か
ら出力された受信シンボルをパラレルシリアル変換し、
デジタル復調部117に出力する。
【0054】デジタル復調部117は、P/S変換部1
16から出力された受信シンボルを受信データに復調す
る。また、受信データのうち、クリッピング情報をピー
ク復元部118に出力する。
【0055】ピーク復元部118は、クリッピング情報
に基づいて閾値を越えた部分の振幅の大きさと閾値との
差分を、閾値を越えている時刻の受信信号に加算するこ
とにより、受信信号を抑圧前の状態に復元してFFT部
115に出力する。
【0056】次に、本実施の形態にかかる通信装置の送
信側の動作について説明する。送信データは、デジタル
変調部101においてデジタル変調され、S/P変換部
102においてシリアルパラレル変換され、IFFT部
103において逆高速フーリエ変換され、送信信号とし
てクリッピング部104に出力される。
【0057】IFFT部103を出力された送信信号
は、クリッピング部104において信号の振幅のうち、
所定の閾値より大きな部分は、閾値の値に抑圧されてガ
ード区間付加部105に出力される。また、ピーク電圧
が閾値より大きな信号と閾値との差分をサンプリングし
た振幅及び時刻の情報は、クリッピング情報生成部10
8に出力される。
【0058】クリッピング部104から出力された送信
信号は、ガード区間付加部105においてガード区間を
付加され、D/A変換部106においてデジタルアナロ
グ変換され、無線送信部107において周波数変換さ
れ、無線信号に変換されて送信される。
【0059】また、クリッピング部104においてサン
プリングした差分及び時刻は、クリッピング情報生成部
108に入力され、クリッピング情報が作成される。
【0060】クリッピング情報は、デジタル変調部10
1に入力されてデジタル変調され、S/P変換部102
においてシリアルパラレル変換され、IFFT部103
において逆高速フーリエ変換され、ピーク抑圧部104
において閾値を越えたピーク電圧を閾値の値に抑圧さ
れ、ガード区間付加部105においてガード区間を付加
され、D/A変換部106においてデジタルアナログ変
換され、無線送信部107において周波数変換され、無
線信号として出力される。
【0061】次に、本実施の形態にかかる通信装置の受
信側の動作について説明する。
【0062】前述の送信側から送信された無線信号は、
無線受信部111において周波数変換され、受信信号に
変換され、A/D変換部112においてアナログデジタ
ル変換され、ガード区間削除部113においてガード区
間を削除されて遅延器114に出力される。
【0063】データを含む受信信号は、遅延器114に
おいて所定の時間を経てからピーク復元部118に出力
される。また、クリッピング情報を含む受信信号は、遅
延器114において遅延されずにピーク復元部118に
出力される。このことにより、クリッピング情報を含む
信号は、データを含む信号より先に復調することができ
る。
【0064】クリッピング情報を含む受信信号は、ピー
ク復元部118からFFT部115に出力され、FFT
部115において高速フーリエ変換され、P/S変換部
116においてパラレルシリアル変換され、デジタル復
調部117において復調され、クリッピング情報として
ピーク復元部118に出力される。
【0065】受信信号は、ピーク復元部118におい
て、クリッピング情報に基づいて同じ時刻にクリッピン
グ部104にサンプリングされた振幅を受信信号の振幅
に、加算されることにより、ピーク部分を復元されてF
FT部115に出力される。
【0066】復元された受信信号は、FFT部115に
おいて高速フーリエ変換され、P/S変換部116にお
いてパラレルシリアル変換され、デジタル復調部117
において復調される。
【0067】図2は、実施の形態1における送信信号の
クリッピングの一例を示す図である。図2において、横
軸は、信号の送信時刻を示す。縦軸は、送信する信号の
振幅の大きさを示す。
【0068】図2(a)は、送信信号の一例を示し、図
2(b)は、図2(a)の送信信号のうち、信号の振幅
が閾値を超えた部分201について拡大した図である。
【0069】送信する信号の振幅が所定の閾値より大き
い場合、送信信号は、閾値の値で出力される。また、閾
値より値の大きな信号に関しては、閾値との差分をと
り、その大きさと閾値を越えている時刻の情報をこの送
信信号とは別に送信する。送信する信号の振幅が所定の
閾値より小さい場合、信号は、振幅を変化させずに出力
される。
【0070】図2(b)において送信信号の振幅は、時
刻t1、t2、t3、t4、t5、t6において閾値を
超えているので、信号の振幅と閾値との差分がサンプリ
ングされる。
【0071】時刻t1には、振幅と閾値との差分V1が
サンプリングされる。時刻t2には、振幅と閾値との差
分V2がサンプリングされる。時刻t3には、振幅と閾
値との差分V3がサンプリングされる。時刻t4には、
振幅と閾値との差分V4がサンプリングされる。時刻t
5には、振幅と閾値との差分V5がサンプリングされ
る。時刻t6には、振幅と閾値との差分V6がサンプリ
ングされる。
【0072】振幅と閾値の差分をサンプリングした時刻
t1、t2、t3、t4、t5、t6と、サンプリング
した値V1,V2,V3,V4,V5、V6は、クリッ
ピング情報生成部108に出力される。そして、クリッ
ピング情報生成部108において時刻t1、t2、t
3、t4、t5、t6に基づくクリッピング情報が作成
され、デジタル変調部101、S/P変換部102、I
FFT部103、クリッピング部104、ガード区間付
加部105、D/A変換部106、無線送信部107を
通して送信される。
【0073】このように、本実施の形態の通信装置は、
送信側でピーク電圧が閾値を越えた信号を閾値以下にし
て送信し、この閾値を超えたピーク電圧と閾値との差分
をサンプリングして、この情報を送信することにより、
送信信号のピーク電圧を抑圧することができる。一方受
信側で、送信側でピーク電圧を抑圧した信号を受信して
ピーク抑圧情報を用いてピーク電圧が閾値を越えた部分
を抑圧された受信信号を抑圧した部分の振幅の情報を受
信して、この情報に基づいて復元することにより、ピー
ク電圧を抑圧した信号を受信して復元することができ
る。
【0074】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る通信装置の構成を示す図である。但し、図
1と同一の構成となるものについては、図1と同一番号
を付し、詳しい説明を省略する。
【0075】図3において、IFFT部103は、送信
シンボルに逆高速フーリエ変換して、各サブキャリアに
データを重畳し、送信信号として加重部301に出力す
る。
【0076】加重部301は、送信信号の中でピーク電
圧が閾値を超える部分およびその周辺について重み関数
を送信信号に乗算して、振幅の大きさを閾値以下に抑圧
してガード区間付加部105に出力する。また、信号に
重みを加えた時刻、重みの加え方の情報(以下、「加重
情報」と言う)を抑圧情報生成部302に出力する。
【0077】抑圧情報生成部302は、加重部301か
ら出力された情報に基づいて加重情報信号を作成し、デ
ジタル変調部101に出力する。
【0078】次に、本実施の形態にかかる通信装置の送
信側の動作について説明する。
【0079】送信信号は、加重部301において信号の
振幅のうち、所定の閾値より大きな部分およびその周辺
に重み関数をかけられて、ガード区間付加部105に出
力される。また、加重情報は、抑圧情報生成部302に
出力される。
【0080】また、加重情報は、抑圧情報生成部302
に入力され、加重情報信号が作成される。
【0081】加重情報信号は、デジタル変調部101に
入力されてデジタル変調され、S/P変換部102にお
いてシリアルパラレル変換され、IFFT部103にお
いて逆高速フーリエ変換され、加重部301においてピ
ーク電圧が閾値を越えた部分の信号についてピーク電圧
に重み関数が乗算されて、ガード区間付加部105にお
いてガード区間を付加され、D/A変換部106におい
てデジタルアナログ変換され、無線送信部107におい
て周波数変換され、無線信号として出力される。
【0082】次に、本実施の形態にかかる通信装置の受
信側の動作について説明する。送信側から送信された無
線信号は、無線受信部111において周波数変換されて
受信信号に変換されて、A/D変換部112においてア
ナログデジタル変換され、ガード区間削除部113にお
いてガード区間を削除されて遅延器114に出力され
る。
【0083】データを含む受信信号は、遅延器114に
おいて所定の時間を経てからピーク復元部311に出力
される。また加重情報を含む受信信号は、遅延器114
において遅延せずにピーク復元部311に出力される。
このことにより、加重情報を含む信号は、データを含む
信号よりより先に復調することができる。
【0084】加重情報を含む受信信号は、ピーク復元部
311からFFT部115に出力され、FFT部115
において高速フーリエ変換され、P/S変換部116に
おいてパラレルシリアル変換され、デジタル復調部11
7において復調され、加重情報としてピーク復元部31
1に出力される。
【0085】受信信号は、抑圧されたピークに、加重情
報に基づいて復元するための重み関数をかけられること
により、抑圧されたピークを復元されてFFT部115
に出力され、FFT部115において高速フーリエ変換
され、P/S変換部116においてパラレルシリアル変
換され、デジタル復調部117において復調される。
【0086】図4は、実施の形態2における送信信号の
重み付けの一例を示す図である。図4において、横軸
は、信号の送信時刻を示す。縦軸は、送信する信号の振
幅の大きさを示す。
【0087】図4(a)は、送信信号の一例を示す。図
4(b)は、部分401を拡大した送信信号を示す。図
4(c)は、送信信号に乗算する重み関数の一例を示
す。
【0088】次に、送信信号の重み付けの例について説
明する。
【0089】送信する信号の振幅が所定の閾値より大き
い場合、送信信号は、閾値を越えた部分およびその周辺
について、図4(c)に示す重み関数を乗算される。
【0090】送信信号のピークの大きな部分401に低
い重みをかけることにより、送信信号は、閾値より小さ
な振幅の信号として出力される。ピーク部分の周辺も含
めて重み付けを行うことにより,帯域内外への不要成分
の発生を低減することができる.また、重み関数の種
類、乗算した時刻又はタイミング等の情報を送信する。
【0091】送信信号の振幅が閾値より小さい場合、送
信信号は、振幅に重み関数を乗算せずに出力される。
【0092】このように、本実施の形態の通信装置は、
送信側で、送信信号のピーク電圧が閾値を越えた場合
に、ピーク電圧が閾値を越えた部分の送信信号に重み関
数をかけて、ピーク電圧が閾値以下の信号に変換し、重
みのかけ方に関する情報を送信することにより、送信信
号のピーク電圧を抑圧し、一方受信側で、重み関数をか
けられた受信信号に加重情報に基づいた復元のための重
み関数をかけて復元することにより、ピーク電圧を抑圧
した信号を受信して復元することができる。
【0093】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3に係る通信装置の構成を示す図である。但し、図
1と同一の構成となるものについては、図1と同一番号
を付し、詳しい説明を省略する。
【0094】図5において、ピーク抑圧部501は、送
信信号のピーク電圧が閾値を越えた場合、閾値を越えた
部分の振幅の大きさと閾値との差分をサンプリングし
て、閾値を越えている時刻と共にクリッピング情報生成
部108に出力する。また、ピーク抑圧部501は、送
信信号のうちピーク電圧が閾値を越えた部分の信号につ
いてピーク電圧を閾値に抑圧してガード区間付加部10
5に出力し、閾値を越えない部分の信号を抑圧せずにガ
ード区間付加部105に出力する。
【0095】バッファ部502は、所定の時間の間、送
信信号を保持し、その後、送信信号をガード区間付加部
105に出力する。
【0096】バッファ部511は、所定の時間の間、ピ
ーク抑圧情報を保持し、その後、ピーク抑圧情報をピー
ク復元部118に出力する。
【0097】次に、本実施の形態にかかる通信装置の送
信側の動作について説明する。
【0098】送信データは、デジタル変調部101にお
いてデジタル変調され、S/P変換部102においてシ
リアルパラレル変換され、IFFT部103において逆
高速フーリエ変換され、送信信号としてピーク抑圧部5
01に出力される。
【0099】送信信号は、ピーク抑圧部501において
信号の振幅のうち、所定の閾値より大きな部分につい
て、振幅を閾値に抑圧されてバッファ部502に出力さ
れる。また、差分信号は、クリッピング情報生成部10
8に出力される。
【0100】差分信号は、クリッピング情報生成部10
8に入力され、ピーク抑圧情報が作成される。
【0101】ピーク抑圧情報は、デジタル変調部101
に入力されてデジタル変調され、S/P変換部102に
おいてシリアルパラレル変換され、IFFT部103に
おいて逆高速フーリエ変換され、ピーク抑圧部501に
おいて信号の振幅のうち、所定の閾値より大きな部分
は、閾値の値に抑圧されてガード区間付加部105に出
力され、ガード区間付加部105においてガード区間を
付加され、D/A変換部106においてデジタルアナロ
グ変換され、無線送信部107において周波数変換さ
れ、無線信号として出力される。
【0102】ピーク抑圧情報が送信された後、送信信号
は、バッファ部502からガード区間付加部105に出
力され、ガード区間付加部105においてガード区間を
付加され、D/A変換部106においてデジタルアナロ
グ変換され、無線送信部107において周波数変換さ
れ、無線信号に変換されて送信される。
【0103】次に、本実施の形態にかかる通信装置の受
信側の動作について説明する。
【0104】送信側から送信された無線信号は、無線受
信部111において周波数変換され、A/D変換部11
2においてアナログデジタル変換され、受信信号に変換
されてガード区間削除部113に出力される。
【0105】受信信号は、ガード区間削除部113にお
いてガード区間を削除されてピーク復元部118に出力
される。
【0106】受信信号は、上記送信側からピーク抑圧情
報を含む受信信号、データを含む受信信号の順に送られ
てくる。
【0107】ピーク抑圧情報を含む受信信号は、ピーク
復元部118において信号処理されずに出力され、FF
T部115において高速フーリエ変換され、P/S変換
部116においてパラレルシリアル変換され、デジタル
復調部117において復調され、ピーク抑圧情報として
バッファ部511に出力される。データを含む受信信号
がピーク復元部118に入力されると、ピーク抑圧情報
は、バッファ部511からピーク復元部118に出力さ
れる。
【0108】データを含む受信信号は、ピーク復元部1
18に出力される。
【0109】受信信号は、ピーク抑圧部118におい
て、ピーク抑圧情報に基づいて抑圧されたピークを復元
されてFFT部115に出力され、FFT部115にお
いて高速フーリエ変換され、P/S変換部116におい
てパラレルシリアル変換され、デジタル復調部117に
おいて復調される。
【0110】このように、本実施の形態の通信装置は、
送信側で、ピーク電圧が閾値を越えた信号について信号
のピーク電圧と閾値との差分の情報を送信することによ
り、送信信号のピーク電圧を抑圧し、一方受信側で、ピ
ーク抑圧情報を用いてピーク電圧が閾値を越えた信号を
復元することにより、ピーク電圧を抑圧した信号を受信
して復元することができる。
【0111】(実施の形態4)図6は、本発明の実施の
形態4に係る通信装置の構成を示す図である。但し、図
1と同一の構成となるものについては、図1と同一番号
を付し、詳しい説明を省略する。
【0112】図6において、変調部601は、クリッピ
ング情報を変調し、拡散部602に出力する。
【0113】拡散部602は、変調されたクリッピング
情報に符号を用いて拡散し、D/A変換部603に出力
する。
【0114】D/A変換部603は、をデジタルアナロ
グ変換し、無線送信部604に出力する。
【0115】無線送信部604は、クリッピング情報を
周波数変換して送信する。
【0116】無線受信部611は、受信信号を周波数変
換して、A/D変換部612に出力する。
【0117】A/D変換部612は、無線受信部611
を出力された受信信号をアナログデジタル変換して、逆
拡散部613に出力する。
【0118】逆拡散部613は、A/D変換部612か
ら出力された受信信号に符号を用いて逆拡散を行い、復
調部612に出力する。
【0119】復調部614は、逆拡散部613から出力
された受信信号を受信データに復調する。
【0120】次に、本実施の形態にかかる通信装置の送
信側の動作について説明する。
【0121】送信データは、デジタル変調部101にお
いてデジタル変調され、S/P変換部102においてシ
リアルパラレル変換され、IFFT部103において逆
高速フーリエ変換され、送信信号としてクリッピング部
104に出力される。
【0122】送信信号は、クリッピング部104におい
て信号の振幅のうち、所定の閾値より大きな振幅を閾値
の値に抑圧して、ガード区間付加部105に出力され
る。また、閾値より大きな振幅と閾値との差分は、差分
信号としてクリッピング情報生成部108に出力され
る。
【0123】送信信号は、ガード区間付加部105にお
いてガード区間を付加され、D/A変換部106におい
てデジタルアナログ変換され、無線送信部107におい
て周波数変換され、無線信号に変換されて送信される。
【0124】差分信号は、クリッピング情報生成部10
8に入力され、クリッピング情報が作成される。
【0125】ピーク抑圧情報は、変調部601において
変調され、拡散部602において符号を用いて拡散さ
れ、D/A変換部603においてデジタルアナログ変換
され、無線送信部604において周波数変換され、無線
信号として出力される。
【0126】次に、本実施の形態にかかる通信装置の受
信側の動作について説明する。
【0127】送信側から送信された無線信号は、無線受
信部111において周波数変換されて受信信号に変換さ
れ、A/D変換部112においてアナログデジタル変換
され、ガード区間削除部113においてガード区間を削
除されてピーク復元部118に出力される。
【0128】一方、クリッピング情報を含む無線信号
は、受信された後、無線受信部611において周波数変
換され、A/D変換部612においてアナログデジタル
変換され、逆拡散部613において符号を用いて逆拡散
され、復調部614において復調され、ピーク抑圧情報
としてピーク復元部118に出力される。
【0129】受信信号は、ピーク復元部118におい
て、クリッピング情報に基づいて抑圧されたピークを復
元され、FFT部115において高速フーリエ変換さ
れ、P/S変換部116においてパラレルシリアル変換
され、デジタル復調部117において復調される。
【0130】このように、本実施の形態の通信装置は、
送信側で、ピーク電圧が閾値を越えた信号を、この情報
を送信することにより、送信信号のピーク電圧を抑圧
し、一方受信側で、別の変調方式を用いて送信されたク
リッピング情報を受信して得ることにより、ピーク電圧
を抑圧した信号を受信して復元することができる。
【0131】なお、クリッピング情報をデータと同じ変
調方式を用いて変調し、別の周波数を用いて送受信する
こともできる。
【0132】(実施の形態5)図7は、本発明の実施の
形態5に係る通信装置の構成を示す図である。但し、図
1と同一の構成となるものについては、図1と同一番号
を付し、詳しい説明を省略する。
【0133】図7において、S/P変換部102は、デ
ジタル変調部101から出力された送信データをシリア
ルパラレル変換して拡散部701に出力する。
【0134】拡散部701は、S/P変換部102から
出力された送信データをそれぞれ異なる符号で拡散して
合成部702に出力する。
【0135】合成部702は、拡散部701から出力さ
れた送信データを合成して送信信号としてピーク抑圧部
703に出力する。
【0136】ピーク抑圧部703は、送信信号のうち閾
値を越える部分についてピーク抑圧を行い無線送信部1
07に出力する。また、ピーク抑圧に関する情報をピー
ク抑圧情報生成部704に出力する。
【0137】ピーク抑圧情報生成部704は、ピーク抑
圧に関する情報から抑圧データを作成して変調部705
に出力する。
【0138】変調部705は、抑圧データを変調して無
線送信部706に出力する。無線送信部706は、変調
した抑圧データを周波数変換して無線信号として送信す
る。
【0139】無線受信部711は、受信した抑圧データ
を含む無線信号を周波数変換して復調部712に受信信
号として出力する。
【0140】復調部712は、受信信号を復調して、抑
圧データを取り出し、ピーク復元部713に出力する。
【0141】無線受信部111は、受信したデータを含
む無線信号を周波数変換して受信信号としてピーク復元
部713に出力する。
【0142】ピーク復元部713は、抑圧情報に基づい
てデータを含む受信信号の抑圧された部分を復元して逆
拡散部714に出力する。
【0143】逆拡散部714は、符号を用いて受信デー
タに逆拡散を行い、得られたシンボル列をP/S変換部
116に出力する。
【0144】P/S変換部116は、シンボル列をパラ
レルシリアル変換してシリアルデータに変換し、デジタ
ル復調部117に出力する。
【0145】デジタル復調部117は、シリアルデータ
を復調して受信データとして出力する。
【0146】次に、本実施の形態にかかる通信装置の送
信側の動作について説明する。
【0147】送信データは、デジタル変調部101にお
いて変調され、S/P変換部102においてシリアルパ
ラレル変換され、拡散部701においてそれぞれ異なっ
た符号を用いて拡散され、合成部702において各シン
ボルが合成され、送信シンボルとしてピーク抑圧部70
3に出力される。
【0148】送信シンボルは、ピーク抑圧部703にお
いて、ピーク電圧を抑圧され、送信信号として無線送信
部107に出力される。また、ピーク抑圧情報は、ピー
ク抑圧情報生成部704に出力される。
【0149】送信信号は、無線送信部107において周
波数変換され無線信号として送信される。
【0150】一方、ピーク抑圧情報は、ピーク抑圧情報
生成部704においてピーク抑圧情報シンボルに変換さ
れ変調部705に出力される。
【0151】ピーク抑圧情報シンボルは、変調部705
において変調され、無線送信部706において周波数変
換され、無線信号として送信される。
【0152】次に、本実施の形態にかかる通信装置の受
信側の動作について説明する。
【0153】送信側から送信された無線信号は、無線受
信部111において周波数変換され、受信信号に変換さ
れてピーク復元部713に出力される。
【0154】一方、ピーク抑圧情報を含む無線信号は、
受信された後、無線受信部711において周波数変換さ
れ、復調部712において復調されて、ピーク抑圧情報
としてピーク復元部713に出力される。
【0155】受信信号は、ピーク復元部713におい
て、ピーク抑圧情報に基づいて抑圧されたピークを復元
され、逆拡散部714において逆拡散され、P/S変換
部116においてパラレルシリアル変換され、デジタル
復調部117において復調される。
【0156】このように、本発明の送信側は、送信信号
のピーク電圧を抑圧して送信し、この抑圧に関する情報
を送信することにより、ピーク電圧を抑圧してデータを
送信することができる。一方、本発明の受信側で、ピー
ク電圧が抑圧された信号とピーク抑圧情報が含まれた情
報を受信して、ピーク抑圧情報に基づいて信号を復元す
ることにより、ピーク電圧を抑圧して通信することがで
きる。
【0157】(実施の形態6)図8は、本発明の実施の
形態6に係る通信装置の構成を示す図である。但し、図
1と同一の構成となるものについては、図1と同一番号
を付し、詳しい説明を省略する。
【0158】図8において、デジタル変調部101は入
力された送信データをデジタル変調して、送信シンボル
に変換して加算部801に出力する。
【0159】加算部801は、デジタル変調部101か
ら出力された送信シンボルと乗算部804から出力され
た補正信号とを加算して、クリッピング部805と遅延
部802に出力する。
【0160】遅延部802は、送信シンボルを所定の時
間で保持した後に乗算部804に出力する。
【0161】回線推定部803は、受信データから無線
通信における影響を推定して、無線通信回線における遅
延波の影響を打ち消す信号を作成するための補正因子を
出力する。
【0162】乗算部804は、遅延部802から出力さ
れた送信シンボルと回線推定部803から出力された補
正因子を乗算して加算部801に出力する。
【0163】クリッピング部805は、送信信号のピー
ク電圧が閾値を越えた場合、閾値を越えた部分の振幅の
大きさと閾値との差分をサンプリングして、クリッピン
グ情報を、閾値を越えている時刻と共にクリッピング情
報生成部806に出力する。また、クリッピング部80
5は、送信信号のうちピーク電圧が閾値を越えた部分の
信号についてピーク電圧を閾値に抑圧して無線送信部に
出力し、閾値を越えない部分の信号を抑圧せずに無線送
信部808に出力する。
【0164】無線送信部107は、送信信号を無線周波
数に変換して送信する。
【0165】クリッピング情報生成部806は、閾値を
越えた部分の振幅の大きさと閾値との差分をサンプリン
グした値と閾値を越えている時刻に基づいてクリッピン
グ情報を作成し、変調部807に出力する。
【0166】変調部807は、クリッピング情報を変調
して無線送信部808に出力する。
【0167】無線送信部808は、クリッピング情報を
無線周波数に変換して送信する。
【0168】無線受信部811は、無線送信部808か
ら送信されたクリッピング情報を受信して周波数変換を
行い、復調部812に出力する。
【0169】復調部812は、無線受信部811から出
力されたクリッピング情報を復調してピーク復元部81
4に出力する。
【0170】無線受信部813は、無線送信部107か
ら送信された信号を受信して周波数変換を行い、ピーク
復元部814に出力する。
【0171】ピーク復元部814は、クリッピング情報
に基づいて閾値を越えた部分の振幅の大きさと閾値との
差分を、閾値を越えている時刻の受信信号に加算するこ
とにより、受信信号を抑圧前の状態に復元して受信シン
ボルとしてデジタル復調部117に出力する。
【0172】デジタル復調部117は、受信シンボルを
復調して受信データとして出力する。
【0173】次に、本実施の形態にかかる通信装置の送
信側の動作について説明する。
【0174】送信データは、デジタル変調部101にお
いて変調され、送信シンボルとして加算部801に出力
される。
【0175】送信シンボルは、加算部801において補
正シンボルと加算されてクリッピング部805と遅延部
802に出力される。
【0176】遅延部802に出力された送信シンボル
は、所定の時間の後に乗算部804に出力される。
【0177】補正因子は、受信データに基づいて回線推
定部803において作成され、乗算部804に出力され
る。
【0178】遅延部802より出力された送信シンボル
は、乗算部804において補正因子を乗算されて加算部
801に出力される。
【0179】加算部801より出力された送信シンボル
は、クリッピング部805において信号の振幅のうち、
所定の閾値より大きな部分は、閾値の値に抑圧されて無
線送信部107に出力される。また、ピーク電圧が閾値
より大きな信号と閾値との差分をサンプリングした振幅
及び時刻の情報は、クリッピング情報生成部806に出
力される。
【0180】無線送信部107に出力された送信シンボ
ルは、無線送信部107において周波数変換されて無線
信号として送信される。
【0181】クリッピング情報は、クリッピング情報生
成部806においてクリッピング部805から出力され
た信号の差分及び時刻の情報に基づいて作成され、変調
部807に出力される。クリッピング情報は、変調部8
07において変調されて無線送信部808に出力され、
無線送信部808において無線周波数に変換されて、無
線信号として送信される。
【0182】次に、本実施の形態にかかる通信装置の受
信側の動作について説明する。
【0183】無線送信部808から送信された無線信号
は、無線受信部811において周波数変換されて復調部
812に出力され、復調部812において復調されてク
リッピング情報としてピーク復元部814に出力され
る。
【0184】無線送信部107から送信された無線信号
は、無線受信部813において周波数変換され受信信号
としてピーク復元部814に出力される。
【0185】受信信号は、クリッピング情報に基づいて
所定の閾値をこえたピーク電圧の振幅を復元されてデジ
タル復調部101に出力され、デジタル復調部101に
おいて復調されて、受信データとして出力される。
【0186】このように、本発明の送信側は、送信信号
のピーク電圧を抑圧して送信し、この抑圧に関する情報
を送信することにより、ピーク電圧を抑圧してデータを
送信することができる。一方、本発明の受信側で、ピー
ク電圧が抑圧された信号とピーク抑圧情報が含まれた情
報を受信して、ピーク抑圧情報に基づいて信号を復元す
ることにより、ピーク電圧を抑圧して通信することがで
きる。
【0187】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号のピーク電圧を抑圧して送信することができ、一方
受信側でピーク電圧を抑圧した信号を復元することがで
きるので、簡単な装置構成で伝送特性の劣化を防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る通信装置の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る通信装置における
送信信号のクリッピングの一例を示す図
【図3】本発明の実施の形態2に係る通信装置の構成を
示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2に係る通信装置における
送信信号の重み付けの一例を示す図
【図5】本発明の実施の形態3に係る通信装置の構成を
示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態4に係る通信装置の構成を
示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態5に係る通信装置の構成を
示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態6に係る通信装置の構成を
示すブロック図
【図9】従来の通信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】 104 クリッピング部 108 クリッピング情報生成部 114 遅延器 118 ピーク復元部 301 加重部 302 抑圧情報生成部 311 ピーク復元部 501 ピーク抑圧部 502 バッファ部 511 バッファ部 703 ピーク抑圧部 704 ピーク抑圧情報生成部 713 ピーク復元部 805 クリッピング部 806 クリッピング情報生成部 814 ピーク復元部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 DD01 DD13 DD17 DD19 DD23 DD33 5K052 AA02 BB01 CC00 EE11 FF31 GG20 GG46

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号の振幅の値が所定の閾値を超え
    た場合、前記振幅の値を閾値以下に抑圧し、抑圧した時
    刻及び前記時刻における抑圧量を測定する抑圧手段と、
    抑圧した時刻及び抑圧量を示す制御情報を生成する情報
    生成手段と、データ及び前記制御情報を含み、前記抑圧
    手段にて振幅を抑圧された後の送信信号を無線送信する
    送信手段と、を具備することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 抑圧手段は、送信信号と閾値との差分値
    を抑圧量として送信信号を抑圧し、前記抑圧量を測定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 抑圧手段は、送信信号に因子を乗算して
    抑圧し、情報生成手段は、抑圧した時刻及び因子を示す
    制御情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の
    通信装置。
  4. 【請求項4】 抑圧手段は、送信信号に重み関数を乗算
    して抑圧し、情報生成手段は、抑圧した時刻及び重み関
    数を示す制御情報を生成することを特徴とする請求項1
    に記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 抑圧手段は、送信信号のピーク部分及び
    その周辺に重み関数を乗算して抑圧し、情報生成手段
    は、抑圧した時刻及び重み関数を示す制御情報を生成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 送信手段は、送信信号を所定の時間保持
    した後に送信することを特徴とする請求項1から請求項
    5のいずれかに記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 送信手段は、制御情報を所定の時間保持
    した後に送信することを特徴とする請求項1から請求項
    5のいずれかに記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 受信した信号から制御情報を抽出する情
    報抽出手段と、前記制御情報に基づいて抑圧された信号
    を復元する復元手段と、を具備することを特徴とする通
    信装置。
  9. 【請求項9】 復元手段は、制御情報に基づいて受信信
    号に振幅の差分を、差分をとった時刻に基づいて受信信
    号に加算することを特徴とする請求項8に記載の通信装
    置。
  10. 【請求項10】 復元手段は、制御情報から抑圧した時
    刻に基づいて受信信号に因子を乗算することを特徴とす
    る請求項8に記載の通信装置。
  11. 【請求項11】 復元手段は、制御情報から抑圧した時
    刻に基づいて受信信号に重み関数を乗算することを特徴
    とする請求項8に記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 受信した信号を所定の時間保持した後
    に出力する出力手段を具備することを特徴とする請求項
    8から11のいずれかに記載の通信装置。
  13. 【請求項13】 制御情報を所定の時間保持した後に出
    力する制御情報出力手段を具備することを特徴とする請
    求項8から請求項11のいずれかに記載の通信装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13のいずれかに
    記載の通信装置を有することを特徴とする基地局装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項13のいずれかに
    記載の通信装置を有することを特徴とする通信端末装
    置。
  16. 【請求項16】 送信信号の振幅の値が所定の閾値を超
    えた場合、前記振幅の値を閾値以下に抑圧し、抑圧した
    時刻及び前記時刻における抑圧量を抑圧し測定する抑圧
    工程と、抑圧した時刻及び抑圧量を示す制御情報を生成
    する情報生成工程と、データ及び前記制御情報を含み、
    前記抑圧手段にて振幅を抑圧された後の送信信号を無線
    送信する送信工程と、受信した信号から制御情報を抽出
    する情報抽出工程と、前記制御情報に基づいて抑圧され
    た信号を復元する復元工程とを具備することを特徴とす
    る通信方法。
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