JP2001274330A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001274330A
JP2001274330A JP2000086774A JP2000086774A JP2001274330A JP 2001274330 A JP2001274330 A JP 2001274330A JP 2000086774 A JP2000086774 A JP 2000086774A JP 2000086774 A JP2000086774 A JP 2000086774A JP 2001274330 A JP2001274330 A JP 2001274330A
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inductor
inductors
aluminum
aluminum wiring
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JP2000086774A
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Yasuko Yamamoto
泰子 山本
Satoshi Sugino
聡 杉野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板抵抗の低いCMOS基板上であっても高
いQを有するインダクタを基板面積が大幅に増大しない
ようにして形成し得るようにする。 【解決手段】 CMOS基板28に、中心部で互いに直
列接続されたアルミ配線からなるスパイラル状の第1及
び第2インダクタ52,54からインダクタ18と、中
心部で互いに直列接続されたアルミ配線からなるスパイ
ラル状の第1及び第2インダクタ62,64からインダ
クタ20とが形成される。これら第1及び第2インダク
タ52,54、62,64は、それぞれ複数のアルミ配
線がコンタクトを介して積層されると共に、互いに同一
方向に巻回され、各アルミ配線が互いに相手のインダク
タの隣接するアルミ配線間に配置されて形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小電力用の通信機
器等に用いるのに好適な半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信機器の局部発振回路等に用い
られる電圧制御発振器として、図7に示すように構成さ
れたものが知られている。この電圧制御発振器は、IC
(集積回路)101と、このIC101に接続されたL
C共振器102とを備えている。IC101は、交差結
合された第1,第2のトランジスタ103,104と、
これら第1,第2のトランジスタ103,104のエミ
ッタに接続された第1の定電流源105と、第2のトラ
ンジスタ104のコレクタにベースが接続されたバッフ
ァとなる第3のトランジスタ106と、この第3のトラ
ンジスタ106のエミッタに接続された第2の定電流源
107と、第1,第2のトランジスタ103,104の
各コレクタから引き出され、LC共振器102と接続す
るための接続端子108,109と、第3のトランジス
タ106のエミッタから引き出された出力端子110と
を備えている。
【0003】LC共振器102は、ディスクリート部品
により回路構成されたものであり、アノードが互いに接
続された第1,第2のバラクタダイオード111,11
2と、一端が互いに接続され、他端が第1,第2のバラ
クタダイオード111,112のカソードに接続された
第1,第2のインダクタ113,114と、これら第
1,第2のインダクタ113,114の各一端から引き
出された入力端子115と、第1,第2のインダクタ1
13,114の各他端から引き出され、IC101に接
続するための接続端子116,117と、第1,第2の
バラクタダイオード111,112のアノードから引き
出された制御電圧端子118とを備えている。
【0004】このように構成された電圧制御発振器で
は、LC共振器102の制御電圧端子118に入力され
る制御電圧の値に応じて第1,第2のバラクタダイオー
ド111,112の空乏層容量が可変されることで発振
周波数が調節され、IC101の出力端子110から所
定の発振信号が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
電圧制御発振器では、LC共振器102が各電子部品を
回路基板上に搭載することにより構成されることから小
型化に制約を受けると共に、IC101とLC共振器1
02とを接続するための外部リード等により生成される
寄生容量や寄生インダクタンスの影響を受けて発振周波
数が不安定になるという問題があった。
【0006】このような問題を解決するには、各電子部
品をCMOSプロセス等により集積化することが好まし
いが、小電力用の通信機器等に用いられる例えば400
MHz帯域用の電圧制御発振器のLC共振器を集積化す
るには、低電圧動作時の消費電流増加の抑制、雑音性能
・チューニングレンジの確保等のために、性能指数Qが
3よりも大きく(Q>3)、インダクタンスLが10n
H程度(L≒10nH)のインダクタを半導体基板上で
実現する必要がある。
【0007】ところが、化合物半導体やBiCMOS基
板に比較して基板抵抗の低いCMOS基板上では高いQ
のインダクタの実現が難しいうえ、10nHを越えるイ
ンダクタの搭載は半導体基板面積の大幅な増大を招くこ
とから実用化が困難になるという問題があった。なお、
このような問題は電圧制御発振器だけではなく、他の電
子回路を半導体基板上に集積化するときにも生じる場合
がある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、基板抵抗の低いCMOS基板上であっても高
いQを有するインダクタを基板面積が大幅に増大しない
ようにして形成し得る半導体装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、半導体基板上にインダクタを集
積してなる半導体装置であって、前記インダクタは複数
層からなるメタル配線によりスパイラル状に形成され、
中心部で互いに接続された第1及び第2インダクタから
なり、これら第1及び第2インダクタは、各メタル配線
が一部で互いに交差されると共に、径方向に交互に配置
されて同一方向に巻回され、前記交差部において各イン
ダクタ毎に異なる層のメタル配線同士が接続されてなる
ことを特徴としている。
【0010】この構成によれば、各インダクタを構成す
るメタル配線が径方向に交互に配置されているため、各
インダクタは相互誘導結合によりインダクタンスが効果
的に増大され、少ないターン数であっても例えば400
MHz帯域において使用可能な大きなインダクタンスを
得ることができる。このため、CMOS基板上であって
も高いQを有するインダクタを基板面積が大幅に増大し
ないようにして形成することができる。
【0011】すなわち、インダクタの性能指数Qは、Q
=ωL/R(ωは角周波数、Lはインダクタンス、Rは
抵抗をそれぞれ示す。)で表わされるものであり、イン
ダクタンスが大きくて抵抗が低い場合に高い性能指数Q
を得ることができる。このため、本発明に係るインダク
タでは、メタル配線が積層されて形成される一方、配線
長が短くなることから抵抗が低くなり、しかも大きなイ
ンダクタンスが得られることから高いQを得ることがで
きる。また、少ないターン数でよいことから基板面積が
大幅に増大するようなことがない。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1に係る
ものにおいて、前記インダクタが互いに離間した状態で
一対配置され、この一対のインダクタが互いに直列接続
されてなることを特徴としている。この構成によれば、
インダクタンスがさらに増大されることから例えば40
0MHz帯域における使用が容易になる。
【0013】また、請求項3の発明は、請求項1に係る
ものにおいて、前記第1及び第2インダクタの中心部に
おける接続部からメタル配線により形成された中間タッ
プが引き出されてなることを特徴としている。この構成
によれば、一対のインダクタを離間して配置するものに
比べて小型化を図ることができる。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに係るものにおいて、前記半導体基板上に前
記インダクタとでLC共振回路を構成するバラクタダイ
オードと、トランジスタからなる負性抵抗回路とが集積
されて電圧制御発振器が構成されていることを特徴とし
ている。この構成によれば、各構成要素が集積化される
ことから小型化が促進されると共に、従来のような寄生
容量や寄生インダクタンスの生成が効果的に抑制される
ことから安定した発振周波数で動作するようになる。ま
た、例えば400MHz帯域において使用する電圧制御
発振器を容易に実現することができる。
【0015】また、請求項5の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに係るものにおいて、前記半導体基板はCM
OS基板であることを特徴としている。この構成によれ
ば、量産性に優れ、安価な半導体装置を容易に実現する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るCMOS基板を用いて電圧制御発振器を構成した半導
体装置の回路構成を示す図であり、図2は、CMOS基
板上において集積化したインダクタの構成を示す図であ
る。これらの図に示す電圧制御発振器を構成した半導体
装置10は、交差結合された2つのnMOSトランジス
タ12,14からなる負性抵抗回路16と、2つのイン
ダクタ18,20及び2つのバラクタダイオード(可変
容量ダイオード)22,24からなるLC共振器26と
を備えている。
【0017】LC共振器26は、2つのインダクタ1
8,20の一端同士が互いに接続されると共に、2つの
バラクタダイオード22,24のカソード同士が互いに
接続され、これらのバラクタダイオード22,24のア
ノードが2つのインダクタ18,20の他端にそれぞれ
接続されて構成されている。なお、2つのインダクタ1
8,20の各他端は、負性抵抗回路16を構成する2つ
のnMOSトランジスタ12,14のドレインにそれぞ
れ接続されている。
【0018】これらの負性抵抗回路16とLC共振器2
6とは、いずれも微細CMOSプロセス(本実施形態で
は、0.35μmCMOSプロセス)を利用してCMOS基
板28上(図2)に形成されている。インダクタ18,
20は、いずれもアルミ配線によりスパイラル状に形成
された2つのインダクタからなり、各インダクタを構成
するアルミ配線が径方向に交互に配置されて構成された
もので、バラクタダイオード22,24は、p+-nwell接
合を利用して構成されたものである。なお、インダクタ
18,20の詳細な構成については後述する。
【0019】また、CMOS基板28(図2)には、負
性抵抗回路16に電流を供給する2つのpMOSトラン
ジスタ28,30が互いに直列接続された状態で入力端
子32と2つのインダクタ18,20の接続点とに接続
されて形成されると共に、出力振幅を調節する機能を有
する3つのpMOSトランジスタ34,36,38が入
力端子32と2つのインダクタ18,20の各他端とに
図示のように接続されて形成されている。これらのpM
OSトランジスタ28,30,34,36,38も微細
CMOSプロセスを利用して形成されている。さらに、
CMOS基板28には、上記の入力端子32の他に、2
つのインダクタ18,20の各他端から引き出された2
つの出力端子40,42が形成されると共に、2つのバ
ラクタダイオード22,24の各カソードから引き出さ
れた制御電圧端子44が形成されている。
【0020】このように構成された半導体装置10で
は、pMOSトランジスタ28,30,34,36,3
8の各ゲートに外部のバイアス回路BCから駆動電圧が
供給され、制御電圧端子44に入力される制御電圧の値
に応じてバラクタダイオード22,24の空乏層容量が
可変されることで発振周波数が調節され、出力端子4
0,42から所定の発振信号が出力される。
【0021】次に、図2を参照して、インダクタ18,
20の構成について説明する。インダクタ18は、CM
OS基板28上に集積された第1インダクタ52及び第
2インダクタ54から構成されている。第1インダクタ
52は、微細幅のアルミ配線521(便宜上、多数のド
ットを付与して示す。)が微細幅の間隙を有して略3タ
ーン巻回されることによりスパイラル状に形成されたも
のである。なお、アルミ配線521の一端521aは、
インダクタ18の外部端子として利用され、アルミ配線
521の他端521bは、インダクタ18の中心部Cに
位置するようになっている。
【0022】第2インダクタ54は、微細幅のアルミ配
線541(便宜上、少数のドットを付与して示す。)に
より形成され、その一端541aが中心部Cにおけるア
ルミ配線521の他端521bに接続されると共に、各
ターン(各巻線)が第1インダクタ52を構成するアル
ミ配線521の隣接するアルミ配線521間(各ターン
間)に配置された状態で略3ターンが第1インダクタ5
2を形成するアルミ配線521と同一方向(すなわち、
同じ向きの磁界を形成する方向)に巻回されて構成され
たものである。なお、アルミ配線541の他端541b
は、インダクタ18の外部端子として利用されるように
なっている。
【0023】また、第1,第2インダクタ52,54
は、図3(a),(b)に示すように、それぞれ2層の
アルミ配線521,541が適所に配置されたコンタク
ト522,542を介して積層されることにより構成さ
れている。このため、インダクタ18の抵抗成分は、ア
ルミ配線が1層の場合に比べて略1/2に低減されるこ
とになる。
【0024】また、第1,第2インダクタ52,54
は、互いに同一方向に巻回されることから、アルミ配線
521,541は各ターン毎にスパイラル形状の直径方
向における中心部Cを境にした両側で互いに交差するよ
うに形成されている。このため、アルミ配線521,5
41同士の短絡を防止するため、交差部には立体交差構
造が採用されている。
【0025】この立体交差構造を小円で囲んだ箇所であ
るA部を例にして説明すると、図4に示すように、第1
インダクタ52のアルミ配線521については、1層目
(下段)のアルミ配線521同士が接続用アルミ配線5
23により接続されると共に、第2インダクタ54のア
ルミ配線541については、2層目(上段)のアルミ配
線541同士が接続用アルミ配線543により接続され
るようになっている。
【0026】これにより、アルミ配線521,541は
互いに短絡することなくアルミ配線521同士及びアル
ミ配線541同士がそれぞれ交差部において接続可能に
なる結果、第1,第2インダクタ52,54は、それぞ
れ独立したインダクタとして機能することになる。すな
わち、インダクタ18は、アルミ配線521,541か
らなる2つのスパイラル状の第1,第2インダクタ5
2、54が中心部Cにおいて互いに接続されると共に同
一方向に巻回され、それぞれのアルミ配線521,54
1が互いに相手のインダクタ52,54の隣接するアル
ミ配線521,541間に配置されることで等価的に図
5に示すような構成となっている。
【0027】一方、インダクタ20は、CMOS基板2
8上にインダクタ18から離間して集積された第1イン
ダクタ62及び第2インダクタ64から構成されてい
る。第1インダクタ62は、微細幅のアルミ配線621
(便宜上、多数のドットを付与して示す。)が第1イン
ダクタ52のアルミ配線521と同様に巻回されて構成
されたものであり、アルミ配線621の一端621aは
インダクタ20の外部端子として利用され、アルミ配線
621の他端621bは、インダクタ20の中心部Cに
位置するようになっている。
【0028】また、第2インダクタ64は、微細幅のア
ルミ配線641(便宜上、少数のドットを付与して示
す。)が第2インダクタ54のアルミ配線541と同様
に巻回されて構成されたものであり、アルミ配線641
の一端641aは中心部Cにおいてアルミ配線621の
他端621bに接続され、アルミ配線641の他端64
1bはインダクタ20の外部端子として利用されるよう
になっている。
【0029】このようにインダクタ20は、インダクタ
18と同様に構成されるものであるため、その他の詳細
な説明は省略する。なお、インダクタ18,20は、イ
ンダクタ18を形成するアルミ配線541の他端541
bと、インダクタ20を形成するアルミ配線641の他
端641bとを介して直列に接続されている。また、イ
ンダクタ18を構成する第1,第2インダクタ52,5
4及びインダクタ20を構成する第1,第2インダクタ
62,64をそれぞれスパイラルインダクタと呼び、イ
ンダクタ18及びインダクタ20をそれぞれカップリン
グインダクタと呼ぶ。
【0030】このように、インダクタ18,20は、複
数層からなるアルミ配線521,541、621,64
1によりスパイラル状に形成され、中心部Cでアルミ配
線521,541、621,641の内側端が互いに接
続された第1及び第2インダクタ52,54、62,6
4からなり、これら第1及び第2インダクタ52,5
4、62,64は、各アルミ配線521,541、62
1,641が一部で互いに交差されると共に、径方向に
交互に配置されて同一方向に巻回され、上記の交差部に
おいて各インダクタ52,54、62,64毎に異なる
層のアルミ配線521,541、621,641同士が
接続されて構成されている。
【0031】これらのインダクタ18,20は、nMO
Sトランジスタ12,14やバラクタダイオード22,
24等の他の構成要素と共に、例えば、次のようにして
CMOS基板28上に集積される。すなわち、フィール
ド酸化膜が形成された半導体基板上にアルミスパッタ蒸
着法でアルミ膜を形成し、その後にエッチングにより不
要な箇所のアルミ膜を除去して1層目のスパイラル状の
アルミ配線を形成する。次いで、その上にPSG(Phos
pho-Silicate Glass)膜をCVD(Chemical Vapor Dep
osition)法により堆積させた後、先のアルミ配線の位
置に対応する所定箇所にコンタクトを形成するためのス
ルーホールをエッチングにより形成する。
【0032】そして、このPSG膜上にアルミスパッタ
蒸着法で次段のアルミ膜を形成し、その後にエッチング
により不要な箇所のアルミ膜を除去して2層目のスパイ
ラル状のアルミ配線を形成する。なお、アルミ膜を形成
するとき、PSG膜に形成したスルーホール内にアルミ
が充填されてコンタクトが形成され、1層目のアルミ配
線と2層目のアルミ配線とが接続された状態となる。3
層以上のアルミ配線を形成する場合には上記のステップ
を繰り返し行うようにすればよい。その後、環境変化の
影響を受けて特性が変化しないようにするため、プラズ
マCVD法等により保護膜を形成してインダクタの集積
化が完了する。
【0033】なお、第1インダクタのアルミ配線と第2
インダクタのアルミ配線との交差部は、1層目のアルミ
配線同士を接続する箇所については1層目のアルミ配線
形成時に同時に接続用アルミ配線を形成しておき、2層
目のアルミ配線同士を接続する箇所については2層目の
アルミ配線形成時に同時に接続用アルミ配線を形成して
おくようにすればよい。また、1層目のアルミ配線同士
を接続するための接続用アルミ配線を2層目のアルミ配
線で形成し、2層目のアルミ配線同士を接続するための
接続用アルミ配線を3層目のアルミ配線で形成するよう
にすることも可能である。
【0034】以上の構成によれば、インダクタ18を形
成する第1,第2インダクタ52,54及びインダクタ
20を形成する第1,第2インダクタ62,64は、そ
れぞれ相互誘導結合によりインダクタンスが効果的に増
大され、少ないターン数であっても例えば400MHz
帯域において使用可能な大きなインダクタンスを得るこ
とができる。このため、CMOS基板上であっても高い
Qを有するインダクタを基板面積が大幅に増大しないよ
うにして形成することが可能となる。
【0035】すなわち、インダクタの性能指数Qは、Q
=ωL/R(ωは角周波数、Lはインダクタンス、Rは
配線抵抗をそれぞれ示す。)で表わされるものであり、
インダクタンスが大きいほど、あるいは配線抵抗が低い
ほど高い性能指数Qを得ることができる。このため、本
発明に係るインダクタでは所定の大きなインダクタンス
が得られ、しかも少ないターン数であるために配線長が
短くなること及びアルミ配線が積層されていることから
配線抵抗が低くなってCMOS基板上であっても高いQ
を得ることができる。また、少ないターン数でよいこと
から基板面積が大幅に増大することもない。
【0036】なお、アルミ配線は2層に限るものではな
く、それぞれコンタクトを介した3層以上の層数とする
ことも可能である。この場合には、配線抵抗を更に低く
することができ、より高いQを有するインダクタを得る
ことができる。
【0037】因みに、図2に示す構成のインダクタ18
(又は20)の第1,第2インダクタ52,54(又は
62,64)を、アルミ配線521,541を3層に積
層すると共に略3ターン巻回して半径が178μmとな
るように形成した場合、第1,第2インダクタ52,5
4(又は62,64)のそれぞれの自己インダクタンス
は2nH程度であるが、第1,第2インダクタ52,5
4(又は62,64)間の結合係数(k)は0.6程度
となり、インダクタ18(又は20)のインダクタンス
は6.4nH程度となった。また、この場合の性能指数
Qは、400MHzで3.8程度であった。このため、
2つのインダクタ18,20で13nH程度のインダク
タンスが得られ、電圧制御発振器を構成した半導体装置
10は0.93mm×0.77mm□で集積することが
できた。
【0038】図6は、インダクタ18,20を別のパタ
ーン構成で形成した例を示す図である。この図におい
て、インダクタ18は、CMOS基板28に形成された
微細幅のアルミ配線181(便宜上、多数のドットを付
与して示す。)が微細幅の間隙を有して略4ターン巻回
されることによりスパイラル状に形成されたものであ
る。なお、アルミ配線181の一端181aは、インダ
クタ18の外部端子として利用され、アルミ配線181
の他端181bは、インダクタ18の中心部Cに位置す
るようになっている。
【0039】インダクタ20は、微細幅のアルミ配線2
01(便宜上、少数のドットを付与して示す。)により
形成され、その一端201aが中心部Cにおけるアルミ
配線181の他端181bに接続されると共に、インダ
クタ18を形成するアルミ配線181の各ターン間(各
巻線間)に配置され、略4ターンがインダクタ18を形
成するアルミ配線181と同一方向に巻回されて構成さ
れたものである。なお、アルミ配線201の他端201
bは、インダクタ20の外部端子として利用されるよう
になっている。また、中心部Cにおけるアルミ配線18
1の他端181bとアルミ配線201の一端201aと
の接続部からアルミ配線182により形成された中間タ
ップ70が外方に引き出されて形成されている。
【0040】また、インダクタ18,20は、それぞれ
3層のアルミ配線181,201が適所に配置されたコ
ンタクトを介して積層されることにより構成されてい
る。このため、インダクタ18の抵抗は、アルミ配線が
1層の場合に比べて略1/3に低減されることになる。
【0041】また、インダクタ18,20は、互いに同
一方向に巻回されるようになっていることから、アルミ
配線181,201は各ターン毎に例えばスパイラル形
状の直径方向における中心部Cを境にした両側で互いに
交差することになる。このため、アルミ配線181,2
01が互いに短絡しないようにする必要があることか
ら、交差部には上記と同様の立体交差構造が採用されて
いる。
【0042】例えば、中心部Cを境にした一方側(図の
上側)では、インダクタ18のアルミ配線181につい
ては3層に積層されたうちの3層目(最上段)のアルミ
配線181同士が接続用アルミ配線で接続されると共
に、インダクタ20のアルミ配線201については3層
に積層されたうちの1層目(最下段)及び2層目(中
段)のアルミ配線201同士が接続用アルミ配線で接続
されるようになっている。
【0043】また、中心部Cを境にした他方側(図の下
側)では、インダクタ18のアルミ配線181について
は3層に積層されたうちの2層目(中段)のアルミ配線
181同士が接続用アルミ配線で接続されると共に、イ
ンダクタ20のアルミ配線201については3層に積層
されたうちの3層目(最上段)のアルミ配線201同士
が接続用アルミ配線で接続されるようになっている。
【0044】中間タップ70を形成するアルミ配線18
2は、中心部Cを境にした他方側(図の下側)におい
て、インダクタ18,20の各交差部における1層目
(最下段)のアルミ配線181,201間を通って外方
に引き出されている。
【0045】このように、図6に示すインダクタ18,
20は、複数層からなるアルミ配線181,201によ
りスパイラル状に形成され、中心部Cでアルミ配線18
1,201の内側端が互いに接続されてなり、各アルミ
配線181,201が一部で互いに交差されると共に、
径方向に交互に配置されて同一方向に巻回され、上記の
交差部において各インダクタ18,20毎に異なる層の
アルミ配線181,201同士が接続されて構成されて
いる。
【0046】この図6に示す構成のインダクタ18,2
0を、半径が226μmとなるように形成した場合、そ
れぞれの自己インダクタンスは3.8nH程度である
が、インダクタ18,20間の結合係数(k)は0.7
程度となり、全体のインダクタンスは13nH程度とな
った。また、この場合の性能指数Qは、400MHzで
4.0程度であった。このため、電圧制御発振器を構成
した半導体装置10は0.93mm×0.74mm□で
集積することができた。
【0047】上記の図2に示す実施形態における電圧制
御発振器を構成した半導体装置10は、インダクタ1
8,20が複数層からなるアルミ配線521,541、
621,641によりスパイラル状に形成され、中心部
で互いに接続された第1,第2インダクタからなり、こ
れら第1,第2インダクタは、各アルミ配線が一部で互
いに交差されると共に、径方向に交互に配置されて同一
方向に巻回され、前記交差部において各インダクタ毎に
異なる層のアルミ配線同士が接続されて構成されてい
る。
【0048】このため、第1,第2インダクタ52,5
4からなるインダクタ18及び第1,第2インダクタ6
2,64からなるインダクタ20は、相互誘導結合によ
りインダクタンスが効果的に増大され、少ないターン数
であっても例えば400MHz帯域において使用可能な
大きなインダクタンスを得ることができる。この結果、
CMOS基板上であっても高いQを有するインダクタを
基板面積が大幅に増大しないようにして形成することが
でき、小電力用の通信機器における例えば400MHz
帯域で使用する電圧制御発振器を構成した半導体装置を
容易に実現することができる。
【0049】また、上記の図6に示す実施形態における
電圧制御発振器を構成した半導体装置10は、インダク
タ18,20が複数層からなるアルミ配線181,20
1によりスパイラル状に形成され、中心部で互いに接続
されてなり、各アルミ配線が一部で互いに交差されると
共に、径方向に交互に配置されて同一方向に巻回され、
前記交差部において各インダクタ毎に異なる層のアルミ
配線同士が接続されて構成されている。すなわち、この
場合のインダクタ18,20は、中間タップ70の構成
を除いて構造的に図2に示す第1,第2インダクタ5
2,54(又は62,64)と実質的に同一のものとな
る。
【0050】このため、図2に示すものと同様に、CM
OS基板上であっても高いQを有するインダクタを基板
面積が大幅に増大しないようにして形成することがで
き、小電力用の通信機器における例えば400MHz帯
域で使用する電圧制御発振器を構成した半導体装置を容
易に実現することができる。
【0051】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、以下に述べるような種々の変形態様が
可能である。
【0052】(1)上記実施形態では、半導体装置10
は電圧制御発振器を構成するものとして説明している
が、他の電子回路を構成するようにしたものであっても
よい。要は、共振回路を構成するためのインダクタは勿
論のこと、共振回路以外の回路に使用するインダクタで
あっても適用可能である。
【0053】(2)上記実施形態では、2つのインダク
タと2つのバラクタダイオードとを用いて共振回路を構
成しているが、1つのインダクタと1つのバラクタダイ
オードとを用いて共振回路を構成することも可能であ
る。
【0054】(3)上記実施形態では、半導体装置10
はCMOS基板を用いて構成したものであるが、CMO
S以外の半導体基板を用いて構成することも可能であ
る。
【0055】(4)上記実施形態では、インダクタ1
8,20はアルミ配線により構成されているが、アルミ
以外の他のメタル配線であってもよい。また、アルミ配
線を積層する場合、コンタクトを介して行うようにして
いるが、コンタクトを介さずに直接積層することも可能
である。
【0056】(5)上記実施形態では特に説明していな
いが、インダクタ18,20下のCMOS基板28にイ
ンダクタ18,20の磁界を妨げる方向の電流が流れて
インダクタンスが低下するを防ぐため、電流の流れる方
向に対して直角にスリットを設けたウエルを形成するよ
うにしてもよい。こうすることで特性の低下を効果的に
阻止することができる。
【0057】(6)上記実施形態では、アルミ配線は積
層して形成されたものであるがこれに限るものではな
い。例えば、アルミ配線が1層のみであっても配線肉厚
を厚くする等すれば高いQを有するインダクタを容易に
形成することができる。この場合、交差部は、例えば各
アルミ配線間に絶縁層を介在させた立体交差構成とすれ
ばよい。すなわち、半導体基板上にインダクタを集積し
てなる半導体装置であって、インダクタはメタル配線に
よりスパイラル状に形成され、中心部で互いに接続され
た第1,第2インダクタからなり、これら第1,第2イ
ンダクタは、各メタル配線が互いに絶縁されて一部で交
差されると共に、径方向に交互に配置されて同一方向に
巻回されなる半導体装置とすることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、メタル配線が積層されて形成される一方、配線
長が短くなることから抵抗が低くなり、しかも大きなイ
ンダクタンスが得られることから高いQを得ることがで
き、また、少ないターン数でよいことから基板面積が大
幅に増大するようなことがない。このため、CMOS基
板上であっても高いQを有するインダクタを基板面積が
大幅に増大しないようにして形成することができる。
【0059】また、請求項2の発明によれば、一対のイ
ンダクタが互いに直列接続されてなるので、インダクタ
ンスがさらに増大されて例えば400MHz帯域におけ
る使用が可能になる。
【0060】また、請求項3の発明によれば、メタル配
線により形成された中間タップが引き出されてなるの
で、一対のインダクタを離間して配置するものに比べて
小型化を図ることができる。
【0061】また、請求項4の発明によれば、半導体基
板上に電圧制御発振器が構成されているので、小型化が
促進されると共に安定した発振周波数で動作可能とな
る。
【0062】また、請求項5の発明によれば、半導体基
板がCMOS基板であるので、量産性に優れ、低廉化を
容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体装置の回路構
成を示す図である。
【図2】図1に示す半導体装置を構成する半導体基板に
集積化したインダクタの構成を示す図である。
【図3】図2に示すインダクタを形成するアルミ配線の
構成を示す図で、(a)は第1インダクタを構成するた
めのもの、(b)は第2インダクタを構成するためのも
のである。
【図4】図2に示すインダクタを形成するアルミ配線の
交差部の構造を示す図である。
【図5】インダクタの等価回路を示す図である。
【図6】図2に示すインダクタの別の構成例を示す図で
ある。
【図7】従来例の電圧制御発振器の構成を説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 半導体装置 16 負性抵抗回路 18,20 インダクタ 22,24 バラクタダイオード 26 共振回路 28 半導体基板 52,62 第1インダクタ 54,64 第2インダクタ 70 中間タップ 521,541,621,641 アルミ配線(メタル
配線) 522,542 コンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH08 JJ01 JJ08 KK08 UU04 VV08 XX00 XX08 5F038 AZ03 AZ04 DF14 5F048 AB10 AC03 AC10 BF02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にインダクタを集積してな
    る半導体装置であって、前記インダクタは複数層からな
    るメタル配線によりスパイラル状に形成され、中心部で
    互いに接続された第1及び第2インダクタからなり、こ
    れら第1及び第2インダクタは、各メタル配線が一部で
    互いに交差されると共に、径方向に交互に配置されて同
    一方向に巻回され、前記交差部において各インダクタ毎
    に異なる層のメタル配線同士が接続されてなることを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記インダクタが互いに離間した状態で
    一対配置され、この一対のインダクタが互いに直列接続
    されてなることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2インダクタの中心部に
    おける接続部からメタル配線により形成された中間タッ
    プが引き出されてなることを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板上に前記インダクタとで
    LC共振回路を構成するバラクタダイオードと、トラン
    ジスタからなる負性抵抗回路とが集積されて電圧制御発
    振器が構成されていることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板はCMOS基板であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導
    体装置。
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