JP2001274217A - ウェハ研磨装置 - Google Patents

ウェハ研磨装置

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JP2001274217A
JP2001274217A JP2000082982A JP2000082982A JP2001274217A JP 2001274217 A JP2001274217 A JP 2001274217A JP 2000082982 A JP2000082982 A JP 2000082982A JP 2000082982 A JP2000082982 A JP 2000082982A JP 2001274217 A JP2001274217 A JP 2001274217A
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JP
Japan
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wafer
section
polishing
transfer robot
polishing apparatus
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JP2000082982A
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English (en)
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Takao Inaba
高男 稲葉
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 研磨工程でのスループットを向上させ、生産
効率を改善したウェハ研磨装置を提供する。 【解決手段】 本発明のウェハ研磨装置1では、ウェハ
10をインデックス部2から研磨部4へ、又は研磨部か
ら洗浄部5へと受け渡すロード・アンロード部3に、上
下2つの搬送ロボット31,32を設ける。これらの上
下の搬送ロボットは、それぞれ個別に制御でき、上段の
搬送ロボット31をウェハのロード用に、下段の搬送ロ
ボット32をウェハのアンロード用に使用する。下段の
搬送ロボットには、ウェハを一時的に蓄積しておくこと
が可能なように待機台が付設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウェハ研磨装置に係
り、特に化学的機械研磨法(CMP:ChemicalMechanic
al Polishing)による半導体ウェハの研磨装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ICの微細加工が進んでおり、多
層に渡ってICパターンを形成することが行われてい
る。パターンを形成した層の表面にはある程度の凹凸が
生じるのが避けられない。従来はそのまま次の層のパタ
ーンを形成していたが、層数が増加すると共に線やホー
ルの幅が小さくなるほど良好なパターンを形成するのが
難かしく、欠陥などが生じ易くなっていた。そこで、パ
ターンを形成した層の表面を研磨して平坦にした後、次
の層のパターンを形成することが行われている。このよ
うなICパターンを形成する工程の途中でウェハを研磨
するには、CMP法によるウェハ研磨装置(CMP装
置)が使用される。
【0003】このような従来のウェハ研磨装置では、ウ
ェハをカセットから取り出して、研磨部に送り出したり
(ロード作業)、研磨後のウェハを洗浄部に運ぶ(アン
ロード作業)のに、走行軸が一本で双腕のロボットが使
用されていた。このため、ウェハのロード作業とアンロ
ード作業がかちあったときには、どちらかの作業を優先
させなければならず、その間、他の作業は待機状態にあ
るために、スループットが悪く生産性が向上しなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題に鑑み、スループットを向上させ、生産効率を高め
たウェハ研磨装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に
記載されたウェハ研磨装置を提供する。請求項1に記載
のウェハ研磨装置は、研磨部へ又は研磨部からのウェハ
の受け渡しを行うロード・アンロード部が、上下2段で
個別に独立して移動可能な搬送ロボットを備えることに
より、コンパクトな構造でスループットを向上でき、多
重の作業を行えるようにした。
【0006】請求項2のウェハ研磨装置は、上段搬送ロ
ボットをロード用とし、下段搬送ロボットをアンロード
用として、役割分担を明確にしたもので、それぞれの役
割の特性に合わせた搬送ロボットとすることができ、作
業効率が上がる。請求項3のウェハ研磨装置は、下段搬
送ロボットにウェハの待機台を設けたもので、洗浄部が
満杯のときでも研磨作業を続けて行えるようにしたもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態のウェハ
研磨装置を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の
実施の形態のウェハ研磨装置の概略平面図である。本発
明のウェハ研磨装置1は、インデックス部2、ロード・
アンロード部3、研磨部4、洗浄部5及び電装部6の5
つのモジュールから構成されており、それぞれのモジュ
ールは独立していて個々に取り付け具等を使用して組み
付けられている。
【0008】インデックス部2は、複数のカセット21
が装填できるようにされていると共に、このカセット2
1に収納されているウェハ10を取り出し、ロード・ア
ンロード部3へとウェハ10を運ぶロボット22が設け
られている。このロボット22は、研磨が終了して洗浄
されたウェハ10を洗浄部5から受け取り、カセット2
1に戻すことも行う。
【0009】ロード・アンロード部3は、上下2つの搬
送ロボット31,32を備えており、上段搬送ロボット
31はロード用(研磨前のウェハ用)とし、下段搬送ロ
ボット32はアンロード用(研磨後のウェハ用)として
使用される。インデックス部2からのウェハ10は、上
段搬送ロボット31に受け渡され、図3に示されるプリ
アライメント台33に載せられ芯出しが行われた後に、
更に上段搬送ロボット31により研磨部4へと運ばれ
る。
【0010】研磨部4は、3つのプラテン41と2つの
研磨ヘッド42とを備えており、それぞれのプラテン間
には、上下2段構造のウェハ載置台43a,43bを有
するウェイティングユニット43が設けられている。左
右2つのプラテンと中央のプラテンとでは研磨特性を変
えている。ウェハ載置台43a,43bは、ロード・ア
ンロード部3との間でウェハ10を受け渡す位置と、研
磨ヘッド42との間でウェハ10を受け渡す位置との間
を直線的に移動可能とされている。したがって、ロード
・アンロード部3の上段搬送ロボット31により研磨部
4に運ばれたウェハ10は、ウェイティングユニット4
3の上段のウェハ載置台43aを経由して研磨ヘッド4
2によってプラテン41上に運ばれ、そこで研磨が行わ
れる。研磨後のウェハ10は、ウェイティングユニット
43の下段のウェハ載置台43bを経由してロード・ア
ンロード部3の下段搬送ロボット32で取り出され、次
いで洗浄部5へと運ばれる。
【0011】この洗浄部5でウェハ10の洗浄及び乾燥
が行われた後、ウェハ10はインデックス部2のロボッ
ト22により洗浄部5から取り出され、カセット21内
に収納される。なお、電装部6には、装置を運転するう
えで必要な電装品がまとめて収められている。
【0012】ロード・アンロード部3の上下2段の搬送
ロボット31,32について図2,3によって更に説明
する。上段の搬送ロボット31は、本体311、アーム
部312及びハンド313とから構成され、ロード・ア
ンロード部3の上部に設けられた走行路34上を直線的
に走行する。同様に下段の搬送ロボット32も、本体3
21、アーム部322及びハンド323とから構成さ
れ、ロード・アンロード部3の下面に設けられた走行路
35上を直線的に走行する。但し、上段と下段の搬送ロ
ボットではアーム部の構成が異なっており、上段ではア
ーム部312は1つの部分で構成されているのに対し、
下段では2つの部分から構成されている。これは、下段
の搬送ロボット32がウェハ10を洗浄部5に受け渡す
のに、ハンド323を長く伸ばす必要があるからであ
る。これらは搬送ロボット31,32の本体、アーム部
及びハンドの基本的な構造は、公知のロボットの構造と
同じもので、アーム部及びハンドは回動可能である。こ
れらの上下段の搬送ロボット31,32の直線走行は、
例えばボールネジ機構を利用することによって行われる
が、他の手段も採用できるものである。
【0013】また、この上下段の搬送ロボット31,3
2は、ウェハを受け渡すのに必要な垂直方向の位置合わ
せを行えるように、図示されてはいないがアーム部とハ
ンドとが垂直方向にも昇降できるようになっている。こ
の昇降機構は、適宜公知の昇降機構を採用すればよく、
それぞれの本体内に内蔵されている。これらの上下段の
搬送ロボット31,32は、互いに独立して制御されか
つ互いに干渉しないように設置されているので、1方の
プラテン41への研磨前のウェハの研磨部4への送り込
み(ロード)と、他方のプラテン41からの研磨後のウ
ェハの研磨部4からの取り出しを同時に並行して行うこ
とができる。
【0014】更に下段の搬送ロボット32には、ウェハ
10を一時的に蓄積するための待機台36を隣接して設
けている。したがって、洗浄部5がウェハ10で満杯の
ときには、研磨後のウェハ10を下段の搬送ロボット3
2でこの待機台36に載せて一時的に待機させることが
できるので、研磨部4の作業を停止する必要がない。こ
の待機台36は昇降機37に結合されており、多数のウ
ェハ10を待機させることができる。
【0015】以上説明したように、本発明のウェハ研磨
装置では、ロード・アンロード部の搬送ロボットを上下
段に2つ設けることにより、ウェハの研磨工程でのスル
ープットを向上させることができ、生産効率が改善され
る。また、ウェハのロード作業とアンロード作業とを同
時に行う多重作業も行えるようになる。更に上下2段構
造にしているので、その設置面積を拡げる必要がなく、
コンパクトな構造にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のウェハ研磨装置の全体の
概略平面図である。
【図2】本発明のウェハ研磨装置のロード・アンロード
部の拡大平面図である。
【図3】本発明のウェハ研磨装置のロード・アンロード
部の側面図である。
【符号の説明】
1…ウェハ研磨装置 2…インデックス部 3…ロード・アンロード部 4…研磨部 5…洗浄部 31,32…搬送ロボット 34,35…走行路 33…プリアライメント台 36…待機台 41…プラテン 42…研磨ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハをカセットからロード・アンロー
    ド部に受け渡すインデックス部と、インデックス部から
    研磨部へ及び研磨部から洗浄部へとウェハを中継するロ
    ード・アンロード部と、ウェハを研磨する研磨部と、研
    磨後のウェハを洗浄する洗浄部とを備えているウェハ研
    磨装置において、 前記ロード・アンロード部が、上下2段で個別に独立し
    て移動可能な搬送ロボットを備えていることを特徴とす
    るウェハ研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記上段搬送ロボットをロード用とし、
    前記下段搬送ロボットをアンロード用とし、それぞれが
    独立した走行路を有していることを特徴とする請求項1
    に記載のウェハ研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記下段搬送ロボットが、洗浄部が満杯
    のときに研磨後のウェハを待機させるための待機台を有
    していることを特徴とする請求項1又は2に記載のウェ
    ハ研磨装置。
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