JP2001273105A - プリント処理システム、プリント処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
プリント処理システム、プリント処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JP2001273105A JP2001273105A JP2000087387A JP2000087387A JP2001273105A JP 2001273105 A JP2001273105 A JP 2001273105A JP 2000087387 A JP2000087387 A JP 2000087387A JP 2000087387 A JP2000087387 A JP 2000087387A JP 2001273105 A JP2001273105 A JP 2001273105A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一旦出力したプリントジョブを再度利用でき
るようにすることによって新たなプリントジョブの生成
を可能にする。 【解決手段】 コンピュータ100で作成したプリント
ジョブを記憶する第1プリントジョブ記憶部120およ
び第2プリントジョブ記憶部155と、これらのプリン
トジョブ記憶部120、155に記憶されているプリン
トジョブからジョブ番号とページ番号とを収集する番号
収集部130と、番号収集部130で収集されたジョブ
番号とページ番号とを利用してこれらのプリントジョブ
記憶記憶部120、155に記憶されているプリントジ
ョブの編集を指示する編集指示部135と、編集指示部
135で指示された編集をページ単位で行って新たなプ
リントジョブを生成するプリントジョブ生成部115と
を備える。
るようにすることによって新たなプリントジョブの生成
を可能にする。 【解決手段】 コンピュータ100で作成したプリント
ジョブを記憶する第1プリントジョブ記憶部120およ
び第2プリントジョブ記憶部155と、これらのプリン
トジョブ記憶部120、155に記憶されているプリン
トジョブからジョブ番号とページ番号とを収集する番号
収集部130と、番号収集部130で収集されたジョブ
番号とページ番号とを利用してこれらのプリントジョブ
記憶記憶部120、155に記憶されているプリントジ
ョブの編集を指示する編集指示部135と、編集指示部
135で指示された編集をページ単位で行って新たなプ
リントジョブを生成するプリントジョブ生成部115と
を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントジョブを
再利用して新たなプリントジョブを生成するプリント処
理システム、プリント処理方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関する。
再利用して新たなプリントジョブを生成するプリント処
理システム、プリント処理方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタなどの画像形成装置をL
ANなどのネットワークに接続し、この画像形成装置を
同じネットワークに接続されている複数のパーソナルコ
ンピュータやホストコンピュータなどの端末機間で共用
するプリント処理システムが用いられている。
ANなどのネットワークに接続し、この画像形成装置を
同じネットワークに接続されている複数のパーソナルコ
ンピュータやホストコンピュータなどの端末機間で共用
するプリント処理システムが用いられている。
【0003】一般的に、この種のプリント処理システム
は、端末機で作成した文書を画像形成装置でプリントす
る場合、次のように動作する。まず、パーソナルコンピ
ュータで作成された文書は、プリント指示が行われたと
きにページ記述言語に変換され、プリントジョブとして
ホストコンピュータに送られる。ホストコンピュータ
は、プリントジョブを受信した順番に画像形成装置に出
力する。画像形成装置は、ホストコンピュータから出力
されたプリントジョブをビットマップ展開して画像デー
タに変換し、その画像データを記録紙上に印刷する。
は、端末機で作成した文書を画像形成装置でプリントす
る場合、次のように動作する。まず、パーソナルコンピ
ュータで作成された文書は、プリント指示が行われたと
きにページ記述言語に変換され、プリントジョブとして
ホストコンピュータに送られる。ホストコンピュータ
は、プリントジョブを受信した順番に画像形成装置に出
力する。画像形成装置は、ホストコンピュータから出力
されたプリントジョブをビットマップ展開して画像デー
タに変換し、その画像データを記録紙上に印刷する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来のプリント処理システムにあっては、一旦パ
ーソナルコンピュータからプリントジョブが出力される
と、そのプリントジョブは画像形成装置によるプリント
が終了するまでその画像形成装置に記憶されているだけ
であり、その記憶されているプリントジョブを再利用す
ることができるようにはなっていなかった。
ような従来のプリント処理システムにあっては、一旦パ
ーソナルコンピュータからプリントジョブが出力される
と、そのプリントジョブは画像形成装置によるプリント
が終了するまでその画像形成装置に記憶されているだけ
であり、その記憶されているプリントジョブを再利用す
ることができるようにはなっていなかった。
【0005】したがって、プリントジョブを出力してし
まったあとはそのプリントジョブを再利用して新たなプ
リントジョブを作成することはできない。このため、従
来から以下のような不具合が指摘されていた。
まったあとはそのプリントジョブを再利用して新たなプ
リントジョブを作成することはできない。このため、従
来から以下のような不具合が指摘されていた。
【0006】(1)プリントジョブを再利用できれば新
たなプリントジョブが簡単に作成できるような場合であ
っても、新たな文書をパーソナルコンピュータで作成し
なければならない。 (2)新たな文書から作成したプリントジョブをプリン
トの度にホストコンピュータに送らなければならないの
で、パーソナルコンピュータにおけるページ記述言語へ
の変換負荷とホストコンピュータの処理負荷がともに大
きくなる。 (3)ネットワークに多くのパーソナルコンピュータが
接続されている場合には、各パーソナルコンピュータで
上記(1)、(2)のような不具合が生じるため、ネッ
トワーク全体として効率的なプリントを行うことができ
なくなる。
たなプリントジョブが簡単に作成できるような場合であ
っても、新たな文書をパーソナルコンピュータで作成し
なければならない。 (2)新たな文書から作成したプリントジョブをプリン
トの度にホストコンピュータに送らなければならないの
で、パーソナルコンピュータにおけるページ記述言語へ
の変換負荷とホストコンピュータの処理負荷がともに大
きくなる。 (3)ネットワークに多くのパーソナルコンピュータが
接続されている場合には、各パーソナルコンピュータで
上記(1)、(2)のような不具合が生じるため、ネッ
トワーク全体として効率的なプリントを行うことができ
なくなる。
【0007】このような従来のプリント処理システムの
不具合を少しでも解消できる技術としては、たとえば特
開平6-297781号公報に開示されているような技
術がある。しかしながら、この技術は、複数のジョブを
単に結合して出力できるようにしたものであり、従来の
プリント処理システムの不具合を完全には解消するに至
らないものである。
不具合を少しでも解消できる技術としては、たとえば特
開平6-297781号公報に開示されているような技
術がある。しかしながら、この技術は、複数のジョブを
単に結合して出力できるようにしたものであり、従来の
プリント処理システムの不具合を完全には解消するに至
らないものである。
【0008】本発明は、上述のような従来のプリント処
理システムの不具合を解消するために成されたものであ
り、一旦出力したプリントジョブを再利用できるように
することによって、新たなプリントジョブの生成を可能
にしたプリント処理システム、プリント処理方法および
その方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
理システムの不具合を解消するために成されたものであ
り、一旦出力したプリントジョブを再利用できるように
することによって、新たなプリントジョブの生成を可能
にしたプリント処理システム、プリント処理方法および
その方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
本発明の目的を達成するため、請求項1に記載の発明に
かかるプリント処理システムは、コンピュータとプリン
タとを備えたプリント処理システムにおいて、前記コン
ピュータで作成したプリントジョブを記憶するプリント
ジョブ記憶手段と、前記プリントジョブ記憶手段に記憶
されているプリントジョブからジョブ番号とページ番号
とを収集する番号収集手段と、前記番号収集手段で収集
されたジョブ番号とページ番号とを利用して前記プリン
トジョブ記憶手段に記憶されているプリントジョブの編
集を指示する編集指示手段と、前記編集指示手段で指示
された編集をページ単位で行って新たなプリントジョブ
を生成するプリントジョブ生成手段とを備えたことを特
徴とする。
本発明の目的を達成するため、請求項1に記載の発明に
かかるプリント処理システムは、コンピュータとプリン
タとを備えたプリント処理システムにおいて、前記コン
ピュータで作成したプリントジョブを記憶するプリント
ジョブ記憶手段と、前記プリントジョブ記憶手段に記憶
されているプリントジョブからジョブ番号とページ番号
とを収集する番号収集手段と、前記番号収集手段で収集
されたジョブ番号とページ番号とを利用して前記プリン
トジョブ記憶手段に記憶されているプリントジョブの編
集を指示する編集指示手段と、前記編集指示手段で指示
された編集をページ単位で行って新たなプリントジョブ
を生成するプリントジョブ生成手段とを備えたことを特
徴とする。
【0010】この請求項1に記載の発明によれば、コン
ピュータで作成したプリントジョブは、プリントジョブ
記憶手段に記憶される。番号収集手段は、プリントジョ
ブ記憶手段に記憶されているプリントジョブからジョブ
番号とページ番号とを収集する。編集指示手段は、番号
収集手段で収集されたジョブ番号とページ番号とを利用
してプリントジョブ記憶手段に記憶されているプリント
ジョブの編集を指示する。プリントジョブ生成手段は、
編集指示手段で指示された編集を行って各ジョブのペー
ジ単位で新たなプリントジョブを生成する。
ピュータで作成したプリントジョブは、プリントジョブ
記憶手段に記憶される。番号収集手段は、プリントジョ
ブ記憶手段に記憶されているプリントジョブからジョブ
番号とページ番号とを収集する。編集指示手段は、番号
収集手段で収集されたジョブ番号とページ番号とを利用
してプリントジョブ記憶手段に記憶されているプリント
ジョブの編集を指示する。プリントジョブ生成手段は、
編集指示手段で指示された編集を行って各ジョブのペー
ジ単位で新たなプリントジョブを生成する。
【0011】このように、一旦出力されたプリントジョ
ブを編集指示手段によりページ単位で編集できるように
したことによって、プリントジョブの再利用を図ること
ができ、これによってコンピュータの変換負荷やコンピ
ュータの処理負担を軽減することができる。
ブを編集指示手段によりページ単位で編集できるように
したことによって、プリントジョブの再利用を図ること
ができ、これによってコンピュータの変換負荷やコンピ
ュータの処理負担を軽減することができる。
【0012】請求項2に記載の発明にかかるプリント処
理システムは、請求項1に記載のプリント処理システム
において、さらに、前記コンピュータで作成したプリン
トジョブを前記プリントジョブ記憶手段に記憶させるか
記憶させないかを選択する選択手段を備えたことを特徴
とする。
理システムは、請求項1に記載のプリント処理システム
において、さらに、前記コンピュータで作成したプリン
トジョブを前記プリントジョブ記憶手段に記憶させるか
記憶させないかを選択する選択手段を備えたことを特徴
とする。
【0013】この請求項2に記載の発明によれば、選択
手段によって、コンピュータで作成したプリントジョブ
をプリントジョブ記憶手段に記憶させるか記憶させない
かを選択できるようにしている。これによって、後で再
利用しそうなプリントジョブのみをプリントジョブ記憶
手段に記憶させておくことができ、プリントジョブ記憶
手段の記憶容量を有効に利用することができるようにな
る。
手段によって、コンピュータで作成したプリントジョブ
をプリントジョブ記憶手段に記憶させるか記憶させない
かを選択できるようにしている。これによって、後で再
利用しそうなプリントジョブのみをプリントジョブ記憶
手段に記憶させておくことができ、プリントジョブ記憶
手段の記憶容量を有効に利用することができるようにな
る。
【0014】請求項3に記載の発明にかかるプリント処
理システムは、請求項1または2に記載のプリント処理
システムにおいて、前記プリントジョブ記憶手段は、前
記プリントジョブを前記コンピュータ内で記憶する第1
プリントジョブ記憶手段と、前記プリントジョブを前記
プリンタ内で記憶する第2プリントジョブ記憶手段とか
ら構成されることを特徴とする。
理システムは、請求項1または2に記載のプリント処理
システムにおいて、前記プリントジョブ記憶手段は、前
記プリントジョブを前記コンピュータ内で記憶する第1
プリントジョブ記憶手段と、前記プリントジョブを前記
プリンタ内で記憶する第2プリントジョブ記憶手段とか
ら構成されることを特徴とする。
【0015】この請求項3に記載の発明によれば、第1
プリントジョブ記憶手段がコンピュータ内に設けられ、
また第2プリントジョブ記憶手段がプリンタ内に設けら
れ、プリントジョブをこれらの記憶手段に別々に記憶さ
せることができる。たとえば、頻繁に用いるプリントジ
ョブ(定形の送付状のようなもの)はプリンタ内の第2
プリントジョブ記憶手段に記憶させ、それほど頻繁には
用いないプリントジョブ(パーソナルコンピュータで単
発的に作成されたもの)はコンピュータ内の第2プリン
トジョブ記憶手段に記憶させる。
プリントジョブ記憶手段がコンピュータ内に設けられ、
また第2プリントジョブ記憶手段がプリンタ内に設けら
れ、プリントジョブをこれらの記憶手段に別々に記憶さ
せることができる。たとえば、頻繁に用いるプリントジ
ョブ(定形の送付状のようなもの)はプリンタ内の第2
プリントジョブ記憶手段に記憶させ、それほど頻繁には
用いないプリントジョブ(パーソナルコンピュータで単
発的に作成されたもの)はコンピュータ内の第2プリン
トジョブ記憶手段に記憶させる。
【0016】このように、頻繁に用いるプリントジョブ
とあまり頻繁に用いることがないプリントジョブとを別
々の記憶手段に記憶させるようにすれば、プリントジョ
ブの再利用がしやすくなり、なおかつコンピュータの記
憶容量を有効に利用できるようになる。
とあまり頻繁に用いることがないプリントジョブとを別
々の記憶手段に記憶させるようにすれば、プリントジョ
ブの再利用がしやすくなり、なおかつコンピュータの記
憶容量を有効に利用できるようになる。
【0017】請求項4に記載の発明にかかるプリント処
理システムは、請求項3に記載のプリント処理システム
において、さらに、前記プリンタは、前記コンピュータ
から前記第2プリントジョブ記憶手段に記憶されている
プリントジョブへのアクセスをIDの照合によって許可
する許可手段を備えたことを特徴とする。
理システムは、請求項3に記載のプリント処理システム
において、さらに、前記プリンタは、前記コンピュータ
から前記第2プリントジョブ記憶手段に記憶されている
プリントジョブへのアクセスをIDの照合によって許可
する許可手段を備えたことを特徴とする。
【0018】この請求項4に記載の発明によれば、コン
ピュータから第2プリントジョブ記憶手段に記憶されて
いるプリントジョブにアクセスする場合には、プリンタ
が備える許可手段によって許可を得なければならない。
したがって、第2プリントジョブ記憶手段に大切なプリ
ントジョブが記憶されている場合でも、不特定のユーザ
ーによってそのプリントジョブがプリントされてしまう
ような事態の発生を未然に防止することができる。
ピュータから第2プリントジョブ記憶手段に記憶されて
いるプリントジョブにアクセスする場合には、プリンタ
が備える許可手段によって許可を得なければならない。
したがって、第2プリントジョブ記憶手段に大切なプリ
ントジョブが記憶されている場合でも、不特定のユーザ
ーによってそのプリントジョブがプリントされてしまう
ような事態の発生を未然に防止することができる。
【0019】請求項5に記載の発明にかかるプリント処
理方法は、コンピュータとプリンタとを備えたプリント
処理システムに用いるプリント処理方法であって、前記
コンピュータで作成したプリントジョブを記憶するプリ
ントジョブ記憶工程と、前記プリントジョブ記憶工程で
記憶したプリントジョブからジョブ番号とページ番号と
を収集する番号収集工程と、前記番号収集工程で収集さ
れたジョブ番号とページ番号とを利用して前記プリント
ジョブ記憶工程で記憶されたプリントジョブの編集を指
示する編集指示工程と、前記編集指示工程で指示された
編集をページ単位で行って新たなプリントジョブを生成
するプリントジョブ生成工程とを含んだことを特徴とす
る。
理方法は、コンピュータとプリンタとを備えたプリント
処理システムに用いるプリント処理方法であって、前記
コンピュータで作成したプリントジョブを記憶するプリ
ントジョブ記憶工程と、前記プリントジョブ記憶工程で
記憶したプリントジョブからジョブ番号とページ番号と
を収集する番号収集工程と、前記番号収集工程で収集さ
れたジョブ番号とページ番号とを利用して前記プリント
ジョブ記憶工程で記憶されたプリントジョブの編集を指
示する編集指示工程と、前記編集指示工程で指示された
編集をページ単位で行って新たなプリントジョブを生成
するプリントジョブ生成工程とを含んだことを特徴とす
る。
【0020】この請求項5に記載の発明によれば、コン
ピュータで作成したプリントジョブは、プリントジョブ
記憶工程で記憶される。番号収集工程では、プリントジ
ョブ記憶工程で記憶されたプリントジョブからジョブ番
号とページ番号とを収集する。編集指示工程では、番号
収集工程で収集されたジョブ番号とページ番号とを利用
してプリントジョブ記憶工程で記憶されたプリントジョ
ブの編集を指示する。プリントジョブ生成工程では、編
集指示工程で指示された編集を行って各ジョブのページ
単位で新たなプリントジョブを生成する。
ピュータで作成したプリントジョブは、プリントジョブ
記憶工程で記憶される。番号収集工程では、プリントジ
ョブ記憶工程で記憶されたプリントジョブからジョブ番
号とページ番号とを収集する。編集指示工程では、番号
収集工程で収集されたジョブ番号とページ番号とを利用
してプリントジョブ記憶工程で記憶されたプリントジョ
ブの編集を指示する。プリントジョブ生成工程では、編
集指示工程で指示された編集を行って各ジョブのページ
単位で新たなプリントジョブを生成する。
【0021】このように、一旦出力されたプリントジョ
ブをページ単位で編集できるようにしたことによって、
プリントジョブの再利用を図ることができ、これによっ
てコンピュータの変換負荷やコンピュータの処理負担を
軽減することができる。
ブをページ単位で編集できるようにしたことによって、
プリントジョブの再利用を図ることができ、これによっ
てコンピュータの変換負荷やコンピュータの処理負担を
軽減することができる。
【0022】請求項6に記載の発明にかかるプリント処
理方法は、請求項5に記載のプリント処理方法におい
て、さらに、コンピュータで作成したプリントジョブを
プリントジョブ記憶工程で記憶させるか記憶させないか
を選択する選択工程を含んだことを特徴とする。
理方法は、請求項5に記載のプリント処理方法におい
て、さらに、コンピュータで作成したプリントジョブを
プリントジョブ記憶工程で記憶させるか記憶させないか
を選択する選択工程を含んだことを特徴とする。
【0023】この請求項6に記載の発明によれば、選択
工程において、コンピュータで作成したプリントジョブ
をプリントジョブ記憶工程で記憶させるか記憶させない
かを選択できるようにしている。これによって、後で再
利用しそうなプリントジョブのみをプリントジョブ記憶
工程で記憶させておくことができ、コンピュータの記憶
容量を有効に利用することができるようになる。
工程において、コンピュータで作成したプリントジョブ
をプリントジョブ記憶工程で記憶させるか記憶させない
かを選択できるようにしている。これによって、後で再
利用しそうなプリントジョブのみをプリントジョブ記憶
工程で記憶させておくことができ、コンピュータの記憶
容量を有効に利用することができるようになる。
【0024】請求項7に記載の発明は、前記請求項5〜
6に記載されたプリント処理方法をコンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体である。
6に記載されたプリント処理方法をコンピュータに実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体である。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、この記録
媒体をコンピュータに読み取らせることによって、コン
ピュータに請求項5〜6に記載したプリント処理方法を
実行させることができるようになる。
媒体をコンピュータに読み取らせることによって、コン
ピュータに請求項5〜6に記載したプリント処理方法を
実行させることができるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明にかかるプリント処理システム、プリント処理方法お
よびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な
実施の形態を詳細に説明する。
明にかかるプリント処理システム、プリント処理方法お
よびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な
実施の形態を詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明にかかるプリント処理シス
テムの概略構成ブロック図である。プリント処理システ
ムは、コンピュータ100とプリンタ150とから構成
されている。コンピュータ100は、文書作成部10
5、プリント指示部110、プリントジョブ生成部11
5、第1プリントジョブ記憶部120、選択部125、
番号収集部130、編集指示部135とを備えている。
テムの概略構成ブロック図である。プリント処理システ
ムは、コンピュータ100とプリンタ150とから構成
されている。コンピュータ100は、文書作成部10
5、プリント指示部110、プリントジョブ生成部11
5、第1プリントジョブ記憶部120、選択部125、
番号収集部130、編集指示部135とを備えている。
【0028】文書作成部105は、図示しないキーボー
ドやマウスなどの入力機器の操作によって文字、画像の
み、または文字と画像が混在した文書を作成する。プリ
ント指示部110は、文書作成部105で作成された文
書をプリントする指示と、この文書から作成されたプリ
ントジョブを記憶させるのか、記憶させないのかの指示
をする。また、プリント指示部110は、特に必要な場
合には、プリントジョブをどこに記憶させるのかの指示
もできる。
ドやマウスなどの入力機器の操作によって文字、画像の
み、または文字と画像が混在した文書を作成する。プリ
ント指示部110は、文書作成部105で作成された文
書をプリントする指示と、この文書から作成されたプリ
ントジョブを記憶させるのか、記憶させないのかの指示
をする。また、プリント指示部110は、特に必要な場
合には、プリントジョブをどこに記憶させるのかの指示
もできる。
【0029】このように、プリント指示部110によっ
てプリントジョブを記憶させるのか、記憶させないのか
の指示ができるようにしたのは、後で再利用しそうなプ
リントジョブのみを記憶させておくことができるように
すれば、プリントジョブを記憶させておく記憶部の記憶
容量を有効に利用することができるようになるからであ
る。また、プリントジョブをどこに記憶させるのかの指
示もできるようにしたのは、頻繁に用いるプリントジョ
ブとあまり頻繁に用いることがないプリントジョブとを
別々の記憶部に記憶させるようにすれば、プリントジョ
ブの再利用がしやすくなり、なおかつ記憶部の記憶容量
が有効に利用できるようになるからである。
てプリントジョブを記憶させるのか、記憶させないのか
の指示ができるようにしたのは、後で再利用しそうなプ
リントジョブのみを記憶させておくことができるように
すれば、プリントジョブを記憶させておく記憶部の記憶
容量を有効に利用することができるようになるからであ
る。また、プリントジョブをどこに記憶させるのかの指
示もできるようにしたのは、頻繁に用いるプリントジョ
ブとあまり頻繁に用いることがないプリントジョブとを
別々の記憶部に記憶させるようにすれば、プリントジョ
ブの再利用がしやすくなり、なおかつ記憶部の記憶容量
が有効に利用できるようになるからである。
【0030】プリントジョブ生成部115は、プリント
指示部110からプリントの指示が出された場合に、文
書作成部105で作成された文書をページ記述言語に変
換してプリントジョブを生成する。また、プリントジョ
ブ生成部115は、後述する編集指示部135から出さ
れた編集指示に基づいて、各プリントジョブ記憶部12
0、155に記憶されているプリントジョブから新たな
プリントジョブを生成する。第1プリントジョブ記憶部
120は、プリント指示部110からプリントジョブを
記憶させる指示が出された場合に、プリントジョブ生成
部115によって生成されたプリントジョブを記憶す
る。
指示部110からプリントの指示が出された場合に、文
書作成部105で作成された文書をページ記述言語に変
換してプリントジョブを生成する。また、プリントジョ
ブ生成部115は、後述する編集指示部135から出さ
れた編集指示に基づいて、各プリントジョブ記憶部12
0、155に記憶されているプリントジョブから新たな
プリントジョブを生成する。第1プリントジョブ記憶部
120は、プリント指示部110からプリントジョブを
記憶させる指示が出された場合に、プリントジョブ生成
部115によって生成されたプリントジョブを記憶す
る。
【0031】選択部125は、プリント指示部110か
らプリントジョブを記憶させる指示が出された場合に
は、プリントジョブ生成部115によって生成されたプ
リントジョブを第1プリントジョブ記憶部120に記憶
させる一方、このプリントジョブをプリンタ150に出
力する。また、選択部125は、プリント指示部110
からプリントジョブを記憶させない指示が出された場合
には、プリントジョブ生成部115によって生成された
プリントジョブを単にプリンタ150に出力する。さら
に、選択部125は、プリント指示部110から単にプ
リントジョブを記憶させる指示が出された場合には、プ
リントジョブ生成部115によって生成されたプリント
ジョブを第1プリントジョブ記憶部120に記憶させ
る。
らプリントジョブを記憶させる指示が出された場合に
は、プリントジョブ生成部115によって生成されたプ
リントジョブを第1プリントジョブ記憶部120に記憶
させる一方、このプリントジョブをプリンタ150に出
力する。また、選択部125は、プリント指示部110
からプリントジョブを記憶させない指示が出された場合
には、プリントジョブ生成部115によって生成された
プリントジョブを単にプリンタ150に出力する。さら
に、選択部125は、プリント指示部110から単にプ
リントジョブを記憶させる指示が出された場合には、プ
リントジョブ生成部115によって生成されたプリント
ジョブを第1プリントジョブ記憶部120に記憶させ
る。
【0032】番号収集部130は、第1プリントジョブ
記憶部120または後述するプリンタ側の第2プリント
ジョブ記憶部155に記憶されているプリントジョブの
ジョブ番号とページ番号とを収集する。したがって、番
号収集部130で収集されたジョブ番号とページ番号と
によって、第1プリントジョブ記憶部120と第2プリ
ントジョブ記憶部155に現在どのようなプリントジョ
ブが記憶されているかを認識することができる。
記憶部120または後述するプリンタ側の第2プリント
ジョブ記憶部155に記憶されているプリントジョブの
ジョブ番号とページ番号とを収集する。したがって、番
号収集部130で収集されたジョブ番号とページ番号と
によって、第1プリントジョブ記憶部120と第2プリ
ントジョブ記憶部155に現在どのようなプリントジョ
ブが記憶されているかを認識することができる。
【0033】編集指示部135は、番号収集部130に
よって収集されたジョブ番号とページ番号とに基づいて
第1プリントジョブ記憶部120または第2プリントジ
ョブ記憶部155に記憶されているプリントジョブをペ
ージ単位で編集することができる。なお、第2プリント
ジョブ記憶部155に記憶されているプリントジョブを
アクセスしようとする場合には、編集指示部135から
ユーザー固有のIDを入力しなければならない。
よって収集されたジョブ番号とページ番号とに基づいて
第1プリントジョブ記憶部120または第2プリントジ
ョブ記憶部155に記憶されているプリントジョブをペ
ージ単位で編集することができる。なお、第2プリント
ジョブ記憶部155に記憶されているプリントジョブを
アクセスしようとする場合には、編集指示部135から
ユーザー固有のIDを入力しなければならない。
【0034】プリンタ150は、第2プリントジョブ記
憶部155と、プリント処理部160と、アクセス許可
部165とを備えている。第2プリントジョブ記憶部1
55は、プリント指示部110によって特にここにプリ
ントジョブを記憶させることが指示された場合に、プリ
ントジョブ生成部115によって生成されたプリントジ
ョブを記憶する。第2プリントジョブ記憶部155に
は、たとえば頻繁にプリントさせることがあるプリント
ジョブ、たとえば定形の送付状に関するプリントジョブ
を記憶させておく。第2プリントジョブ記憶部155へ
のプリントジョブの記憶は、プリント指示部110によ
る指示によって行われる。このように、頻繁に用いるで
あろうプリントジョブを第2プリントジョブ記憶部15
5に記憶させておくのは、プリントジョブの再利用が有
効に行えることになるし、コンピュータ100のプリン
トジョブ作成の負担も軽減されるからである。
憶部155と、プリント処理部160と、アクセス許可
部165とを備えている。第2プリントジョブ記憶部1
55は、プリント指示部110によって特にここにプリ
ントジョブを記憶させることが指示された場合に、プリ
ントジョブ生成部115によって生成されたプリントジ
ョブを記憶する。第2プリントジョブ記憶部155に
は、たとえば頻繁にプリントさせることがあるプリント
ジョブ、たとえば定形の送付状に関するプリントジョブ
を記憶させておく。第2プリントジョブ記憶部155へ
のプリントジョブの記憶は、プリント指示部110によ
る指示によって行われる。このように、頻繁に用いるで
あろうプリントジョブを第2プリントジョブ記憶部15
5に記憶させておくのは、プリントジョブの再利用が有
効に行えることになるし、コンピュータ100のプリン
トジョブ作成の負担も軽減されるからである。
【0035】プリント処理部160は、プリントジョブ
生成部115によって生成されたプリントジョブを選択
部125を介して入力し、文書作成部105で作成した
文書を記録紙にプリントして再現する。アクセス許可部
165は、編集指示部135から第2プリントジョブ記
憶部155に記憶されているプリントジョブにアクセス
する指示が出された場合、編集指示部135から送られ
てきたIDを照合することによってそのアクセスを許可
するか許可しないかの判断をする。したがって、許可が
得られなかった場合には、編集指示部135は第2プリ
ントジョブ記憶部155に記憶されているプリントジョ
ブを編集することはできない。このように許可を取るこ
とにしたのは、第2プリントジョブ記憶部155に大切
な(秘密性の高い)プリントジョブを記憶させた場合で
も、不特定のユーザーによってそのプリントジョブがプ
リントされてしまうような事態の発生を未然に防止する
ことができると考えたからである。
生成部115によって生成されたプリントジョブを選択
部125を介して入力し、文書作成部105で作成した
文書を記録紙にプリントして再現する。アクセス許可部
165は、編集指示部135から第2プリントジョブ記
憶部155に記憶されているプリントジョブにアクセス
する指示が出された場合、編集指示部135から送られ
てきたIDを照合することによってそのアクセスを許可
するか許可しないかの判断をする。したがって、許可が
得られなかった場合には、編集指示部135は第2プリ
ントジョブ記憶部155に記憶されているプリントジョ
ブを編集することはできない。このように許可を取るこ
とにしたのは、第2プリントジョブ記憶部155に大切
な(秘密性の高い)プリントジョブを記憶させた場合で
も、不特定のユーザーによってそのプリントジョブがプ
リントされてしまうような事態の発生を未然に防止する
ことができると考えたからである。
【0036】図2は、プリントジョブ生成部115で生
成されるプリントジョブのデータ構造を示す図である。
文書作成部105によって作成された文書は、プリント
指示部110からのプリントの指示によりプリントジョ
ブ生成部115でプリンタ言語に変換される。つまり、
一般的なテキストデータまたは画像データからページ記
述言語のプリントジョブが作成される。この作成された
プリントジョブのデータ構造は、図に示すように、プリ
ントジョブの先頭にジョブ番号が付され、このジョブ番
号に続いてページ番号、プリントデータ、ページ番号、
プリントデータを順に繰り返す構造になっている。な
お、編集指示部135の編集指示に基づいてプリントジ
ョブ生成部115で新たに作成されたプリントジョブの
データ構造も図2のデータ構造と全く同じである。
成されるプリントジョブのデータ構造を示す図である。
文書作成部105によって作成された文書は、プリント
指示部110からのプリントの指示によりプリントジョ
ブ生成部115でプリンタ言語に変換される。つまり、
一般的なテキストデータまたは画像データからページ記
述言語のプリントジョブが作成される。この作成された
プリントジョブのデータ構造は、図に示すように、プリ
ントジョブの先頭にジョブ番号が付され、このジョブ番
号に続いてページ番号、プリントデータ、ページ番号、
プリントデータを順に繰り返す構造になっている。な
お、編集指示部135の編集指示に基づいてプリントジ
ョブ生成部115で新たに作成されたプリントジョブの
データ構造も図2のデータ構造と全く同じである。
【0037】図3は、第1プリントジョブ記憶部120
または第2プリントジョブ記憶部155に記憶されてい
るプリントジョブの記憶状況の一例を示す図である。こ
の記憶状況は、番号収集部130によって収集されたジ
ョブ番号とページ番号とに基づいて編集指示部135で
認識される。この例では、ジョブ番号1〜5の5つのプ
リントジョブが記憶されている。なお、プリントジョブ
が第2プリントジョブ記憶部155に記憶されていると
きには、ジョブ番号の前に「*」の記号が付される。し
たがって、この「*」の記号が付されているプリントジ
ョブにアクセスしようとする場合には、編集指示部13
5からIDを入力しなければならない。
または第2プリントジョブ記憶部155に記憶されてい
るプリントジョブの記憶状況の一例を示す図である。こ
の記憶状況は、番号収集部130によって収集されたジ
ョブ番号とページ番号とに基づいて編集指示部135で
認識される。この例では、ジョブ番号1〜5の5つのプ
リントジョブが記憶されている。なお、プリントジョブ
が第2プリントジョブ記憶部155に記憶されていると
きには、ジョブ番号の前に「*」の記号が付される。し
たがって、この「*」の記号が付されているプリントジ
ョブにアクセスしようとする場合には、編集指示部13
5からIDを入力しなければならない。
【0038】ジョブ番号1とジョブ番号5のプリントジ
ョブは、ページ番号が1〜15の15ページ分のプリン
トデータを有し、ジョブ番号2のプリントジョブは、ペ
ージ番号が1のみの1ページ分のプリントデータを有
し、ジョブ番号3のプリントジョブは、ページ番号が1
〜3の3ページ分のプリントデータを有し、ジョブ番号
4のプリントジョブは、ページ番号が1〜5の5ページ
分のプリントデータを有していることがわかる。また、
ジョブ番号2の前には「*」の符号が付されているの
で、ジョブ番号2のプリントジョブは第2プリントジョ
ブ記憶部155に記憶されていることがわかる。
ョブは、ページ番号が1〜15の15ページ分のプリン
トデータを有し、ジョブ番号2のプリントジョブは、ペ
ージ番号が1のみの1ページ分のプリントデータを有
し、ジョブ番号3のプリントジョブは、ページ番号が1
〜3の3ページ分のプリントデータを有し、ジョブ番号
4のプリントジョブは、ページ番号が1〜5の5ページ
分のプリントデータを有していることがわかる。また、
ジョブ番号2の前には「*」の符号が付されているの
で、ジョブ番号2のプリントジョブは第2プリントジョ
ブ記憶部155に記憶されていることがわかる。
【0039】第1プリントジョブ記憶部120または第
2プリントジョブ記憶部155に記憶されているプリン
トジョブのジョブ番号とページ番号は、番号収集部13
0によって収集され、編集指示部135によって行われ
る編集の際に用いられることになる。
2プリントジョブ記憶部155に記憶されているプリン
トジョブのジョブ番号とページ番号は、番号収集部13
0によって収集され、編集指示部135によって行われ
る編集の際に用いられることになる。
【0040】つぎに、本発明にかかるプリント処理シス
テムの動作(プリント処理方法)を、(1)プリントの
みを行う場合、(2)プリントとプリントジョブの記憶
をさせる場合、(3)プリントジョブの記憶のみをさせ
る場合、(4)新たなプリントジョブを作成する場合、
の順に図1〜3の図面を参照しながら説明する。
テムの動作(プリント処理方法)を、(1)プリントの
みを行う場合、(2)プリントとプリントジョブの記憶
をさせる場合、(3)プリントジョブの記憶のみをさせ
る場合、(4)新たなプリントジョブを作成する場合、
の順に図1〜3の図面を参照しながら説明する。
【0041】(1)プリントのみを行う場合 文書作成部105による文書の作成が終了し、プリント
指示部110から文書作成部105で作成された文書を
プリントする指示のみが出力されると、プリントジョブ
生成部115は、文書作成部105で作成された文書か
らプリントジョブを作成する。このプリントジョブは、
プリンタ150が理解できる言語、すなわちページ記述
言語からなるものであり、図2に示したように、先頭に
ジョブ番号が付され、各ページを構成するプリントデー
タの先頭にページ番号が付されたものである。
指示部110から文書作成部105で作成された文書を
プリントする指示のみが出力されると、プリントジョブ
生成部115は、文書作成部105で作成された文書か
らプリントジョブを作成する。このプリントジョブは、
プリンタ150が理解できる言語、すなわちページ記述
言語からなるものであり、図2に示したように、先頭に
ジョブ番号が付され、各ページを構成するプリントデー
タの先頭にページ番号が付されたものである。
【0042】選択部125は、プリント指示部110か
ら文書作成部105で作成された文書をプリントする指
示のみが出力されていることを認識する。換言すれば、
選択部125は、プリント指示部110からプリントジ
ョブを記憶する指示が出されなかったことを認識する。
このため、選択部125は、プリントジョブ生成部11
5によって生成されたプリントジョブを単にプリンタ1
50に向けて出力する。プリント処理部160は、選択
部125からのプリントジョブを入力し、ページ記述言
語で記述されているプリントデータをビットマップ展開
し、文書作成部105で作成した文書を記録紙にプリン
トして再現する。このように、プリントのみを行う場合
にはプリントジョブが第1プリントジョブ記憶部120
または第2プリントジョブ記憶部155のいずれにも記
憶されることはない。
ら文書作成部105で作成された文書をプリントする指
示のみが出力されていることを認識する。換言すれば、
選択部125は、プリント指示部110からプリントジ
ョブを記憶する指示が出されなかったことを認識する。
このため、選択部125は、プリントジョブ生成部11
5によって生成されたプリントジョブを単にプリンタ1
50に向けて出力する。プリント処理部160は、選択
部125からのプリントジョブを入力し、ページ記述言
語で記述されているプリントデータをビットマップ展開
し、文書作成部105で作成した文書を記録紙にプリン
トして再現する。このように、プリントのみを行う場合
にはプリントジョブが第1プリントジョブ記憶部120
または第2プリントジョブ記憶部155のいずれにも記
憶されることはない。
【0043】(2)プリントとプリントジョブの記憶を
させる場合 文書作成部105による文書の作成が終了し、プリント
指示部110から文書作成部105で作成された文書を
プリントする指示とこの文書から作成されたプリントジ
ョブを記憶させる指示とが出力されると、プリントジョ
ブ生成部115は、文書作成部105で作成された文書
からページ記述言語からなるプリントジョブを作成す
る。
させる場合 文書作成部105による文書の作成が終了し、プリント
指示部110から文書作成部105で作成された文書を
プリントする指示とこの文書から作成されたプリントジ
ョブを記憶させる指示とが出力されると、プリントジョ
ブ生成部115は、文書作成部105で作成された文書
からページ記述言語からなるプリントジョブを作成す
る。
【0044】選択部125は、プリント指示部110か
ら文書作成部105で作成された文書をプリントする指
示とこの文書から作成されたプリントジョブを記憶させ
る指示とが出力されていることを認識する。換言すれ
ば、選択部125は、プリント指示部110からプリン
トジョブを記憶する指示が出されたことを認識する。こ
のため、選択部125は、プリントジョブ生成部115
によって生成されたプリントジョブを第1プリントジョ
ブ記憶部120に記憶させる一方、このプリントジョブ
をプリンタ150に向けて出力する。なお、プリント指
示部110によってプリントジョブの記憶場所が第2プ
リントジョブ記憶部155として指定されている場合に
は、選択部125は、プリントジョブ生成部115によ
って生成されたプリントジョブをそのアクセスを可能と
するためのID(各ユーザーに割り当てられている)と
ともに第2プリントジョブ記憶部155に記憶させる。
ら文書作成部105で作成された文書をプリントする指
示とこの文書から作成されたプリントジョブを記憶させ
る指示とが出力されていることを認識する。換言すれ
ば、選択部125は、プリント指示部110からプリン
トジョブを記憶する指示が出されたことを認識する。こ
のため、選択部125は、プリントジョブ生成部115
によって生成されたプリントジョブを第1プリントジョ
ブ記憶部120に記憶させる一方、このプリントジョブ
をプリンタ150に向けて出力する。なお、プリント指
示部110によってプリントジョブの記憶場所が第2プ
リントジョブ記憶部155として指定されている場合に
は、選択部125は、プリントジョブ生成部115によ
って生成されたプリントジョブをそのアクセスを可能と
するためのID(各ユーザーに割り当てられている)と
ともに第2プリントジョブ記憶部155に記憶させる。
【0045】このようにして、第1プリントジョブ記憶
部120または第2プリントジョブ記憶部155にプリ
ントジョブが記憶されると、番号収集部130は各プリ
ントジョブ記憶部120、155に記憶されているプリ
ントジョブのジョブ番号とページ番号とを図3に示した
ような形態で収集する。収集したジョブ番号とページ番
号は、各プリントジョブ記憶部120、155に記憶さ
れているプリントジョブを再利用して新たなプリントジ
ョブを作成する場合に用いられることになるが、このこ
とについては新たなプリントジョブの作成のところで詳
しく説明する。
部120または第2プリントジョブ記憶部155にプリ
ントジョブが記憶されると、番号収集部130は各プリ
ントジョブ記憶部120、155に記憶されているプリ
ントジョブのジョブ番号とページ番号とを図3に示した
ような形態で収集する。収集したジョブ番号とページ番
号は、各プリントジョブ記憶部120、155に記憶さ
れているプリントジョブを再利用して新たなプリントジ
ョブを作成する場合に用いられることになるが、このこ
とについては新たなプリントジョブの作成のところで詳
しく説明する。
【0046】つぎに、プリント処理部160は、選択部
125からのプリントジョブを入力し、ページ記述言語
で記述されているプリントデータをビットマップ展開
し、文書作成部105で作成した文書を記録紙にプリン
トして再現する。
125からのプリントジョブを入力し、ページ記述言語
で記述されているプリントデータをビットマップ展開
し、文書作成部105で作成した文書を記録紙にプリン
トして再現する。
【0047】(3)プリントジョブの記憶のみをさせる
場合 文書作成部105による文書の作成が終了し、プリント
指示部110から文書作成部105で作成されたプリン
トジョブを記憶する指示のみが出力されると、プリント
ジョブ生成部115は、文書作成部105で作成された
文書からページ記述言語からなるプリントジョブを作成
する。
場合 文書作成部105による文書の作成が終了し、プリント
指示部110から文書作成部105で作成されたプリン
トジョブを記憶する指示のみが出力されると、プリント
ジョブ生成部115は、文書作成部105で作成された
文書からページ記述言語からなるプリントジョブを作成
する。
【0048】選択部125は、プリント指示部110か
ら文書作成部105で作成されたプリントジョブを記憶
する指示のみが出力されていることを認識する。つま
り、選択部125は、プリント指示部110からプリン
トジョブを記憶する指示のみが出されたことを認識して
いる。このため、選択部125は、プリントジョブ生成
部115によって生成されたプリントジョブを単に第1
プリントジョブ記憶部120に記憶させ、このプリント
ジョブをプリンタに向けて出力はしない。つまりこのプ
リントジョブのプリントは行われない。なお、プリント
指示部110によってプリントジョブの記憶場所が第2
プリントジョブ記憶部155として指定されている場合
には、選択部125は、プリントジョブ生成部115に
よって生成されたプリントジョブをそのアクセスを可能
とするためのIDとともに第2プリントジョブ記憶部1
55に記憶させる。
ら文書作成部105で作成されたプリントジョブを記憶
する指示のみが出力されていることを認識する。つま
り、選択部125は、プリント指示部110からプリン
トジョブを記憶する指示のみが出されたことを認識して
いる。このため、選択部125は、プリントジョブ生成
部115によって生成されたプリントジョブを単に第1
プリントジョブ記憶部120に記憶させ、このプリント
ジョブをプリンタに向けて出力はしない。つまりこのプ
リントジョブのプリントは行われない。なお、プリント
指示部110によってプリントジョブの記憶場所が第2
プリントジョブ記憶部155として指定されている場合
には、選択部125は、プリントジョブ生成部115に
よって生成されたプリントジョブをそのアクセスを可能
とするためのIDとともに第2プリントジョブ記憶部1
55に記憶させる。
【0049】このようにして、第1プリントジョブ記憶
部120または第2プリントジョブ記憶部155にプリ
ントジョブが記憶されると、番号収集部130は各記憶
部120、155に記憶されているプリントジョブのジ
ョブ番号とページ番号とを図3に示したような形態で収
集する。
部120または第2プリントジョブ記憶部155にプリ
ントジョブが記憶されると、番号収集部130は各記憶
部120、155に記憶されているプリントジョブのジ
ョブ番号とページ番号とを図3に示したような形態で収
集する。
【0050】(4)新たなプリントジョブを作成する場
合 第1プリントジョブ記憶部120または第2プリントジ
ョブ記憶部155に記憶されているプリントジョブを用
いた新たなプリントジョブの作成は、次のようにして行
う。まず、編集指示部135は、番号収集部130によ
って収集されたジョブ番号とページ番号とを番号収集部
130から取り出し、図示しない表示装置に図3に示し
たような形態で表示する。ユーザーは、図3のような表
示を見て、どのジョブのどのページとどのジョブのどの
ページとを結合して新たなプリントジョブとするのかを
検討する。たとえば、取り出したいプリントジョブが第
1プリントジョブ記憶部120に存在する場合には、単
に取り出したいプリントデータのジョブ番号とページ番
号とを編集指示部135を用いて指定する。また、取り
出したいジョブが第2プリントジョブ記憶部155に存
在する場合には、アクセス許可部165で許可を受ける
ためのID(各ユーザーに割り当てられている)ととも
に、取り出したいプリントデータのジョブ番号とページ
番号とを編集指示部135を用いて指定する。この指定
が終わると、編集指示部135は、プリントジョブ生成
部115に新たなプリントジョブの作成を指示する。
合 第1プリントジョブ記憶部120または第2プリントジ
ョブ記憶部155に記憶されているプリントジョブを用
いた新たなプリントジョブの作成は、次のようにして行
う。まず、編集指示部135は、番号収集部130によ
って収集されたジョブ番号とページ番号とを番号収集部
130から取り出し、図示しない表示装置に図3に示し
たような形態で表示する。ユーザーは、図3のような表
示を見て、どのジョブのどのページとどのジョブのどの
ページとを結合して新たなプリントジョブとするのかを
検討する。たとえば、取り出したいプリントジョブが第
1プリントジョブ記憶部120に存在する場合には、単
に取り出したいプリントデータのジョブ番号とページ番
号とを編集指示部135を用いて指定する。また、取り
出したいジョブが第2プリントジョブ記憶部155に存
在する場合には、アクセス許可部165で許可を受ける
ためのID(各ユーザーに割り当てられている)ととも
に、取り出したいプリントデータのジョブ番号とページ
番号とを編集指示部135を用いて指定する。この指定
が終わると、編集指示部135は、プリントジョブ生成
部115に新たなプリントジョブの作成を指示する。
【0051】プリントジョブ生成部115は、編集指示
部135によって指定されたジョブ番号とページ番号と
に基づいて、第1プリントジョブ記憶部120または第
2プリントジョブ記憶部155から該当するプリントデ
ータをページ単位で取り出し、取り出したプリントデー
タを結合して新たなプリントジョブを作成する。たとえ
ば、図3のジョブ番号1のプリントジョブの2ページ目
と3ページ目のプリントデータとジョブ番号2の1ペー
ジ目のプリントデータを結合した3ページからなる新た
なプリントジョブが作成される。
部135によって指定されたジョブ番号とページ番号と
に基づいて、第1プリントジョブ記憶部120または第
2プリントジョブ記憶部155から該当するプリントデ
ータをページ単位で取り出し、取り出したプリントデー
タを結合して新たなプリントジョブを作成する。たとえ
ば、図3のジョブ番号1のプリントジョブの2ページ目
と3ページ目のプリントデータとジョブ番号2の1ペー
ジ目のプリントデータを結合した3ページからなる新た
なプリントジョブが作成される。
【0052】作成された新たなプリントジョブは、上述
のように、プリント指示部110の指定に従ってプリン
トされたり、第1プリントジョブ記憶部120または第
2プリントジョブ記憶部155に記憶されたりする。な
お、編集指示部135から送られてきたIDを照合した
結果、アクセス許可部165によってアクセスの許可が
得られなかった場合には、第2プリントジョブ記憶部1
55からはプリントデータを取り出すことができないの
で、新たなプリントジョブの作成は中止される。
のように、プリント指示部110の指定に従ってプリン
トされたり、第1プリントジョブ記憶部120または第
2プリントジョブ記憶部155に記憶されたりする。な
お、編集指示部135から送られてきたIDを照合した
結果、アクセス許可部165によってアクセスの許可が
得られなかった場合には、第2プリントジョブ記憶部1
55からはプリントデータを取り出すことができないの
で、新たなプリントジョブの作成は中止される。
【0053】つぎに、本発明にかかるプリント処理シス
テムの一連の動作を、図4〜図6のフローチャートを用
いて詳細に説明する。図4は、作成したプリントジョブ
をプリントまたは記憶させる処理を示すフローチャート
である。まず、文書作成部105によって文書の作成を
行い(S401)、プリント指示部110からプリント
指示がされると(S402)、プリントジョブ生成部1
15によってページ記述言語で記述されたプリントジョ
ブが生成される(S403)。プリント指示部110か
らプリントジョブの記憶指示が出力されていなければ
(S404:No)、選択部125を介して送られてき
たプリントジョブが単にプリント処理部160によって
プリントされる(S405)。
テムの一連の動作を、図4〜図6のフローチャートを用
いて詳細に説明する。図4は、作成したプリントジョブ
をプリントまたは記憶させる処理を示すフローチャート
である。まず、文書作成部105によって文書の作成を
行い(S401)、プリント指示部110からプリント
指示がされると(S402)、プリントジョブ生成部1
15によってページ記述言語で記述されたプリントジョ
ブが生成される(S403)。プリント指示部110か
らプリントジョブの記憶指示が出力されていなければ
(S404:No)、選択部125を介して送られてき
たプリントジョブが単にプリント処理部160によって
プリントされる(S405)。
【0054】一方、プリント指示部110からプリント
ジョブの記憶指示が出力されていれば(S404:Ye
s)、選択部125は、選択部125を介して送られて
きたプリントジョブを第1プリントジョブ記憶部120
または第2プリントジョブ記憶部155に記憶させる
(S406)。そして、番号収集部130は、第1プリ
ントジョブ記憶部120または第2プリントジョブ記憶
部155に記憶されているプリントジョブのジョブ番号
とページ番号とを収集する(S407)。そして、選択
部125を介して送られてきたプリントジョブがプリン
ト処理部160によってプリントされる(S405)。
ジョブの記憶指示が出力されていれば(S404:Ye
s)、選択部125は、選択部125を介して送られて
きたプリントジョブを第1プリントジョブ記憶部120
または第2プリントジョブ記憶部155に記憶させる
(S406)。そして、番号収集部130は、第1プリ
ントジョブ記憶部120または第2プリントジョブ記憶
部155に記憶されているプリントジョブのジョブ番号
とページ番号とを収集する(S407)。そして、選択
部125を介して送られてきたプリントジョブがプリン
ト処理部160によってプリントされる(S405)。
【0055】図5および図6のフローチャートは、新た
なプリントジョブの作成とそのプリントジョブをプリン
トまたは記憶させるための処理を示すフローチャートで
ある。編集指示部135は、番号収集部130からジョ
ブ番号とページ番号とを取得し(S501)、新たなプ
リントジョブを作成するためのジョブ番号とページ番号
とを指定する。なお、指定したプリントジョブが第2プ
リントジョブ記憶部155に記憶されているものであれ
ば、編集指示部135からさらにアクセス許可部165
の許可を受けるためのIDを送る(S502)。編集指
示部135で指定されたジョブ番号のプリントジョブが
第2プリントジョブ記憶部155に記憶されているプリ
ントジョブを含むものであれば(S503:Yes)、
アクセス許可部165は送られてきたIDを照合して第
2プリントジョブ記憶部155へのアクセスを許可すべ
きかどうかを判断する(S504)。
なプリントジョブの作成とそのプリントジョブをプリン
トまたは記憶させるための処理を示すフローチャートで
ある。編集指示部135は、番号収集部130からジョ
ブ番号とページ番号とを取得し(S501)、新たなプ
リントジョブを作成するためのジョブ番号とページ番号
とを指定する。なお、指定したプリントジョブが第2プ
リントジョブ記憶部155に記憶されているものであれ
ば、編集指示部135からさらにアクセス許可部165
の許可を受けるためのIDを送る(S502)。編集指
示部135で指定されたジョブ番号のプリントジョブが
第2プリントジョブ記憶部155に記憶されているプリ
ントジョブを含むものであれば(S503:Yes)、
アクセス許可部165は送られてきたIDを照合して第
2プリントジョブ記憶部155へのアクセスを許可すべ
きかどうかを判断する(S504)。
【0056】IDの照合によりアクセスの許可が得られ
れば(S505:Yes)、プリントジョブ生成部11
5は、指定されたプリントジョブの指定されたページの
プリントデータを結合して新たなプリントジョブを生成
する(S506)。なお、IDを照合した結果、許可が
得られなければ(S505:No)、プリントジョブ生
成部115は、エラーを出力して新たなプリントジョブ
の生成を中止する(S507)。
れば(S505:Yes)、プリントジョブ生成部11
5は、指定されたプリントジョブの指定されたページの
プリントデータを結合して新たなプリントジョブを生成
する(S506)。なお、IDを照合した結果、許可が
得られなければ(S505:No)、プリントジョブ生
成部115は、エラーを出力して新たなプリントジョブ
の生成を中止する(S507)。
【0057】一方、指定したプリントジョブが第1プリ
ントジョブ記憶部120に記憶されているものであれば
(S503:No)、許可を得る必要がないので、プリ
ントジョブ生成部115は、指定されたプリントジョブ
の指定されたページのプリントデータを結合して新たな
プリントジョブを生成する(S506)。
ントジョブ記憶部120に記憶されているものであれば
(S503:No)、許可を得る必要がないので、プリ
ントジョブ生成部115は、指定されたプリントジョブ
の指定されたページのプリントデータを結合して新たな
プリントジョブを生成する(S506)。
【0058】そして、上述のようにして作成されたプリ
ントジョブ記憶させる指示がプリント指示部110から
出力されている場合には(S601:Yes)、選択部
125は、選択部125を介して送られてきたプリント
ジョブを第1プリントジョブ記憶部120または第2プ
リントジョブ記憶部155に記憶させる(S602)。
そして、番号収集部130は、第1プリントジョブ記憶
部120または第2プリントジョブ記憶部155に記憶
されているプリントジョブのジョブ番号とページ番号と
を収集する(S603)。一方、プリントジョブを記憶
させる指示がプリント指示部110から出力されていな
い場合には(S601:No)、プリントジョブを第1
プリントジョブ記憶部120または第2プリントジョブ
記憶部155には記憶させない。そして、プリント指示
部110からプリント指示がされていれば(S60
4)、選択部125を介して送られてきたプリントジョ
ブがプリント処理部160によってプリントされる(S
605)。
ントジョブ記憶させる指示がプリント指示部110から
出力されている場合には(S601:Yes)、選択部
125は、選択部125を介して送られてきたプリント
ジョブを第1プリントジョブ記憶部120または第2プ
リントジョブ記憶部155に記憶させる(S602)。
そして、番号収集部130は、第1プリントジョブ記憶
部120または第2プリントジョブ記憶部155に記憶
されているプリントジョブのジョブ番号とページ番号と
を収集する(S603)。一方、プリントジョブを記憶
させる指示がプリント指示部110から出力されていな
い場合には(S601:No)、プリントジョブを第1
プリントジョブ記憶部120または第2プリントジョブ
記憶部155には記憶させない。そして、プリント指示
部110からプリント指示がされていれば(S60
4)、選択部125を介して送られてきたプリントジョ
ブがプリント処理部160によってプリントされる(S
605)。
【0059】以上に説明したように、本発明のプリント
処理システムによれば、プリント時に出力したプリント
ジョブをプリントジョブ記憶部に記憶させておき、記憶
させてあるプリントジョブから任意のページのプリント
データを取り出して新たなプリントジョブを作成するこ
とができる。このため、プリントジョブの再利用が可能
となり、コンピュータによるページ記述言語への変換の
負担を極力少なくすることができる。また、頻繁に使用
する可能性のある定形の文書(たとえば送付状)をプリ
ントジョブのまま記憶させておくことによって、効率的
なプリントが可能となる。
処理システムによれば、プリント時に出力したプリント
ジョブをプリントジョブ記憶部に記憶させておき、記憶
させてあるプリントジョブから任意のページのプリント
データを取り出して新たなプリントジョブを作成するこ
とができる。このため、プリントジョブの再利用が可能
となり、コンピュータによるページ記述言語への変換の
負担を極力少なくすることができる。また、頻繁に使用
する可能性のある定形の文書(たとえば送付状)をプリ
ントジョブのまま記憶させておくことによって、効率的
なプリントが可能となる。
【0060】なお、以上の実施の形態では、コンピュー
タ単体とプリンタ単体から構成されるプリント処理シス
テムについて述べたが、複数のクライアントコンピュー
タとホストコンピュータとがネットワークで接続され、
そのネットワークに共用のプリンタが接続されている形
態のプリント処理システムでも本発明の適用は可能であ
る。
タ単体とプリンタ単体から構成されるプリント処理シス
テムについて述べたが、複数のクライアントコンピュー
タとホストコンピュータとがネットワークで接続され、
そのネットワークに共用のプリンタが接続されている形
態のプリント処理システムでも本発明の適用は可能であ
る。
【0061】また、本実施の形態で説明したプリント処
理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナ
ルコンピュータやワークステーションなどのコンピュー
タで実行することにより実現される。このプログラム
は、ハードディスク、CD-ROM、MO、DVDなど
のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、
コンピュータによって記録媒体から読み出されることに
よって実行される。またこのプログラムは、上記記録媒
体を介して、また伝送媒体として、インターネットなど
のネットワークを介して配布することができる。
理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナ
ルコンピュータやワークステーションなどのコンピュー
タで実行することにより実現される。このプログラム
は、ハードディスク、CD-ROM、MO、DVDなど
のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、
コンピュータによって記録媒体から読み出されることに
よって実行される。またこのプログラムは、上記記録媒
体を介して、また伝送媒体として、インターネットなど
のネットワークを介して配布することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、編集指示手段は、番号収集手段で収集さ
れたジョブ番号とページ番号とを利用してプリントジョ
ブ記憶手段に記憶されているプリントジョブの編集を指
示し、プリントジョブ生成手段は、編集指示手段で指示
された編集を行って各ジョブのページ単位で新たなプリ
ントジョブを生成するので、一旦出力されたプリントジ
ョブがページ単位で編集できるようになり、より細かい
編集をすることによって、プリントジョブの再利用を図
ることができ、これによってコンピュータの変換負荷や
コンピュータの処理負担を軽減することができるという
効果を奏する。
発明によれば、編集指示手段は、番号収集手段で収集さ
れたジョブ番号とページ番号とを利用してプリントジョ
ブ記憶手段に記憶されているプリントジョブの編集を指
示し、プリントジョブ生成手段は、編集指示手段で指示
された編集を行って各ジョブのページ単位で新たなプリ
ントジョブを生成するので、一旦出力されたプリントジ
ョブがページ単位で編集できるようになり、より細かい
編集をすることによって、プリントジョブの再利用を図
ることができ、これによってコンピュータの変換負荷や
コンピュータの処理負担を軽減することができるという
効果を奏する。
【0063】この請求項2に記載の発明によれば、選択
手段によって、コンピュータで作成したプリントジョブ
をプリントジョブ記憶手段に記憶させるか記憶させない
かを選択できるようにしているので、後で再利用しそう
なプリントジョブのみをプリントジョブ記憶手段に記憶
させておくことができ、プリントジョブ記憶手段の記憶
容量を有効に利用することができるようになるという効
果を奏する。
手段によって、コンピュータで作成したプリントジョブ
をプリントジョブ記憶手段に記憶させるか記憶させない
かを選択できるようにしているので、後で再利用しそう
なプリントジョブのみをプリントジョブ記憶手段に記憶
させておくことができ、プリントジョブ記憶手段の記憶
容量を有効に利用することができるようになるという効
果を奏する。
【0064】この請求項3に記載の発明によれば、プリ
ントジョブは、コンピュータ内に設けられた第1プリン
トジョブ記憶手段とプリンタ内に設けられた第2プリン
トジョブ記憶手段に別々に記憶させることができるの
で、頻繁に用いるプリントジョブとあまり頻繁に用いる
ことがないプリントジョブとを別々の記憶手段に記憶さ
せることで、プリントジョブの再利用が図り易くなり、
さらにコンピュータの記憶容量の有効利用が図れるとい
う効果を奏する。
ントジョブは、コンピュータ内に設けられた第1プリン
トジョブ記憶手段とプリンタ内に設けられた第2プリン
トジョブ記憶手段に別々に記憶させることができるの
で、頻繁に用いるプリントジョブとあまり頻繁に用いる
ことがないプリントジョブとを別々の記憶手段に記憶さ
せることで、プリントジョブの再利用が図り易くなり、
さらにコンピュータの記憶容量の有効利用が図れるとい
う効果を奏する。
【0065】この請求項4に記載の発明によれば、コン
ピュータから第2プリントジョブ記憶手段に記憶されて
いるプリントジョブにアクセスする場合には、プリンタ
が備える許可手段によって許可を得なければならないの
で、第2プリントジョブ記憶手段に大切なプリントジョ
ブが記憶されている場合でも、不特定のユーザーによっ
てそのプリントジョブがプリントされてしまうような事
態の発生を有効に防止することができるという効果を奏
する。
ピュータから第2プリントジョブ記憶手段に記憶されて
いるプリントジョブにアクセスする場合には、プリンタ
が備える許可手段によって許可を得なければならないの
で、第2プリントジョブ記憶手段に大切なプリントジョ
ブが記憶されている場合でも、不特定のユーザーによっ
てそのプリントジョブがプリントされてしまうような事
態の発生を有効に防止することができるという効果を奏
する。
【0066】この請求項5に記載の発明によれば、編集
指示工程では、番号収集工程で収集されたジョブ番号と
ページ番号とを利用してプリントジョブ記憶工程で記憶
されたプリントジョブの編集を指示し、プリントジョブ
生成工程では、編集指示工程で指示された編集を行って
各ジョブのページ単位で新たなプリントジョブを生成す
るので、一旦出力されたプリントジョブがページ単位で
編集できるようになり、プリントジョブの再利用を図る
ことができ、これによってコンピュータの変換負荷やコ
ンピュータの処理負担を軽減することができるという効
果を奏する。
指示工程では、番号収集工程で収集されたジョブ番号と
ページ番号とを利用してプリントジョブ記憶工程で記憶
されたプリントジョブの編集を指示し、プリントジョブ
生成工程では、編集指示工程で指示された編集を行って
各ジョブのページ単位で新たなプリントジョブを生成す
るので、一旦出力されたプリントジョブがページ単位で
編集できるようになり、プリントジョブの再利用を図る
ことができ、これによってコンピュータの変換負荷やコ
ンピュータの処理負担を軽減することができるという効
果を奏する。
【0067】この請求項6に記載の発明によれば、選択
工程において、コンピュータで作成したプリントジョブ
をプリントジョブ記憶工程で記憶させるか記憶させない
かを選択できるようにしているので、後で再利用しそう
なプリントジョブのみをプリントジョブ記憶工程で記憶
させておくことができ、コンピュータの記憶容量の有効
に利用することができるようになるという効果を奏す
る。
工程において、コンピュータで作成したプリントジョブ
をプリントジョブ記憶工程で記憶させるか記憶させない
かを選択できるようにしているので、後で再利用しそう
なプリントジョブのみをプリントジョブ記憶工程で記憶
させておくことができ、コンピュータの記憶容量の有効
に利用することができるようになるという効果を奏す
る。
【0068】請求項7に記載の発明によれば、この記録
媒体をコンピュータに読み取らせることによって、コン
ピュータを請求項1〜2に記載したプリント処理システ
ムとして機能させることができるという効果を奏する。
媒体をコンピュータに読み取らせることによって、コン
ピュータを請求項1〜2に記載したプリント処理システ
ムとして機能させることができるという効果を奏する。
【図1】本発明にかかるプリント処理システムの概略構
成ブロック図である。
成ブロック図である。
【図2】プリントジョブ生成部で生成されるプリントジ
ョブのデータ構造を示す図である。
ョブのデータ構造を示す図である。
【図3】第1プリントジョブ記憶部または第2プリント
ジョブ記憶部に記憶されているプリントジョブの記憶状
況の一例を示す図である。
ジョブ記憶部に記憶されているプリントジョブの記憶状
況の一例を示す図である。
【図4】本発明にかかるプリント処理システムの動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】本発明にかかるプリント処理システムの動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】本発明にかかるプリント処理システムの動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【符号の説明】 100 コンピュータ 105 文書作成部 110 プリント指示部 115 プリントジョブ生成部 120 第1プリントジョブ記憶部 125 選択部 130 番号収集部 135 編集指示部 150 プリンタ 155 第2プリントジョブ記憶部 160 プリント処理部 165 アクセス許可部
Claims (7)
- 【請求項1】 コンピュータとプリンタとを備えたプリ
ント処理システムにおいて、 前記コンピュータで作成したプリントジョブを記憶する
プリントジョブ記憶手段と、 前記プリントジョブ記憶手段に記憶されているプリント
ジョブからジョブ番号とページ番号とを収集する番号収
集手段と、 前記番号収集手段で収集されたジョブ番号とページ番号
とを利用して前記プリントジョブ記憶手段に記憶されて
いるプリントジョブの編集を指示する編集指示手段と、 前記編集指示手段で指示された編集をページ単位で行っ
て新たなプリントジョブを生成するプリントジョブ生成
手段とを備えたことを特徴とするプリント処理システ
ム。 - 【請求項2】 さらに、前記コンピュータで作成したプ
リントジョブを前記プリントジョブ記憶手段に記憶させ
るか記憶させないかを選択する選択手段を備えたことを
特徴とする請求項1に記載のプリント処理システム。 - 【請求項3】 前記プリントジョブ記憶手段は、 前記プリントジョブを前記コンピュータ内で記憶する第
1プリントジョブ記憶手段と、前記プリントジョブを前
記プリンタ内で記憶する第2プリントジョブ記憶手段と
から構成されることを特徴とする請求項1または2に記
載のプリント処理システム。 - 【請求項4】 さらに、前記プリンタは、前記コンピュ
ータから前記第2プリントジョブ記憶手段に記憶されて
いるプリントジョブへのアクセスをIDの照合によって
許可する許可手段を備えたことを特徴とする請求項3に
記載のプリント処理システム。 - 【請求項5】 コンピュータとプリンタとを備えたプリ
ント処理システムに用いるプリント処理方法であって、 前記コンピュータで作成したプリントジョブを記憶する
プリントジョブ記憶工程と、 前記プリントジョブ記憶工程で記憶したプリントジョブ
からジョブ番号とページ番号とを収集する番号収集工程
と、 前記番号収集工程で収集されたジョブ番号とページ番号
とを利用して前記プリントジョブ記憶工程で記憶された
プリントジョブの編集を指示する編集指示工程と、 前記編集指示工程で指示された編集をページ単位で行っ
て新たなプリントジョブを生成するプリントジョブ生成
工程とを含んだことを特徴とするプリント処理方法。 - 【請求項6】 さらに、前記コンピュータで作成したプ
リントジョブを前記プリントジョブ記憶工程で記憶させ
るか記憶させないかを選択する選択工程を含んだことを
特徴とする請求項5に記載のプリント処理方法。 - 【請求項7】 前記請求項5〜6に記載されたプリント
処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000087387A JP2001273105A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | プリント処理システム、プリント処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000087387A JP2001273105A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | プリント処理システム、プリント処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001273105A true JP2001273105A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18603402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000087387A Pending JP2001273105A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | プリント処理システム、プリント処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001273105A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005250685A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、その制御方法、およびコンピュータプログラム |
JP2010050685A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置、画像形成システム及び画像作成方法 |
-
2000
- 2000-03-27 JP JP2000087387A patent/JP2001273105A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005250685A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、その制御方法、およびコンピュータプログラム |
JP2010050685A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置、画像形成システム及び画像作成方法 |
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