JP2001272268A - 機械の異常検査装置 - Google Patents

機械の異常検査装置

Info

Publication number
JP2001272268A
JP2001272268A JP2000086788A JP2000086788A JP2001272268A JP 2001272268 A JP2001272268 A JP 2001272268A JP 2000086788 A JP2000086788 A JP 2000086788A JP 2000086788 A JP2000086788 A JP 2000086788A JP 2001272268 A JP2001272268 A JP 2001272268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine
sound
vibration
inspected
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000086788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3651351B2 (ja
Inventor
Yutaka Horie
裕 堀江
Ikuo Takano
郁男 高野
Katsutoshi Tabayashi
克敏 田林
Fuhei Shin
富炳 申
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2000086788A priority Critical patent/JP3651351B2/ja
Publication of JP2001272268A publication Critical patent/JP2001272268A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3651351B2 publication Critical patent/JP3651351B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音や振動により機械の異常を判定する際に、
異常音や異常振動の発生場所や周波数に影響されること
なく、正確に異常の有無を判定することができる機械の
異常検査装置を提供する。 【解決手段】 被検査機械の動作中の音または振動を検
出すると同時に被検査機械の回転角度を検出し、音また
は振動を、検出した回転角度と対応付けした任意の時間
窓を設定して高速フーリエ変換により周波数分析を行う
ことで、被検査機械の動作位置と分析結果を対応させ
て、異常音の発生箇所を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械の異常検査装
置に関し、特に、機械が作動しているときの音および/
または振動から、その機械の異常の有無を検査する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】機械の異常を検査するための方法の一つ
に、機械の動作中の音や振動を測定して、この音や振動
に異常があった場合に機械そのものに異常があるものと
判定する方法がある。
【0003】例えば特開平8−278191号公報に
は、機械動作中の音または振動を連続的に測定して周波
数分析を行い、サンプリングしたデータの数が所定値と
なるたびに、所定の周波数帯域の音または振動の強度を
演算し、所定時間経過後には所定の複数の強度レベルに
ついて発生頻度を演算してから、これら強度レベル毎に
それぞれ設定されたしきい値と各強度レベルにおける発
生頻度をそれぞれ比較して、これら複数の比較結果のう
ちの少なくともひとつがしきい値を越える場合には、機
械の動作中に異常音または異常振動があると判定するこ
とが開示されている。
【0004】この公報記載の技術によれば、人間の官能
評価と判定結果の相関関係を確保しながら機械の完成検
査における自動化の精度を向上させて、製品品質の安定
化と省力化を同時に推進することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、異常音や異常振動の実際の発生強度と正
常な音や振動の強度とを区別することができないため、
例えば異常音や異常振動の発生箇所とセンサの位置関
係、あるいは異常音や異常振動と正常音や正常振動の周
波数が近接している場合などに、異常音や異常振動が正
常音や正常振動にかき消されて検出できないといった問
題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、音や振動により
機械の異常を判定する際に、異常音や異常振動の発生場
所や周波数に影響されることなく、正確に異常の有無を
判定することができる機械の異常検査装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0008】(1)被検査機械の動作位置を検出する動
作位置検出手段と、前記被検査機械の動作中の音および
/または振動を検出する振動検出手段と、前記振動検出
手段が検出した音および/または振動を周波数分布ごと
の強度に分析する周波数分析手段と、前記周波数分析手
段が分析した周波数分析結果と、前記動作位置検出手段
が検出している前記被検査機械の動作位置とを対応付け
して、前記被検査機械の異常の有無を判定する異常判定
手段と、を有することを特徴とする機械の異常検査装
置。
【0009】(2)前記周波数分析手段は、高速フーリ
エ変換によって周波数分布ごとの強度を算出するもので
あり、高速フーリエ変換におけるサンプリングの時間窓
を任意の位置に設定し、前記異常判定手段が該時間窓ご
とに前記動作位置検出手段が検出している前記被検査機
械の動作位置とを対応付けして、異常の有無を判定する
ことを特徴とする。
【0010】(3)前記時間窓は、任意の割合でオーバ
ラップして設定されることを特徴とする。
【0011】(4)前記被検査機械は、自動車用エンジ
ンであり、前記動作位置検出手段は該エンジンの回転角
度を検出することを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】本発明は請求項ごとに以下のような効果
を奏する。
【0013】請求項1記載の本発明によれば、被検査機
械の動作位置を検出すると同時に被検査機械の音や振動
を検出して、検出した音や振動の周波数分析結果と機械
の動作位置とを対応付けして異常音の判定を行うことと
したので、異常音の発生しているときの動作位置が対応
付けられるため、機械全体から出ているような正常音に
かき消されてしまう異常音も、動作位置ごとに周波数分
析を行うことで、確実に判定することが可能となる。
【0014】請求項2記載の本発明によれば、周波数分
析手段として高速フーリエ変換を用いて、高速フーリエ
変換におけるサンプリングの時間窓を任意に設定し、設
定した時間窓ごとに動作位置との対応付けを行い、異常
の判定を行うこととしたので、高速フーリエ変換におけ
るサンプリングデータごとに機械の動作位置を対応付け
して異常音の判定を行うことができる。
【0015】請求項3記載の本発明によれば、高速フー
リエ変換のデータサンプリング区間である時間窓を任意
の割合でオーバラップさせて設定することとしたので、
時間窓設定の抜けがなく、かつ異常音を判定するための
時間窓の数が多く設定できるようになり、異常音を判定
することのできる可能性がより多くなる。また、判定し
たい異常音が時間窓の中央に来る確率が高くなるので、
ハニング、ハミングなどの時間窓関数が使用できるよう
になり、外乱の影響を低減できる。
【0016】請求項4記載の本発明によれば、自動車用
エンジンの検査に用いることで、エンジンの回転によっ
て生じる異常を検出することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
本発明の一実施の形態を説明する。
【0018】図1は、本発明を適用した機械の異常検査
装置の構成を示すブロック図である。
【0019】ここでは、被検査機械としては車両用エン
ジンであり、このエンジンの完成検査ラインに本発明を
適用したものである。
【0020】異常検査装置は、被検査機械であるエンジ
ンの作動音または振動を検出する振動検出手段としての
加速度センサ1と、このエンジンの動作位置検出手段と
してエンジンの回転状態を検出する回転角度検出センサ
21を備える。加速度センサ1および回転角度検出セン
サ21からの信号は、CPU100を主体とするコント
ローラ10へ入力され、コントローラ10において高速
フーリエ変換処理と作動音または振動に基づく異常判定
処理が行われ、判定結果はCPU100のインターフェ
ース101(外部バス等)に接続された表示装置8に表
示される。以下、加速度センサ1で検出した振動を音と
して扱う。なお、加速度センサの代わりに音響センサと
してマイクロホンを用いてもよい。
【0021】回転角度検出センサ21は、例えばエンジ
ンのカムの位置やクランク位置を検出することにより、
エンジンの回転角度を検出するものである。
【0022】コントローラ10は、所定のプログラムに
従って各種処理を実行するCPU100を中心に、イン
ターフェース(I/F)101を介してCPU100に
接続されたアナログ/デジタル(A/D)変換器5およ
び23、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)6、お
よび記憶手段であるメモリ7により構成され、インター
フェース101を介して表示装置8が接続されている。
【0023】入力ボックス2は、チャージアンプ3およ
びローパスフィルタ(LPF)4を備え、加速度センサ
1からの信号がチャージアンプ3で増幅され、さらにロ
ーパスフィルタ4で不要な高周波成分、例えば、10k
Hz以上の信号が除去されてから、コントローラ10の
A/D変換器5へ入力される。
【0024】入力ボックス2を介してコントローラ10
へ入力された加速度センサ1からの検出信号は、A/D
変換器5でアナログ信号からデジタル信号に変換され、
CPU100の指令に応じてサンプリングされる。
【0025】サンプリングされた検出信号は、データと
してメモリ7へ一時的に記憶され、CPU100の指令
に応じて周波数分析処理手段としてのDSP6でFFT
処理が行われる。このとき、FFT処理は、後述するよ
うに、任意に設定された時間窓によるサンプリング数に
よって行われる。
【0026】一方、回転角度検出センサ21からの信号
は、波形整形器22で余分な雑音成分が除去されて整形
された後、コントローラ10内のA/D変換器23へ入
力されてアナログ信号からデジタル信号に変換され、C
PU100の指令に応じてサンプリングされる。
【0027】ここで、車両用エンジンの動作音の測定条
件は、エンジンの回転数がアイドリングから最高回転数
までの間(約750〜6000rpm)であることか
ら、解析する周波数を0〜10kHzとし、データのサ
ンプリング周波数を解析周波数の4倍以上の50kHz
とする。そして、1回のFFT処理を行うデータの数を
1024個未満の所定値、例えば、512ポイントまた
は256ポイント以下とする。
【0028】したがって、1回のFFT処理のためのデ
ータをサンプリングするのに必要な時間(以下、時間窓
という)は、サンプリング数が256ポイントの場合
5.12msec、512ポイントの場合は10.24
msecとなる。
【0029】本実施の形態では、この時間窓の設定は、
測定中にサンプリングしたデータをメモリ7へ連続的に
記憶している特徴を生かし、回転角度検出センサ21に
よって検出されたエンジン回転角度に対応させながら、
かつ任意に指定したオーバラップ率でオーバラップさせ
ながら512ポイント(10.24msec)分をとる
ことにしている。
【0030】図2は、時間窓の設定状態を説明するため
の図面である。
【0031】まず、サンプリングされたエンジン動作音
は、図2に示すように、生データが連続的にメモリ7に
記憶されている。
【0032】この生データに、512ポイント分(1
0.24msec)の時間窓を、各時間窓が50%オー
バラップするように設定する。このとき、回転角度セン
サ21からの信号により、エンジンの回転位置(フェー
ズ信号)と時間窓の関係が分かるようにしておく。
【0033】なお、本実施の形態において回転角度セン
サ21は、フェーズ信号として車両用エンジンの各シリ
ンダの動きを検出しており、図中のフェーズ信号の山
(パルス)の数は、対応するシリンダ番号を示しており
(シリンダ番号#1はパルスが1つ、シリンダ番号#3
はパルスが3つ、…)、そのなかの最初のパルスの立ち
下がり位置(図中a)がそのシリンダの上死点前70度
の位置と規定されている。したがって、このフェーズ信
号のパルスの数と、そのなかの最初のパルスの立ち下が
り位置から、エンジンの回転角度が分かる。また、図2
に示した例では、被検査機械である車両用エンジンは4
気筒であり、各シリンダの点火順序が、シリンダ番号#
1,#3,#4,#2の順となっている。ちなみに、こ
のエンジンの場合、各シリンダの点火順序から、シリン
ダ番号#1の上死点をクランク角度(エンジンの回転角
度)0度(deg)とすると、#3の上死点は180
度、#4の上死点は360度、#2は上死点は540度
である。
【0034】このように設定した時間窓ごとにコントロ
ーラ10がFFT処理行って、異常音を検出する。以
下、この異常音の検出方法を図3に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0035】まず、CPU100は、図示しないタイマ
Tをリセットして(S1)から、加速度センサ1および
回転角度センサ21からのデータのサンプリングを同時
に行って、A/D変換器5および22からの信号をメモ
リ7へ順次記憶する(S2)。
【0036】続いて、オーバラップ率に応じてサンプリ
ング数が所定値である512ポイントとなったか否かを
判断し(S3)、所定数に達していなければ、ステップ
S3に戻り、サンプリング数が所定数に達するまで継続
する。一方、サンプリング数が所定数に達すると、ステ
ップS4へ進んで、所定の時間窓(この場合は10.2
4msec)ごとにサンプリングした512ポイントの
データについて、DSP6が各時間窓ごとにFFT処理
を行い、この処理結果を各時間窓に対応した回転角度と
ともに一時的にメモリ7またはCPU側の図示しないメ
モリへ格納する。
【0037】続いて、タイマTが所定の計測時間(この
場合は10秒)に達したかを判定し(S5)、所定の計
測時間未満であればステップS2へ戻ってデータのサン
プリングを継続する一方、所定の計測時間が経過してい
れば、ステップS6以降の周波数分析処理および判定処
理へ進む。
【0038】なお、データのサンプリングは所定の測定
時間中は切れ目無く行われ、オーバラップ率が設定され
ている場合は、そのオーバラップ率に応じてサンプリン
グする。ここではオーバラップ率50%であるので、2
56ポイントごとに512ポイント分のデータをサンプ
リングする。
【0039】こうして、所定の測定時間で得られるFF
T処理結果は、サンプリング周波数50kHzの場合、
所定の測定時間を10秒(10000msec)、オー
バラップ率50%とすると、5.12msecごとに時
間窓を切ることになるので、この10秒間に時間窓の数
は1953個となる(各時間窓が50%ずつオーバラッ
プしていることに注意)。
【0040】そして、この1953個のFFT処理結果
を予め設定した周波数帯域、例えば0〜10kHzを図
4AおよびBのように1/3オクターブ分析を行って1
6の周波数帯域に分割する(S6)。16の周波数帯域
についてそれぞれ1953個のデータを得ることができ
る。
【0041】そして、16個の各バンドごとに発生レベ
ルと発生頻度を求めた結果が図4Cである。得られた各
バンドごとの結果は、時間窓ごとにメモリ7またはCP
U側の図示しないメモリなどに記憶しておく。
【0042】続いて、回転角度センサ21が検出してい
る角度のうち、任意の角度に対応した時間窓を抽出し
(S7)、抽出した時間窓における、先の1/3オクタ
ーブ分析の発生レベルごとの発生頻度のデータを抽出す
る(S8)。
【0043】これにより、例えばエンジンの回転数を1
000rpmとすると、10秒間のサンプリングで同一
回転角度を含む時間窓が約166個抽出される。
【0044】続いて、抽出した任意角度における時間窓
の処理結果を予め定められたしきい値と比較して、異常
音の有無を判定し(S9)、判定結果を出力する(S1
0)。
【0045】その後は、任意に選択する回転角度(前記
ステップS7以下の処理)を様々な角度、例えば異常が
発生する可能性のある角度を設定して、異常の有無を判
定する。
【0046】このように、任意の角度で時間窓を選択す
ることにより、例えば図5Aに示すように、感応検査
(作業者による聴取検査)では異常音判別されていて
も、図5Bに示すように、従来の単純に連続した時間窓
による処理結果では正常音に隠れてしまうような異常音
でも、特定の回転角度によって指定された時間窓だけを
抽出することで、検出することが可能となる。これは、
複数の時間窓をオーバラップさせながら処理すること
で、これまで正常音と異常音の分離が難しかった部分で
の音の分離を可能としたものである。そして、異常音と
して判定された音が発生している回転角度が分かるた
め、異常発生箇所の特定を行うことも可能となる。
【0047】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこのような実施の形態に限定されるものではな
い。
【0048】例えば、上記実施の形態では、回転角度を
選択してその角度に対応した時間窓の処理結果から異常
音の判定を行っているが、これを逆にし、全ての時間窓
について処理結果から異常音の有無を判定し、異常音の
ある時間窓について、その時間窓に対応する回転角度を
出力するようにしてもよい。これにより、予め異常の発
生する可能性のある場所(回転角度)を特定することな
く、全自動で異常発生箇所の特定まで行うことが可能と
なる。
【0049】また、上記実施の形態では、エンジンの回
転角度をシリンダーの動作を示すフェーズ信号から検出
したが、これに代えて、エンジンの回転をエンコーダな
どにより直接検出するようにしてもよい。
【0050】また、上記実施の形態では、被検査機械と
してエンジンを例に説明したが、本発明は、当然にエン
ジン以外の機械についても検査することが可能である。
例えば電気モータの場合にも、その回転角度をエンコー
ダなどにより検出するとともに、動作音や振動をマイク
ロフォンや加速度センサにより検出することで、上述と
同様に電気モータの異常を検出することが可能となる。
また、これらエンジンやモータのような駆動源として使
用される機械に限らず、例えばトランスミッション、ク
ランクシャフト、駆動力伝達ベルトなどといった様々な
機械構成を組み合わせた機械であっても本発明の適用は
可能である。
【0051】さらに、上述した実施の形態では、時間窓
のオーバラップ率を50%の固定としているが、この値
は50%に限らず様々な値としてよいことは当然とし
て、さらにこのオーバラップ率を変化させて、何度か処
理を実行するようにしてもよい。これは、例えば1つの
検査時間(上述実施形態では10秒)の中で取得した生
データをオーバラップ率20%、40%、60%、…な
どで処理することで、様々な位置での時間窓の設定が一
つのデータで行うようにしてもよい。これによりあるオ
ーバラップ率のときには、検出できない異常音を他のオ
ーバラップ率で分割された時間窓で検出することができ
るようになる。
【0052】さらにまた、上述した実施の形態では、エ
ンジンの振動を加速度センサにより測定しているが、こ
れに限らず音をマイクロフォンにより測定してもよい
し、振動と音を両方測定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した機械の異常検査装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 高速フーリエ変換における時間窓の設定状態
を説明するための図面である。
【図3】 異常音の検出手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】 FFT処理結果の1/3オクターブ分析を行
った結果を示す図面である。
【図5】 異常音の検出結果を説明するための図面であ
る。
【符号の説明】
1 加速度センサ 2 入力ボックス 3 チャージアンプ 4 ローパスフィルタ(LPF) 5、23 アナログ/デジタル(A/D)変換器 6 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 7 メモリ 8 表示装置 10 コントローラ 21 回転角度センサ 100 CPU 101 インターフェース(I/F)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田林 克敏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 申 富炳 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 2G024 AD01 BA27 CA01 CA03 CA13 2G064 AA15 AB13 BA02 BD02 CC43 CC61 2G087 AA01 BB01 CC03 CC15 FF21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査機械の動作位置を検出する動作位
    置検出手段と、 前記被検査機械の動作中の音および/または振動を検出
    する振動検出手段と、 前記振動検出手段が検出した音および/または振動を周
    波数分布ごとの強度に分析する周波数分析手段と、 前記周波数分析手段が分析した周波数分析結果と、前記
    動作位置検出手段が検出している前記被検査機械の動作
    位置とを対応付けして、前記被検査機械の異常の有無を
    判定する異常判定手段と、を有することを特徴とする機
    械の異常検査装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数分析手段は、高速フーリエ変
    換によって周波数分布ごとの強度を算出するものであ
    り、高速フーリエ変換におけるサンプリングの時間窓を
    任意の位置に設定し、前記異常判定手段が該時間窓ごと
    に前記動作位置検出手段が検出している前記被検査機械
    の動作位置とを対応付けして、異常の有無を判定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の機械の異常検査装置。
  3. 【請求項3】 前記時間窓は、任意の割合でオーバラッ
    プして設定されることを特徴とする請求項2記載の機械
    の異常検査装置。
  4. 【請求項4】 前記被検査機械は、自動車用エンジンで
    あり、前記動作位置検出手段は該エンジンの回転角度を
    検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つ
    に記載の機械の異常検査装置。
JP2000086788A 2000-03-27 2000-03-27 機械の異常検査装置 Expired - Fee Related JP3651351B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000086788A JP3651351B2 (ja) 2000-03-27 2000-03-27 機械の異常検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000086788A JP3651351B2 (ja) 2000-03-27 2000-03-27 機械の異常検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001272268A true JP2001272268A (ja) 2001-10-05
JP3651351B2 JP3651351B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=18602899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000086788A Expired - Fee Related JP3651351B2 (ja) 2000-03-27 2000-03-27 機械の異常検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3651351B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003214944A (ja) * 2002-01-29 2003-07-30 Daihatsu Motor Co Ltd 異音による不良検査装置
JP2006522347A (ja) * 2003-04-03 2006-09-28 エスアールアイ インターナショナル リアルタイム振動イメージング方法及び装置
CN1308692C (zh) * 2001-12-31 2007-04-04 岩壶卓三 旋转机械的异常诊断方法及异常诊断装置
JP2007256153A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Hitachi Ltd 鉄道車両台車異常検知システム
JP2008170400A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Omron Corp 検査装置およびその制御方法、ならびに検査装置制御プログラム
JP2010230606A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Nidec Sankyo Corp 異音検査装置および異音検査方法
CN102809493A (zh) * 2011-06-02 2012-12-05 三菱电机株式会社 异常音诊断装置
CN104111179A (zh) * 2014-07-15 2014-10-22 贵阳永青仪电科技有限公司 一种挖掘机挖掘效率检测装置及方法
JP2017138150A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 株式会社神戸製鋼所 回転機の異常検知装置および回転機の異常検知システム
KR20180125285A (ko) * 2017-05-15 2018-11-23 현대자동차주식회사 볼트 축력 측정방법
JP6678843B1 (ja) * 2019-08-28 2020-04-08 三菱電機株式会社 異常部分検知装置、異常部分検知方法及びプログラム
CN112013947A (zh) * 2019-05-31 2020-12-01 北京小米移动软件有限公司 马达异响检测方法及其装置、系统
CN116125275A (zh) * 2023-04-04 2023-05-16 常州市美特精密电机有限公司 一种减速电机测试系统
JP7443677B2 (ja) 2019-05-29 2024-03-06 日本精工株式会社 センサ付き軸受および同期計測システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5320956B2 (ja) * 2008-10-03 2013-10-23 日産自動車株式会社 音源探査装置および音源探査方法
KR101282692B1 (ko) * 2011-12-09 2013-07-05 현대자동차주식회사 충격음의 음장 표시 방법

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1308692C (zh) * 2001-12-31 2007-04-04 岩壶卓三 旋转机械的异常诊断方法及异常诊断装置
JP2003214944A (ja) * 2002-01-29 2003-07-30 Daihatsu Motor Co Ltd 異音による不良検査装置
JP2006522347A (ja) * 2003-04-03 2006-09-28 エスアールアイ インターナショナル リアルタイム振動イメージング方法及び装置
JP2007256153A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Hitachi Ltd 鉄道車両台車異常検知システム
JP2008170400A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Omron Corp 検査装置およびその制御方法、ならびに検査装置制御プログラム
JP2010230606A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Nidec Sankyo Corp 異音検査装置および異音検査方法
CN102809493A (zh) * 2011-06-02 2012-12-05 三菱电机株式会社 异常音诊断装置
CN104111179A (zh) * 2014-07-15 2014-10-22 贵阳永青仪电科技有限公司 一种挖掘机挖掘效率检测装置及方法
JP2017138150A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 株式会社神戸製鋼所 回転機の異常検知装置および回転機の異常検知システム
KR20180125285A (ko) * 2017-05-15 2018-11-23 현대자동차주식회사 볼트 축력 측정방법
CN108871647A (zh) * 2017-05-15 2018-11-23 现代自动车株式会社 用于测量螺栓的轴向力的方法
KR102323514B1 (ko) * 2017-05-15 2021-11-05 현대자동차주식회사 볼트 축력 측정방법
JP7443677B2 (ja) 2019-05-29 2024-03-06 日本精工株式会社 センサ付き軸受および同期計測システム
CN112013947A (zh) * 2019-05-31 2020-12-01 北京小米移动软件有限公司 马达异响检测方法及其装置、系统
JP6678843B1 (ja) * 2019-08-28 2020-04-08 三菱電機株式会社 異常部分検知装置、異常部分検知方法及びプログラム
WO2021038755A1 (ja) * 2019-08-28 2021-03-04 三菱電機株式会社 異常部分検知装置、異常部分検知方法及びプログラム
CN114286931A (zh) * 2019-08-28 2022-04-05 三菱电机株式会社 异常部分检测装置、异常部分检测方法及程序
CN116125275A (zh) * 2023-04-04 2023-05-16 常州市美特精密电机有限公司 一种减速电机测试系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3651351B2 (ja) 2005-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001272268A (ja) 機械の異常検査装置
JPH1137898A (ja) エンジン良否判定設備
CN113447274B (zh) 异常声音判定装置以及异常声音判定方法
JP3211615B2 (ja) 機械作動音の異常判定方法
JP2002268728A (ja) 同期診断監視システム、同期診断監視装置、および同期診断監視プログラム
JP3020349B2 (ja) 異常検出方法及び装置
JP3788297B2 (ja) Fftアルゴリズムを応用した周波数解析装置及び異常判定装置並びに異常判定システム
JP3966500B2 (ja) 異音による不良検査装置
JP3759881B2 (ja) 加工診断監視システム
JPH05157662A (ja) 射出成形機の故障診断方法及び故障診断装置
CN105651512B (zh) 一种汽车驱动桥主减齿轮包块检测方法
JPH04279826A (ja) 可変速回転系異常診断方法及びその装置
RU2356021C2 (ru) Способ вибрационной диагностики роторных систем
JP2004020484A (ja) 異常監視装置および異常監視プログラム
JP3598266B2 (ja) 機器異常診断方法および装置
Manhertz et al. Evaluation of short-time fourier-transformation spectrograms derived from the vibration measurement of internal-combustion engines
JP3214265B2 (ja) ブレーキ音の試験判定装置およびその方法
JP2000046893A (ja) 異常診断装置および異常診断方法
CN112461552A (zh) 电子助力制动系统的检测方法、系统及可读存储介质
JP3776343B2 (ja) 異常監視装置
JP3639145B2 (ja) 異常箇所検出装置
JPH11223550A (ja) 機械の作動音検査方法及びその検査装置
JPH06217576A (ja) 回転機の異常検査装置
JP7077426B2 (ja) 診断装置及びこれを備えた設備並びに診断方法
Malago et al. Condition monitoring and diagnostics in heavy-duty wheels: a first experimental approach

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3651351

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120304

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees