JP2001272256A - 渦流量計 - Google Patents

渦流量計

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JP2001272256A
JP2001272256A JP2000036904A JP2000036904A JP2001272256A JP 2001272256 A JP2001272256 A JP 2001272256A JP 2000036904 A JP2000036904 A JP 2000036904A JP 2000036904 A JP2000036904 A JP 2000036904A JP 2001272256 A JP2001272256 A JP 2001272256A
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karman
flow
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Chikaaya Abe
親礼 安部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管路内に往復二方向の流れがある場合や、上
述のような脈動流を生じる流体の流量測定にも可及的に
誤差無く計測し得る渦流量計を提供する。 【解決手段】 管1内に、一方向の流れに対してカルマ
ン渦mを発生する第1の渦発生体2aと、逆方向の流れ
に対してカルマン渦mを発生する第2の渦発生体2bと
を備え、各渦発生体2a,2bによって生ずるカルマン
渦mを渦検出手段X,Yにより検出するようにしたもの
である。このため、従来のカルマン渦mを用いた渦流量
計は、一方向のみの流量しか検出することができなかっ
たが、同一管内で、両方向の流れを生ずる流体の流量検
出が可能となる。また、管内に特定された正方向の流れ
があり、かつ脈動流のように、逆流が発生する場合にあ
って、第1及び第2の渦発生体2a,2bで発生する各
カルマン渦mを夫々渦検出手段X,Yで検出して、パル
ス数等の出力値を引き算することにより、逆方向の流れ
を相殺できて、可及的正確な流量を検出し得ることとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量を計測
する渦流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】流体(気体又は液体)の流量を計測する
手段として、流体が流れる管内に配設された渦発生体に
よりカルマン渦を発生させ、このカルマン渦を超音波送
受波器等を用いた渦検出手段により検知して、その渦の
発生ごとに生ずる渦パルスの数を計数することにより流
量を検出する渦流量計が特開平9−257532号等で
提案されている。この渦流量計は、可動部分がなく、か
つ検出遅れが小さく、さらに出力がカルマン渦の発生に
対応したパルス信号であり、デジタル信号化が容易であ
る等の利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構成
にあっては、一方向の流れに対して渦発生体の背部で発
生するカルマン渦を計測するものであり、このため一方
向の流量しか計測できない。従って、両方向の流れがあ
る場合には対応できない。
【0004】さらに、管内には正方向の流れのほかに、
逆方向の流れが発生する場合には、その逆流により発生
する戻し量が流量に減算されず、誤差を生じてしまう。
このような課題を生ずる渦流量計による計測流体とし
て、産業用車両におけるブローバイガスの計測が考慮さ
れる。
【0005】すなわち、産業用車両等では、例えば図6
に示すようにエンジン40のオイルパン42の他に容量
の大きな潤滑油タンク43を備えている。これは、エン
ジンのオイル交換のメンテナンスの負担を軽減するため
のもので、潤滑油タンク43はオイルパン42内のオイ
ルの消耗等によってタンク43に蓄えられたオイルがオ
イルパン42内へ送られるように連結されている。一
方、このようなエンジンでは、燃焼室からクランク室4
4またはシリンダヘッド上の動弁室45に吹き抜けたブ
ローバイガスを吸気系に還流して再燃焼させているが、
この場合ブローバイガスと共にブローバイガス中に混入
したオイルミストが持ち去られて消耗するのを防止する
必要がある。そこで、このような管理に資するために、
オイルパンからの流出管路の流量を計測する必要があ
り、この計測手段として、上述した利点を有するため渦
流量計が検討される。ところが、かかる適用対象にあっ
ては、吸入と排気のオーバラップの期間や、ピストンの
上昇時の吸い込み時に発生する逆流により脈動流を生
じ、上述したように渦流量計は一方の流れによる流量の
みを検出するものであるから、この逆流が、マイナス値
として作用して、ブローバイガスの実質流量が減少する
にもかかわらず、これが算入されない結果、大きな誤差
を生じてしまうこととなる。
【0006】本発明は、管路内に往復二方向の流れがあ
る場合や、上述のような脈動流を生じる流体の流量測定
にも可及的に誤差無く計測し得る渦流量計を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、管内
に、一方向の流れに対してカルマン渦を発生する第1の
渦発生体と、逆方向の流れに対してカルマン渦を発生す
る第2の渦発生体とを備え、さらに第1又は/及び第2
の渦発生体によって生ずるカルマン渦を検出する渦検出
手段を備えたことを特徴とする渦流量計である。
【0008】ここで、管内に往復二方向の流れがある場
合に、一方向の流れにより第1の渦発生体でカルマン渦
を生成し、他方向の流れにより第2の渦発生体でカルマ
ン渦を生成する。そして、渦検出手段でそのカルマン渦
を検出する。ここで、この渦検出手段は単一であっても
良く、両渦発生体ごとに設けても良い。
【0009】このように単一の渦検出手段を適用する場
合には、第1と第2の渦発生体間にいずれのカルマン渦
も発生することとなる渦発生領域を生じさせ、この領域
に生ずるカルマン渦を検出する単一の渦検出手段を備え
ればよい(請求項2)。
【0010】一方、このように、管内に供給又は排出方
向の切換え等により二方向の流れがある場合の計測のほ
かに、管内に特定された正方向の流れがあり、かつ脈動
流のように、逆流が発生する場合に、正確な正方向の流
量を計測する場合にも用いられる。この場合には両渦発
生体ごとに渦検出手段が設けられる。
【0011】かかる構成のものが請求項3の発明であ
り、管内に、正方向の流れに対してカルマン渦を発生す
る第1の渦発生体と、逆方向の流れに対してカルマン渦
を発生する第2の渦発生体とを設け、さらに第1の渦発
生体により発生するカルマン渦を検出する第1の渦検出
手段と、第2の渦発生体により発生するカルマン渦を検
出する第2の渦検出手段とを備え、第1の渦検出手段の
出力から第2の渦検出手段の出力を引き算することによ
り流量を検出するようにしたことを特徴とする渦流量計
である。
【0012】かかる構成にあって、管内に正方向の流れ
が発生している状態にあっては、第1の渦発生体により
カルマン渦が発生し、これが第1の渦検出手段により検
出される。一方、逆流が発生した場合には、第2の渦発
生体によりカルマン渦が発生し、これが第2の渦検出手
段により検出される。そして、正逆の流れにより夫々発
生するカルマン渦に対応した出力値を引き算することに
より、実質的な流量が算出されることとなる。
【0013】ここで渦検出手段としては、カルマン渦の
発生領域を間にして相対向して設けられた一対の超音波
送波器と、超音波受波器の受波信号に基づいてカルマン
渦の発生に対応する渦信号を発生する渦信号受波回路と
で構成することができる(請求項4)。
【0014】また、第1の渦発生体によって生ずるカル
マン渦を検出する第1の渦検出手段と、第2の渦発生体
によって生ずるカルマン渦を検出する第2の渦検出手段
とを備え、かつ渦検出手段が、カルマン渦の発生領域を
間にして相対向して設けられた一対の超音波送波器と、
超音波受波器の受波信号に基づいてカルマン渦の発生に
対応する渦信号を発生する渦信号受波回路とからなるも
のにあって、第1及び第2の渦検出手段の超音波送波器
を共用することができる(請求項5)。これにより、部
品点数を減少させて、装置の低廉化を図ることが可能と
なる。尚、ここで本発明が適用される管内の流体は、気
体だけで無く、液体も対象となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の各実施形態の渦流量計を
添付図面に基づいて説明する。図1は第一の実施形態を
示し、上述した産業用車両のブローバイガス等が流通す
る管1内の中心には、三角柱の第1の渦発生体2aを正
方向の流れに沿って配設し、三角柱の第2の渦発生体2
bを逆方向の流れに沿って配設して、その間に渦発生領
域fを形成している。
【0016】そして、第1の渦発生体2aの背部(後
方)で超音波送波器3aと、超音波受波器4aとがその
送受波面を対向して管壁に固定されている。この超音波
送波器3aには超音波発振回路5aが接続され、超音波
受波器4aには受波回路6aが接続されている。そして
この超音波送波器3a,超音波受波器4a,超音波発振
回路5a及び受波回路6aにより第1の渦検出手段Xが
構成されることとなる。
【0017】また第2の渦発生体2bの背部(前方)に
も、超音波送波器3bと、超音波受波器4bとがその送
受波面を対向して管壁に固定され、同様に超音波送波器
3bには超音波発振回路5bが接続され、超音波受波器
4bには受波回路6bが接続されている。そして同様
に、この超音波送波器3b,超音波受波器4b,超音波
発振回路5b及び受波回路6bにより第2の渦検出手段
Yが構成される。この受波回路6a,6bは、位相比較
器7と比較器8を備える。
【0018】一方、この渦検出手段X,Yの受波回路6
a及び受波回路6bは、引算回路10に接続される。さ
らにこの引算回路10は計数回路11に接続されること
となる。
【0019】尚、位相比較器(渦信号発生回路)7と比
較器(パルス化回路)8との間には渦信号を全波整流す
る全波整流器(全波整流回路)を介装しても良い。この
全波整流器を配設する意義は、特開平9−257532
号に開示されており、その説明を省略する。
【0020】かかる構成にあって、管内に正方向の流れ
(図1矢印α参照)が発生している状態にあっては、第
1の渦発生体2aの背部にカルマン渦mが発生し、これ
が第1の渦検出手段Xにあって、超音波送波器3aから
照射された超音波が、その渦の乱れにより位相変調す
る。すなわち、カルマン渦mが発生しない状態にあっ
て、超音波受波器4aで捕捉された受波信号は一定の位
相差を有するが、カルマン渦mが発生していると、超音
波が該カルマン渦mにより位相変調することにより、受
信信号の位相差が変化する。そこで、位相比較器7によ
り駆動信号と受波信号との位相を比較し、その位相差の
変化に基づいて正弦波状の交番信号を発生する。さらに
比較器8は、値「0」を基準として、位相比較器7から
の信号をパルス化する。
【0021】一方、管路に逆流(図1矢印β参照)が発
生した場合には、渦発生領域f内の第2の渦発生体2b
の背部にあっても、カルマン渦mが発生する。そして同
様に超音波受波器4bからカルマン渦mの生成数に対応
した信号が出力される。
【0022】そして、両超音波受波器4a,4bから発
生したカルマン渦mの生成数に対応した信号は引算回路
10に入力され、ここで超音波受波器4aからのパルス
信号と超音波受波器4bからのパルス信号が引き算さ
れ、計数回路11により流量が算出される。このよう、
正流と逆流により発生する夫々のパルス信号が相殺さ
れ、これに基づいて流量が計数されるものであるから、
正逆の流れの差異が算入された可及的正確な流量が割り
出されることとなる。
【0023】尚、比較器8からはパルス信号が発生して
いるから、これを利用することにより、ソフトウエア等
により、その差異を演算して流量計算することが可能で
あるから、引算回路10及び計数回路11を他の構成に
より代替することは容易である。
【0024】上述の構成にあって、図2の第二の実施形
態で示すように、超音波送波器3a,3b及びこれに接
続する超音波発振回路5a,5bを共用して、各一個の
超音波送波器3,超音波発振回路5を適用しても良い。
すなわち、図2の第二の実施形態で示すように、第1と
第2の渦発生体2a,2bの間隔を近付けて、共通の渦
発生領域fを形成すると共に、指向性の広い超音波送波
器3を用いれば良く、該超音波送波器3からの超音波が
第1と第2の渦発生体2a,2bにより生ずるカルマン
渦mに照射され、かつ夫々別途に超音波受波器4a,4
bに受波される構成となる。かかる構成にあっては、部
品点数が少なくなるという利点がある。
【0025】一方、上述の第一及び第二の実施形態は、
正方向の流れと、逆方向の流れを相殺して、可及的正確
な流量を割り出すための構成に係るものであるが、一方
向(各図中の矢印α参照)及び逆方向(各図中の矢印β
参照)のいずれの流れの流量をも計測可能とするため
に、第1の渦発生体2a,第2の渦発生体2bを配設し
た構成も提案される。かかる構成を図3,4の各形態で
例示する。
【0026】図3は第三の実施形態であり、第一の実施
形態(図1)にあって、引算回路10を除いた構成に相
当し、各受波回路6aと受波回路6bからのパルス数に
よりは計数回路11a,11bで流量が別途計数される
こととなる。尚、その流れの方向は、受波回路6a,受
波回路6bのいずれからのパルス信号であるかを検知す
ることにより容易に解析できる。
【0027】図4は第四の実施形態であり、管1内に第
1の渦発生体2aと第2の渦発生体2bを配設すると共
に、その共通の渦発生領域fに単一の渦検出手段Zを配
設し、かつ指向性の広い超音波送波器3及び超音波受波
器4を用いて、その計数を行なったものであり、この構
成にあっては、可及的に部品点数が少なくなる利点があ
る。この渦検出手段Zは、第1の渦発生体2a,第2の
渦発生体2b間に形成した渦発生領域fの両側管壁に、
超音波送波器3と、超音波受波器4とをその送受波面を
対向して固定し、超音波送波器3には超音波発振回路5
を接続し、超音波受波器4には受波回路6を接続して構
成される。そしてこの渦検出手段Zは計数回路は計数回
路11に接続され、その流量が割り出されることとな
る。
【0028】図5は、各構成の超音波送波器3,3a,
3b及び超音波受波器4,4a,4bに適用される超音
波送受波器20の一例を示すものである。この超音波送
受波器20は、底板21に截頭円錐形ケース22を覆着
して、その外枠を構成し、ケース22の截頭部内面に、
入出力電極を上下面に形成された圧電素子板23を貼着
し、底板22に植設した杆状の端子ピンからなる電極端
子24,24を圧電素子板23の電極と電気的に接続し
てなるものである。かかる構成により、超音波送波器
3,3a,3bに用いる場合にあっては、電極端子2
4,24から圧電素子板23の電極に交番電圧が印加さ
れることにより、超音波振動を発生する。また超音波受
波器4,4a,4bに用いる場合にあっては、ケース2
2の截頭部を介して受波された超音波を圧電素子板23
により信号電圧に変換し、その出力信号が電極端子2
4,24から取出される。その他、截頭円錐形ケース2
2に換えて、発泡性プラスチックからなるケースを適用
したもの等種々の構成の超音波送受波器が適用され得
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の渦流量計は、上述したように、
管内に、一方向の流れに対してカルマン渦を発生する第
1の渦発生体と、逆方向の流れに対してカルマン渦を発
生する第2の渦発生体とを備え、各渦発生体によって生
ずるカルマン渦を渦検出手段により検出するようにした
ものである。このため、従来のカルマン渦を用いた渦流
量計は、一方向のみの流量しか検出することができなか
ったが、同一管内で、両方向の流れを生ずる流体の流量
検出が可能となり、多様な用途に適用することができ
る。
【0030】そしてこの適用形態として、管内に特定さ
れた正方向の流れがあり、かつ脈動流のように、逆流が
発生する場合にあって、正方向の流れに対してカルマン
渦を発生する第1の渦発生体と、逆方向の流れに対して
カルマン渦を発生する第2の渦発生体とを設け、各カル
マン渦を夫々渦検出手段で検出して、パルス数等の出力
値を引き算することにより流量を検出するようにした構
成にあっては、産業車両のブローバイガスの計測をする
場合等に、逆方向の流れを相殺できて、可及的正確な流
量を検出し得ることとなり、各種の装置の適正な管理に
資することとなる。
【0031】また、ここで第1及び第2の渦検出手段と
して、その超音波送波器を共用するようにした場合に
は、部品点数を減少できて、装置の低廉化を図ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る渦流量計の第一の実施態様を示す
縦断側面図である。
【図2】本発明に係る渦流量計の第二の実施態様を示す
縦断側面図である。
【図3】本発明に係る渦流量計の第三の実施態様を示す
縦断側面図である。
【図4】本発明に係る渦流量計の第四の実施態様を示す
縦断側面図である。
【図5】超音波送受波器20の一例を示す縦断側面図で
ある。
【図6】産業用車両におけるブローバイガスの発生機構
を示す概念図である。
【符号の説明】
1 管 2a 第1の渦発生体 2b 第2の渦発生体 3,3a,3b 超音波送波器 4,4a,4b 超音波受波器 6,6a,6b 受波回路 7 位相比較器 10 引算回路 11 計数回路 20 超音波送受波器 X,Y,Z 渦検出手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月28日(2000.12.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】ここで渦検出手段としては、カルマン渦の
発生領域を間にして相対向して設けられた一対の超音波
送波器及び超音波受波器と、該超音波受波器の受波信号
に基づいてカルマン渦の発生に対応する渦信号を発生す
る渦信号受波回路とで構成することができる(請求項
4)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、第1の渦発生体によって生ずるカル
マン渦を検出する第1の渦検出手段と、第2の渦発生体
によって生ずるカルマン渦を検出する第2の渦検出手段
とを備え、かつ各々の渦検出手段が、カルマン渦の発生
領域を間にして相対向して設けられた一対の超音波送波
及び超音波受波器と、該超音波受波器の受波信号に基
づいてカルマン渦の発生に対応する渦信号を発生する渦
信号受波回路とからなるものにあって、第1及び第2の
渦検出手段の超音波送波器を共用することができる(請
求項5)。これにより、部品点数を減少させて、装置の
低廉化を図ることが可能となる。尚、ここで本発明が適
用される管内の流体は、気体だけで無く、液体も対象と
なる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】そして、両超音波受波器4a,4bから発
生したカルマン渦mの生成数に対応した信号は引算回路
10に入力され、ここで超音波受波器4aからのパルス
信号と超音波受波器4bからのパルス信号が引き算さ
れ、計数回路11により流量が算出される。而して、可
及的正確な流量が割り出されることとなる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管内に、一方向の流れに対してカルマン渦
    を発生する第1の渦発生体と、逆方向の流れに対してカ
    ルマン渦を発生する第2の渦発生体とを備え、さらに第
    1又は/及び第2の渦発生体によって生ずるカルマン渦
    を検出する渦検出手段を備えたことを特徴とする渦流量
    計。
  2. 【請求項2】管内に、一方向の流れに対してカルマン渦
    を発生する第1の渦発生体と、逆方向の流れに対してカ
    ルマン渦を発生する第2の渦発生体とを備え、さらに第
    1と第2の渦発生体間にいずれのカルマン渦も発生する
    こととなる渦発生領域を生じさせ、この渦発生領域に生
    ずるカルマン渦を検出する単一の渦検出手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の渦流量計。
  3. 【請求項3】管内に、正方向の流れに対してカルマン渦
    を発生する第1の渦発生体と、逆方向の流れに対してカ
    ルマン渦を発生する第2の渦発生体とを備え、さらに第
    1の渦発生体により発生するカルマン渦を検出する第1
    の渦検出手段と、第2の渦発生体により発生するカルマ
    ン渦を検出する第2の渦検出手段とを備え、第1の渦検
    出手段の出力から第2の渦検出手段の出力値を引き算す
    ることにより流量を検出するようにしたことを特徴とす
    る渦流量計。
  4. 【請求項4】渦検出手段が、カルマン渦の発生領域を間
    にして相対向して設けられた一対の超音波送波器と、超
    音波受波器の受波信号に基づいてカルマン渦の発生に対
    応する渦信号を発生する渦信号受波回路とからなること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    渦流量計。
  5. 【請求項5】第1の渦発生体によって生ずるカルマン渦
    を検出する第1の渦検出手段と、第2の渦発生体によっ
    て生ずるカルマン渦を検出する第2の渦検出手段とを備
    え、かつ渦検出手段が、カルマン渦の発生領域を間にし
    て相対向して設けられた一対の超音波送波器と、超音波
    受波器の受波信号に基づいてカルマン渦の発生に対応す
    る渦信号を発生する渦信号受波回路とからなるものにあ
    って、第1及び第2の渦検出手段の超音波送波器を共用
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の渦流量計。
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