JP2001271084A - ボール型等速ジョイント用グリ−ス組成物 - Google Patents
ボール型等速ジョイント用グリ−ス組成物Info
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Abstract
すボール型等速ジョイント用グリース組成物を提供する
こと。 【解決手段】潤滑油基油に組成物全量を基準として、
(A)ウレア系増ちょう剤2〜30質量%、(B)硫黄系極
圧剤0.1〜20質量%、(C)全塩基価が100〜50
0mgKOH/gの過塩基性金属スルフォネート0.05〜1
0質量%、(D)金属ジチオカーバメート0.1〜10質
量%、及び(E)平均粒径が1〜20μmの窒化ホウ素
0.5〜10質量%を含有するボール型等速ジョイント
用グリース組成物。
Description
トに適用するボール型等速ジョイント用グリ−ス組成物
に関する。
ンからタイヤへの駆動力伝達軸用等として使用されるジ
ョイントである。等速ジョイントの種類としては、バー
フィールドジョイント、ゼッパジョイント、アンダーカ
ットフリージョイント等の固定型等速ジョイント、及び
ダブルオフセットジョイント、トリポードジョイント、
クロスグルーブジョイント等のスライド型等速ジョイン
ト等がある。これらの等速ジョイントのうち、バーフィ
ールドジョイント、ゼッパジョイント、アンダーカット
フリージョイント、ダブルオフセットジョイント、クロ
スグルーブジョイント等はボール型等速ジョイントであ
り、トリポードジョイント等はローラ型等速ジョイント
である。等速ジョイントには、耐フレーキング性、耐焼
き付き性、耐摩耗性、低摩擦性等の性能が要求されてお
り、従来より潤滑油基油とリチウム石けんやウレア系増
ちょう剤とからなる基グリースに、二硫化モリブデン、
鉛化合物等の添加剤を配合したグリースが主に使用され
てきた。最近、自動車の高性能化、小型軽量化から等速
ジョイントにかかる負荷が増大してきている。負荷の増
大により、特に点接触しながら動力を伝えるボール型等
速ジョイントのボールにかかる面圧は非常に大きくな
り、従来に比べて早期にボールにフレーキングが発生す
る等の問題が生じることがある。そこで、ボール型等速
ジョイントにおいては、その寿命延長の面から、特に、
高速時のボールの耐フレーキング性及び耐焼き付き性に
優れたグリースの開発が強く望まれている。例えば、特
開2000−026883号公報には、硫黄系極圧剤及
び全塩基価が100〜500mgKOH/gの過塩亜鉛スルフ
ォネートを添加することにより、等速ジョイントの耐フ
レーキング性を向上させる方法が報告されている。しか
し、この方法では、高速時のボール型等速ジョイントに
おける耐フレーキング性及び耐焼き付き性について、そ
の問題が十分解決されているとは言えない。
た耐フレーキング性及び耐焼き付き性を示すボール型等
速ジョイント用グリース組成物を提供することにある。
ば、潤滑油基油に組成物全量を基準として、(A)ウレア
系増ちょう剤2〜30質量%、(B)硫黄系極圧剤0.1
〜20質量%、(C)全塩基価が100〜500mgKOH/g
の過塩基性金属スルフォネート0.05〜10質量%、
(D)金属ジチオカーバメート0.1〜10質量%、及び
(E)平均粒径が1〜20μmの窒化ホウ素0.5〜10
質量%を含有するボール型等速ジョイント用グリース組
成物が提供される。
本発明のグリース組成物に用いる潤滑油基油としては、
鉱油及び/又は合成油等が挙げられる。該潤滑油基油の
100℃での動粘度は、通常2〜40mm2/s、好ま
しくは3〜20mm2/sである。また粘度指数は通常
90以上、好ましくは100以上である。前記鉱油とし
ては、石油精製業の潤滑油製造プロセスで通常行われて
いる方法により得られる、例えば、原油を常圧蒸留及び
減圧蒸留して得られた潤滑油留分を溶剤脱れき、溶剤抽
出、水素化分解、溶剤脱ろう、接触脱ろう、水素化精
製、硫酸洗浄、白土処理等の処理を1つ以上行って精製
したものが挙げられる。前記合成油としては、例えば、
ポリブテン、1−オクテンオリゴマー、1−デセンオリ
ゴマー等のポリα−オレフィン又はこれらの水素化物;
ジトリデシルグルタレート、ジ2−エチルヘキシルアジ
ペート、ジイソデシルアジペート、ジトリデシルアジペ
ート、ジ3−エチルヘキシルセバケート等のジエステ
ル;トリメチロールプロパンカプリレート、トリメチロ
ールプロパンペラルゴネート、ペンタエリスリトール2
−エチルヘキサノエート、ペンタエリスリトールペラル
ゴネート等のポリオールエステル;アルキルナフタレ
ン;アルキルベンゼン、ポリオキシアルキレングリコー
ル;ポリフェニルエーテル;ジアルキルジフェニルエー
テル;シリコーン油;又はこれらの混合物等が挙げられ
る。
う剤である。該ウレア系増ちょう剤としては、ウレア化
合物、ウレア・ウレタン化合物、ウレタン化合物又はこ
れらの混合物等が挙げられる。ウレア化合物、ウレア・
ウレタン化合物及びウレタン化合物としては、例えば、
ジウレア化合物、トリウレア化合物、テトラウレア化合
物、ポリウレア化合物(ジウレア化合物、トリウレア化
合物及びテトラウレア化合物は除く)、ウレア・ウレタ
ン化合物、ジウレタン化合物又はこれらの混合物等が挙
げられる。好ましくはジウレア化合物、ウレア・ウレタ
ン化合物、ジウレタン化合物又はこれらの混合物が挙げ
られる。
される化合物単独もしくはこれらの混合系が好ましい。 A−CONH−R1−NHCO−B (1) 式中、R1は2価の炭化水素基を示し、A及びBは同一
でも異なっていてもよく、それぞれ−NHR2、−NR3
R4又は−OR5を示す。ここでR2〜R5は同一でも異な
っていてもよく、それぞれ炭素数6〜20の炭化水素残
基を示す。式(1)中のR1は、好ましくは炭素数6〜2
0、特に好ましくは炭素数6〜15の2価の炭化水素基
である。2価の炭化水素基としては、直鎖状又は分枝状
のアルキレン基、直鎖状又は分枝状のアルケニレン基、
シクロアルキレン基、芳香族基等が挙げられる。R1の
としては、例えば、エチレン基、2,2−ジメチル−4
−メチルへキシレン基又は下記式で表される基等が挙げ
られる。
に好ましい。
のアルキル基、直鎖状又は分枝状のアルケニル基、シク
ロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、アリール
基、アルキルアリール基、アリールアルキル基等が挙げ
られる。具体的には、例えば、ヘキシル基、ヘプチル
基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、
ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデ
シル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシ
ル基、ノナデシル基、エイコシル基等の直鎖状又は分枝
状のアルキル基;ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテ
ニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ド
デセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペン
タデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセニル基、
オクタデセニル基、ノナデセニル基、エイコセニル基等
の直鎖状又は分枝状のアルケニル基;シクロヘキシル
基;メチルシクロヘキシル基、ジメチルシクロヘキシル
基、エチルシクロヘキシル基、ジエチルシクロヘキシル
基、プロピルシクロヘキシル基、イソプロピルシクロヘ
キシル基、1−メチル−3−プロピルシクロヘキシル
基、ブチルシクロヘキシル基、アミルシクロヘキシル
基、アミルメチルシクロヘキシル基、ヘキシルシクロヘ
キシル基、ヘプチルシクロヘキシル基、オクチルシクロ
ヘキシル基、ノニルシクロヘキシル基、デシルシクロヘ
キシル基、ウンデシルシクロヘキシル基、ドデシルシク
ロヘキシル基、トリデシルシクロヘキシル基、テトラデ
シルシクロヘキシル基等のアルキルシクロアルキル基;
フェニル基、ナフチル基等のアリール基;トルイル基、
エチルフェニル基、キシリル基、プロピルフェニル基、
クメニル基、メチルナフチル基、エチルナフチル基、ジ
メチルナフチル基、プロピルナフチル基等のアルキルア
リール基;ベンジル基、メチルベンジル基、エチルベン
ジル基等のアリールアルキル基等が挙げられる。これら
の中でもシクロヘキシル基、オクタデシル基又はトルイ
ル基が特に好ましい。
ン化合物又はジウレタン化合物を製造するには、例え
ば、式OCN−R1−NCOで表されるジイソシアネー
トと、式R2NH2、R3R4NH又はR5OHで表される
化合物もしくはこれらの混合物とを、基油中で10〜2
00℃で反応させることにより得られる。この際、R1
〜R5は、前記式(1)のR1〜R5と同一である。
グリース組成物全量を基準として下限が2質量%、好ま
しくは5質量%;上限が30質量%、好ましくは20質
量%である。(A)成分の含有割合が2質量%未満では、
増ちょう剤としての効果が少ないため十分なグリース状
とはならず、また30質量%を越えるとグリースとして
硬くなりすぎて十分な潤滑性能が発揮されない。
ある。前記硫黄系極圧剤としては、例えば、ジハイドロ
カルビルポリサルファイド及び硫化油脂等からなる群よ
り選択される1種又は2種以上が挙げられ、混合物とし
て用いる場合には、任意の割合での混合物を用いること
ができる。
は、一般的にポリサルファイド又は硫化オレフィンと呼
ばれる硫黄系化合物であり、例えば以下の式(2)で表さ
れる化合物が挙げられる。 R6−SX−R7 (2) 式中、R6及びR7は、別個に、炭素数3〜20の直鎖状
又は分枝状のアルキル基、炭素数6〜20のアリール
基、アルキルアリール基あるいはアリールアルキル基を
示す。Xは通常2〜6、好ましくは2〜5の数である。
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシ
ル基、ウンデシル基、分枝ドデシル基、トリデシル基、
テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘ
プタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシ
ル基等のアルキル基(これらのうち直鎖状又は分枝状の
両方があるものは何れも例示できる);フェニル基、ナ
フチル基等のアリール基;トリル基、エチルフェニル
基、プロピルフェニル基、ブチルフェニル基、ペンチル
フェニル基、ヘキシルフェニル基、ヘプチルフェニル
基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、デシルフ
ェニル基、ウンデシルフェニル基、ドデシルフェニル
基、キシリル基、エチルメチルフェニル基、ジエチルフ
ェニル基、ジプロピルフェニル基、ジブチルフェニル
基、メチルナフチル基、エチルナフチル基、プロピルナ
フチル基、ブチルナフチル基、ジメチルナフチル基、エ
チルメチルナフチル基、ジエチルナフチル基、ジプロピ
ルナフチル基、ジブチルナフチル基(これらのうち直鎖
状又は分枝状の両方があるものは何れも例示でき、また
構造異性体のあるものは全ての構造異性体が例示でき
る)等のアルキルアリール基;ベンジル基、フェニルエ
チル基、フェニルプロピル基等のアリールアルキル基
(これらのうち構造異性体のあるものは全ての構造異性
体が例示できる)等を挙げることができる。
個に、プロピレン、1−ブテン又はイソブチレンから誘
導される炭素数3〜18のアルキル基、炭素数6〜8の
アリール基、アルキルアリール基あるいはアリールアル
キル基が好ましい。このような基としては、例えば、イ
ソプロピル基、プロピレン2量体から誘導される分枝状
ヘキシル基、プロピレン3量体から誘導される分枝状ノ
ニル基、プロピレン4量体から誘導される分枝状ドデシ
ル基、プロピレン5量体から誘導される分枝状ペンタデ
シル基、プロピレン6量体から誘導される分枝状オクタ
デシル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、1
−ブテン2量体から誘導される分枝状オクチル基、イソ
ブチレン2量体から誘導される分枝状オクチル基、1−
ブテン3量体から誘導される分枝状ドデシル基、イソブ
チレン3量体から誘導される分枝状ドデシル基、1−ブ
テン4量体から誘導される分枝状ヘキサデシル基、イソ
ブチレン4量体から誘導される分枝状ヘキサデシル基等
のアルキル基(これらのうち構造異性体のあるものは全
ての構造異性体が例示できる);フェニル基、トリル
基、エチルフェニル基、キシリル基等のアルキルアリー
ル基(これらのうち構造異性体のあるものは全ての構造
異性体が例示できる);ベンジル基、フェニルエチル基
等のアリールアルキル基(これらのうち構造異性体のあ
るものは全ての構造異性体が例示できる)が挙げられ
る。更に好ましいR6及びR7としては、別個に、プロピ
レン又はイソブチレンから誘導された炭素数3〜18の
分枝状アルキル基が挙げられ、特に好ましくは、プロピ
レン又はイソブチレンから誘導された炭素数6〜15の
分枝状アルキル基が挙げられる。
の硫黄含有割合は、任意であるが、極圧性能に優れる点
から、硫黄含有割合は、通常10〜55質量%、好まし
くは20〜50質量%である。
脂、魚脂、菜種油、大豆油等の動植物油脂;オレイン
酸、リノール酸、リノレン酸や、これら動植物油脂から
抽出された脂肪酸類等の不飽和脂肪酸;これら不飽和脂
肪酸と各種アルコールや酸塩化物とを反応させて得られ
る不飽和脂肪酸エステル;及びこれらの混合物等を任意
の方法で硫化することにより得られるもの等が挙げられ
る。前記硫化油脂の硫黄含有割合は任意であるが、極圧
性能に優れる点から、硫黄含有割合は、通常2〜40質
量%、好ましくは5〜35質量%である。
リース組成物全量を基準として下限が0.1質量%、好
ましくは0.5質量%;上限が20質量%、好ましくは
10質量%である。(B)成分の含有割合が0.1質量%
未満ではグリースの耐フレーキング性能が十分でなく、
また20質量%を越える場合は添加量に見合うだけの耐
フレーキング性能が得られない。
スルフォネートである。過塩基性金属スルフォネートの
金属としては特に限定されず、カルシウム、マグネシウ
ム、亜鉛、バリウム、ナトリウム又はリチウム等を例示
できるが、入手のしやすさから過塩基性カルシウムスル
フォネート、過塩基性マグネシウムスルフォネートある
いは過塩基性亜鉛スルフォネート等が好ましく挙げられ
る。この過塩基性金属スルフォネートの全塩基価の下限
値は100mgKOH/g、好ましくは150mgKOH/gであり、
一方、全塩基価の上限値は500mgKOH/g、好ましくは
450mgKOH/gである。(C)成分の全塩基価が100mgK
OH/g未満の場合は、耐フレーキングに対する(B)成分と
の相乗効果が十分でなく、一方、全塩基価が500mgKO
H/gを超える場合は、通常、製造が非常に難しく入手が
困難である。なお、ここでいう全塩基価とは、JIS
K 2501「石油製品及び潤滑油−中和価試験方法」
の7.に準拠して測定される過塩素酸法による全塩基価
を意味する。
くは過塩基性油溶性金属スルフォネートが挙げられる。
該過塩基性油溶性金属スルフォネートの形態については
特に限定されないが、例えば、炭酸カルシウム含有過塩
基性油溶性カルシウムスルフォネート、炭酸マグネシウ
ム含有過塩基性油溶性マグネシウムスルフォネート、炭
酸カルシウム含有過塩基性油溶性亜鉛スルフォネート及
び/又はホウ酸カルシウム含有過塩基性油溶性カルシウ
ムスルフォネート、ホウ酸マグネウム含有過塩基性油溶
性マグネシウムスルフォネート、ホウ酸カルシウム含有
過塩基性油溶性亜鉛スルフォネート等が挙げられる。
トの製造法は任意であるが、炭酸カルシウム含有過塩基
性油溶性金属スルフォネートの場合、例えば、中性(正
塩)の金属スルフォネートにカルシウム塩基(カルシウム
の酸化物や水酸化物等)を分散させ、さらに炭酸ガスを
吹き込んで、炭酸ガスとカルシウム塩基を反応させ、系
中に炭酸カルシウム分散体を生成させる方法等により製
造できる。またホウ酸カルシウム含有過塩基性油溶性金
属スルフォネートの場合は、例えば、中性(正塩)の金属
スルフォネートにカルシウム塩基(カルシウムの酸化物
や水酸化物等)を分散させ、さらにホウ酸、ホウ酸塩又
はホウ酸エステルを入れて系中でホウ酸カルシウム分散
体を生成させる方法等により製造できる。別の方法とし
ては、上記炭酸カルシウム含有過塩基性油溶性金属スル
フォネートにホウ酸、ホウ酸塩又はホウ酸エステルを反
応させて、系中に分散している炭酸カルシウムをホウ酸
カルシウムに変換する方法等により製造できる。これら
の反応は、通常、ヘキサン等の脂肪族炭化水素溶剤、キ
シレン等の芳香族炭化水素溶剤、軽質潤滑油基油等の溶
剤中で行わる。
ホウ酸、メタホウ酸及びテトラホウ酸等が挙げられる。
またホウ酸塩としては、例えば、ホウ酸のアルカリ金属
塩、アルカリ土類金属塩又はアンモニウム塩等が挙げら
れる。より具体的には、例えばメタホウ酸リチウム、四
ホウ酸リチウム、五ホウ酸リチウム、過ホウ酸リチウム
等のホウ酸リチウム;メタホウ酸ナトリウム、二ホウ酸
ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム、五ホウ酸ナトリウ
ム、六ホウ酸ナトリウム、八ホウ酸ナトリウム等のホウ
酸ナトリウム;メタホウ酸カリウム、四ホウ酸カリウ
ム、五ホウ酸カリウム、六ホウ酸カリウム、八ホウ酸カ
リウム等のホウ酸カリウム;メタホウ酸カルシウム、二
ホウ酸カルシウム、四ホウ酸三カルシウム、四ホウ酸五
カルシウム、六ホウ酸カルシウム等のホウ酸カルシウ
ム;メタホウ酸マグネシウム、二ホウ酸マグネシウム、
四ホウ酸三マグネシウム、四ホウ酸五マグネシウム、六
ホウ酸マグネシウム等のホウ酸マグネシウム;及びメタ
ホウ酸アンモニウム、四ホウ酸アンモニウム、五ホウ酸
アンモニウム、八ホウ酸アンモニウム等のホウ酸アンモ
ニウム等が好ましく用いられる。また、ホウ酸エステル
としては、例えば、ホウ酸と好ましくは炭素数1〜6の
アルキルアルコールとのエステル等が挙げられる。具体
的には例えば、ホウ酸モノメチル、ホウ酸ジメチル、ホ
ウ酸トリメチル、ホウ酸モノエチル、ホウ酸ジエチル、
ホウ酸トリエチル、ホウ酸モノプロピル、ホウ酸ジプロ
ピル、ホウ酸トリプロピル、ホウ酸モノブチル、ホウ酸
ジブチル、ホウ酸トリブチル等が好ましく挙げられる。
は、例えば、通常重量平均分子量100〜1500、好
ましくは200〜700のアルキル芳香族化合物をスル
フォン化することによって得られるアルキル芳香族スル
フォン酸のカルシウム中性塩又は金属中性塩が好ましく
挙げられる。アルキル芳香族スルフォン酸としては、例
えば、いわゆる石油スルフォン酸や合成スルフォン酸等
が挙げられる。石油スルフォン酸としては、一般に鉱油
の潤滑油留分のアルキル芳香族化合物をスルフォン化し
たものやホワイトオイル製造時に副生する、いわゆるマ
ホガニー酸等が用いられる。また合成スルフォン酸とし
ては、例えば、洗剤の原料となるアルキルベンゼン製造
プラントから副生したり、ポリオレフィンをベンゼンに
アルキル化することにより得られる、直鎖状や分枝状の
アルキル基を有するアルキルベンゼンを原料とし、これ
をスルフォン化したもの、あるいはジノニルナフタレン
等のアルキルナフタレンをスルフォン化したもの等が用
いられる。これらアルキル芳香族化合物をスルフォン化
する際のスルフォン化剤としては特に制限はないが、通
常、発煙硫酸や無水硫酸等が用いられる。
リース組成物全量を基準として下限が0.05質量%、
好ましくは0.1質量%;上限が10質量%、好ましく
は5質量%である。(C)成分の含有量が0.05質量%
未満の場合は耐フレーキング性能に対する(B)成分との
相乗効果が十分でなく、また10質量%を越えると耐フ
レーキング性能に対する添加量に見合った効果が得られ
ない。
ーバメートである。(D)成分としては、式(3)で表され
る化合物等が挙げられる。
S、S−Cu−S、S−Ni−S等を示す。R8〜R11
はそれぞれ同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜1
8、好ましくは炭素数1〜13、さらに好ましくは炭素
数3〜8の炭化水素基を示す。該炭化水素基としては、
アルキル基、アルケニル基、アリール基、アルキルアリ
ール基、アリールアルキル基等が挙げられるが、耐フレ
ーキング効果が優れる点からアルキル基の使用が好まし
い。R8〜R11で表される炭化水素基としては、例え
ば、別個に、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−
ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウ
ンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル
基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル
基、オクタデシル基等の炭素数1〜18のアルキル基
(これらのうち直鎖状又は分枝状の両方があるものは何
れも例示できる);ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセ
ニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デ
セニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニ
ル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデ
セニル基、ヘプタデセニル基、オクタデセニル基等の炭
素数4〜18のアルケニル基(これらのうち直鎖状又は
分枝状の両方があるものは何れも例示できる);シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等の
炭素数5〜7のシクロアルキル基;メチルシクロペンチ
ル基、ジメチルシクロペンチル基、メチルエチルシクロ
ペンチル基、ジエチルシクロペンチル基、メチルシクロ
ヘキシル基、ジメチルシクロヘキシル基、メチルエチル
シクロヘキシル基、ジエチルシクロヘキシル基、メチル
シクロヘプチル基、ジメチルシクロヘプチル基、メチル
エチルシクロヘプチル基、ジエチルシクロヘプチル基等
の炭素数6〜11のアルキルシクロアルキル基(これら
のうち構造異性体のあるものは全ての構造異性体が例示
できる);フェニル基、ナフチル基等のアリール基:ト
リル基、キシリル基、エチルフェニル基、プロピルフェ
ニル基、ブチルフェニル基、ペンチルフェニル基、直鎖
又は分枝のヘキシルフェニル基、ヘプチルフェニル基、
オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、デシルフェニ
ル基、ウンデシルフェニル基、ドデシルフェニル基等の
炭素数7〜18の各アルキルアリール基(これらのうち
直鎖状又は分枝状の両方があるものは何れも例示でき、
また構造異性体のあるものは全ての構造異性体が例示で
きる);ベンシル基、フェニルエチル基、フェニルプロ
ピル基(プロピル基の異性体を含む)、フェニルブチル基
(ブチル基の異性体を含む)、フェニルペンチル基(ペン
チル基の異性体を含む)、フェニルヘキシル基(ヘキシル
基の異性体を含む)等の炭素数7〜12の各アリールア
ルキル基等が挙げられる。
えば、モリブデンジメチルジチオカーバメート、モリブ
デンジエチルジチオカーバメート、モリブデンジプロピ
ルジチオカーバメート、モリブデンジブチルジチオカー
バメート、モリブデンジペンチルジチオカーバメート、
モリブデンジヘキシルジチオカーバメート、モリブデン
ジヘプチルジチオカーバメート、モリブデンジオクチル
ジチオカーバメート、モリブデンジノニルジチオカーバ
メート、モリブデンジデシルジチオカーバメート、モリ
ブデンジウンデシルジチオカーバメート、モリブデンジ
ドデシルジチオカーバメート、モリブデンジトリデシル
ジチオカーバメート、亜鉛ジメチルジチオカーバメー
ト、亜鉛ジエチルジチオカーバメート、亜鉛ジプロピル
ジチオカーバメート、亜鉛ジブチルジチオカーバメー
ト、亜鉛ジペンチルジチオカーバメート、亜鉛ジヘキシ
ルジチオカーバメート、亜鉛ジヘプチルジチオカーバメ
ート、亜鉛ジオクチルジチオカーバメート、亜鉛ジノニ
ルジチオカーバメート、亜鉛ジデシルジチオカーバメー
ト、亜鉛ジウンデシルジチオカーバメート、亜鉛ジドデ
シルジチオカーバメート、亜鉛ジトリデシルジチオカー
バメート、銅ジメチルジチオカーバメート、銅ジエチル
ジチオカーバメート、銅ジプロピルジチオカーバメー
ト、銅ジブチルジチオカーバメート、銅ジペンチルジチ
オカーバメート、銅ジヘキシルジチオカーバメート、銅
ジヘプチルジチオカーバメート、銅ジオクチルジチオカ
ーバメート、銅ジノニルジチオカーバメート、銅ジデシ
ルジチオカーバメート、銅ジウンデシルジチオカーバメ
ート、銅ジドデシルジチオカーバメート、銅ジトリデシ
ルジチオカーバメート、ニッケルジメチルジチオカーバ
メート、ニッケルジエチルジチオカーバメート、ニッケ
ルジプロピルジチオカーバメート、ニッケルジブチルジ
チオカーバメート、ニッケルジペンチルジチオカーバメ
ート、ニッケルジヘキシルジチオカーバメート、ニッケ
ルジヘプチルジチオカーバメート、ニッケルジオクチル
ジチオカーバメート、ニッケルジノニルジチオカーバメ
ート、ニッケルジデシルジチオカーバメート、ニッケル
ジウンデシルジチオカーバメート、ニッケルジドデシル
ジチオカーバメート、ニッケルジトリデシルジチオカー
バメート、又はこれらの混合物等が挙げられる。
は、通常、鉱油や灯油等によって希釈された形で市販さ
れているものを使用することができる。本発明のグリー
ス組成物における金属ジチオカーバメートの含有割合
(上記のように希釈されている場合は、その有効成分の
含有割合を意味する)は、グリース組成物全量を基準と
して下限が0.05質量%、好ましくは0.25質量
%;上限が10質量%、好ましくは5質量%である。
(D)成分の含有割合が0.05質量%未満では、耐フレ
ーキング性能が十分でなく、また10質量%を越えると
耐フレーキング性能に対する添加量に見合った効果が得
られない。
ある。(E)成分の平均粒径は、下限が1μm、好ましく
は2μm;上限が20μm、好ましくは17μmであ
る。(E)成分の平均粒径が1μm未満、若しくは20μ
mを超える場合は耐フレーキング性能が充分でない。
(E)成分の含有割合は、グリース組成物全量を基準とし
て下限が0.5質量%、好ましくは1質量%;上限が1
0質量%、好ましくは5質量%である。(E)成分の含有
割合が0.5質量%未満では耐フレーキング性能が十分
でなく、また10質量%を越えると耐フレーキング性能
に対する添加量に見合った効果が得られない。
損ねることがない限り、さらに性能を向上させるために
必要に応じて、例えば、固体潤滑剤、極圧剤、酸化防止
剤、油性剤、さび止め剤、粘度指数向上剤等の他の添加
剤を含有させることができる。固体潤滑剤としては、例
えば、黒鉛、フッ化黒鉛、ポリテトラフロロエチレン、
二硫化モリブデン、硫化アンチモン、アルカリ(土類)金
属ほう酸塩等が挙げられる。極圧剤としては、例えば、
ジアルキルジチオリン酸亜鉛、ジアリールジチオリン酸
亜鉛等の有機亜鉛化合物;ホスフェート、ホスファイト
類等が挙げられる。酸化防止剤としては、例えば、2,
6−ジ−t−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチ
ル−p−クレゾール等のフェノール系化合物;ジアルキ
ルジフェニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、
p−アルキルフェニル−α−ナフチルアミン等のアミン
系化合物;硫黄系化合物;フェノチアジン系化合物等が
挙げられる。油性剤としては、例えば、ラウリルアミ
ン、ミリスチルアミン、パルミチルアミン、ステアリル
アミン、オレイルアミン等のアミン類;ラウリルアルコ
ール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、
ステアリルアルコール、オレイルアルコール等の高級ア
ルコール類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸類;ラウ
リン酸メチル、ミリスチン酸メチル、パルミチン酸メチ
ル、ステアリン酸メチル、オレイン酸メチル等の脂肪酸
エステル類;ラウリルアミド、ミリスチルアミド、パル
ミチルアミド、ステアリルアミド、オレイルアミド等の
アミド類;油脂等が挙げられる。さび止め剤としては、
例えば、金属石けん類;ソルビタン脂肪酸エステル等の
多価アルコール部分エステル類;アミン類;リン酸;リ
ン酸塩等が挙げられる。粘度指数向上剤としては、例え
ば、ポリメタクリレート、ポリイソブチレン、ポリスチ
レン等が挙げられる。
例えば、潤滑油基油に、前記(A)〜(E)成分と、さらに
必要に応じてその他の添加剤を混合撹拌し、ロールミル
等を通すことにより得ることができる。また潤滑油基油
に(A)成分の増ちょう剤の原料成分を予め添加、溶融
し、撹拌混合させて、(A)成分を調製した後に、(B)成
分、(C)成分、(D)成分及び(E)成分、さらに必要に応
じてその他の添加剤を混合撹拌し、ロールミル等を通す
ことにより製造することもできる。
ジョイント用であり、該ボール型等速ジョイントの種類
としては、例えば、バーフィールドジョイント,ゼッパ
ジョイント、アンダーカットフリージョイント、ダブル
オフセットジョイント、クロスグルーブジョイント等が
挙げられ、本発明のグリース組成物は特にバーフィール
ドジョイントに特に好ましく使用される。
ース組成物は、潤滑油基油に、特定割合の(A)〜(E)成
分を含有するので、ボール型等速ジョイントにおいて、
優れた耐フレーキング性及び耐焼き付き性を示し、ジョ
イントの長寿命化が得られる。
りさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。実施例1〜3及び比較例1〜6 潤滑油基油として40℃での動粘度が126mm2/s
の溶剤精製パラフィン系鉱油を用い、ジフェニルメタン
−4,4'−ジイソシアネートを当該基油に加熱溶解さ
せ、これに表1に示す各種アミン及びアルコールを同基
油に加熱溶解させたものを加えた。生成したゲル状物質
に表1に示す各種添加剤を加え、攪拌した後にロールミ
ルに通し、実施例1〜3及び比較例1〜5のそれぞれの
グリース組成物を得た。また、ジイソシアネート、アル
コール及びアミンの代わりに12−ヒドロキシステアリ
ン酸リチウムを潤滑油基油に加えて他は同様に操作し、
比較例6のグリース組成物を得た。これら実施例1〜3
及び比較例1〜6のグリース組成物に対して以下の台上
耐久試験を行った。結果を表1に示す。
トルク25kgf・m、作動角度6degとする条件
で、市販の#87サイズのバーフィールド型ジョイント
を用い、ジョイントが寿命に至るまでの時間数を評価し
た。
うに、本発明のグリース組成物は、(B)成分を含有しな
い比較例1のグリース組成物、(C)成分を含有しない比
較例2のグリース組成物、(D)成分を含有しない比較例
4、(E)成分を含有しない比較例3のグリース組成物、
(C)成分の代わりに中性カルシウムスルフォネートを用
いた比較例5のグリース組成物並びに増ちょう剤として
(A)成分以外の化合物を用いた比較例6のグリース組成
物に比べ、等速ジョイントの寿命を著しく延長できるこ
とがわかる。
Claims (1)
- 【請求項1】 潤滑油基油に組成物全量を基準として、
(A)ウレア系増ちょう剤2〜30質量%、(B)硫黄系極
圧剤0.1〜20質量%、(C)全塩基価が100〜50
0mgKOH/gの過塩基性金属スルフォネート0.05〜1
0質量%、(D)金属ジチオカーバメート0.1〜10質
量%、及び(E)平均粒径が1〜20μmの窒化ホウ素
0.5〜10質量%を含有するボール型等速ジョイント
用グリース組成物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000083920A JP2001271084A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | ボール型等速ジョイント用グリ−ス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000083920A JP2001271084A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | ボール型等速ジョイント用グリ−ス組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18600475
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001271084A (ja) |
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- 2000-03-24 JP JP2000083920A patent/JP2001271084A/ja active Pending
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