JP2001270172A - 画像形成装置及び画像形成装置におけるフォントデータ制御方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置におけるフォントデータ制御方法並びに記憶媒体

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JP2001270172A
JP2001270172A JP2000086149A JP2000086149A JP2001270172A JP 2001270172 A JP2001270172 A JP 2001270172A JP 2000086149 A JP2000086149 A JP 2000086149A JP 2000086149 A JP2000086149 A JP 2000086149A JP 2001270172 A JP2001270172 A JP 2001270172A
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JP2000086149A
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Hiroyuki Yamada
博之 山田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ等の画像形成装置において、ポイン
ト数の大きい文字を印刷する場合のメモリオーバーフロ
ーエラーの発生を低減させること。 【解決手段】 ホストコンピュータ101から指示され
たフォントサイズを判別するフォントサイズ判別部20
3aと、アウトラインフォントデータをベクトル形式の
中間言語に変換するベクトル中間言語生成部203b
と、アウトラインフォントデータをビットマップ形式の
中間言語に変換するビットマップ中間言語生成部203
cと、中間言語から印刷イメージを生成するドットイメ
ージ生成部203dと、を有し、フォントサイズ指示
が、閾値未満の場合、アウトラインフォントデータをビ
ットマップ化してビットマップ形式の中間言語として保
持し、閾値以上の場合は、ベクトル化してベクトル形式
の中間言語として保持する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アウトラインフォ
ントがハンドリング可能な画像形成装置及び画像形成装
置におけるフォントデータ制御方法並びに記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の画像形成装置について説明
する。
【0003】近年、画像形成装置にもTrueType
フォントに代表されるさまざまなポイント数、回転角
度、傾き角度の描画が可能なアウトラインフォントが搭
載されてきている。
【0004】従来の画像形成装置は、ホストコンピュー
タからページ記述言語の形式で供給される文字コードや
図形データ等の印刷データを受信すると、コントローラ
部において、印刷データ内のコマンドを解析し、フォン
ト、図形等の各オブジェクトの描画情報に切り分ける。
切り分けられた各描画情報は、画像形成装置の内部コー
ドである中間言語に変換される。
【0005】すなわち、アウトラインフォントの描画コ
マンドの場合、要求されたアウトラインフォントのフォ
ント名、ポイント数、回転角度、傾き角度等の描画パラ
メータをもとに、該当するアウトラインフォントデータ
からフォントのビットマップデータが生成される。生成
されたデータは画像形成装置内の記憶領域(空きRAM
等)にビットマップ形式の中間言語として保持され、さ
らに、各中間言語はリンクリストと呼ばれる中間言語登
録リストに登録される。
【0006】1ページ分のデータについて中間言語及び
リンクリストの作成が終了すると、中間言語及びリンク
リストから実際に記録媒体に出力するための印刷イメー
ジであるドットイメージデータが生成される。生成され
たドットイメージデータはエンジン部に送られる。
【0007】エンジン部では、ドットイメージデータの
内容に従ってレーザビームプリンタであれば、電子写真
プロセスを用いて用紙等の記録媒体への出力を行なう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
例では、以下に説明するような問題点があった。
【0009】アウトラインフォントのデータを常にビッ
トマップ形式の中間言語としてRAMの空き領域に格納
するため、出力したい文字のポイント数が大きくなる
と、RAMの空き領域のメモリを大量に消費していた。
【0010】例えば、あるフォントの解像度600DP
I、9ポイントで、XY方向それぞれ200ドットの文
字描画がなされる場合、ビットマップ形式の中間言語と
して消費されるメモリ量は200/8×200=500
0で、約5Kバイトのメモリ使用となるが、90ポイン
トの場合は200/8×200=500000と、約5
00Kバイトのメモリ消費となる。
【0011】すなわち、RAMの消費メモリ量はポイン
ト数の2乗に比例し増加する。
【0012】印刷を行うためには、1ページ分のコマン
ドについて全て中間言語に変換する必要があるので、複
数の大きなサイズのフォントの中間言語がRAMの空き
領域に登録され、RAMのメモリが不足した場合メモリ
オーバーフローエラーが発生し、ユーザは拡張メモリを
追加しなければ所望の出力が得られなかった。
【0013】本発明は、外部装置からのアウトラインフ
ォント描画要求に対して、描画要求のフォントサイズに
より、ビットマップ形式の中間言語として保持するか、
ベクトル形式の中間言語として保持するかを選択するこ
とにより、RAMの消費メモリ量を削減することで、メ
モリオーバーフローエラーの発生を低減させる画像形成
装置及び画像形成装置におけるフォントデータ制御方法
並びに記憶媒体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、アウトラインフォントがハンドリング可能
な画像形成装置であって、ホストコンピュータから指示
されたフォントサイズを判別する手段と、アウトライン
フォントデータをベクトル形式の中間言語に変換する手
段と、アウトラインフォントデータをビットマップ形式
の中間言語に変換する手段と、中間言語から印刷イメー
ジを生成する手段を有し、フォントサイズ指示が閾値未
満の場合は、アウトラインフォントデータをビットマッ
プ化してビットマップ形式の中間言語として保持し、閾
値以上の場合は、アウトラインフォントデータをベクト
ル化てベクトル形式の中間言語として保持する構成とし
た。
【0015】これにより、メモリオーバーフローエラー
の発生を低減させる画像形成装置及び画像形成装置にお
けるフォントデータ制御方法並びに記憶媒体が得られ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本願の請求項1に記載の発明は、
アウトラインフォントがハンドリング可能な画像形成装
置であって、ホストコンピュータから指示されたフォン
トサイズを判別する手段と、アウトラインフォントデー
タをベクトル形式の中間言語に変換する手段と、アウト
ラインフォントデータをビットマップ形式の中間言語に
変換する手段と、中間言語から印刷イメージを生成する
手段を有し、フォントサイズ指示が閾値未満の場合は、
アウトラインフォントデータをビットマップ化してビッ
トマップ形式の中間言語として保持し、閾値以上の場合
は、アウトラインフォントデータをベクトル化てベクト
ル形式の中間言語として保持する構成としたことによ
り、大きなポイント数の文字を印刷する場合の中間言語
の容量を削減が可能になり、メモリオーバーフローエラ
ーの発生を低減させることができる。
【0017】本願の請求項2に記載の発明は、アウトラ
インフォントがハンドリング可能な画像形成装置であっ
て、画像形成装置の使用可能な残メモリ量を測定する手
段と、アウトラインフォントデータをベクトル形式の中
間言語に変換する手段と、アウトラインフォントデータ
をビットマップ形式の中間言語に変換する手段と、中間
言語から印刷イメージを生成する手段を有し、使用可能
な残メモリ量が閾値以上の場合は、アウトラインフォン
トデータをビットマップ化してビットマップ形式の中間
言語として保持し、閾値未満の場合は、アウトラインフ
ォントデータをベクトル化してベクトル形式の中間言語
として保持する構成としたことにより、ビットマップ形
式の中間言語がベクトル形式の中間言語と比較して相対
的に中間言語から印刷イメージを生成する手段の処理時
間が早いため、出力のスループットを最大限維持しつ
つ、メモリオーバーフローエラーの発生を低減させるこ
とができる。
【0018】(実施の形態)まず、図1を参照しなが
ら、本発明を適用するに好適な画像形成装置の構成につ
いて説明する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態における画像
形成装置の概略構成ブロック図であり、プリンタエンジ
ンがレーザビームプリンタの場合を示す。なお、本発明
を適用可能な印刷処理装置はレーザビームプリンタに限
られるものではなく、他のプリント方式のプリンタ装置
であっても良いことはいうまでもない。
【0020】図1において、101はホストコンピュー
タ等の外部機器で、所定の通信媒体を介してレーザビー
ムプリンタ102と双方向通信可能に構成されている。
なお、レーザビームプリンタ102は、前記外部機器1
01からページ記述言語の形式で供給される文字コード
や図形データ等の印刷データを受け取り、それらの情報
に従って対応する文字パターンや図形パターンなどを作
成し、記録媒体である記録紙上に像を形成するよう構成
されている。
【0021】103はプリンタ制御ユニット(コントロ
ーラ)部であって、レーザビームプリンタ102全体の
制御、およびホストコンピュータ(外部機器101)か
ら供給される印刷データの解析を行なう。
【0022】このプリンタ制御ユニット103は、プリ
ンタエンジン部105と通信可能に接続され、外部機器
101から供給される印刷データを解析して、中間言語
を作成し、更に、中間言語に基づいたドットデータから
なるドットイメージデータを生成し、プリンタエンジン
部105に対して順次ドットイメージデータをビデオ信
号として送信する。
【0023】プリンタエンジン部105は、前記ビデオ
信号をプリンタ制御ユニット103より受け取り、既知
の電子写真プロセスに従って紙面上に印刷を行なう。1
04は操作のためのスイッチおよびLED表示器などが
配されているパネル部であって、オペレータ(使用者)
は、パネル部104を操作することによって、レーザビ
ームプリンタ102に所定の動作の指定、あるいは印刷
環境の設定等を行なうことができるように構成されてい
る。
【0024】なお、このレーザビームプリンタ102
は、外部機器101あるいはネットワーク接続された他
の外部機器等(不図示)のデータ源からアウトラインフ
ォントデータなどの登録も行えるよう構成されている。
【0025】(実施の形態1)図2は本発明の実施の形
態1における画像形成装置の構成ブロック図であり、図
1に示したレーザビームプリンタのコントローラ部10
3の内部、及びその周辺部の構成に対応する。
【0026】また、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、LAN等のネットワークを
介して処理が行なわれるシステムであっても良い。
【0027】図1において、コントローラ部103は、
所定のインタフェース208を介して外部のホストコン
ピュータ10lと接続されており、ホストコンピュータ
10lから送られる印刷データに従って所定の印刷処理
を実行するように構成されている。ここで、前記印刷デ
ータは、まず受信バッファ207に一時的に蓄えられ
る。
【0028】201はプリンタCPU(CPU)であ
り、読み出し専用メモリであるROM202のプログラ
ムROM203に記憶された制御プログラムに基づい
て、システムバス206に接続された各種デバイスのア
クセスを統括的に制御しつつ、前記受信バッファ207
に蓄えられた印刷データを読み出して解析し、1ページ
分の中間言語を作成し、さらに、中間言語から実際の印
刷のためのドットイメージデータを生成する。
【0029】なお、ROM202には、上記プログラム
ROM203以外に、文字出力に用いるアウトラインフ
ォントデータを格納するメモリとして用いられているフ
ォントROM204も備えている。
【0030】なお、制御プログラム203は、描画要求
のあったフォントのサイズを判定するフォントサイズ判
定部203a、アウトラインフォントデータからベクト
ル形式の中間言語を生成するベクトル中間言語生成部2
03b、ビットマップ形式の中間言語を生成するビット
マップ中間言語生成部203c、1ページを短冊状に分
割したバンド単位にリンクリストに登録してある中間言
語を解釈して、ドットイメージデータを生成するドット
イメージ生成部203dなどから構成されている。
【0031】209は印刷部インタフェース部(印刷部
I/F)で、前記ドットイメージデータの各ビットのO
N/OFFに対応したビデオ信号を印刷部(プリンタエ
ンジン部)105へ出力する。
【0032】なお、バンドメモリを用いる場合は、複数
のバンドメモリ(205c)を用意して、ドットイメー
ジデータの生成と印刷部への出力を並行して同時に行な
うように構成されている。
【0033】すなわち、前記複数(本実施の形態では2
つ)のバンドメモリのうち、描画済みの一方のバンドラ
スタを出力しながら、並行して次のバンドに属する中間
言語を描画する処理を、交互に繰り返し行なうことによ
って、1ページ分のフルラスタに満たないメモリで描画
処理が行なえるように構成されている。
【0034】以下、制御プログラム203に含まれる上
記フォントサイズ判定部203a、アウトラインフォン
トデータからベクトル形式の中間言語を生成するベクト
ル中間言語生成部203b、ビットマップ形式の中間言
語を生成するビットマップ中間言語生成部203c、ド
ットイメージデータを生成するドットイメージ生成部2
03dの構成について詳述する。
【0035】フォントサイズ判定部203aは受信バッ
ファ207内の印刷データがフォント描画命令であった
場合に、描画するフォントのポイント数から、ビットマ
ップ形式の中間言語を生成するか、ベクトル形式のパラ
メータを生成するかを判断する。
【0036】ベクトル中間言語生成部203bは、受信
バッファ207内の印刷データがフォント描画命令であ
った場合に描画するフォントのフォント名、文字コード
のパラメータからフォントROM204内の該当アウト
ラインフォントデータを検索し、指定サイズ、回転角
度、傾き角度でベクトル形式の中間言語を生成し、中間
言語格納部205aに書きこむ。
【0037】ビットマップ中間言語生成部203bは、
受信バッファ207内の印刷データがフォント描画命令
であった場合に描画するフォントのフォント名、文字コ
ードのパラメータからフォントROM204内の該当ア
ウトラインフォントデータを検索し、指定サイズ、回転
角度、傾き角度でビットマップ形式の中間言語を生成
し、中間言語格納部205aに書きこむ。
【0038】ドットイメージ生成部203dは、ベクト
ル中間言語生成部203b、ビットマップ中間言語生成
部203cにより生成される中間言語を解釈し1ページ
を短冊状に分割したバンドに描画する。
【0039】なお、RAM205はCPU201の主メ
モリ、ワークメモリ等として機能し、図示しない増設ポ
ートに接続されるオプションRAMによリメモリ容量を
拡張できるように構成されている。
【0040】また、RAM205は、中間言語を格納す
る中間言語格納部205a、リンクリストを格納するリ
ンクリスト格納部205b、バンド2面分のドットイメ
ージを格納するためのバンドメモリ205c、制御プロ
グラム203によって一時的に使用されるワークメモリ
205d、印刷環境データ格納メモリ等(図示せず)に
用いられる。
【0041】なお、レーザビームプリンタ102は図示
しない電源部から電力の供給を受けているのはいうまで
もない。
【0042】また、本実施の形態では、各手段はROM
等の内蔵記憶装置に格納されたプログラムとして供給さ
れると説明したが、これに限らず、フロッピーデイスク
やCD−ROM等の可搬性を有するコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体によって供給され、実行前にRAM等
ヘロードされた後、実行されるよう構成されていても構
わない。
【0043】図3は、図2に示したRAM205上での
描画処理を説明する図であり、図3(a)は図2に示し
たリンクリスト格納部205b内の1ページ分のメモリ
マップを示し、図3(b)はリンクリストにおけるリス
トのリンク形式を示し、図3(c)は1つのリストの構
成を示す。
【0044】なお、印刷データを受信した際に、以下に
示す1ページ分のリンクリストが生成される。
【0045】図3(a)において、301は各ページの
種々の情報を格納するヘッダ部であって、電源投入時か
らシーケンシャルにカウントアップされるページ番号、
該ページの印刷解像度、用紙サイズ、バンドラスタ数、
該ページの描画済み/露光中/排紙中などのページの状
態を示す情報等から構成されている。
【0046】302はバンドテーブルであって、ページ
サイズおよび解像度、および1バンドの高さから決定さ
れる数だけ用意される。すなわち、用紙サイズ=A4横
送り、解像度=600dpi、バンド高さ=256ドッ
トの場合、有効印刷領域を200×287mmとする
と、ページ高さは4725ドットとなり、バンドテーブ
ルは、4725/256=19(切り上げ)用意され
る。
【0047】バンドテーブル302の各々のテーブルに
は、図3(b)に示すように、各バンド内に印刷される
描画オブジェクトの各々に対応したリスト304の先頭
アドレス(図中M1〜6で示す)がセットされる。
【0048】また、各リストを記憶する領域は、図3
(a)に示したリンク情報格納部303に格納さる。
【0049】これらのリンクリストは図2に示したRA
M205内のリンクリスト格納部205(b)に確保さ
れる。
【0050】図3(b)に示す一つのリストの構成は、
図3(c)に示すように、中間言語を描画するための情
報として、以下の情報を含んでいる。
【0051】すなわち、バンド内の描画位置(バンド左
上端からのx座標、y座標)305、バンドとの描画論
理306、中間言語の先頭アドレス307、中間言語が
途中から描画される場合に中間言語を読み飛ばすオフセ
ット量(描画オブジェクトの左上端からのx座標、y座
標)308、次に続くリストの先頭アドレス(リンク最
後の場合はNULLをセットする)309等が含まれる
(各情報のサイズは、最大用紙を表現可能なだけのビッ
ト数があればよい)。
【0052】また、図3(b)に示したように、各バン
ドテーブルには、該バンドに属するリストのみがリンク
されるようになる。
【0053】なお、バンドテーブルとは、各描画オブジ
ェクトがどのバンドに存在しているかを示したものであ
り、1つの描画オブジェクトが複数のバンドにまたがっ
ていれば、1つのリストが複数のバンドテーブルに登録
いる(図3(b)のM1)。
【0054】なお、アドレス指定がメモリ上の絶対番地
を指しているのか、相対的な番地なのかについては、例
えば相対的アドレス部の場合はRAM205の先頭アド
レスからのオフセットで認識するように構成しておけば
良い。
【0055】従って、図2のでは、便宜上、中間言語格
納部格納部205aとリンクリスト格納部205bは別
領域として説明したが、メモリアドレスは混在していて
も構わない。
【0056】上記のような構成にて1ページ分のリンク
リスト及び中間言語を生成しておけば各バンドに属する
描画オブジェクトが簡単に識別可能となるため、バンデ
ィング方式によって各バンド毎に中間言語を描画する処
理を高速に行なえる。
【0057】すなわち、まず、上記バンドテーブル30
2からリンクされているリスト304を順次読み出し、
続いて、各リンクリストに設定されている中間言語先頭
アドレスから中間言語を読み出す。さらに、中間言語の
ヘッダ情報部(後述)より中間言語のタイプを判別した
後、リスト内の印刷位置情報/描画論理等に従って、中
間言語タイプに応じた描画を行なう。
【0058】図4は、中間言語の構成を説明する図であ
り、図3(a)は中間言語の構成を、図4(b)は中間
言語ヘッダー部の構成を示している。
【0059】図4(a)において、401は中間言語の
ヘッダー部で図4(b)に示すようにビットマップ形式
の中間言語なのかベクトル形式の中間言語なのかを示す
中間言語タイプ403、中間言語の容量を示すサイズ
(バイト数)、この中間言語をドットイメージとして描
画した場合の幅、高さ(それぞれピクセル数、ラスタ
数)等か格納されている。
【0060】402は中間言語のデータ部で中間言語タ
イプ403の値により構成が異なる。
【0061】また、個々の中間言語領域はそれぞれ、図
2に示したRAM205内の中間言語格納部205
(a)に確保される。
【0062】図5、図6はベクトル形式の中間言語デー
タ部の構成を説明する図、及び実例を示した図であり、
図5(a)はベクトル形式の中間言語データ部の構成
を、図5(b)はセグメントリスト部の構成を図5
(c)は描画オブジェクト(文字“I”)を示してい
る。
【0063】図6(a)は図5(c)と同様に描画オブ
ジェクト(文字“I”)及びその座標を図6(b)はベ
クトル形式の中間言語のデータ部の実例の1つ(文字
“I”の場合)を示している。
【0064】図5(a)において、501はループナン
バで該中間言語内の閉ループの本数が格納されている。
【0065】502は該ループのセグメントナンバを示
し、該ループが開始点と何個の直線、曲線等の要素で構
成されているかが格納されている。
【0066】503はセグメントリストで図5(b)に
示すように、セグメントnナンバ分のセグメントタイプ
504及びセグメントデータ505で構成されている。
セグメントタイプ504はセグメントデータ505の種
別、即ち開始点、直線、2次ベジェー、3次ベジェー等
の種別が格納され、セグメントデータ505はセグメン
トタイプ504に応じた個数分のX座標、y座標が格納
されている。
【0067】ここで、セグメントデータの個数はセグメ
ントタイプによって一意に決まり、例えば開始点、直線
の場合は1個(終点座標のみ、直線の場合の始点は開始
点の座標、もしくは前のセグメントの終点の座標を使
用)、2次ベジェーの場合は2個(制御点1個+終点1
個 始点は開始点の座標、もしくは前のセグメントの終
点の座標を使用)となる。
【0068】例えば図6(a)に示すような“I”の場
合の中間言語データ部は図6(b)のようになる。
【0069】すなわち、輪郭の線は1本ので構成されて
いるのでループナンバは1となり、セグメント数は開始
点と4本の直線で構成されているのでセグメントナンバ
は5となる。更にセグメントリストの5個のデータはデ
ータタイプ=開始点、座標(112,0)、データタイ
プ=直線、座標(224,0)、データタイプ=直線、
座標(224,804)、データタイプ=直線、座標
(112,804)、データタイプ=直線、座標(11
2,0)となる。
【0070】図7はビットマップ形式の中間言語データ
部の構成を説明する図であり、図7(a)はビットマッ
プ形式中間言語のデータ部の構成を、図7(b)はビッ
トマップ形式の中間言語(文字“A”)の2進数表現で
の実データを示している。
【0071】図7(a)の701はビットマップデータ
で実際のデータは図7(b)に示したような値となる。
【0072】ここで、図7(b)において、1ビットの
データは1ピクセルに対応し、右側の5ビットが全て0
になっているのは、CPU201がバイト(8ビット)
単位でデータにアクセスするのが効率が良いためバイト
のバウンダリーとなるよう0がパディングされているた
めである。有効な幅のデータは、中間言語ヘッダー部の
幅データ405から取得する。
【0073】以下、本実施の形態の特徴的構成について
図2等を参照して説明する。
【0074】上記のように構成された印刷処理装置にお
いて、ホストコンピュータから指示されたフォントサイ
ズを判別する手段(203a)と、アウトラインフォン
トデータをベクトル形式の中間言語に変換する手段(2
03b)と、アウトラインフォントデータをビットマッ
プ形式の中間言語に変換する手段(203c)と、中間
言語から印刷イメージを生成する手段(203d)を有
するので、フォントサイズ指示が、閾値未満の場合、ア
ウトラインフォントデータをビットマップ化し、ビット
マップ形式の中間言語として保持し、閾値値以上の場合
は、ベクトル化し、ベクトル形式の中間言語として保持
することで、大きなポイント数の文字を印刷する場合の
中間言語の容量を削減が可能になり、メモリオーバーフ
ローエラーの発生を低減させることができる。
【0075】続いて、図2に示した構成から成る画像出
力装置における、1ページの印字手順、及びフォントの
中間言語生成手順を、図8、図9のフローチャートを用
いて説明する。
【0076】図8は、本発明の実施の形態1の印刷処理
装置における1ページの印字手順を示すフローチャート
であり、図9は本発明の実施の形態1のフォントの中間
言語生成手順を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(10)は各ステップを示す。また、図8、図
9に示す手順は制御プログラム203によって実行され
る。
【0077】まず、ステップ(1)において、ホストコ
ンピュータ10lから送られる印刷データを受信バッフ
ァ207へ記憶する。なお、受信バッファ207に空き
がない場合は、ホストコンピュータ101にBUSY信
号を送信する。
【0078】ステップ(2)では、印刷データを解析
し、ステップ(3)で、ステップ(2)の解析結果に対
応した中間言語を生成し、図4に示したように中間言語
格納部205aに格納する。
【0079】その後、ステップ(4)で生成した中間言
語のリストを生成し、図3に示したようなリンク形式で
リンクリスト格納部205bに格納する。
【0080】続くステップ(5)にて、1Pageコマ
ンド解析が終了したがどうかを調べる。
【0081】1Pageコマンド解析が終了していない
と判定した場合には、続く印刷データを受信バッファ2
07より読み出すために、ステップ(1)に戻り、以
降、1Pageコマンド解析が終了したと判定されるま
で、ステップ(1)からステップ(4)を繰り返す。
【0082】一方、1Pageコマンド解析が終了した
と判断した場合にはステップ(6)以降へ進む。
【0083】ステップ(6)ではリンクリスト格納部2
05b、中間言語格納部205aの内容を解析し、ドッ
トイメージ生成部203(d)、を用いてドットイメー
ジを生成し、ドットイメージをバンドメモリ205cに
書き込む。
【0084】ここで、ビットマップ形式の中間言語の場
合は、既に中間言語データ部にビットマップ化されたデ
ータが格納されているので、リスト及び中間言語ヘッダ
ー部の情報をもとに、中間言語データ部のデータをバン
ドメモリ205cに貼り付けるような処理になる。一
方、ベクトル形式の中間言語の場合はリスト及びデータ
部のループナンバー501、ループセグメントナンバー
502、ループセグメントリスト503から、図形描画
をバンドメモリ205cに直接行う処理となる。
【0085】その後、ステップ(7)で印刷部I/F2
09を介して、バンドメモリ205cのドットイメージ
をビデオ信号として印刷部105に転送し印字を行う。
【0086】ここで、ステップ(2)でコマンドの解析
結果がフォント描画の処理であった場合の、更に詳細な
オブジェクトに対応した中間言語生成手順(ステップ
(3))について図9を用いて説明する。
【0087】ステップ(2)でコマンドの解析結果がフ
ォント描画の処理であった場合、まず、ステップ(8)
として、フォントサイズ判別部203aで、ホストコン
ピュータ101から印刷データとして受信した描画フォ
ントのポイント数が閾値以上であるか判定する。
【0088】判定結果が閾値以上であった場合は、ステ
ップ(9)として、ベクトル中間言語生成部203a
に、要求されたフォントのフォント名、ポイント数、回
転角度、傾き角度等の描画パラメータを渡し、該当する
アウトラインフォントデータから、図4から図6で示し
たビットマップ形式の中間言語を生成する。
【0089】一方、閾値未満であった場合は、ステップ
(10)として、ビットマップ中間言語生成部203b
に、要求されたフォントのフォント名、ポイント数、回
転角度、傾き角度等の描画パラメータを渡し、該当する
アウトラインフォントデータ図4から図6で示したビッ
トマップ形式の中間言語を生成する。
【0090】ベクトル形式、ビットマップ形式いずれか
の中間言語の生成が終了すると、図8のステップ(4)
以降の処理が行われる。
【0091】(実施の形態2)図10は本発明の実施の
形態2における画像形成装置の構成ブロック図であり、
図1に示したレーザビームプリンタのコントローラ部1
03の内部およびその周辺部の構成に対応する。また、
本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であ
っても、LAN等のネットワークを介して処理が行なわ
れるシステムであっても良い。
【0092】なお、本発明の実施の形態1と同一のもの
については同一番号を付与し説明を省略している。
【0093】図10において203eは残メモリ量測定
部で、現時点でのプリンタ内の使用可能な残RAM容量
を測定する。つまり、プリンタ内の全RAM容量で、バ
ンドメモリ205c等のように特定の使用用途が決めら
れている領域や、既に中間言語格納部205a、リンク
リスト格納部205bに中間言語、リンクリストが登録
されている領域等を差し引いたメモリ容量を測定する。
【0094】以下、本実施の形態の特徴的構成について
図10等を参照して説明する。
【0095】上記のように構成された印刷処理装置にお
いて、使用可能な残メモリ量を測定する手段(203
e)と、アウトラインフォントデータをベクトル形式の
中間言語に変換する手段(203b)と、アウトライン
フォントデータをビットマップ形式の中間言語に変換す
る手段(203c)と、中間言語から印刷イメージを生
成する手段(203d)を有するので、使用可能な残メ
モリ量が、閾値以上の場合、アウトラインフォントデー
タをビットマップ化し、ビットマップ形式の中間言語と
して保持し、閾値未満の場合、ベクトル化し、ベクトル
形式の中間言語として保持する。ここで、ビットマップ
形式の中間言語がベクトル形式の中間言語と比較して相
対的に中間言語から印刷イメージを生成する手段(20
3d)の処理時間が早いため、出力のスループットを最
大限維持しつつ、メモリオーバーフローエラーの発生を
低減させることが可能になる。
【0096】続いて、図10に示した構成から成る画像
出力装置における、1ページの印字手順、及びフォント
の中間言語生成手順を、図8、図11のフローチャート
を用いて説明する。
【0097】図11は本発明の実施の形態2におけるフ
ォントの中間言語生成手順を示すフローチャートであ
る。なお、(11)〜(13)は各ステップを示す。ま
た、図8、図11に示す手順は制御プログラム203に
よって実行される。
【0098】基本的な1ページの印字手順は、実施の形
態1で説明した図8のフローチャートと同一となる。た
だ、ステップ(2)でコマンドの解析結果がフォント描
画の処理であった場合の、オブジェクトに対応した中間
言語生成手順(ステップ(3))が図11のフローチャ
ートのようになる。
【0099】ステップ(2)でコマンドの解析結果がフ
ォント描画の処理であった場合、まず、ステップ(1
1)として、残メモリ量測定部203eで、プリンタ内
の残メモリ量を計測する。
【0100】測定結果が閾値未満であった場合は、ステ
ップ(12)として、ベクトル中間言語生成部203b
に、要求されたフォントのフォント名、ポイント数、回
転角度、傾き角度等の描画パラメータを渡し、該当する
アウトラインフォントデータから、図4から図6で示し
たベクトル形式の中間言語を生成する。
【0101】一方、閾値以上であった場合は、ステップ
(13)として、ビットマップ中間言語生成部203b
に、要求されたフォントのフォント名、ポイント数、回
転角度、傾き角度等の描画パラメータを渡し、該当する
アウトラインフォントデータ図4、図7で示したビット
マップ形式の中間言語を生成する。
【0102】ベクトル形式、ビットマップ形式いずれか
の中間言語の生成が終了すると、図8のステップ(4)
以降の処理が行われる。
【0103】また、図12は、本発明の実施の形態にお
ける印刷処理装置で読み出し可能な各種データ処理プロ
グラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図
である。
【0104】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0105】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0106】実施の形態1、実施の形態2における図
8、図9、図11に示す機能が外部からインストールさ
れるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂
行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROM
やフラッシュメモリやFD等の可搬性を有する記憶媒体
により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体
から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される
場合でも本発明は適用されるものである。
【0107】以上のように、前述した実施の形態の機能
を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0108】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0109】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0110】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オ
ペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0111】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0112】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アウトラ
インフォントがハンドリング可能な画像形成装置であっ
て、ホストコンピュータから指示されたフォントサイズ
を判別する手段と、アウトラインフォントデータをベク
トル形式の中間言語に変換する手段と、アウトラインフ
ォントデータをビットマップ形式の中間言語に変換する
手段と、中間言語から印刷イメージを生成する手段を有
するので、フォントサイズ指示が閾値未満の場合は、ア
ウトラインフォントデータをビットマップ化してビット
マップ形式の中間言語として保持し、閾値値以上の場合
は、ベクトル化し、アウトラインフォントデータをベク
トル形式の中間言語として保持する構成としたことによ
り、大きなポイント数の文字を印刷する場合の中間言語
の容量を削減が可能になり、メモリオーバーフローエラ
ーの発生を低減させることができる。
【0113】また、アウトラインフォントがハンドリン
グ可能な画像形成装置であって、画像形成装置の使用可
能な残メモリ量を測定する手段と、アウトラインフォン
トデータをベクトル形式の中間言語に変換する手段と、
アウトラインフォントデータをビットマップ形式の中間
言語に変換する手段と、中間言語から印刷イメージを生
成する手段を有し、使用可能な残メモリ量が、閾値以上
の場合、アウトラインフォントデータをビットマップ化
し、ビットマップ形式の中間言語として保持し、使用可
能な残メモリ量が、閾値未満の場合は、ベクトル化し、
ベクトル形式の中間言語として保持することで、ビット
マップ形式の中間言語がベクトル形式の中間言語と比較
して相対的に中間言語から印刷イメージを生成する手段
の処理時間が早いため、出力のスループットを最大限維
持しつつ、メモリオーバーフローエラーの発生を低減さ
せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な画像形成装置の概略構造を
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における画像形成装置の
構成ブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における描画処理の説明
【図4】本発明の実施の形態1における中間言語構成の
説明図
【図5】本発明の実施の形態1におけるベクトル形式の
中間言語データ部の説明図
【図6】本発明の実施の形態1におけるベクトル形式の
中間言語データ部の説明図
【図7】本発明の実施の形態1におけるビットマップ形
式の中間言語データ部の説明図
【図8】本発明の実施の形態1における印刷処理装置に
おける1ページの印字手順を示すフローチャート
【図9】本発明の実施の形態1におけるフォントの中間
言語生成手順を示すフローチャート
【図10】本発明の実施の形態2における画像形成装置
の構成ブロック図
【図11】本発明の実施の形態2におけるフォントの中
間言語生成手順を示すフローチャート
【図12】本発明の各実施の形態における読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップの説明図
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ(外部機器) 201 CPU 202 ROM 203 プログラムROM 203a フォントサイズ判定部 203b ベクトル中間言語生成部 203c ビットマップ中間言語生成部 203d ドットイメージ生成部 203e 残メモリ量測定部 204 フォントROM 205 RAM 205a 中間言語格納部 205b リンクリスト格納部 205c バンドメモリ 205d ワークメモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウトラインフォントがハンドリング可能
    な画像形成装置であって、 ホスト装置から指示されたフォントサイズを判別する手
    段と、 アウトラインフォントデータをベクトル形式の中間言語
    に変換する手段と、アウトラインフォントデータをビッ
    トマップ形式の中間言語に変換する手段と、 中間言語から印刷イメージを生成する手段と、を有し、 フォントサイズ指示が閾値未満の場合は、アウトライン
    フォントデータをビットマップ化してビットマップ形式
    の中間言語として保持し、閾値以上の場合は、アウトラ
    インフォントデータをベクトル化してベクトル形式の中
    間言語として保持することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】アウトラインフォントがハンドリング可能
    な画像形成装置であって、 使用可能な残メモリ量を測定する手段と、 アウトラインフォントデータをベクトル形式の中間言語
    に変換する手段と、 アウトラインフォントデータをビットマップ形式の中間
    言語に変換する手段と、 中間言語から印刷イメージを生成する手段と、を有し、 使用可能な残メモリ量が閾値以上の場合は、アウトライ
    ンフォントデータをビットマップ化してビットマップ形
    式の中間言語として保持し、閾値未満の場合は、アウト
    ラインフォントデータをベクトル化してベクトル形式の
    中間言語として保持することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】アウトラインフォントがハンドリング可能
    な画像形成装置のフォントデータ制御方法であって、 ホスト装置から指示されたフォントサイズを判別するス
    テップと、 アウトラインフォントデータをベクトル形式の中間言語
    に変換するステップと、 アウトラインフォントデータをビットマップ形式の中間
    言語に変換するステップと、 中間言語から印刷イメージを生成するステップと、を有
    し、 フォントサイズ指示が閾値未満の場合は、アウトライン
    フォントデータをビットマップ化してビットマップ形式
    の中間言語として保持し、閾値以上の場合は、アウトラ
    インフォントデータをベクトル化してベクトル形式の中
    間言語として保持することを特徴とする画像形成装置に
    おけるフォントデータ制御方法。
  4. 【請求項4】アウトラインフォントがハンドリング可能
    な画像形成装置のフォントデータ制御方法であって、 使用可能な残メモリ量を測定するステップと、 アウトラインフォントデータをベクトル形式の中間言語
    に変換するステップと、 アウトラインフォントデータをビットマップ形式の中間
    言語に変換するステップと、 中間言語から印刷イメージを生成するステップと、を有
    し、 使用可能な残メモリ量が閾値以上の場合は、アウトライ
    ンフォントデータをビットマップ化してビットマップ形
    式の中間言語として保持し、閾値未満の場合は、アウト
    ラインフォントデータをベクトル化してベクトル形式の
    中間言語として保持することを特徴とする画像形成装置
    におけるフォントデータ制御方法。
  5. 【請求項5】アウトラインフォントがハンドリング可能
    な画像形成装置にプログラムを供給する記憶媒体であっ
    て、 ホスト装置から指示されたフォントサイズを判別するス
    テップと、 アウトラインフォントデータをベクトル形式の中間言語
    に変換するステップと、 アウトラインフォントデータをビットマップ形式の中間
    言語に変換するステップと、 中間言語から印刷イメージを生成するステップと、を有
    し、 フォントサイズ指示が閾値未満の場合は、アウトライン
    フォントデータをビットマップ化してビットマップ形式
    の中間言語として保持し、閾値以上の場合は、アウトラ
    インフォントデータをベクトル化してベクトル形式の中
    間言語として保持するプログラムを記憶したことをと特
    徴とする記憶媒体。
  6. 【請求項6】アウトラインフォントがハンドリング可能
    な画像形成装置にプログラムを供給する記憶媒体であっ
    て、 使用可能な残メモリ量を測定するステップと、 アウトラインフォントデータをベクトル形式の中間言語
    に変換するステップと、 アウトラインフォントデータをビットマップ形式の中間
    言語に変換するステップと、 中間言語から印刷イメージを生成するステップと、を有
    し、 使用可能な残メモリ量が閾値以上の場合は、アウトライ
    ンフォントデータをビットマップ化し、ビットマップ形
    式の中間言語として保持し、閾値未満の場合は、アウト
    ラインフォントデータをベクトル化してベクトル形式の
    中間言語として保持するプログラムを記憶したことをと
    特徴とする記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014000753A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
JP2014226897A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 大日本印刷株式会社 印刷再開時のページの連続性を保証できるプリンタおよびプリンタの印刷再開方法

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