JP2001269874A - 締付工具 - Google Patents

締付工具

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JP2001269874A JP2000084140A JP2000084140A JP2001269874A JP 2001269874 A JP2001269874 A JP 2001269874A JP 2000084140 A JP2000084140 A JP 2000084140A JP 2000084140 A JP2000084140 A JP 2000084140A JP 2001269874 A JP2001269874 A JP 2001269874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業に応じて制御することにより、各作業を
効率的に行うことができる締付工具を実現する。 【解決手段】 ハンマ4がアンビル2に衝突することに
よりアンビル2を回転させる締付工具1において、ハン
マ4を回転させる回転駆動源22と、回転駆動源22を
起動させる起動手段48と、締付工具1の作業モードを
設定する設定手段34と、起動手段48が作動したと
き、設定手段34により設定した作業モードで回転駆動
源22を動作させる第1の制御手段36とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インパクトレンチ
やインパクトドライバ等の締付工具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ボルト・ナット等のネジ類を強固に締付
けるための締付工具としてインパクトレンチやインパク
トドライバ等がよく用いられる。この種の工具は、例え
ば電動モータやエアモータ等の回転駆動源によって回転
するハンマと、ネジ類に係合してネジ類を回転させるア
ンビルを備える。このハンマとアンビルは相互に衝突し
て、ハンマがアンビルを回転させる。そして、ハンマと
アンビル間に所定値以上の力が作用したときは、アンビ
ルに対してハンマが遊転するように連携されている。こ
のような構成を備えるため、ネジが軽負荷で螺合する間
はハンマがアンビルを連続的に回転させ、ネジ類を連続
的に締付ける。そして、ネジ類が締込まれ、アンビルと
ハンマ間に所定値以上の力が作用するようになると、ハ
ンマは遊転を始め、所定角遊転した後にアンビルに衝突
するようになる。この遊転と衝突という動作が繰り返さ
れることによって、ハンマが衝突するたびにアンビルが
回転し、ネジ類がその都度締付けられてゆく。
【0003】かかる締付工具の場合、最終的なネジの締
付トルクは衝突回数に依存する。このため、従来から締
付トルクを調整する技術が開発されている(例えば、特
開平5−200677号等)。上記公報に記載された技
術では、ハンマとアンビルの衝突回数を設定する設定手
段が設けられ、この設定手段により設定された回数だけ
ハンマとアンビルが衝突したときに回転駆動源を停止
し、適切な締付トルクでネジの締付を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した締付工具で
は、締付トルクが自動的に調整されることによって締付
作業を適切に行うことはできるが、締付作業以外の作業
(例えば、仮締め作業、解体作業、修理作業等)を行う
ときには、締付工具を取扱う取扱者の経験と勘に頼って
これらの作業を行わなければならなかった。このため、
従来の締付工具では、締付作業以外の作業を効率的に行
うことができなかった。
【0005】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、締付工具で行われる各作業を
効率的に行うことができる締付工具を実現することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題
を解決するため本発明の締付工具は、ハンマがアンビル
に衝突することによりアンビルを回転させる締付工具に
おいて、ハンマを回転させる回転駆動源と、該回転駆動
源を起動させる起動手段と、前記締付工具の作業モード
を設定する設定手段と、前記起動手段が作動したとき、
前記設定手段により設定した作業モードで前記回転駆動
源を動作させる第1の制御手段とを備えた。この締付工
具では、設定手段により締付工具の作業モードが設定さ
れ、設定された作業モードで回転駆動源の動作が制御さ
れる。従って、設定手段により作業モードを適宜設定す
ることで、取扱者の経験や勘に頼ることなく効率的に作
業を行うことができる。
【0007】請求項1に記載の締付工具においては、さ
らに、ハンマとアンビルの衝突を検知する検知手段と、
前記設定手段により設定した作業モードで前記検知手段
を作動させる第2の制御手段が設けられることが好まし
い。この締付工具では、ハンマとアンビルの衝突を検知
する検知手段が、設定手段によって設定された作業モー
ドで作動するように制御される。したがって、設定手段
によって設定された作業モードで回転駆動源及び検知手
段が制御されるため、締付作業以外の作業をより効率的
に行うことができる。
【0008】特に、請求項2に記載の締付工具において
は、前記検知手段は音を電気信号に変換するものである
ことが好ましい。この締付工具では、検知手段として圧
電ブザー等を使用した場合に、電気信号を検知手段に入
力することで検知手段から音を発生することができる。
したがって、検知手段を締付工具の状態を取扱者に報知
する報知手段としても兼用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明を具現化した締付工具
を、図を参照して説明する。図1はインパクトレンチ1
の一部断面側面図を示している。図中3はハウジングを
示し、ここに回転駆動源であるモータ22が収容固定さ
れている。そのモータ22の出力軸20(ベアリング1
9に軸支されている)にはギヤが形成され、このギヤに
複数の遊星ギヤ12が噛合っている。この遊星ギヤ12
はピン14を軸とし、ピン14はベアリング23に軸支
されたスピンドル8に固定されている。また遊星ギヤ1
2は、インターナルギヤケース18に固定されたインタ
ーナルギヤ16の内径側に位置して、そのインターナル
ギヤ16に噛合っている。これらのギヤ列によって減速
機構が構成されている。ピン14を固定しているスピン
ドル8はモータ22で回転駆動される。スピンドル8に
は複数の溝8aがV字型に形成されており、そのスピン
ドル8にハンマ4が遊転可能となっている。そして、ハ
ンマ4と溝8a間にはボール6が介装されている。この
溝8aとボール6とによりカム機構が構成され、ハンマ
4はスピンドル8に対し溝8aに沿って相対移動可能と
なっている。また、ハンマ4とスピンドル8との間に、
ボール51とワッシャ49を介してバネ10が圧縮状態
で収容されており、ハンマ4は図示右方に常時付勢され
ている。ハンマ4の先端側には、アンビル2がハウジン
グ3に対して回転可能に取付けられている。アンビル2
の先端2aは断面多角形になっており、ここにナット類
の頭部に係合する図示されていないボックスが取付けら
れる。アンビル2の後端面には直径方向に伸びる一対の
突条2b、2cが形成されている。またハンマ4の先端
面にも直径方向に伸びる突条4b、4cが形成されてお
り、各突条2b、2cと4b、4cの側面が当接するよ
うになっている。
【0010】上述した締付機構においてナット類が軽負
荷で締付けられている場合、アンビル2とハンマ4の各
突条間に作用する力、すなわちスピンドル8とハンマ4
間にボール6を介して作用する力も弱く、ハンマ4はバ
ネ10の力によってアンビル2側に押付けられている。
このためスピンドル8の回転がハンマ4とアンビル2に
連続的に伝えられ、ナット類(図示しない)は連続的に
締付けられる。一方ナット類の締付力が大きくなると、
アンビル2とハンマ4の各突条間にも大きな力が作用す
るようになり、スピンドル8とハンマ4間にもボール6
を介して大きな力が作用するようになる。このためハン
マ4を溝8aに沿ってスピンドル8の後方側に移動させ
る力も大きくなる。すなわちアンビル2とハンマ4間に
所定値以上の力が作用すると、ハンマ4が後退して突条
2b、2cと突条4b、4cの当接関係が失われ、ハン
マ4はアンビル2に対して遊転する。突条4b、4cが
突条2b、2cをのりこえると、バネ10によりハンマ
4は前進する。このためハンマ4はアンビル2に対して
所定角遊転したのちに衝突する。この遊転して衝突する
現象が繰り返され、衝突毎にナット類はより強固に締付
けられる。
【0011】次に、ハンドル部3aに設けられる各種ス
イッチ類について説明する。ハンドル部3aには、回転
駆動源であるモータ22を起動させるためのメインスイ
ッチ48及びモータ22の回転方向を切換える正逆転切
替スイッチ24が設けられている。また、ハンドル部3
aの下端にはダイヤル設定部34が設けられている。こ
のダイヤル設定部34は、バッテリパック122を締付
工具1から取外して図1中II方向から(締付工具1下側
から)みた図2や、図2中ダイヤル設定部34の拡大図
である図3に示されるように、第1設定ダイヤル33と
第2設定ダイヤル35が設けられている。図3に示され
るように、本実施形態では第1設定ダイヤル33に0〜
9の数字目盛りとA〜Fのアルファベット目盛りが設け
られている。第2設定ダイヤル35には0〜9の数字の
みの目盛りが設けられている。従って、本実施形態にお
いては「00」から「F9」まで160種の組合せが設
定可能となる。各ダイヤル33、35には調整溝34a
が設けられており、この調整溝34aにマイナスドライ
バの先端を差し込んで、各ダイヤルは所定の目盛りに設
定される。図1から明らかなように、上述したダイヤル
設定部34は、バッテリパック122を外した場合にの
み、各ダイヤル33、35の設定を変更することができ
る構造となっている。これは、使用者の意図しない設定
変更を防止するためである。また、図2に示すように、
ハウジング3の下端には接触子42が設けられ、この接
触子42は、バッテリパック122の接触子(図示され
ていない)と接触させられる。
【0012】なお、ハンドル部3a内の下端よりの位置
には、図1に示すように制御基板36が取付けられてお
り、ここにマイクロコンピュータ38やリレー40等の
電子部品が実装されている。また、制御基板36にはハ
ンマ4とアンビル2の衝突音を受音する受音部30(圧
電ブザー等)が組込まれている。
【0013】次に図4を参照して本締付工具1の回路構
成を説明する。制御基板36に取付けられているマイク
ロコンピュータ38はCPU110、ROM118、R
AM120とI/O108が1チップ化されたマイクロ
コンピュータであり、図4に示すように接続されてい
る。このマイクロコンピュータ38のROM118に
は、モータ22及び受音部30の動作を制御するための
制御プログラムが記憶されている。受音部30はフィル
タ102を介して比較器104の一方の端子に接続され
ている。比較器104の他方の端子には基準電圧発生器
112の電圧V3が入力される。比較器104の出力電
圧はマイクロコンピュータ38に入力される。電源であ
るバッテリパック122は、メインスイッチ48と正逆
転切替スイッチ24とスイッチング素子40を介してモ
ータ22に接続されている。スイッチング素子40はス
イッチング回路114を介してマイクロコンピュータ3
8に接続されている。ダイヤル設定部34もマイクロコ
ンピュータ38に接続されている。
【0014】上述した回路では、モータ22が回転する
ことによりハンマ4がアンビル2に衝突し衝突音が発生
すると、これにより受音部30から電圧V1が発生す
る。この電圧V1は高周波・低周波のノイズ(モータ音
等)に衝突音に相当するパルス波が重複したものとなっ
ている。この電圧V1のうち低周波ノイズはフィルタ1
02で除去され、電圧V2となってフィルタ102から
出力される。比較器104はフィルタ電圧V2が他方の
比較電圧V3よりも高くなるとオフからオンする。各パ
ルス波V5はハンマ4とアンビル2の衝突のときに立上
っており、衝突音に相当するものである。したがって、
マイクロコンピュータ38は、このパルス波V5をカウ
ントすることで衝突回数をカウントする。なお、比較器
104の基準電圧V3はノイズレベル以上に設定されて
いる。
【0015】次に、上述したように構成される締付工具
の動作について説明する。なお、本実施の形態に係る締
付工具では、ダイヤル設定部34で設定したモード毎に
モータ22及び受音部30が制御される。以下、各モー
ド毎の締付工具の動作について説明する。 (1)衝突回数設定モード(締付作業モード) 本実施の形態の締付工具においては、ダイヤル設定部3
4の第1設定ダイヤル33が0から9の数字の目盛りに
設定されているとき(第2設定ダイヤル35は0から9
のいずれでも可)、ダイヤル設定部34によりハンマ4
とアンビル2の衝突回数が設定される。このときのマイ
クロコンピュータ38で行われる処理について説明す
る。なお、この処理はメインスイッチ48が操作されて
いる間実行され、オフされるとその実行も停止され、再
度メインスイッチ48が操作されると再度実行が開始さ
れる。まず、メインスイッチ48がオンされるとまずダ
イヤル設定部34に設定されている数字「xy」(第1
設定ダイヤルに設定されている数字目盛りをx、第2設
定ダイヤルに設定されている数字目盛りをyとする)が
読込まれ変数xyとして、RAM120に記憶される。
次に、ダイヤル設定部34にセットされている値が「0
0」かどうか判別される。ダイヤル設定部34に「0
0」が設定されている場合(Iモード)は、衝突回数が
0回に設定され、正逆転切替スイッチ24が正転位置で
も逆転位置どちらのときも、メインスイッチ48が操作
されてもモータ22は回転しない。この「00」(Iモ
ード)は、ダイヤル設定部34が壊れていないかどうか
を簡単にチェックすることに利用することができる。
【0016】ダイヤル設定部34の設定値が「00」で
ないとされると、次に「99」が設定されているか否か
を判別する。ここで「99」は、ダイヤル設定部34の
数字目盛りのみを用いた場合に設定しうる最大値であ
り、この最大値が設定されていればスイッチング素子4
0がオンされる。すなわち「99」が設定されている場
合(IIIモード)は、メインスイッチ48がオンされて
いる間はモータ22を回転させつづける。このIIIモー
ドでは、正逆転切替スイッチ24が正転位置でも逆転位
置でも、後述する「打撃カウントオートストップ機能」
が作動しない。この「99」(IIIモード)は、締付ト
ルクを管理する必要が無い場合の締付作業に特に有効で
ある。
【0017】「00」も「99」も設定されていない場
合、すなわち「01」〜「98」がダイヤル設定部34
に設定されている場合(IIモード)は、次に正逆転切替
スイッチ24において、正転がセットされているか逆転
がセットされているかを、マイクロコンピュータ38が
判別する。これは図4に示すように正逆転切替スイッチ
24とスイッチング素子40間の一方のリード線の電位
を判別することで判別される。この電位は正逆転切替ス
イッチ24の正逆によって変化する。正逆転切替スイッ
チ24が逆転位置に設定されることにより逆転が選択さ
れているときは、メインスイッチ48がオンされている
間モータ22を回転させる。すなわち、逆転のときはメ
インスイッチ48がオフされるまでモータ22を回し続
ける。
【0018】正転が設定されている場合は、ダイヤル設
定部34に設定されている数字「xy」から衝突予定回
数z(RAM120に記憶)を算出し、この衝突予定回
数zだけハンマ4とアンビル2を衝突させてモータ22
を停止する。この衝突予定回数zは、以下に示す式で算
出される。 z=(x×10+y)×2+1 つまりダイヤル設定部34に「50」(第1設定ダイヤ
ル33が「5」、第2設定ダイヤル35が「0」の目盛
りに設定されている)が設定された場合は、衝突予定回
数zは101回である。このような設定した衝突予定回
数でモータ22を停止させる機能を打撃カウントオート
ストップ機能と呼ぶ。この場合、まず、スイッチング素
子40をオンし、モータ22を回転させ始め、マイクロ
コンピュータ38でパルス波の数(衝突回数)がカウン
トされる。このパルス波の数が打撃予定回数zに到達し
たときにモータ22は停止される(打撃カウントオート
ストップ機能)。このようにIIモードでは、締付トルク
を管理する締付作業を行うことができる。
【0019】以上、第1設定ダイヤル33において
「0」〜「9」の数字目盛りが選択された場合(衝突回
数設定モード)を説明してきた。以下、第1設定ダイヤ
ル33において「A」〜「F」のアルファベット目盛り
が選択された場合の作用を説明する。なお、第1設定ダ
イヤル33において「A」が設定されている場合(第2
設定ダイヤル35は0から9のいずれでも可)は、正逆
転切替スイッチ24が正転位置でも逆転位置のどちらの
ときも、メインスイッチ48をオン操作しても回転駆動
源であるモータ22は回転しない。すなわち、「A」目
盛りは、使用者の意図しない誤動作防止のために設けら
れた目盛りであり、以下に説明する特殊な作業モードに
相当する「B」と、衝突回数設定モードである数字目盛
りの「9」とを誤って設定してしまうことを防止する。
【0020】(2)仮締め作業モード 第1設定ダイヤル33において「B」が設定されている
場合(IVモード)は仮締め作業を行うモードである。す
なわち、仮締め作業時には、ナット類の締付トルクが大
きくなることなく、ナット類を締めなければならない。
しかしながら、モータ22の回転を停止するタイミング
が遅すぎるとナット類が締まり過ぎの状態となり、早過
ぎるとナット類が緩すぎる状態となる。そこで、本実施
の形態では、第1設定ダイヤル33において「B」を設
定することにより、締付工具を仮締め作業モードで運転
する。すなわち、正逆転切替スイッチ24が正転位置に
あるとき、メインスイッチ48のオン操作によってモー
タ22が回転し、受音部30によって最初のハンマ4と
アンビル2の衝突を検知してから所定時間後にモータが
停止するようプログラムされている。この所定時間は、
第2設定ダイヤル35の数字「n」によって決まり、具
体的には「n」×0.1秒である。例えば、第2設定ダ
イヤル35において「2」が設定されたときは、モータ
22は0.2秒後に停止する。具体的には、マイクロコ
ンピュータ38は、まず第2設定ダイヤル35の数字に
よって設定された時間をRAM120に記憶する。そし
て、比較器104からのパルス波を受信したことを判断
してから、RAM120に記憶した時間だけモータ22
を回転させ、スイッチング素子40をオフする処理を行
う。このようにIVモードによれば、作業者がメインスイ
ッチ48をずっとオン状態にしていても、ハンマ4とア
ンビル2が始めて衝突してから所定時間後にモータ22
が自動的に停止する。このため、仮締め作業(ボルトを
着座させただけの状態にしたいとき)を効率的に行うこ
とができる。なお、正逆転切替スイッチ24が逆転位置
にある場合は、メインスイッチ48のオン操作によって
モータ22が起動し、メインスイッチ48がオフされる
までモータ22を回し続ける(打撃カウントオートスト
ップ機能停止)。
【0021】(3)解体作業モード 第1設定ダイヤル33において「C」が設定されている
場合(Vモード)は解体作業を行うモードである。すな
わち、解体作業時には、所定のトルクで締付けられてい
るナット類を緩め、ボルト等から取り外さなければなら
ない。ナット類を緩め始めるときは、ハンマ4とアンビ
ル2に作用する力も大きく、ハンマ4とアンビル2が衝
突することによりナット類が緩められる。そして、ハン
マ4とアンビル2が充分に緩まれば、ハンマ4とアンビ
ル2の衝突が検知されなくなり、スピンドル8の回転が
ハンマ4とアンビル2に連続的に伝えられ、ナット類が
連続的に緩められる状態となる。したがって、このよう
な解体作業時においてモータ22を停止するタイミング
が遅れると、ナット類を緩めすぎてナット類がボルト等
から完全に外れてしまい、ナット類が落下して紛失して
しまう場合があった。そこで、本実施の形態の締付工具
では、第1設定ダイヤル33に「C」を設定することに
より解体作業モードで締付工具を運転する。すなわち、
正逆転切替スイッチ24を逆転位置とし、メインスイッ
チ48をオン操作することによって、モータ22が逆転
方向に回転し、受音部30によってハンマ4とアンビル
2の衝突を検知しなくなってから所定時間後にモータが
停止するようプログラムされている。この所定時間は、
上述した仮締め作業モードと同様、第2設定ダイヤル3
5の数字「n」によって決まる(「n」×0.1秒)。
【0022】具体的に説明すると、マイクロコンピュー
タ38は、まず、第2設定ダイヤル35の数字によって
設定された時間をRAM120に記憶する。そして、ス
イッチング素子40をオンしてモータ22を回転させ、
比較器104から出力されるパルス波の受信の有無(衝
突の有無)を監視する。最初のパルス波を受信してか
ら、パルス波を受信する毎に次のパルス波を受信するま
での時間を計測し、この間隔が予め設定している時間を
超えた場合に、ハンマ4とアンビル2が衝突しない状態
になったと判断する。そして、ハンマ4とアンビル2が
衝突しない状態となったと判断した場合、判断した時点
からRAM120に記憶した時間だけモータ22が回転
するようにスイッチング素子40をオンし続け、しかる
後、スイッチング素子40をオフする処理を行う。この
ようにVモードによれば、作業者がメインスイッチ48
をずっとオン状態にしていても、ハンマ4とアンビル2
の衝突が検知されなくなってから所定時間後にモータ2
2が自動的に停止する。このため、ナット類がボルト等
から完全に外れる前(ボルトと結合した状態)でモータ
22が自動的に停止する。したがって、ナット類がボル
ト等から完全に外れてしまうことによる、ナット類やボ
ルト類の紛失等を防止することができ、解体作業を効率
的に行うことができる。なお、正逆転切替スイッチ24
が正転位置にある場合は、メインスイッチ48のオン操
作によってモータ22が起動し、メインスイッチ48が
オフされるまでモータ22を回し続ける(打撃カウント
オートストップ機能停止)。
【0023】(4)締付トルク調整作業モード 第1設定ダイヤル33において「D」が設定されている
場合(VIモード)は締付トルク調整作業を行うモードで
ある。すなわち、最大締付トルクが大きい締付工具で
は、ハンマ4とアンビル2の衝突回数を管理することに
よっては締付トルクが調整できない場合がある。最大締
付トルクが大きすぎて、ハンマ4とアンビル2が1回衝
突するだけで締め付け母材が破壊されてしまう場合であ
る。このような場合、メインスイッチ48の引き代を調
整することによりモータ22の回転数を落とし締付トル
クを調整することが考えられるが、メインスイッチ48
の引き代で調整しようとする場合、作業者の経験と勘に
頼ることとなり、適切な締付トルク調整が困難となる。
そこで、本実施の形態では、第1設定ダイヤル33にお
いて「D」を設定することにより、締付トルク調整作業
を適切に行う。このVIモードでは、正逆転切替スイッチ
24の位置に関わらず(正逆転切替スイッチ24が正転
位置でも逆転位置でもどちらでもよい)、モータ22の
回転速度を予め設定された所定の回転速度に調整する。
【0024】本実施形態の場合、第2設定ダイヤル35
において設定された「n」によって、メインスイッチ4
8を完全に引ききった時のモータ22の回転速度を所定
の回転速度とする。具体的には、「n」が「0」の場合
は通常のモータの回転速度である。「n」が「9」の場
合はモータ22の回転速度を、通常のモータ22の回転
速度の90%に制御する。「n」が「8」の場合はモー
タ22の回転速度を、通常のモータ22の回転速度の8
0%に制御する。同様に、第2設定ダイヤル35の他の
数字目盛りが選択された場合は、その第2設定ダイヤル
35において設定された数字「n」によって、モータ2
2の回転速度を「n」×10%に制御する。なお、この
VIモード時には、打撃カウントオートストップ機能は余
り意味がないため、打撃カウントオートストップ機能を
停止させている。
【0025】(5)修理作業モード 第1設定ダイヤル33において「E」が設定されている
場合(VIIモード)は修理作業モードである。すなわ
ち、この種の締付工具では、ハンマ4とアンビル2の衝
突による振動等によりダイヤル設定部34やマイクロコ
ンピュータ38等の電装部品が故障し、これらの部品を
修理する必要が生じる。かかる場合、故障した部品を特
定し交換する必要があるが、故障した部品を特定するこ
とが困難であり、修理者の経験と勘によるところが大き
かった。そこで、本実施の形態では、第1設定ダイヤル
33において「E」を設定することにより、締付工具を
修理作業モードとし故障箇所の特定を容易に行うことが
できるようにしている。
【0026】すなわち、VIIモードで、正逆転切替スイ
ッチ24を正転位置にしたときは、メインスイッチ48
のオン操作を行なっても、モータ22は作動せず停止状
態を維持する。そして、本実施形態ではそのメインスイ
ッチ48のオン操作をしてから2秒後に、第2設定ダイ
ヤル35において設定された「n」に「1」を加えた値
の回数だけ短い音を受音部30より発生させるようプロ
グラムされている。例えば、第2設定ダイヤル35にお
いて「2」が設定されたときは、メインスイッチ48の
オン操作をしてから2秒後に3回だけ音が発する。すな
わち、マイクロコンピュータ38が、メインスイッチ4
8がオンされたのを検知してから2秒経過した後、受音
部30に所定回数だけ電気信号を出力することにより、
受音部30から音を出力する処理を行う。これにより、
例えば、受音部30から発生する音の回数によって、ダ
イヤル設定部34が故障しているかどうかを判定でき、
また、受音部30から音が発生するタイミングでマイコ
ンのタイマー動作が正常か否か等をチェックすることが
できる。したがって、故障箇所の特定を容易に行うこと
ができ、修理作業を効率的に行うことができる。
【0027】また、VIIモードで、正逆転切替スイッチ
24を逆転位置にしたときは、受音部30の検知(受
音)作動や、マイクロコンピュータ38によるモータ2
2の停止作動等をチェックすることができる。すなわ
ち、メインスイッチ48のオン操作によってモータ22
を起動させ、モータ22の回転作動を維持しながら、ハ
ウジング3をドライバ等で所定回数だけ叩く。ハウジン
グ3を叩いた時に発生する音を受音部30で所定回数検
出したと判断すると、マイクロコンピュータ38はモー
タ22を停止するようプログラムされている。ここで、
ハウジング3を叩く所定回数は、第2設定ダイヤル35
において設定された「n」に「1」を加えた値の回数で
設定される。これにより、例えば受音部30の動作、及
びマイクロコンピュータ38が正常に機能しているかど
うか等を判定することができる。
【0028】(6)マイコンチェック・バッテリチェッ
ク作業モード 第1設定ダイヤル33において「F」が設定されている
場合(VIIIモード)は、マイコンチェック作業等を行う
ためのモードである。すなわち、本実施の形態の締付工
具では、マイクロコンピュータ38はROM118に記
憶されている制御プログラムに基づいて、モータ22や
受音部30の動作を制御する。このマイクロコンピュー
タ38に搭載される制御プログラムはバージョンアップ
等により変更されるが外観上に変更はないため、マイク
ロコンピュータ38がどのバージョンであるかを判断す
ることは困難である。このため、工場内で修理等により
マイクロコンピュータ38を交換する必要がある場合、
どのバージョンのマイクロコンピュータ38に交換すれ
ばよいかを簡単に判定することができない。そこで、本
実施の形態では、第1設定ダイヤル33において「F」
に設定することにより、マイクロコンピュータ38のバ
ージョンのチェックを容易に行うことができるようにし
ている。
【0029】すなわち、VIIIモードにおいて第2設定ダ
イヤル35を「0」に設定した場合、メインスイッチ4
8のオン操作によりマイクロコンピュータ38のバージ
ョンをチェックすることができる。具体的には、第2設
定ダイヤル35を「0」に設定した場合、正逆転切替ス
イッチ24は正転位置と逆転位置のどちらのときでも、
メインスイッチ48のオン操作により、マイクロコンピ
ュータ38のバージョンコードを示す音を受音部30か
ら発生されるようにプログラムされている。例えばマイ
クロコンピュータ38がバージョン2.1のときは、長
音2回、約1長音相当時間だけ間隔を空けて、短音1回
の一連パターンで音を受音部30から発する。なお、こ
の際モータ22は作動せず停止状態を維持する。これに
より組み込んだマイクロコンピュータ38のバージョン
が簡単にチェックでき、誤ったバージョンのマイクロコ
ンピュータ38を組付けてしまうという事態を防止する
ことができる。したがって、マイクロコンピュータ38
の交換作業等を効率的に行うことができる。
【0030】さらに、本実施形態では、このVIIIモード
において第2設定ダイヤル35に「1」を設定したと
き、バッテリ電圧をチェックすることができる。すなわ
ち、正逆転切替スイッチ24は正転位置と逆転位置のど
ちらのときでも、メインスイッチ48のオン操作によ
り、バッテリ電圧の値を示す音を受音部30から発生さ
れるようにプログラムされている。具体的には、バッテ
リ電圧が23ボルトのときは、長音2回、約1長音相当
の間隔をおいてから、短音3回の一連パターンで音を受
音部30から発する。これによりバッテリ電圧が容易に
チェックでき、バッテリ交換の必要性の有無が容易に判
定できる。したがって、このようなバッテリチェックを
作業開始前に行っておけば、組立工場等での作業中にバ
ッテリ電圧が低下し締付工具が動かなくなってしまうと
いう事態を防止することができる。
【0031】なお、本実施の形態では、このVIIIモード
において第2設定ダイヤル35に「0」、「1」を設定
したときに、上述したマイコンチェック機能やバッテリ
チェック機能を果たし、他の数字目盛りには機能を持た
せなかった。しかしながら、第2設定ダイヤル35の他
の数字目盛りに前述した機能以外の機能を設定し、その
数字目盛りを適宜選択することにより、他の機能を実現
するようにしても良いことは言うまでもない。
【0032】以上、詳述したように、本実施の形態の締
付工具では、ダイヤル設定部34でダイヤル設定するだ
けで、各作業モードに応じてモータ22及び受音部30
が制御されるようプログラムされている。このため、各
作業を効率的に行うことができる。さらに、本実施の形
態では、ハンマ4とアンビル2との衝突音を電気信号に
変換する検知手段(受音部30)を使用しているため、
逆にその受音部30に電気信号を入力することにより音
を発生させ、作業者にマイクロコンピュータ38のバー
ジョン等を報知することができる。これにより、従来の
締付工具に新たな部品を搭載する必要をなくすことがで
きる。
【0033】以上、本発明を具現化した一実施の形態に
ついて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限ら
れることなく、次に示す各形態で実施することが可能で
ある。ただし、下記に示す形態もあくまで例示であっ
て、本発明が上述した実施の形態や、次に記載された形
態に限定されると解釈するべきではない。
【0034】(1)上述した実施の形態においては、ハ
ンマ4とアンビル2の衝突を検知する手段として、衝突
音を受音する検知手段(圧電ブザー等)を使用したが、
衝突を検知する検知手段としては衝突音を受音するもの
に限られない。例えば、ハンマが軸方向に後退すること
を利用して衝突を検知する手段(近接スイッチ、光セン
サ等)や、モータの電流値が変化することにより検知す
る手段(電流計等)、モータの回転角の変化を利用して
検知する手段(周波数ジェネレータ等)の種々のものを
使用することができる。なお、衝突音以外で衝突を検知
する場合には、本実施の形態と異なり、上述したVII・V
IIIモード等を実現するためには音以外の報知手段(発
光ダイオード等)を設けるようにすれば良い。
【0035】(2)上述した実施の形態においては、ダ
イヤル設定部34で全ての設定を行うようにしたが、こ
のような形態に限られず、例えば、頻繁に切替えて使う
必要がある機能(仮締め作業と締付作業等)について
は、バッテリパック122を取外すことなく切替えるこ
とができるスイッチ類をハウジングに別途設けるような
形態としても良い。
【0036】(3)なお、上述した実施の形態では、ハ
ンマとアンビルが衝突するような締付工具について説明
したが、本発明はこのような締付工具に限定されること
なく、他の工具に適用することもできる。例えば、VIモ
ードはモータ等の回転駆動源を備えてモータ回転数を調
整する必要がある工具であればどのようなものでも良
く、また、例えば、VIIIモードはマイクロコンピュータ
や、バッテリパックを備えたものであればどのような工
具にも適用することができる。
【0037】以上、本発明のいくつかの実施の形態につ
いて詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明
は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形
態で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例で用いた締付工具の一部断面側面図。
【図2】本実施例で用いた締付工具のバッテリパックを
外して下側から(II方向から)見た図。
【図3】設定ダイヤルの拡大図。
【図4】本実施例で用いた締付工具の回路構成を示す
図。
【符号の説明】
2 ・・アンビル 4 ・・ハンマ 24・・正逆転切替スイッチ 30・・受音部 34・・設定ダイヤル 38・・マイクロコンピュータ 48・・メインスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンマがアンビルに衝突することにより
    アンビルを回転させる締付工具において、 ハンマを回転させる回転駆動源と、該回転駆動源を起動
    させる起動手段と、前記締付工具の作業モードを設定す
    る設定手段と、前記起動手段が作動したとき、前記設定
    手段により設定された作業モードで前記回転駆動源を動
    作させる第1の制御手段とを備えた締付工具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の締付工具において、さ
    らに、ハンマとアンビルの衝突を検知する検知手段と、
    前記設定手段により設定された作業モードで前記検知手
    段を作動させる第2の制御手段とが設けられた締付工
    具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の締付工具において、前
    記検知手段は音を電気信号に変換するものである締付工
    具。
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