JP2001269685A - 排水処理装置におけるスクリーンの設置方法及び排水処理装置 - Google Patents

排水処理装置におけるスクリーンの設置方法及び排水処理装置

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JP2001269685A
JP2001269685A JP2000087288A JP2000087288A JP2001269685A JP 2001269685 A JP2001269685 A JP 2001269685A JP 2000087288 A JP2000087288 A JP 2000087288A JP 2000087288 A JP2000087288 A JP 2000087288A JP 2001269685 A JP2001269685 A JP 2001269685A
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carrier
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wastewater
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Haruyuki Chiku
治之 知久
Tsuneo Suzuki
恒男 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水処理装置に用いるスクリーンの目詰まり
が起こり易いこと。 【解決手段】 本発明は、処理槽2内の排水を、微生物
を付着させた担体12又は自己造粒汚泥により処理する
排水処理装置10におけるスクリーン14の設置方法に
おいて、処理槽2内の底部の一部に散気部4を設けると
共に、散気部4の上方であって且つ処理槽2の側壁面2
aに対して垂直方向に複数の流速検知部24a〜24c
を配置し、複数の流速検知部24a〜24cのそれぞれ
で流速を検知し、流速のうち最も大きい流速を持つ流速
検知部の上方にスクリーン14を設置するものである。
この設置方法によれば、スクリーン14に最も大きい流
速を持つ上昇流が当たることになり、それに伴って最も
大きい上昇速度を持つ担体12又は自己造粒汚泥がスク
リーン14に当たることになる。従って、スクリーン1
4に対する洗浄効果が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水や産業排水等
を、微生物を付着させた担体又は自己造粒汚泥により処
理する排水処理装置におけるスクリーンの設置方法及び
排水処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】排水処理法として、従来から、微生物を
利用して排水中の有機物を酸化分解する排水処理法が知
られているが、最近では、排水処理効率の向上の観点か
ら、この微生物を処理槽内に高濃度に維持しながら排水
を処理する付着担体法や自己造粒汚泥法等が知られてい
る。付着担体法や自己造粒汚泥法は、処理槽内の排水を
散気により循環流動させ、担体や自己造粒汚泥を排水に
十分に接触させることにより排水の処理を行うものであ
る。こうした方法により処理された排水は、通常後段の
沈殿槽等に送られるが、この際、担体や自己造粒汚泥の
流出を防止するために、通常処理槽内にスクリーンが設
けられる。
【0003】こうしたスクリーンを用いた付着担体法の
一例が例えば特開平9−108688号公報に開示され
ている。同公報に記載の付着担体法では、処理槽の側壁
面に、処理された排水を流出するボックス状の越流部を
介して担体流出防止用のスクリーンが固定されており、
また横長の処理槽の底部のほぼ中央にて散気が行われて
担体が循環流動させられている。そして、担体流出防止
用スクリーンは、担体や汚泥が付着したり、あるいは担
体から脱落した生物膜や原水由来の浮遊物質が付着した
りして閉塞することを防止すべく、上昇する担体により
洗浄されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の公報に記載の付着担体法においては、スクリー
ンを有するボックス状の越流部が処理槽の側壁面に固定
されていたため、以下に示すような課題を有していた。
【0005】すなわち越流部が側壁面に固定されると、
スクリーンは側壁面近傍に配置されることとなり、スク
リーンで流速が弱まり、それに伴って担体の上昇速度も
小さくなる。このため、担体による担体防止用スクリー
ンの洗浄効果が十分でなくなり、結果として目詰まりが
起こり易くなっていた。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、スクリーンの目詰まりを十分に防止することが
できる排水処理装置におけるスクリーンの設置方法及び
排水処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、処理槽内の排水を、微生物を付着させた担体
又は自己造粒汚泥により処理する排水処理装置における
スクリーンの設置方法において、処理槽内の底部の一部
に散気部を設けると共に、流速検知手段により最も流速
の大きい位置を検知する検知工程と、流速のうち最も流
速の大きい位置の上方にスクリーンを設置するスクリー
ン設置工程とを含むことを特徴とする。
【0008】この設置方法によれば、散気部によりその
上方で上昇流が形成され、流速検知手段より上昇流のう
ち最も流速の大きい位置が検知され、最も流速の大きい
位置の上方にスクリーンが設置される。このため、スク
リーンには、最も大きい流速を持つ上昇流が当たること
になり、それに伴って最も大きい上昇速度を持つ担体又
は自己造粒汚泥がスクリーンに当たることになる。従っ
て、スクリーンに対する洗浄効果が大きくなる。
【0009】上記検知工程においては、散気部の上方で
あって且つ処理槽の一側壁面から遠ざかるように流速検
知手段として複数の流速検知部を配置し、複数の流速検
知部により最も流速の大きい位置を検知することが好ま
しい。
【0010】また本発明は、処理槽内の排水を、微生物
を付着させた担体又は自己造粒汚泥により処理する排水
処理装置において、処理槽内の底部の一部に設けられ、
排水を散気する散気部と、散気部の上方に設けられ、流
速を検知する複数の流速検知部と、流速検知部の上方に
配置可能であるスクリーンとを備えることを特徴とす
る。
【0011】この排水処理装置によれば、散気部で排水
が散気されると、散気部の上方には上昇流が形成され、
散気部が設けられていない底部の上方には下降流が形成
され、循環流が形成される。そして、散気部の上方で
は、複数の流速検知部のそれぞれで上昇流の流速が検知
される。このとき、上昇流のうち最も流速の大きい位置
の上方にスクリーンが設置されると、スクリーンには、
最も大きい流速を持つ上昇流が当たることになり、それ
に伴って最も大きい上昇速度を持つ担体又は自己造粒汚
泥がスクリーンに当たる。従って、スクリーンに対する
洗浄効果が大きくなる。
【0012】上記装置において、処理槽内の底部のうち
散気部を設けていない底部の上方に、処理槽の側壁面に
沿って延びる隔壁を更に備えることが好ましい。
【0013】このように隔壁を処理槽内に備えること
で、スクリーンに当たる上昇流を均一にすることが可能
となり、スクリーンに当たる担体又は自己造粒汚泥の速
度をほぼ均一にすることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の設置方法により担体流出
防止用スクリーンを設置すべき排水処理装置を示す断面
図、図2は、担体流出防止用スクリーンを組み込んだ越
流装置を示す斜視図である。
【0016】まず担体流出防止用スクリーンの設置方法
の説明に先立ち、担体流出防止用スクリーンを設置すべ
き排水処理装置の構成、及び担体流出防止用スクリーン
を組み込んだ越流装置の構成のそれぞれについて説明す
る。
【0017】図1に示すように、担体流出防止用スクリ
ーンを設置すべき排水処理装置10は、処理槽2を備え
ており、処理槽2の底部には、排水を処理槽2の底部に
導入する原水導入ラインL1が接続され、この原水導入
ラインL1の先端は処理槽2の内部まで延びている。
尚、排水は必ずしも処理槽2の底部に導入する必要はな
い。処理槽2内の底部には散気管(散気部)4が延びて
おり、散気管4の先端は、処理槽2のほぼ中央まで延び
ている。散気管4にはその長手方向に沿って、気泡5を
生成する複数の散気ノズル6が設けられている。散気管
4は空気供給ラインL2に接続され、空気供給ラインL
2にはブロワ8が取り付けられている。また、排水中に
は、微生物を付着させた担体あるいは自己造粒汚泥12
が浮遊している。担体12の形状としては、例えば円筒
状、円柱状、球状等が用いられる。担体あるいは自己造
粒汚泥12のサイズは通常は1〜30mmである。担体
12を構成する材料は、例えばポリエチレン、PVA、
ポリオレフィン、ポリエステル等である。
【0018】また処理槽2の内部には、散気管4を配設
していない底部の上方に、処理槽2の側壁面2aに沿っ
て延びる平板状の隔壁13を設けることが好ましい。こ
れにより、側壁面2a又は隔壁13に平行な方向におけ
る上昇流が均一となるので、後述するようにしてスクリ
ーン14を排水処理装置10に設置したときにスクリー
ン14に対する洗浄ムラが十分に防止される。
【0019】更に側壁面2aから遠ざかる方向に沿っ
て、後述する越流装置15を固定する複数の固定具17
が所定間隔で配設されており、各固定具17は、例えば
側壁面2aに平行に延びる一対のレール17a,17b
で構成されている。
【0020】こうした構成の排水処理装置10において
は、原水導入ラインL1を通して排水を隔壁13の上端
が水没するまで処理槽2内に導入すると共にブロワ8を
作動すると、空気供給ラインL2を通して空気が散気管
4に導入され、その空気は散気ノズル6を通して気泡化
されて排水に供給される。こうして担体あるいは自己造
粒汚泥12に好気性の微生物が付着するようになる。そ
して、散気管4の上方、すなわち隔壁13と側壁面2a
との間の空間には上昇流が形成され、それ以外の領域、
すなわち隔壁13と側壁面2bとの間の空間では下降流
が形成され、結果として排水を循環流動させることが可
能となる。そして、この排水の循環流動に伴って担体あ
るいは自己造粒汚泥12を循環流動させることが可能と
なる。こうして担体あるいは自己造粒汚泥12を循環流
動させると、担体あるいは自己造粒汚泥12に付着した
微生物と排水との接触効率が高まるので、排水中の有機
物を微生物によって効率よく酸化分解することが可能と
なる。
【0021】一方、担体流出防止用スクリーン14は、
図2に示すように、処理された排水(以下「処理排水」
という)を排出する越流装置15に組み込まれている。
担体流出防止用スクリーン14は、例えば複数のウェッ
ジワイヤを並設したもので構成され、これにより隣接す
るウェッジワイヤ間にスリットが形成されている。担体
流出防止用スクリーン14としては、担体あるいは自己
造粒汚泥12の流出を防止することができるよう、担体
あるいは自己造粒汚泥12より小さい幅のスリットを有
するものを用いる。このスリットの幅は、担体あるいは
自己造粒汚泥12の大きさに依存するが、担体あるいは
自己造粒汚泥として通常そのサイズが1〜30mmであ
るものが用いられるので、0.5〜20mmのものが用
いられる。
【0022】越流装置15は、担体流出防止用スクリー
ン14を固定するボックス16を備えている。このボッ
クス16は設置時に水面に対して傾斜する傾斜面16a
を有し、この傾斜面16aにはスクリーン取付口18が
形成されている。従って、スクリーン14を傾斜した状
態で固定することができる。また担体流出防止用スクリ
ーン14のスリットを通じて入り込む処理排水を越流さ
せるため、ボックス16には、排水口20aをボックス
16の内部に有する排水管20が取り付けられることが
好ましい。ここで、ボックス16は排水処理のたびに移
動させられるので、移動のたびに取り外さないで済むよ
う、排水管20としては、フレキシブルホース(例えば
蛇腹状のホース)を用いることが好ましい。またボック
ス16の上端には開口22が形成されることが好まし
い。これは、開口22が形成されていないとボックス1
6内に空気が溜まり、排水口20aからは排水とともに
多量の空気が流れ込み、排水管20に接続された後段の
沈殿槽(図示せず)などにおいて懸濁物質などを浮上さ
せてしまうおそれがあるからである。
【0023】次に、図1に示すように、流速検知部24
a、24b、24cを有する流速計24を固定具17と
同数用意する。そして、流速検知部24a〜24cのそ
れぞれが各固定具17の下方であって散気ノズル6の上
方の位置に配置されるように複数の流速計24を配置す
る。これにより、流速検知部24a〜24cが散気管4
の基端部4a側にある処理槽2の側壁面2aから遠ざか
るように配置されることになる。なお、上記流速検知部
24a,24b,24cは予め排水処理装置10に固定
されていてもよい。
【0024】この状態で、原水導入ラインL1を通して
排水を処理槽2内に導入すると共にブロワ8を作動する
ことにより、排水を循環流動させ、各流速検知部24a
〜24cで流速を検知する。
【0025】これにより最も大きい上昇流速を持つ流速
検知部が判明するので、図3に示すように、その流速検
知部の上方に上記担体流出防止用スクリーン14が設置
されるよう越流部15を固定具17に設置する。このと
き、担体流出防止用スクリーン14は水面に対して傾斜
させる。スクリーン14を水面に対して傾斜させない
と、循環流及び担体あるいは自己造粒汚泥12がスクリ
ーン14に当たり難くなり、担体あるいは自己造粒汚泥
12によるスクリーン14の洗浄効果が低下する。
【0026】このようにして担体流出防止用スクリーン
14を設置した排水処理装置10においては、測定され
た流速のうち最も大きい上昇流速を持つ流速検知部の上
方に担体流出防止用スクリーン14が設置されるため、
担体流出防止用スクリーン14には、最も大きい流速の
上昇流が当たることになり、それに伴って最も大きい上
昇速度を持つ担体あるいは自己造粒汚泥12が担体流出
防止用スクリーン14に当たることになる。従って、担
体防止用スクリーン14に対する洗浄効果が大きくな
り、担体流出防止用スクリーン14の目詰まりが十分に
防止される。
【0027】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。なお、図中、第1実施形態と同一又は同等の構成
要素については同一の符号を付すこととする。
【0028】本実施形態に係るスクリーンの設置方法
は、次の点で第1実施形態と異なる。まず図4に示すよ
うに、処理槽2内にチューブ状の隔壁23が設けられて
いる排水処理装置30を用いる点である。隔壁23の下
方には散気管4が設けられ、散気管4の散気ノズル6か
ら排水に気泡が供給されることにより、隔壁23の内部
に上昇流を形成することが可能となっている。また複数
の固定具17が、隔壁23の上方であって側壁面2aか
ら遠ざかるように所定間隔で配列されている。
【0029】また越流装置15は、図5に示すように2
つのスクリーン14を備えており、これらスクリーン1
4は、鉛直方向に対して互いに対称となるようにボック
ス16に取り付けられている。
【0030】次に、上記排水処理装置30に対してスク
リーン14を設置する方法について説明する。
【0031】まず図4に示すように、流速検知部24
a、24b、24cを有する流速計24を固定具17と
同数用意する。そして、流速検知部24a〜24cのそ
れぞれが各固定具17の下方であって散気ノズル6の上
方に配置されるように複数の流速計24を配置する。な
お、上記流速検知部24a,24b,24cは予め排水
処理装置30に固定されていてもよい。
【0032】この状態で、原水導入ラインL1を通して
排水を処理槽2内に導入すると共にブロワ8を作動する
ことにより排水を循環流動させる。すると、隔壁23の
内部に上昇流が形成され、隔壁23の外部で下降流が形
成される。
【0033】このとき、各流速検知部24a〜24cで
流速を検知する。これにより最も大きい上昇流速を持つ
流速検知部が判明するので、その流速検知部の上方にあ
る固定具17に越流装置15を設置する。こうしてスク
リーン14は、最も大きい流速を持つ流速検知部の上方
に配置されることになる。このため、担体流出防止用ス
クリーン14を設置した排水処理装置30においても第
1実施形態の場合と同様に、最も大きい上昇速度を持つ
担体あるいは自己造粒汚泥12が担体流出防止用スクリ
ーン14に当たることになる。従って、担体防止用スク
リーン14に対する洗浄効果が大きくなり、担体流出防
止用スクリーン14の目詰まりが十分に防止される。
【0034】なお、本発明は前述した実施形態に限定さ
れるものではない。例えば第1実施形態では、処理槽2
内に1つの越流装置15が設けられているが、図6に示
すように複数の越流装置15が処理槽2内の側壁面2a
に沿って配置されてもよい。この場合、散気管4は、例
えば側壁面2aに沿って設けられる。
【0035】また第1及び第2実施形態では、処理槽2
内に複数の流速計24を配置しているが、散気管4の上
方において、1つの流速計24を側壁面2aから遠ざか
る方向に動かすことにより上昇流のうち最も大きい流速
を持つ位置を検知してもよい。
【0036】更に担流出防止用スクリーン14として
は、ウェッジワイヤに代えて、メタル板を打抜いて複数
の小孔を形成したパンチングメタルを用いることもで
き、この場合には、小孔の内径が担体あるいは自己造粒
汚泥12より小さくなるようにすればよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の排水処理装
置におけるスクリーンの設置方法及び排水処理装置によ
れば、スクリーンに最も大きい上昇速度を持つ担体又は
自己造粒汚泥が当たることになるので、スクリーンに対
する洗浄効果が大きくなり、スクリーンの目詰まりを十
分に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスクリーンの設置方法の一実施形
態において用いる排水処理装置を示す断面図である。
【図2】図1の排水処理装置に設置するスクリーンの一
例を示す斜視図である。
【図3】図2のスクリーンを設置した排水処理装置を示
す断面図である。
【図4】本発明によるスクリーンの設置方法の他の実施
形態によりスクリーンを設置した排水処理装置を示す断
面図である。
【図5】図4の排水処理装置に設置するスクリーンを示
す断面図である。
【図6】本発明によるスクリーンの設置方法により複数
のスクリーンを設置した排水処理装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2…処理槽、2a…側壁面、4…散気管(散気部)、1
0…排水処理装置、12…担体、13、23…隔壁、1
4…スクリーン、24a〜24c…流速検知部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内の排水を、微生物を付着させた
    担体又は自己造粒汚泥により処理する排水処理装置にお
    けるスクリーンの設置方法において、 前記処理槽内の底部の一部に散気部を設けると共に、流
    速検知手段により最も流速の大きい位置を検知する検知
    工程と、 前記流速のうち最も流速の大きい位置の上方にスクリー
    ンを設置するスクリーン設置工程と、を含むことを特徴
    とする排水処理装置におけるスクリーンの設置方法。
  2. 【請求項2】 前記検知工程において、前記散気部の上
    方であって且つ前記処理槽の一側壁面から遠ざかるよう
    に前記流速検知手段として複数の流速検知部を配置し、
    前記複数の流速検知部により最も流速の大きい位置を検
    知することを特徴とする請求項1に記載の排水処理装置
    におけるスクリーンの設置方法。
  3. 【請求項3】 処理槽内の排水を、微生物を付着させた
    担体又は自己造粒汚泥により処理する排水処理装置にお
    いて、 前記処理槽内の底部の一部に設けられ、排水を散気する
    散気部と、 前記散気部の上方に設けられ、流速を検知する複数の流
    速検知部と、 前記流速検知部の上方に配置可能であるスクリーンと、
    を備えることを特徴とする排水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理槽内の底部のうち前記散気部を
    設けていない底部の上方に、前記処理槽の側壁面に沿っ
    て延びる隔壁を更に備えることを特徴とする請求項3に
    記載の排水処理装置。
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