JP2001269405A - 液体製剤投与方法 - Google Patents
液体製剤投与方法Info
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- A61M5/315—Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 一定量の液体製剤を繰り返し投与するための
方法を提供する。 【解決手段】 (a) 一定量の薬剤を投与するために、
(i)多数回投与容器に含まれる液体製剤の薬剤の濃度と
(ii)多数回投与容器の規定容量の1/N(Nは2以上の
整数)である部分容量との組み合わせを選択するステッ
プと、(b) 前記濃度の液体製剤を前記規定容量を含む
多数回投与容器を、ピストンロッド及び投与機構に連結
するステップと、(c) 連続したN回の前記ピストンロ
ッドによる排出ストロークを行い、各ストロークにおい
ては、可動後壁を移動させ前記部分容量の前記液体製剤
を排出するステップ、とからなり、連続したN回の排出
ストロークの後、前記多数回投与容器を空にすることを
特徴とする。
方法を提供する。 【解決手段】 (a) 一定量の薬剤を投与するために、
(i)多数回投与容器に含まれる液体製剤の薬剤の濃度と
(ii)多数回投与容器の規定容量の1/N(Nは2以上の
整数)である部分容量との組み合わせを選択するステッ
プと、(b) 前記濃度の液体製剤を前記規定容量を含む
多数回投与容器を、ピストンロッド及び投与機構に連結
するステップと、(c) 連続したN回の前記ピストンロ
ッドによる排出ストロークを行い、各ストロークにおい
ては、可動後壁を移動させ前記部分容量の前記液体製剤
を排出するステップ、とからなり、連続したN回の排出
ストロークの後、前記多数回投与容器を空にすることを
特徴とする。
Description
【0001】本発明は液体製剤の投与に関する。さらに
詳しくは本発明は液体製剤の反復投与の方法およびシス
テムに関する。さらに詳しくは本発明は多数回投与容器
からの注射による液体製剤の反復投与のための方法およ
びシステムに関する。さらに本発明は本発明の方法を実
施するための装置、特に注射カートリッジからの反復注
射投与のための注射装置の形態に関する。
詳しくは本発明は液体製剤の反復投与の方法およびシス
テムに関する。さらに詳しくは本発明は多数回投与容器
からの注射による液体製剤の反復投与のための方法およ
びシステムに関する。さらに本発明は本発明の方法を実
施するための装置、特に注射カートリッジからの反復注
射投与のための注射装置の形態に関する。
【0002】医薬が医師によって処方されるときは、患
者への投与量はミリリットルまたは国際単位(IU)の
ように通常よく知られた単位で表示される。投与量は、
例えば、患者の健康状態や体重および厚生省の規則など
の要素によって決定される。患者自身が投与する場合は
医師は多数回の投与が可能な適当な多数回投与容器を選
択する。そのような多数回投与容器はバイアルであるこ
とができ、該バイアルから個々の投与は皮下注射器によ
り取り出され、または反復投与のための注射器内に挿入
される注射カートリッジの形態でありうる。注射カート
リッジは広い用途を有する。何故なら取り扱いが容易で
あり、感染の危険が少ないからである。特に患者自身が
反復投与しなければならないときには有利である。例え
ばインシュリンや成長ホルモンのような製剤の反復注射
のためのペン型の注射器は商業的に入手可能である。使
用者は該装置に注射カートリッジを挿入し、該カートリ
ッジに注射針を取り付けると、該装置は反復注射に使用
できる。該装置は異なった投与量にセットすることがで
き、通常、ミリリットルまたは国際単位のような単位で
目盛りをつけられる。一連の注射が投与された後で、多
数回投与容器中に最小の製剤の残留物が残るように投与
量をセットするのが望ましい。これは成長ホルモンのよ
うに非常に高価な製剤が投与される場合に特に重要であ
る。これは多数回投与容器が個々の投与量が取り出され
るバイアルである場合は問題にならない。もしバイアル
に残った製剤の量が完全な投与に不十分である場合は、
使用者は新しいバイアルから不足量を取れば良いので未
使用の残留物はないことになる。
者への投与量はミリリットルまたは国際単位(IU)の
ように通常よく知られた単位で表示される。投与量は、
例えば、患者の健康状態や体重および厚生省の規則など
の要素によって決定される。患者自身が投与する場合は
医師は多数回の投与が可能な適当な多数回投与容器を選
択する。そのような多数回投与容器はバイアルであるこ
とができ、該バイアルから個々の投与は皮下注射器によ
り取り出され、または反復投与のための注射器内に挿入
される注射カートリッジの形態でありうる。注射カート
リッジは広い用途を有する。何故なら取り扱いが容易で
あり、感染の危険が少ないからである。特に患者自身が
反復投与しなければならないときには有利である。例え
ばインシュリンや成長ホルモンのような製剤の反復注射
のためのペン型の注射器は商業的に入手可能である。使
用者は該装置に注射カートリッジを挿入し、該カートリ
ッジに注射針を取り付けると、該装置は反復注射に使用
できる。該装置は異なった投与量にセットすることがで
き、通常、ミリリットルまたは国際単位のような単位で
目盛りをつけられる。一連の注射が投与された後で、多
数回投与容器中に最小の製剤の残留物が残るように投与
量をセットするのが望ましい。これは成長ホルモンのよ
うに非常に高価な製剤が投与される場合に特に重要であ
る。これは多数回投与容器が個々の投与量が取り出され
るバイアルである場合は問題にならない。もしバイアル
に残った製剤の量が完全な投与に不十分である場合は、
使用者は新しいバイアルから不足量を取れば良いので未
使用の残留物はないことになる。
【0003】しかしながら、これは公知のタイプの注射
装置で注射カートリッジが使用されるときは不可能であ
り、処方された投与量とカートリッジの容積の関係によ
り、残留物はかなりなものとなりうる。例えば、12I
Uの製剤を含むカートリッジに対しては、1、2、3、
4、6および12IUの投与量は残留物を全く残さない
であろうが、他の投与量の場合はかなりな浪費となる。
かくして、例えば、4.5IUの投与量は2回の投与の
後で3IUの残留物が残る。8IUの投与量では1回の
投与の後で4IUの残留物が残る。6.25IUの投与
量では1回の投与の後で5.75IUの残留物、即ち、
カートリッジの内容物の殆ど半分が残る。成長ホルモン
のように非常に高価な製剤にとってはこれは全く受容し
難いことである。
装置で注射カートリッジが使用されるときは不可能であ
り、処方された投与量とカートリッジの容積の関係によ
り、残留物はかなりなものとなりうる。例えば、12I
Uの製剤を含むカートリッジに対しては、1、2、3、
4、6および12IUの投与量は残留物を全く残さない
であろうが、他の投与量の場合はかなりな浪費となる。
かくして、例えば、4.5IUの投与量は2回の投与の
後で3IUの残留物が残る。8IUの投与量では1回の
投与の後で4IUの残留物が残る。6.25IUの投与
量では1回の投与の後で5.75IUの残留物、即ち、
カートリッジの内容物の殆ど半分が残る。成長ホルモン
のように非常に高価な製剤にとってはこれは全く受容し
難いことである。
【0004】使用者が処方された容量を自身に投与する
ために2つの注射をすることは適当でない。これは新し
い投与量は最初の注射のために第2のカートリッジから
セットされなければならず、処方された投与量は次いで
リセットされなければならないからである。これは投与
量の計算やセッテングの間違いを起こし易くする。
ために2つの注射をすることは適当でない。これは新し
い投与量は最初の注射のために第2のカートリッジから
セットされなければならず、処方された投与量は次いで
リセットされなければならないからである。これは投与
量の計算やセッテングの間違いを起こし易くする。
【0005】高価な製剤に対して、特別の投与法が試み
られ、投与量は次から次へと変更された。これは医師の
処方を複雑にし、間違いを引き起こしかねない。さらに
これは平均投与量だけが正しく、個々の投与においては
偏差が起こり得ることを意味する。これは副作用を引き
起こす可能性がある。
られ、投与量は次から次へと変更された。これは医師の
処方を複雑にし、間違いを引き起こしかねない。さらに
これは平均投与量だけが正しく、個々の投与においては
偏差が起こり得ることを意味する。これは副作用を引き
起こす可能性がある。
【0006】本発明の方法および装置においては、これ
らの不都合は除去されている。本発明によれば、医薬の
液体製剤は、投与量は多数回投与容器の容積の整数分割
であるように規定された容積を有する多数回投与容器か
らの反復投与によって投薬される。言い換えれば、投与
量は多数回投与容器の容積の1/Nとして選択され、N
は2またはそれ以上の値を有する整数である。多数回投
与容器中の製剤の濃度は所望の投与量を与えるように適
合させる。
らの不都合は除去されている。本発明によれば、医薬の
液体製剤は、投与量は多数回投与容器の容積の整数分割
であるように規定された容積を有する多数回投与容器か
らの反復投与によって投薬される。言い換えれば、投与
量は多数回投与容器の容積の1/Nとして選択され、N
は2またはそれ以上の値を有する整数である。多数回投
与容器中の製剤の濃度は所望の投与量を与えるように適
合させる。
【0007】Nの値は製剤が多数回投与容器から取り出
される前に選択され、セットされ、該多数回投与容器が
空になるまでN回の連続する注射を通して不変に保持さ
れる。より好ましい態様においては、投与は注射カート
リッジからのN回の連続する注射である。
される前に選択され、セットされ、該多数回投与容器が
空になるまでN回の連続する注射を通して不変に保持さ
れる。より好ましい態様においては、投与は注射カート
リッジからのN回の連続する注射である。
【0008】本発明の方法によって投与される投与量の
適当な選択を与えるためには、異なった濃度の製剤を含
む多数回投与容器が提供される。これは変化する投与量
に相当する広い範囲の組み合わせを与えるであろう。例
えば、もし、A、B、CおよびDの濃度を有する4つの
多数回投与容器が注射装置で使用され、該装置において
該容器の内容物が2、3および4の等しい部分に分割で
きるならば、次の組み合わせが可能である:
適当な選択を与えるためには、異なった濃度の製剤を含
む多数回投与容器が提供される。これは変化する投与量
に相当する広い範囲の組み合わせを与えるであろう。例
えば、もし、A、B、CおよびDの濃度を有する4つの
多数回投与容器が注射装置で使用され、該装置において
該容器の内容物が2、3および4の等しい部分に分割で
きるならば、次の組み合わせが可能である:
【表1】
【0009】分母の数および濃度が大きくなるにつれて
可能な組み合わせの数が非常に大きくなることは明らか
である。分母の最大(N値)は製剤が貯蔵できる日数に
よっておよび一日あたりの投与回数によって決定され
る。一つの態様、すなわち成長ホルモンが投与される場
合では、一日あたりの1回投与されるときはNの最大値
は21であり、一日あたり2回投与されるときは42で
ある。Nの最小値は2であり、これは多数回投与用容器
が存在する場合の最も低い値である。N値が1というの
はインジェクションカートリッジの全内容物が投与され
ることを意味し、この場合本発明の方法は関与しない。
可能な組み合わせの数が非常に大きくなることは明らか
である。分母の最大(N値)は製剤が貯蔵できる日数に
よっておよび一日あたりの投与回数によって決定され
る。一つの態様、すなわち成長ホルモンが投与される場
合では、一日あたりの1回投与されるときはNの最大値
は21であり、一日あたり2回投与されるときは42で
ある。Nの最小値は2であり、これは多数回投与用容器
が存在する場合の最も低い値である。N値が1というの
はインジェクションカートリッジの全内容物が投与され
ることを意味し、この場合本発明の方法は関与しない。
【0010】本発明はさらに液体製剤の繰り返し投与用
装置に関するものであって、これは仕切られた容積を有
し、明確な組成の製剤を含む多数回投与用容器のホルダ
ー装置からなる。多数回投与用容器はフロント固定壁を
有し、これを通り抜ける製剤用の出口が設けられてお
り、そしてリヤ可動壁を有し、これは出口から製剤を放
出するピストンとして作用する。ホルダー装置中では、
リヤ可動壁が前に動く作用によってピストンロッドの働
きをしている。本発明の装置を特徴付けているものは、
ピストンロッドが取り外すことのできるブロッキング手
段とともに設けられていることであって、これによって
このピストンの前への動きが限定され定められた長さに
セットされ、この長さはリヤ可動壁が前へ動く多数回投
与用容器の体積の1/Nに対応する長さに相当してお
り、Nは2またはそれより大きい値を有する整数であ
る。
装置に関するものであって、これは仕切られた容積を有
し、明確な組成の製剤を含む多数回投与用容器のホルダ
ー装置からなる。多数回投与用容器はフロント固定壁を
有し、これを通り抜ける製剤用の出口が設けられてお
り、そしてリヤ可動壁を有し、これは出口から製剤を放
出するピストンとして作用する。ホルダー装置中では、
リヤ可動壁が前に動く作用によってピストンロッドの働
きをしている。本発明の装置を特徴付けているものは、
ピストンロッドが取り外すことのできるブロッキング手
段とともに設けられていることであって、これによって
このピストンの前への動きが限定され定められた長さに
セットされ、この長さはリヤ可動壁が前へ動く多数回投
与用容器の体積の1/Nに対応する長さに相当してお
り、Nは2またはそれより大きい値を有する整数であ
る。
【0011】本発明の装置の好ましい実施態様では、ピ
ストンロッドおよびリヤ可動壁が所定の長さ前へ動いた
後、ブロッキング手段はピストンロッドから外され、再
びピストンロッドおよびリヤ可動壁が同じ所定の長さ前
に動くような位置に再度取り付けられ、そしてこの操作
はピストンロッドおよびリヤ可動壁がN回前に動き多数
回投与用容器が空になるまで連続的に繰り返される。
ストンロッドおよびリヤ可動壁が所定の長さ前へ動いた
後、ブロッキング手段はピストンロッドから外され、再
びピストンロッドおよびリヤ可動壁が同じ所定の長さ前
に動くような位置に再度取り付けられ、そしてこの操作
はピストンロッドおよびリヤ可動壁がN回前に動き多数
回投与用容器が空になるまで連続的に繰り返される。
【0012】さらに好ましい本発明の実施態様では、本
発明の装置はインジェクションカートリッジからの繰り
返し非経口インジェクション用のインジェクション装置
として準備される。図には本発明の装置の好ましい実施
態様が示されている。図1は注射液が投与される前の装
置を示しており、図2は注射液が投与された後の装置を
示している。
発明の装置はインジェクションカートリッジからの繰り
返し非経口インジェクション用のインジェクション装置
として準備される。図には本発明の装置の好ましい実施
態様が示されている。図1は注射液が投与される前の装
置を示しており、図2は注射液が投与された後の装置を
示している。
【0013】薬学的製剤の投与量がセットされ連続的に
投与される場合、以下のステップで実施される。 1) 医師は患者の症状および健康状態、厚生省の方針並
びに同様の基準に照らし合わせて適切な投与レベルを選
択する。 2) 医師は患者の体重を測定し、そして表、コンピュー
タープログラム、ノモグラムまたは同様の装置を用いて
ステップ1で決定した一般的な投与量のレベルに対応す
る個人の投与量を決定する。ここで、医師はそれぞれの
特別な場合に製剤の濃度をどうするかおよび多数回投与
用容器をどのように分割して使用するかについての情報
を見つける。1回の近似のみ、すなわち患者の実際の体
重と表中に与えられている体重との間で行われるという
ことに注意すべきである。 3) インジェクション装置は使用される多数回投与用容
器(Nの値)の一部にセットされる。このセッティング
は医師によって、インジェクション装置が販売された薬
剤師によって、または医師から説明を受けた患者自身に
よって行われうる。このときセッティングは容易に変え
ることができない。セッティングに関して、装置は調節
できるようになっているかまたは装置は装置の製造者に
よってセッティングが固定されたまま使用されるかであ
る。後者の場合、Nの固定値の設定された一連の装置が
準備され、医師またはユーザーは適切なセッティングを
有するものを選ぶ。 4) 一回の投与量が投与される場合、患者はインジェク
ション装置のブロッキング手段を作動させ、多数インジ
ェクションカートリッジのピストンロッドおよびリヤ可
動壁が所定の長さ前方に移動し、カートリッジの内容物
の所定の分量が放出され投与されるようにする。次の投
与量が投与される場合、ブロッキング手段は取り外さ
れ、インジェクションカートリッジは所定の分量に対応
して新たに設定される。設定した回数の投与量を投与し
た場合、カートリッジは空であり、新しいものに交換さ
れ、また最初のセッティングにされる。
投与される場合、以下のステップで実施される。 1) 医師は患者の症状および健康状態、厚生省の方針並
びに同様の基準に照らし合わせて適切な投与レベルを選
択する。 2) 医師は患者の体重を測定し、そして表、コンピュー
タープログラム、ノモグラムまたは同様の装置を用いて
ステップ1で決定した一般的な投与量のレベルに対応す
る個人の投与量を決定する。ここで、医師はそれぞれの
特別な場合に製剤の濃度をどうするかおよび多数回投与
用容器をどのように分割して使用するかについての情報
を見つける。1回の近似のみ、すなわち患者の実際の体
重と表中に与えられている体重との間で行われるという
ことに注意すべきである。 3) インジェクション装置は使用される多数回投与用容
器(Nの値)の一部にセットされる。このセッティング
は医師によって、インジェクション装置が販売された薬
剤師によって、または医師から説明を受けた患者自身に
よって行われうる。このときセッティングは容易に変え
ることができない。セッティングに関して、装置は調節
できるようになっているかまたは装置は装置の製造者に
よってセッティングが固定されたまま使用されるかであ
る。後者の場合、Nの固定値の設定された一連の装置が
準備され、医師またはユーザーは適切なセッティングを
有するものを選ぶ。 4) 一回の投与量が投与される場合、患者はインジェク
ション装置のブロッキング手段を作動させ、多数インジ
ェクションカートリッジのピストンロッドおよびリヤ可
動壁が所定の長さ前方に移動し、カートリッジの内容物
の所定の分量が放出され投与されるようにする。次の投
与量が投与される場合、ブロッキング手段は取り外さ
れ、インジェクションカートリッジは所定の分量に対応
して新たに設定される。設定した回数の投与量を投与し
た場合、カートリッジは空であり、新しいものに交換さ
れ、また最初のセッティングにされる。
【0014】本発明の方法および装置は、薬学的に活性
な物質の液体製剤の投与に関する。「液体」の表現はこ
こでは広く解釈されるものであって、粘度が高粘度値に
変化する液体も含む。また液体製剤は水性、非水性の溶
液、乳剤または懸濁液であってもよい。
な物質の液体製剤の投与に関する。「液体」の表現はこ
こでは広く解釈されるものであって、粘度が高粘度値に
変化する液体も含む。また液体製剤は水性、非水性の溶
液、乳剤または懸濁液であってもよい。
【0015】本発明の方法および装置は、液体製剤を投
薬および投与する先行技術の方法及び装置と混同しては
ならない。多数回投与用カートリッジで繰り返し投与す
る先行技術の装置は通常インジェクションカートリッジ
のリヤ可動壁を段階的に前面に移動させるメカニズム、
例えばスクリューまたはつめ車装置のメカニズムからな
るインジェクション装置からなる。このタイプのメカニ
ズムで可能なステップは固定されており、一回の投与量
は与えられたステップの数によって決定することができ
るのみである。したがって、このメカニズムは一ステッ
プでのメカニズムの前進が、例えばカートリッジの容積
の1/8の投与量となるようなインジェクションカート
リッジには適合するかもしれない。しかしながら、この
メカニズムはカートリッジの容積の1/7、1/9また
は1/10の投与量には容易に適合することができな
い。このことは限定された回数の投与量でのみ残留物を
生じることなく投与できるということを意味している。
薬および投与する先行技術の方法及び装置と混同しては
ならない。多数回投与用カートリッジで繰り返し投与す
る先行技術の装置は通常インジェクションカートリッジ
のリヤ可動壁を段階的に前面に移動させるメカニズム、
例えばスクリューまたはつめ車装置のメカニズムからな
るインジェクション装置からなる。このタイプのメカニ
ズムで可能なステップは固定されており、一回の投与量
は与えられたステップの数によって決定することができ
るのみである。したがって、このメカニズムは一ステッ
プでのメカニズムの前進が、例えばカートリッジの容積
の1/8の投与量となるようなインジェクションカート
リッジには適合するかもしれない。しかしながら、この
メカニズムはカートリッジの容積の1/7、1/9また
は1/10の投与量には容易に適合することができな
い。このことは限定された回数の投与量でのみ残留物を
生じることなく投与できるということを意味している。
【0016】これに対して、本発明の装置の投与メカニ
ズムでは常にカートリッジの容積の1/N(Nは整数で
ある)の投与量が設定される。Nの値は一連の投与が開
始される前に選択されセットされ、そしてそれから容易
に変えることはできない。
ズムでは常にカートリッジの容積の1/N(Nは整数で
ある)の投与量が設定される。Nの値は一連の投与が開
始される前に選択されセットされ、そしてそれから容易
に変えることはできない。
【0017】このことはN回投与の設定回数が実施され
たときにカートリッジの中に残留物が残らないというこ
とを意味している。製剤の濃度を変化させるカートリッ
ジの適切な範囲およびNの値の適切な範囲を設定するこ
とによって、広い範囲の異なる投与量を得ることができ
る。そしてこの投与量の範囲は医師により容易に参照さ
れるようコンピュータメモリーから、またはノモグラム
において表中に示した。
たときにカートリッジの中に残留物が残らないというこ
とを意味している。製剤の濃度を変化させるカートリッ
ジの適切な範囲およびNの値の適切な範囲を設定するこ
とによって、広い範囲の異なる投与量を得ることができ
る。そしてこの投与量の範囲は医師により容易に参照さ
れるようコンピュータメモリーから、またはノモグラム
において表中に示した。
【0018】本発明の装置の一つの実施態様を図中に概
要を示した。この実施態様では、装置は非経口インジェ
クションによって計量した投与量の製剤の投与を設定し
繰り返すインジェクション装置である。
要を示した。この実施態様では、装置は非経口インジェ
クションによって計量した投与量の製剤の投与を設定し
繰り返すインジェクション装置である。
【0019】図1には注射液が投与される直前における
装置の図式的断面図が示されている。図2には注射液が
投与された後における装置が示されている。これらの図
中、類似パーツは同一の参照No.で表示している。
装置の図式的断面図が示されている。図2には注射液が
投与された後における装置が示されている。これらの図
中、類似パーツは同一の参照No.で表示している。
【0020】該装置はバレル1から成っており、それは
その前端においてインジェクションカートリッジ2を収
容するように配置されている。インジェクションカート
リッジ2はフロント固定壁3を有していて、そこにはイ
ンジェクションカニューレまたはニードル4並びにピス
トンとして作用するリヤ可動壁5が配置されておりそし
て注射用製剤6が充填されている。装置の前端にあるイ
ンジェクションカートリッジおよびその配置は慣用のも
のであり、本明細書中に詳記する必要はない。
その前端においてインジェクションカートリッジ2を収
容するように配置されている。インジェクションカート
リッジ2はフロント固定壁3を有していて、そこにはイ
ンジェクションカニューレまたはニードル4並びにピス
トンとして作用するリヤ可動壁5が配置されておりそし
て注射用製剤6が充填されている。装置の前端にあるイ
ンジェクションカートリッジおよびその配置は慣用のも
のであり、本明細書中に詳記する必要はない。
【0021】インジェクションカートリッジ2のリヤ可
動壁5はピストンロッド7により作動され、その前端は
該可動壁5の後部面に存在している。ピストンロッドは
横断壁8および9における同軸開口部を介して滑るよう
に誘導される。これらの横断壁はバレル1にしっかりと
取り付けられているが、しかしこれら壁の少なくとも一
方は後述のように投与量設定のために置換可能でなけれ
ばならない。
動壁5はピストンロッド7により作動され、その前端は
該可動壁5の後部面に存在している。ピストンロッドは
横断壁8および9における同軸開口部を介して滑るよう
に誘導される。これらの横断壁はバレル1にしっかりと
取り付けられているが、しかしこれら壁の少なくとも一
方は後述のように投与量設定のために置換可能でなけれ
ばならない。
【0022】バレル1の内側にあって、2つの横断壁8
と9の間にはピストンロッド7用の取外し可能なブロッ
キング手段が配置されている。これらはジョー11を有
する固定されたフロントチャック10から成っており、
ピストンロッド7の周辺を囲んでいる。ジョーは外側周
辺が傾斜面12を具備しており、該傾斜面は、スプリン
グ15の作用によって後方に駆りたてられる固定リング
(locking ring)14の内側周辺の対応する傾斜面13
と協力作用する。チャック10は協力作用するスリーブ
16および17によってフロント横断壁に固定されてお
り、スプリング15は横断壁8の後方面と固定リング1
4の前方面との間に加圧下で配置されている。すなわ
ち、固定リング14の傾斜面13はチャック10のジョ
ー11の傾斜面12に対して後方に駆りたてられ、そし
てその結果ジョー11が接近し、ピストンロッド7をし
っかりと把握する。この把握はスプリング15の作用に
対して固定リング14を前方に移動することによって解
除される。
と9の間にはピストンロッド7用の取外し可能なブロッ
キング手段が配置されている。これらはジョー11を有
する固定されたフロントチャック10から成っており、
ピストンロッド7の周辺を囲んでいる。ジョーは外側周
辺が傾斜面12を具備しており、該傾斜面は、スプリン
グ15の作用によって後方に駆りたてられる固定リング
(locking ring)14の内側周辺の対応する傾斜面13
と協力作用する。チャック10は協力作用するスリーブ
16および17によってフロント横断壁に固定されてお
り、スプリング15は横断壁8の後方面と固定リング1
4の前方面との間に加圧下で配置されている。すなわ
ち、固定リング14の傾斜面13はチャック10のジョ
ー11の傾斜面12に対して後方に駆りたてられ、そし
てその結果ジョー11が接近し、ピストンロッド7をし
っかりと把握する。この把握はスプリング15の作用に
対して固定リング14を前方に移動することによって解
除される。
【0023】前記の取外し可能なブロッキング手段はさ
らに可動リヤチャック18から成っており、それはフロ
ントチャック10の後方に配置されている。このリヤチ
ャックはフロントチャック10と同様の構成であって、
ジョー19を有している。該ジョーは外側傾斜面20を
具備しており、リヤ固定リング22における対応して傾
斜された内側面21と協力作用する。この固定リングは
スプリング23によって前方に駆りたてられる。その後
方の端においてチャック18は協力作用するスリーブ2
5および26によって円形ワッシャー24にしっかりと
取り付けられている。スプリング23は固定リング22
の後方面とワッシャー24の前方面との間に加圧下で配
置されており、その結果固定リング22は前方に駆りた
てられそして傾斜面20と21との間における協力作用
を介してリヤチャック18のジョー19はピストンロッ
ド7の周りに接近し、それをしっかりと把握する。この
把握はスプリング23の圧力に対して固定リング22を
後方に移動することによって解除される。
らに可動リヤチャック18から成っており、それはフロ
ントチャック10の後方に配置されている。このリヤチ
ャックはフロントチャック10と同様の構成であって、
ジョー19を有している。該ジョーは外側傾斜面20を
具備しており、リヤ固定リング22における対応して傾
斜された内側面21と協力作用する。この固定リングは
スプリング23によって前方に駆りたてられる。その後
方の端においてチャック18は協力作用するスリーブ2
5および26によって円形ワッシャー24にしっかりと
取り付けられている。スプリング23は固定リング22
の後方面とワッシャー24の前方面との間に加圧下で配
置されており、その結果固定リング22は前方に駆りた
てられそして傾斜面20と21との間における協力作用
を介してリヤチャック18のジョー19はピストンロッ
ド7の周りに接近し、それをしっかりと把握する。この
把握はスプリング23の圧力に対して固定リング22を
後方に移動することによって解除される。
【0024】前記の固定リング22は周辺フランジ27
を具備しており、1つのスプリング28はそれが固定リ
ング22を前方に駆りたてることができるように該フラ
ンジ27の後方面とリヤ横断壁9の前方面との間に配置
されている。しかし、リヤチャック18のジョー19が
ピストンロッド7の周辺に接近しそしてさらにフロント
チャック10のジョー11もまたピストンロッドの周辺
に接近するので固定リング22は前方に移動され得な
い。
を具備しており、1つのスプリング28はそれが固定リ
ング22を前方に駆りたてることができるように該フラ
ンジ27の後方面とリヤ横断壁9の前方面との間に配置
されている。しかし、リヤチャック18のジョー19が
ピストンロッド7の周辺に接近しそしてさらにフロント
チャック10のジョー11もまたピストンロッドの周辺
に接近するので固定リング22は前方に移動され得な
い。
【0025】ヨーク30はフランジ27の後方で固定リ
ング22にその端において取り付けられており、ヨーク
のアームは孔31を通過しそしてスプリング23および
28の圧力に対して後方に引かれることができ、次いで
チャック18のジョー19によるピストンロッド7の把
握が解除されるように固定リング22を後方へ移動させ
る。ヨーク30の移動はシャフト33の周りのカム32
の回転によって抑制される。このシャフト33は注射装
置のバレル1とともに絶対必要である2つのブラケット
34の間に据え付けられている。カム32はシャフト3
3に付けられている手回し車またはノブ(図に示されて
いない)によって回転され得る。
ング22にその端において取り付けられており、ヨーク
のアームは孔31を通過しそしてスプリング23および
28の圧力に対して後方に引かれることができ、次いで
チャック18のジョー19によるピストンロッド7の把
握が解除されるように固定リング22を後方へ移動させ
る。ヨーク30の移動はシャフト33の周りのカム32
の回転によって抑制される。このシャフト33は注射装
置のバレル1とともに絶対必要である2つのブラケット
34の間に据え付けられている。カム32はシャフト3
3に付けられている手回し車またはノブ(図に示されて
いない)によって回転され得る。
【0026】図1に示された位置において、装置は注射
液投与用に準備されている。ワッシャー24の後方面は
リヤ横断壁9のスリーブ29の前方面に存在しており、
固定リング14およびフロントチャック10の各後方面
と固定リング22およびリヤチャック18の各前方面と
の間に1つの空間35がある。投与すべき投与量の量を
測定するのがこの空間35である。
液投与用に準備されている。ワッシャー24の後方面は
リヤ横断壁9のスリーブ29の前方面に存在しており、
固定リング14およびフロントチャック10の各後方面
と固定リング22およびリヤチャック18の各前方面と
の間に1つの空間35がある。投与すべき投与量の量を
測定するのがこの空間35である。
【0027】図2には注射液が投与された後における本
発明の装置が示されている。固定リング22を有するリ
ヤチャック18およびワッシャー24は今やスプリング
28の作用によって前方へ移動され、その結果チャック
18およびその固定リング22の各前方面はフロントチ
ャック10およびその固定リング14の各後方面に支え
られている。該前方移動においてリヤチャックはまたピ
ストンロッド7を把握し、それを前方に移し次いでイン
ジェクションカートリッジ2のリヤ可動壁5を前方に動
かすことにより、製剤6の投与される量がニードル4を
介して放出される。ここではワッシャー24の後方面と
スリーブ29の前方面との間に1つの空間があり、この
空間は図1に示された空間35と同じ大きさから成って
いる。
発明の装置が示されている。固定リング22を有するリ
ヤチャック18およびワッシャー24は今やスプリング
28の作用によって前方へ移動され、その結果チャック
18およびその固定リング22の各前方面はフロントチ
ャック10およびその固定リング14の各後方面に支え
られている。該前方移動においてリヤチャックはまたピ
ストンロッド7を把握し、それを前方に移し次いでイン
ジェクションカートリッジ2のリヤ可動壁5を前方に動
かすことにより、製剤6の投与される量がニードル4を
介して放出される。ここではワッシャー24の後方面と
スリーブ29の前方面との間に1つの空間があり、この
空間は図1に示された空間35と同じ大きさから成って
いる。
【0028】本発明装置の機能は下記のとおりである。
前述のように、図1には注射液投与の直前における装置
が示されている。フロントチャック10は固定リング1
4によってピストンロッド7を把握し、該リングはスプ
リング15の作用によって後方へ駆りたてられる。
前述のように、図1には注射液投与の直前における装置
が示されている。フロントチャック10は固定リング1
4によってピストンロッド7を把握し、該リングはスプ
リング15の作用によって後方へ駆りたてられる。
【0029】注射液が投与される場合には、フロント固
定リング14はチャック10のジョー11によるピスト
ンロッド7の把握を解除するに十分な短距離で前方に移
動される。これは例えば、バレル1において開口部を介
して装置中に延長している操作アーム(図には示されて
いない)を用いることによって遂行されうる。この機能
のその他の態様は当業者にとっては自明である。
定リング14はチャック10のジョー11によるピスト
ンロッド7の把握を解除するに十分な短距離で前方に移
動される。これは例えば、バレル1において開口部を介
して装置中に延長している操作アーム(図には示されて
いない)を用いることによって遂行されうる。この機能
のその他の態様は当業者にとっては自明である。
【0030】フロントチャック10によるピストンロッ
ド7の把握が解除される場合には、該ピストンロッドは
リヤ固定リング22のフランジ27に及ぼすスプリング
28の作用によって前方に移動される。リヤチャック1
8のジョー19が、リヤ固定リング22に及ぼすスプリ
ング23の作用によってピストンロッド7の周辺への接
近を保持するので、この全アセンブリーはスプリング2
8によって前方へ移動され次いでリヤチャック18の前
方面はフロントチャック10の後方面に隣接する。この
作用により、ピストンロッド7は空間35に対応する所
定距離に応じてインジェクションカートリッジ2のリヤ
可動壁5を前方に移動し、その結果製剤6の所定投与量
がニードル4を介してカートリッジ2から放出される。
ヨーク30はリヤ固定リング22の前方移動の際追随
し、そしてカム32により妨げられることがなく、これ
はカムが前方を指しているからである。
ド7の把握が解除される場合には、該ピストンロッドは
リヤ固定リング22のフランジ27に及ぼすスプリング
28の作用によって前方に移動される。リヤチャック1
8のジョー19が、リヤ固定リング22に及ぼすスプリ
ング23の作用によってピストンロッド7の周辺への接
近を保持するので、この全アセンブリーはスプリング2
8によって前方へ移動され次いでリヤチャック18の前
方面はフロントチャック10の後方面に隣接する。この
作用により、ピストンロッド7は空間35に対応する所
定距離に応じてインジェクションカートリッジ2のリヤ
可動壁5を前方に移動し、その結果製剤6の所定投与量
がニードル4を介してカートリッジ2から放出される。
ヨーク30はリヤ固定リング22の前方移動の際追随
し、そしてカム32により妨げられることがなく、これ
はカムが前方を指しているからである。
【0031】一回量を投与した後、デバイスの各部品は
図2に示す位置にある。新しい一回量を投与のためにセ
ットする場合、カム32を適当な図示していないハンド
ル車又はノブによりそのシャフト33の回りを回転させ
る。カム32の運動は次にヨーク30を作動させて後方
に動かす。次にこの後方移動はリヤ固定リング22も後
方に動かし、それによりリヤチャック18のジョー19
はピストンロッド7の回りでゆるめられる。リヤチャッ
ク18にしっかり接続されたワッシャー24の前面に対
するスプリング23の作用によりワッシャー24、リヤ
チャック18、スプリング23及びリヤ固定リング22
の全集成体は後方に動き、ワッシャー24の後面がリヤ
横断壁9のスリーブ29の前面に隣接するに至る。この
後方移動の間、ピストンロッド7はフロントチャックの
保持作用により静止して保たれる。
図2に示す位置にある。新しい一回量を投与のためにセ
ットする場合、カム32を適当な図示していないハンド
ル車又はノブによりそのシャフト33の回りを回転させ
る。カム32の運動は次にヨーク30を作動させて後方
に動かす。次にこの後方移動はリヤ固定リング22も後
方に動かし、それによりリヤチャック18のジョー19
はピストンロッド7の回りでゆるめられる。リヤチャッ
ク18にしっかり接続されたワッシャー24の前面に対
するスプリング23の作用によりワッシャー24、リヤ
チャック18、スプリング23及びリヤ固定リング22
の全集成体は後方に動き、ワッシャー24の後面がリヤ
横断壁9のスリーブ29の前面に隣接するに至る。この
後方移動の間、ピストンロッド7はフロントチャックの
保持作用により静止して保たれる。
【0032】リヤチャック18及びワッシャー24が全
間隔を後方に動くと、リヤチャック18及びその固定リ
ング22の前面とフロントチャック10及びその固定リ
ング14の後面との間に空間35が再び生じる。この空
間35はセットした一回量に相当する。
間隔を後方に動くと、リヤチャック18及びその固定リ
ング22の前面とフロントチャック10及びその固定リ
ング14の後面との間に空間35が再び生じる。この空
間35はセットした一回量に相当する。
【0033】カム32が半回転し、それが後方を指しそ
してヨーク30がそのもっとも後方の位置にある場合、
この位置はリヤ固定リング22の位置としてスリーブ2
9の前面に隣接するワッシャー24に相当するそれより
さらにいくらか後方のそれに相当する。カム32をさら
に回転させるとヨーク30及リヤ固定リング22はスプ
リング23の作用によりいくらか前方に動き、その結果
リヤチャック18のジョー19はその新しい位置でピス
トンロッド7の回りにしっかりと固定される。
してヨーク30がそのもっとも後方の位置にある場合、
この位置はリヤ固定リング22の位置としてスリーブ2
9の前面に隣接するワッシャー24に相当するそれより
さらにいくらか後方のそれに相当する。カム32をさら
に回転させるとヨーク30及リヤ固定リング22はスプ
リング23の作用によりいくらか前方に動き、その結果
リヤチャック18のジョー19はその新しい位置でピス
トンロッド7の回りにしっかりと固定される。
【0034】この後方移動の間、スプリング28もコッ
クされ、そして新しい注射液を送り出す準備が整う。こ
の特徴が装置に自動注射特性を与え、そして注射製剤6
のセットされた一回量をインジェクションカートリッジ
2から針4を放出するために使用者が何等力を加える必
要がない。
クされ、そして新しい注射液を送り出す準備が整う。こ
の特徴が装置に自動注射特性を与え、そして注射製剤6
のセットされた一回量をインジェクションカートリッジ
2から針4を放出するために使用者が何等力を加える必
要がない。
【0035】装置は今や図1に示す状態にあり、新しい
一回量を投与する準備が整っている。これらのセッティ
ングと投与の段階は医師の指示した注射によりインジェ
クションカートリッジがからになるまで反復する。その
後カートリッジを除きそして新しいカートリッジを挿入
する。
一回量を投与する準備が整っている。これらのセッティ
ングと投与の段階は医師の指示した注射によりインジェ
クションカートリッジがからになるまで反復する。その
後カートリッジを除きそして新しいカートリッジを挿入
する。
【0036】図に示す装置の実施態様において、一回量
を投与しそして新しい一回量の投与のセッティングをす
るため、フロントチャック10は横断壁8に固定し、一
方リヤチャック18は前方及び後方に可動性にする。し
かしながら、固定チャックを可動チャックの後に置くこ
とも可能である。次に、可動チャックがあらかじめ決め
られた間隔の後で前方移動を停止するため、バレル1は
その内壁から延びる停止手段を備えることができる。こ
の実施態様に必要な改変は当業者の能力の範囲内であ
る。
を投与しそして新しい一回量の投与のセッティングをす
るため、フロントチャック10は横断壁8に固定し、一
方リヤチャック18は前方及び後方に可動性にする。し
かしながら、固定チャックを可動チャックの後に置くこ
とも可能である。次に、可動チャックがあらかじめ決め
られた間隔の後で前方移動を停止するため、バレル1は
その内壁から延びる停止手段を備えることができる。こ
の実施態様に必要な改変は当業者の能力の範囲内であ
る。
【0037】新しいカートリッジを挿入する前、ピスト
ンロッド7はそのもっとも後の開始位置に戻さなければ
ならない。これは両チャック10と18をゆるめること
により達成され、そしてこれはバレル1の壁の開口部を
経て適当な用具(図示していない)を挿入して、それぞ
れ2つの固定リング14と22が前方及び後方に動い
て、それぞれジョー11と19の回りのそれらの把持を
ゆるめるように配置することができる。次いで、新しい
カートリッジを挿入することができ、例えばバレル1の
フロント部分をそのリヤ部分からねじをはずし、カート
リッジ用内室に出入できるようになる。
ンロッド7はそのもっとも後の開始位置に戻さなければ
ならない。これは両チャック10と18をゆるめること
により達成され、そしてこれはバレル1の壁の開口部を
経て適当な用具(図示していない)を挿入して、それぞ
れ2つの固定リング14と22が前方及び後方に動い
て、それぞれジョー11と19の回りのそれらの把持を
ゆるめるように配置することができる。次いで、新しい
カートリッジを挿入することができ、例えばバレル1の
フロント部分をそのリヤ部分からねじをはずし、カート
リッジ用内室に出入できるようになる。
【0038】本発明の装置は、一室型と同じく二室型イ
ンジェクションカートリッジに適している。そのような
カートリッジは通常の性質のそれであり、それらの使用
のための設計及び準備はさらに詳しくここに説明する必
要はない。
ンジェクションカートリッジに適している。そのような
カートリッジは通常の性質のそれであり、それらの使用
のための設計及び準備はさらに詳しくここに説明する必
要はない。
【0039】ピストンロッド7をそのもっとも後の開始
位置に戻した場合、その前方端部はなお横断壁8から所
定の距離だけ突出していなければならない。一室カート
リッジを使用する場合、この距離は例えばバレル1のフ
ロント及びリヤ部分を一緒にねじ込むことにより、カー
トリッジをその正しい位置に置きそして注射装置が使用
できるように組み立てられ、準備が整った場合、ピスト
ンロッドの前端はインジェクションカートリッジの可動
壁5と相対する位置を占めていなければならない。二室
インジェクションカートリッジを使用する場合、ピスト
ンロッドの突出する長さは、カートリッジをその位置に
置きそして装置を一緒にねじ込んだ場合、ピストンロッ
ド7の前端がカートリッジのリヤ可動壁5を前方に押
し、その結果カートリッジの二室の二成分を装置の組立
ての間合併し、混合することができなければならない。
ピストンロッド7の適当な長さは当業者が容易に決める
ことができる。
位置に戻した場合、その前方端部はなお横断壁8から所
定の距離だけ突出していなければならない。一室カート
リッジを使用する場合、この距離は例えばバレル1のフ
ロント及びリヤ部分を一緒にねじ込むことにより、カー
トリッジをその正しい位置に置きそして注射装置が使用
できるように組み立てられ、準備が整った場合、ピスト
ンロッドの前端はインジェクションカートリッジの可動
壁5と相対する位置を占めていなければならない。二室
インジェクションカートリッジを使用する場合、ピスト
ンロッドの突出する長さは、カートリッジをその位置に
置きそして装置を一緒にねじ込んだ場合、ピストンロッ
ド7の前端がカートリッジのリヤ可動壁5を前方に押
し、その結果カートリッジの二室の二成分を装置の組立
ての間合併し、混合することができなければならない。
ピストンロッド7の適当な長さは当業者が容易に決める
ことができる。
【0040】投与のためにセットする一回量の大きさは
二つの固定リング14及び22の間及びワッシャー24
とリヤ横断壁9のスリーブ29の前面との間の空間35
により決定される。この空間35はフロント及びリヤ横
断壁8及び9の間の間隔を変えることによりセットする
ことができる。従って、これらの横断壁8と9の少なく
とも一つはセット間隔を変えられるように用意されるべ
きであり、そしてリヤ横断壁9が可動性であるのが好ま
しく、何故ならピストンロッド7がその開始位置にある
場合、この方がピストンロッド7がフロント横断壁8か
ら突出する距離を変えないからである。2つの横断壁8
と9との間の間隔のセッティングは特殊な用具を使用し
て医師及び薬剤師が行うことができ、そしてその後にお
いてはこのセッティングは簡単に変えられてはならな
い。このようにして、患者は常に同で、あらかじめ決め
られた用量が保証される。
二つの固定リング14及び22の間及びワッシャー24
とリヤ横断壁9のスリーブ29の前面との間の空間35
により決定される。この空間35はフロント及びリヤ横
断壁8及び9の間の間隔を変えることによりセットする
ことができる。従って、これらの横断壁8と9の少なく
とも一つはセット間隔を変えられるように用意されるべ
きであり、そしてリヤ横断壁9が可動性であるのが好ま
しく、何故ならピストンロッド7がその開始位置にある
場合、この方がピストンロッド7がフロント横断壁8か
ら突出する距離を変えないからである。2つの横断壁8
と9との間の間隔のセッティングは特殊な用具を使用し
て医師及び薬剤師が行うことができ、そしてその後にお
いてはこのセッティングは簡単に変えられてはならな
い。このようにして、患者は常に同で、あらかじめ決め
られた用量が保証される。
【0041】前に述べたように、一回量のセットが常に
インジェクションカートリッジの容量の1/Nであり、
Nは2又はそれより高い値の整数であることが本発明の
本質的な特徴である。このようにして、決められた数の
一回量が投与された場合、注射製剤が残ることがないこ
とが保証される。インジェクションカートリッジは円筒
状であり、セットされた一回量はカートリッジのリヤ可
動壁5の移動の決められた距離として表され、そして正
しいセッティングは適当なスケールなどの助けを借りて
行うことができる。
インジェクションカートリッジの容量の1/Nであり、
Nは2又はそれより高い値の整数であることが本発明の
本質的な特徴である。このようにして、決められた数の
一回量が投与された場合、注射製剤が残ることがないこ
とが保証される。インジェクションカートリッジは円筒
状であり、セットされた一回量はカートリッジのリヤ可
動壁5の移動の決められた距離として表され、そして正
しいセッティングは適当なスケールなどの助けを借りて
行うことができる。
【0042】上に示す本発明の注射装置は特に本発明の
方法に適合しており、なぜなら投与する一回量のセッテ
ィングは先行技術の方法と装置におけるように段階的で
はなく連続的に行うことができるからである。異なるイ
ンジェクションカートリッジに異なる濃度の範囲の注射
製剤を組み合わせることにより、患者に対する製剤の正
しい用量を与え、同時に製剤の使い残りを生じることが
なく、従って高価な製剤の廃棄物がなくなる注射システ
ムを提供することが可能になる。
方法に適合しており、なぜなら投与する一回量のセッテ
ィングは先行技術の方法と装置におけるように段階的で
はなく連続的に行うことができるからである。異なるイ
ンジェクションカートリッジに異なる濃度の範囲の注射
製剤を組み合わせることにより、患者に対する製剤の正
しい用量を与え、同時に製剤の使い残りを生じることが
なく、従って高価な製剤の廃棄物がなくなる注射システ
ムを提供することが可能になる。
【0043】本明細書には、本発明の装置を図面に示し
た特定の例を参照して記述した。しかしながら、この実
施態様は一つの例を示したのみであり、従って本発明の
他の実施態様及び変種を添付の特許請求の範囲の中で可
能であることに留意すべきである。
た特定の例を参照して記述した。しかしながら、この実
施態様は一つの例を示したのみであり、従って本発明の
他の実施態様及び変種を添付の特許請求の範囲の中で可
能であることに留意すべきである。
【0044】さらに、本発明はもっとも好ましい実施態
様、すなわちインジェクションカートリッジから経腸注
射液投与のための方法及び装置を参照して詳細に記述し
たが、これが本発明の唯一の可能な適用ではない。本発
明の方法と装置を経腸注射以外の他の投与経路、例えば
鼻内、眼内、局所、直腸内及び耳内投与により医薬品の
投与に使用することも可能である。次いで注射針を何等
かの他の投与手段に置き換えること、及び必要となり得
る他の装置の改変は当業者にとって明白なことである。
様、すなわちインジェクションカートリッジから経腸注
射液投与のための方法及び装置を参照して詳細に記述し
たが、これが本発明の唯一の可能な適用ではない。本発
明の方法と装置を経腸注射以外の他の投与経路、例えば
鼻内、眼内、局所、直腸内及び耳内投与により医薬品の
投与に使用することも可能である。次いで注射針を何等
かの他の投与手段に置き換えること、及び必要となり得
る他の装置の改変は当業者にとって明白なことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】注射液が投与される前の装置を示す。
【図2】注射液が投与された後における装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グスターヴソン,マリー−ルイーズ スウエーデン国エス−11420ストツクホル ム.ビルイエルヤールスガタン104 (72)発明者 カルスキー,ヤーコプ スウエーデン国エス−13234サルトシエー ブーウ.シエーエンクスヴエイエン61 (72)発明者 レヴアンデル,グスターヴ スウエーデン国エス−16128ブロンマ.イ エルプステイーゲン16 (72)発明者 イユングクヴイスト,オツレ スウエーデン国エス−18367テビユー.ハ ーヴレヴエイエン21 (72)発明者 ストリヨーム,アーンデルス スウエーデン国エス−11257エンシエーデ. テートルプスヴエイエン14アー (72)発明者 ヴイルデイング,ヨーナス スウエーデン国エス−18162リデインイヨ. サルトシエーヴエイエン37ベー
Claims (4)
- 【請求項1】 薬剤を含む液体製剤(6)を排出する出口
(4)が設けられた固定前壁(3)と、投与機構に連結され
たピストンロッド(7)の運動により前記液体製剤を前記
出口から排出するためのピストンの作用をする可動後壁
(5)とを有する規定容量の多数回投与容器(2)から、一
定量の前記薬剤を繰り返し投与するための液体製剤投与
方法であって、 (a) 前記一定量の薬剤を投与するために、(i)前記多
数回投与容器に含まれる液体製剤の薬剤の濃度と(ii)前
記多数回投与容器の規定容量の1/N(Nは2以上の整
数)である部分容量との組み合わせを選択するステップ
と、 (b) 前記濃度の液体製剤を前記規定容量を含む多数回
投与容器(2)を、前記ピストンロッド(7)及び前記投与
機構に連結するステップと、 (c) 連続したN回の前記ピストンロッドによる排出ス
トロークを行い、各ストロークにおいては、前記可動後
壁(5)を移動させ前記部分容量の前記液体製剤を排出す
るステップ、とからなり、連続したN回の排出ストロー
クの後、前記多数回投与容器(2)を空にすることを特徴
とする、上記方法。 - 【請求項2】 異なる濃度の液体製剤が入った一連の多
数回投与容器を用意するステップを含み、前記(a)(i)
に定めた濃度を選択するステップは前記一連の多数回投
与容器からの選択を行うステップからなることを特徴と
する請求項1に記載の液体製剤投与方法。 - 【請求項3】 前記ステップ(c)の連続した排出ストロ
ークを行う前に、予め設定された長さだけ前記ピストン
ロッドを前方へ繰り返し移動させる前記投与機構を、前
記部分容量の液体製剤を排出するように設定するステッ
プを含み、前記ステップ(c)の連続した排出ストローク
は前記設定された投与機構を繰り返し動作させるステッ
プからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の液
体製剤投与方法。 - 【請求項4】 前記Nは2〜42の整数であることを特
徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体製剤
投与方法。
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