JP2001269375A - 圧迫装置及び圧迫装置を備えたマッサージ機及び圧迫装置を備えた血圧計 - Google Patents

圧迫装置及び圧迫装置を備えたマッサージ機及び圧迫装置を備えた血圧計

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JP2001269375A
JP2001269375A JP2000087731A JP2000087731A JP2001269375A JP 2001269375 A JP2001269375 A JP 2001269375A JP 2000087731 A JP2000087731 A JP 2000087731A JP 2000087731 A JP2000087731 A JP 2000087731A JP 2001269375 A JP2001269375 A JP 2001269375A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速、高変位の圧迫装置を提供する。 【解決手段】 シート状の絶縁伸縮材料からなる伸縮部
1の両面に導電性伸縮材料からなる電極2とを設けたア
クチュエータ4と、前記電極2に電圧を印加するための
電圧印可部3と、前記アクチュエータ4の電圧印可時に
おける伸縮動作を規制するための外周規制部5と、前記
アクチュエータ4の末端を固定するための固定設置部6
を備える圧迫装置である。前記外周規制部5の略中央部
に被圧迫部7を設置し、該アクチュエータ4を弓状に変
形させ、被圧迫部7を圧迫する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧迫装置及び圧迫
装置を備えたマッサージ機及び圧迫装置を備えた血圧計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から特開平2−265752号公報
が知られている。この特開平2−265752号公報に
示された装置は、図15に示すようにダイヤフラム型変
位素子30に形状記憶合金を用い、形状記憶合金間に介
在した加熱装置31により形状記憶合金を加熱し、弓形
の運動を起こすことで、インク32を圧縮するようにし
ている。
【0003】上記の従来例にあっては、ダイヤフラム型
変位素子に形状記憶合金を用いているので、変位量(<
5%)、動作速度(数Hz)に限界があり、高速、高変
位機器への対応が不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、高速、高変位の圧迫装置及び
圧迫装置を備えたマッサージ機を提供することを主たる
課題とし、また、電極の兼用によるアクチュエータ間の
絶縁部が不要となり、また、圧迫力を向上でき、また、
圧迫むらを防止でき、更に、被圧迫部をより均一に圧迫
できると共にコストダウンをはかることができる圧迫装
置及び圧迫装置を備えたマッサージ機及び圧迫装置を備
えた血圧計を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る圧迫装置は、シート状の絶縁伸縮材料か
らなる伸縮部1の両面に導電性伸縮材料からなる電極2
を設けたアクチュエータ4と、前記電極2に電圧を印加
するための電圧印可部3と、前記アクチュエータ4の電
圧印可時における伸縮動作を規制するための外周規制部
5と、前記アクチュエータ4の末端を固定するための固
定設置部6を備える圧迫装置であって、前記外周規制部
5の略中央部に被圧迫部7を設置し、該アクチュエータ
4を弓状に変形させ、被圧迫部7を圧迫することを特徴
とするものである。このような構成とすることで、アク
チュエータ4の両面の電極2に電圧を印加することで外
周規制部5で規制した状態でアクチュエータ4を伸縮さ
せて高速・高変位で被圧迫部7を圧迫するものである。
【0006】また、伸縮部1と電極2が交互に複数層形
成され、且つ、電極2極性が交互に反転するように電極
2が電圧印可部3に接続してあることが好ましい。この
ような構成とすることで、電極2の兼用によるアクチュ
エータ4間の絶縁が不要となり、又、アクチュエータ4
により発生する圧迫力が向上するものである。
【0007】また、固定設置部6がアクチュエータ4端
部全域に設置してあることが好ましい。このような構成
とすることで、アクチュエータ4が端部側に変位するこ
とがなくて、被圧迫部7側に効果的に変位させることが
できることになる。
【0008】また、アクチュエータ4が外周規制部5の
軸方向に設置され、且つ、該アクチュエータ4が外周規
制部5の円周方向全体にわたり形成してあることが好ま
しい。このような構成とすることで、被圧迫部7を全周
圧迫により圧迫むらなく圧迫できることになる。
【0009】また、アクチュエータ4が外周規制部5内
側面全周に配置され、アクチュエータ4と外周規制部5
を固定するための固定設置部6がアクチュエータ4内側
に少なくとも2つ以上設置してあることが好ましい。こ
のような構成とすることで、被圧迫部7をより均一に圧
迫することができ、また、アクチュエータ4材料を一体
化して構成を簡略化できることになる。
【0010】また、アクチュエータ4が外周規制部5内
側軸方向全域に配置され、アクチュエータ4と外周規制
部5を固定するための固定設置部6が軸方向に且つアク
チュエータ4内側に少なくとも2つ以上設置してあるこ
とが好ましい。このような構成とすることで、被圧迫部
7をより均一に圧迫することができ、また、アクチュエ
ータ4材料を一体化して構成を簡略化できることにな
る。
【0011】また、本発明の圧迫装置を備えたマッサー
ジ機は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の圧迫
装置8を具備して成ることを特徴とするものである。こ
のような構成とすることで、多自由度で、高速・高変位
の圧迫ができる圧迫装置8により多自由度マッサージが
できるマッサージ機を提供できるものである。
【0012】また、圧迫装置を備えた血圧計は、請求項
1乃至請求項6のいずれかに記載の圧迫装置8を具備し
て成ることを特徴とするものである。このような構成と
することで、多自由度で、高速・高変位の圧迫ができる
圧迫装置8により効果的な圧迫ができる血圧計を提供で
きるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0014】アクチュエータ4を外周規制部5に沿わ
せ、アクチュエータ4の末端を外周規制部5に固定設置
部6において固定して圧迫装置8を構成してある。図1
において、外周規制部5は布等の伸縮しないが変形性を
備えたシート状物を略筒状に丸めて両端部を着脱自在に
結合したもの、あるいは筒状または断面略C字状をした
割り筒状または略コ字状等をした剛性を有するもであ
り、この外周規制部5の内面側に周方向に複数のアクチ
ュエータ4が配置してあって、複数のアクチュエータ4
の両末端をそれぞれ固定設置部6により外周規制部5に
固定してある。
【0015】アクチュエータ4は、シート状の絶縁伸縮
材料からなる伸縮部1と、該伸縮部1の両面に導電性伸
縮材料からなる電極2とを有し、電極2にリード線10
を介して電圧印可部3を接続することで構成してあり、
電圧印可部3から電極2に電圧を印加することでシート
状の絶縁伸縮材料からなる伸縮部1が図2(a)、図2
(b)のように弓状に伸縮するようになっている。
【0016】伸縮部1を構成するシート状の絶縁伸縮材
料はアクリルエラストマー、シリコン等の柔軟性を有
し、且つ誘電率の高い(1.0F/m)材料である。ま
た、電極2は上記材料の液状状態のものにカーボンブラ
ック、貴金属フィラー等を混入して電気導電性を確保し
たものを用いる。電極2にリード線10を接合するには
図3に示すように、電極2の末端に銅等をメッキし、こ
のメッキ面11にリード線10をハンダ付けするもので
ある。
【0017】また、外周規制部5としては筒状または断
面略C字状をした割り筒状または略コ字状をした絶縁性
の剛体の場合アクリル、エンプラ等により形成してある
が、これにのみ限定されず、布等のシート状物の場合に
は略筒状に丸めて被圧迫部7に巻き付けたものであって
もよい。
【0018】固定設置部6はアクリル、エンプラ等の絶
縁性の剛体により形成してあり、例えば図4のように、
外周規制部5との結合はねじ締め、圧入等により行うも
のである。
【0019】しかして、外周規制部5の略中央部に被圧
迫部7を設置し、該アクチュエータ4を弓状に変形さ
せ、被圧迫部7を圧迫するものである。この場合、アク
チュエータ4の両面の電極2に電圧を印加することでア
クチュエータ4を伸縮できるので、高速・高変位の圧迫
動ができるものである。
【0020】ここで、シート状の絶縁伸縮材料からなる
伸縮部1の両面の電極2に電圧印可部3から電圧を印加
することで伸縮部1が伸縮するメカニズムにつき説明す
る。シート状の絶縁伸縮材料の両側に電圧をかけると誘
電分極が生じてシート状の絶縁伸縮材料に電歪が生じて
伸縮するという現象が生じるものであり、本発明のアク
チュエータ4はこの現象を利用して伸縮部1を伸縮させ
るようにしている。
【0021】図5(a)に示すようなシリコン等のポリ
マー製のシート状の絶縁伸縮材料よりなる伸縮部1の両
面に導電性伸縮材料からなる柔軟な電極2を設けたアク
チュエータ4の厚みをtとし、電圧印可部3から電極2
に印加する電圧をVとした場合における図5(b)にお
いてPで示す発生応力(等方)、Δzで示す電解方向歪
み(収縮)、Δxで示す電解と垂直方向の歪み(延伸)
は以下の式で求められる。なお、下式において、e0
r:ポリマーの誘電率(F/m),E:電極間の電解
(V/m),Y:ポリマーのヤング率(Pa)である。 ・発生応力(等方) P=e0・εr・E2=ε0・εr・V2/t2(pa) ・電解方向歪み(収縮) Δz=ε0・εr・E2/Y=ε0・εr・V2/Y・t
2(%) ・電解と垂直方向の歪み(延伸) Δx=0.5・ε0・εr・E2/Y=0.5ε0・εr
2/Y・t2(%) 図6には本発明の圧迫装置8の他の実施形態が示してあ
る。本実施形態においては、外周規制部5内に外周規制
部5の軸方向に沿って複数のアクチュエータ4を配置
し、各アクチュエータ4の両末端をそれぞれ固定設置部
6により外周規制部5に固定してある。この実施形態に
おいては外周規制部5内に軸方向に被圧迫部7を配置し
てアクチュエータ4により被圧迫部7を圧迫する際、軸
方向における圧迫箇所が増えることになる。もちろん、
本実施形態において、外周規制部5内の周方向にも複数
のアクチュエータ4を取り付けるようにしてもよいもの
である。この場合には軸方向の複数箇所、周方向の複数
箇所で被圧迫部7を圧迫することができるものである。
【0022】図7には本発明の圧迫装置8に用いるアク
チュエータ4の他の実施形態が示してある。本実施形態
においては、前記アクチュエータ4において、前記伸縮
部1と前記電極2とが交互に複数層形成してあり、しか
も、電極2極性が交互に反転するように電極2が電圧印
可部3に接続してある。本実施形態のように伸縮部1と
電極2を交互に複数層形成し、且つ、電極2極性が交互
に反転するように電極2を電圧印可部3に接続した構成
のアクチュエータ4を用いることで、電極2の兼用によ
るアクチュエータ4間の絶縁が不要となり、又、アクチ
ュエータ4により発生する被圧迫部7を圧迫する圧迫力
が向上するものである。
【0023】次に、図8に基づいて本発明の更に他の実
施形態につき説明する。本実施形態においては、図8
(a)に示すように、アクチュエータ4の端部全域に固
定設置部6を設けてアクチュエータ4の端部全域を固定
設置部6により外周規制部5に固定するようにしてあ
る。このようにアクチュエータ4端部全域に固定設置部
6を設けることで、固定設置部6により固定されるアク
チュエータ4の端部全域が変位せず、このため、図8
(b)に示すように、伸縮による変位がすべてアクチュ
エータ4の端部全域に囲まれた中央部に効果的に集中し
て、圧迫力を向上させることができるものである。
【0024】ここで、図9(a)に示すように、アクチ
ュエータ4の両端部の全域に固定設置部6を設けてアク
チュエータ4の両端部全域を固定設置部6により外周規
制部5に固定するようにしてもよい。このようにアクチ
ュエータ4の両端部全域に固定設置部6を設けること
で、固定設置部6により固定されるアクチュエータ4の
両端部全域が変位せず、このため、伸縮による変位がす
べてアクチュエータ4の両端部間の中央部分に効果的に
集中して、図9(b)のように変形して圧迫力を向上さ
せることができるものである。
【0025】上記図8や図9に示す実施形態においては
外周規制部5へのアクチュエータ4の固定設置部6によ
る固定はかしめによる固定よりもアクチュエータ4の端
縁部に沿って縁板を当ててねじ締めなどにより固定する
のがよい。
【0026】次に、図10に基づいて本発明の更に他の
実施形態につき説明する。本実施形態においては、図1
0に示すように、アクチュエータ4を外周規制部5の軸
方向に設置すると共に該アクチュエータ4を外周規制部
5の円周方向全体にわたり形成してある。本実施形態に
おいては、アクチュエータ4が略筒状をしていて軸方向
の両末端の全周部を外周規制部5の内周部の軸方向の両
端部の円周方向全体にわたり固定設置部6により固定し
てある。このように、アクチュエータ4を外周規制部5
の軸方向に設置すると共に該アクチュエータ4を外周規
制部5の円周方向全体にわたり形成することで、外周規
制部5の略中央部に被圧迫部7を設置し、電極2に電圧
を印加してアクチュエータ4を変形させ、被圧迫部7を
全周圧迫により圧迫むらなく圧迫できるものである。
【0027】次に、図11に基づいて本発明の更に他の
実施形態につき説明する。本実施形態においては、図1
1に示すように、一つのアクチュエータ4を外周規制部
5の内側面全周に配置してあり、アクチュエータ4を外
周規制部5の周方向の複数箇所で固定設置部6により少
なくとも2つ以上で固定してある。しかして、本実施形
態においては、外周規制部5の略中央部に被圧迫部7を
設置し、電極2に電圧を印加してアクチュエータ4を変
形させると、周方向において複数箇所で固定設置部6に
より固定されることで周方向に複数に分割されたアクチ
ュエータ4の周方向に分割された部分が、被圧迫部7を
全周圧迫により圧迫むらなく圧迫することになる。ま
た、アクチュエータ4材料を一体化して構成を簡略化で
きるものである。
【0028】次に、図12に基づいて本発明の更に他の
実施形態につき説明する。本実施形態においては、一つ
のアクチュエータ4を外周規制部5の内側の軸方向全域
に配置し、アクチュエータ4を外周規制部5の軸方向の
少なくとも2箇所以上で固定設置部6により周方向の全
周にわたって固定してある。この実施形態においては外
周規制部5内に軸方向に被圧迫部7を配置してアクチュ
エータ4により被圧迫部7を圧迫する際、軸方向におけ
る圧迫箇所が増え、被圧迫部7のより均一な圧迫が可能
となる。
【0029】上記した各実施形態に示すアクチュエータ
4を用いた本発明の圧迫装置は、モータで得ることがで
きない小型・無音・高出力の圧迫装置として、種々のヒ
ューマンメカトロニクスに応用することができるもので
ある。例えば、マッサージ機、介護機器等人間に直接働
きかける動作機構に適用し、小型・軽量化に貢献するこ
とができるものである。例えば、マッサージ機、血圧
計、介護機器等人間に直接働きかける動作機構に適用
し、小型・軽量化に貢献することができるものである。
【0030】図13には本発明の圧迫装置8を備えたマ
ッサージ機15の例が示してある。図13において外周
規制部5で脚(例えばふくらはぎ)や腕等の人体の被治
療部である被圧迫部7を囲んで被圧迫部7を外周規制部
5内に位置させ、この状態でアクチュエータ4の両面の
電極2に電圧を印加しアクチュエータ4を弓状に変形さ
せて被治療部である被圧迫部7を圧迫してマッサージを
おこなうものである。
【0031】図14には本発明の圧迫装置8を備えた血
圧計16の例が示してある。図14において外周規制部
5で指や腕等の被圧迫部7を囲んで被圧迫部7を外周規
制部5内に位置させ、この状態でアクチュエータ4の両
面の電極2に電圧を印加しアクチュエータ4を弓状に変
形させて被治療部である被圧迫部7を圧迫して、このよ
うにアクチュエータ4をカフ帯として利用することで血
圧を測定するものである。これにより、小型で性能のよ
い血圧計16を提供することができる。
【0032】また、本発明の圧迫装置8は小型の止血装
置として用いることもできるものである。
【0033】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、シート状の絶縁伸縮材料からなる伸縮部
の両面に導電性伸縮材料からなる電極とを設けたアクチ
ュエータと、前記電極に電圧を印加するための電圧印可
部と、前記アクチュエータの電圧印可時における伸縮動
作を規制するための外周規制部と、前記アクチュエータ
の末端を固定するための固定設置部を備える圧迫装置で
あって、前記外周規制部の略中央部に被圧迫部を設置
し、該アクチュエータを弓状に変形させ、被圧迫部を圧
迫するので、アクチュエータの両面の電極に電圧を印加
することで外周規制部で規制した状態でアクチュエータ
を伸縮させて高速・高変位で被圧迫部を圧迫できるもの
である。
【0034】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、伸縮部と電極が
交互に複数層形成され、且つ、電極極性が交互に反転す
るように電極が電圧印可部に接続してあるので、電極の
兼用によりアクチュエータ間の絶縁が不要となって構成
が簡略化でき、又、アクチュエータにより発生する圧迫
力を向上させることができるものである。
【0035】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、固定設置部がア
クチュエータ端部全域に設置してあるので、アクチュエ
ータが端部側に変位することがなくて、被圧迫部側に効
果的に変位させることができるものである。
【0036】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、アクチュエータ
が外周規制部の軸方向に設置され、且つ、該アクチュエ
ータが外周規制部の円周方向全体にわたり形成してある
ので、被圧迫部を全周圧迫により圧迫むらなく圧迫すう
ことができて、圧迫むらを無くすことができるものであ
る。
【0037】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、アクチュエータ
が外周規制部内側面全周に配置され、アクチュエータと
外周規制部を固定するための固定設置部がアクチュエー
タ内側に少なくとも2つ以上設置してあるので、被圧迫
部をより均一に圧迫することができるものであり、ま
た、アクチュエータ材料を一体化して構成を簡略化でき
るものである。
【0038】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、アクチュエータ
が外周規制部内側軸方向全域に配置され、アクチュエー
タと外周規制部を固定するための固定設置部が軸方向に
且つアクチュエータ内側に少なくとも2つ以上設置して
あるので、被圧迫部をより均一に圧迫することができる
ものであり、また、アクチュエータ材料を一体化して構
成を簡略化することができるものである。
【0039】また、請求項7記載の圧迫装置を備えたマ
ッサージ機にあっては、上記請求項1乃至請求項6のい
ずれかに記載の圧迫装置を具備しているので、多自由度
で、高速・高変位の圧迫ができる圧迫装置により多自由
度で効果的なマッサージができるマッサージ機を提供で
きるものである。
【0040】また、請求項8記載の圧迫装置を備えた血
圧計にあっては、上記請求項1乃至請求項6のいずれか
に記載の圧迫装置を具備しているので、多自由度で、高
速・高変位の圧迫ができる圧迫装置により効果的な圧迫
ができる血圧計を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧迫装置の一実施形態の概略斜視図で
ある。
【図2】(a)は同上のアクチュエータの概略構成図で
あり、(b)はアクチュエータを伸ばした状態の概略構
成図である。
【図3】同上のアクチュエータの電極にリード線を接続
する部分の断面図である。
【図4】同上のアクチュエータを固定設置部により外周
規制部に固定している部分の断面図である。
【図5】(a)(b)は同上のアクチュエータの動作原
理を説明するための動作原理説明図である。
【図6】本発明の他の実施形態の一部破断した斜視図で
ある。
【図7】本発明に用いるアクチュエータの他の実施形態
を示す概略構成図である。
【図8】同上のアクチュエータの更に他の実施形態を示
し、(a)はアクチュエータの変形前を示す説明図であ
り、(b)は変形して圧迫する状態の説明図である。
【図9】同上のアクチュエータの更に他の実施形態を示
し、(a)はアクチュエータの変形前を示す説明図であ
り、(b)は変形して圧迫する状態の説明図である。
【図10】本発明の圧迫装置の更に他の実施例を示し、
(a)は側面図であり、(b)は正面断面図である。
【図11】同上の圧迫装置の更に他の実施形態を示す断
面図である。
【図12】同上の圧迫装置の更に他の実施形態の一部破
断した斜視図である。
【図13】本発明の圧迫装置を用いたマッサージ機の概
略説明図である。
【図14】本発明の圧迫装置を用いた血圧計の概略説明
図である。
【図15】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 伸縮部 2 電極 3 電圧印可部 4 アクチュエータ 5 外周規制部 6 固定設置部 7 被圧迫部 8 圧迫装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の絶縁伸縮材料からなる伸縮部
    の両面に導電性伸縮材料からなる電極を設けたアクチュ
    エータと、前記電極に電圧を印加するための電圧印可部
    と、前記アクチュエータの電圧印可時における伸縮動作
    を規制するための外周規制部と、前記アクチュエータの
    末端を固定するための固定設置部を備える圧迫装置であ
    って、前記外周規制部の略中央部に被圧迫部を設置し、
    該アクチュエータを弓状に変形させ、被圧迫部を圧迫す
    ることを特徴とする圧迫装置。
  2. 【請求項2】 伸縮部と電極が交互に複数層形成され、
    且つ、電極極性が交互に反転するように電極が電圧印可
    部に接続してあることを特徴とする請求項1記載の圧迫
    装置。
  3. 【請求項3】 固定設置部がアクチュエータ端部全域に
    設置してあることを特徴とする請求項1記載の圧迫装
    置。
  4. 【請求項4】 アクチュエータが外周規制部の軸方向に
    設置され、且つ、該アクチュエータが外周規制部の円周
    方向全体にわたり形成してあることを特徴とする請求項
    1記載の圧迫装置。
  5. 【請求項5】 アクチュエータが外周規制部内側面全周
    に配置され、アクチュエータと外周規制部を固定するた
    めの固定設置部がアクチュエータ内側に少なくとも2つ
    以上設置してあることを特徴とする請求項1記載の圧迫
    装置。
  6. 【請求項6】 アクチュエータが外周規制部内側軸方向
    全域に配置され、アクチュエータと外周規制部を固定す
    るための固定設置部が軸方向に且つアクチュエータ内側
    に少なくとも2つ以上設置してあることを特徴とする請
    求項4記載の圧迫装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の圧迫装置を具備して成ることを特徴とする圧迫装置を
    備えたマッサージ機。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の圧迫装置を具備して成ることを特徴とする圧迫装置を
    備えた血圧計。
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JP2008062065A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Samsung Electronics Co Ltd 圧力印加装置およびこれを備えた生体信号測定装置

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